■Vintage Guitar Gallery
1955 GIBSON Les Paul Model / 1936 DOBRO No-23
■ZOOM UP!
根本要 / 佐橋佳幸 / ハマ・オカモト / 山本恭司
■Musician's Photo Card
STARDUST REVUE / メイキング・オブ・モータウン / JACKSON 5
■COVER STORY
40周年突入!
STARDUST REVUE & 佐橋佳幸絶好調スタ☆レビの傑作『年中模索』読本
盟友・佐橋佳幸をプロデューサーに迎えた『還暦少年』(2018年)で、新モードに突入したスターダスト☆レビュー。デビュー40周年突入タイミングで生み出されたニューアルバムは、引き続き佐橋との黄金タッグにより作られた『年中模索』! このたびPlayerは『年中模索』のレコーディングスタジオに潜入させていただいた。レコスタでスタンバイされていた機材撮影は勿論、そのレコーディングの模様もレポートするほか、恒例・根本要と佐橋佳幸による対談を筆頭に、今回はメンバー各ソロインタビューを行ない、『還暦少年』特集のリアクションでご要望が多かった添田啓二、岡崎昌幸のご両人にも直撃! たっぷり時間をかけて取材した10万字超過の『年中模索』読本を老若男女問わずお届けしたい。8月3日付オリコンアルバムチャートで4位を記録するなど好セールスを記録中の『年中模索』。40年目でスタ☆レビが名実ともに黄金期を迎えつつあるのは何故か? それが明らかになる社運をかけて総力特集。
■HARDWARE SPECIAL
加山雄三 GUITAR COLLECTION 60 + α[Part.2]ギターと共に歩んだ70年を振り返る
先月号に続いて「加山雄三 ギターコレクション 60+α」の第2弾! 前回は、加山の愛するモズライトとフェンダーギターが中心だったが、今回はアコースティックギターとベース、ウクレレを中心に、様々な弦楽器を紹介する。これまでTVやライブでもあまり手にすることのなかったプライベートコレクションも含め、なんと30本の弦楽器を紹介! 加山フリークも驚くコレクションの数々を、美しい写真と解説で紹介。そしてセンターに掲載される「ヴィンテージ・ファイル」では、加山が1965年にベンチャーズのノーキー・エドワーズから譲り受けた、あの伝説の1964年製モズライト・ベンチャーズ・モデルを特大サイズで紹介している。こちらもお見逃し無く!
■HARDWARE SPECIAL
ERNIE BALL MUSIC MAN StingRay4人のベーシストが語るスティングレイの魅力
先月号に引き続いてのアーニーボール・ミュージックマン スティングレイ特集、その第2弾は村田隆行、星野李奈、KEN(SA)、Shaikh Sofian(odol) という4人のプロ・ベーシストにスティングレイの現行モデルを弾いてもらって、そのインプレッションを伺った。すでにヴィンテージから現行モデルのスティングレイ・クラシックを愛用してきた村田隆行、セッションなどで使うことはあったものじっくり弾くのは初めてという星野李奈、90年代のDOG FIGHT期にスティングレイをライヴやレコーディングで愛用していたKEN、所有はしていないものの実は無類のスティングレイ好きだったShaikh Sofian という、R&B/ソウル、ジャズ、プログレ、ポップス、ロック、パンク etc.とジャンルも世代も異なるこの4人によるインプレッションからは、スペックだけからは見えてこないスティングレイというベースの持つポテンシャルや魅力が浮き彫りになっている。スティングレイに興味のあるベーシストはぜひ参考にしてほしい。
■HARDWARE SPECIAL
知られざる電源ケーブルの世界SUNSHINE SAC REFERENCE1.8
「ギターの音をもっと良くしたい!」と思った時に、まず考えるのは「もっと良いアンプに買い換えるか…」ということではないだろうか? その前に、もっとお手軽でお安く良い音でアンプを鳴らすことができるとしたら…。この特集は、そんな貴方に贈る「ウソみたいなホントの話」。アンプの電源ケーブルを交換するだけで、アンプのサウンドが格段と良く鳴る! ウソだと思う人には、ぜひ読んでもらいたいスペシャル特集。
■INTERVIEW AND MORE
Nothing's Curved In Stone
結成10周年を経て自主レーベルやマネージメントオフィスを立ち上げ、昨年は通算10枚目のオリジナルアルバム『By Your Side』をリリースしたNCIS。2020年に入りデジタルシングル「NEW HORIZON」、「Dream in the Dark」を相次いでリリースしてきたNCISの新たな一打は、意外にもセルフカバーベストアルバム『Futures』。「Isolation」「November 15th」「Out of Control」「YOUTH City」「Around the Clock」「In Future」「Brotherhood」「Pride」「ツバメクリムゾン」...出し惜しみ皆無の代表曲の数々が10年分のスキルアップを経て改めてスタジオレコーディング。オリジナルアレンジを踏襲しつつも明らかに生まれ変わったキラーチューンの数々に、進化し続けるバンドマンたちの凄みを感じずにはいられない。Player恒例、超ディープなロングインタビューをご堪能あれ!
■INTERVIEW AND MORE
I BUILT THE SKY
オーストラリアが生んだ次世代ギタリスト、ロハン・スティーヴンソンのソロ・プロジェクトであるアイ・ビルト・ザ・スカイが通算3作目にして日本デビュー盤となるフルレンス・アルバム『ザ・ゼニス・ライズ』をリリース。プログレッシヴ・メタルからジェント、ハード・フュージョンなど様々なジャンルを網羅し、超絶技巧のギターが鳴り渡るインストゥルメンタル・アルバムに仕上がっている。本誌初登場となるアイ・ビルト・ザ・スカイにバイオグラフィや新作、現代のギター・シーンについて訊いたインタビューと愛用ギターのレポートをお届けする。
■INTERVIEW AND MORE
Mary's Blood
Mary’s Bloodがアニメ楽曲を取り上げた初のカバーアルバムをリリース。メンバーの思い入れのある楽曲は勿論、原曲のイメージを尊重しつつMary’s Bloodらしいハードでドラマティックなアレンジが施されたと同時に、SAKIがリスペクトする聖飢魔IIを筆頭にX JAPAN「Forever Love」L'Arc~en~Ciel「Driver’s High」、陰陽座「甲賀忍法帖」といったレジェンドバンドのカバーでもあるというのも聴きどころだ。EYEの師匠にあたるNoB(山田信夫)を迎えての「ペガサス幻想」での共演、「魂のルフラン」「ウィーアー!」などEYEの楽曲ごとにおけるヴォーカルアプローチが見事な仕上がりとなっている。国内外問わず熱烈な支持を集める彼女たちだけあって、大きな話題を集めるカバーアルバムとなるはずだ。撮り下ろし取材で4人に『Re>Animator』を直撃!
■INTERVIEW AND MORE
メイキング・オブ・モータウン
9月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショーされる映画『メイキング・オブ・モータウン』。60年代を中心に世界中の音楽ファンを魅了した極上のポップスを生み出してきた創設者ベリー・ゴーディが、ヒット曲を生み出すノウハウを語るドキュメンタリー映画である。この映画の解説と共に、自身でレコーディング&リハーサルスタジオ「スタジオディグ」を運営し、レーベル「けや木レコード」を主宰するバンド、Gliderの栗田祐輔と栗田将治のお二人に、映画『メイキング・オブ・モータウン』の感想について訊いたメール・インタビューも合わせてお届けする。
■Reach Up
山本恭司
約3年振りとなる山本恭司のソロアルバム『2020』は、VOW WOW時代のムードも思い起こす「ADVENTURER 2020」、さらに「SPIRAL DRIVE」のようなハードチューンは勿論、繊細なタッチによるエモーショナルなトーンが迫りくる「BLUE MOON」、癒しも与えてくれるソウルフルなバラード「PRAYERS」など、エレクトリックギター表現のさらなる可能性、音楽家としての進化を堪能させてくれる1枚だ。中盤以後、「A BILLION YEARS」「HYMN OF MUSIC LOVERS」の壮大なテーマ性、沖縄への想いを込めた「VERMILION KINGDOM」への流れも圧巻。「AFTER RAIN COMES SHINE」への大団円までを見事に描いてみせた。インストながらも山本恭司ならではのメッセージは確実に伝わってくる。ギターミュージックの可能性を広げ続ける山本恭司は『2020』に何を思うのか!? 15,000字に及ぶ最新ロングインタビューをお届けしよう。
■Reach Up
KANSAS
アメリカン・プログレッシヴ・ロックの代表的バンド、カンサスがニュー・アルバム『ジ・アブセンス・オブ・プレゼンス』をリリースした。オリジナル・メンバーはリッチ・ウィリアムス(g)とフィル・イハート(ds)のみではあるが、バンドの精神を引き継いだ新メンバー達と共に新たなカンサス像を創り上げている。今回インタビューに応じてくれたのは、2014年に加入したロニー・プラット(vo)で、カンサスとしては2作目となるが、本作では伸びやかなハイトーン・ボイスでカンサス・サウンドを彩っている。長いキャリアを持つロニー・プラットに新生カンサスについて、さらに共演した大物アーティストとのエピソードを語ってもらった。
■Reach Up
FUTURE FOUNDATION
Crystal Lake、SHADOWS、NOISEMAKERの3組からなるライブハウス救済のためのプロジェクト、FUTURE FOUNDATIONが発足。6月にiTunes限定で販売された楽曲「DAWN」は配信直後から大きな反響を呼び、iTunes総合チャートでも2位を記録した。さらに、8月7日からは「DAWN」のMVのDL販売もスタート。それを受け、3バンドのギタリスト座談会を開催した。Kazuki(SHADOWS)/HIDE(NOISEMAKER)/YD(Crystal Lake)の3人と、Takahiro(SHADOWS)はZOOMを使って自宅からリモート参加。撮り下ろし写真と共に、その模様をお届け!
■Reach Up
OKAMOTO'S
デビュー10周年を迎え、昨年には初の日本武道館公演を成功、そして今年キャリア初となるベストアルバムをリリースしたばかりのOKAMOTO’Sが勢いもそのままに新作EP『Welcome My Friend』を発表した。これまでに彼らが築き上げてきた世界観の中に新しいアプローチを採り入れ、多彩かつ愛とリスペクトの詰まった作品に仕上がっている。今回、オカモトショウ(vo)とハマ・オカモト(b)への撮り下ろし取材が実現。今作の制作と作品に込めた想いをたっぷり語ってもらった!
■Reach Up
サイダーガール
PlayerリーダーズポールBEST NEW ARTIST部門で8位にランクインしたサイダーガール。彼らによる炭酸系サウンドと称されるポップなサウンドは一瞬にして人を虜にする、しかしながらメディアに一切顔を出さず、ライブで目撃できるスタイルや、動画サイト等での活動からインターネットを通して結成したバンドといった出で立ちに、どこかミステリアスなイメージを持っている人も多いのでは!? 毎月「楽器探検隊 ~music with you!」を手がける高橋ちえが「楽器探検隊~music with you!・番外編」として3人に迫ったスペシャルインタビュー。
■Reach Up
モノミユ
ALPEX FESTIVAL 2019のファイナリストで改めてアルフェスのユニークさと、楽曲至上主義的なミュージシャンが集まる場だと思った次第だ。ファイナリストの中でも一際、独自の世界観を醸し出していたのがモノミユだろう。それこそポストロックやシューゲイザーの影響を感じさせる、透明感あふれるギターロックサウンドに、独自の歌詞が乗る楽曲、そして柔らかでエモーショナル、紅一点・わかなの唯一無二の歌声。YouTubeや各サブスクで「空の真ん中には」「ナミウソ」「オープンワールド」といった注目曲を発表。なおYouTubeにおけるモノミユ official channelでは、チャットモンチーや東京事変などのカヴァー、わかなのアコギの弾き語りカヴァーなども楽しませてくれる。2020年代日本語ロックシーンへの大きな一打となりそうな注目株モノミユ。イマイ・イマイマ(b)、わかな(vo,g)、サトシ(g)に話を聞いた。
■Rei's MAPLE LEAF RAG vol.8
「ゴッドハンドに憧れて」
シンガーソングライター/ギタリスト Reiのコラム 第8回目!
■NEW PRODUCTS
VOX Valvenergy Series / ZEMAITIS MFGV22 BK / ATELIER Z The Village ll Custom Model / GRETSCH G2210 Streamliner Junior Jet Club / GRECO BGWT22 / KING SNAKE Smith Jazz / BLACK SMOKER SIGMA-JM / EPIPHONE Kazuyoshi Saito J-45 / TAYLOR Builder’s Edition 324ce / IBANEZ TMB35-MGR / ORANGE AMPS Little Bass Thing
■VINTAGE GUITAR ARCHIVES
1956 GIBSON Electric Bass (EB-1)ギブソンから誕生したもうひとつの“ヴァイオリン・ベース”
EB-2/ES-335、EB-0/レスポール・ジュニア、EB-3/SGスタンダード、サンダーバード/ファイアーバードというように、ギブソン・ベースの多くはその元になるギターがある。ところが1953年に登場した同社初のエレクトリック・ベースであるEB-1にはこのスタイルのギターは存在せず、このモデルは当初からベース専用として開発された。ヴァイオリン型のボディ・シェイプ、ボディ外周に入れられたボーダー・ラインやF ホールの絵柄、そしてベース全体はダーク・ブラウン仕上げというヴァイオリンやチェロといった弦楽器をモチーフとしたデザイン。さらにギブソン・ベースの基本スケールとなった30インチという短いスケール、コントラバスのように立って弾ける構造など、フェンダー・ベースとは異なる魅力を備えている。このEB-1の特徴を豊富な部分画像で詳細に解説。
■COLUMN
アキマツネオ・二井原実・KENJI SUZUKI・吾妻光良・GUITAR RESEARCH・Music With You!(Michael Kaneko)
■お詫びと訂正
Player 2020年10月号 P.120のCROWLEYのDISC REVIEWにて、バンド名の表記に誤りがありました。
誤:CRAWLEY→正:CROWLEY
読者、並びに関係者の方々には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
ここにお詫び申し上げますと共に、訂正させていただきます。
月刊 Player 編集部
プレイヤーの内容
- 出版社:プレイヤーコポレーション.
- 発行間隔:季刊
ロックの本流が見えてくる!Playerは聴くだけではなく自ら音楽を演奏しよう、創ってみようというユーザーたちの為の音楽雑誌です。
1968年―PLAYER誕生の年。当時は「ヤング・メイツ・ミュージック」という名前だった。現在から見ると、あの頃は凄かった。ツェッペリンやジミヘン、フーやクリームをリアルタイムで体験できたのだから。世界はベトナム戦争に揺れ、フラワー・ムーヴメントも発生。ロックがひとつの社会現象になっていた。そんな中、PLAYYERが見つめ続けて来たのは「アーティスト」と「楽器」だ。
この切り離せない純粋な関係は、変り続けていく音楽シーンの中で常に存在している。世代から世代へ受け継がれ、形を変えつつ、いつもアーティスト達の、そして僕たちの心を捕らえて離さない「何か」だ。PLAYERはいつもその「何か」を感じつづけている。昔も今も、そして未来も。音楽を愛する人達と一緒に、新しい1ページを綴りたい。
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