目次
■特集:新型コロナウイルス禍以降の住まい
○コロナ対策における建築分野の取り組み/北海道大学大学院/林 基哉
新型コロナウイルスの蔓延により、日本では様々な場所で集団感染(クラスター感染)が発生した。厚生労働省に「クラスター対策班」が設置され、その他さまざまな感染症対策の取り組みがなされている。本稿では、その後の建築分野の取り組みについて紹介する。
○住宅での新型コロナウイルス感染症対策
家庭内感染を防ぐための換気設備等の運用を含めた対策の考え方/東京都立大学/尾方 壮行
新型コロナウイルス感染症の感染経路を整理した上で、感染者の自宅待機や自宅療養などにより家庭内で日常的な手洗いなどの手指衛生に加えて特別な感染対策が必要となる場合に感染経路ごとにどのような対策が行えるかを述べる。
○住宅取得に係る経済対策について/国土交通省/安達 将太
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて講じた弾力化措置や、令和3年度税制改正において措置した住宅ローン減税等の税制措置、令和2年度第3次補正予算において盛り込んだグリーン住宅ポイント制度等の住宅取得支援策について紹介する。
○コロナ禍の不動産動向 現状と今後の展望/価値住宅/高橋 正典
コロナ禍における不動産市場については総論としてポジティブな動きであると言われている。しかし、それは見方を変えると決して売れているというのではなく“例年と変わらない”というのが正しい解釈である。この安定した動きは今後も続くのか?そこには今後の新たな動きを予見させる指標も複数出ており、それらについて一つ一つ解説する。
○コロナ禍における健康・省エネ住宅とは
真の医療・建築連携による住環境技術、人材を社会保障に活用するために/健康・省エネ住宅を推進する国民会議/上原 裕之
コロナ禍を「単なる禍」と捉えずに、「室温と健康」に「換気と健康」を加えて綜合的に地域医療福祉を支える「建築学、建築技術者」の新たな社会的役割を生み出すと共に、「健康の為の住宅対策」を広く医療福祉関係者と国民に訴える「チャンス」と捉え、健康・省エネ住宅の普及につなげていきたい。
○新しい生活様式に対応した暮らし方の提案
時代に即したオリジナル商品の開発および普及/ナイス
新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの暮らし方、働き方といったライフスタイルや価値観に大きな影響を及ぼし、住まいに対するニーズにも変化をもたらしている。ナイス株式会社では、そうしたニーズを捉え、対応した商品やサービスを提供している。
○コロナ禍と家づくり/福地建装/福地 脩悦
コロナ禍と家づくりについて、調湿の意義、密閉空間での住み心地、巣ごもりでストレスを感じない家、コロナ過で安心して住める家、エアコン性能と昼間と夜間電力の平準化、オール電化住宅の意義などの観点から紹介する。
■トピックス
○IoEプラットフォーム 「Ecogenie+」
スマートホームエネルギー管理ソリューション/NextDrive
NextDriveはIoE:エネルギーのインターネット、IoT、HEMSを活用したエネルギー管理とクラウドサービスを開発・提供する、エネルギーデータプラットフォーム企業である。同社が自社開発するワンストップでインテリジェントなスマートホームエネルギー管理ソリューションを提供する「Ecogenie+(エコジーニープラス)」を紹介する。
○大切なのはご近所のつながりを築いておくこと まずは、自分の住む街のイベントや地域活動を知ることから
災害時に地域の助け合う力を調査/不動産・住宅情報サイトSUUMO
SUUMOでは、「自助」とともに重要で、今後求められる「共助」に着目し、「街の共助力」に関する調査を実施した。今後の防災対策を考える上で新たな視点・きっかけになるものである。百年防災社の監修のもと、首都圏の駅に関し、その周辺住民を対象に行ったアンケート調査の結果について紹介する。
○Belle Lead SkipHigh2-worklabo
2ヵ所のワークスペースで、共働き×在宅勤務に適したニューノーマルライフ賃貸住宅/ミサワホーム
ミサワホームは、大収納空間「蔵」や二つのワークスペース提案等で、ニューノーマル時代の多様なライフスタイルを快適にする賃貸住宅商品「BelleLeadSkipHigh2-worklabo」を発売。共働き世帯等のニューノーマルライフを一層快適にする賃貸住宅商品となっている。
■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第52回
ハンディスライサー/生活家電研究家/大西 正幸
1989年10月、超小型で、スライス、千切り、おろしなどが、簡単にできる「ハンディスライサー」(CQH-80)が開発された。本体を片手で持って、別の手で野菜などを投入できる簡便器具である。後始末も、カバーを外してさっと洗えば終わりであり、台所が苦手の男性でも、おかずなどが作りやすい便利道具である。
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
住宅業界のカーボンニュートラルの取り組み/わらっく/室 龍二
今回は、超真面目な話。昨年の10月に日本は2050年までにカーボンニュートラルを実現することを世界に向かって宣言しました。この途方もない目標達成に向け、住宅業界はどんな取り組みをしていけばいいのか?優先順位はどうか?などなど。今回は大真面目に検討していきたいと思います。
○社会包摂とデザイン 第6回
多様さを評価すること/九州大学/尾方 義人
補助具のデザインを通し、多様さを評価することについて紹介します。多様性を包摂することは重要なことですが、それをどの様に評価するかということも大変重要です。しかし、その評価方法は難しいことが多く、簡単にはできませんが、多様かつ客観的な評価で、柔軟度の高い実験のデザインが重要です。
○IHクッキングヒーターで毎日おいしくcooking! 第15回
IHのきほん あの味もIHで簡単手作り!/Office OKUAKI/奥秋 曜子
IHのきほん。あの味もIHで簡単手作り!サラダチキン、魚介のアヒージョ、バスク風チーズケーキのレシピを紹介します。IHなら鉄製のスキレットも使えて便利!。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考174
つくもがみ/藤原 千秋
遠方にある親亡き実家の遺品の整理に漸く当たっている筆者。数十年間の生活の残滓たるモノのあまりの物理的量と情報量に圧倒され、なす術もなく立ち尽くす。「モノ」の持つ意味、意義と「生活」を思い、溢す、詮無い小文。
○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第94回
Zoomで打合せ/室蘭工業大学/内海 佐和子
世界中がCOVID-19に席巻されて1年。様々な変化が起こりましたが、そのひとつはZoomの活用です。昨年の秋、カウンターパートであるベトナムの担当者とZoomで打合せをすることになりました。Zoomでの外国との打合せは初めて。通訳が入るのも初めて。果たしてどうなったでしょうか。作者および作品の紹介
■表紙イラスト「あめいろいろ」/愛知県立芸術大学美術学部/清武 美桜
日本には雨を表現する言葉がたくさんあります。昔から人々が自然を繊細に感じとり、そのことが多彩な言葉を生み出していたのではないかと思います。たまにはお家から、じっくりと自然の景色や現象を味わってみてはどうでしょうか。いつもの見慣れた景色に、なにか発見があるかもしれません。
○コロナ対策における建築分野の取り組み/北海道大学大学院/林 基哉
新型コロナウイルスの蔓延により、日本では様々な場所で集団感染(クラスター感染)が発生した。厚生労働省に「クラスター対策班」が設置され、その他さまざまな感染症対策の取り組みがなされている。本稿では、その後の建築分野の取り組みについて紹介する。
○住宅での新型コロナウイルス感染症対策
家庭内感染を防ぐための換気設備等の運用を含めた対策の考え方/東京都立大学/尾方 壮行
新型コロナウイルス感染症の感染経路を整理した上で、感染者の自宅待機や自宅療養などにより家庭内で日常的な手洗いなどの手指衛生に加えて特別な感染対策が必要となる場合に感染経路ごとにどのような対策が行えるかを述べる。
○住宅取得に係る経済対策について/国土交通省/安達 将太
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて講じた弾力化措置や、令和3年度税制改正において措置した住宅ローン減税等の税制措置、令和2年度第3次補正予算において盛り込んだグリーン住宅ポイント制度等の住宅取得支援策について紹介する。
○コロナ禍の不動産動向 現状と今後の展望/価値住宅/高橋 正典
コロナ禍における不動産市場については総論としてポジティブな動きであると言われている。しかし、それは見方を変えると決して売れているというのではなく“例年と変わらない”というのが正しい解釈である。この安定した動きは今後も続くのか?そこには今後の新たな動きを予見させる指標も複数出ており、それらについて一つ一つ解説する。
○コロナ禍における健康・省エネ住宅とは
真の医療・建築連携による住環境技術、人材を社会保障に活用するために/健康・省エネ住宅を推進する国民会議/上原 裕之
コロナ禍を「単なる禍」と捉えずに、「室温と健康」に「換気と健康」を加えて綜合的に地域医療福祉を支える「建築学、建築技術者」の新たな社会的役割を生み出すと共に、「健康の為の住宅対策」を広く医療福祉関係者と国民に訴える「チャンス」と捉え、健康・省エネ住宅の普及につなげていきたい。
○新しい生活様式に対応した暮らし方の提案
時代に即したオリジナル商品の開発および普及/ナイス
新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの暮らし方、働き方といったライフスタイルや価値観に大きな影響を及ぼし、住まいに対するニーズにも変化をもたらしている。ナイス株式会社では、そうしたニーズを捉え、対応した商品やサービスを提供している。
○コロナ禍と家づくり/福地建装/福地 脩悦
コロナ禍と家づくりについて、調湿の意義、密閉空間での住み心地、巣ごもりでストレスを感じない家、コロナ過で安心して住める家、エアコン性能と昼間と夜間電力の平準化、オール電化住宅の意義などの観点から紹介する。
■トピックス
○IoEプラットフォーム 「Ecogenie+」
スマートホームエネルギー管理ソリューション/NextDrive
NextDriveはIoE:エネルギーのインターネット、IoT、HEMSを活用したエネルギー管理とクラウドサービスを開発・提供する、エネルギーデータプラットフォーム企業である。同社が自社開発するワンストップでインテリジェントなスマートホームエネルギー管理ソリューションを提供する「Ecogenie+(エコジーニープラス)」を紹介する。
○大切なのはご近所のつながりを築いておくこと まずは、自分の住む街のイベントや地域活動を知ることから
災害時に地域の助け合う力を調査/不動産・住宅情報サイトSUUMO
SUUMOでは、「自助」とともに重要で、今後求められる「共助」に着目し、「街の共助力」に関する調査を実施した。今後の防災対策を考える上で新たな視点・きっかけになるものである。百年防災社の監修のもと、首都圏の駅に関し、その周辺住民を対象に行ったアンケート調査の結果について紹介する。
○Belle Lead SkipHigh2-worklabo
2ヵ所のワークスペースで、共働き×在宅勤務に適したニューノーマルライフ賃貸住宅/ミサワホーム
ミサワホームは、大収納空間「蔵」や二つのワークスペース提案等で、ニューノーマル時代の多様なライフスタイルを快適にする賃貸住宅商品「BelleLeadSkipHigh2-worklabo」を発売。共働き世帯等のニューノーマルライフを一層快適にする賃貸住宅商品となっている。
■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第52回
ハンディスライサー/生活家電研究家/大西 正幸
1989年10月、超小型で、スライス、千切り、おろしなどが、簡単にできる「ハンディスライサー」(CQH-80)が開発された。本体を片手で持って、別の手で野菜などを投入できる簡便器具である。後始末も、カバーを外してさっと洗えば終わりであり、台所が苦手の男性でも、おかずなどが作りやすい便利道具である。
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
住宅業界のカーボンニュートラルの取り組み/わらっく/室 龍二
今回は、超真面目な話。昨年の10月に日本は2050年までにカーボンニュートラルを実現することを世界に向かって宣言しました。この途方もない目標達成に向け、住宅業界はどんな取り組みをしていけばいいのか?優先順位はどうか?などなど。今回は大真面目に検討していきたいと思います。
○社会包摂とデザイン 第6回
多様さを評価すること/九州大学/尾方 義人
補助具のデザインを通し、多様さを評価することについて紹介します。多様性を包摂することは重要なことですが、それをどの様に評価するかということも大変重要です。しかし、その評価方法は難しいことが多く、簡単にはできませんが、多様かつ客観的な評価で、柔軟度の高い実験のデザインが重要です。
○IHクッキングヒーターで毎日おいしくcooking! 第15回
IHのきほん あの味もIHで簡単手作り!/Office OKUAKI/奥秋 曜子
IHのきほん。あの味もIHで簡単手作り!サラダチキン、魚介のアヒージョ、バスク風チーズケーキのレシピを紹介します。IHなら鉄製のスキレットも使えて便利!。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考174
つくもがみ/藤原 千秋
遠方にある親亡き実家の遺品の整理に漸く当たっている筆者。数十年間の生活の残滓たるモノのあまりの物理的量と情報量に圧倒され、なす術もなく立ち尽くす。「モノ」の持つ意味、意義と「生活」を思い、溢す、詮無い小文。
○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第94回
Zoomで打合せ/室蘭工業大学/内海 佐和子
世界中がCOVID-19に席巻されて1年。様々な変化が起こりましたが、そのひとつはZoomの活用です。昨年の秋、カウンターパートであるベトナムの担当者とZoomで打合せをすることになりました。Zoomでの外国との打合せは初めて。通訳が入るのも初めて。果たしてどうなったでしょうか。作者および作品の紹介
■表紙イラスト「あめいろいろ」/愛知県立芸術大学美術学部/清武 美桜
日本には雨を表現する言葉がたくさんあります。昔から人々が自然を繊細に感じとり、そのことが多彩な言葉を生み出していたのではないかと思います。たまにはお家から、じっくりと自然の景色や現象を味わってみてはどうでしょうか。いつもの見慣れた景色に、なにか発見があるかもしれません。
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