特集:刑事訴訟関連法の改正
時代に即した新たな刑事司法制度を構築するための「刑事訴訟法等の一部を改正する法律」が、本年6月に公布されました。改正法では、取り調べの録音・録画(可視化)制度の義務づけのほか、証拠収集のための司法取引の導入、通信傍受の合理化・効率化などが予定されています。本特集では、改正の概要を解説するとともに、刑事手続における実務への影響について、裁判所、検察官、弁護士、警察官それぞれの立場から紹介します。
■刑事司法改革の展望/井上正仁
■刑事司法は変わるか―刑事訴訟法等改正の意義と課題/大澤 裕
■「刑事訴訟法等の一部を改正する法律」の概要について/吉田雅之
■刑事訴訟法等改正と実務への影響
▶裁判所の立場から/関 洋太
▶検察官の立場から/山口貴亮
▶弁護士の立場から/宮村啓太
■新たな刑事司法制度に対する警察としての対応について/河原雄介
◆読み切り◆
民法の一部を改正する法律の概要/合田章子
◆連載◆
ひろば時論
バンコクからの法整備支援―違いを超えて
第3回 再会と別れ/柴田紀子
ひろば時論
■更生保護施設―薬物事犯者に対する取組を中心に―
■B型肝炎訴訟とアスベスト訴訟について
●ひろばの書棚『交通事故損害賠償法〔第2版〕』
●ひろば法律速報
●訟務情報
次号予告:自殺予防対策―自殺者減少社会の実現へ
平成18年に「自殺対策基本法」が成立し、我が国で初めて、国を挙げて自殺対策を進める法的枠組みが整備されてから10年。今年、更なる対策の推進のため、改正自殺対策基本法が成立・施行されました。本特集では、自殺対策の10年の成果と課題について考察するとともに、地方公共団体、教育、精神医療、それぞれの現場での取組と、自死遺族のサポートの現状と課題について紹介します。
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