画像ラボ 発売日・バックナンバー

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2,037円
■解説
○[創刊20周年記念 巻頭言] 画像処理技術の更なる発展期へ/東京工業大学/佐藤 誠
○位相限定相関法による高精度画像マッチング/東北大学/宮澤一之・伊藤康一・青木孝文
○モアレ式立体画像表示システム/東京都市大学/包 躍
○立体カメラ /福岡工業大学/盧 存偉
○ActiveInk:属性インクとパレット操作による3次元ペイントシステム/(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所/飛田博章
○放送カメラを用いたティーショット軌道表示システム/NHK放送技術研究所/高橋正樹
○紫外領域を利用したビジョン技術/アンフィ(有)/安藤幸司
○GigE Visionの仕様について/(株)ジェイエイアイコーポレーション/田中応明/東芝テリー(株)/山川 光一
■特集:三次元計測と三次元画像処理
○Matrox Imaging Library9.0 R2&PP2/キヤノンITソリューションズ(株)/稲山一幸
○三次元計測と三次元画像処理/日本FAシステム(株)/可児直行
○”三次元画像処理へと進化する
画像処理ライブラリ「WIL」”/(株)ファースト/古田島 喜一郎
○画像処理と三次元計測/(株)ブイシャープ/芝田 勉
○New Dimension/(株)リンクス/島 輝行
■シリーズ:映像学と工学の連携 第3回
○現代の根底に浸透するD.Wグリフィスの映像技法/龍谷大学/熊野雅仁
■話題の製品と技術
○紙の暗号化技術/(株)富士通研究所/阿南泰三
○循環器用超音波診断装置の最上位機構/GEヘルスケア・ジャパン(株)/山崎延夫
■コラム
○マルコーニの彼方へ 112/ヤマネコ/
2,037円
■解説
○工業写真計測のフリーネットワーク調整/福山大学/服部 進・秋本圭一
○複数視点から得られる位置不変特徴を用いた手形状認識/筑波大学/大川泰弘・福井和広
○近赤外蛍光色素を用いた手術ナビゲーション/千葉大学/林 秀樹・松原久裕・藤戸寛迪・川平 洋
○室内を映像投影環境に変えるための輝度補正技術の検討/宇都宮大学/佐藤美恵・春日正男/電気通信大学/橋本直己
○光トポグラフィ/千葉大学/下山一郎・浅野由美・樋口佳則・村田 淳
○位相スクランブルとその応用/首都大学東京/貴家仁志・伊藤 泉
○可視光通信の現状と展望/日本電気/鈴木修司
○協調ロボットカメラの撮影ショット決定手法/NHK放送技術研究所/奥田 誠・武藤一利・柳澤 斉・井上誠喜/NHK放送技術局/津田貴生
○大腿骨の体積と長軸の計算方法/メディックエンジニアリング/谷尻豊寿/日本体育大学/袴田智子・船渡和男
○超小型ステレオカメラによる車載向け顔向き視線検出技術の開発/パナソニック/岡 兼司・築澤宗太郎・丸谷健介/東京大学/佐藤洋一
○民生用ビデオカメラの高画質化技術/日本ビクター/宮原弘之

■特集:産業用レンズの動向と展望
○マシンビジョンシステムと高精度レンズシステムの製造/CVIメレスグリオ/坂井光二
○産業用レンズの種類・用途・技術動向/京セラオプテック/武井正一

■シリーズ
○可視光無線通信技術 第2回 イメージセンサの可視光通信への応用/慶應義塾大学/春山真一郎

■製品ガイド
○最新・産業用レンズ/編集部

■コラム
○マルコーニの彼方へ 112 地球温暖化というビジネス/ヤマネコ

■NEWS & PRODUCTS
2,037円
■解説
○一般物体認識におけるタイプの異なる局所特徴の統合利用/名古屋大学/神谷保徳・矢野良和・大熊 繁・高橋友和・井手一郎・村瀬 洋
○高速平面姿勢推定を利用した多眼ステレオ画像からの仮想焦点面画像生成/東京工業大学/杉本茂樹・奥富正敏
○Multiple Kernel Learningを用いた50種類の食事画像分類/電気通信大学/上東太一・柳井啓司
○レーザポインタによるマウス機能の実現/芝浦工業大学/高橋正信/奈良先端科学技術大学院大学/太田 淳
○高級、高品質イメージに関する感性工学的アプローチ/広島国際大学/柳瀬徹夫
○透明電子回路/科学技術振興機構/野村研二/東京工業大学/細野秀雄
○機能的MRIと脳波・脳磁界計測を用いた統合非侵襲脳機能可視化技術/産業技術総合研究所/岩木 直
○マルチモーダル指認証/NEC/中村陽一・亀井俊男
○撮像から出力への最適変換/富士フイルム/大塚秀一
○ステレオ画像による人体の三次元計測/トプコン/高地伸夫・北村和男・渡邊広登・山田光晴/北海道大学/金子俊一
○色彩・質感・デザインによる感性表現の捉え方/日本カラーデザイン研究所/稲葉 隆

■シリーズ
○映像学と工学の連携 第2回 映像撮影・編集の萌芽/龍谷大学/熊野雅仁

■製品ガイド
○最新 画像処理検査装置/編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ 111
○『2012年地球終末』という名のまやかし/ヤマネコ

■News & Products
2,037円
■特集:’09国際画像機器展 各社の見どころ

■解説
○IPTVの概要と最新動向/東京工業大学/本間祐次
○単眼カメラによる高速かつ高精度の三次元手指形状推定/筑波大学/星野 聖
○なぞり書き認証方式の提案とその認証精度に関する検討/静岡大学/西垣正勝・梅本功太・山本 匠
○人間の視細胞分光特性に基づく投影スライドの視認性評価/佐賀大学/奥村 浩・新井康平
○発声時の温度顔画像からの表現認識/京都府立大学/吉冨康成・田伏正佳
○平行平面に対する射影変換行列を用いた単眼移動カメラによるシーンの三次元復元/豊橋技術科学大学/金澤 靖
○モフォロジー演算を用いた融雪アニメーション/静岡理工科大学/手島裕詞/セイコーエプソン/中進美孝/広島国際大学/金谷孝之/大阪工業大学/西尾孝治・小堀研一
○非接触嚥下機能評価システムの開発/慶應義塾大学/井上公輔/国立病院機構八雲病院/河原仁志/慶應義塾大学/中島真人・青木義満
○三次元歩行動作認識への挑戦/慶應義塾大学/山内航一郎/University of California riverside/Bir Bhanu/慶應義塾大学/斎藤英雄
○デジタルハンドを用いた仮想エルゴノミック評価システムの開発/産業技術総合研究所/遠藤 維
○ユーザ認識機能を備えたタッチパネル/日本大学/古市昌一
○映像コミュニケーションにおけるVR/日本電信電話/石橋 聡

■話題の製品と技術
○HDカメラモジュールのソリューション展開による、HDシステムの構築およびH.264低ビットレート転送システムの方法について/共信コミュニケーションズ/佐々木康雄
○画像による人の年齢・性別を推定技術の応用/沖電気工業/須崎昌彦・井上清司
○高精細超広角USBカメラシステム/ブイシャープ/芝田 勉

■コラム:マルコーニの彼方へ 110
○秋色奇譚/ヤマネコ

■News & Products
2,037円
■特集:画像処理用光源・照明製品ガイド

■解説
○両眼視計算モデルを用いて錯視現象を探る/奈良女子大学/伊奈 諭
○ライセンスによる都市データ取得システム/日本電信電話/片岡香織・高橋裕子・鈴木 章・若林佳織・小池秀樹/エヌ・ティ・ティ・コムウェア/小澤史朗
○立体ハイビジョンプラズマディスプレイ/日本放送協会/栗田泰市郎
○カラーコード3Dとは何か?/テクネ/深沢武雄
○疑似符号化画像を用いたH.264イントラ予測/日立製作所/中村克行・齋藤昇平・横山 徹/ルネサンステクノロジ/望月誠二・柴山哲也・岩田憲一
○横顔まで対応した高速顔検出ハードウェア/オムロン/今江文一
○高被写界深度、高解像度画像非球面レンズによる応用観察/オプトハイテック/早稲田大学 理工研究員/石附英昭

■話題の製品と技術
○KTNスキャナー/NTTアドバンステクノロジ/藤浦和夫
○画像処理用LED照明 NEWラインアップ/シーシーエス
○PCI Expressとは仕様概要と、システム設計におけるポイント/アバールデータ/五十嵐拓郎
○人間の視覚系の働きを模倣したダイナミックレンジの圧縮 “iridix(R)”Apical Limited/佐藤祥敬/東京エレクトロンデバイス/椿 雅博
○新開発、インテリジェント圧縮技術により、業界最長となる約16万時間の長期録画を実現/フジノン/平田健二

■製品ガイド
○画像処理用光源・照明製品ガイド/編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ 109
○猫好き男子と草食系男子/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
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2,037円
■解説
○調和テクスチャマッピング/京都大学/高井勇志・松山 隆司
○講義アーカイブのための広視野高解像度画像合成/大阪工業大学/西口敏司/関西学院大学/角所 考/京都大学/八代武大・森村吉貴・美濃導彦
○画像生成技術に基づくビジュアルコード/豊橋技術科学大学/栗山繁・大鳥浩史
○コンテンツ志向の空間/首都大学東京/渡邉英徳
○センシングウェブにおけるセンサ情報の構造化/九州大学/谷口倫一郎/島田敬士/九州先端科学技術研究所/有田大作
○リバーシブル竹編み画像の生成/九州大学/王富会/松島裕輔/井上光平/浦浜喜一
○ナノインプリントによる三次元ナノ構造の作製方法/東京理科大学/谷口淳
○複合現実感におけるカメラ位置姿勢推定の安定化とその考察/キヤノン/遠藤隆明・佐藤清秀・内山晋二・山本裕之
○ニュース番組からの画像付きクイズの生成/NHK放送技術研究所/佐野雅規・八木伸行/国立情報学研究所/片山紀生・佐藤真一

■シリーズ
○環境と画像処理技術 第5回 切り花の開花程度の判定/香川県産業技術センター/福本靖彦・濱田敏弘/奈良県農業総合センター/仲 照史/沖縄県農業研究センター/渡邊武志・儀間 直哉

■話題の製品と技術
○画像解析技術を適用した24時間監視ソリューションの開発/東芝テリー/和田 亮
○ハイビジョンカメラにおける映像ダイナミックレンジ補正について/ストアネット/鈴木護眞

■特集:最新の画像処理の現状と画像処理ソフトウェア
○欠陥検査をスマートに行う画像処理手法/コグネックス/川田正之
○画像処理ソフトウェアのコアテクノロジーをリーデングするHALCON/リンクス/村上 慶
○画像処理ソフトウエアと動画解析ソフトウエア/フォトロン/山下成規
○低価格/高性能画像処理ライブラリーと画像処理のノウハウ/エーディーエステック/山下知之

■コラム:マルコーニの彼方へ108
○iPhone 3GSを手に入れて思うこと/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■特集:産業用カメラとフレームグラバ接続写真集
画像あり可視光通信を用いた広域ARシステムに関する研究/東京大学/檜山 敦

本稿では広域に展開可能なAR システムを提案する。環境に設置する複数のタグと高速プロジェクタとの間で可視光通信を行うことにより、プロジェクタの投影位置および姿勢を推定し、必要な情報を実空間に重畳させるシステムの基礎原理と試作システムを紹介する。

画像ありJPEG画像に対する2次元近似パターンマッチング/北海道大学/中野 智晴・喜田 拓也

たとえばJPEG といった圧縮形式の画像に対し、画像照合やパターン認識処理をするためには、通常、元のBitmap 画像に一度、復元をしなければならない。本稿ではJPEG 画像に対しそれを復元することなく部分画像を近似パターンマッチングするアルゴリズムについて論じる。

○3次元ビデオの連結によるインタラクティブ3次元VRシステム/大阪大学/中澤 篤志

本解説では、我々が開発したユーザーのアクションに対してインタラクティブに反応する3次元ビデオ映像を提示する手法について述べる。

画像ありパブリックアート・デジタルサイネージへのリアルタイム映像処理の応用/科学技術振興機構/福地 健太郎

リアルタイム映像処理技術をパブリックアートやデジタルサイネージ、ステージパフォーマンスへ応用した事例を紹介し、またリアルタイム映像処理がもたらすインタラクティブ性について論じる。

画像ありレーザポインタの光路の可視化/大阪大学/岡本 周・酒田 信親・西田 正吾

レーザポインタを用いて作業指示をする際、指示を受ける作業者がレーザスポットを見失うと指示の伝達が困難になる。この問題を改善するため、本稿では霧を噴射することでレーザの光路を可視化し、レーザスポットの位置を推測可能にする手法を提案する。

画像あり色素増感素子アレイを用いた透過式瞳位置検出デバイス/慶應義塾大学/三木 則尚

視線情報は新たなコミュニケーションツール、安全安心な都市設計など、様々な利用が期待できる。本稿では、被験者の行動、視野を妨げず、かつ心理的負担が小さい眼鏡のように装着可能な視線検出システムのための、色素増感素子を用いた透過型瞳位置検出デバイスを紹介する。

○筆跡鑑定の知見に基づく特性値を用いたオンライン筆者照合/奈良工業高等専門学校/中村 善一/奈良先端科学技術大学院大学/木戸手 正継

オンライン筆者照合の研究は、署名照合を中心に研究が進められている。本稿では、筆跡を署名に限定するのではなく、より一般的な漢字文字列を対象としたオンライン筆者照合について述べる。

画像あり投射型インテグラル立体映像の歪み解析/NHK放送技術研究所/佐々木久幸・河北真宏・洗井 淳・岡野文男/日本ビクター/配野 泰行・吉村 真・佐藤 正人

本稿では投射型インテグラル立体映像方式に関する一般的な性質として、要素画像群の幾何学歪みとその再生立体像の画質への影響の関係について述べる。

画像あり中華炒め調理作業における匠の技の画像解析/芝浦工業大学/赤木陽子/慶應義塾大学/青木義満/味の素/川崎寛也・笠松千夏

中華の炒め調理に注目し、加熱調理操作の意義を具材の温度変化から画像解析することを目的とする。赤外線サーモグラフィを用いて、匠と家庭調理者の炒め調理の熱動画像を取得し、動画像から自動で具材温度などの特徴量を計測するシステムを構築した。匠と家庭の調理特徴量を比較・解析し、差異を定量的に解析した結果を報告する。

画像あり農作物のための画像を使った育成状況判定/インテックシステム研究所/青木功介・河尻 寛之/富山県立大学/中野愼夫

農作物とカラーチャートを同時に撮影した画像から、チャートの領域を自動認識し、色票の特徴量の変化について近似式を求める。これを農作物の領域の色値と比較して成長度の判定を試みた。果実を撮影し、熟練者が読んだ値と装置が算出した値を比較し評価した。

■シリーズ
画像あり環境と画像処理技術 第4回 農業分野での画像利用/京都大学/近藤 直

生物の特性を活かしたマシンビジョンシステムによって、生産者には精密農業を、消費者には安心・安全な食品の提供を可能とする。

○映像学と工学の連携 第1回 リベラル・アーツのトリヴィアムと映像文法/龍谷大学/熊野雅仁

映像学と工学の連携を深めるため、工学的応用を視野に入れ、映像学の教養教育としての体系化法、応用の一端を紹介する連載。第一回は、古来の文法観、リベラル・アーツのトリヴィアムを基軸に映像の文法を考察する。

■話題の製品と技術
画像あり遠くが見える顕微鏡/ユニオン光学/岡村 守

通常の顕微鏡だと作動距離が数十mm 程度しかなく、チャンバー内部やフローソルダ内の高温物質の観察を顕微鏡レベルで観察できなかった。しかし、超長作動ズームマイクロスコープを用いれば最大500mmの作動距離を保ちながら、ミクロの世界を観察する事ができる。本稿では、このUWZ2 の特長及び応用例について説明する。

■特集:特殊領域における画像入力関連機器2
画像ありセキュリティ分野へ貢献するサーモグラフィ/NEC Avio赤外線テクノロジー/佐藤 剛

NEC Avio赤外線テクノロジー(株)は小型軽量・簡単操作の新型サーモグラフィF30 と赤外線モジュールを紹介。浜松ホトニクス(株)は近赤外線カメラのラインナップと太陽光発電分野・半導体故障解析分野での応用例を。またフリーシステムジャパン(株)は可視光線により近い赤外領域を撮影できる近赤外線カメラについて、サーモグラフィとは違った用途で使用されている応用事例を紹介する。

画像あり近赤外線カメララインアップと半導体解析・PV評価への応用/浜松ホトニクス/杉下 財・越川一成・鈴木宏叔
画像あり近赤外線カメラの応用例 /フリアーシステムズジャパン/植村 英幸

■コラム マルコーニの彼方へ
○初音ミクが繰り広げる新たな世界/ヤマネコ
2,037円
■解説
○単一物体写真からのドット絵風画像生成手法/東京工業大学/鈴木和明・齋藤 豪・張 英夏・中島 正之/東京工科大学/近藤邦雄

 ドット絵風画像を生成するために、Canny edgedetector に対する変更と輪郭線を保護しつつ縮小する手法の提案を行った。この2つを用いて輪郭線が付加された小さな画像(ドット絵)を生成した。

○可視光通信プロジェクタと高速度カメラを用いたユビキタス情報環境の基礎検討/東京大学/木村 翔・高橋桂太/苗村 健/慶應義塾大学/筧 康明

 普通の映像の中に眼に見えないメタ情報を埋め込む特殊なプロジェクタを開発した。この記事では、その映像を高速度カメラで撮影し、可視映像上にメタ情報を重畳して表示できる技術を紹介する。

画像あり顔表情を対象とした感情特徴空間の生成/秋田県立大学/石井 雅樹/秋田大学/西田 眞

 表情(物理的変化量)と感情(心理的変化量)の対応関係を定期的に表現する個人固有の感情特徴空間(感情空間マップ)の生成手法について紹介する。

画像あり乳児の顔認知能力の発達と脳活動/自然科学研究機構生理学研究所/仲渡江美・柿木隆介/中央大学/市川寛子・山口真美

 本稿では、乳児の顔認知能力の発達に関して、行動実験や、現在盛んに行われている近赤外分光法(NIRS)による脳活動計測実験の知見について紹介する。

画像あり顔画像の年齢印象操作/北海道情報大学/向田 茂

 年齢知覚に関わる要素には、顔パーツの配置を含む形状やシミ、シワ、肌のキメ、髪の毛の状態などさまざまな要素が考えられる。ここでは、それらの要素を操作し、見かけの年齢を変える画像処理手法を紹介する。

○濃度微分特徴量ヒストグラムに基づく画像のコントラスト改善/岐阜大学/斉藤文彦・東 佑馬

 画像撮影の際、条件によってはコントラストが不良となることがある。そうした場合、ソフトウェアによる改善処理が有効だが、従来の手法では充分な効果が得られない場合がある。本論文では、画像の空間的情報として、濃度微分値および濃度微分勾配を用いたコントラスト改善法を提案する。

画像あり分割したインタレース画像を用いた瞬目自動計測/関東学院大学/阿部清彦/東京電機大学/大山 実・大井尚一

 瞬目を計測し、意識低下などとの関係を明らかにする研究がさかんに行われている。筆者らは瞬目を撮影したインタレース画像を走査線の位置によって分割し、計測の時間分解能を二倍にする手法を開発した。

画像あり江戸時代の京都の町並み景観を再現する/立命館大学/磯田 弦・小阪佳宏・塚本章宏・澤井雅和・仲田 晋・田中 覚

 江戸時代の京都の町並み景観を再現するために、古地図を電子化した歴史GIS データの各レコードを読み、対応する3 次元モデルを自動生成するプログラムを開発し、洛中全域の3 次元都市モデルを作成した。

画像あり専用計算機と高精細液晶ディスプレイによる一体型電子ホログラフィシステム/千葉大学/伊藤智義

 我々の研究室では計算機合成ホログラムの生成速度を向上させる専用ハードウェアシステムの研究・開発を行っている。本研究では大規模EPGA を4 チップ搭載した基板、HORN-5 ボードとホログラフィ専用表示ボードを接続した電子ホログラフィシステムを構築し、6,000 点で構成される3 次元像を毎秒14 フレームの速さで動画再生することに成功した。

画像あり複数の全方位カメラによる人物動線計測技術/東芝/窪田 進・丸山昌之

 複数の全方位カメラを、全ての領域を3 方向から観測できるように配置することにより、遮蔽の問題を軽減。背景差分、視体積交差法、パターン認識等の処理手法を互いの短所を補完しあうよう組み合わせることにより、多数の人物が入退出する実環境下でも安定した検出・追跡を実現した。

○文字認識技術を利用した講義動画のスライド同定/東京工業大学/横田治夫 富士通研究所/武部浩明・小澤憲秋・勝山 裕 富士通研究開発中心有限公司/直井 聡

 文字認識技術を用いて講義動画とプレゼンテーション資料のスライドを自動的に同期づける技術を紹介する。スライド内の文字配置を類似度とするマッチング方式について述べ、動画とスライドを同定する作業コストの評価実験から本方式の有効性について説明する。

画像ありロバスト性を向上させたナンバープレート認識装置/東芝/櫻井雄介

 当社ではロバスト性を向上させたナンバープレート認識装置を開発した。撮像機能についてはプレートの輝度情報をもとに画像を最適化し、画像処理機能についてはプレート領域を推定した後に文字を認識する方法を適用することでロバスト性が向上した。


■話題の製品と技術
画像あり高精細3次元データ/朝日航洋/末久博行

 当社では空中レーザ計測システムで地形を3次元計測し、独自の解析処理によるライブラリデータを販売している。この度より高精細な3 次元データを追加したので、紹介する。

画像あり2000型空間ディスプレイ/臼田総合研究所/臼田 裕

 従来、モバイル機器に情報を表示させるには、ディスプレイのサイズに合わせて画像を縮小したり、表示できる情報量に限界があった。「知能センサーシステム」は、携帯電話の2 インチサイズのディスプレイでも2000 インチを超える大画面を表示することが可能になる。


■特集:特殊領域における画像入力関連機器 1
画像ありサーモグラフィで温度測定 USB2.0遠赤外線温度監視カメラ/アートレイ/今井信司
画像ありガラス越し・火炎越しなどの赤外分光特性を利用した特殊温度測定について/日本レーザー/青田 恵

  (株)アートレイはUSB2.0 インターフェイスを採用した遠赤外線温度監視カメラ(サーモグラフィ)の新製品ARTCAM-640-THERMO およびARTCAM-320-THERMO の特徴を紹介。(株)日本レーザーは2 ~ 5 μm短波長赤外線検出型サーモグラフィについて紹介する。


■製品ガイド
○各社のPCI Express製品ガイド

■コラム:マルコーニの彼方へ 106
○マイケル・ジャクソンの死によって想うこと/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■解説
○月探査衛星「かぐや」搭載のハイビジョンカメラ/NHK放送技術局/山崎順一
○航空画像からの効率的なデジタル道路地図の作成/熊本大学/内村 圭一・上瀧 剛・胡 振程
○世界最小の全周没入型ディスプレイ「スピンドーム」/筑波大学/岩田洋夫
○符号化された映像と音のビットレートが臨場感に与える影響の解析/富山大学/堀田裕弘・川徐佳和
○逆カラリゼーションによる画像色情報圧縮/東京工業大学/宮田高道
○インタラクティブな仮想カメラワーク支援/パナソニック/江村恒一/東北大学/青木輝勝/東京電機大学/安田 浩
○テラヘルツイメージング技術/名古屋大学/川瀬晃道
○大局的および局所的特徴量を用いたスケッチ画像検索/静岡大学/大橋剛介
○カメラ画像による微小病害虫の検知/徳島大学/寺田賢治
○半導体検出器を用いたヒト用ポジトロン断層撮影技術による腫瘍の診断画像の撮影/北海道大学/玉木長良・志賀 哲・久保直樹・加藤千恵次/日立製作所/森本裕一・梅垣菊男
○シフト不変スパース信号表現による画像解析/大阪大学/中静 真
○講義コンテンツ自動生成システムの開発/芝浦工業大学/八重樫理人・谷川 晃・守屋英樹・玉田裕司・神澤雄智・三好 匠・相場 亮
○水面波モデルの動的制御による河川のリアルタイム表現/東京都市大学/向井信彦

■シリーズ:環境と画像処理技術 第3回
○水産資源量調査を目的とした海底画像からのホタテの領域抽出/公立はこだて未来大学/戸田真志・榎本洸一郎/北海道網走水産試験場/桒原康裕

■特集:画像処理で活躍するインテリジェント/スマートカメラ
○無地欠陥検知アプリケーション内蔵インテリジェントラインセンサーカメラALIシリーズの使用例と製品紹介/アバールデータ
○マシンビジョンシステムのための直感的で使い勝手が良くフローチャート式開発環境が魅力の高性能スマートカメラMatrox Design AssistantとMatrox Iris GT/キャノンITソリューションズ
○世界最小サイズのボードタイプ高性能スマートカメラ VisionComponents社製『VCSBC4012 nano』/シムコ
○第二世代 XCI-100シリーズ/ソニー

■製品ガイド
○各社のフレームグラバ製品ガイド/編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ
○Perfume、その胸キュンエフェクト/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■特集:'09画像センシング展 各社の見どころ

■解説
顔特徴点追跡による単眼視線推定/ATR 知能ロボティクス研究所/山添大丈・内海 章・安部伸治

 単眼カメラを用いて、顔特徴点の追跡により視線方向をリアルタイムに推定する手法について述べる。提案手法では、眼球中心と虹彩中心を結ぶ3次元ベクトルとして視線方向を推定する。


分光イメージング系による絵画の表面推定とレンダリング/千葉大学/富永昌治

 油彩画のディジタルアーカイビングを目的として、分光イメージング系による美術絵画の分光画像の獲得、解析、およびレンダリングの方法を説明する。


画像融合空間による複数の光源を持つ陰影画像の生成/山口大学/守田 了

 ある光源で照明された感度自動制御機能がある一眼レフを用いて撮影した画像と別の光源で照明された画像を入力とし、両方の光源で照明された画像を生成する。本研究では、従来提案されている画像融合法の隣接関係を記述する画像融合空間を導入し、画素ごとに画像融合空間から適応的に適した融合法を選択することで、複数の光源を持つ画像をそれより少ない光源を持つ画像と複数枚融合することで生成する。


VRシステムにおけるバーチャル指先に関する考察/富山大学/石井雅博/電気通信大学/長谷川晶一/東京工業大学/佐藤 誠

 VR空間におけるポインタを点から面に拡張することを提案し、面の向きを決定する手法を考案した。VR空間内において物体操作に関する評価実験を行い、点型から面型ポインタに拡張することで操作性が向上することを確認した。


Tiled Displays Wallを活用したテレイマージョン環境/大阪大学/江原康生

 高臨場感な遠隔コミュニケーションの実現に向け、複数のLCDをタイル状に配置し、大画面・高解像度の情報提示を可能とするTiled Displays Wallを活用したテレイマージョン環境を構築した。本稿では、その概要を紹介する。


表情認知を用いた小児うつ状態の簡易検査/静岡大学/杉浦彰彦

 CG技術により顔画像合成を行い、うつ状態固有の顔認知特性に着目した“うつ”の自己診断を試みてきた。今回、同様の技術を利用し、小児のうつ状態の簡易検査に適用できる可能性が見出された。


新生児用呼吸評価システムの開発/慶應義塾大学/佐々木顯/国立成育医療センター/伊藤裕司・名取道也/慶應義塾大学/中島真人・青木義満

 FG視覚センサを用いて非接触で新生児の呼吸を監視するシステムを開発した。さらに本システムにより取得した呼吸波形を詳しく解析することによって、新生児の呼吸機能の成熟度を定量的に評価するという試みも行っている。


歩行時の足底圧情報による個人識別の可能性/大阪工業大学/井上裕美子・大須賀美恵子・橋本 渉・中泉文孝

 若年から高齢者まで歩行時の足底圧情報を調べた結果、個人差が非常に大きいパラメータがあることが明らかとなった。本稿では、個人識別判定に使用できるパラメータを提案し、足底圧情報による個人識別の可能性を述べる。


○撮影条件の違いにロバストなまばたき検出を利用したベストショット画像の自動生成/電気通信大学/金子正秀・尾崎勇也・今井順一

 テンプレートマッチングによる目領域の切出し、正規化相関によるまばたきの開閉判断、開眼画像の合成によるベストショット画像の自動生成方法を提案する。撮影条件の異なる画像に本方法を適用し、まばたき検出、開眼画像の合成のいずれにおいても逆光のように極端に暗い画像を除いて、正しい処理結果が得られ、ベストショット画像を出力できることを明らかにした。


時間方向に安定したSuperpixelの算出手法/東京工業大学/森 純一・長谷川修

 過去のSuperpixel算出結果を用い、フレーム間における画像の違いをピクセル単位の信頼度として受け入れることにより、短い処理時間で安定なSuperpixelを算出する手法を提案する。


○方向性特徴は何故有効なのか?/NTTコミュニケーション科学基礎研究所/坂野 鋭

 画像パターン認識における方向性特徴の重要性は、当初文字認識研究の中で指摘された。文字認識における特徴からの画像再構成技術を用いてその重要性の根拠が特徴ベクトルの線形性にあるという仮説にたどり着いた。


携帯電話に搭載する肌診断アルゴリズム/中央発條/竹内英世/ディー・ディー・エス/保黒政大・吉嶺達樹/名古屋工業大学/梅崎太造

 指紋センサから採取された肌画像の診断を行う肌診断アルゴリズムについて紹介する。本アルゴリズムは、指紋認証機能付きモバイル機器などに搭載可能である。


孔内水の熱対流を防止した画像分析技術を用いた3次元流向流速計の開発/飛島建設/小林 薫・熊谷幸樹・松田浩朗

 地下水流動場の特に低流速場における3次元流向流速をボーリング孔内で測定できるシステムの概要や測定手法および孔内水の熱対流の防止効果を確認するために実施した室内実験と測定精度の検証結果について述べる。


高速・高画素外観検査システム/FAビジョン/浅野裕一

 「超高速・外観検査システム」は、順送プレス機で生産される製品・部品の加工精度、および外観などの品質を保証するための画像検査装置として開発された。このシステムを更新して、従来では対応できなかったカメラにも適用範囲を広げ、拡張された適用事例について実際の検査ソフトウエアと機器の構成について検討方法を交えて考察する。



■話題の製品と技術
独自のリアルタイム・オペレーティングシステムを搭載、画像処理ライブラリやOpenCVの組み込みに対応した高性能インテリジェントカメラ/シムコ/田中彰人

 インテリジェントカメラやスマートカメラと呼ばれるマシンビジョンシステムは、従来、映像入出力機能を主としていた工業用途向けカメラに、アプリケーション処理が可能な画像処理機能を内蔵させることで、マシンビジョンの世界を大きく進化させた。本稿では、VisionComponents社製高性能インテリジェントカメラ「VCシリーズ」を紹介する。


高速、高解像度マシンビジョンシステムMYVIS YV260/安川電機/下川秀春

 高解像度カメラに対応し、画像入力などのハードウェア機能を強化し、高速・高解像度・高機能な画像認識を可能としたMYVIS YV260を紹介する。



■シリーズ
環境と画像処理技術 第2回
 川面を流れるマングローブ葉の画像処理による自動カウント/電力中央研究所/堤 富士雄・立田 譲

 川面を撮影したビデオ映像から、画像処理によって葉の数を精度良く自動計数する手法を考案した。延べ5時間の映像を用いて性能評価し、約2万枚の葉に対し、計数漏れ、過剰計数ともに5%程度を達成した。



■コラム:マルコーニの彼方へ
○子どものシアワセ/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■解説
○超音波による心筋機能の定量評価/三重大学/大山 航・若林 哲史・木村文隆・鶴岡信治/関岡クリニック/関岡清次

 心臓は体内で能動的に大きく運動している臓器であるため、その機能診断は困難であった。本稿では、我々がこれまでに取組んできた心筋内部運動の高精度追跡の実現と、その研究成果をもとにした新しい心機能診断指標について紹介する。


○エントロピー均等化によるパノラマ画像の横幅縮小/九州大学/松島祐輔・井上光平・浦浜喜一

 パノラマ画像の局所的カラーヒストグラムのエントロピーを画像の横方向に均等化することによって、相対的にエントロピーの高い領域を広め、低い領域を狭めながらパノラマ画像の横幅を縮小する方法を紹介する。


○近赤外カメラによるドライバの頭部姿勢追跡/スズキ/久保田整・武士正美/慶応義塾大学/斎藤英雄

 複数の近赤外カメラを利用して自動車のドライバの頭部姿勢をリアルタイム追跡するための手法と、その手法に基づいて作成したプロトタイプシステムについて紹介する。


○フラクタル画像符号化を用いたカラースティーリング/立命館大学/望月茂徳/筑波大学/蔡 東生

 任意の画像に対し、別の画像の色彩情報のみを転送することで色合いを変更するカラーすティーリングアルゴリズムは、画像の複雑性を考慮しながら画像変換を行うことができる。


○グラフカット画像分割の高速・高精度化/スタイルメント/奥田透也/広島市立大学/末松伸朗・林 朗

 グラフカットに基づく画像分割法において、四分木表現を利用した領域ベースのアプローチを提案した。そして実画像を用いた実験によって、四分木表現を用いない従来法に比べ、精度・速度の両面において改善されることを示した。


○ロボットによる物体のマルチモーダルカテゴリゼーション/電気通信大学/中村友昭・長井隆行/情報通信研究機構/岩橋直人

 ロボットの身体性を利用することで、物体を見るだけでなく、実際に掴み様々な視点から観察することで得られるマルチモーダル情報を利用した物体のカテゴリゼーション手法を紹介する。


○3次元仮想世界を活用した日本テレビの取り組み/日本テレビ放送網/安藤聖泰

 インターネット上の仮想世界セカンドライフを活用した番組制作や様々なサービスをスタートして2年目となった日本テレビの取り組みを紹介する。



■話題の製品と技術
○C言語で記述した画像処理アルゴリズムからのFPGA実装テクニック/ソリトンシステムズ/木下智雄

 C言語アルゴリズムを高速化する手段としてC言語高位合成ツールeXCiteを用いたFPGAボード設計とC言語からハードウェアを設計する際のポイントを紹介する。



■特集:画像処理で活躍するFA用カメラ
○IEEE1394b、カメラに次ぐデジタルインターフェースGigE Visionを採用 ソニーの『XCGシリーズ』/ソニー/石河 融

 Gigabit Ethernetに触れながら、新しいデジタルインターフェースとしてリリースする、ソニーのGigE Vision『XCGシリーズ』を紹介する。


○超高詳細高速CMOS白黒カメラ使用例と応用例/東芝テリー/木南孝一

 超高詳細高速CMOS白黒カメラ『CSC12M25BMP19』を紹介。当カメラの特長に合わせ、代表的な使い方や応用例を紹介する。


○小型・軽量・フルHDカメラの用途事例と製品概要/東芝 デジタルメディアネットワーク社/秋山 源

 様々な産業分野のハイビジョン化に活用される、小型・軽量・フルHDカメラ IK-HD1とIK-HR1の両シリーズの用途事例と製品概要を紹介する。



■シリーズ
○環境と画像処理技術 第1回
 フジツボ幼生数の連続的な自動計測方式/電力中央研究所/中島慶人・野方靖行/関西電力/杉本正昭

 発電所の冷却水路系に付着するフジツボなどの生物は、水流量の低下や復水器管の腐食など様々な問題を引き起こす。現在開発を進めているフジツボ幼生数の連続的な自動計測装置と、その装置を用いた実験結果を報告する。



■製品ガイド
○産業用カメラ製品ガイド/編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ
○テレビは死にかけているのか?/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■解説
○ユビキタススタジオビジョンによる動線抽出とその応用/産業技術総合研究所/大西正輝・依田育士

 動線を抽出することを目的とした研究は比較的多数行われているが、実際の商業店舗などの実証フィールドにおいて長期間の動線を取得するという研究はほとんど皆無であり、実際に動線解析が必要な場所において実際に動線を長期間記録しているということがポイントである。


○ロバスト画像照合を用いた農作業機向け車速計測センサ/北海道立工業試験場/大村功(北海道大学在籍)/東洋農機/清水将志・宮下行雄/北海道大学/高氏秀則・金子俊一

 実環境でロバスト性の高い画像照合法である方向符号照合法を用いるとともに、FPGAによる高速化、小型化を図ることで、屋外においても対地画像から移動速度を安定して計測する農作業機向け車速計測センサを開発した。


○ナチュラルビジョンにおける映像圧縮符号化技術/東京工業大学/山口雅浩

 三原色RGBの限界を超え、実物の色を忠実に再現する映像システム「ナチュラルビジョン」における映像圧縮符号化技術として、人間の色覚特性を考慮したマルチスペクトル映像圧縮手法などについて紹介する。


○複合現実空間との新しいマルチモーダル・インタフェース/立命館大学/木村朝子・田村秀行

 現実世界と仮想世界を融合した「複合現実空間」の体験には、多感覚の導入が効果的であり、自らの手足を視認しながらの対話操作が可能である。その特性を活かし、MR空間操作に適したポストWIMP型のインタフェースの研究開発事例を2つ紹介する。


○動き補償とMatching Pursuitの反復適用に基づいた動画像符号化/東京理科大学/松田一朗・伊東 晋

 従来の動画像符号化方式は、動き補償予測と波形符号化という2段階の処理で構成されている。これらの処理をシームレスに統合するという新しい概念に基づいた符号化アルゴリズムを紹介する。


○リフレクションステレオを構成する技術/東京工業大学/清水雅夫・奥富正敏

 リフレクションステレオは、両面が平行平面で構成される透明板に映る2重像を1台のカメラで撮影した1枚の画像を使った単眼距離計測手法である。リフレクションステレオを構成する技術要素の1つとして、画像のフーリエ変換を使用した2重像間変位の計測手法を解説する。


○角を丸めた直方体の平面と稜の明るさの関係/福山大学/森 克己・渡辺浩司・片桐重和・渡邊栄治

 円柱状に丸められた直方体の稜での拡散反射輝度を定量的に解析し、拡散反射輝度が入射角の余弦の二乗に比例することを示す。また、稜とそれを挟む平面の反射輝度の定量的な関係式を求め、実験により妥当性を検証した。


○ディジタルシネマ用JPEG2000画像の高速・高精度同定技術/ソニー/福原隆浩

 映画の歴史は非常に古く、その大半はフィルムという状態で保存されている。過去の映像の再利用という点でも、すべての映像フレームのデジタル化は必要である。今回我々は、JPEG2000で圧縮されたデジタルシネマの映像コンテンツの中から、目的の画像を高速・高精度に検索・抽出するための検討を行った。



■特集:自動車産業で活躍するハイスピードカメラ
○高速度カメラは小が大を凌駕する時代へ!!/IDTジャパン/山口明博

 IDT社の高速度カメラとしては高解像度モデルに位置するMOTION Xtra N5を紹介する。本製品の導入により、多種多様な市場のニーズに対して、先に発売されたMotion Scope Mシリーズとともに更に新しい提案を可能にする事ができると期待している。


○自動車産業におけるハイスピードカメラへの顧客ニーズと弊社の製品群/フォトロン/山下成規

 ハイスピードカメラに求められる性能は、自動車産業という括りの中でも用途によって様々であり、どれだけ的確にニーズに合った性能・仕様を持っているかが求められるようになった。それに応える形で開発した「FASTCAM」シリーズを紹介する。


○超小型/超高感度 MEMRECAM GXシリーズ/ナックイメージテクノロジー/奈須野大介

 ハイスピードカメラは、目に見えない高速で動くものを観察するツールとして、自動車業界をはじめとする幅広い分野で使用されている。ここでは、弊社が新にリリースした「MEMRECAM GX-5」及び「MEMRECAM GX-1 Plus」と自動車業界でのアプリケーションについて紹介する。



■話題の製品と技術
○プラスチックレンズの面偏芯について/東伸精工/鈴石光信

 プラスチックレンズを制作する上で重要な要素となる「金型」を中心に、プラスチックレンズの精密測定から精度を維持するための金型のポイントについてその概要を述べる


○ハードウエア特殊フィルター処理による金属表面検査/マイクロエンジニアリング/須﨑隆一/マイクロエンジニアリング/谷口 豊

 多様性のある金属表面検査において対象欠陥に適合する手法をソフトウエアで確立し、それをハードウエアによる並列処理で実現した。


○画像処理ライブラリ「Open eVision」/アド・サイエンス/馬島卓也

 ユーザーが画像処理ライブラリを使用する目的は様々であるが、いかなるケースであれ、ライブラリを使うことにより希望する処理が実現可能であるかどうかが重要な選定ポイントになる。本稿では、弊社が販売・テクニカルサポートを行っている画像処理ライブラリ「Open eVision」について、その概要と特徴を紹介する。


○最新バージョンHALCON 9.0新機能/リンクス/村上 慶

 HALCONは1996年のリリース以来、3次元処理には継続して開発投資を行い、今回もまったく新たな2種類の3次元マッチング技術の実装に成功した。これらHALCON9.0で実現される数多くの新機能をダイジェストにて紹介する。


○超簡単!フローチャート式筐体型マシンビジョンシステム/キャノンITソリューションズ/稲山一幸

 システム全体の開発効率と完成度を高めるため、各種デバイスを厳選し、開発環境含め1つのBOX型に纏め上げた「BREVINAGE BOX」が2009年6月ついに発売される。このプログラムレス化を実現した究極の筐体型システムについて、カメラ入力から画像処理制御まで、その開発環境の優位性を紹介する。



■製品ガイド
○画像処理用ソフトウエア製品ガイド/編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ
○言葉などを紡ぐということ/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS

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2,037円
■特集:'08年度注目された画像関連機器写真集

■解説
アーク溶接現象の画像計測/産業技術総合研究所/小川洋司

 溶接プロセスの画像計測では、溶接プロセスで発生する光の性質を理解することが最も重要であるため、本稿では、まずその基礎的な特徴を説明し、次いで個々の計測技術の現状について簡単に紹介する。


道路交通にもたらす緊急地震速報の影響/千葉大学/丸山喜久・山崎文雄

 道路交通に緊急地震速報が与える影響に関するドライビングシミュレータを用いた実験的検討、マルチエージェントシミュレーションによる解析結果など一連の研究成果について解説し、高速道路で緊急地震速報を受信した際の望ましい運転行動を提示する。


選択的注意による視聴覚事象の対応付け/名古屋大学/西堀研人・工藤博章・竹内義則・松本哲也・大西 昇

 選択的注意は、情報を外部から取り入れる上で重要な機構である。ここでは、ロボットが「物体」と「音」の関係を学習する際の雑音耐性のために取り入れた。特に視覚と聴覚情報を相互に利用したものである。


電子ホログラフィにおける非点収差補正の検討/情報通信研究機構/妹尾孝憲・三科智之・奥井誠人

 再生光学系のハーフミラーで生じる非点収差現象を解析し、逆の収差を持つ線光源で被写体の標本点を置き換えてホログラムパターンを求めることで補正する方法を紹介する。


○複素アダマール変換を用いた秘密情報のディザ画像への埋込み/明治大学/田中賢一

 CGHにおける回折計算であるフーリエ変換を複素アダマール変換に置き換えたCGPHを合成し、ディザ画像に対してCGPHを埋め込む方法を応用例として提案し、その性質について検討した。


自然特徴点ランドマークデータベースに基づく静止画像からのカメラ位置・姿勢推定/奈良先端科学技術大学院大学/佐藤智和・薄 充孝・中川 知香・横矢直和

 あらかじめ全方位型マルチカメラシステムを用いて撮影した全方位動画像から自然特徴点を抽出し、これをランドマークとしてデータベースに登録しておくことで、静止画像1枚を入力としたカメラ位置・姿勢推定を実現する手法を紹介する。


放射光マイクロCTでの腫瘍標本観察/高輝度光科学研究センター/梅谷啓二

 大型放射光施設 SPring-8で、10M画素CCDを使ったX線画像検出器を開発し、新たな癌治療法の開発を目指し腫瘍標本の3次元マイクロCTでの観察へ適用した。


○インテグラルフォトグラフィにおける要素画像重複記録の低減/情報通信研究機構/三科智之・山本健詞・大井隆太朗・奥井誠人

 インテグラルフォトグラフィ撮影における要素画像間の重複記録を低減するための光学系として、フィールドレンズの焦平面に設置された開口が有効であることを示し、光学実験によりその低減効果を実証した。


自己組織化アルゴリズムを用いたデータ配置最適化による高速類似画像検索/日立製作所/松原大輔・廣池 敦

 数百万から数千万件の大規模ベクトルデータを対象とする類似画像検索システムを開発した。高速検索を行うためのデータ配置最適化技術及びデータ追加に対応した逐次クラスタリング技術について紹介する。


○リアルタイム顔ブレンディング/東芝/湯浅真由美・山口 修

 14個の顔特徴点を自動的に検出し、それらの特徴点を利用して顔画像と3次元標準顔形状モデルとの対応付けを計算する。モデルと対応付けられた2つの顔画像をブレンディングすることで、モーフィングのような合成画像を高速かつ自然に生成することができる。


1次元位相限定相関法に基づくステレオ画像の高性能対応付け手法/山武/長嶋 聖・中島 寛・小林孝次/東北大学/宮澤一之・柴原琢磨・沼 徳仁・青木孝文

 1次元位相限定相関法に基づくステレオ画像の高性能対応付け手法を紹介する。本手法により、ステレオビジョンを用いて高精度かつ高速に3次元計測が可能となる。実験より、物体の形状をサブミリ精度で計測できることを示す。



■話題の製品と技術
デジタルインターフェースの現状と展望/日本インダストリアルイメージング協会/黒澤智明

 08年11月に開催されたVISION Japan 2008において講演したJIIA公開セミナー「デジタルI/Fの展望」の講演スライドに若干の説明を補足し、マシンビジョンシステムにおけるカメラ・インターフェイス・プロセッサに関する動向について紹介する。


半導体設計におけるグーグルアースの活用/ジェム・デザイン・テクノロジーズ/村田 洋

 グーグルアース/グーグルスケッチアップを有効活用したSyarwm-in-Package(SiP)の設計手法と、それを実現する弊社設計ツールGemView,GemPackageについて紹介する。


新世代総合画像処理ライブラリMatrox Imaging Library9.0の全貌/キャノンITソリューションズ/稲山一幸

 Matroxの技術遍歴を辿りながら、MIL本来の特性、従来機能の再確認から最新機能紹介に至るまで、節目を迎えた新世代画像処理ライブラリMatrox Imaging Library9.0の全貌を紹介する。


高輝度で立体的なホログラム/大日本印刷/河合直樹・鈴木慎一郎

 大日本印刷は、高輝度・高精度で立体画像が浮かび上がって見える新タイプのホログラム「レリーフグラムTM」を開発した。レリーフグラムの特徴と立体像を発現するための技術について紹介する。


産業用レンズの種類・用途・技術動向/京セラオプテック/武井正一

 最近では、画像処理の進歩により様々な計測が可能となっている。特に撮像デバイスの高解像度化、高速化の進歩は著しい。これに先導される形で、中期的に見ると光学系も進化を続けている。そこで従来~現在~次世代にわたりレンズや光学系の進化について説明する。



■シリーズ
映像が繋ぐ技能伝承 第4報/職業能力開発総合大学校/澤 武一・海野 邦昭

 技能を経営に結び付け、オンリーワンのものづくりを行うための技能伝承の考え方と映像で技能を伝える技能伝承用の映像教材(ビジュアルマニュアル)を作成するためのポイントについて報告する。



■コラム:マルコーニの彼方へ
○思考停止からエポケーへ/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■解説
没入型拡張現実感ディスプレイAR Viewとオクルージョン表現/慶應義塾大学/小木哲朗

 従来多く使われてきたHMDではなく、没入型ディスプレイ技術を用いた拡張現実感ディスプレイの開発を行った。特に、仮想物体と現実物体の間のオクルージョンを表現するために導入した、照明プロジェクタ技術について説明する。


3D形状データからの紙模型用展開図作成作業の効率化/筑波大学/三谷 純

 3DCG/CADソフトウェアでデザインされた形を手軽に実体化する手法として紙模型に着目する。展開図作成後に3D形状の変更が生じた場合の手戻りのコストを低減するために、展開図を自動更新する手法を提案する。


アフィン変換近似推定による一般背景下の群衆中の顔認識/香川大学/服部哲郎・泉 哲也

 本稿では、正面顔写真のような1つの顔パターンのみが事前登録されているという条件下で、複数人物画像における知人などの照合すべき顔が存在するか否かを判断し、その顔領域を特定する問題を扱う認識方式を提案する。


Mixed Reality空間における実物体の多重化/慶應義塾大学/山本 峻・岡田謙一

 複数の作業者が1つの実物体を対象に作業をする際に生じる、作業者同士の干渉と操作の見失いを軽減するために、実物体を多重化して各自が占有しながらインタラクション情報を共有する協調作業支援を複合現実感技術を用いて実現した。


高解像度液晶パネルを用いたインテグラルビテオグラフィ立体ディスプレイ/日立製作所/小池崇文・及川道雄・小林美保・宇都木契

 高解像度液晶パネルとレンズアレイを用いた裸眼立体ディスプレイであるインテグラルビデオグラフィ立体ディスプレイの研究開発を数年に渡り進めてきた。本稿では、インテグラルビデオグラフィ立体ディスプレイを情報量の観点から整理し、その設計方法と、デバイス技術、アプリケーションについて述べる。


アクティブ二階差分方式による人物動き検出/三菱電機/林健太郎・平井敬秀・竹内浩一

 本稿では、様々な人物検出アプリケーションに適用可能な、アクティブ光源を用いたアクティブ二階差分方式による人物動き検出技術について述べる。また、人物の動きを検出する応用についても述べ、本方式の有効性について考察を加える。


映像文法の紹介/NTTサイバーソリューション研究所/嶌田 聡

 制作者のメッセージを表現した映像を作成するには、別の場面を撮影した映像や異なる構図やアングルで撮影した映像の断片であるショットをつなぐ編集が必要になる。本稿では、映像編集を行うための基本的な規則である映像文法について紹介する。


遮蔽物体除去映像のオンライン生成/慶應義塾大学/榎本暁人・斎藤英雄

 本稿では、全てのカメラが固定されておらず、ユーザーによって自由に動き回っているという状況において、各カメラが他のカメラの支援をお互いに行う事のできる複数カメラシステムを用いて、各カメラ視点において遮蔽物体を除去した映像のオンライン生成法を提案する。


レーザポインタと画像認識による3次元情報入力装置/三菱総合研究所/飯尾 淳

 レーザポインタとウェブカメラを用いて、簡単に構築できる3次元情報入力装置を開発した。合わせ鏡、プリズム、回折格子を利用した3種類の実装方法と位置推定の基本的なアルゴリズムについて解説する。



■特集:最新のセキュリティ
パソコンでの電子透かし処理技術/日立製作所/山田隆亮

 電子透かしは映像データの中に、人の目には気づかれない様に埋め込まれていて、絵柄と一体化しているため、これを除去することは難しい。パソコン上のソフトウェアで電子透かし埋め込みをリアルタイムに行う高速化技術、および記録映像に電子透かしを埋め込み、不正利用抑止・改ざん検知する技術を紹介する。


切り抜き映像の原本性を保証する技術/富士通研究所/吉岡孝司

 監視カメラ等の普及に伴い、記録されるデジタル映像を証拠として利用するための証跡管理が求められ始めている。本稿では、映像データが改ざんされていない事の保証とプライバシー保護等のための切り抜き編集を同時に実現する技術を紹介する。



■特集:スポーツと画像処理技術
数値列化したイベントシーンの学習による野球イベント識別手法の実試合映像への適用/NHK放送技術研究所/望月貴裕・藤井真人・柴田正啓

 本稿では、ダイジェスト映像を処理対象としていた映像のパターン化によるシーンの数値列化に基づくイベント(ホームラン・シングルヒット・四球など)識別手法を試合全体映像に適用するフレームワークを提案し、さらにイベントの間の区間に含まれる試合状況に関する情報を用いて、識別結果に修正を加える手法を提案する。


ウォークスルー自由視点映像生成システムについて/KDDI研究所/石川彰夫・メヒルダドパナヒプルテヘラニ・酒澤茂之・小池 淳

 スポーツイベントで競技場の中の視点から見た映像(ウォークスルー映像)を生成する手法を提案する。提案手法のフレームワークは、実空間の局所領域への分割であり、局所領域毎に光線空間法を適用している。



■話題の製品と技術
「Image-pro Plus」画像計測応用例/日本ローパー/増田健三

 画像から様々なデータを取り出す画像解析の定番ソフトImage-Pro Plus。その主な機能やいくつかの応用例、およびマクロ機能を使ったインタラクティブな作業例を紹介する。



■製品ガイド
○レンズガイド/編集部

■コラム:マルコーニの彼方へ
○純喫茶を探せ/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
2,037円
■解説
○地理情報システムのための車載カメラ映像からの道路標識の認識/豊橋技術科学大学/金澤 靖・菅谷保之

 本稿では、地理情報システムに道路上の標識データベースを載せるために、車で巡航しながらビデオカメラで撮影した前方の映像から、映像内にある道路交通標識を認識する方法を紹介する。


○屋外環境におけるシーン複合画像を用いた移動体の遠隔操作/電気通信大学/伊藤誠崇・松野文俊/茨城大学/城間直司

 我々は、移動体の遠隔操作を容易に行うために、移動体を俯瞰視点から見た画像を操縦者に提示する手法の研究を行ってきた。本稿では、本手法の紹介と3次元位置・姿勢推定情報を用いて屋外環境に適応させた実現例について述べる。


○バーチャル・ロケーションハンティング/新潟大学/菅原彩子・山本正信

 映画の制作において、ロケ地の選択には費用や時間がかかる。そこで、撮影前に映画の出来栄えを評価できるよう、CGを使用した撮影シミュレーションによりロケーションハンティグが行えるシステムを提案する。


○中国の立体映像の動き/日中CG文化交流協会/大島景紘

 近年、中国の立体映像についての研究・コンテンツの製作及び立体映画施設の建設は目覚しい成果を実現した。もともと医学・軍事・航空などの分野においての立体技術では世界でも非常に高いレベルを誇っていた中国の立体映像技術について紹介する。


○CT像からのPoint Spread Function測定法/徳島大学/河田佳樹・仁木 登

 本稿では、血管などの人体構造のCT像からPSFを測定する手法の開発を目指した基礎研究として、血管形状を円柱を考え、2mm程度の径を有する円柱を対象とした拡大再構成をしないCT像からPSFを測定する手法を紹介する。


○ユビキタスエコーにおける組織境界鮮鋭化/産業技術総合研究所/椿井正義・福田 修・ト 楠・上野直広

 超音波画像計測装置「ユビキタスエコー」における、モルフォロジーによるエッジ鮮鋭化の実装方法を紹介する。スペックル粒径に対応した構造要素の決定と高速演算によって、体組成の計測精度が向上する。


○キャラクタ操作のためのインターフェイス/Carnegie Mellon University/白鳥貴亮・Jessica K.Hodgins

 2006年任天堂が新しいゲーム機Wiiを発売し、多くの人々がその新しいコントローラーに注目した。本稿では、Wiiリモコンの持つ加速度センサに注目し、物理シミュレーションに基づくキャラクタの動きを操作するためのインターフェイスの設計について、ユーザーテストの結果を踏まえて考察する。


○形状編集機能を包含した3次元画像処理システム/岩手県立大学/土井章男・鈴木聡史・山佐史人・松井佳一・伊藤史人/ジェー・エフ・ピー/女鹿幸夫・伊藤 忍

 本稿では、VE Ver.3.0の機能の概要について述べる。特に形状再構成機能について、具体例を挙げながら、その概念や操作方法を説明する。



■特集:物体認識にチャレンジ
○一般物体認識にチャレンジ/中部大学/藤吉弘亘

 一般物体認識とは、実世界シーンを制約のない状態で撮影された画像中から、どのような物体が画像内に存在するか、どのようなシーンであるかを一般的な名称でコンピュータが認識することである。本稿では、一般物体認識の問題、現在解決できている問題とそのアプローチについて述べる。


○統計的学習法を用いた物体認識における特徴量の進化/オムロン/山下隆義

 本稿では、画像の中から顔や人などの特定の物体を認識するために必要な、特徴量を統計的な学習手法の進化の側面から分類する。


○Bag-of-Featuresによるカテゴリー認識/電気通信大学/柳井啓司

 本稿では、今日の一般物体認識ブームのきっかけとなった、一般物体認識における最も重要な手法の一つである画像のbag-of-features表現について解説する。


○物体認識における照合の高速化/大阪府立大学/黄瀬浩一・岩村雅一

 局所特徴量を用いた物体認識においては、画像から抽出される局所特徴量の数が膨大となることが大きな問題であった。本稿では、その問題を解決する一つの方法として、近似最近傍探索の利用について述べる。



■話題の製品と技術
○携帯カメラ高画質化技術/日本電気/加藤 聰

 520万画素カメラ、顔検出機能付きAF、ダブル補正機能、PictMagic・らのカメラ高画質化技術を搭載したN905i。本稿では、NECが他社に先駆けて取組み、先行して来たダブル補正・PictMagic・について紹介する。


○静止画6自由度、動画4自由度対応の電子式手ブレ補正/モルフォ/平賀督基・西谷友希

 ラマン散乱光は極めて微弱であり、従来はこのような微弱光で顕微鏡を作ることは困難であると考えられていた。しかし近年、周辺技術の発展により実現が可能になった。ここでは、ナノフォトン社のRAMAN-11を実例としてラマン顕微鏡について解説する。


○ラマン顕微鏡/ナノフォトン/大出孝博

 近年における携帯電話は、高機能化が進み、メガピクセルカメラは当たり前となり、オートフォーカスや光学ズーム、手ブレ補正といった機能が搭載されている。本稿では、携帯電話における「手ブレ補正」に焦点をしぼり解説する。



■シリーズ
○映像が繋ぐ技能伝承 第3報/職業能力開発総合大学校/澤 武一・海野邦昭

 本報では、考案した映像教育法を実施し、訓練生の技能レベルを実験的に評価した。その結果、映像教育法は従来教育法よりも訓練生の技能レベルを確実に向上させ、定着さえ得る事がわかったので報告する。



■コラム:マルコーニの彼方へ
○モラル崩壊、ルール無視/ヤマネコ

■NEWS&PRODUCTS
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