月刊CAP 発売日・バックナンバー

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3,520円
特殊な犬種? 柴犬の診察を極める

柴犬は、日本において人気の犬種であり、一次診療施設でも比較的多く来院します。可愛らしい顔つきが魅力的である一方、神経質・攻撃的な症例も多く、臨床現場では診察に苦慮することも少なくありません。柴犬に好発する疾患も多く、犬アトピー性皮膚炎や慢性炎症性腸症、緑内障などはその代表ともいえます。しかし、好発犬種という先入観をもって診察を行ったり、他の犬種と同じような病態理解のもとで治療にあたったりすると、診断や治療方針を誤る可能性があります。本特集では、柴犬の行動特性を踏まえた、穏やかな診察を行うための視点・介入について紹介していただいた後、柴犬に好発する疾患や高齢期の問題行動に焦点を当て、その病態・診断・治療などについて詳しく解説します。本特集を通して、柴犬の診察を「極める」ためのポイントを学んでいきましょう。


▽柴犬の特徴と性格 ~獣医学的に考える 穏やかな診察のために~
白井春佳

▽柴犬の犬アトピー性皮膚炎
馬場悠太

▽柴犬の慢性炎症性腸症
大森啓太郎

▽柴犬の緑内障
望月一飛

▽高齢の柴犬の問題行動 ~認知機能不全症候群~
白井春佳


■腎泌尿器疾患 もう一歩先へ 
第1回 「腎臓病の診断 尿検査(1)」
米澤智洋

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第21回 「麻酔・鎮痛:オピオイド」
松村海波、監修:伊丹貴晴

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第16回 「栄養素の消化・吸収・代謝(10) ─ミネラル─」
鈴木武人

■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第20回(最終回) 「頚部」
石川雄大

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第25回(最終回) 「その他の先天性凝固因子欠乏症」
福岡 玲、監修:富安博隆

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.66 「全身麻酔下の犬の体温は鼻腔内温度でもモニタリングできるかも」
石川勇一

■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第23回 「カメ(4):超音波検査」
霍野晋吉

■Close Up!
腫瘍随伴症候群として重度の好中球増多症を呈した気管内扁平上皮癌の猫
杉山 淳
3,520円
実は困ってました! 一次診療の麻酔Q&A

動物病院では、麻酔を伴う処置が日常的に行われています。しかし、麻酔導入時、モニタリング時、覚醒時など、どの場面においても「この方法でよいのか?」、「どのように対応すべきだろうか?」と迷うことは少なくありません。また、麻酔に不安や抵抗をもつ飼い主に対して、どのように説明すればよいか悩む場面もあります。本特集では、一次診療で比較的遭遇しやすい状況や日常的によく使用される薬剤に焦点を当て、麻酔に関する疑問についてQ&A形式でご解説いただきました。日々の診療での自分の対応とくらべながら、麻酔の疑問を1つずつ解消していきましょう。

▽一次診療で「あるある」のQ&A
三木悠矢

▽鎮静・鎮痛に関するQ&A
田村 純

▽循環に関するQ&A
田村 純

▽呼吸に関するQ&A
関 瀬利

▽併発疾患に関するQ&A
三木悠矢

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第15回 「栄養素の消化・吸収・代謝(9) ─ビタミン─」
鈴木武人

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第24回 「von Willebrand病」
呰上大吾、監修:富安博隆

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第20回 「消化器:膵炎の治療薬」
金城綾二、監修:馬場健司

■この症例 あなたならどうする?
第31回 「心雑音を伴わない右心拡大を呈した犬の1例」
池田正悟

■ジェネラリストが知っておくべき 整形外科診療の疑問にお答えします!
第5回 「骨関節炎(後編)」
伊澤幸甫

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第9回 「うまく起き上がれない(神経疾患編)」
吉川和幸

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.65 「犬のDLBCLでは事前のステロイド投与で化学療法への反応性が低下するかも」
石川勇一

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第37回 「犬のしつけ」
酒井有果、監修:石川勇一

■Close Up!
パターンと出口戦略で考える犬と猫の黄疸 ~一次診療における合理的診断治療アプローチ~
大野耕一

■Close Up!
猫における改良型会陰尿道造瘻術の検討
白井顕治

■Close Up!
SFTSが疑われる猫に動物病院はどう対応すべきか -診断・治療・予防と院内感染対策の現在地-
福嶋優莉、齊藤 暁
3,520円
皮膚病変のオノマトペ どう診てどう攻める?

皮膚科診療では、「ブツブツ」「カサカサ」といった“オノマトペ”をよく耳にします。これらの“オノマトペ”は皮膚病変を捉えるための重要な情報を含む一方で、適切に読み解かなければ鑑別の幅が狭まり、本来考慮すべき疾患を見落とす可能性があります。本特集では、飼い主の言葉として頻出する“オノマトペ”を出発点に、それらがどの皮疹に相当するのか、それぞれの皮疹の組織学的背景、臨床的意義、診断アプローチ、代表的な疾患についてご解説いただきました。


▽はじめに 〜本特集について〜
島崎洋太郎

▽ブツブツ 〜隆起性病変の診断アプローチ〜
島崎洋太郎

▽カサカサ 〜鱗屑の診断アプローチ〜
平野翔子

▽ガビガビ 〜痂皮の診断アプローチ〜
澤 由貴

▽ベタベタ 〜脂漏の診断アプローチ〜
平野翔子

▽ゴワゴワ 〜苔癬化の診断アプローチ〜
澤 由貴

▽ジュクジュク 〜びらん・潰瘍の診断アプローチ〜
島崎洋太郎


■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第23回 「血友病A・B」
富安博隆

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第19回 「肝胆道系疾患治療薬」
川上侑記、監修:馬場健司

■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第19回 「肺・その他の胸腔内」
石川雄大

■この症例 あなたならどうする?
第30回 「皮膚リンパ球症と診断した猫の1例」
安部隆志、監修:永田雅彦

■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第83回 「重度の血小板減少症のフェレットが来院しました」
松原且季

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第14回 「栄養素の消化・吸収・代謝(8) ─脂質─」
鈴木武人

■一次診療の現場に伝えたい! 二次診療・専門施設の活用法
第2回 「画像診断(放射線科)」
坂大智洋

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.64 「犬の血胸の原因は腫瘍が最も多いようである」
石川勇一

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第36回 「海外渡航」
大森慶子、監修:石川勇一
3,520円
治療の「手詰まり」 次の手は?

ある疾患を診断して標準的な治療を進めたとき、大部分の症例では治癒、またはコントロールが可能な状態になりますが、一部の症例では効果がみられないこともあります。本特集では、そのような治療の「手詰まり」となった際に、治療方針を見直して治療・薬剤を追加/変更するか、あるいはそもそもの診断を見直すかなど、次の一手としてどのような判断をするのか、実際の症例紹介を交えてご解説いただきました。


▽ACVIMガイドラインの治療でうまくいかない犬のMMVD
鈴木亮平

▽改善しない犬と猫の呼吸器疾患 次の検査に進む分岐点
中森正也

▽なかなか治らない犬の表在性膿皮症
山岸建太郎

▽これは関節炎? 慢性疼痛を示す犬の関節内遊離体
堀切園 裕

▽ABC分析に基づく行動修正で改善しない犬の問題行動
岸野友祐


■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第22回 「播種性血管内凝固(DIC)」
小林宏祐、監修:富安博隆

■ジェネラリストが知っておくべき 整形外科診療の疑問にお答えします!
第4回 「骨関節炎(前編)」
伊澤幸甫

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第13回 「栄養素の消化・吸収・代謝(7) ─アミノ酸─」
鈴木武人

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第8回 「立ち上がれない(整形外科疾患編)」
吉川和幸

■聞いてみたい! あの疾患のインフォーム
第5回 「下痢(軽症例・重症例の使い分け)」
伊藤優真

■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第82回 「口の中が変です…」
網本宏和

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.63 「パグの蛋白漏出性腸症は予後が悪い場合が多いかもしれない」
石川勇一

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第35回 「マイクロチップ」
舘野友奈、監修:石川勇一
3,520円
FNA? 生検? 切除? 部位別に学ぶ腫瘤性病変 診断の分岐点

腫瘤は全身の様々な部位に発生し、症例のシグナルメント、腫瘤の発生部位や大きさによって疑われる疾患が異なり、診断の手技・検査の進め方も変わってきます。腫瘤性病変を診断する際にはFNAによる細胞診、生検による病理組織学的検査、診断的治療を兼ねた外科的切除が選択肢として挙げられ、疑われる疾患により変える必要があります。本特集では体表・口腔内・消化管・胸腔内の各部位で腫瘤性病変を認めた際に、鑑別の上位となる疾患や診断アプローチ(検査・診断の分岐点)について、実践的にご解説いただきました。

▽体表腫瘤
川名朝香

▽口腔内腫瘤
中野優子

▽消化管腫瘤
市田千尋、古家 優

▽胸腔内腫瘤(肺/胸腺)
一萬田正直


■一次診療の現場に伝えたい! 二次診療・専門施設の活用法 New!
第1回 「眼科」
久保 明

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第12回 「栄養素の消化・吸収・代謝(6)」
鈴木武人

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第21回 「血小板減少症の鑑別/免疫介在性血小板減少症」
瀬川和仁、監修:富安博隆

■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第18回 「心臓2 ~猫の心筋症~」
和田智樹、監修:石川雄大

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第18回 「消化器:便秘治療薬」
山本宗伸、監修:馬場健司

■この症例 あなたならどうする?
第29回 「落葉状天疱瘡に対しシクロスポリンを使用した犬の1例」
西 康暢

■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第22回 「カメ(3):代表的な疾患の画像診断2」
霍野晋吉

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.62 「下垂体性副腎皮質機能亢進症の犬では下垂体巨大腫瘍のリスク因子が画像診断追加の参考になるかも」
石川勇一

■Close Up!
多飲多尿のみで来院し先天性門脈体循環シャントが原因と判明した犬の1例
李 美侑
3,520円
犬の急性膵炎 複雑な診断・治療を解き明かす

膵リパーゼ(膵特異的リパーゼ)の測定系の普及や画像診断技術の向上、スコアリングシステムの導入などにより、「犬の急性膵炎」の診断機会が増えています。また、新薬の開発で治療に新たな選択肢が加わり、従来行われていた治療(抗菌薬・ステロイドなど)の是非について取り上げられることも多くなっています。そのため、何をもとに診断するのか、そして治療は何を行えばよいのか、迷うこともあるのではないでしょうか。本特集では犬の膵臓の検査、犬の急性膵炎の診断・治療・管理について整理した後、特に命にかかわる「劇症型膵炎」について実際の症例を交えた治療戦略をご解説いただきました。

▽膵臓の検査
岡田夏樹

▽急性膵炎の診断
竹内和義

▽急性膵炎の治療・管理
竹内和義

▽劇症型膵炎の治療戦略
林 幸太郎


■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第20回 「血液凝固・止血の基礎」
菅原芽伊、監修:富安博隆

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第7回 「立ち上がれない(神経疾患編)」
吉川和幸

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第17回 「消化器:下痢治療薬」
五十嵐寛高、監修:馬場健司

■ジェネラリストが知っておくべき 整形外科診療の疑問にお答えします!
第3回 「膝蓋骨脱臼」
伊澤幸甫

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第11回 「栄養素の消化・吸収・代謝(5)」
鈴木武人

■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第81回 「肝酵素が高い猫がいます」
三河翔馬

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.61 「甲状腺機能低下症の小型犬では胆嚢粘液嚢腫に伴う胆嚢破裂や死亡のリスクが高まるかもしれない」
石川勇一

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第34回 「生活環境の指導(犬)」
酒井有果、監修:石川勇一
3,520円
眼を診て全身を診る 全身性疾患と眼病変

眼に異常を来す全身性疾患には様々なものがあり、眼病変をきっかけに全身性疾患が診断されることは珍しくありません。そのため、眼と全身性疾患の関連性を意識して診察することは、きわめて重要です。本特集では内分泌疾患、代謝性疾患、循環器疾患、腫瘍性疾患、感染症の中から、眼病変を生じうる、臨床現場で遭遇する可能性のある疾患をピックアップし、その所見や診断アプローチを中心に解説していただきました。

▽内分泌疾患と眼
能美君人

▽代謝性疾患と眼
村松勇一郎

▽循環器疾患と眼
三輪幸裕

▽腫瘍性疾患と眼
都築圭子

▽感染症と眼
小松紘之


■この症例 あなたならどうする?
第27回 「両眼性の疼痛が繰り返しみられた症例」
益子亜里沙

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第19回 「多発性骨髄腫」
諏訪晃久、監修:富安博隆

■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第17回 「心臓1 ~犬の僧帽弁閉鎖不全症~」
和田智樹、監修:石川雄大

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第10回 「栄養素の消化・吸収・代謝(4)」
鈴木武人

■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第80回 「猫がずっと大声で鳴いて眠れません」
岸野友祐

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第16回 「消化器:嘔吐治療薬」
塚本篤士、監修:馬場健司

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.60 「短頭種閉塞性気道症候群の矯正手術は長期的にも呼吸状態を改善させる」
石川勇一

■この症例 あなたならどうする?
第28回 「慢性腎臓病の観察中に高窒素血症の悪化を認めた猫の症例」
酒谷 篤

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第33回 「生活環境の指導(猫)」
柏倉琴羽、監修:石川勇一
消化管内視鏡2.0 ~これからの動物用内視鏡~

消化管内視鏡は、消化管疾患の精査(内腔の観察・生検)や異物摘出を行うための重要な検査です。ただし、全身麻酔が必要となり、また病変部位や原因によっては内視鏡では特定できない場合もあるため、その適応を的確に判断し、正しい方法で検査を実施し、見落としのないように進めていく必要があります。本特集では、「消化管内視鏡」に焦点を当て、自施設における方法を中心に消化管内視鏡の基礎からその先の手技について、症例画像を交えつつ幅広くご解説いただきました。

▽はじめに ~本特集について~
坂井 学

▽消化管内視鏡検査の適応 ~超音波検査から適応症例を見極める~
坂井 学

▽上部消化管内視鏡
阪本裕美

▽下部消化管内視鏡
入江雄亮

▽内視鏡下生検とサンプルの処理
若松等子、坂井 学

▽胃内異物摘出
入江雄亮

▽PEGチューブ設置 ~もう一歩先へ~
太田春希、阪本裕美


■ジェネラリストが知っておくべき 整形外科診療の疑問にお答えします!
第2回 「成長板骨折」
伊澤幸甫

■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
第26回(最終回) 「血小板減少症」
旭 あすか、小笠原聖悟、監修:森田 肇

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第15回 「神経:非感染性髄膜脳脊髄炎の治療薬」
伊藤大介

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第6回 「歩くたびに頭が上下してしまう(整形外科疾患編)」
吉川和幸

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第21回(最終回) 「インタビュー:医療コミュニケーション教育」
伊藤優真

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第9回 「栄養素の消化・吸収・代謝(3)」
鈴木武人

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第32回 「ブラッシングとシャンプー」
野地若菜、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.59 「猫の去勢手術時の精巣ブロックは鎮痛効果がありそう」
石川勇一
日進月歩で発展する 猫の糖尿病

猫の糖尿病は遭遇する頻度の高い疾患ですが、診断基準の設定、新規のインスリン製剤やモニタリングシステムの開発など、診断・治療に関して絶えず発展している分野だと思われます。さらに昨年には、経口投与が可能な猫用SGLT2阻害薬の販売が開始され、より治療の選択肢が広がることも期待されています。本特集では、猫の糖尿病における診断・食事療法・インスリン療法について整理した上で、近年体系化され一次診療で実施しやすい治療法の一例として、ルーズコントロールについて紹介していただきました。また、SGLT2阻害薬については、作用機序から適応症例、投与方法、副作用に至るまで、使用するにあたり知っておくべき情報をまとめていただきました。

▽診断
西飯直仁

▽食事療法
北中 卓

▽インスリン療法 ~インスリン製剤の選択と投与量決定の基本~
林 加代、森 昭博

▽一次診療におけるインスリン治療とモニタリングの実際
難波信一

▽SGLT2阻害薬
西飯直仁


■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
第25回 「尿検査」
中村知尋、監修:森田 肇

■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第79回 「頭が右に傾いています」
中田浩平

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第17回 「慢性リンパ性白血病」
小林宏祐、監修:富安博隆

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第18回 「急性リンパ芽球性白血病」
富安博隆

■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第16回 「膵臓」
中野健太、監修:石川雄大

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第14回 「神経:脳圧降下薬」
矢作雅人、監修:伊藤大介

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第8回 「栄養素の消化・吸収・代謝(2)」
鈴木武人

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第20回 「こんなときはどう答える? Q&A」
伊藤優真

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第31回 「歯みがき」
野田純加、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.58 「子宮蓄膿症の犬ではぶどう膜炎の発生に注意する」
石川勇一

■症例報告
Mixed Epithelial and Stromal Tumor(MEST)に類似した嚢胞性腎腫の犬の症例
早田 明
心エコー図検査・心電図検査のキホン

犬・猫の高齢化に伴い、心疾患は増加傾向にあります。その中で、侵襲なく心臓の状態を把握できる心エコー図検査、心電図検査の技術をしっかりと身につけることは重要ですが、心エコー図検査は画像描出の精度が診断・病態の評価に影響し、心電図検査は心電図自体が複雑で敬遠されがちな面もあるかと思われます。本特集では、心エコー図検査の描出および心電図検査の判読の基本・コツについて、対話形式で解説します。


▽心エコー図検査 ~基本手技を押さえてレベルアップ~
高尾紘一郎

▽緊急時の心エコー図検査 ~救急医は何をみて診断・治療を進めているのか~
小林 良

▽心電図検査 ~いつとる? 記録は? 読み方は? 3つの基本~
新実誠矢

▽緊急時の心電図検査~いざというときの状況判断のコツ~
平尾大樹


■ジェネラリストが知っておくべき 整形外科診療の疑問にお答えします! New!
第1回 「骨折治療」
伊澤幸甫

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第16回 「免疫介在性好中球減少症」
福岡 玲、監修:富安博隆

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第13回 「神経:維持期の抗てんかん発作薬(2)」
笹岡一慶、監修:伊藤大介

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第5回 「歩くときに両前肢を突っ張ってしまう」
吉川和幸

■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
第24回 「血圧測定」
田中 翔、和田智樹、監修:森田 肇

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第7回 「栄養素の消化・吸収・代謝(1)」
鈴木武人

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第19回 「高齢動物におけるコミュニケーションとACP(2)」
伊藤優真

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第30回 「耳掃除」
酒井有果、監修:石川勇一

■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第21回 「カメ(2):代表的な疾患の画像診断1」
霍野晋吉

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.57 「頚部腹屈の猫をみたらまずはカリウムをチェックする」
石川勇一
3,080円
明日からの選択が変わる輸液管理の極意

輸液療法は獣医臨床において最も基本的かつ重要な治療法の1つであり、様々な病態や疾患で適応となります。しかし、輸液は単なる「補液」ではなく、循環管理や電解質・酸塩基平衡の是正など多様な役割をもつため、症例の状態を正しく評価し、症例ごとに適切な輸液製剤・輸液量を選択する必要があります。本特集では、まず輸液療法の基礎知識や輸液製剤の分類と特性について整理した上で、麻酔中、消化器疾患、腎疾患、ショック時といった比較的遭遇頻度の高いシチュエーションでの輸液製剤の選択や輸液量の決定について、症例紹介を交えて解説していただきました。「この症例の輸液、どうしようか?」と検討しながら、各ケースにおける思考回路を学んでいきましょう。


▽輸液療法と輸液製剤の選択の基本
伊丹貴晴

▽麻酔中の輸液
小島一輝

▽消化器疾患における輸液
井手香織

▽腎疾患における輸液
原田佳代子

▽ショック時の輸液
香西泉咲、森田 肇


■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第15回 「小腸・大腸 ~後編~」
石川雄大

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第15回 「骨髄異形成症候群」
富安博隆

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第12回 「神経:維持期の抗てんかん発作薬(1)」
笹岡一慶、監修:伊藤大介

■こんな症例に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法
第78回 「急に目が見えなくなりました」
中桐匠平

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第18回 「高齢動物におけるコミュニケーションとACP(1)」
伊藤優真

■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第20回 「カメ(1):X線撮影・読影」
霍野晋吉

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第29回 「肛門嚢絞り」
柏倉琴羽、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.56 「片側椎弓切除術後の予防的抗菌薬の投与はSSIのリスクを減少させないかもしれない」
石川勇一

■Close Up!
犬の肥満評価の意義と評価法
大辻一也
3,080円
QOL向上を目指して 猫の慢性歯肉口内炎

猫の慢性歯肉口内炎は臨床現場で遭遇する頻度が高い疾患ですが、獣医学が発展してきた現在も明確な原因が未だに判明していない疾患でもあります。治療法は複雑で多岐にわたり、内科療法のみでのコントロールが困難な症例も多いものの、外科療法として実施する全顎抜歯は一次診療施設では実施のハードルが高い場合もあるかもしれません。本特集では「慢性歯肉口内炎」の特徴・病態と内科・外科治療、さらには鑑別に注意すべき疾患について、症例も交えて詳細に解説していただきました。


▽はじめに ~本特集について~
藤田桂一

▽総論
藤田桂一

▽内科治療
網本昭輝

▽外科治療
江口徳洋

▽鑑別に注意すべき疾患
原田 慶


■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第11回 「神経:急性期の抗てんかん発作薬」
伊藤大介

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第4回 「歩くたびに頭が上下してしまう」
吉川和幸

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第14回 「慢性骨髄性白血病」
井口愛子、監修:富安博隆

■この症例 あなたならどうする?
第26回 「健康診断で心膜液貯留を認めた症例」
照喜名弘樹、監修:森田 肇

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第6回 「腎臓:利尿薬の作用機序」
鈴木武人

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第17回 「愛玩動物看護師における医療コミュニケーション」
伊藤優真

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第28回 「爪切り」
大森慶子、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.55 「ATEの再発予防に対しクロピドグレルとリバーロキサバンは同程度の効果かもしれない」
石川勇一
3,080円
肝生検は要る? 要らない? 犬と猫の慢性肝疾患

肝疾患の多くは、病理組織学的検査を行わないと確定診断が困難です。そのため、慢性肝酵素上昇を呈する症例において、どこまで積極的に検査・診断を行うか、どのように治療方針を立てるか、日々悩む場面も多いかと思われます。本特集では、慢性肝疾患に着目し、慢性肝酵素上昇の基本的なアプローチから組織生検の手技、さらには代表的な慢性肝疾患である犬の慢性肝炎・猫の慢性胆管炎についてご解説をいただきました。加えて、「コラム」として先端的治療法や鑑別疾患などについても取り上げます。


▽はじめに ~肝疾患診療の理想と現実の狭間で~
大野耕一

▽犬と猫の慢性肝酵素上昇 ~生検なしでどこまでできる?~
大野耕一

▽どこまで分かる・役に立つ? 肝臓のFNA(FNB)
大野耕一

▽肝生検をどうする・どうやる?
大脇 稜

▽犬の慢性肝炎 ~診断と治療のキモ~
大門祐太

▽Column 慢性肝疾患に対する幹細胞治療の可能性
手嶋隆洋

▽Column 犬の空胞性肝障害 〜病因と診断〜
志澤夏美

▽猫の慢性胆管炎 ~診断と治療のキモ~
阪本裕美

▽Column 専門医に聞く! 犬と猫の慢性肝炎と胆管炎:治療に反応しないとき?
坂井 学


■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第13回 「急性骨髄性白血病」
瀬川和仁、監修:富安博隆

■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
第23回 「不整脈」
合屋征二郎、監修:森田 肇

■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第14回 「小腸・大腸 ~前編~」
石川雄大

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第5回 「腎臓:尿生成(5)」
鈴木武人

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第16回 「紹介・転院時のコミュニケーション」
伊藤優真

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第27回 「気管挿管」
保井優香、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.54 「全身性振戦の原因として多いのは中毒、次いで特発性全身性振戦症候群」
石川勇一

■Close Up!
病理組織検査の検体の提出方法 
小野澤花純、監修:二瓶和美
3,080円
変形性関節症のコントロールに挑む

最近では獣医療の発展により高齢動物が増え、多くの犬や猫が変形性関節症に罹患していることが明らかになってきました。このような中、2023年に犬の変形性関節症に関する国際コンセンサスガイドラインが発出され、エビデンスに基づいた発症リスクや臨床徴候の管理・治療法が公開されました。さらに最近、変形性関節症の管理に使用できる新たな鎮痛薬が上市され、治療選択の幅が広がりました。このように本領域に関する情報は急速に更新され、獣医師にとって避けては通れない話題となってきています。そこで本特集では、慢性痛を引き起こす運動器疾患として変形性関節症に焦点を当て、犬・猫における病態、診断、管理、治療に関する最新の情報を提供していただきました。


▽はじめに ~本特集について~
枝村一弥

▽犬の変形性関節症の診断 ~早期診断・治療の鍵となる病態理解~
藤木 誠

▽犬の変形性関節症の治療 ~疼痛管理と機能維持に関する最近の話題~
枝村一弥

▽猫の変形性関節症の診断 ~疫学・診断とバイオマーカーの検討~
山崎敦史

▽猫の変形性関節症の治療 ~具体的な実践方法~
榎本拓也


■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第12回 「好中球増加・減少の鑑別と診断アプローチ」
諏訪晃久、監修:富安博隆

■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
第22回 「血管確保」
三木悠矢、監修:森田 肇

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第10回 「眼科:免疫抑制点眼薬」
下出亜里咲、監修:前原誠也

■運動学からひもとく オーダーメイド・リハビリテーション
第3回 「後肢が内側にねじれてしまう」
吉川和幸

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第4回 「腎臓:尿生成(4)」
鈴木武人

■この症例 あなたならどうする?
第25回 「起立困難なミニチュア・ダックスフンドの2例」
小田彩文、監修:森田 肇

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第15回 「抗菌薬とコミュニケーション」
伊藤優真

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第26回 「心肺蘇生」
原口 桜、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.53 「発熱性好中球減少症は予防的抗菌薬を投与していても起こりうる」
石川勇一
3,080円
視診を鍛える 見た目でどこまで疑えるか

臨床現場においては、様々な器具や検査機器を用いた検査を行い、場合によっては組織検査なども行って最終的な診断が下されます。しかし、いかなる疾患においても「視診」は重要であり、問診内容と視診からある程度鑑別疾患を絞り込むことで、その後の検査を適切かつ効率的に進めることができます。本特集では、皮膚疾患、呼吸器疾患、整形外科・神経疾患、口腔内疾患、眼科疾患の視診における重要所見を解説していただいた上で、実際の症例について視診のポイントを交えて紹介していただきました。


▽皮膚疾患
安部隆志、星野友哉

▽呼吸器疾患
白井麻貴、谷口哲也

▽整形外科・神経疾患
一戸登夢

▽口腔内疾患
網本宏和

▽眼科疾患
森田希輔、小林義崇


■ここでつまずく 超音波検査のQ&A
第13回 「胃」
石川雄大

■臨床で役立つ内容を整理しよう! 基礎獣医学アトラス
第3回 「腎臓:尿生成(3)」
鈴木武人

■やさしく学べる 血液疾患診療教室
第11回 「赤血球増加症の診断アプローチ」
吉田佳倫、監修:富安博隆

■どれを使う? 同効薬・類似薬の使い分けのヒント
第9回 「眼科:抗菌点眼薬」
望月一飛、監修:前原誠也

■この症例 あなたならどうする?
第24回 「耳介に認められた角化性局面」
馬場悠太

■タイムチャートで学ぶ! 獣医師と動物病院スタッフのチーム救急医療
第21回 「電解質異常」
今井彩加、監修:森田 肇

■ここからはじめる! 産科のファーストステップ
第10回(最終回) 「新生子の管理と疾患」
小嶋佳彦、監修:筒井敏彦

■心をつかむ 医療コミュニケーション
第14回 「予防医療のコミュニケーション」
伊藤優真

■ここまでできる! エキゾチックアニマルの画像検査
第19回 「鳥類(8):CT/MRI検査」
霍野晋吉

■愛玩動物看護師のための 飼い主指導&臨テクメモ
第25回 「麻酔のモニタリング」
村田育枝、監修:石川勇一

■獣医臨床論文のビジュアルアブストラクト
No.52 「フレンチ・ブルドッグとパグは脊髄障害の原因が大きく異なる」
石川勇一
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商品情報・内容

  • 出版社:緑書房
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • サイズ:A4判

■ 小動物獣医師のための臨床総合誌

最新の技術・情報はもちろん、各種検査やさまざまな臨床技術の見直しなど、日々の診療に活かせる情報を幅広く紹介した獣医臨床総合誌です。注目の獣医学トピックスを取り上げ、最新のエビデンスを交えて基本から最先端の話題まで多様な切り口で紹介する特集記事と、さまざまな分野の技術・情報をバランスよく掲載した連載記事を中心に、現代の小動物獣医師に必要な情報を提供します。

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