ベースボールマガジン 発売日・バックナンバー

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1,047円
■「90年代の情景」
70年代、80年代に続き、今号では90年代を特集する。その名も「近くて遠い90年代プロ野球」。日本人メジャー・リーガーの存在はいまや日常的になったが、その扉が最初に開いたのは90年代。野茂英雄(当時、近鉄)は95年、夢を求めて海を渡った。すべてはここから始まった。
4年連続最多勝、そしてトルネードは海を渡る
長嶋監督の自作自演? 結果オーライが生んだ“10・8決戦”のドラマ
IDと再生工場。「失われた10年」に野村ヤクルトが咲かせた花
神戸を救え! オリックスとファンの熱い連帯感が生んだ連覇
幻のような1998、横浜が38年ぶりの栄光

■ 90年代の英雄<1>
イチロー[オリックス]
「イチローへの道、鈴木一朗という男」

■ 90年代の英雄<2>
松井秀喜[巨人]
「いまだ未完成の『怪物』」

■ 特別対談
広沢克己[元ヤクルトほか]×
池山隆寛[元ヤクルト]
「相手にいやがられる野球。それが野村ID野球の正体なり!」

■ 90's Hero Interview
斎藤雅樹[元巨人] 「10・8が僕のベストピッチ。本当は登板したくなかったんですけどね(笑)」
■ 平成の名勝負列伝

■ 写真名鑑に見る90年代、プロ1年目の“顔”と今の“顔”

■ 恒例企画 『週刊ベースボール』表紙が語る90年代

■ 90's 12球団FILE/球団回顧録
ヤクルトスワローズ/伊東昭光
読売ジャイアンツ/大久保博元
中日ドラゴンズ/今中慎二
横浜大洋ホエールズ~横浜ベイスターズ/波留敏夫
広島東洋カープ/大野 豊
阪神タイガース/亀山 努
西武ライオンズ/潮崎哲也
オリックス・ブレーブス~オリックス・ブルーウェーブ/野田浩司
福岡ダイエーホークス/大道典嘉
日本ハムファイターズ/西崎幸広
近鉄バファローズ~大阪近鉄バファローズ/赤堀元之
ロッテオリオンズ~千葉ロッテマリーンズ/堀 幸一

■ 「90年代」という時代
「90's遥かなるスタジアム幻想」 文◎綱島理友
「日本のFA制とは何だったのか?」 文◎岡江昇三郎
「王・ダイエーの十年浪漫」
「バレンタイン監督の第一次政権」 文◎飯山晃生
「日本人選手が大挙渡米して身近になったメジャー」 文◎福島良一
『記録の手帳』出張版「90年代プロ野球の歩み」 文◎千葉 功
[文化人対談]
綱島理友[プロ野球意匠学研究家]×えのきどいちろう[コラムニスト]
「日本人メジャーの切り売り映像は野球じゃない! やっぱり僕らは、行きつけのチームを応援したいんです」

■ きらめきの1990年代DATA BANK
年度別成績&年度別球界デキゴトロジー/RECORD RANKING

■ 読者プレゼント&編集後記

■ 特別付録カード 90's SUPERSTARS CARD
<1>古田敦也(ヤクルト) <2>イチロー(オリックス) <3>松井秀喜(巨人) ※3枚中 2枚封入
ベースボールマガジン春季号 (2006年 3月10日発売予定)
■年4回 3、6、9、12月の各10日発行

1,047円
■ 「80年代の情景」~うたかたの夢~
前号の「蘇る黄金の70年代プロ野球」に続いて、今号は「80年代プロ野球」を特集する。80年代といえば、最初の年に王貞治が引退、プロ野球はポストON時代に突入した。巨人は江川卓、原辰徳といった新世代のスターを輩出。一方、新盟主として西武ライオンズが圧倒的な強さを誇った。まずは「80年代の情景」から、お届けしよう。
“藤田トロイカ”と“長嶋チルドレン”の日本一
神様、仏様、バース様! 20年前の阪神優勝
“オレ流”三冠王、落合博満登場!
「10・19」は終わらない 素晴らしき近鉄の姿を後世に!
バブルに呑み込まれて消滅した伝統球団、阪急と南海の黄昏
■ 80's Hero Interview 1
原 辰徳[元巨人]
「80年代、選手とファンはスクラムを組んで、プロ野球を盛り上げていた」
■ 80's Hero Interview 2
掛布雅之[元阪神]
「やられるのも打つのも、そのピッチャーのウイニングショット。80年代は、わがままな勝負を許してくれた時代だった」


■ 完全保存版 『週刊ベースボール』表紙で振り返る80年代プロ野球
■ Loster Collection 80年代日本シリーズ、ポスター・コレクション
■ 特集 輝かしき「西武ライオンズ黄金時代」
80年代ライオンズ・プレーヤー図鑑
80年代の王者西武の戦った6度の日本シリーズの軌跡
石毛宏典[元西武ほか]特別インタビュー
 「レオのチームリーダーが語る80年代ライオンズ黄金時代」
記者が見たライオンズの強さの“秘密”
坂井保之[西武元球団代表]「球界の新盟主へ、フロントの戦略」
中川充四郎「文化放送ライオンズナイター」Special Talk
■ 80's 12球団FILE
ライオンズ/バファローズ/ブレーブス/ファイターズ/オリオンズ/ホークス
ジャイアンツ/カープ/ドラゴンズ/タイガース/ホエールズ/スワローズ
■ OB回顧録
西本 聖[元巨人ほか]、宇野 勝[元中日ほか]、高橋慶彦[元広島ほか]、木田 勇[元日本ハムほか]、高木 豊[元横浜大洋ほか]
■ 「80年代」という時代
「江川卓はなぜ、わずか9年で消えたのか?」 文◎岡江昇三郎
「KK in 80's 青春メモリーズ」 文◎楊 順行
「オンナ心をつかんだトレンディー・エースたちの時代」 文◎前田 恵
千葉 功の『記録の手帳』特別版 「記録で振り返る80年代の軌跡」
「80年代メジャー ~野球がビジネスとなった時代」 文◎福島良一
■ 文化人対談
綱島理友[プロ野球意匠研究家]×えのきどいちろう[コラムニスト]
「80年代に『10・19』という名のアンチテーゼ」
■ 珠玉の1980年代DATA BOX
年度別成績&年度別球界デキゴトロジーほか
RECORD RANKING
■ 特別付録カード 80年代 NEW LEADERS CARD
<1>掛布雅之(阪神) <2>石毛宏典(西武) <3>原 辰徳(巨人) ※3枚のうち2枚封入

1,027円
■ 蘇る黄金の70年代プロ野球
インターネットのなかった時代
初めてプロ野球に触れたときの“原体験”は、決して記憶の片隅から
消し去ることはできない。30代後半以降のファンの記憶を、今号のテーマ
『蘇る黄金の70年代プロ野球』は直撃。もちろん、若いファンにも
当時のプロ野球を語り継ぎたい、という思いもある。まずは「70年代の情景」から。
当時はまだ、インターネットも iモードもなかった。だが、そこには熱いドラマがあった。


■ 「70年代の情景」
長嶋引退と756号、神々がいた時代/カネやんロッテ、「31年前」の日本一
/広島復興の象徴、赤いヘルメット/阪急黄金時代、3年連続日本一
/西鉄末期~西武誕生、ライオンズの激動
■ 「70年代の顔」
セ・リーグ/パ・リーグ/独断と偏見で選ぶ70年代外国人ザ・ベスト・テン
■ 「70年代の表紙」
『週刊ベースボール』で振り返る70年代 70~79 512冊分の週べ表紙を一挙掲載!
■ 名将特別対談
古葉竹識[元広島監督]×上田利治[元阪急監督]
「あの頃の広島と阪急は、なぜ強かったのか」
■ [1970-1979 12球団FILE OB回顧録]
ジャイアンツ(読売) 新浦寿夫
タイガース(阪神) 藤田 平
ドラゴンズ(中日) 谷沢健一
カープ(広島東洋) 外木場義郎
アトムズ―スワローズ(ヤクルト) 松岡 弘
ホエールズ(大洋・横浜大洋) 平松政治
ブレーブス(阪急) 山口高志
ホークス(南海) 藤原 満
ライオンズ(西鉄・太平洋クラブ・クラウンライター・西武) 東尾 修
バファローズ(近鉄) 小川 亨
オリオンズ(ロッテ) 有藤通世
フライヤーズ―ファイターズ(東映・日拓ホーム・日本ハム) 高橋直樹
■ 「70年代という時代」
RECORD 「世界の王貞治“756号フィーバー”の真実」 文◎大内隆雄
GIANTS 「長嶋・巨人の光と影」 文◎田村大五
SCANDAL 「“江川騒動”とは何だったのか?」 文◎岡江昇三郎
DRAMA 「ドラマチックに彩られた、江夏豊の70年代」 文◎田村大五
FAN 「ファンの立場から見たオリオンズ激動の時代」 文◎飯山晃生
COLUMN 1 えのきどいちろうの「私、日本ハム派」宣言
COLUMN 2 市瀬英俊の「ヤクルトと歩いた青春」
PACIFIC 特別寄稿「パ・リーグの挑戦と受難の日々」 文◎千葉 功
MAJOR 「日本に最初のMLBブームが到来の兆し」 文◎福島良一
GOODS やくみつる「70年代お宝GOODS大公開」
TALK 綱島理友(プロ野球意匠学研究家)×石田雄太(スポーツライター)
    「狂おしき異端のエネルギー。時代は、なんでもあり!」
■ 黄金の1970年代DATA BOX
~数字で振り返る1970年から1979年~
■ 1970-1979 RECORD RANKING
■ 【特別付録】70年代勝ち星トップ3カード
[1]鈴木啓示(近鉄) [2]山田久志(阪急) 
[3]平松政治(大洋) ※3枚中2枚封入

1,047円
■ 2005 BASEBALL CALENDAR
2005年、球春真っ只中―。シーズン開幕まで、いよいよ1カ月を切った。今年のプロ野球は、近年になく注目を集めている。昨年の球界再編問題を経て、楽天イーグルスという新球団がパ・リーグに誕生。ダイエーは、福岡ソフトバンクホークスに生まれ変わった。何かと批判の矢面に立ってきた巨人も、今年は性根を据えて、シーズンに取り組む覚悟を見せている。5月から6月にかけては、セとパの垣根を取り払って、交流試合が実現。ファンの楽しみは、無限に広がっていく。プロ野球だけではない。今年もまた、メジャーに夢を求めて、サムライたちが海を渡った。真夏の甲子園では、ダルビシュ有に続くスター候補生が現れるのか。四国独立リーグの行方は? 今年は、野球から目を離すなということで、「2005 BASEBALL CALENDAR」を掲載。プロ野球全日程、日本人がらみのメジャー主要試合、その他のスケジュールをまとめてみた。3~4月「開幕」、5~6月「交流試合」、7月「メジャー」、8月「甲子園」、9~10月「優勝戦線」と、大まかなテーマに分けて、それぞれの見どころを季刊テイストに分析する。


■ 3-4月「開幕」
[スペシャル・インタビュー]岩隈久志(東北楽天)「エースとしての誇りを胸に―。」
[インタビュー]山田久志(元阪急)「12年連続開幕投手の勲章」
ドラマチック・オープニングゲームズ!! 開幕戦を彩った人、事件、記録 ●文・岡江昇三郎
[インタビュー]小早川毅彦(元広島-ヤクルト)「ヤクルトを優勝に導いた開幕戦3打席連続ホームラン」
■ 5-6月「交流試合」
交流試合全36カード この対決に注目!
選手層の厚さが問われ、より強弱の差が浮き彫りに? 「交流試合に強いのはこのチームだ!」
◎交流試合の非日常<セ・リーグ=指名打者>
大田卓司(元西武ほか)「DHのことならオレに聞け!」
◎交流試合の非日常<パ・リーグ=打席に立つ投手>
「パ投手陣のスラッガーを探せ!」●文・楊 順行
■ 7月「メジャー」
あのパンチョ伊東氏の甥、武方浩紀氏(大リーグ研究家)の「2005メジャー最前線」
2005日本人メジャー分布図
日本人初の大リーガー村上雅則の「渡米日本人16選手に贈る言葉」
■ 8月「甲子園」
~2005高校生ドラフト事情~注目高校生ピックアップ
■ 9-10月「優勝戦線」
本誌記者による勝手に大胆(!?)順位予想
2005 Baseball RECORD 今季に達成が予想される大記録
■ 2005年12球団戦力分析
西武ライオンズ/福岡ソフトバンクホークス/北海道日本ハムファイターズ/千葉ロッテマリーンズ/オリックス・バファローズ/東北楽天ゴールデンイーグルス/中日ドラゴンズ/ヤクルトスワローズ/読売ジャイアンツ/阪神タイガース/広島東洋カープ/横浜ベイスターズ
■ 【別冊付録】季刊オリジナル 主力132名のスカウティングリポート付き
2005 プロ野球全選手写真名鑑DELUXE

1,027円
CONTENTS

■ ファンが選んだ
2004プロ野球10大ニュース
2004年、冬。プロ野球が今年ほど世間の関心を集めた年もなかった。一連の球界再編問題は社会現象にまで発展。まさに激動の一年と呼ぶにふさわしい。球界のハードウエアが相次いで金属疲労を起こす一方で、ソフトウエアにあたるゲームそのもの、プレーそのものが置き去りにされた感は否めなかった。2004年のプロ野球はいったい、何だったのか? 小社では、インターネット上でアンケートを実施。その投票結果をもとに「ファンが選んだ2004プロ野球10大ニュース」をお届けする。
■ [集計結果&分析]
「2004プロ野球10大ニュース」を読み解く
文・岡江昇三郎
■ [特別寄稿]
イチロー
「ニッポンとメジャー、違いの分かる男」
文・石田雄太(スポーツライター)
■ [インタビュー]
伊東 勤(西武監督)
「選手の成長と全体の底上げがうまくいったのが、日本一の要因」


■ 2004年12球団ペナントレース総括
西武ライオンズ/福岡ダイエーホークス/北海道日本ハムファイターズ/千葉ロッテマリーンズ/大阪近鉄バファローズ/オリックス・ブルーウェーブ/中日ドラゴンズ/ヤクルトスワローズ/読売ジャイアンツ/阪神タイガース/広島東洋カープ/横浜ベイスターズ
■ [座談会]
松沼博久×川口和久×小早川毅彦(野球評論家) 「2004 純・プロ野球、かく戦えり!」
■ 数字に挑んだ男たち
■ 2004球界語録スクランブル
■ [対談]
田村大五(小社顧問)×小林 至(江戸川大助教授) 「プロ野球の明日はどっちだ!」
■ 2004年プロ野球DATA FILE
■ 球界デキゴトロジー 03.12.1-04.11.30
■ バックナンバーのお知らせ
■ 2004FINAL&編集後記
■ 【特別付録】
編集部選定2004MIPカード (1)古田敦也(ヤクルト) (2)松坂大輔(西武)


1,027円
995円
■ INTERVIEW
内野守備の“達人”
宮本慎也(ヤクルト)

広い守備範囲と素早く無駄のない動き、そして刻々と変わる状況を瞬時に判断する力。単純な打球処理だけでなく併殺参加に中継プレー、二、三塁のバックアップなど、ゲームにおけるさまざまな役割を果たすため、グラウンド内を縦横無尽に駆けめぐるポジション、それがショートストップ。各球団ともこの重要な役割を務めるにふさわしい一線級の“守備の人”を配置しているが、現在その代名詞的な存在となっているのがヤクルトスワローズの宮本慎也内野手だ。「極端に言ったら、捕る形はどうだっていい。とにかくガッチリ捕ってしっかり投げて、確実にアウトにすればいいわけですから」――
球界が誇る“ミスター・ショートストップ”は派手な魅せるプレーよりも試合に勝つためのプレーにこだわりを持っている。
■ INTERVIEW
堅実さの中で光る“技”
小関竜弥(西武)
1980年代から黄金時代を築いた西武ライオンズが、ある意味では看板投手陣、重量打線以上に他球団に恐怖心を与えたのは、隙がなく、攻撃的な守りをする鉄壁の外野陣だった。確実性の高さと守備範囲の広さとをあわせ持ち、ライオンズの“伝統”を受け継ぐ小関竜弥外野手は、「自分がさばける打球は確実に処理する。気を抜いたプレーだけは絶対にしてはいけない」と基本の徹底こそが重要であると話す。卓越した観察眼と判断力とが導き出した絶妙のポジショニングで紙一重の打球を凡打に変える。連続無失策のリーグ記録を誇る職人の技は、ダイビングキャッチなどの一見派手なプレーよりも外野守備の奥深さと醍醐味とを感じさせる――。


■ 2004 FIELD PLAYERS グラウンドを死守する精鋭たち 解説:本西厚博
■ 二遊間、三遊間の芸術 華麗なるコンビネーション
■ 「こんなところを守ったこともありました」
■ 横浜が見せる大胆な守備隊形 “ローズ&ペタジーニ・シフト”は果たして成功するか!?
■ 12球団現役選手 「守備」の魅力を語る
■ INTERVIEW コンバート物語 高田 繁(評論家)
■ 現役選手のコンバート 内野手列伝 華麗なフィールディングを魅せた達人たち
■ 現役選手のコンバート 外野手列伝 超美技と強肩で魅了したアウトフィールダー
■ ユーティリティー・プレーヤー
■ 守備記録ア・ラ・カルト 守備の記録に親しもう! ◎千葉 功
■ 守備成績完全データ
歴代ゴールデングラブ賞受賞者&守備率1位 1972~2003
ポジション別守備率1位選手 1950~1971
守備主要記録集
現役全選手各ポジション年度別守備成績


1,047円
■ INTERVIEW
新天地北海道でVを狙う
小笠原道大

今季より北海道に本拠地を移転する日本ハムのキャンプ地・名護は、日本球界復帰のSHINJOの加入もあり、連日多数のファンが訪れ、かつてないほどの盛況ぶりを見せた。その中で2年連続首位打者の小笠原道大内野手は、スロー調整に徹しながら着々と戦うための身体作りを行なった。「自分たちはチャレンジャー。なりふり構わず泥くさい野球で勝つ」日本球界最強のバットマンの目は、優勝の2文字だけをしっかりととらえている。


■ INTERVIEW
2年目の飛躍期待のサウスポー
高井雄平
高卒ルーキーながら一軍キャンプに抜擢。4月には早くも一軍マウンドに立ち、後半は先発ローテに定着、5勝をあげた。そのルーキーイヤーを高井雄平投手は「自分の力がどのくらいなのか、教えてもらったシーズンでした」と話す。確かな手応えと大きな課題とを胸に臨んだ浦添での春季キャンプでテーマに掲げたのは自身の体力アップと投球フォームのバランス。「今年、いろいろなものが見えてくると思う」充実した日々の中で、若き黄金左腕は自分自身との勝負を楽しんでいるように見えた。




■ リベンジか、それとも返り討ちか 球界を代表する選手たちの激突
■ Vの使者となるのはいったい誰だ 注目の新戦力8人
■ 3球団がユニフォームをリニューアル 新ユニフォームはVを呼ぶ!?
■ 実力派逆輸入 あのメジャーリーガーたちが帰ってきた
■ 2004評論家戦力分析
パシフィック・リーグ◎松沼雅之
 「プレーオフ制度でどのチームにも優勝のチャンスがある」
セントラル・リーグ◎槙原寛己
 「投手陣不安も打線アップした阪神と巨人。投手王国の中日が食い下がる」
■ データで斬る!対戦カード別分析
パシフィック・リーグ 解説:千葉 功
セントラル・リーグ 解説:玉利 真
開幕戦勝利はどれだけVにつながるのか?
2004年12球団メンバー表(現役選手初項目付き)
2003-2004 BASEBALL IN & OUT

1,005円
カラーグラビア

◆ INTERVIEW 阪神タイガース
金本知憲

「阪神を変えた男」だと言われる。あるいは「優勝の使者」と呼ばれることもある。今季よりタイガースの一員となり、不動の三番打者として活躍した金本知憲外野手は、瞬く間に全国のタイガースファンにとって頼れる“兄貴分”となってしまった。「おめでとう」よりも「ありがとう」とファンから言われ続けた2003年のタイガース。身内の出来事のように喜んでくれたファンに対し、金本はこれまで通り“継続させる”ことで期待と声援に応えたいと考えている。
◆ 福岡ダイエーホークスが4年ぶり日本一
3年ぶりのリーグ制覇、そして4年ぶりの日本一に輝いた福岡ダイエーホークス。これで5年間で3度の優勝を果たしたことになるが、特に投手陣は99、00年の連覇時と比べガラリと顔ぶれが変わり、若き先発四本柱を中心とした陣容は、数年先まで安泰な投手王国誕生を予感させる。そして自慢の猛打線は、不動の四番・小久保裕紀を開幕直前に欠きながら、中軸4選手が100打点を突破する破壊力で他球団投手陣を文字通り粉砕した。まさしく“ダイエー黄金時代”の到来を告げる2003シーズンとなったが、オフの激震が来季へどう影響するか・・・ 。

モノクログラビア

◆ 第54回日本シリーズ 三度のサヨナラ劇を演じた「鷹」と「虎」の大激戦
◆ 総括対談 小宮山悟(野球評論家)×田村大五(小社顧問)
◆ 阪神タイガース18年ぶりの優勝
◆ 元虎戦士たちが戦った2003
◆ 引退選手

本文

◆ 2003ペナントレース月間回顧
月間回顧 パ・リーグ:細山敏文 セ・リーグ:玉利 真
チーム別月間勝敗数、月間MVP、編集部が選ぶ月間ベストナイン&敢闘プレーヤー、個人月間打撃、投手成績
12球団の今季を象徴する“あの”2試合
編集部が選ぶチームMVP&新人王
◆ 2003プロ野球データファイル
パ・リーグ チーム・個人成績
セ・リーグ チーム・個人成績
第53回オールスターゲーム
ウエスタン&イースタン・リーグ
野球界デキゴトロジー
995円
カラーグラビア

◆ 奪三振で魅せる最強の男たち
“松坂世代”
松坂大輔、永川勝浩、木佐貫洋、加藤大輔、久保田智之、和田 毅、新垣 渚
三振―バットでボールを打ち返すことが攻撃の基本である野球競技において、これほど確実に相手の攻めを封じる術はない。今季、12球団でもっとも三振を奪っているのが西武ライオンズ・松坂大輔投手。力と技とで相手打者を討ち取るその姿には、カブレラの豪快なアーチに勝るとも劣らない大きな魅力が詰まっている。ホームランが野球の華であるならば、奪三振もまた、その対極にある輝く存在なのだ。その“奪三振戦線”を今シーズン賑わしているのが松坂と同級生にあたるルーキーたち。総じて“松坂世代”と呼ばれることが多い彼らだが、もはやこの呼称も時代遅れになりそうなほど個々がしっかりとした技術を持ち、スターへのステップを一歩ずつ登っている。松坂と6人のルーキーたちの決め球や持ち味などをセの3投手は与田剛氏、パの4投手は渡辺久信氏にそれぞれ解説していただいた。
◆ 経験に裏打ちされた超実力派
「3人の奪三振マシン」
伊良部秀輝、上原浩治、森 慎二
三振奪取で沸かせているのはもちろん前述の若手だけではない。中でも今季、著しい数字を叩き出しているのが、上原浩治、伊良部秀輝、森慎二という超実力派の3投手である。引き続き上原、伊良部は与田氏、森は渡辺氏に解説をしていただこう。

モノクログラビア

◆ 現役投手インタビュー
和田 毅(福岡ダイエーホークス) “脱「奪三振」宣言”
東京六大学リーグで“怪物・江川卓”の通算奪三振記録を更新。プロでも投球回を上回るペースで三振を奪い、今季両リーグのルーキー一番乗りで2ケタ勝利をあげた福岡ダイエーホークス・和田毅投手だが、その口からは意外なほど奪三振に対して威勢のいい言葉は出てこない。「三振を多く取れるに越したことはありませんが、もっと大事なことがありますからね」―大学時代より「勝つための手段の一つ」として三振を積み上げてきた。3年ぶりの優勝に向け驀進するチームの中で、和田は三振を取らずとも勝てるピッチング、そして「負けない」ことを重視している。
木佐貫 洋(読売ジャイアンツ) 三振にこだわらない「ドクターK」
3月30日、開幕3戦目の中日戦にプロ初登板初先発した大物ルーキー・木佐貫洋。しかし2回途中、8安打5失点でKOされるほろ苦いデビュー。リベンジを誓った2戦目は8回11奪三振の力投。そして4月25日の横浜戦で2度目の2ケタ10三振を奪い待望の初勝利を手にした。6月29日からは3試合連続の2ケタ奪三振。三振にこだわりはないという本人の意に反して三振の山を築いていくルーキー。キレのあるストレート、鋭いフォークボールがセ・リーグの好打者たちを斬っていく。
◆ ルーキータイ記録の4試合2ケタ奪三振 新垣 渚(福岡ダイエーホークス)
◆ 3人のサムライ 野茂英雄、佐々木主浩、石井一久
◆ それぞれの三振美学 江夏 豊&鈴木啓示

本文

◆ 現役選手「三振ストーリー」 内容:奪三振エピソード/コメント・コレクション
◆ セントラル・リーグ
読売ジャイアンツ/ヤクルトスワローズ/中日ドラゴンズ/阪神タイガース/広島東洋カープ/横浜ベイスターズ/球団別三振ミニデータ
◆ パシフィック・リーグ
西武ライオンズ/大阪近鉄バファローズ/福岡ダイエーホークス/千葉ロッテマリーンズ/日本ハムファイターズ/オリックス・ブルーウェーブ/球団別三振ミニデータ
◆ 評論家インタビュー
与田 剛 「150キロストッパーの三振美学」
渡辺久信 「現役の時は最後まで三振にこだわった」
◆ 奪三振列伝
三振で一時代を築いた左腕 Part 1:田村大五 Part 2:大道 文
三振の威力を見せつけた右腕 Part 1:田村大五 Part 2:横尾弘一
◆ 日米球界で「三振ブーム」を巻き起こした男 野茂英雄
◆ データで見る野茂英雄と三振奪取
◆ 日本シリーズ、オールスター・ゲームで躍進した“ドクターK”たち/岡江昇三郎
◆ “ブンブン丸”と呼ばれたスラッガー/池山隆寛(評論家)インタビュー
◆ 打者列伝 見事に三振した“ブンブン丸”
◆ 三振の大記録・珍記録/千葉 功
◆ 【完全保存版】三振パーフェクト・データ
◆ 主要記録集
投手部門/打撃部門/チーム部門
◆ 2ケタ奪三振投手一覧(1936年から2003年8月31日まで)
◆ 年度別成績
最多奪三振/最高奪三振率/最少奪三振/最低奪三振率/最少三振/三振率ベスト/最多三振/三振率ワースト



943円
カラーグラビア

「キャッチャー大特集」
◆ 2003グラウンドの監督と呼ばれるポジション「キャッチャー」
対戦する選手のすべてを知り尽くした頭脳が要求されるだけに、ほかのポジションと比較してベテランの貢献度が顕著に表れる捕手。今シーズンも2ヵ月余りが経過し12球団を見渡して見ると、やはり年数を重ねたキャッチャーが多く活躍しているが、なかにはこれからの球界を担うであろう若手の台頭も目を引く。ここであげる12球団は13人は間違いなくペナントの行方を握るキーマンだ!


◆ クロスプレー
ホームでのクロスプレー
このスリリングなプレーは野球観戦の醍醐味でもある。しかし、キャッチャーにとっては命がけのプレー。加速度を増して突入してくるランナーを体を張って止め、なおかつボールをキャッチしタッチしなければならない。ときにはケガをすることもあるのだが、野球が点取りゲームである以上、逃げるわけにはいかない。一番過酷と言われるポジション、そして“最後の砦”なのだ。

◆ ヨロイカブト

モノクログラビア

◆ ホームを死守した男たち 捕手出場試合数ベスト50
捕手は守備の中でも最も過酷なポジションと言われている。1シーズン通して出場することでも大変なのだが、何シーズンもレギュラーとしてマスクをかぶり続けることは容易なことではない。捕手として1000試合以上に出場しているのは、プロ野球67年の歴史の中でたった37人しかいない。ここでは、そんな過酷な世界を勝ち抜き、ホームを死守してきた男たち50人(捕手試合数順)を紹介する。
◆ 【INTERVIEW】 矢野輝弘[阪神タイガース]
◆ ヒーローたちの原点は、ここにある!
◆ チーム事情が生んだ3人の異色捕手

本文

◆ 【INTERVIEW】 森 祇晶[野球評論家]
◆ 生涯一捕手 野村克也
◆ 12球団現役捕手&列伝
2003現役捕手事情 ホームを守る男たちの挑戦
プロの視点 セ・リーグ:荒木大輔、大久保博元 パ・リーグ:池田親興、渡辺久信
チーム別列伝―球団の歴史に刻まれた女房役
◆ PICK UP CATCHER
阿部慎之助(巨人)
古田敦也(ヤクルト)
伊藤 勤(西武)
◆ セントラル・リーグ
読売ジャイアンツ/ヤクルトスワローズ/中日ドラゴンズ/阪神タイガース/広島東洋カープ/横浜ベイスターズ
◆ パシフィック・リーグ
西武ライオンズ/大阪近鉄バファローズ/福岡ダイエーホークス/千葉ロッテマリーンズ/日本ハムファイターズ/オリックス・ブルーウェーブ
◆ 【INTERVIEW】 今季よりセ・リーグでプレー 中嶋 聡[横浜ベイスターズ]
◆ 高卒1年目から100試合以上捕手出場 醍醐猛男[元ロッテ]
◆ 審判から見たキャッチャー 村田康一
【キャッチャー記録集】
◆ キャッチャー・エンサイクロペディア PART1/PART2:千葉 功
◆ 捕手試合出場ランキング&打撃成績(50試合以上)
◆ 捕手タイトルホルダー
◆ 各球団捕手出場数年表1950-2002
◆ 個人年度別盗塁阻止率・補逸

943円
2003年プロ野球ペナントレース
開幕展望号
◆ 球春―
またペナントをかけた戦いが始まる
球界の至宝だった松井秀喜が海を渡った。その松井に代わって球界のリーダーを目指す戦士たち。彼らの活躍こそがチームを支え、プロ野球を盛り上げる。春― スタートラインにたったスターたちが目標とするものは優勝というゴール。今年もペナントレースの熱き戦いが繰り広げられる。

◆ 高橋由伸[巨人]
松井秀喜が抜け、空席になった四番はペタジーニ、清原の大砲が候補にあがっている。しかし、長期的にチームを見れば、生え抜きで若い四番が必要なのも事実である。その期待に応えられそうなのが高橋由だ。昨年はプレー中のケガで35試合に欠場、3割を打ったものの物足りなさが残った。6年目の今年は選手会長に就任、V2を目指すとともにみずからも打力をパワーアップさせタイトルにチャレンジだ
◆ 中村紀洋[近鉄]
V2を目指した昨年は果たせずに終わった。そしてオフのFA宣言。メジャー、阪神を視野に入れながら、結局は古巣のチームに落ち着いた。「まだ日本一になっていない近鉄で日本一になることを夢にしようと思った」と言うように、悲願の日本一に向け新たなるスタートを切る。パ・リーグの顔として、そしてオフの“騒動”から注目度も増す。恥ずかしい成績は残せない




◆ INTERVIEW 古木克明(横浜ベイスターズ)
◆ 誰がスポットライトを浴びるのか? 12球団新戦力に注目!
◆ スターたちの様々な闘い 「ジンクスに挑戦・飛躍の年・ベテラン健在・18年目のKK」



◆ 評論家ペナント予想&見どころ 渡辺久信×池山隆寛
◆ INTERVIEW 三井浩二(西武ライオンズ)
◆ 12球団戦力チェック
<セントラル・リーグ>
読売ジャイアンツ/ヤクルトスワローズ/中日ドラゴンズ/阪神タイガース/広島東洋カープ/横浜ベイスターズ
<パシフィック・リーグ>
西武ライオンズ/大阪近鉄バファローズ/福岡ダイエーホークス/千葉ロッテマリーンズ/日本ハムファイターズ/オリックス・ブルーウェーブ
◆ BASEBALL COLUMN “Uターン現象”が注目されるプロ野球◎大道 文



◆ Part 1 「観戦必須データ 対戦カード別分析」 セントラル・リーグ/パシフィック・リーグ
◆ Part 2 出身校・出身企業別データ/プロ野球年俸ランキング/球界人事異動

943円
◆ 2002 TITLE HOLDER
2002MVP
セ・リーグ 松井秀喜(巨人)
パ・リーグ カブレラ(西武)
最後まで夢をつないだ二人の大砲
ペナント争いは早々に決まった感があったが、個人タイトル争いは最後まで目が離せなかった今季。その中でもっともファンを引きつけたのが両リーグの大砲だった。


◆ 松井の三冠を阻止 福留孝介
◎横尾弘一
三番・ライト― 新しい福留の指定席は、今シーズン早々に決まった。軸足に意識を置くことで、スウェイ、すなわち体が投手寄りに流れる癖も解消した打撃は精度を高め、不安視されていたライトの守備は、守り慣れたポジションであるかのような安定感を見せた。そうやって攻守に信頼感を深める一方で、コンディショニングにも一層の注意を払った。
◆ INTERVIEW
岩村明憲(ヤクルトスワローズ)
「やっぱり悔しいですよ。自分の成績は上がったのに、チームは連覇を逃してしまったんですから」―
レギュラーの座を不動のものとして3年。自己最高の成績を残した岩村にとって、この言葉はまさに本心だったろう。だが、個人として見た時、今季の岩村は確実に一つ上のレベルへと到達した。“期待のホープ”から“セ・リーグ最強のサード”へ。転機となるシーズンを終えた岩村に、じっくりとその野球観を語ってもらった。
◆ [ニュースター誕生]
大きく羽ばたいたこの1年
セ・パ両リーグとも巨人、西武2球団の独走となった今季のペナントレースだったが、その2球団の優勝に欠くことができなかったのが、“伏兵”と呼ばれる選手たちの活躍だった。そして優勝を逃した他の10球団もイキの良い若手選手たちを積極的に起用。来季以降へ大きな期待を抱かせる成長を彼らは見せた。ここではそんなニュースターたちを紹介しよう。
◆ グラウンドを去っていくヒーローたち
新しい戦力がでてくる一方で、過去に華々しい活躍をしながら体力的な限界などでユニフォームを脱ぐ選手がいる。今年も何十人もの選手が現役を退くこととなったが、特に大物選手が多かった。ここではタイトルを獲るなどの活躍をし、その名を球界に刻んだ12人を、引退を惜しみながら紹介する。





◆ 【総括対談】 谷沢健一(野球評論家)×田村大五(小社顧問)
◆ 王者の前に立ちはだかった男たち
◆ 明暗を分けた4人の新人監督 ◎有本義明
◆ 選手、監督、フロントと「本気」になったタイガース ◎ダンカン(タレント)
◆ 記録で振り返る松井秀喜の10年間 ◎千葉功
年度別打撃、月別成績、チーム年度別、打順別、左右別、通算対戦投手別、全本塁打
◆ 国際大会で敗れ続ける全日本 ◎横尾弘一
◆ 2002年ペナントレース月間回顧
月間回顧 セ・リーグ◎玉利真 パ・リーグ◎細山敏文
チーム別月間勝敗数、記録スクランブル、月間MVP、編集部が選ぶ敢闘プレーヤー、個人月間打撃、投手成績
◆ 12球団データファイル
◆ 野球界デキゴトロジー
◆ 第53回日本シリーズ
◆ 第52回オールスターゲーム
◆ ウエスタン&イースタン・リーグ記録

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