目次
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Voice 4月号<総力特集>地獄の中東、日本の覚悟
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『Voice』編集長・前田守人からのご案内
ISIL(イスラム国)の拠点があるイラク北部のティクリートでは、イラク軍
による奪還作戦が始まっている。すでに「戦争」は起こっている。今後、米軍
は地上戦を行なうのだろうか。日本は国際テロの脅威にどう備えるのか。
4月号は「地獄の中東、日本の覚悟」との総力特集を組んだ。曽野綾子氏と
笈川博一氏は対談で、「現代が十九世紀なら、ISILは立派な国家」であり、
「国家とは何か」という問題提起を行なっている。日高義樹氏はアメリカの
専門家の考えとしてこう分析する。中東における問題は「ISIS(イスラム国)
よりもイランのペルシャ王国復活の野望であり、テヘランを中心にイラクや
シリア、ベイルートを含めた一大帝国の再現」なのだという。また、ベトナム
戦争を例に出し、「ゲリラは魚で人民は水」であり、ISISとの戦争も泥沼化
しかねないと警鐘を鳴らす。一方、兵頭二十八氏は「石油が産み出すあぶく
銭が世界を攪乱している」とし、「イランがいま、財政のピンチに追い込まれ
つつある。仕掛けたのはアメリカとサウジアラビアだ」と読む。日本は国際
原油価格の下落を歓迎すべきだと説く。中谷元防衛大臣は、「自衛隊が現行法上
できることは邦人輸送に限られています。邦人を救出することは許されません」
と述べ、法改正の必要性を指摘する。そもそも自衛隊は在外公館すら警護できて
いない。今後、海外における邦人の安全確保と在外公館の警備をどうするのか。
法改正を含め、国民的な議論が待たれるところだ。
第二特集は、「歴史の常識を疑え」と題し、先の大戦で描かれてきた歴史の
ストーリーに違う角度から光を当てた論考を紹介する。映画のような二重
スパイがもたらしたスクープ情報が真珠湾攻撃を予告していたという岡部伸氏。
反日と反独映画に隠された、戦後強くなってはいけない日独への牽制を描いた
丸谷元人氏。当時の新聞記事と写真から、東京無差別爆撃の真相を暴いた水間
政憲氏。いずれも日本人が何気なく信じている歴史の一頁に疑問を投げかけた
力作である。
他に、2大インタビューとして、室町時代の観阿弥、世阿弥の流れを汲む
観世流の二十六世宗家の観世清和氏に、能楽堂を渋谷の松濤から銀座に移転
させる理由などを聞いた。また、東大生の就職先として人気の高いDeNA
の設立者である南場智子氏に、「これからの日本人に求められる4つの力」
について話を伺った。未来に向けたさまざまな取り組みに勇気づけられる。
若い人たちにぜひ読んでいただきたいインタビューだ。
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】総力特集:地獄の中東、日本の覚悟
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆三つ目の戦争に陥ったアメリカ 日高義樹
<One Point>混乱するオバマの戦争
シリア国内における通信指揮命令拠点、および物資補給基地、さらにはゲリ
ラの訓練基地を徹底的に叩き、大きな戦果を挙げたあと、オバマ大統領は
ISISとどう戦い、どう処理していいかわからず、戦闘は中だるみとなって
しまっている。
◆ <緊急対談>ISILと政府なき世界 曽野綾子/笈川博一
◆ 防衛を忘れた空港 樋口恒晴
◆ イスラミックテロの恐怖 兵頭二十八
◆ 自衛隊は邦人を救えるか 中谷 元/〈取材・構成〉潮 匡人
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】特集:歴史の常識を疑え
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◆「007」が予告した真珠湾攻撃 岡部 伸
◆ 反日・反独映画の虚妄 丸谷元人
◆ 東京無差別爆撃の真相を暴く 水間政憲
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】注目記事
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●巻頭インタビュー 課題解決型人材を育てよ 南場智子
<One Point>クリエイティブな課題解決能力をもて
エネルギー、自然災害、人口構造の歪み、、社会保障など、日本は他国に
先駆けていくつもの大きな課題に直面しています。
それらを解決していくには、高いレベルのクリエイティビティが不可欠です。
●「反原発」のアナーキズム 中西輝政
<One Point>原発問題の「情」と「理」
本来の法の支配を超えた「空気の支配」が今後も続き、いわゆる原発再稼働が
2015年中に実現しないとしたら、日本経済はかつて経験したことのない重い
負担を強いられることになる。
……………………………………………………………………………………………
◆◇COLUMN◇◆
〔ニッポン新潮流〕
<国内政治>地方議会で改革派が伸びない理由 菅原 琢
<経済政策>日銀審議委員人事で何が変わるか 飯田泰之
<生活社会>民主党の「格差解消」はお題目 山形浩生
◆◇SERIES◇◆
〔武士の碑〕
〈最終回〉 最後の武士 伊東 潤
〔巻頭言〕
〈4〉殺しのライセンス 養老孟司
〔覚醒するクラシック〕
〈第22回〉ピアノ協奏曲二四番 百田尚樹
〔私日記〕
〈第184回〉十草粥 曽野綾子
〔平成始末〕
〈第64回〉大学よ、目を覚ませ! 山折哲雄
〔凛たる女性〕
〈52〉春香クリスティーン 撮影/遠藤 宏
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】新連載
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◆健康は生成する 斎藤 環
第1回 疾病生成から健康生成へ
「心が折れる」?
私たちは仕事や日常生活のさまざまな場面で、よく「心の強さ」や「意志の強さ」を
話題にする。その一方で、心や意志の「弱さ」は軽蔑され、おとしめられ
がちだ。では、「心の強さ」とは何だろうか。私たちはその本質をどう理解
しているのだろうか。
◆周五郎は残った 福田和也
第1回 赤ひげ診療譚
Voice 4月号<総力特集>地獄の中東、日本の覚悟
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『Voice』編集長・前田守人からのご案内
ISIL(イスラム国)の拠点があるイラク北部のティクリートでは、イラク軍
による奪還作戦が始まっている。すでに「戦争」は起こっている。今後、米軍
は地上戦を行なうのだろうか。日本は国際テロの脅威にどう備えるのか。
4月号は「地獄の中東、日本の覚悟」との総力特集を組んだ。曽野綾子氏と
笈川博一氏は対談で、「現代が十九世紀なら、ISILは立派な国家」であり、
「国家とは何か」という問題提起を行なっている。日高義樹氏はアメリカの
専門家の考えとしてこう分析する。中東における問題は「ISIS(イスラム国)
よりもイランのペルシャ王国復活の野望であり、テヘランを中心にイラクや
シリア、ベイルートを含めた一大帝国の再現」なのだという。また、ベトナム
戦争を例に出し、「ゲリラは魚で人民は水」であり、ISISとの戦争も泥沼化
しかねないと警鐘を鳴らす。一方、兵頭二十八氏は「石油が産み出すあぶく
銭が世界を攪乱している」とし、「イランがいま、財政のピンチに追い込まれ
つつある。仕掛けたのはアメリカとサウジアラビアだ」と読む。日本は国際
原油価格の下落を歓迎すべきだと説く。中谷元防衛大臣は、「自衛隊が現行法上
できることは邦人輸送に限られています。邦人を救出することは許されません」
と述べ、法改正の必要性を指摘する。そもそも自衛隊は在外公館すら警護できて
いない。今後、海外における邦人の安全確保と在外公館の警備をどうするのか。
法改正を含め、国民的な議論が待たれるところだ。
第二特集は、「歴史の常識を疑え」と題し、先の大戦で描かれてきた歴史の
ストーリーに違う角度から光を当てた論考を紹介する。映画のような二重
スパイがもたらしたスクープ情報が真珠湾攻撃を予告していたという岡部伸氏。
反日と反独映画に隠された、戦後強くなってはいけない日独への牽制を描いた
丸谷元人氏。当時の新聞記事と写真から、東京無差別爆撃の真相を暴いた水間
政憲氏。いずれも日本人が何気なく信じている歴史の一頁に疑問を投げかけた
力作である。
他に、2大インタビューとして、室町時代の観阿弥、世阿弥の流れを汲む
観世流の二十六世宗家の観世清和氏に、能楽堂を渋谷の松濤から銀座に移転
させる理由などを聞いた。また、東大生の就職先として人気の高いDeNA
の設立者である南場智子氏に、「これからの日本人に求められる4つの力」
について話を伺った。未来に向けたさまざまな取り組みに勇気づけられる。
若い人たちにぜひ読んでいただきたいインタビューだ。
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【1】総力特集:地獄の中東、日本の覚悟
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◆三つ目の戦争に陥ったアメリカ 日高義樹
<One Point>混乱するオバマの戦争
シリア国内における通信指揮命令拠点、および物資補給基地、さらにはゲリ
ラの訓練基地を徹底的に叩き、大きな戦果を挙げたあと、オバマ大統領は
ISISとどう戦い、どう処理していいかわからず、戦闘は中だるみとなって
しまっている。
◆ <緊急対談>ISILと政府なき世界 曽野綾子/笈川博一
◆ 防衛を忘れた空港 樋口恒晴
◆ イスラミックテロの恐怖 兵頭二十八
◆ 自衛隊は邦人を救えるか 中谷 元/〈取材・構成〉潮 匡人
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【2】特集:歴史の常識を疑え
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◆「007」が予告した真珠湾攻撃 岡部 伸
◆ 反日・反独映画の虚妄 丸谷元人
◆ 東京無差別爆撃の真相を暴く 水間政憲
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【4】注目記事
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●巻頭インタビュー 課題解決型人材を育てよ 南場智子
<One Point>クリエイティブな課題解決能力をもて
エネルギー、自然災害、人口構造の歪み、、社会保障など、日本は他国に
先駆けていくつもの大きな課題に直面しています。
それらを解決していくには、高いレベルのクリエイティビティが不可欠です。
●「反原発」のアナーキズム 中西輝政
<One Point>原発問題の「情」と「理」
本来の法の支配を超えた「空気の支配」が今後も続き、いわゆる原発再稼働が
2015年中に実現しないとしたら、日本経済はかつて経験したことのない重い
負担を強いられることになる。
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◆◇COLUMN◇◆
〔ニッポン新潮流〕
<国内政治>地方議会で改革派が伸びない理由 菅原 琢
<経済政策>日銀審議委員人事で何が変わるか 飯田泰之
<生活社会>民主党の「格差解消」はお題目 山形浩生
◆◇SERIES◇◆
〔武士の碑〕
〈最終回〉 最後の武士 伊東 潤
〔巻頭言〕
〈4〉殺しのライセンス 養老孟司
〔覚醒するクラシック〕
〈第22回〉ピアノ協奏曲二四番 百田尚樹
〔私日記〕
〈第184回〉十草粥 曽野綾子
〔平成始末〕
〈第64回〉大学よ、目を覚ませ! 山折哲雄
〔凛たる女性〕
〈52〉春香クリスティーン 撮影/遠藤 宏
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】新連載
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◆健康は生成する 斎藤 環
第1回 疾病生成から健康生成へ
「心が折れる」?
私たちは仕事や日常生活のさまざまな場面で、よく「心の強さ」や「意志の強さ」を
話題にする。その一方で、心や意志の「弱さ」は軽蔑され、おとしめられ
がちだ。では、「心の強さ」とは何だろうか。私たちはその本質をどう理解
しているのだろうか。
◆周五郎は残った 福田和也
第1回 赤ひげ診療譚
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