◆特集◆
裁判員制度 施行5年を迎えて
平成21年に裁判員制度がスタートしてから約5年。
その間多くの市民が裁判員として参加し、経験者から「よい経験になった」という意見が多数寄せられる一方、裁判員の精神的負担をはじめとする検討事項も挙げられています。
そこで「法律のひろば」4月号では「裁判員制度 施行5年を迎えて」と題した特集を行い、各分野の専門家による解説を掲載します。
弁護士、検事、裁判官がそれぞれの立場から裁判員制度について述べており、立場によってこの5年の成果や反省点が異なることがわかります。
そのほかにも取調べの可視化、精神鑑定の在り方など、裁判員裁判とは切り離せない論点を概観でき、 充実した特集となっています。
■裁判員制度の運用状況/池田公博
■裁判員裁判のこれから
弁護士の視点/前田裕司
検察官の視点/田野尻猛
裁判官の視点/安東 章
■裁判員裁判対象事件における検察官による被疑者取調べの録音・録画/伊吹栄治
■刑事責任能力判断と裁判員裁判/岡田幸之
◆連載◆
賠償・補償・保険法判例研究 第20回―――賠償・補償・保険法判例研究会
胎児にかかる交通事故裁判例の傾向と分析―X線照射・内服薬投与と人工妊娠中絶をめぐって
/清水秀規
ハラスメント判例ファイル 第14回―ハラスメント判例研究会
専門書籍を販売する会社に雇用された従業員が、会社等による人格を否定する言動、不当な差別的取
扱い、退職強要及び復職拒否等について精神的損害を受けたとして慰謝料等の支払いを求めた事案に
おいて、原告の請求が認められなかった事例
カンボジアの法の夜明け―キムセンへの手紙 第14回
キムセン/柴田紀子
ザ・税務訴訟
弁護士業の必要経費―弁護士会役員の交際費等/林 仲宣
ひろば時論
■矯正医療を取り巻く状況
■司法修習の現状
●訟務情報
●次号予告
厚労省は昨年12月、「ブラック企業」の疑いがある企業への立入調査の結果、全体の82%の企業で違法な時間外労働などの違反があったという結果を公表しました。
いわゆる「ブラック企業」とまではいえなくても、今日の日本では、正社員だからといって、安全や健康に配慮した労働環境、将来設計のできる安定した生活が保障されるわけではなくなっています。
そこで、5月号の特集は「働き方をめぐる近時の論点」をテーマに、労働法の基礎や多様化した「働き方」をめぐる問題点を整理します。派遣制度見直しの検討状況、外国人の受入れなどの最新のトピックも含めつつ、労働について考える一冊を予定しています。
目次
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