目次
■特集:20周年記念号
〔祝辞 創刊20周年に寄せて〕
○祝 超音波TECHNO成人式/東京大学/高木堅志郎
○超音波TECHNO 発刊20年を祝して/超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム/渡辺好章
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/超音波工業会/岩本英敏
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/日本産業洗浄協議会/片岡啓二
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/日本学術振興会 弾性波素子技術第150回委員会/山之内和彦
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/カイジョー/佐々木隆
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/超音波工業/賀田健夫
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/本多電子/本多洋介
〔20年の経緯〕
○超音波TECHNOの20年とこれから/東京工業大学/中村健太郎
○超音波洗浄技術の20年/カイジョー/青木達也
○超音波加工技術の20年/神奈川大学/辻野次郎丸
○超音波計測20年の推移と今後の展望/秋田工業高等専門学校/茂木良平
○非破壊検査20年の推移と今後の展望/ジャパンプローブ/小倉幸夫
○医用超音波20年の推移と今後の展望/湘南工科大学/秋山いわき
○超音波デバイス20年の歩み/東北大学/中村僖良
○海洋・音響20年の推移と今後の展望/北海道大学/飯田浩二
〔企業紹介〕
○アプライド・マイクロシステム/伊藤忠テクノソリューションズ/イルサンサンテックジャパン/インサイト/カイジョー/検査技術研究所/サムウェイ/ジェイテック/ジャパンプローブ/新科産業/センサテクノス/セントラル科学貿易/ソニックス/岳将/日本エマソン/日本クラウトクレーマー/日本電子工業/日本電波工業/日立国際電気エンジニアリングプレテック/本多電子
■解説
〔超音波基礎〕
○CIP法を用いた音波伝搬シミュレーション/首都大学東京/大久保寛
近年、数値分散の少ない時間領域手法としてCIP法が注目されている。本稿ではCIP法を用いた音波伝搬シミュレーションの概要を述べ、計算精度やコストなどについてまとめている。
○対角線スタガード格子FDTD法による弾性波解析/富山大学/佐藤雅弘
弾性波解析に使われるFDTD法において、従来のスタガード空間格子を回転させ、境界上に同じ変数が並ぶように設定した。その結果、粒子速度格子点のみで境界を表すことができるようになり、境界条件の設定が容易になった。弾性的等方性、異方性の両方を扱える。
〔海洋・水中音響〕
○小型海洋生物のターゲットストレングス(TS)パターン測定における対話的解析/水産総合研究センター/石井 憲・安部幸樹・澤田浩一/東京海洋大学/甘糟和男/北海道大学/向井 徹
ツノナシオキアミのTSパターン測定を例に、角度ごとに位相の平均化が十分行われた波形か検証するため、対話的に解析する手法を紹介した。TS値の計算に関わる平均区間,信号処理に対応したパラメータの設定等が容易なユーザーインタフェイスを実現した。
〔超音波センサ〕
○横振動片持棒を用いた触覚センサの感度に関する一検討/石巻専修大学/工藤すばる
対象物の硬さ軟らかさの情報を検出する横振動片持棒型触覚センサの感度に関する検討を行った。片持棒型触覚センサの感度に相当する周波数変化率は、低次の振動モードを利用する方が大きく、振動子の質量に反比例することが実験的に明らかとなった。
〔超音波デバイス〕
○高周波MEMSの最新技術/東北大学/田中秀治
高周波MEMSは、世界で年間11億台以上も出荷されている携帯電話のイノベーションに直結する注目のデバイスである。本稿では、携帯情報通信機器への応用に注目して、高周波メカニカルフィルタ、および高周波MEMSスイッチの最新技術を紹介する。
○小型W-CDMA用SAWデュプレクサSiO2薄膜/AI電極/LiNbO3基盤構造による高性能化/パナソニック エレクトロニックデバイス/中村弘幸・中西秀和・鶴成哲也・上口洋輝・濱田陽介・松波 賢・岩崎行緒
SiO2薄膜/Al電極/LiNbO3基板構造において、SiO2薄膜の形状を制御することにより、レイリーモードスプリアスの抑圧を実現した。本技術より、2.5×2.0mm2サイズの小型、かつ高性能なW-CDMA用SAWデュプレクサを開発した。
○音響光学素子を用いた階層化光符号の識別/徳島大学/後藤信夫/愛知工科大学/宮崎保光
コリニアAOスイッチのアレイを用いて階層化光符合識別する光回路の検討を行っている。符号全体の識別および部分的な符号の識別が可能であることを示し、例として3個の光集積回路からなるシステムにおける入出力特性のシミュレーション結果について述べている。
○高粘性端部を持つ水晶振動子の振動解析/首都大学東京/関本 仁
厚みすべり主振動とスプリアス振動とが強く結合した40 MHz帯方形水晶AT板について、X端部の水晶粘性を仮想的に高めてその結合抑圧効果を数値解析した。損失導入に伴う主共振近傍のアドミタンス軌跡および複素共振周波数の変化を示し、その有効性と限界について述べた。
〔超音波計測〕
○直線収束ビーム光音響トモグラフィ/東北学院大学/畠山美香・遠藤春男・星宮 務
レーザービームを平面試料表面に直線状に収束して発生する音波を測定する2次元光音響トモグラフィの理論的定式化を行った。擬似表面・表面下欠陥の光音響トモグラフィ測定を行って、得られた像を再構成した結果、原画像に極めて近い像を得ることができた。
〔ソノケミストリー〕
○ソノケミストリーを用いたリチウムイオン二次電池用鉄系正極材料の合成/秋田大学/大川浩一/筑波大学/川村洋平/新潟大学/佐藤峰夫
ソノケミストリーを用いて、ハイブリットカー用リチウムイオン電池用正極材料として有望視されているLiFePO4、FePO4等の鉄系正極材料を簡易合成する方法を開発した。ソノケミストリーを用いることで合成段階における酸化・還元剤の添加量を抑制でき、かつ生成物を微細粒子状態で得ることに成功した。
〔非破壊検査〕
○分散曲線とモード解析に基づくガイド波検査装置の開発手法/名古屋工業大学/林 高弘
ガイド波はその伝搬特性が棒状材料の断面幾何形状に大きく依存するため、汎用的な装置を設計することは難しいが、逆に対象に合わせて装置開発を行えば、広い適用範囲がある。そこで本報では、ガイド波の分散曲線と各モードの振動分布データを基にしたガイド波の検査装置を開発する手順を示した。
〔医用超音波〕
○収差による医用超音波画像の劣化/京都大学/瀧 宏文・佐藤 亨
医用超音波像の画質に最も影響を与える因子の一つとして収差が挙げられる。送信周波数と収差の影響との関係について検討した結果、収差の影響が大きい場合には十分低い送信周波数を使用することにより、焦点形成精度の高いビームを実現できることがわかった。
○二周波の交差した超音波ビームを用いる新たなコントラストエコー法/同志社大学/江浦太之・吉元直樹・吉田憲司・渡辺好章/湘南工科大学/秋田いわき
肝癌の新たな超音波診断法の一つとして、二周波数超音波の交差領域で生成される差音・和音成分を利用し、微小気泡と組織のエコー比を向上させる手法を提案した。本稿では、和音生成の最適駆動条件と、和音が高強度で生成される領域を実験的に検討した。
■製品紹介
○層流超音波洗浄装置/タイヨーテクノ/飯田博文
○中間周波超音波ユニットHRSシリーズ/千代田電機工業/花石隆裕
○圧縮空気の省エネツールとしての超音波流量計/愛知時計電機/伊藤秀文
○デジタル制御ホーン型超音波発生装置/本多電子/渋谷信長・山森春男
■NEWS&PRODUCTS
〔祝辞 創刊20周年に寄せて〕
○祝 超音波TECHNO成人式/東京大学/高木堅志郎
○超音波TECHNO 発刊20年を祝して/超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム/渡辺好章
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/超音波工業会/岩本英敏
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/日本産業洗浄協議会/片岡啓二
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/日本学術振興会 弾性波素子技術第150回委員会/山之内和彦
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/カイジョー/佐々木隆
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/超音波工業/賀田健夫
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/本多電子/本多洋介
〔20年の経緯〕
○超音波TECHNOの20年とこれから/東京工業大学/中村健太郎
○超音波洗浄技術の20年/カイジョー/青木達也
○超音波加工技術の20年/神奈川大学/辻野次郎丸
○超音波計測20年の推移と今後の展望/秋田工業高等専門学校/茂木良平
○非破壊検査20年の推移と今後の展望/ジャパンプローブ/小倉幸夫
○医用超音波20年の推移と今後の展望/湘南工科大学/秋山いわき
○超音波デバイス20年の歩み/東北大学/中村僖良
○海洋・音響20年の推移と今後の展望/北海道大学/飯田浩二
〔企業紹介〕
○アプライド・マイクロシステム/伊藤忠テクノソリューションズ/イルサンサンテックジャパン/インサイト/カイジョー/検査技術研究所/サムウェイ/ジェイテック/ジャパンプローブ/新科産業/センサテクノス/セントラル科学貿易/ソニックス/岳将/日本エマソン/日本クラウトクレーマー/日本電子工業/日本電波工業/日立国際電気エンジニアリングプレテック/本多電子
■解説
〔超音波基礎〕
○CIP法を用いた音波伝搬シミュレーション/首都大学東京/大久保寛
近年、数値分散の少ない時間領域手法としてCIP法が注目されている。本稿ではCIP法を用いた音波伝搬シミュレーションの概要を述べ、計算精度やコストなどについてまとめている。
○対角線スタガード格子FDTD法による弾性波解析/富山大学/佐藤雅弘
弾性波解析に使われるFDTD法において、従来のスタガード空間格子を回転させ、境界上に同じ変数が並ぶように設定した。その結果、粒子速度格子点のみで境界を表すことができるようになり、境界条件の設定が容易になった。弾性的等方性、異方性の両方を扱える。
〔海洋・水中音響〕
○小型海洋生物のターゲットストレングス(TS)パターン測定における対話的解析/水産総合研究センター/石井 憲・安部幸樹・澤田浩一/東京海洋大学/甘糟和男/北海道大学/向井 徹
ツノナシオキアミのTSパターン測定を例に、角度ごとに位相の平均化が十分行われた波形か検証するため、対話的に解析する手法を紹介した。TS値の計算に関わる平均区間,信号処理に対応したパラメータの設定等が容易なユーザーインタフェイスを実現した。
〔超音波センサ〕
○横振動片持棒を用いた触覚センサの感度に関する一検討/石巻専修大学/工藤すばる
対象物の硬さ軟らかさの情報を検出する横振動片持棒型触覚センサの感度に関する検討を行った。片持棒型触覚センサの感度に相当する周波数変化率は、低次の振動モードを利用する方が大きく、振動子の質量に反比例することが実験的に明らかとなった。
〔超音波デバイス〕
○高周波MEMSの最新技術/東北大学/田中秀治
高周波MEMSは、世界で年間11億台以上も出荷されている携帯電話のイノベーションに直結する注目のデバイスである。本稿では、携帯情報通信機器への応用に注目して、高周波メカニカルフィルタ、および高周波MEMSスイッチの最新技術を紹介する。
○小型W-CDMA用SAWデュプレクサSiO2薄膜/AI電極/LiNbO3基盤構造による高性能化/パナソニック エレクトロニックデバイス/中村弘幸・中西秀和・鶴成哲也・上口洋輝・濱田陽介・松波 賢・岩崎行緒
SiO2薄膜/Al電極/LiNbO3基板構造において、SiO2薄膜の形状を制御することにより、レイリーモードスプリアスの抑圧を実現した。本技術より、2.5×2.0mm2サイズの小型、かつ高性能なW-CDMA用SAWデュプレクサを開発した。
○音響光学素子を用いた階層化光符号の識別/徳島大学/後藤信夫/愛知工科大学/宮崎保光
コリニアAOスイッチのアレイを用いて階層化光符合識別する光回路の検討を行っている。符号全体の識別および部分的な符号の識別が可能であることを示し、例として3個の光集積回路からなるシステムにおける入出力特性のシミュレーション結果について述べている。
○高粘性端部を持つ水晶振動子の振動解析/首都大学東京/関本 仁
厚みすべり主振動とスプリアス振動とが強く結合した40 MHz帯方形水晶AT板について、X端部の水晶粘性を仮想的に高めてその結合抑圧効果を数値解析した。損失導入に伴う主共振近傍のアドミタンス軌跡および複素共振周波数の変化を示し、その有効性と限界について述べた。
〔超音波計測〕
○直線収束ビーム光音響トモグラフィ/東北学院大学/畠山美香・遠藤春男・星宮 務
レーザービームを平面試料表面に直線状に収束して発生する音波を測定する2次元光音響トモグラフィの理論的定式化を行った。擬似表面・表面下欠陥の光音響トモグラフィ測定を行って、得られた像を再構成した結果、原画像に極めて近い像を得ることができた。
〔ソノケミストリー〕
○ソノケミストリーを用いたリチウムイオン二次電池用鉄系正極材料の合成/秋田大学/大川浩一/筑波大学/川村洋平/新潟大学/佐藤峰夫
ソノケミストリーを用いて、ハイブリットカー用リチウムイオン電池用正極材料として有望視されているLiFePO4、FePO4等の鉄系正極材料を簡易合成する方法を開発した。ソノケミストリーを用いることで合成段階における酸化・還元剤の添加量を抑制でき、かつ生成物を微細粒子状態で得ることに成功した。
〔非破壊検査〕
○分散曲線とモード解析に基づくガイド波検査装置の開発手法/名古屋工業大学/林 高弘
ガイド波はその伝搬特性が棒状材料の断面幾何形状に大きく依存するため、汎用的な装置を設計することは難しいが、逆に対象に合わせて装置開発を行えば、広い適用範囲がある。そこで本報では、ガイド波の分散曲線と各モードの振動分布データを基にしたガイド波の検査装置を開発する手順を示した。
〔医用超音波〕
○収差による医用超音波画像の劣化/京都大学/瀧 宏文・佐藤 亨
医用超音波像の画質に最も影響を与える因子の一つとして収差が挙げられる。送信周波数と収差の影響との関係について検討した結果、収差の影響が大きい場合には十分低い送信周波数を使用することにより、焦点形成精度の高いビームを実現できることがわかった。
○二周波の交差した超音波ビームを用いる新たなコントラストエコー法/同志社大学/江浦太之・吉元直樹・吉田憲司・渡辺好章/湘南工科大学/秋田いわき
肝癌の新たな超音波診断法の一つとして、二周波数超音波の交差領域で生成される差音・和音成分を利用し、微小気泡と組織のエコー比を向上させる手法を提案した。本稿では、和音生成の最適駆動条件と、和音が高強度で生成される領域を実験的に検討した。
■製品紹介
○層流超音波洗浄装置/タイヨーテクノ/飯田博文
○中間周波超音波ユニットHRSシリーズ/千代田電機工業/花石隆裕
○圧縮空気の省エネツールとしての超音波流量計/愛知時計電機/伊藤秀文
○デジタル制御ホーン型超音波発生装置/本多電子/渋谷信長・山森春男
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