◆特集◆
少年院法・少年鑑別所法の成立
本年6月、少年院法、少年鑑別所法が成立しました。現行の少年院法が昭和23年に制定されて以来、約66年ぶりの全面的改定です。
平成21年、広島少年院で、少年に遺書を書かせたり、シーツを首にまきつけたりするなどの職員による暴力行為が発覚しました。
この事件を受けて「少年矯正を考える有識者会議」が設置され、少年矯正の在り方が議論されてきました。
今回成立した少年院法・少年鑑別所法は、この有識者会議の提言を受け、これまでにない抜本的な見直しを行ったものです。
特集では、法務省矯正局と有識者会議委員が新法成立の経緯や今後の処遇の具体的内容を解説しています。
新法の内容と少年矯正についての議論の変遷が理解できる一冊です。
■少年院法・少年鑑別所法の成立の経緯/柿崎伸二
■少年院法・少年鑑別所法等の概要/内藤晋太郎・橋口英明
■新少年院法・少年鑑別所法における今後の処遇/小山定明・古橋徹也
■少年院法・少年鑑別所法成立の意義/廣瀬健二
■少年矯正への期待/岩井宜子
◆読み切り◆
司法試験法の一部を改正する法律の概要/鈴木昭洋・遠藤圭一郎・岡田志乃布
◆連載◆
カンボジアの法の夜明け―キムセンへの手紙 最終回
最後の数週間と離任~その後のカンボジア/柴田紀子
ハラスメント判例ファイル 第16回―ハラスメント判例研究会
紳士服・婦人服等の量販店のアルバイト店員が、店長によるパワーハラスメントで受けた精神的苦痛 について、使用者責任に基づく損害賠償の支払を求めた事例
ザ・税務訴訟
遺留分減殺請求と被相続人の所得税負担額/林 仲宣
ひろば時論
■国際的犯罪への取組
■更生要因の調査研究の重要性
●ひろば法律速報
●訟務情報
●次号予告
ひろば9月号の特集は「平成26年改正少年法」。
本年の少年法改正の主な内容は、国選付添人制度及び検察官関与制度の対象事件の範囲の拡大、そして、少年刑の見直しです。
弁護士、少年の支援、家庭裁判所など様々な立場の有識者が改正の意義を論じます。
ぜひ、8月号の「少年院法・少年鑑別所法」とあわせてご覧いただき、少年犯罪と少年の処遇について考えるきっかけにしてください。
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