目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<総力特集>:中国の大失敗
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
中国はメンツをかけてAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を成功させたい
のだろう。大気汚染対策に必死に取り組むのもいいが、各国首脳の気分は青空
のようには晴れないはずだ。オバマ大統領は中間選挙で民主党が惨敗し意気消
沈しているし、朴槿恵大統領は経済再生を叫んでいるが、ウォン高で輸出企業
はもがき苦しんでいる。両政権ともにレームダック化し始めている。一方で、
安倍総理も女性閣僚の辞任など改造内閣のスタートで躓いた。当の習近平国家
主席も経済減速に頭を抱えていることだろう。
今月号の総力特集は「中国の大失敗」と題し、香港のデモやチャイナ・リスク
について考えた。日高義樹氏は、「民主化を求めて集まっているのが、天安門
事件記念集会に集まった学生たちである」ことを挙げ、「香港の学生たちの要
求を認めれば、中国の政治体制は崩壊」し、「抗議行動は、中国共産党体制葬
送の序曲になりつつある」という。体制を脅かす問題はほかにもある。津上俊
哉氏は、「貧富の格差、環境破壊、住民の地域暴動など、さまざまな社会問題
が深刻化して臨界点が近い」と述べ、改革が実現できなければ「亡党亡国」へ
の道が待っていると結論づけた。それゆえ、対外的な問題は避けたいはず。尖
閣の海で不慮の日中衝突など考えたくないが、知日派のジョセフ・ナイ氏は、
「末端レベルの人間がトップレベルに承認されていない行動をとる危険は常に
ある」ので、「偶発的な軍事衝突につながるような間違いを犯さないで済む方
法を探すことが重要」だと、日中両国に求めた。
第二特集は、消費税再増税への反対論。鈴木敏文氏は経営者の視点から、「物
が豊富な成熟した時代だからこそ、数字や理屈ではなく、人間の心理に踏み込
んだ視点に立つ」必要性をあげ、いま消費税を上げることは時期尚早だという。
同じく、安倍総理のブレーンといわれる内閣官房参与の本田悦朗氏は、増税の
タイミングを問題視し、デフレ脱却後の2017年4月1日に再増税を実施す
るシナリオを説いた。
今月号では、ほかにも『産経新聞』の加藤達也前ソウル支局長の在宅起訴の問
題を、韓国人ブロガーのシンシアリー氏に韓国から見た顛末をまとめてもらっ
た。また、岡田晴恵氏は、世界的な広がりを見せようとするエボラ出血熱X
デーへの備え方を紹介。巻頭の対談では、谷垣禎一自民党幹事長に二閣僚辞任
や消費増税などについて語っていただいた。日本の行く末を占ううえで、不可
欠なテーマを論じており、ぜひご一読ください。
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】総力特集:中国の大失敗
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆香港動乱、中国敗れたり
日高義樹
◆尖閣衝突の可能性はつねにある
ジョセフ・ナイ
◆「亡党亡国」への道
津上俊哉
◆琉球独立運動を注視せよ
山田吉彦
◆一党独裁体制が終わる日
福島香織
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】特集:総理、増税は無理です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●霞が関は消費者心理を知らない
鈴木敏文
●アベノミクスが否定されてしまう
本田悦朗
●お天気エコノミストの罪
高橋洋一
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】連載ほか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆恐るべき韓国の言論統制
シンシアリー
◆余市が生んだスコットランドの原風景
柴崎信三
◆しのびよる石油大暴落
藤 和彦
◆反日歴史認識の「教典」
水間政憲
◆エボラ出血熱Xデーに備えよ
岡田晴恵
◆たばこの社会コストを考える
森永卓郎
……………………………………………………………………………………………
◆◇INTERVIEW◇◆
〔巻頭インタビュー〕
巻頭対談 政権の危機を乗り越えられるか
谷垣禎一/篠原文也
〔憂国対談〕
日本を貶めた「戦後最大のメディア犯罪」
元谷外志雄/トニー・マラーノ
〔新世代の流儀〕
「音をつくっている会社で、その音に私たちは責任を負っている」
福島欣尚/取材・構成:木村俊介
◆◇COLUMN◇◆
〔ニッポン新潮流〕
<国内政治>不正会計疑惑が有力議員を襲う構造
菅原 琢
<経済政策>いまは民力休養が必要だ
飯田泰之
<生活社会>イスラム国はなぜ急伸したのか
山形浩生
<科学医療>パーソナルゲノム時代への突入
最相葉月
◆◇SERIES◇◆
〔説教ストロガノフ〕
〈第5回〉 軍国主義が中東を救う
上念 司/倉山 満
〔テロリスト・安重根〕
〈第10回〉暗殺に及んだ十五の理由
早坂 隆
〔武士の碑〕
〈第15回〉 死すべき場所
伊東 潤
〔覚醒するクラシック〕
〈第18回〉幻想曲
百田尚樹
〔巻頭言〕
〈終〉ポスト冷戦時代は終わった
小浜逸郎
〔私日記〕
〈第180回〉国境問題という緊張感
曽野綾子
〔平成始末〕
〈第60回〉知性、含羞、やくざ精神
山折哲雄
〔朝日を叱る〕
[反日歴史認識の「教典」]
構成/水間政憲
〔凛たる女性〕
〈48〉[倉本康子]
撮影/遠藤 宏
<総力特集>:中国の大失敗
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中国はメンツをかけてAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を成功させたい
のだろう。大気汚染対策に必死に取り組むのもいいが、各国首脳の気分は青空
のようには晴れないはずだ。オバマ大統領は中間選挙で民主党が惨敗し意気消
沈しているし、朴槿恵大統領は経済再生を叫んでいるが、ウォン高で輸出企業
はもがき苦しんでいる。両政権ともにレームダック化し始めている。一方で、
安倍総理も女性閣僚の辞任など改造内閣のスタートで躓いた。当の習近平国家
主席も経済減速に頭を抱えていることだろう。
今月号の総力特集は「中国の大失敗」と題し、香港のデモやチャイナ・リスク
について考えた。日高義樹氏は、「民主化を求めて集まっているのが、天安門
事件記念集会に集まった学生たちである」ことを挙げ、「香港の学生たちの要
求を認めれば、中国の政治体制は崩壊」し、「抗議行動は、中国共産党体制葬
送の序曲になりつつある」という。体制を脅かす問題はほかにもある。津上俊
哉氏は、「貧富の格差、環境破壊、住民の地域暴動など、さまざまな社会問題
が深刻化して臨界点が近い」と述べ、改革が実現できなければ「亡党亡国」へ
の道が待っていると結論づけた。それゆえ、対外的な問題は避けたいはず。尖
閣の海で不慮の日中衝突など考えたくないが、知日派のジョセフ・ナイ氏は、
「末端レベルの人間がトップレベルに承認されていない行動をとる危険は常に
ある」ので、「偶発的な軍事衝突につながるような間違いを犯さないで済む方
法を探すことが重要」だと、日中両国に求めた。
第二特集は、消費税再増税への反対論。鈴木敏文氏は経営者の視点から、「物
が豊富な成熟した時代だからこそ、数字や理屈ではなく、人間の心理に踏み込
んだ視点に立つ」必要性をあげ、いま消費税を上げることは時期尚早だという。
同じく、安倍総理のブレーンといわれる内閣官房参与の本田悦朗氏は、増税の
タイミングを問題視し、デフレ脱却後の2017年4月1日に再増税を実施す
るシナリオを説いた。
今月号では、ほかにも『産経新聞』の加藤達也前ソウル支局長の在宅起訴の問
題を、韓国人ブロガーのシンシアリー氏に韓国から見た顛末をまとめてもらっ
た。また、岡田晴恵氏は、世界的な広がりを見せようとするエボラ出血熱X
デーへの備え方を紹介。巻頭の対談では、谷垣禎一自民党幹事長に二閣僚辞任
や消費増税などについて語っていただいた。日本の行く末を占ううえで、不可
欠なテーマを論じており、ぜひご一読ください。
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】総力特集:中国の大失敗
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◆香港動乱、中国敗れたり
日高義樹
◆尖閣衝突の可能性はつねにある
ジョセフ・ナイ
◆「亡党亡国」への道
津上俊哉
◆琉球独立運動を注視せよ
山田吉彦
◆一党独裁体制が終わる日
福島香織
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【2】特集:総理、増税は無理です
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●霞が関は消費者心理を知らない
鈴木敏文
●アベノミクスが否定されてしまう
本田悦朗
●お天気エコノミストの罪
高橋洋一
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【3】連載ほか
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◆恐るべき韓国の言論統制
シンシアリー
◆余市が生んだスコットランドの原風景
柴崎信三
◆しのびよる石油大暴落
藤 和彦
◆反日歴史認識の「教典」
水間政憲
◆エボラ出血熱Xデーに備えよ
岡田晴恵
◆たばこの社会コストを考える
森永卓郎
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◆◇INTERVIEW◇◆
〔巻頭インタビュー〕
巻頭対談 政権の危機を乗り越えられるか
谷垣禎一/篠原文也
〔憂国対談〕
日本を貶めた「戦後最大のメディア犯罪」
元谷外志雄/トニー・マラーノ
〔新世代の流儀〕
「音をつくっている会社で、その音に私たちは責任を負っている」
福島欣尚/取材・構成:木村俊介
◆◇COLUMN◇◆
〔ニッポン新潮流〕
<国内政治>不正会計疑惑が有力議員を襲う構造
菅原 琢
<経済政策>いまは民力休養が必要だ
飯田泰之
<生活社会>イスラム国はなぜ急伸したのか
山形浩生
<科学医療>パーソナルゲノム時代への突入
最相葉月
◆◇SERIES◇◆
〔説教ストロガノフ〕
〈第5回〉 軍国主義が中東を救う
上念 司/倉山 満
〔テロリスト・安重根〕
〈第10回〉暗殺に及んだ十五の理由
早坂 隆
〔武士の碑〕
〈第15回〉 死すべき場所
伊東 潤
〔覚醒するクラシック〕
〈第18回〉幻想曲
百田尚樹
〔巻頭言〕
〈終〉ポスト冷戦時代は終わった
小浜逸郎
〔私日記〕
〈第180回〉国境問題という緊張感
曽野綾子
〔平成始末〕
〈第60回〉知性、含羞、やくざ精神
山折哲雄
〔朝日を叱る〕
[反日歴史認識の「教典」]
構成/水間政憲
〔凛たる女性〕
〈48〉[倉本康子]
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