配管技術 発売日・バックナンバー

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2,178円
■解説
〔展望・解説〕
〇水素社会実現のためのモデル構築に向けて/福島県商工労働部産業創出課/菅家拓也
「再生可能エネルギー先駆けの地」を目指す福島県において、水素社会実現のためのモデル構築に向けて進められている取り組みについて紹介する。

〇巨大負熱膨張材料を用いた熱膨張制御/東京工業大学 フロンティア材料研究所/東 正樹
種々の負熱膨張セラミックスについて解説し、サイト間電荷移動によって、既存材料の6倍もの負の熱膨張を示すBiNi1-xFexO3と、それをエポキシ樹脂に分散させたゼロ熱膨張コンポジットを紹介する。

〇低炭素社会に向けた流動層ガス化技術/㈱IHI/中澤 亮
循環流動層ボイラ技術を応用したガス化炉TIGARの石炭・バイオマスガス化実証試験結果について解説するとともに、バイオマスシンガスを用いたバイオリファイナリ等による低炭素社会への貢献について論ずる。

〇 CO2の有価物転換方法としてのメタネーション技術/㈱IHI/崔 原栄
当社は温室効果ガス排出削減方法として、CO2と水素をカーボンニュートラルなメタン・軽質オレフィンに転換するカーボンリサイクルに取組んでいる。本稿では、メタン製造に関するプロセス・触媒・試験設備について紹介する。

〔施工〕
〇配管架台のアンカー固定に用いられる箱抜きパイプの特性について/㈱栗本鐵工所/波多 翼
箱抜き用ワインディングパイプは、配管架台や機械のアンカーボルト設置用の基礎孔を設ける材料とし永らく使用されている。捨て型枠とし利用できる利点に加え、薄板鉄板をスパイラル製管する際にリブを付ける事で付着性能を高める特徴を持つ。今回、箱抜き用ワインディングパイプの付着性能及び施工例の概要について紹介する。

〔運転・管理〕
〇ステンレス鋼管内面の耐食化/㈱アサヒメッキ/川見和嘉
電解研磨と独自の化学酸化発色処理法を組み合わせた表面改質技術により、ステンレス鋼表面に最大250nm厚さの緻密な不動態酸化膜を形成し、塩素イオンや水素等の腐食因子を有効に遮断する防食技術に関する取り組み事例を紹介する。

■連載
〇切断技術の基礎と応用 第2回
熱切断の概要とガス切断/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
切断法には機械的切断と熱切断があり、そのうちの熱切断についてその概要と特徴を説明した。更にガス切断については、原理および性能等について詳しく述べた。

〇配管解析の基礎7/㈲アリモテック 有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造
配管系の強度解析では個々の部品に特有の応力・ひずみ挙動の理解が求められる。連載の第7回目では、直管に対する応力・弾性ひずみ・変形の解析について解説する。断面が真円から外れる場合やせん断変形の取り扱いについても述べる。

■シリーズ:プラント産業を支えてきたロングセラー製品
〇30年以上の実績をもつ純国産3次元プラント設計CADシステム/日本インターグラフ㈱/畑仲直行
本稿では、約30年もの間ロングセラーを続けてきた3次元プラント設計CADシステム「EYECAD」の開発経緯と長年支持されてきた点について紹介する。

■特集:火力発電プラントを支える技術
〇火力発電プラント建設・保守の最新動向/東芝エネルギーシステムズ㈱/白石裕樹・山宮 孝・岩田雄太
再生可能エネルギー導入拡大の低炭素社会の中、依然不可欠な火力発電設備の安定稼働に貢献する為、当社が手掛ける高運用性・高効率最新発電設備の建設動向ならびに保守技術の最新トピックの概要について紹介する。

〇ゼロエミッションを目指す次世代火力発電システムの技術開発動向/東北テクノアカデミア産学連携事務所/大地昭生
近年、異常気象に伴う災害が地球規模で頻発している。これは、明らかに温室効果ガス(主としてCO2)の増加に起因していると思われ、CO2の削減は喫緊の課題である。このような背景から、政府は2018年7月、第5次エネルギー基本計画を閣議決定した。本稿ではこのエネルギー基本計画の概要、カーボンリサイクルの概念、ゼロエミッションを目指す各種次世代火力発電システムの技術開発動向について紹介する。

■製品技術情報
〇高差圧・高流速に対応するロータリーコントロール弁/巴バルブ㈱/日根野陽介
一般的なバタフライ弁を制御弁として使用する場合、中間開度でキャビテーションを起こしやすい、低開度領域において流量の制御が難しい等の弱点を持つ。これらの弱点を克服した高性能制御弁「DTMシリーズ」を紹介する。

〇超音波連続板厚測定装置の紹介/㈱ウィズソル/永田博幸
プラント施設の配管設備に発生する内部の腐食を調査、ロボット型連続板厚測定装置を用いて検査の効率化を図る。複数の超音波センサを搭載した走行ロボットの概要について解説し、配管設備への適用事例を紹介する。
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■解説
〔展望・解説〕
○ロボット研究開発拠点“福島ロボットテストフィールド”/(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構 安達弘典・三枝芳行
福島イノベーション・コースト構想の一環として南相馬市に整備された福島ロボットテストフィールドの概要と、化学プラントを模擬した試験設備を紹介する。

○ローカル.グローバルアプローチ/QuEST Global Services Pte. Ltd./Srikanth Subba Rao
日本におけるエンジニアリング人材不足課題に対して、我が国インドとの社会的背景比較を説き、 QuEST Globalが提供するサービス概要と課題解決に向けたローカル .グローバルデリバリチェーンの手法を紹介する。

○冷房需要の増加と地球温暖化(後編)/LNG経済研究会/奥田 誠
夏季の酷暑化に伴い冷房需要が増えてきている。今後は、新興国の生活レベル向上に伴う冷房需要の増加も加わり、冷房用エネルギー消費量の大幅な増加が見込まれる。本稿では、冷房需要増加と地球温暖化の関わりについて紹介する。

〔設計〕
○Javaベースのフリーウエアによるビジュアル表現プログラミング/E&Sコンサルタント安藤/安藤文雄
情報化社会において、論理的思考能力の構築とそのビジュアル表現の能力の重要性が高まっています。物理現象のビジュアル化をはじめ、アートの世界での芸術表現のツールの一つである Javaをベースの Processingの概要を解説する。

○バルブのモデル選定における顆粒流理論の応用/北京航天石化技術装備工程有限公司/王 建強・王 新成
本稿は、粒子流流動制御問題について、粒子流制御バルブに対するモデル選定理論根拠とモデル選定方法を提出した。粒子流流動プロセス中の希薄流 -密集流流量変換、調節密集流流量調節及び粒子流詰まり等の流動状態に関する研究成果について、プロセス産業に使用できる粒子流制御バルブのモデル選定設計の理論経験公式を纏めて抽出し、且つ、粒子流制御面における我々の実際経験と結びつき、粒子流制御バルブのモデル選定方法を述べて、粒子流に対する正確な制御実現に役立つ。

〔施工〕
○レーザ溶接技術の社会インフラへの適用/㈱IHIインフラシステム/松本直幸/㈱IHI/猪瀬幸太郎
社会インフラに対するレーザ溶接適用に関する取組みとして、レーザ溶接により製作した橋梁部材の実橋への適用事例およびレーザき裂補修溶接技術に関する基礎試験結果について紹介する。

〔運転・管理〕
○熱可塑性樹脂を用いた新たな防錆技術/東京電設サービス㈱/江原祐史
我が国の高度経済成長期に建設されたプラント設備は、経年劣化が進行している。中でも腐食の進行によるトラブル発生が多くなっており、この対策が課題となっている。そこで、腐食の発生、進行を抑える新たな防錆技術を提案する。

■シリーズ
○ステンレス鋼と腐食の基礎 第3回
ステンレス鋼の耐食性に及ぼす仕上げと溶接の影響/ニッケル協会/遅沢浩一郎
ステンレス鋼の耐食性、特に耐孔食性、に及ぼす表面仕上げ方法(研磨・酸洗など)の影響および溶接の影響について概説した。表面仕上げによって、表面の不動態皮膜の Cr量が増加すると耐孔食性が向上する。

○プラント産業を支えてきたロングセラー製品
スプリングハンガの変遷/三和テッキ㈱/栗原 仁
これまで発電プラント等で数多く使用されてきた当社スプリングハンガについての変遷を紹介する。

■連載
○切断技術の基礎と応用 第1回
切断技術の概要と機械的切断/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
切断加工は、すべての鋼構造物製造の最初の工程であり、後工程に影響を与える重要な技術である。切断技術に関する連載の第 1回目であるので、先ずは切断技術の概要、歴史、種類などの基礎について説明する。

■製品技術情報
○小型・軽量X線検査装置/システム/富士電機㈱/住川 健
ユーザーの使用目的や運用方法などのバリエーションに合わせて、 X線発生器とデジタル検出器と PC+ソフトウェアで構成する小型・軽量X線検査装置システム。特長、配管検査実施例、システム化について紹介する。

○高圧弁メーカーの受託試験ラボ/東亜バルブエンジニアリング㈱/原田和彦
高温高圧弁メーカー TVEが国内最大級の試験設備で実施するバルブ・圧力容器等の耐圧試験・気密試験・蒸気試験の受託サービス「 TVEテストラボ」について紹介する。

○着脱自在なフレキシブル断熱材/ニチアス㈱ 工業製品事業本部
メンテナンスを必要とする部位や複雑形状に対応可能な着脱自在の保温材として、一般産業から航空宇宙のような先端産業まで幅広い用途で使用されている TOMBO TMNo.4500「エネサーモ R」を紹介する。

○高性能断熱材とCUI防止の提案/シナジーテック㈱/阿部元彦
長寿命・低熱伝導率・ CUI防止に貢献するシリカエアロゲルの高効率断熱材を紹介する。

○天井裏配線ロボットの開発/㈱横浜ケイエイチ技研/萩原哲夫
天井裏等、人間が作業しずらい狭小空間での配線作業を効率化・省力化するロボットを開発した。ロボット本体にカメラを搭載し、リアルタイムの画像を確認することもできる。また有線で給電するためバッテリ切れを心配する必要がない。
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■特集:プラント関連産業の展望
○エンジニアリング産業の今後の展望/(一財)エンジニアリング協会 白書部会長・JFEエンジニアリング㈱/田山二郎
(一財)エンジニアリング協会が発刊しているエンジニアリング白書を基に、エンジニアリング産業の課題と短期・中期的な見通しについて紹介する。

○プラントメンテナンスの今後の展望/(公社)日本プラントメンテナンス協会/若槻 茂
保全部門と製造部門人員の割合が大きく変化しているように、製造業を取り巻く環境が激変している。このとき、保全データをどう捉え利用していくべきなのか。「包括的な保全データマネジメント」が必要になってきている。

○バルブ産業の今後の展望と工業会の活動について/(一社)日本バルブ工業会/土屋健太郎
本稿では、バルブ業界の統計情報を基に今後の動向予想を解説し、会員企業のニーズや省庁の施策に沿った、中長期視点で策定した活動計画を紹介する。

■解説
〔展望・解説〕
○冷房需要の増加と地球温暖化(前編)LNG経済研究会/奥田 誠
夏季の酷暑化に伴い冷房需要が増えてきている。今後は、新興国の生活レベル向上に伴う冷房需要の増加も加わり、冷房用エネルギー消費量の大幅な増加が見込まれる。本稿では、冷房需要増加と地球温暖化の関わりについて紹介する。

■シリーズ
○ステンレス鋼と腐食の基礎 第2回
淡水中におけるステンレス鋼の異種金属接触腐食/(元)㈱竹中工務店/山手利博
建築設備配管系におけるステンレス鋼の異種金属接触腐食に関するメカニズム・水質影響・腐食事例・対策について解説する

■連載
○配管解析の基礎6/㈲アリモテック/有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造
配管系の強度解析では応力とひずみに対する十分な理解が求められる。連載の第6回目では、二次元構造モデルと配管モデルにおける応力と弾性ひずみ、そしてはりモデルにおける弾性、塑性、クリープによって発生する応力と各種ひずみの状態について解説する。

○圧力設備の設計における構造強度評価と実際の構造強度<レジリエント構造への期待> 第5回
現状の法規の問題点、これからを担う技術者への期待/東京大学/佐藤拓哉
この連載講座では、設計における構造強度と実際の構造強度の関係を明らかにし、実際の構造強度の評価の重要性と有効性を解説する。第5回は、構造問題に関連する現状の法規の問題点を明らかにして改正の必要性を訴えるとともに、これからを担う若手及び中堅技術者へ期待することを述べる。

○プラントにおける高温腐食の基礎と対策 第3回
環境・エネルギー関連装置における高温腐食事例/㈱荏原製作所/八鍬 浩・野口 学
環境・エネルギー関連装置においては、プロセスによって様々な環境に装置材料がさらされる。本稿では、環境・エネルギー機器に特徴的な高温腐食形態として、浸炭/メタルダスティング、窒化および水蒸気酸化の事例について概説する。

■製品技術情報
○ハンディ隙間・段差測定器の紹介/㈱バルカー/本居 学
フランジ締結時の片締め、芯ずれの確認において、ノギスやテーパーゲージに代わり面間、芯ずれを瞬時に測定可能なハンディ型測定器を開発したので紹介する。

○高精度ガス用マスフローメータ/ブロンコスト・ジャパン㈱/杉山彰教
当社のガス用マスフローメータ・コントローラの中から、コンパクトな IQ+ FLOW TMと高精度・多機能の EL-FLOW R Prestigeを中心にブロンコストのガス用 MFMについて紹介する。

○機械学習を活用した水道配管の劣化予測ソフトウェアについて/Fracta/樋口宣人
米国の水道配管更新における現状と当社の配管劣化予測ソフトウェアの概要について解説し、米国水道事業体の適用事例を紹介する。

■見聞記
○ The Year in Infrastructure 2019

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■解説
〔展望・解説〕
○LNG産業史上初めての本格的な供給過剰の到来とスポットLNG価格の下落/LNG経済研究会/大先一正
本格的な LNG供給過剰の到来によってスポット LNGの輸入価格は大幅に下落しており、原油価格リンクの長期契約 LNGとの価格差が拡大している。このため、わが国においても約10前の欧州天然ガス市場での変化に似たような価格決定方式の構造的な変化が起こる可能性が高まっている。

〔設計〕
○石炭火力のボイラ底部蒸発管のファイヤークラック抑制/中部電力㈱/成川公史
石炭焚ボイラでは、温度変化に伴う応力変化や燃焼ガス中の腐食成分により、蒸発管表面でファイヤークラックが発生する。そこで、実機ボイラを対象に各種測定を行い、ファイヤークラックを抑制する手法について検討を行った。

○フランジ締結体の高温クリープ変形を考慮した考え方/東芝エネルギーシステムズ㈱/朝倉大輔
火力発電プラントにおける主蒸気フランジの設計法と運転方法について、クリープとリラクゼーションの概要を紹介する。

〔施工〕
○くい込み式管継手の特長と施工方法/㈱フジキン/佐藤準治
プラント配管に用いられるくい込み式継手の特長と施工方法を当社の2圧縮リング型式継手を用いて具体的に解説する。

〔運転・管理〕
○プラント設備の修復技術と再発防止策/㈱高田工業所/中野正大
プラント設備に発生する損傷は多岐に渡る。損傷を修復するための基礎技術を紹介するとともに、損傷事例を用いて修復時の注意事項および再発防止策を解説する。

■連載
○圧力設備の設計における構造強度評価と実際の構造強度<レジリエント構造への期待>第4回
新しい構造強度問題への取り組み/東京大学/佐藤拓哉
この連載講座では、設計における構造強度と実際の構造強度の関係を明らかにし、実際の構造強度の評価の重要性と有効性を解説する。第4回は、新しい構造問題への取組みとして、原子力分野における設計基準外事象対する構造問題、破壊制御技術、レジリエンスエンジニアリングについて解説する。

○プラントにおける高温腐食の基礎と対策 第2回
廃棄物発電ボイラにおける高温腐食/㈱荏原製作所/野口 学・八鍬 浩
本稿では、廃棄物発電ボイラの高効率化(高温化)の障壁である高温腐食問題について、実機での損傷事例を基にそのメカニズムを解説すると共に、対策について紹介する。

■シリーズ:プラント産業を支えてきたロングセラー製品
○けい酸カルシウム保温材/日本インシュレーション㈱/金子一郎
当社は、2次粒子により構成される成形体の製造技術を1 966年に世界で初めて開発し、鉄骨用耐火被覆材、保温材等の製品開発をおこなってきた。本稿では、けい酸カルシウム保温材の製法や特性と、応用開発によって製品化したいくつかの製品について紹介する。

■製品技術情報
○ユーザビリティを向上した渦流量計/㈱オーバル/中山紀旭
小型軽量かつ電池動作も可能な樹脂製渦流量計の特長と、モデルチェンジにおけるユーザーインターフェースや各種機能の改良、及び無線ネットワークシステムへの対応などのユーザビリティの向上について紹介する。

○塔類の終局強度の確認はしなくてよいか?/㈱Pvex/佐野 格・内田耕平・宮崎 徹
レベル2耐震性能評価は老朽化したプラントの重大事故を防ぐべく、そのニーズが高まっている。本稿では、塔類のレベル2耐震性能評価の範囲で経産省より耐震構造計算プログラムとしての大臣認定を受けた、当社独自開発の System Pvex TM耐震評価版について紹介する。

■特集:高経年化プラントを支える検査・メンテナンス技術
○小型X線検査装置/つくばテクノロジー㈱/齊藤典生・王 波・劉 小軍・鈴木修一
高経年化プラント検査で特に現場のプラント配管の保温材を外さず、各位置、各方向そのままで X線撮影して、現場でリアルタイムに不具合の判定と効率的な検査を実現する新開発の高出力小型X線検査装置について紹介する。

○漏液事故防止のためのセンサケーブル式漏液検出システム/エヌヴェントジャパン㈱/磯部茂樹
近年、国内のプラントや工場では設備の高齢化に伴う重大事故の件数が増加しているが、配管やフランジからのプロセス流体や燃料油の漏れは、企業活動のみならず地域環境に大きな影響を及ぼす恐れがある。本稿では様々な流体の漏れを、少量のうちに迅速かつ正確に検出することができるシステムについて紹介する。

○赤外線カメラによるガス漏えい監視の取り組み/コニカミノルタ㈱/橋野弘義
無色透明で可燃性の炭化水素ガスを可視化したいという現場ニーズに応える、赤外線カメラによるガス漏えい監視の取り組みについて述べる。ガス可視化原理とガス検知画像処理、そして現在の開発状況を紹介する。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019⑨
AVEVA Engage/Autodesk Navisworks 2020/COMOS Walkinside 10.2.3/Bentley View CONNECT Edition/Navigator ONNECT Edition/EYEVIEW-LT/Intergraph Smart Review/CADWorx Design Review/Tekla BIMsight 1.9.9
2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○プラント保安分野におけるドローン活用ガイドラインと活用事例集/経済産業省/服部貴哉
プラント保安分野におけるドローンの安全な活用の促進に向け、石油コンビナート等災害防止3省連絡会議(経済産業省、総務省消防庁、厚生労働省)でとりまとめたガイドライン及び活用事例集を紹介する。

○水道用硬質塩化ビニル管の地震による被害実態とその対策について/塩化ビニル管・継手協会/山口秀美
東日本大震災および熊本地震における塩ビ管の被害実態とその対策について紹介する。

○メタンハイドレート揚収シミュレーション技術の開発/㈱三井E&Sホールディングス 加藤寿仁/㈱三井E&Sビジネスサービス/林 健一・木下貴博・村山哲郎
次世代海底資源の一つである表層型メタンハイドレートの回収技術を開発している。その中でメタンハイドレートを海底から船上まで揚収する管内の流れを解析するシミュレーションソフトを開発した事例について紹介する。

○BP統計2019年版で見る世界のエネルギー動向/LNG経済研究会/奥田 誠
「 BP Statistical Review of World Energy June 2019」( BP統計 2019年版)に示されている世界の燃料別一次エネルギーの動向、及び CO 2排出量と燃料別発電量の関連動向などを紹介する。

■連載
○プラントにおける高温腐食の基礎と対策 第1回/石油精製プラントにおける高温硫化腐食/㈱荏原製作所/八鍬 浩・野口 学
石油精製プラントの高温腐食事例として、流動接触分解装置(FCC)用動力回収タービン動翼における Ni基合金の高温硫化腐食事例とその対策技術について概説する。

○配管解析の基礎
配管解析の基礎5/㈲アリモテック/有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造  配管系の強度解析では応力とひずみに対する十分な理解が求められる。連載の第5回目では、弾性、熱膨張、塑性、クリープによってもたらされる多軸状態の応力とひずみについて解説する。

○配管溶接部の非破壊試験講座 第4回
信頼性の高い非破壊試験を行うために/三菱日立パワーシステムズ検査㈱/八木尚人
配管・溶接技術者に対して非破壊試験の概要を開設する4回シリーズの第4回。信頼性の高い NDTを実施するために考慮すべき事項について解説している。

○圧力設備の設計における構造強度評価と実際の構造強度
<レジリエント構造への期待>第3回 実際の構造強度の推定/東京大学/佐藤拓哉
圧力設備の安全性向上のためには構造強度の理解が必要である。この連載講座では、設計における構造強度と実際の構造強度の関係を明らかにし、実際の構造強度の評価の重要性と有効性を解説する。第3回は、実際の構造強度の推定の必要性、原子炉の構造強度推定の問題点、実際の構造強度推定に必要な技術について解説する。

■シリーズ
○ステンレス鋼と腐食の基礎 第1回
ステンレス鋼と耐食性の基礎/(元)・㈲コロージョンテック/藤井哲雄
炭素鋼の腐食と対比してステンレス鋼の不働態化現象とは何か、ステンレス鋼の種類と耐食性、金属組織および特性について紹介する。

○プラント産業を支えてきたロングセラー製品
シェブロン社からの声かけで始まった光3次元計測装置の誕生秘話/㈱セイコーウェーブ/新村 稔
「 FFS評価のための計測で現場が困っている。面単位で一気に計測できる装置を作ってくれないか」という要望から始まった光3次元計測装置の誕生秘話とその後の発展について紹介する。

■製品技術情報
○環境・耐震性に優れた次世代煙突/日立造船㈱/増田智成/太陽工業㈱/徳永吉昭
防災・減災への取り組みとして次世代煙突を開発した。外壁に「フッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材」を用いることで軽量化を図り、耐震性の向上が期待できる。膜の特徴を生かした従来にはないデザインも可能で、景観性の向上も期待できる。

○PDF図面の有効活用ツールの紹介/㈲ジー・ディー・アイ/阿部直人
プラント建設工事では、大量の図面をもとに行われており、それらは紙から PDFなどのデータに置き換わっているが、膨大な図面の中から探す手間がなくなったわけではない。本稿ではこれらの手間を画期的に削減するソフトウエアである PDFJumpについて紹介する。

○ARを活用した遠隔技術支援/PTCジャパン㈱/豊福泰斗
本稿では、 ARを活用することで、現場で作業するフィールドエンジニアと本社など遠隔地にいるエキスパートがどのように円滑なコミュニケーションを実現できるかを紹介する。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 8
Galaxy-Eye/ClassNK-PEERLESS/ContextCapture CONNECT Edition/InfiPoints

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■解説
〔展望・解説〕
○水素ステーションで使用される鋼種の拡大/(一財)石油エネルギー技術センター/福本 紀・小林 拡
水素ステーションに使用される配管は、超高圧・極低温・水素脆化という厳しい環境に暴露される。本稿では、高圧ガス保安法で使用が許容されている材料を紹介するとともに、溶接施工等、信頼性を向上させる技術開発の動向について紹介する。

○宇宙開発に使用されるインフラ建設技術/(国研)宇宙航空研究開発機構/金森洋史・若林幸子・星野 健・成田伸一郎
月開発に向けた国際的な動向を述べるとともに、月拠点の建設やそれに必要な資材の調達方法等に関する最近の研究を紹介する。

○オックスフォード・エネルギー研究所(OIES)「LNGプラントのコスト削減 2014~18年」報告/LNG経済研究会/大先一正
本稿は、LNGプロジェクト25件について核心部分の液化部門の投資額及び操業費用の分析を行い、立地条件や新設or既設拡張等により単位当たりコストが大きく異なることを明らかにし、今後のコスト削減に向けての視点を示している。

〔設計〕
○鉄骨部材の破断を考慮した耐震性能評価手法の開発/㈱IHI/塩見謙介
巨大地震に対する鉄骨構造物の耐震性能評価への適用を想定し、従来は考慮されていなかった、地震中の鉄骨部材の破断を考慮した、新たな耐震性能評価手法について、その適用事例とともに紹介する。

○液膜流れの濡れ現象の解説および制御技術/㈱IHI/池田諒介
多くのプラント機器で関わる流下液膜流において、ドライアウトが起こるメカニズムについて解説するとともに、その濡れ性を向上させる手法を紹介する。

〔運転・保守〕
○レール漏れ電流による埋設パイプラインの電食対策/大阪ガス㈱/西川明伸
埋設パイプラインに生じる腐食とその対策について概要について説明し、埋設パイプラインにおいて最も腐食影響の大きいレール漏れ電流による電食対策について述べる。

■連載
○圧力設備の設計における構造強度評価と実際の構造強度<レジリエント構造への期待> 第2回
設計における構造強度評価/東京大学/佐藤拓哉
圧力設備の安全性向上のためには構造強度の理解が必要である。この連載講座では、設計における構造強度と実際の構造強度の関係を明らかにし、実際の構造強度の評価の重要性と有効性を解説する。第2回は、圧力設備の構造設計の基本的考え方、安全係数の意味、設計における構造強度とはいかなるものかについて解説する。

○配管溶接部の非破壊試験講座 第3回
内部きずを検出する非破壊試験手法/三菱日立パワーシステムズ検査㈱/八木尚人
配管・溶接技術者に対して非破壊試験の概要を開設する4回シリーズの第3回。内部きずを検出する手法について解説する。

■シリーズ
○プラント産業を支えてきたロングセラー製品
機器と機器、人と人をつないできた継手/㈱富士ロック
当社が「裏方のプロフェッショナル」として、長年にわたり製造販売してきたものの中から、W Wedge(ダブリュウェッジ)、タマロックシリーズなどロングセラーと呼べる、いつくかの製品について紹介する。

■特集:注目の省エネ技術
○省エネ大賞受賞の新工法による保温材熱ロス削減/ニチアス㈱/黒坂和弥
『エアロジェル増し保温 R工法による保温材熱ロス削減』のシステムは、プラントの熱輸送系統において保温材からの熱ロスを発見し、熱損失を調査、改善するビジネスモデルであり、平成30年度省エネ大賞経済産業大臣賞(ビジネスモデル分野)を受賞した。

○スピン流を使った熱電変換技術/NEC/石田真彦
スピンゼーベック効果や異常ネルンスト効果と呼ばれる磁性体中の熱電変換効果を使った熱流センサや廃熱回収の実用可能性を紹介する。

○蒸気を熱源としたコンパクトな瞬間給湯器/㈱テイエルブイ/梅田光太郎
給湯設備の設置方式や、熱源として蒸気を用いて温水を製造する場合の加熱方式を説明する。また蒸気を利用する工場での個別給湯に適した、壁掛け式の小型給湯器『SteamAqua RSQ-C01』を紹介する。
○蒸気ロスを削減する流量調整機能付きスチームトラップ/㈱生活環境研究所/岩頭文雄
蒸気を熱交換器の熱エネルギー源として使われる工場で、蒸気ロスを削減するためにスチームトラップの改善が必要である。そのために開発したのが流量調整機能付きスチームトラップ『e-Trap』である。

■製品技術情報
○高耐圧ポリエチレン管の特性と用途/ダイプラ㈱/高井利浩
従来の管路材は、長年使用すると、腐食や摩耗を生じてきた。そこで、耐腐食性、耐摩耗性を有し、また軽量でかつ高土かぶりに対応する高耐圧ポリエチレン管(ダイプラハウエル管)を紹介する。

○コンクリートを高品質化させる養生シート/ユニチカ㈱/平泉 顕
コンクリート構造物に貼り付けるだけで湿潤状態を維持し水分を供給し続け、現場においても水中養生と同等の品質効果を発現し、また、再度使用することも可能である養生シートを開発した。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 7
PIPESTRESS/CAEPIPE/CAESARⅡ/EYEPFA/配管系耐震性能評価プログラム FLAP-Ⅱ/AutoPIPE

2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○現場保安チェックポイントの開発/(国研)産業技術総合研究所/牧野良次・中島農夫男・和田有司
生産現場レベルでは過去の事故事例が必ずしも十分活用されていないという懸念を背景として、30件の事故調査報告書から現場で役立つ保安情報のエッセンスとして「現場保安チェクポイント」を抽出した。検索の利便性向上のため専用のソフトウェアを開発した。

○「革新的深海資源調査技術」の概要/内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム/石井正一
2018年度から始まった、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「革新的深海資源調査技術」の目指す取り組み、水深2,000mから6,000mの深海資源の調査技術・回収技術の確立について、その概要を紹介する。

○浮体式LNG発電プラント/川崎重工業㈱/長谷川善幸・深澤敏史・芝原孝徳・安江義範
脱炭素化、発電需要増加、LNGサプライチェーン再構築が進み、高効率・高即応性LNG発電への期待が高まる状況下、当社が開発した浮体式LNG発電プラントの開発経緯と設計コンセプトを紹介し、将来展望を解説する。

○CO2分離膜の適用によるバイオガス発電の高効率化/㈱タクマ/加藤考太郎・髙橋滋敏  /㈱ルネッサンス・エナジー・リサーチ/岡田 治・花井伸彰/南但広域行政事務組合
100t/日未満の中小規模廃棄物処理施設では、廃棄物エネルギーが十分に有効利用されていない。メタンガス化のバイオガス発電は中小規模施設でも高い発電効率を得ることができる。CO 2分離膜を用いてバイオガス中のCH 4濃度を高め、より高効率な発電が可能な技術を開発している。

○「GIIGNL Annual Report 2019」で見るLNG貿易の現況/LNG経済研究会/奥田 誠
国際LNG輸入者連盟の年次レポート「GIIGNL Annual Report2019」に基づき、世界のLNG輸出入、取引契約、LNG船、液化・受入基地設備などのデータ並びにLNG市場の動向について概説する。

〔設計〕
○BS PD5500の疲労評価/日揮㈱/李 日星
世界的に主に使われている圧力容器設計規格の一つであるBSPD5500の疲労評価について解説する。

■連載
○配管溶接部の非破壊試験講座 第2回
表面きずを検出する非破壊試験手法/三菱日立パワーシステムズ検査㈱/八木尚人
配管・溶接技術者に対して非破壊試験の概要を開設する4回シリーズの第2回。表面きずを検出るする手法について解説している。

○圧力設備の設計における構造強度評価と実際の構造強度<レジリエント構造への期待>  第1回

圧力設備の要求性能と破損モード・構造設計基準の歴史/東京大学/佐藤拓哉
圧力設備の安全性向上のためには構造強度の理解が必要である。この連載講座では、設計における構造強度と実際の構造強度の関係を明らかにし、実際の構造強度の評価の重要性と有効性を解説する。第1回は、圧力設備の要求性能と破損モード、構造設計基準の歴史を解説する。

■シリーズ:プラント産業を支えてきたロングセラー製品
○ラプチャーディスク採用の利点/ファイク・ジャパン(同)/加藤 亮
近年複雑化されるプロセスや様々な用途の中で、ラプチャーディスクの安全装置としての立場は必須のものとなっており、多くのプラントで採用されている。本稿ではラプチャーディスクの安全装置としてのメリットについて紹介する。

■製品技術情報
○鋼管と高Cr鋳鉄の鋳ぐるみによる耐摩耗配管の開発/㈱木村鋳造所 吉村一利・鈴木幸雄
鋼管内部に高Cr鋳鉄を鋳ぐるんだ耐摩耗配管を開発した。その耐摩耗性はセラミック管と同程度で、従来のバサルト管(鋼管の内側に玄武岩を貼り合わせた管)の10倍程度である。また、2重構造(内側が高Cr鋳鉄・外側が鋼管)の鋳ぐるみであるため、鋼管部の溶接補修が可能なことや超音波探傷による管内の摩耗度合いの検査が可能なこと、また、複雑形状への対応が可能なことなどのメリットがある。これについて紹介する。

○情報・制御機器の信頼性を支える腐食センサの開発/㈱日立製作所/南谷林太郎・高山悦寛・高橋 亮/㈱日立ハイテクフィールディング/箕輪隆志
産業・社会インフラ設備の情報・制御機器向けに、銀薄膜の変色度合をインジケータとして測長するだけで、還元性硫黄ガスの特定と設置環境の腐食性リスクの診断を可能とする目視型腐食センサを開発した。

○立坑築造ができない場合の管路更新工法の開発/日鉄パイプライン&エンジニアリング㈱/青柳成彰・杉本賢司
NS-PIP Rは、既設人孔管から搬入可能な寸法の鋼板(パネル)を用いて、既設管内に新設管路を構築する工法であり、通常のパイプインパイプ工法とは異なり、立坑築造が困難な場合に最適な工法である。

○免震配管の施工例とその応用/特許機器㈱/森田政信
免震配管のタイプとタイプ別の使用例の紹介。応用例の紹介。免震構造体での振動障害時の対策を紹介する。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 6
FloMASTER/FluidFlow/ADINA-F(ADINA System)/XFlow/PIPENET/STAAD.Pro/STAAD Foundation Advanced/Marc/PV Elite/TANK/System Pvex設計版(塔槽・熱交)/System Pvex耐震評価版
2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○最新の蓄熱発電技術の動向/(一財)エネルギー総合工学研究所/岡崎 徹
再エネ大量導入に必要な蓄エネルギー技術として、蓄熱が注目を浴び始めた。急速に立ち上がりつつある世界の各種蓄熱発電設備開発の現状を紹介する。

○バイオマス発電プラントの特徴と資源動向/東北テクノアカデミア産学連携事務所/大地昭生
バイオマス発電プラントは再生可能エネルギーの中では太陽光、風力発電等の変動性電源とは異なり、安定した電力を供給出来ることから、2012年7月のFIT制度導入以降、急速に導入が拡大している。このような背景から本稿ではFIT対応の大容量バイオマス発電プラント、都市部に建設された都市型バイオマス発電プラント、工場内に設置された産業用バイオマス発電プラントの三つの事例を紹介する。また、バイオマス発電プラントは安定したバイオマス燃料の供給が必須であるが、輸入材を含めたバイオマス資源の動向、燃料調達の状況についても概説する。

〔設計〕
○温度差によるフランジ締結力変化体験学習装置/昭和四日市石油㈱/高村健一/㈱バルカー/山邊雅之
フランジ締結部の面圧低下は、内部流体の漏洩など、大きな事故に繋がるおそれがあるため、温度変化によるフランジ締結部の面圧低下の体験学習装置を用いて従業員教育を行ったので紹介する。

○ガスケット付き大口径管フランジ締結体の力学的特性とシール性評価/㈱バルカー/佐藤広嗣/バルカーシール上海/鄭 興/広島大学/澤 俊行
本稿では、FEM解析と実験によりNo.GF300ガスケット付き24インチ管フランジ管フランジ締結体の力学的特性を評価する。

〔運転・保守〕
○コンバインドサイクルHRSG配管減肉モニタリング技術(薄膜UT)の開発とHigh-AVT水処理による減肉抑制効果の検証/三菱日立パワーシステムズ㈱/椿﨑仙市・浦田直矢/三菱重工業㈱/青木清隆・山本裕子/東京電力ホールディングス㈱/平﨑敏史/㈱JERA 田鹿元昭・飯田純也
配管減肉対策として適用したHigh-AVT水処理の効果を評価するため、HRSG高圧節炭器管に薄膜UTセンサを設置した。センサは、約150℃の高温環境で1年間暴露してもセンサ感度低下などの劣化は確認されず継続的に測定できている。

■連載
○配管解析の基礎 4/㈲アリモテック 有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造
配管系の強度解析では、そこに生じる応力とひずみに対する十分な理解が求められる。連載の第4回目では、弾性、熱膨張、塑性、クリープが連成した現象における応力とひずみの挙動を、仮想結晶モデルによる概念図を用いて解説する。

○配管溶接部の非破壊試験講座 第1回
非破壊試験(Nondestructive Testing)とは?/三菱日立パワーシステムズ検査㈱/八木尚人
配管・溶接技術者に対して非破壊試験の概要を開設する4回シリーズの第1回。非破壊試験の定義や種類等について紹介する。

■シリーズ:プラント産業を支えてきたロングセラー製品
○バリアブルハンガとコンスタントハンガ/日本発条㈱/高田文一
プラントの配管支持装置として欠かせない、バリアブルハンガとコンスタントハンガについて、構造と機能を紹介する。

○片吸込単段渦巻ポンプの紹介/㈱荏原製作所/花野 超
プラント産業を支えてきたロングセラー製品の紹介として、化学工場・一般産業プラント向けの主力機種であるIFW型片吸込単段渦巻ポンプを紹介する。

○安全弁のロングセラー製品とは/㈱福井製作所/江村達郎
安全弁がロングセラー製品になるための要素や当社製品の性能・実績の紹介、及び弁座気密性能向上のための要素を紹介する。

○防爆電磁弁のロングセラー/日本アスコ㈱/上岡達夫
防爆電磁弁JEシリーズは、日本のインフラ産業とともに成長し、プラントの安全を支えてきた。本稿では、最新機種である新JEシリーズの特長、コンセプト、国際規格への適合状況について紹介する。

○ポジショナ専門メーカーとして/㈱スリーエス/光吉正次郎
プラント操業に重要な役割を担っている、ポジショナ。創業以来のロングセラーである機械式ポジショナの目に見えない改善・改良及び品質管理について解説する。

■特集:プラントの防食・耐食
○海水冷却水系統における海生生物付着防止対策/㈱ナカボーテック/矢島秀治
国内の発電所で問題となっている海生生物の付着に対し、当社は『シェルフリーパック』と称した小型海水電解装置を提案してきた。メンテナンスフリーで6年経過した装置等、熱交換器やボール回収管に適用した事例を紹介する。

○保温材下腐食抑制塗料/大日本塗料㈱/吉田 新
CUI対策塗料として海外で採用されることが多いフェノールエポキシ樹脂塗料の耐熱性は200℃程度であるため、それ以上の高温配管への塗装としては不向きである。本稿では、当社で開発した耐熱衝撃性・耐熱性・防錆性に優れたCUI対策塗料「CUIシャット」について紹介する。

○厚板ステンレス鋼の溶接焼け取りおよび不動態化方法/㈱ケミカル山本/山本正登・山本弘幸・中井 誠
当社独自の“中性塩電解法”は、毒劇物である硝フッ酸を全く用いない安全無害な焼け取り方法であり、同時に強靭な不動態皮膜を形成させる画期的手法として、ステンレス関連業界に普及し続けている。しかし溶接入熱が大きくなる厚物(10mm以上)に対して課題を抱えていた。ここでは、これまで長年不可能であった厚板ステンレス鋼の焼け取りおよび不動態化を可能とした、新開発の電解液“スーパーD&F”について、その原理と施工手順の概要を紹介する。

■製品技術情報
○製造現場の3D化を実現する3D VIEWER/三菱造船㈱/三森裕司
本製品は、造船に於ける設計・工作に必要な機能を有した3D-Viewerである。三菱重工・三菱造船・MATES外販先の造船所にて広く使われており、特に現場作業の効率化が見込まれるツールである。現在Windows版をリリースしているが、今後はブラウザで稼働するクラウド版Viewerや、iPadなどのタブレットで稼働するViewerも開発予定である。

○高温・高圧及び水素雰囲気へ対応した新タイプのガスケット技術及び実績/KUKIL INNTOT CO.,LTD/Lee Jong-cheol/㈱Eテックコンサル 車戸 宏
高温、高圧で水素を含む流体等にはフランジからの漏洩の危険性が伴う。また、大きなΔTによる洩れの危険性も存在する。これらに対応した新しい構造のガスケットを紹介する。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 5
Autodesk Architecture, Engineering & Construction Collection/Autodesk Product Design & Manufacturing Collection/NX/scFLOW/EYEPRD/Advance/FrontNet/Γ/Advance/FrontNet/Ω/Advance/FrontFlow/red/Advance/FrontSTR/SNAP/GT STRUDL/EYESTEEL/STAN/3D

2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○変換触媒によるジェット燃料の直接合成/富山大学/椿 範立・浅野伸悟
天然ガス、石炭、バイオマス、可燃性ごみ等有機炭素資源から簡単に作られる合成ガス(一酸化炭素と水素の混合ガス)から軽油を生産FT合成プラントは多く運転されている。富山大学椿範立らはガソリンを合成する触媒に続き、最近ジェット燃料を一段で合成する触媒を世界初で成功した。

○金属3Dプリンティング技術の動向/近畿大学/京極秀樹
本稿では、金属3Dプリンティング技術に関する最新の開発動向とともに、各種分野における適用事例について紹介している。また、次世代の“ものづくり”におけるAM技術の課題と展望についても言及している。

○画像処理による非接触ひずみ分布測定技術/青山学院大学/米山 聡
画像処理を利用したひずみ測定法である画像相関法の原理について説明し、実際の測定手順について説明する。有孔帯板の引張による微小変形の測定および切欠き材の引張による大変形の測定を例として示す。

○低温排熱を利用した自己熱再生型蒸留塔の実装検討/三菱ケミカルエンジニアリング㈱/山崎幸一
省エネ型蒸留塔の一つである自己熱再生型蒸留塔について、低温排熱の利用方法と実装を考慮した検討事例を紹介する。

○東南アジアのパーム椰子残渣を利用した固体バイオマス燃料事業について/㈱IHI/河西英一
火力発電におけるCO2の排出抑制対策として国内需要が急増しているバイオマス燃料のニーズにこたえるため、パーム椰子から副生し大部分が未利用であるEFBを原料としたバイオマス燃料の事業化について取組み状況を述べる。

○米国エネルギー情報局(EIA)「2019年版米国エネルギー展望(AEO2019)」報告/LNG経済研究会/大先一正
米国はシェール革命による石油・天然ガスの増産や再生可能エネルギーの導入に伴ってエネルギー純輸出国に復帰しつつあり、世界のエネルギー需給に対する影響力を高めているため、今後の展望についての理解を深めることが重要となっている。

〔設計〕
○ASME Div.2の疲労評価/東洋エンジニアリング㈱/永田 聡
ASME圧力容器Div.2規格の疲労評価法の特徴や評価手順、評価に用いる疲労曲線についての概要を解説する。

〔運転・管理〕
○コンバインドサイクル HRSGのアルカリ腐食対策としての検査法開発(空気圧搬送ECT)/三菱重工業㈱/浦田幹康・山口岳彦/三菱日立パワーシステムズ㈱/浦田直矢・中原 強/東北電力㈱/黒澤裕也・高橋春女
火力発電プラントのコンバインドサイクルHRSG伝熱管のアルカリ腐食に対し、空気圧搬送ECT検査システムを構築した。本装置の特徴や検証試験結果について紹介する。

■連載
○配管解析の基礎 3/㈲アリモテック/有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造
配管系の強度解析では、そこに生じる応力とひずみに対する十分な理解が求められる。連載の第3回目では、金属材料の結晶構造とミクロ組織、そして弾性、熱膨張、塑性、クリープの各現象における応力とひずみの挙動について解説する。

■シリーズ:プラント産業を支えてきたロングセラー製品
○工業用ポータブル X線装置の歩みとプラント産業への貢献/㈱リガク/神宮 勝
本稿では、プラント設備の検査で長年にわたり使用されてきている工業用ポータブルX線装置の開発課題、それに伴う進化を紹介する。

○パイロット式減圧弁の開発と改良の変遷/フシマン㈱/村中武美
本稿では、様々な産業において、蒸気系統及び水系統の設備に多用されているパイロット式減圧弁の開発と改良の変遷について、その事例を紹介する。

○総ゴムライニング弁/平田バルブ工業㈱/広川大輔
流体と接する金属部分を全て硬質ゴムで覆った総ゴムライニング弁シリーズもボール弁を加えて3種類となった。バルブの特長と適用範囲を紹介する。

■特集:注目のバタフライ弁
○三重偏心構造を有する偏心形バタフライ弁/巴バルブ㈱/日根野陽介
従来型のバタフライ弁に比して優れた耐久性・シール性・メンテナンス性を実現した三重偏心形バタフライ弁「TRITECシリーズ」。この製品が持つ特徴的な構造である「三重偏心」について解説し、実際の適用事例を紹介する。

○耐食性を追求した樹脂製大口径バタフライバルブ/旭有機材㈱/古川重信
耐食性に優れる樹脂製の大型バタフライバルブの特徴と用途について紹介する。本製品持つ、『優れた耐食性』『軽量化』『短納期』がもたらす効果と、今後の展開について述べる。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 4
EYEPIPE/CADWorx Plant Professional/3D-BricsPIPE/Tekla Structures鉄骨詳細設計/Tekla StructuresRC詳細設計/AVEVA Bocad/ProStructures CONNECT Edition(ProSteel)/配管文具ソフトV4/OpenPlant Modeler CONNECT Edition/OpenPlant Isometrics Manager CONNECT Edition/EYESUPT
2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○液状化を許容した新形式の護岸/九州地方整備局/荻 定治
大分港海岸直轄海岸保全施設整備事業の概要と導入する新技術「櫛形鋼矢板工法」について紹介する。

○コンビナート液状化調査・診断・対策支援システムの開発/(国研)海上・港湾・航空技術研究所/伊藤広高・小濱英司/関東学院大学/菅野高弘/総務省 消防庁消防研究センター/西 晴樹
コンビナート施設の耐震対策を促すために、防災を専門としない事業者等が直感的に理解できるように簡易的な耐震診断、耐震対策、事後対策等を網羅したコンビナート液状化調査・診断・対策支援システムについて紹介する。

○関西国際空港における台風21号の被災及び復旧について/関西エアポート㈱/廣橋直人 2018年9月4日に近畿地方を襲った台風21号による関西国際空港の被災の様子、及び復旧に至るまでの過程を紹介する。

○地域の特性に応じた様々なヒートポンプ熱源の利用/㈱シーエナジー/柘植康司
災害に強いインフラの一環として、再生可能エネルギーの利用や地産地消が求められている。地域災害拠点病院において、地域の特性に応じた様々な再生可能エネルギーをヒートポンプ熱源に利用した事例を紹介する。

〔運転・管理〕
○オゾンによる余剰汚泥の高効率可溶化技術とその展開/日鉄エンジニアリング㈱/大泉雅伸・村橋一毅・武藤 弘/三菱電機㈱/黒木洋志・平敷 勇・古川誠司
有機性廃棄物からのエネルギー回収が求められる中、本稿では、消化発酵におけるエネルギー回収率を向上させ、更に脱水汚泥の減容・含水率低下が同時達成可能なオゾンを用いた高効率可溶化技術について紹介する。

○狭小・高流速な取水口におけるクラゲ回収装置の開発と実用化/東北電力㈱/澤口拓也
当社火力発電所で10年以上の運用実績がある「クラゲ洋上処理システム」を基本構造とし、クラゲ誘導部を鋼製化することにより、従来の漁網を用いたクラゲ回収装置が適用できなかった取水口プール容積が小さく、流速が大きい環境下に適用できるクラゲ回収装置を開発し実用化した。

○高圧及び特別高圧受電設備稼働中の劣化診断/㈱かんでんエンジニアリング/宮尾一彰
高圧及び特別高圧電力用CVケーブルに発生する絶縁劣化の要因と形態、絶縁劣化診断技術の概要を解説し、稼働中のCVケーブル内部の欠陥で発生する部分放電により絶縁劣化を検出する活線診断について紹介する。

■連載
○配管解析の基礎2/㈲アリモテック/有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造
連載の第2回目では配管設計で実施する解析作業について概説し、設備に偏らない共通理念を明確にする。配管設計コードの規定に含まれていない性能解析と荷重解析が強度解析とどのように関係するかについても明らかにする。

○世界の計画中および建設中の天然ガスパイプライン 第5回
東アジアの天然ガスパイプライン事情/早稲田大学/吉武惇二
今回は東アジアの4ヵ国、即ち、日本、韓国、中国、台湾の天然ガスパイプラインについて記述する。中国を除く3ヵ国は天然ガス資源に乏しい国であり、天然ガスの調達は海外に依存せざるを得ず、LNGの調達が重要な決め手となる。

■シリーズ:プラント産業を支えてきたロングセラー製品
○産業・国民生活インフラを支える配管部品/㈱ベンカン機工/吉本実始
発電設備等の産業設備、ビルディング等の建築には欠かせない管継手の歴史と進歩の一端をTについてクローズアップし説明する。

○先進技術による構造と高い信頼性で実績を重ねる配管サポート製品/㈱山下製作所/柴田 毅
プラントに敷設されているさまざまな配管を安全かつ確実に支持する役目を担っているのが配管サポートであり、プラントを安定して運転するためには信頼性の高い配管サポート製品が不可欠である。当社が長年にわたって供給してきた配管サポートについて紹介する。

○ストレーナ、サイトグラスにこだわり続けて60年/ワシノ機器㈱/一井隆宏
プラント配管において必要不可欠なストレーナとサイトグラスを紹介。これまでのあゆみの紹介。鋳物にこだわった製品の特長を解説。実流試験装置の紹介。今後活用が見込まれる洗浄式ストレーナの紹介。

■製品技術情報
○ISO 15926(CFIHOS)に対応したHexagonのソフトウェア/日本インターグラフ㈱/飯澤立志
HexagonPPMでは、CFIHOSに準拠したアセットライフサイクル情報管理ソリューションを開発した。本稿では、ソフトウェアの特徴などについて紹介する。

○ISO 15926(CFIHOS)に対応したAVEVA社のソフトウェア/アヴィバ㈱/徐 東郁
プラントプロジェクトのデータハンドオーバーの新規格CFIHOSの策定背景、CFIHOSを支援するAVEVAシステムとメリット、実例と、今後の動向について本稿で展望してみる。

○空調用流量計測制御機能付電動二方弁/アズビル㈱/金子みなみ
空調システムにおいて省エネルギーを実現する空調制御弁として、流量を計測し、制御する機能を搭載した「流量計測制御機能付電動二方弁」を販売してきた。今回、海外向けに大口径モデルを追加した。製品の計測技術、導入効果の事例を紹介する。

○オンデマンド・ハイドレートリスク管理ソリューションを用いたパイプラインの流路保全/横河電機㈱/小林季子
石油・ガス生産海上プラットフォームにおいて、海底敷設された配管は固形物による閉塞脅威にさらされている。本稿では、オペレータが監視画面で固形物抑制剤を適正量注入できるフローアシュアランス(流路保全)ソリューションを紹介する。
2,178円
■60周年記念/パネルディスカッション
○プロジェクト遂行における配管設計の心得
司会:林  道広/パネラー:角田和亮・中澤允志・直見英明

■60周年記念/特設記事
○老舗企業の創業とプラント産業の歴史/配管技術編集部

■特集:次世代エネルギーの技術と展望
○再生可能エネルギーを使った水素製造/九州大学/深田 智
太陽光、水力、風力、バイオマスの再生可能エネルギーから水素製造する効率を上昇させるため、水電解時に水素を選択的に分離する技術、水蒸気改質反応を促進させるための Pd薄膜を使ったメンブレン反応器による性能上昇の技術を実験的に求めた成果を中心に説明する。

○オイル生産性を飛躍的に高めた藻類株の作出/東京工業大学/今村壮輔・田中 寛
微細藻類を用いたオイル生産系を確立するためには、オイル生合成制御の仕組みを理解することが必須である。本稿では、筆者らが明らかにした藻類オイル生産を制御する機構と、その知見を活かして作出した、オイル生産性が飛躍的に向上した藻類株について紹介する。

○中小容量火力発電プラントの技術開発動向/東北テクノアカデミア産学連携事務所/大地昭生
火力発電の技術開発はこれまで、省資源と経済性の観点から、高効率化と大容量化が進められて来た。しかし、最近の CO 2削減の要求と再生可能ネルギーの拡大の傾向を受け、火力発電プラントの分散化、エネルギーの有効利用の要請が強まっている。そこで、本稿では中小容量火力発電プラントに焦点を絞りカーボンニュートラルと位置付けられるバイオマス発電、石油化学プラントのエネルギー有効利用、鉄鋼プラントの副生ガス有効利用、製紙プラントの黒液有効利用について概説する。また、再生可能エネルギーの変動に即応性のある航空転用型ガスタービンについて概説する。

○スマートファクトリー化による火力発電用ボイラ製作のリードタイム短縮/㈱IHI/大淵雄介
石炭火力発電市場の世界的な動向によって激化する競争環境から、火力発電用ボイラ製作工場として求められる機能の強化に向けて構築を進める“ICT/IoTを活用したスマートファクトリー化 ”の事例を紹介する。

○天然ガス及びLNG市場のセキュリティ動向/LNG経済研究会/奥田 誠
需要拡大に伴い市場形態が変化しつつある世界の天然ガス及びLNG市場の供給セキュリティに関し今後の見通し等を示した国際エネルギー機関の報告書「 Global Gas Security Review2018」を概要紹介する。

■解説
○国際条約(STCW条約)準拠の技能訓練サービスの紹介/㈱バルカー/山本隆啓
当社は現在様々な業界や地域へ、技能訓練サービスを展開し着実な定着を目指している。今回はその活動の一環として海運船舶企業を対象とした“海技訓練用シールトレーニング ”について紹介する。

○JSA規格(JSA-S)制度について/(一財)日本規格協会/宮﨑正治
日本規格協会( JSA)は、企業の標準化活動を支援する、従来の制度にとらわれない柔軟な民間規格、 JSA規格( JSA-S)制度を創設した。本稿では、 JSA-S制度の特徴、発行事例などを、国内外の動向とともに紹介する。

■連載
○配管解析の基礎1/㈲アリモテック/有本享三/東芝エネルギーシステムズ㈱/湯原耕造
配管設計では各種の解析ソフトが活用されている。この連載では解析の役割と歴史的経緯に触れた後、コードにおける強度解析の背景について解説する。連載の第1回目では配管解析の役割と歴史的経緯について述べる。

○世界の計画中および建設中の天然ガスパイプライン 第4回
欧州の天然ガスパイプライン事情(2)/早稲田大学/吉武惇二
今回は欧州向け天然ガスパの供給に関する、バルチック・パイプ、ロヤマル・ヨーロッパ・パイプライン、トルコ・ストリーム、そしてサウス・ストリーム(消滅)について記述する。国際パイプラインの建設に当たっては、国際政治情勢の地政学的要因をもろに受けることを痛感せざるを得ない。

■製品技術情報
○ケミカルインジェクションメータリングバルブの紹介/横河電機㈱/宇佐美勝司
当社製品 FluidCom(薬剤注入メータリングバルブ)について紹介する。 FluidComはバルブ、アクチュエータ、コントローラ、流量計の4機種の機能を1台に搭載している。 FluidComの非常に独特な製品原理や構造、効果について説明する。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 3
SmartPlant Fusion/SmartPlant Foundation/AVEVA NET Workhub and Dashboard/OpenPlant PID/SmartPlant P&ID/EYEPID/CADWorx P&ID Professional/AVEVA P&ID(Plant Engineering)/AVEVA Instrumentation/SmartPlant Instrumentation/AVEVA Electrical/SmartPlant Electrical

2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○水素社会を拓くアンモニア/内閣府戦略的イノベーション創造プログラム/塩沢文朗
CO2フリー燃料、水素エネルギーキャリアとしてのアンモニアの可能性について、物性面の特長、利用技術の開発状況、経済性の評価結果等の各観点から紹介する。

○相馬市で展開する再エネ地産地消型スマートコミュニティの概要/㈱IHI/高井紀浩
当社は福島県相馬市と共同で、再生可能エネルギーの地産地消と地域振興に寄与することを目指したスマートコミュニティ事業の拠点「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」を2018年4月に開所した。その概要を紹介する。

○プラント配管の見積業務遂行手順/東亜工業㈱/佐賀靖美
プラント配管における設計・工事は土木・建築部門と同様、プラント建設のMHコスト、スケジュールに支配的な影響を与えることが知られている。その見積手順と留意点について、若手・中堅担当者を対象として概要を紹介する。

〔設計〕
○P&IDの読み方(後編)/日揮㈱/紙透辰男
P&IDを受領する配管設計側から見て、配管レイアウト上の不具合や不備に繋がる表現も多々ある。このような不具合や不備を指摘できる技術力が配管設計者には必要となる。本稿では質の高い配管レイアウトを行う上でのP&IDの読み方のポイントについて述べる。

○AI活用食品工場レイアウト自動作製ツール/㈱日立プラントサービス/東 栄次・秦 和博
食品工場内のレイアウトをAI技術により自動で作製するエンジニアリングツールを開発した。本ツール活用により工場を計画する初期の段階で、ニーズや運用に合った複数のレイアウト案を定量的かつ短期間で作成できる。

〔施工〕
○プロキュアメントにおける“材料ストッキスト”採用の利点/Kim Seng Huat Hardware Pte.Ltd./村井 理
調達の面からプロジェクト遂行をサポートする材料ストッキストについて、その機能と、実態について解説をし、その有用性について紹介をする。

〔運転・保守〕
○H&Sデモカーの紹介/㈱バルカー/野々垣肇
当社の多様なH&Sサービス・パッケージの宣伝・訴求力を向上させるべく、2017年秋より“H&Sデモカー”の運行を開始している。本稿ではH&Sデモカーの搭載設備について解説している。

■製品技術情報
○ドローンによる点検支援/㈱日立製作所 谷村和彦/㈱日立システムズ/瀬崎真一/㈱日立ソリューションズ/大堀正人
さまざまな分野でドローンを活用した業務効率の向上が期待されている。本文では、AIを活用してインフラ点検サービスを提供する「日立ドローンプラットフォーム」の概要とプラント点検への活用について紹介する。

○籾殻を原料・燃料に用いたけい酸カルシウム保温材/日本インシュレーション㈱/大森 宗
籾殻をボイラー燃料として使用し、そこから発生した籾殻灰を使用したけい酸カルシウム保温材製品およびその製造プロセスについて紹介する。

○バッチ管理制御パッケージによる高付加価値品製造プラントの効率化/横河ソリューションサービス㈱/冨樫 建
高付加価値品製造の操業課題の一つである“現場作業ミスの撲滅”に対して、「エラープルーフ」の“三つの原則”の観点からバッチ管理制御パッケージ「VizBatch」が提供するソリューションを解説する。

○橋梁寸法計測プロセスのデジタル化/㈱エリジオン/平岡卓爾・向出和人
三井住友建設が導入した、橋梁の寸法計測に3D点群データを活用する新たな手法の概要とその効果を紹介する。

■連載
○世界の計画中および建設中の天然ガスパイプライン 第3回
欧州の天然ガスパイプライン事情(1)/早稲田大学 吉武惇二
現在、欧州の計画中及び建設中の主要パイプライン8件を、2回に分けて報告する。欧州特有のサード・パーティ・アクセス(TPA)適用を巡って、どのように判断したか、また、その根拠をしっかり認識しておきたい。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 2
EcoSys/Intergraph Smart Completions/AVEVA Enterprise Resource Management(ERM)/AVEVA ProCon/AVEVA Engineering/EYESPEC/EYELIST/Intergraph Smart Materials
2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○NEDO 次世代浮体式洋上風力発電システム/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構/遠藤航介
洋上風力発電や国内外の洋上風力発電の導入状況について解説し、NEDOが実施する次世代浮体式洋上風力発電システム実施研究について紹介する。

○波長選択抽出位相シフト法とレンズレスカラー3次元画像センシング応用/国立情報学研究所/田原 樹/シグマ光機㈱/大谷礼雄/東京農工大学/高木康博
波長選択抽出位相シフト法に基づく、波長多重画像を用いレンズレスカラー3次元画像センシングできる技術を紹介する。レンズレスカラー3次元イメージング実験結果例を示す。本技術を用いれば自然光のレンズレスマルチカラー3次元画像センシングが可能であり、他の技術との融合によりさらなる高速化も見込まれる。

〔設計〕
○P&IDの読み方(前編)/日揮㈱/紙透辰男
P&IDを受領する配管設計側から見て、配管レイアウト上の不具合や不備に繋がる表現も多々ある。このような不具合や不備を指摘できる技術力が配管設計者には必要となる。本稿では質の高い配管レイアウトを行う上でのP&IDの読み方のポイントについて述べる。

○延性破壊・塑性崩壊に対する機器・配管系の耐震設計/中国電力㈱/田村伊知郎
本稿では、一定の塑性変形を許容する延性破壊・塑性崩壊に対する機器・配管系の耐震設計法として、「弾性解析を用いた設計」と「弾塑性解析を用いた設計」の二つの設計法を解説し、小規模配管系の設計に適用した例を示す。

〔運転・保守〕
○配管の維持管理と補修溶接/㈱高田工業所/中野正大
プラント設備において配管の保全は必要不可欠である。そこで、配管における維持管理と溶接補修に関する規格とガイドラインを紹介するとともに、配管の損傷事例とその補修方法を紹介する。

○薄膜UTセンサを用いた運転中プラント遠隔モニタリングシステムの開発/三菱重工業㈱/山本裕子
運転中の配管に常設可能な「薄膜UTセンサ」と,電池駆動で小型な「無線機能付きパルサレシーバ」を組み合わせた遠隔モニタリングシステムについて開発した。開発したシステムの特徴と適用事例を紹介する。

〔法規・規格〕
○高圧ガス設備等耐震設計基準の性能規定化/高圧ガス保安協会/大野卓志・小山田賢治
高圧ガス設備等耐震設計基準の性能規定化に向けた見直し検討及び高圧ガス保安協会規格「高圧ガス設備等の耐震設計に関する基準(レベル1)及び(レベル2)」制定の背景、経緯、概要等について解説する。

■連載
○世界の計画中および建設中の天然ガスパイプライン 第2回
中国の天然ガスパイプライン事情/早稲田大学/吉武惇二
中国は天然ガスパイプラインガスの供給において、中央アジア、ミャンマー、ロシアからの調達が可能である。また、東側の臨海部においては、LNGの調達が可能で、総じて、中国の天然ガス調達は、地理的に恵まれていると言えよう。

■特集:火力発電プラントで活躍する配管材料・関連技術
○火力発電の最近の技術開発動向/東北テクノアカデミア産学連携事務所/大地昭生
火力発電はこれまで、省資源、経済性追求の観点から、高効率化と大容量化の開発が推進されてきた。しかし、COP21のパリ協定以降、温室効果ガスの削減が喫緊の課題となった。又、東日本大震災以降、再生可能エネルギーの固定価格取制度が導入され太陽光発電が急増し、この変動電源に対する柔軟性が重要開発課題となった。本稿ではこれらの開発課題に対応した最近の技術開動向を紹介する。

○溶接代替メカニカル継手による配管補修革命/E-Piping㈱/福原 保
電力の安定供給の責任を担う火力発電所の配管補修において溶接施工の問題点を明らかにし、火気不要のLokring継手による解決策を紹介する。

○プレート&シェルのコンパクト熱交換器/㈱三和テスコ
本稿では、多管式熱交換器の堅牢さとプレート式のもつ高効率、コンパクトの双方のメリットを生かし、高耐圧、高効率でメンテナンス性に優れた円形プレートを用いた画期的な特長持つプレート&シェル熱交換器の概要の説明をする。

■製品技術情報
○遠隔レーザ除染装置の開発/㈱IHI/府金 央
二次廃棄物が少なく、作業時の反力も少ない遠隔操作に有利なレーザを利用した遠隔除染作業を行うことで、除染・廃炉作業時の作業員の被ばく低減を実現する。

○超微粒子ファインセラミックスを配合した水系遮熱塗料/明星工業㈱/河野哲也・山城博隆
太陽光の日射エネルギーの侵入を反射と放熱作用で抑制できる水系遮熱塗料の特徴と実機の液化窒素タンクに適用することによって液化窒素の自然蒸発量(BOG)が低減するという省エネルギー化が認められたので紹介する。

○低トルク&長寿命スイベルジョイント/㈱バルカー/西 亮輔
従来のスイベルジョイントの課題とその原因について解説し、その解決策となる新製品「LFR JOINT」の技術概要と効果について紹介する。

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2019 1
Intergraph Smart 3D/EYECAD V8.11/AVEVA Everything3D(AVEVA E3D)/AVEVA Marine
2,178円
■解説
〔展望・解説〕
○IoT技術を活用した保安高度化の取り組み(後編)/経済産業省 高圧ガス保安室/旭化成㈱/日揮プラントイノベーション㈱/アクセンチュア㈱/横河ソリューションサービス㈱/千代田化工建設㈱
経済産業省は、高度な自主保安の実現のため、「産業保安のスマート化」を図る取り組みを行っている。この一環として、データ等を活用して保安の高度化を図るIoT技術実証事業を進めており、各事業の概要及びこれまでの成果、今後の展望を紹介する。

○人造鉱物繊維の概要/ニチアス㈱/岩田耕治
ガラス繊維、ロックウール、アルカリアースシリケートウールに代表される人造鉱物繊維について、製造方法や特性、用途などを紹介する。

○LNG燃料船の動向と見通し(後編)/LNG経済研究会/奥田 誠
IMO(国際海事機関)による船舶燃料のイオウ含有分の規制強化への有望な対応策として燃料をLNGに変えたLNG燃料船の導入普及が進んできている。本稿(後篇)では、LNG燃料船の市場(隻数、燃料消費量)を中心に紹介する。火力発電プラントのボイラ伝熱管に発生する管内面腐食を検出し、その腐食減肉深さを評価可能な渦電流探傷システムを紹介する。

〔運転・保守〕
○渦電流探傷による長尺管内面腐食の高効率検出技術/三菱重工業㈱/浦田幹康・山口岳彦・神納健太郎/三菱日立パワーシステムズ㈱/中原 強・浦田直矢

○工場における蒸気発生と回収について/㈱進栄技研/丸山紀彦
本稿では、各種プラントで発生する蒸気の使用方法や省エネルギー対策として効果の高いドレン回収について解説し、低温蒸気やフラッシュ蒸気等の有効利用のシステム構成機器を紹介する。

■連載
○石油、石油化学、天然ガス分野の組織に対する品質マネジメントシステムの解説 第4回
ISO/DIS 29001:2018 Editionで補完された部分を考慮した品質マニュアル(例)/鏡 孝第1回と第2回で解説したISO/DIS 29001:2018の変更を、品質マニュアル(例)に取り込んだ姿で紹介する。なお、紹介する範囲は紙面の都合上、この第3回では第1項から第7項までとし、第8項以降は第4回に譲る。

○世界の計画中および建設中の天然ガスパイプライン 第1回
北米の天然ガスパイプライン事情/早稲田大学/吉武惇二
シェール革命により天然ガスの増産が可能となった米国は、カナダからの天然ガス輸入を抑制する一方、余剰となった天然ガスは、LNG輸出とメキシコへのパイプラインガス輸出へと拡大させるに至った。このように、北米の天然ガス需給構造は大きな変化が生じている。

■特集:先端技術の活用
○透明な3Dプリント部品の簡易3D形状取得/横浜国立大学/丸尾昭二
紫外光による透過照明を用いて、透明な3D物体の3D形状を取得する方法を開発した。実際に3Dプリンタで作製した微小な透明物体の形状計測の例を示す。本手法は、透明な3D部品の簡便な3D形状評価に広く活用できる。

○コンカレントエンジニアリング手法確立への取り組み/㈱IHI/小暮康仁
IHIプロセスプラントSBUにおける、統合設計ITシステムを活用したIHI流コンカレントエンジニアリング手法の確立への取り組みを紹介する。

○AR(拡張現実)を用いた溶接技能訓練/旭エレクトロニクス㈱/長倉隆徳
溶接技能者の人材不足が深刻化しているが、新しく溶接技能者を育成する手法として、AR(拡張現実)溶接システムSOLDAMATICとそれを利用した新しい訓練方法を紹介する。

○工場設備点検でのドローン活用/八洲電機㈱/川野隆司
工場設備の点検業務でドローンを活用するための実証実験事例や、これから利用拡大が予想される機種や画像解析技術について紹介する。

○人工知能を用いた図面情報の検出技術/CONCORE’S㈱/中島貴春
図面からBIM・CIMなどの情報モデルの構築を目的とした、2次元図面の解析手法に関して技術的な開発事例を紹介する。

■製品技術情報
○水道更新時代に対応した伸縮自在な水管橋の開発/日鉄住金パイプライン&エンジニアリング㈱/長谷川輝之
水管橋の従来課題を解決し、支間長を現場合わせすることが可能で、一括運搬可能な、伸縮フリーな新しいスタイルの水管橋用配管ユニットを開発した。

○保温材下腐食(CUI)対策塗料の開発/関西ペイント㈱/壁谷康平
近年プラントにおける漏洩事故の原因として問題視されているCUI(Corrosion UnderInsulation)に対し、フェノールエポキシ樹脂系とシリコーン樹脂系の2種類の対策塗料を開発した。開発品の特徴とCUI環境を再現した促進試験法による評価結果を紹介する。

○腐食性ガス耐性を向上させたシール材/㈱バルカー/高橋聡美
ハイグレードバルフロンジャケットガスケットNo.N7030(F)は、中芯にPTFEを主成分とする高機能シートガスケットを用い、ジャケットと中芯を熱圧着することで、従来品の課題を解決した製品である。

○目に見えない漏れを限りなくゼロに近づけることが可能なセミメタルガスケット/アイデン㈱/弓納持俊夫/㈱郵船商事マリン/鷲谷直人
フランジからの目に見えない漏れを限りなくゼロに近づけることが可能な国際特許取得フィッシュボーンガスケットについて渦巻きガスケットやカンプロファイルガスケットとの比較により紹介する。

○ラプチャーディスクの種類と適切な使用方法/BS&Bセイフティ・システムズ㈱/ケネス・クロケット
ラプチャーディスクは、あらかじめ決められた設定圧力で確実に作動するノンメカニカルな圧力安全装置である。本稿ではラプチャーディスクな主な種類とそれらが適切に動作するための使用法について紹介する。

○高密度磁束活性水装置/㈱エッチアールディ/井田 明
電気やガスなどエネルギー源が不要で、薬品を使用せず、消耗材の交換も一切いらない。給水管や工業用水で問題となる藻類の繁殖、スケールの堆積、赤錆の進行に効果を発揮し、環境に優しい磁気処理水を提案する。
2,178円
■特集:プラント関連産業の展望
○エンジニアリング産業の今後の展望/千代田化工建設㈱/増田 隆
2018年度エンジニアリング白書の内容を紹介しながら、エンジニアリング産業が抱える現在及び近い将来の課題について触れ、更に課題克服の暁に訪れる当該産業の明るい将来と配管技術に於けるトレンドについて概観する。

○プラントメンテナンスの今後の展望/(公社)日本プラントメンテナンス協会/若槻 茂
プラントメンテナンスの今後を、上下左右の壁を超える“情報化”という軸から見ていくが、さまざまな課題事象には、深刻な要素も含まれている。思い込みや“呪縛”から解き放たれ、現在本当にしなければならないことは何かを考えていきたい。

○バルブ産業の今後の展望と工業会の活動について/(一社)日本バルブ工業会/土屋健太郎
本稿では、バルブ業界の統計情報を基に今後の動向予想を解説し、会員企業のニーズや省庁の施策に沿った、中長期視点で策定した活動計画を紹介する。

■解説
〔展望・解説〕
○小型パッケージユニットを用いた水素ステーション/㈱キッツ/渡邉哲弥
当社の水素ステーションへの取り組みの紹介。長坂工場に建設した小型パッケージユニットを用いた水素ステーションの技術的情報を紹介する。

○国際ガス連盟(IGU)「世界LNG報告2018年版」報告(下)/LNG経済研究会/大先一正
LNG輸送船及び液化設備は過剰状態にあるが、リードタイムが長いため、将来の需要増加に対処する観点からは新たな投資決定が課題となっている。また、LNG液化船等の技術革新や市場効率化の推進も課題とされている。

○LNG燃料船の動向と見通し(前編)/LNG経済研究会/奥田 誠
IMO(国際海事機関)による船舶燃料のイオウ含有分の規制強化への有望な対応策として燃料をLNGに変えたLNG燃料船の導入普及が進んできている。本稿(前篇)では、船舶燃料としての重油とLNGの比較を中心に紹介する。

〔施工〕
○溶接部材の性能予測シミュレーション技術/東京大学/榎 学
熱応力有限要素法、結晶塑性解析、拡張有限要素法などの最新の計算技術を統合して、幅広い溶接構造に対する新しい疲労予測法を開発した。提案手法を用いて突合せ継手の疲労寿命を評価し実験データと比較した。

〔運転・保守〕
○IoT技術を活用した保安高度化の取り組み(前編)/経済産業省 高圧ガス保安室/旭化成㈱/日揮プラントイノベーション㈱/アクセンチュア㈱/横河ソリューションサービス㈱/千代田化工建設㈱
経済産業省は、高度な自主保安の実現のため、「産業保安のスマート化」を図る取組を行っている。この一環として、データ等を活用して保安の高度化を図るIoT技術実証事業を進めており、各事業の概要及びこれまでの成果、今後の展望を紹介する。

○下水道管点検ロボットの開発/山形大学/多田隈理一郎
弘栄設備工業㈱との共同で研究開発している、繊毛の振動で推力を発生する下水道管点検ロボットの機構と推進原理の特徴について解説し、将来の展望を述べる。

○AIによる画像解析技術を利用したコンクリートのひび割れ自動検出手法について/㈱大林組/大島 優
当社は、特殊な高性能カメラと富士フイルムが開発した画像解析技術を組み合わせ、コンクリートのひび割れを短時間かつ高精度に自動検出する手法を確立した。本稿では、撮影方法や機材がひび割れ検出に与える影響について検証した。

○電磁誘導を利用して開発された非破壊探傷法(磁束透過法)のオーステナイト系ステンレス鋼内部欠陥への適用/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
鉄鋼材料の深部に存在する欠陥を非破壊的に検出するために、磁束を試験体に透過させ、内部欠陥で変化する磁束を、電磁誘導で起電力として検出する手法(磁束透過法)が開発されている。本稿では、内部に人工欠陥をつけたSUS304板に、磁束透過法を適用してその有効性を検証した。

〔法規・規格〕
○ASME Section Ⅷ Division 2-2017の概要/㈱神戸製鋼所/寺田 進
ASME Sec.Ⅷ Div.2 2017年版はClass1(安全率3)とClass2(安全率2.4)のクラス区分導入される改正が行われた。Div.2のPart1からPart9までの概要及び近年の変更ポイント、他の規格との比較を紹介する。

■連載
○連載:石油、石油化学、天然ガス分野の組織に対する品質マネジメントシステムの解説 第3回
品質マネジメントシステム/鏡 孝
第1回と第2回で解説したISO/DIS 29001 :2018の変更を、品質マニュアル(例)に取り込んだ姿で紹介する。なお、紹介する範囲は誌面の都合上、この第3回では第1項から第7項までとし、第8項以降は第4回に譲る。

■製品技術情報
○高所作業での墜落制止用器具が、胴ベルトから原則フルハーネス化へ/スリーエムジャパン㈱/下山和哉
厚生労働省では高所作業について、労働安全衛生法施行令・労働安全衛生規則・安全衛生特別教育規定の改正を行い、フルハーネスの着用が原則となった。本稿では、法改正のポイントと、新規格に対応した製品などについて紹介する。

○ガスケットに関するトータルエンジニアリングサービス/ニチアス㈱/花島完治
当社は、エンジニアリングサービス「ガスケットLabo TM」を始動した。本稿では、サービスとして展開する「漏れの原因を探る評価技術」「最適な運用を提案する検証技術」「施工者の高い技能・知識を保つ体験学習」について紹介する。

◆2018年総目次
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  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
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