川久保玲は昨年12月ウィーン国立歌劇場で上演された
150周年記念公演オペラ『オーランドー』で舞台衣装を手がけた。
『オーランドー』はイギリスの小説家・評論家のヴァージニア・ウルフが
1928年に発表した小説『Orlando: A Biography』をもとにしたオペラだ。
川久保玲を含め、作曲、演出などもすべて女性が指揮を執る、
オペラの世界では珍しい試みは評判を呼んだ。
この川久保玲の新たなチャレンジを追う
1. ファッション写真と小説が融合。操上和美撮り下ろし&柴田元幸『オーランドー』新訳!!
オペラのコスチュームに先駆けて発表された『オーランドー』をテーマにした2つのコレクション、コム デ ギャルソン2020SS、コム デ ギャルソン・オム プリュス2020SSそれぞれを写真家・操上和美が撮り下ろし。そして翻訳家・柴田元幸によるヴァージニア・ウルフ原作小説『オーランドー』の新訳、すなわちファッションと小説、2つの『オーランドー』が誌面上で交差するという過去にないファッションストーリーを収録します。
2. 川久保玲独占1万字ロングインタビュー掲載!!
2019年12月25日、クリスマスに行った川久保玲ロングインタビューでは、オペラ『オーランドー』のコスチュームの制作過程、現場でのエピソードをはじめ、彼女の仕事に対する姿勢やファッションの哲学が語られます。川久保玲の考えるファッションの「真の自由」とは何か。コム デ ギャルソン50年の歴史を紐解くインタビューです。
3. オペラ『オーランドー』の舞台裏に迫る密着ドキュメント!!
ワールドプレミア当日から7日間にわたりウィーンにて『オーランドー』の密着取材を敢行。主役オーランドー役の女優ケイト・リンディや作曲家のオルガ・ノイヴィルトなどのインタビューに加え、写真家・鶴田直樹が撮り下ろした公演の模様から舞台裏までを掲載。ウィーン国立歌劇場150周年記念オペラ『オーランドー』の息吹をあますことなくお伝えします。
SWITCH(スイッチ)の内容
- 出版社:スイッチ・パブリッシング
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月20日
時代をつくる鮮やかな個人の軌跡を追いかけ、その吐息と輝きを伝えるインタビューカルチャーマガジン
「スイッチ」は、1985年の創刊以来、「時代をつくる鮮やかな個人の軌跡を追いかけ、その吐息と輝きを伝える」というコンセプトのもと、25年以上にわたりインタビュー誌として多くの読者を獲得してきました。音楽、映画、文学、アート、デザインなど、さまざまなジャンルの第一線で活躍する表現者達に出逢い、彼らが小誌にしか語らない言葉を引き出すインタビュー、小誌にしか見せない表情を引き出すフォトストーリーによって、同時代に生きる表現者が、 何を考え、何を感じ、どんな生き方をしてきたのかを、深く掘り下げていきます。
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