◆特集◆
窃盗事犯者と再犯―平成26年版犯罪白書を読む
平成26年11月14日に閣議報告された平成26年度版犯罪白書によって、万引きの再犯は高齢女性に多いことなどが分かりました。背景には孤独感や寂しさがあるということも分かり、再犯を防ぐための社会的サポートの重要性が改めて指摘されています。
ひろば平成27年1月号の特集は「窃盗事犯者と再犯―平成26年版犯罪白書を読む」。白書をまとめた法務総合研究所の担当者による解説とともに、保護観察所や刑務所の現場の取組を紹介します。
※平成26年12月号には同白書の「あらまし」を掲載しています。12月号では白書の概要を紹介し、1月号では詳細な解説を行いますので、あわせてのご購読をおすすめします。
■平成26年版犯罪白書を読んで
―ルーティン部分に関して/藤本哲也
―特集部分に関して/髙山佳奈子
■再犯・再入状況と窃盗の女子高齢者の実情
―平成26年版犯罪白書から/橋本洋子
■窃盗事犯者と再犯
―前科のない万引き事犯者を中心に/町田鉄男
■大分刑務所における窃盗防止教育/竹中哲之
■保護観察における窃盗事犯の処遇/冨田彰乃
◆連載◆
英米法研究 第68回――岡原記念英米法研究会
合衆国憲法が規定する「事件争訟性」を満たす当事者適格/紙谷雅子
保険判例研究 第30回――保険判例研究会
破産手続開始決定前の保険契約について同決定後に保険事故が発生した場合における保険金請求権の破産財団への帰属の有無/酒井優壽
ひろば時論
■第34回全国中学生人権作文コンテスト
■外国人行政を取り巻く我が国の状況―入管白書
●ひろば法律速報
●訟務情報
●次号予告
ひろば2月号の特集は「認知症とトラブル 法律家に何ができるか」。判例を材料として家族の監督義務を考察するとともに、虐待や消費者トラブルが起こった場合の弁護士の対応や、成年後見制度について考察します。
平成19年に電車にはねられて死亡した認知症患者の男性の家族に対し、JR東海が列車遅延などの損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が、本年4月、名古屋高裁で言い渡されました。一審・名古屋地裁に続き、男性の妻の責任を認めた上で、約360万円の賠償が命じられ、認知症とその介護をめぐる問題がクローズアップされました。
こうした家族の監督義務をめぐる問題だけでなく、近年、介護離職、介護殺人、高齢者虐待、高齢者の消費者トラブル等、認知症に関連する問題が顕在化しています。
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