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プラCE推進へ法人化
材料リサイクル業者が連携
- プラスチックサーキュラーエコノミー推進協会 -
容器包装プラスチックの材料リサイクル業者が集まり、よりよいプラスチック循環経済の創出と業界の地位向上、事業環境の改善に向けて活動する新団体「一般社団法人プラスチックサーキュラーエコノミー推進協会」が10月15日付で発足した。会長には、森村勉氏(エム・エム・プラスチック代表取締役)が就任。当日は、環境省と経済産業省の両事務次官が出席の下、東京都内で記念式典が盛大に開かれた。
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札幌市と「B to B試行事業」を開始
効果検証し、水平リサイクル推進へ
- ペットリファインテクノロジー -
JEPLANグループのペットリファインテクノロジー(川崎市、伊賀大悟社長)は10月16日、札幌市と協働して「ボトル to ボトル試行事業」を実施することを発表した。今回の試行事業は、札幌市で回収されたPETボトルの一部を再びPETボトルにリサイクルするもので、今年10 月から1年間、環境負荷等の効果を確認し、将来のPETボトルリサイクルについて検討する予定となっている。同社は、今回の事業で独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて、使用済みPETボトルから再びPETボトルの原料となるPET樹脂を再生することで資源循環の推進に貢献する。
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LiB関連の産廃処分業許可取得
廃LiB原料の集荷力強化へ
- 東邦亜鉛グループ -
東邦亜鉛グループの東邦キャリア(福島県いわき市)はこのたび、リチウムイオン電池(LiB)に関する産業廃棄物処分業の許可を取得した。グループで取り組むLiBリサイクルにおいて、有価物だけでなく産廃も受け入れられるようになり、原料の集荷力の強化を目指す。車載用LiBではなく、生活様式の変化で急増している民生品用のLiBを主に受け入れ、電池原料として市場に戻す事業となる。主に東北地方や関東近郊などで発生する、使用済み廃LiBを受け入れる。
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和歌山県と廃食油回収で実証
家庭系の原料活用で資源循環へ
- 植田油脂 -
植田油脂(大阪府大東市、髙橋史年社長)は、家庭系の廃食用油の回収・リサイクルに力を入れている。6月からは、和歌山県と連携し、「家庭用使用済み天ぷら油回収実証事業」をスタートした。複数の自治体に設置された回収拠点で原料を集め、バイオ燃料を生産して収集運搬車両や万博建設工事の建機等向けに供給。地域資源の循環やCO2排出量削減につなげていく。
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再生建設資材の見本市を開催
公共工事の関係者らでにぎわう
- 愛知県 -
愛知県は10月1日、愛知県自治センター(名古屋市)で、2024年度「あいくる材見本市」を開催した。同県が運用するリサイクル資材認定制度「あいくる」により、認定を受けた再生建設資材の展示や製造業者等からの説明を受けられる場として実施。20者が出展し、主に公共工事に関わる事業者や自治体の関係者らが来場してにぎわいを見せた。見本市と合わせて座学も開催し、約30人の参加者が学びを深めた。
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能登半島地震の被災地に米を支援
福祉団体へレトルト食品贈呈も
- 北陸環境サービス -
産業廃棄物の収集運搬・中間処理・最終処分事業を展開する北陸環境サービス(福井市、木下高廣社長)は、SDGsの取り組みの一環で2020年から市内の休耕田を活用した米作りを行っている。収穫した米は福祉団体などに寄贈することで、社会貢献活動に活用。10月4日には能登半島地震と奥能登豪雨災害の被災者に、同月9日には福井県内の福祉団体に新米を贈った。
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回転板式ごみ収集車を発売
高い機能性を備えた新型車
- 極東開発工業 -
極東開発工業は、2トン車級回転板式ごみ収集車「パックマン」をモデルチェンジした新型車を発売した。積載物排出時の車両安定性が高い排出板押出式と、汚水の飛散が少なく積込時間の短縮が可能な回転板式を採用。これにより、安全な排出作業と効率的な積込作業の両立を実現した製品となっている。
週刊循環経済新聞の内容
- 出版社:日報ビジネス
- 発行間隔:週刊
- 発売日:毎週月曜日
- サイズ:ブランケット版
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