■特集:暮らしの中に入ってくる食の情報
○熱源の種類で料理が変わるか?/横浜国立大学 名誉教授/渋川 祥子
調理に使われるエネルギーも時代とともに変わり、現在はガスが主流であるが、電気をエネルギー源とする調理加熱機器があたらしく増えている。電子レンジやIHヒーター、自動調理鍋などの特徴と調理成績について解説する。
○コロナ禍が招いた宅配急増と家事分担見直し
パルシステムのミールキット伸長にみる男性の家事参加/パルシステム生活協同組合連合会/植田 真仁
生協などが展開する宅配事業は、コロナ禍で大きく需要を高めた。なかでも、ミールキットの伸長が目立っている。これは男性の夕食づくりをはじめとする家事参加を促し、家庭内での家事分担が見直された兆しにも見える。
○昆虫食の魅力と可能性/食用昆虫科学研究会/吉田 誠
国連の食糧農業機関(FAO)が2013年に報告書を発刊してから昆虫食への注目が集まっている。魅力溢れる食用昆虫について、伝統食材として、新しい食材として注目を集める背景や動向を紹介し、消費者として昆虫食をどう楽しむかを紹介する。
○多用化する食事のスタイル
マクロビオティックの視点から見るビーガン、ベジタリアン、グルテンフリー、ローフード、アーユルヴェーダ/ラ・コシナ・デ・ミナカ/永井 邑なか
ビーガン、ベジタリアン、グルテンフリー、ローフード、アーユルヴェーダ等、食のスタイルの多様化が進んでいる。各食事法はどのような人に適しているのかをマクロビオティックの視点から考える。
○学校給食の充実と学校における食育の推進
~子どもたちの「生きる力」を育むために~/文部科学省 初等中等教育局健康教育・食育課
学校教育活動の一環として、普及・充実が図られてきた学校給食の歴史から、文部科学省が取り組む学校給食における食育の推進、地場産物等の活用促進、栄養教諭による食に関する指導などについて紹介する。
○食品ロスの状況と削減に向けた取組/消費者庁 消費者教育推進課 食品ロス削減推進室
食品ロスとは、食べ残しや売れ残りなど、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことである。日本の食品ロスの現状や、政府、地方公共団体、民間など様々な主体による削減の取組事例、また消費者にできる削減のコツ・ポイントを紹介する。
■トピックス
○新型家庭用エコキュートを発売
日立家庭用エコキュートWシリーズの特長/日立グローバルライフソリューションズ/大木 誠之
省エネ基準(目標年度2025年)達成製品を16機種に拡充した家庭用エコキュートWシリーズ(全22機種)を4月に発売。その中から、省エネ性能No.1の年間給湯保温効率(JIS)4.2を達成し、スマートフォンで外出先からも給湯の操作や確認ができる家庭用エコキュート[水道直圧給湯]フルオート標準タンク(高効率)BHP-FV37WDを紹介。
○ヘルシーメニューとカロリー選択機能を搭載「電気圧力鍋ヘルシープラス+」
シリーズ累計販売台数50万台のアイリスオーヤマの「電気圧力鍋」/アイリスオーヤマ
「低脂質」や「塩分控えめ」などの52種類のヘルシーメニューを含む108種類の自動メニューから、合計カロリーに応じた料理を選択できる機能を搭載する「電気圧力鍋ヘルシープラス+」の主な特長を紹介する。
○楽しく時短「ティファールの電気圧力鍋」
「クックフォーミー」と「ラクラ・クッカー」シリーズの魅力/グループセブジャパン/藤井 由美子
電気圧力鍋と圧力鍋の両方を製造販売しているメーカーとして、基本的な圧力鍋の仕組みとメリット、ティファールの電気圧力鍋が生まれるまで、ティファールが注力している電気圧力鍋のシリーズ別特長などについて紹介する。
○手軽に本格調理ができるシンプルでスタイリッシュな電気圧力鍋
コイズミマイコン電気圧力鍋(KSC-3502)の特長とレシピ/小泉成器/藤橋 雪菜
電気圧力鍋とは、火やガスを使わずに圧力調理ができる家電である。なかでも、コイズミのマイコン電気圧力鍋(KSC-3502)は、手軽に本格調理ができ、発売以来、根強い人気製品である。自動メニューや本格炊飯モード等、コイズミならではの特長とおすすめレシピを記載している。
○家庭用調理器の最高峰を目指したオートクッカービストロ NF-AC1000
~誰もが手軽に「おいしい」を作ってあげられる世界の実現に向けて~/パナソニック/内田 さやか
業界初の「鍋底かきまぜ」と「圧力」を同時搭載し、業界最高の火力と業界最高クラスの圧力で炒め調理や煮詰めなど圧力調理でワンランク上の料理をご家庭で楽しめる。当社がこの商品の開発に至った背景、商品特長と今後の展望について述べる。
■事例紹介
○デザインと性能の両立で、心を豊かにする家づくり
ツーバイフォー工法で耐震性と安心を提供/ハイランド
一人ひとりのお客さまの希望に合わせた家づくりを続け、豊富な施工事例を誇るハイランド。デザインだけではなく、断熱性・気密性の向上にも日々取り組み、全棟でツーバイフォー工法を採用。デザインと性能を両立する安全で快適な住まいづくりを紹介。
■連載
○常識?非常識?学びのなんでも研究室 第100回
英語は、語順で理解できるって、早く教えてほしかった!/わらっく/室 龍二
前回の抽象と具体というキーワードから考えた国語と英語の違いに続き、今回は、語順をキーワードに、国語と英語の違いについて検証します。英語における語順の重要性に対し、国語は最後の結論が大事という違いに着目します。
○社会包摂とデザイン 第31回
レディース・アンド・ジェントルメンとレディースデイ/九州大学/尾方 義人
飛行機の機内アナウンスから、映画館の「レディースデイ」の廃止など、LGBTQの人への配慮やジェンダーレスへの取り組みがさまざまなところで進んでいます。単純に答えがすぐでないことも多く、一つ一つ丁寧に考えていくことが重要なジェンダーデザインについて考察します。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 199
働きたくない/藤原 千秋
「働き始め」て、ぼちぼち四半世紀近くが経過した筆者。親の遺した家の片付け途中に見つけた布の端切れの処遇から、ささやかな手慰みの「現実逃避」に嵌まり込んでいく。あまりおおっぴらに言えない心の声とは。子育てに並走した混沌の小文。
■表紙イラスト「夏の空」篠田 めい(愛知県立芸術大学 美術学部デザイン 工芸科デザイン専攻学部)
夏といえば青い空のイメージが強いかもしれません。しかし私は夕焼け空も好きです。学校から帰る時、今まで暗くなっていた時間なのに空が明るい。同じ時間なのに空の明るさが明るいと、夏が来たと告げられているような気がします。
住まいとでんきの内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
- サイズ:A4変形判
安全・安心の電化住宅情報誌
住まいの快適性、安全性の要求と共に、集合、一戸建ての別を問わず、全電化住宅が注目されています。 本誌は、電化を進める上で必要な基礎知識から、供給やコスト、設計施工、地域別情報、実例の紹介、電化製品・機器などを、図面や写真を豊富に使って分かりやすく解説。 建築家、設備設計者、工務店、電気工事関係者を対象として、住まいという幅広い視点で情報を提供しております。
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