道(どう) 発売日・バックナンバー

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1,257円

特集 原点を貫く


行動する人には、必ず土台となる原点があります。
その原点への思いの深さが、何があってもゆるがぬ
強さ、覚悟、勇気につながっています。



■[特集] 気づく、気づかせる 特別編
宇城流根本原理に見る 平和への理論と実践、そして「気」

■[会見] わが身を修める なぎなたへの道
なぎなた範士 松尾綾子

■[対談] 今を生き、原点を貫く 元やくざ組長と空手家の異色対談
茨城ダルク代表 岩井喜代仁 vs UK実践塾代表 宇城憲治

■[会見] 高校野球の原点を日常に活かす
東京都立総合工科高校教諭 野球部部長 有馬信夫

■[会見] 千年先まで残る刀を 正宗二十四代を継ぐ
刀匠 山村綱廣 (取材・UK実践塾 水野昌彦)

■伝承のともしび 特別コロラド編
合氣道スクールズオブ植芝主宰 アメリカフロリダ在住 五月女貢

■[講演] 生き抜くための稽古 第4回
料理家 辰巳芳子

■失われた日本人の美徳
合気道九段・満州建国大学経済学部卒 奥村繁信

■あくなき向上心に学ぶ
なぎなた範士 澤田花江


【連載記事】

・五月女貢 「伝承のともしび」 合気道開祖と私の内緒のはなし
・佐々木の将人 「なるほど」 80歳が残すメッセージ
・木暮浩明 「うつくし、日本」 朝青龍関と相撲道
・森 恕 「琢磨会と大東流」 究極の抜き合気
・野中日文 「思想としての剣」 「動機」について
・佐々木暢榮 「先哲の教え」 道程を味わう
・黒田鉄山 「伝書に守られて」 型は、自己の絶対否定から
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば…」 モラルについて
・井上強一「師の教えを活かす」 自我を超えた調和
・20代の視点 (リレー連載) 石井健太郎 元ヤマト運輸取締社長に聞く

・News トピックス
上総掘り ケニアからの報告と新プロジェクト始動
ひろがれ! ゆうくん輪 障がいがあっても入れる保険を
心明るく朗らかに生きる 佐々木の将人師範傘寿の祝い


1,257円
特集 【深さを知る】

行動している人の言葉は
理屈ぬきにどうどうとしていて嘘がなく、
深さに向かうエネルギーがあります。



■[対 談] 弓――とらわれない世界へ 自己と向き合う修行の日々
教士七段 英国弓道連盟会長 リアム・オブライエン

弓道に魅せられ35年、常に内省する心を持ち続ける氏が、理屈や頭では学べない弓道の魅力と日本武道の価値を存分に語る。


■[講演録] 合気道は、命の力の高め方、保ち方、使い方を身につける道
東京大学合気道気錬会説明演武記録
合気会本部 合気道九段 多田 宏

合気会九段の多田宏師範が行なう説明演武には、いつも日本の将来への思いと、自らが真剣に師事した合気道開祖盛平や中村天風への熱く深い思いがある。


■[会 見] 自然体が生む 合気即生活
養神館合気道九段範士 井上強一

合気道修行一筋50余年、合気を日常に活かす価値、また師の存在、師を求めることの大切さを、気負わない自然体で語る。


■[会 見] 今日を精一杯生きてみろ
薬物依存症に苦しむ子供たちと、共に生きる
茨城ダルク「今日一日ハウス」代表 岩井喜代仁

「薬物依存から脱するには“自立”しかない」「まず自分が無力であると認めること」――15年にわたり2800余名もの薬物依存症に苦しむ青少年と接した真実の言葉。


■気づく、気づかせる 宇城流根本原理
UK実践塾代表 宇城憲治

多くの人に「気づき」のチャンスを与え、変化をもたらす宇城師範の指導。
宇城流根本原理に基づく理論と、ジャンルを越えた師の指導への感想文。


■[会 見] 上総掘り(かずさぼり)――日本の伝統技術で命の水を
上総掘り職人 大野篤志

世界の深刻な水不足にあえぐ地域に、上総(千葉県)発祥の伝統技術“上総掘り”を伝える。


■[会 見] 料理は発想の転換、そして感謝と祈り
元志摩観光ホテル総支配人/総料理長 高橋忠之

「いかに人に“きれい”ではなく“驚き”を与えられるか」
「地産地消、自分の目の届かないところの食材は使わない」と語る。伊勢に伝わる人と伝統シリーズ6弾。


■スリランカ、タイ、ガーナ――野球指導を通して見えてきた日本
ガーナ共和国 野球ナショナルチーム監督 阪長友仁

アフリカ・ガーナ共和国で野球指導を行なう阪長さん。活動への思い、選手たちとのふれあい、そして海外に出たからこそ見えてきた日本――現地からのレポートを紹介。


■失われた日本人の美徳 合気道九段 奥村繁信

■あくなき向上心に学ぶ なぎなた範士 澤田花江

■生き抜くための稽古 料理家 辰巳芳子

■武道とその恩恵 スタンレー・プラニン


【連載記事】

・佐々木の将人 「なるほど」 一言、時に一生を救う
・木暮浩明 「うつくし、日本」 日の丸と君が代
・森 恕 「琢磨会と大東流」 合気之術
・野中日文 「思想としての剣」 「武道行動学」とは――その概観
・佐々木暢榮 「先哲の教え」 先哲の教えを未来の子供たちに
・黒田鉄山 「伝書に守られて」 どこへいっても乞食茶碗
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば…」 モラルについて②
1,257円
特集 ― 技の冴え ―


■[対 談] 世界の頂点に立つ メジャーリーグから見た野球と「道」
カージナルス・外野手 田口 壮 VS 宇城憲治

2006年10月、セントルイス・カージナルスがワールドシリーズを制した日、オリックスからメジャーへ移籍して5年目をむかえる田口壮選手は、日本人としては二人目の栄光のチャンピオンリングを手にしました。
どんなに苦しく困難な状況でも、要求された仕事を一つひとつきっちりこなし、まさに〝職人技〞でチームを優勝へと導いた田口選手。
一方の宇城師範は、600年の歴史ある空手の極意から導き出されたエッセンス、すなわち気・呼吸・型・意識及び身体脳の開発を通し、数年前よりプロアマを問わず、多くのスポーツ選手の指導をてがけています。 お二人の出会いは4年前。以来、田口選手は、日本に帰国するたびに、宇城師範より武術の根源的指導を仰がれています。
今回の記事は、1月に行なわれた7時間にも及ぶ指導の際に、特別に時間をいただき行なった対談の模様です。
人間としても野球人としても常に向上心を持ち続け、〝世界〞をベースにますます活躍し、また後輩を力強くリードする田口選手に、これからの野球への思い、そして海外にいるからこそ見えてくる今の〝日本〞を語っていただきました。



■[対 談] 我がそば打ち人生 信じた道に生涯をかけて
そば職人 高橋邦弘 VS 宇城憲治

「片倉先生にぼろくそに言われた。それがすごく自分の身についた。
だから、どんなところに行っても、失敗しない。失敗する気がないんです」

自分の納得するそばを求めて徹底した自家製粉を実践し、全国のそば会やそば祭りなどでそば打ち技術を指導されている高橋邦弘氏。
拠点とされている氏のそば店「達磨 雪花山房」(北広島町)を訪ね、お話を伺いました。
材料も量も技術も時間もすべて同じなのに、なぜお弟子さんとは異なる味や色のそばが生まれるのか、その違いを生み出す目に見えないものとは何か――高橋氏の無駄のない洗練されたそば打ち技術に隠された名人達人の真実を、宇城師範が縦横に引き出す特別対談。



■[特 集]事実、真実、真理 「気づく、気づかせる」 宇城流根本原理
宇城憲治

進歩、成長とは変化することであり、
変化とは深さを知ることである。
深さを知るとは謙虚になることである。

宇城憲冶師範の活動は、すでに多くの方がご存知のように、ご自身が修行する空手の世界にとどまりません。
空手実践塾で定期的な指導をされるほか、企業でのコンサルティング、中学、高校野球監督への指導、京大アメフト、一般の方々を対象とした塾での指導。またこれに加えて、プロ、アマ問わず、各界で活躍するスポーツ選手、格闘技のチャンピオンクラスの人たちへの指導も精力的に行なっておられます。芸術や企業経営者などへの影響も計り知れないものがあります。
5年前から海外での指導を開始されており、その活動の舞台は大きく世界へと広がりつつあります。
このようなジャンルを超えての指導が、なぜ可能となるのでしょうか。また、師範はなぜそのような指導を積極的にされているのでしょうか――

今号の特集より、その指導の根本原理を引き続き執筆いただくと同時に、その指導で人はどう変わったか、どう変わろうとするのかを、感想文の形で紹介し、その「なぜ」を今後も伝えていきたいと考えます。
本号の特集テーマ『技の冴え』はまさに、「教える、教えられる」ではなく、「気づく、気づかせる」技そのものであり、「心の指導、心の気づき」であることをあらためて読み取っていただきたいと思います。


■自然に逆らわず、木の心を訊きながら
木挽き職人 林 以一 取材 平田寛之(UK実践塾)

日本の世界に誇れる木の文化――日本人の美意識を反映させた食器、装飾品あるいは建築を支える職の一つ、木挽き職は、大鋸(おが)とよばれる特別な鋸を使用し、原木から最も美しい杢目を効率よく引き出し、大工が使えるような材木(角材、板)を挽く職人のことを言います。
数奇屋造りに見られるような木肌を愉しみ、杢目を味わう繊細な感覚を持っていた日本人は、杉、欅、栃、松、栗、そして黄蘗(きはだ)などの原木から様々な杢目を引き出してきました。
今回は、木の懐を読むことにかけて当代一と謳われている林以一さんにお話をうかがいました。


■剣による人間形成を目指して
剣道範士 石原忠美

「今まで強さがあった剣道が速さの方向へ変わっていくのではないかなと懸念します。
しかし、本当に大事なことは時代のせいにして流してしまってはいかんと思います。」

18歳で武専に入学以来、70余年を剣道に打ち込んでこられた石原忠美剣道範士。
範士が60歳代で目指した独自の剣道哲学「生涯剣道の道」の原点をさぐりました。


■[新連載] 失われた日本人の美徳 「三種の神器に表わされた『知仁勇』」
合気道九段 奥村繁信

昭和天皇に対する御進講のために準備され、戦前の教科書にも使用された、倫理御進講草案。
現代の私たちに深いつながりのある項目を選び、奥村師範に解説をしていただきました。
「今さら」と思われる方も、温故知新、今後の生き方のヒントを見つけていただきたいと思います。


■[伊勢に伝わる人と伝統] 日本古来の「心」を求めて
歌人 岡野弘彦 取材 下澤京太(UK実践塾)

「日本人が失ったものは、日本人として当然もってきた美意識や感性です。
日本の伝統的な心のあり方をもういっぺん見つめ直してみることですね」

シリーズ5回目は、平成5年の遷宮において、御火焚き(みひたき)の役をつとめられた歌人の岡野弘彦氏にご登場を願いました。氏は、歌人で民俗学者の折口信夫の内弟子として24時間師の身辺に仕え、歌の道を極めました。以来、日本の伝統的な心のあり方を追求されています。


■生き抜くための稽古(2) 料理家 辰巳芳子

「自分の命は進化の道程にあるのです。
私たちはそれぞれ、より良い進化を遂げて、
次の世代に自分たちの命を贈らなければならない」

大豆という小さな窓から見える“生きる”ということ。
今回は「立春大吉大豆収穫祭」で行なわれた辰巳先生の講演「だいじなだいず、だいずはたいせつ」をお届けします。


■あくなき向上心に学ぶ(1) なぎなた範士 澤田花江

「私は『だめだ』なんて思わなかった。
まだ『何かある、まだ何かあるはずだ』と思って稽古したのです。」

大正5年生まれの澤田花江先生の言葉には、いつも「やってきた」者の哲学があり、また「これからもやるのだ」という覚悟に溢れています。
なぎなたの真髄をただひたすらに追い求めてきた91歳。
そのあくなき向上心は、後につづく者こそが持たねばならぬもの。
今見直すべき、稽古のあり方、奥を求める心のあり方を、自らが受けた教えとともに、飾らない言葉で説いていただきます。


■気づかせる教育を 合気道八段 田村信喜

本年正月、フランス在住の田村信喜師範より編集部にお手紙をいただきました。
合気道開祖の直弟子であり、今年在仏43年の田村師範は、近年、帰国するごとに日本のあまりの変わりように唖然とすると言われます。
離れているからこそ見えてくる日本の世相――単刀直入なご意見を伺いました。


■伝承のともしび(2) 合氣道スクールズオブ植芝主宰 五月女貢

■「奢らず」「怨まず」―― 合気道開祖の教え スタンレー・プラニン


【『道』を支える連載執筆陣】

・佐々木の将人 「なるほど」 分数道
・木暮浩明 「うつくし、日本」 忍耐と克己
・森 恕 「琢磨会と大東流」 掛手の合気は手刀の技
・野中日文 「思想としての剣」 「いじめ学」よりも、知的でスマートな護身術こそ
・井上強一 「師の教えを活かす」 我が手、我が足
・佐々木暢榮 「先哲の教え」 守破離について
・黒田鉄山 「伝書に守られて」 屈辱的評価しか得られない我が日本人
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば…」 モラルについて
・20代の視点 社会保険労務士・鈴木崇氏に聞く 文:河原一有
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■[特集] これでいいのか日本の文化政策

自国の文化に誇りと希望を

『子連れ狼』原作者 小池一夫
聞き手:UK実践塾 宇城憲治

70年代に一世を風靡した劇画『子連れ狼』の原作者小池一夫氏。「漫画はキャラクター立てが大事」を信条とする氏のお話は、漫画創作における苦労話、エピソードはもとよりのこと、昨今の日本に見られる、頭脳の海外流出や、貧困な「知的財産」政策を危惧する「文化論」へと展開していきました。


■[対談] 宇城憲治が引き出す「道」の世界 「待つ思想と先」

東大名誉教授 清水博 vs UK実践塾 宇城憲治

今の時代に求められるものは、実践行動につながっていく思想哲学である――対談では、“答”を求める科学的思考ではなく、問いかけて求める“道”の世界があらためて見直されていきました。


■[会見] 子供の心に焼きつく手本となれ

剣道範士 居合道範士 羽賀忠利

〝有信館の三羽烏〟のひとり、羽賀準一を兄にもち、剣聖 斎村五郎を師として歩んだ剣道人生。戦後、武道の廃止からスポーツとして生き残った剣道に見られる弊害のお話、さらには〝剣の道〟を歩む後進の、心がまえの甘さにお話はおよび、それを正したいという強い思いを語ってくださいました。


■[会見] 道からはずれた現代教育の再生に向けて

合気道九段 奥村繁信

大正生まれ、満州建国大学で勉学に励んだ奥村師範は、現代の、ハングリー精神に欠けた若者たちの姿に苛立ちを隠せません。彼らを育てた教育を批判しながらも、若者たちを「道」に戻すには、「時間はかかるけど、教育しかない」と、お話しになりました。

■[会見] (財)合気会 小林道場の原動力

合気道八段 小林保雄

38年前、手造りの道場から出発し、現在は、国内に直轄、傘下合わせて130以上の道場を持つ小林道場。その勢いは海外18ヶ国に指導部員を派遣するほど、ますます広がりを見せています。その原動力は、財力や政治力、組織のバックアップでもなく、小林保雄師範、その人にありました。

■[会見] スポーツ界の改革に向けて

セラピューティックトレーナー 白石宏

白石宏氏といえば、スポーツ界ではその名を知らぬ者がないほど、世界的なアスリートを支え続けてきたスポーツトレーナー。鍼治療を行なう新しい形のトレーナーとして、日本のみならず世界の最前線を走り続けてこられました。そして氏は今、宇城憲治という師を得、あらたなる山を登り始めています。筋肉増強によるパワーアップの限界、年齢という壁との葛藤、度重なる故障――スポーツ界の現状を怪我治療の現場から見続けてきた氏に、今、スポーツ界に緊急に求められるものは何か、宇城師に学びつつある世界とともに、語っていただきました。

■「生き抜くための稽古」

料理家 辰巳芳子

「いのちのスープ」を伝える、辰巳氏のスープの会。そこは「スープの作り方教室」ではなく、生き方を問われる場――まさしく「稽古」の場でありました。


■新連載 伝承のともしび
合気道スクールズオブ植芝主宰 五月女貢

■事実、真実、真理 型に見る無限の可能性
心道流空手道 宇城憲治


■”米”が我々に教えること 取材・梅崎健太(UK実践塾)

■武道は、「斜陽」なのか? スタンレー・プラニン


【『道』を支える連載執筆陣】
・佐々木の将人 「なるほど」 36 ダライ・ラマ法王・十四世
・木暮浩明(伊藤忠商事理事・日本合気道協会顧問) 「うつくし、日本」 3 都教委よりの遺言(教育基本法)
・森 恕(琢磨会総務長) 「琢磨会と大東流」 41 掛手と合気
・野中日文(行動文化研究者) 「思想としての剣 武道行動学」 9 精神とは行動 道とは術
・井上強一(合気道養神館館長) 「師の教えを活かす」 8 心に宿るということ
・佐々木暢榮 「先哲の教え」 8 武道の一考察
・黒田鉄山 新連載「伝書に守られて」 1 子供は褒めて育てろ
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば…」 13 闘争の回避と闘争の解決
・20代の視点 10 M・Yマネジメント研究所代表・坂本圭史氏に聞く 文:石井健太郎
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■[会見] 型で自由になる弓と心
弓道範士 浦上博子

■[会見] 本物をつくり、本物になる
合気道スクールズオブ植芝主宰 五月女貢

■[特集] 意識改革から行動へ コロラド合気道合宿
宇城憲治が伝えた武道の心    文・木村郁子

■宇城憲治が引き出す道の世界
[対談] 「科学と気」の可能性
東大名誉教授 清水博 VS 宇城憲治 (前編)

■会津漆器 親子三代伝統に生きる   文・梅津國蔵

■伊勢に伝わる人と伝統
デンマークの建築家 スヴェン・M・ヴァス   取材・下澤京太

■「手から心へ」 料理家 辰巳芳子

■「なぎなた道と私の人生」 なぎなた範士 澤田花江

■合気道開祖の大痛心 最終回  文・五月女貢

■合気道と伝統的日本武術――武道精神の推移
 文・スタンレー・プラニン


【『道』を支える連載執筆陣】
・佐々木の将人「なるほど」 35 屋根裏より宇宙を覗く
・木暮浩明(伊藤忠商事理事・日本合気道協会顧問)「うつくし、日本」 2 眞の国益とは!
・森 恕(琢磨会総務長)「琢磨会と大東流」 40 夢想の動き
・野中日文(行動文化研究者)「思想としての剣 武道行動学」 8 何のために働くのか?――ケチでは家族さえ護れない
・井上強一(合気道養神館館長) 「師の教えを活かす」 7 怪我の功名
・佐々木暢榮「先哲の教え」 7 清規と陋規
・黒田鉄山「柔術万華鏡」 34 捻折
・「合気道の精神」 6 取材 デニス・クラーク
・ピーター・ゴールズベリ「日本文化を鏡に映せば…」 12 抗争(Conflict)は必要悪か
・20代の視点 9  川田昇 神奈川大学教授に聞く  文:大滝則和
1,257円
■剣は、実社会に通じて、はじめて「道」になるのです
剣道範士 芳根鋭蔵(たいぞう)

■宇城憲治が引き出す道の世界
食は、生命という視点ではすべてなのです
料理家 辰巳芳子 × 宇城憲治 (後編)

カテゴリーを越え、原点での修行と交流を
合気道家 五月女貢 × 宇城憲治

■伊勢に伝わる人と伝統  神宮の森再生にかける

■竹富島に生きる「うつぐみの心」

■新連載 「うつくし、日本」 礼と握手  木暮浩明

■合気道開祖の大痛心 第二回  五月女貢

■事実、真実、真理  「武術から武道への昇華」  宇城憲治

■合気道開祖・植芝盛平翁の足跡をたどった三十年
  文 スタンレー・プラニン


【『道』を支える連載執筆陣】
・佐々木の将人「なるほど」 34 神武一道
・森 恕(琢磨会総務長)「琢磨会と大東流」 39 固め合気
・野中日文(行動文化研究者)「思想としての剣 武道行動学」 7 平成の寂寥
・井上強一(合気道養神館館長) 「師の教えを活かす」 6 始めに極意あり
・佐々木暢榮「先哲の教え」 6 今こそ原点教育を!
・黒田鉄山「柔術万華鏡」 33 寝覚
・高橋 賢「大東流合気武術史初考」 31(最終回) 武田惣角先師直門・吉田幸太郎師範による大東流の伝承―5
・ピーター・ゴールズベリ「日本文化を鏡に映せば…」11 闘争解決に見られる「勝者」と「敗者」
・20代の視点 8  「英語教育革命の伝道師」曽根宏氏に聞く  文:河原一有
1,257円
■七十余年の修行の賜物を次の時代に伝え残す
なぎなた範士 澤田花江

■宇城憲治が引き出す道の世界
“食”は、先人が守り残した、生き抜くための道筋です
料理家 辰巳芳子 × 宇城憲治

■誇りある日本人こそ真の国際人
伊藤忠商事株式会社理事 日本合気道協会最高顧問
木暮浩明

■伊勢に伝わる人と伝統
時を超えて伝える“おもい”―― 賓日館

■事実、真実、真理 「原点にかえる」  宇城憲治

■合気道開祖の大痛心 第一回  五月女貢

■合気道を軸に“パレストラ”実現へむけて 
 里見八顕会 野本純

■合気道開祖・植芝盛平を世に知らしめた人々
  文 スタンレー・プラニン


【『道』を支える豪華連載執筆陣】
・佐々木の将人「なるほど」 33 皇道
・森 恕(琢磨会総務長)「琢磨会と大東流」 38 手が離せない
・野中日文(行動文化研究者)「思想としての剣 武道行動学」 6 鬱からの生還――しばらく「人間」を廃業してみよう
・井上強一(合気道養神館館長) 「師の教えを活かす」 5 努力は人の為ならず
・佐々木暢榮「先哲の教え」 5 実践してこその『論語』――五常の徳目を中心として
・黒田鉄山「柔術万華鏡」 32 いただきます ポケットチーフを/帰雁
・高橋 賢「大東流合気武術史初考」 30 武田惣角先師直門・吉田幸太郎師範による大東流の伝承―4
・デニス・クラーク「合氣道の精神 手で学ぶ、手で感じる、手で伝える」5 
・ピーター・ゴールズベリ「日本文化を鏡に映せば…」10 闘争の解決――西洋社会における最大の急務?
・20代の視点 7 「定時制という学び舎から――寺岡勝治先生」 文:石井健太郎
1,257円
■[特集]現代に息づく千三百年の心と技
 神宮式年遷宮を支える人と伝統
  ●伊勢の伝統を引き継ぐ その①
   「御塩とともに67年――吉居清雄さん」
  ●伊勢の伝統を引き継ぐ その②
   「伊勢の車に賭けた大工――西川武夫さん」

■[会見]一瞬一瞬を明るく生きるのが人生だ
合氣道八段 山蔭神道上福岡斎宮名誉宮司
佐々木の将人

■宇城憲治が引き出す“道”の世界
  ●[対談]音楽と武の響演 後編 「自分が変わるその喜びこそ、継続のエネルギー」
    ヴァイオリニスト 川畠成道 × 宇城憲治
  ●[対談]武術でつくる身体の眼――良い眼は、肚をつくり、人間をつくる
    ビジョントレーナー 田村知則 × 宇城憲治

■[会見]青少年育成を終生の仕事として
剣道範士 鹿島神武殿理事長 中村鶴治

■復刻会見シリーズ ④ 合気道開祖 植芝盛平翁を語る 「五月女貢」

■日常に“なぜ”と問いかける姿勢を
文 スタンレー・プラニン(合気ニュース代表取締役 Aikido Journal 誌編集長)

【『道』を支える豪華連載執筆陣】
・佐々木の将人「なるほど」 32 道の国 日本
・森 恕(琢磨会総務長)「琢磨会と大東流」 37 肩載せ合気
・野中日文(行動文化研究者)「思想としての剣 武道行動学」 5 ゼロ、からのスタート――「気分」はアテにはならない
・井上強一(合気道養神館館長) 「師の教えを活かす」 4 常住坐臥一切の時勢是最善の道場
・佐々木暢榮「先哲の教え」 4 鏡
・黒田鉄山「柔術万華鏡」 31 再度乞食茶碗/裏剣
・高橋 賢「大東流合気武術史初考」 29 武田惣角先師直門・吉田幸太郎師範による大東流の伝承―3
  ・読者寄稿 古に学ぶ 4  「コウモリから学ぶこと」 文・水野昌彦(コウモリの会事務局長)
・20代の視点 6 「佐藤悌二郎氏に聴く」 文:河原一有
1,257円
■[対談]古典の魅力を現代に活かす
――音楽と武の響演 (前編)
ヴァイオリニスト 川畠成道
           VS
沖縄古伝空手心道流 宇城憲治

■「中てることにこだわらずそこを抜け出す境地へ 」
弓道家梅路見鸞門人 池田正一郎氏に聞く

■「生かされた命、今を生きる」
春清寺合気道場 道場長 石坂重剛合気会七段

■養神館創立50周年記念演武大会開催さる

■[特集]合気エキスポ 「活かされる合気道深まる出会い」

■復刻会見シリーズ ③ 合気道開祖 植芝盛平翁を語る 「杉野嘉男――植芝先生の合気道は生きていた」

■[論文] 合気道家にとり、攻撃力とクロストレーニングの意味するもの
文/スタンレー・プラニン(合気ニュース代表取締役 Aikido Journal 誌編集長)

■コロラド・合気道合宿に招待されて 沖縄古伝空手心道流 宇城憲治

■合気ライブラリー 志々田文明著『武道の教育力――満洲国・建国大学における武道教育』

【『道』を支える豪華連載執筆陣】
・島田五郎「鉄舟に学ぶ」(最終回) 鉄舟のユーモア 
・出口和明「出口王仁三郎の宇宙観」(最終回)かんながらたまちはえませ
・佐々木の将人「なるほど」31 中国を通観す
・森 恕(琢磨会総務長)「琢磨会と大東流」36 手甲の合気
・野中日文(行動文化研究者)「思想としての剣 武道行動学」4 武道行動学は、一切の既成概念の掃討から始まる――日常の中の「非日常」
・ピーター・ゴールズベリ「日本文化を鏡に映せば」9 闘争、伝達、交渉、そして合気道
・デニス・クラーク「合氣道の精神 手で学ぶ、手で感じる、手で伝える」(砂泊師範 有段者講演会にて)4
・佐々木暢榮「先哲の教え」3 明鏡止水の心
・黒田鉄山「柔術万華鏡」30 陽之剣
・高橋 賢「大東流合気武術史初考」28 武田惣角先師直門・吉田幸太郎師範による大東流の伝承――2
・読者寄稿 古に学ぶ 3 取材、文・平田寛之(バイオベンチャー研究員)
江戸時代から変わらぬ技を継承する黄楊櫛職人 竹内勉さん(約270年もの歴史を持つ「十三や」14代目ご主人)に「継承」をテーマにお話を伺った。
・20代の視点5 「紳士たれ ―― 園田道夫氏に聞く」文:河原一有
1,257円
【特集】 人間の翼 ―― 特攻が伝える平和への願い
「生きる」ことの大切さを問いかけた映画『人間の翼』、そして生死をかけた特攻体験談。真の平和のために今私たちに何が必要か、本当の強さとは何か、戦わずして勝つとは、勝敗を超克するとは……現在における武道のあり方、その修行の意味を考える。

「地球市民の会」代表 古賀武夫氏「肉で鉄にぶつかって逝った人に何か恩返しをしたかった」
『人間の翼』製作と上映実現に尽力された「地球市民の会」代表古賀武夫氏に、製作にいたる経緯と、映画によせる思いについてお話を伺った。

元神風特攻隊員 浜園重義氏 「人間は努力です」
武を語る中で「生き死に」のことは避けて通れない。しかし平和の世に生まれた私たちは、よほどのことがなければ生死体験抜きで武を語るほかはない。浜園氏のような壮絶な体験から、私たちは何を学び、今何を行動しなければならないのか。平和とは何か、戦争とは何か、人間の心とは何か、そして本当の強さとは何なのかを考えさせてくれた貴重な会見となった。
聞き手:宇城憲治(沖縄古伝空手心道流)


追悼 合気道八段 西尾昭二師範
去る平成17年3月15日、合気会八段西尾昭二師範が逝去された。享年77歳。
「合気道は武術であらねばならない、武術の原点に戻らねばならない」と強く訴えた師範は、合気道技に他武道からの技を採り入れるなど、合気道界の革新的な存在であった。本号では、合気ニュース社長スタンレー・プラニンによる西尾論および過去に行なわれた小社との会見から、師範の武道観を表わす箇所の抜粋を掲載し、在りし日の師範を偲ぶ。

【会見】合気道八段 菅沼守人師範 「求め得た師の教えあってこそ」九州派遣35周年を迎えて
去る5月1日、菅沼守人合気会8段の、九州派遣35周年を記念する演武大会が福岡市で盛大に行なわれた。
昭和45年、合気会九州地区合気道の充実をはかるため、故植芝吉祥丸二代道主に派遣された菅沼師範は当時若干27歳。以来、ただひたすらこつこつと道を精進して人の和を広げ、ゼロからの出発から、傘下、関連道場を国内外あわせて100以上を擁する組織に育て上げた。様々な師に支えられた35年を振り返り、語っていただいた。

AIKI EXPO 2005 開催さる 「深まる友情 新たなる発見」
去る5月27日より29日までの3日間、アメリカロサンゼルスにおいて、Aikido Journal/合気ニュース主催による、合気道を主軸とする武道の祭典、AIKI EXPO 2005が行なわれた。アメリカ各地からはもちろん、遠くロシア、日本、カナダ、フランスなど、総勢 500名が一堂に会し、稽古にそして演武に汗を流した。今回で3回目を迎え、稽古生はもちろん指導者間の親交もさらに深まり、これまで以上に充実した内容のイベントとなった。3日間の模様を写真中心にレポートする。

●第43回 全日本合気道演武大会
● 復刻会見 「植芝盛平を語る」② [千葉和雄師範]

【『道』を支える豪華連載執筆陣】
・佐々木の将人 「なるほど」 政治と政治家
・井上強一 「師の教えを活かす」 気配りの妙
塩田剛三前館長とのエピソードをもとに井上師範が今に活かせる教えを書いています。
・宇城憲治 「事実・真実・真理」
「歴史的な背景の生と死の場から生まれた武術の伝統の型を通して、私たちは自分自身に自信を取り戻すことができると思っています。自信は忍耐、寛容、調和、そして勇気の源です。そのなかで逃げない、裏切らないという心が生まれてくるのだと思います。……」
・黒田鉄山 「柔術万華鏡」 乞食茶碗/二津打
・森 恕 「琢磨会と大東流」 究極の抜き合気
・野中日文 「思想としての剣 武道行動学」 常在戦場――「敵」がいてくれる仕合わせ
・阿部醒石 「道歌 合気の心」 開祖の「氣の御わざ赤白たまや~」の書とその解説
・出口和明 「出口王仁三郎の宇宙観」 王仁三郎の霊界観
・高橋賢 「大東流合気柔術史初考」 武田惣角先師の旧大東流(大東流古伝)の技法体系について
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば」 産婆と産屋――ソクラテスと植芝盛平開祖
・島田五郎 「鉄舟に学ぶ」 全生を貫いた鉄舟
・デニス・クラーク 「合氣道の精神」 手で学ぶ、手で感じる、手で伝える(砂泊師範 有段者講演会にて) 
・佐々木暢榮(合気道神明塾塾長 合気道五段)「先哲の教え」 先哲の洗練された譬えの七福神
・古に学ぶ 「道」をきわめる上で欠くことのできない古の知恵。「古きに学ぶ」をテーマとした読者寄稿。 文:中島陽/三品雅人
・20代の視点 宇佐美さんから教えられたこと――ハンセン病療養所入所者に接して 文:大滝則和
1,257円
【特別対談】
 金澤弘和 VS 宇城憲治
   『武道で創る 日本の宝――人』
 沖縄古伝空手の宇城憲治師範が、それぞれの『道』で精進を続けておられる方との対談シリーズ2回目。
 今回の対談相手は、人を育成する武道空手普及のため世界110カ国以上で指導活動をしておられる、国際松濤館空手道連盟館長 金澤弘和師範。空手の世界普及の基盤をつくった金澤師範に、世界から見た日本の空手の現状、問題点、そして今後の武道としての空手のあり方などを語っていただいた。
「日本には資源が何もないんですから。人間だけです。人間がしっかりとして資源になり、エネルギーにならなければなりません。……国の内部の力を強くする、それが武道だと思います」(金澤)
「スポーツの勝ち負けと違って、生死を根底に生まれた武道だからこそ、人を尊重する本質もそこ(武道)にあり、……」(宇城)

弓道範士十段 大沢万治氏会見 『阿波研造範士の教え――正しきを求めて』
「何事も反省して自分を正せ、すべてに正しきを求めなさい」
 幼少より和漢思想を学び、21歳で弓と出合ってからは、ひとかどの人物たらんと並々ならぬ精進を続けた阿波研造範士。この阿波範士に手ほどきを受け、 70年以上にわたる弓道人生を歩まれてきたのが大沢万治十段です。師の教えを守り、弓を通し、常に物事の正しき本質を己に求める姿勢、生き方を後進に指導されている大沢師範に、師への思い、弓への思いをうかがいました。
「阿波研造範士は我々に『的を狙うな』と。的を狙うと漠然としてしまうんです。本来の意味は、『的の芯を狙え、そこだ!というところを狙え』ということ。的にとらわれてはいけないということです。」

合気道六段 荒川博氏会見 『我以外、みな師』
 前毎日オリオンズ選手として、その後コーチとして王貞治選手を育てるなど、野球界で活躍した荒川氏は、合気道歴40年以上の合気道六段でもあります。現在は日本ティーボール協会副会長として、青少年への指導を行なっています。合気道、居合道を応用した氏の独特の指導方法には定評があります。今回はその指導理念(人の育て方)についてうかがいました。
「みんな打ったあとはホッとする。ホッとさせないのがコーチ。ホッとしたらそこで薄まる。苦言を呈してくれる人がいなくなったら、自分が苦しむ。成長はそこで止まるんだよ」
「いい師匠がいない、じゃなくてね、……学ぼうと思えばどこからでも学べる。私は合気道をやってから、だんだんそうやって考えるようになったね」

合気会師範 遠藤征四郎八段会見 『“道”を求める合気道を』
 合気会本部道場師範として指導を始めて37年、また郷里佐久市の道場で指導をする師範に“道”について、老荘思想などを引用しながらお話をうかがいました。
「柔弱とは、柔らかさ、しなやかさを言い、この状態であると気を感じ、相手の気に合わせ、気の流れに乗った状態に没入してゆける。そこから無為自然な動きができるようになる。これに対して剛強とは、こわばり、固くなっている状態で、自我意識丸出しの動きしかできないのではないか。このようなことから、“道”の求め方として、“自我”意識を捨てる稽古、柔らかい稽古が大きな目標となりました」

合気道開祖・植芝盛平と大本教 文:スタンレー・プラニン
 合気道開祖の生涯を追い求め、合気道史研究をライフワークとする合気ニュース社長スタンレー・プラニンによる合気道エッセイです。合気道が今日世界的に普及している反面、合気道創始に重要な役割を果たした大本教にはかつての勢力はみられません。今回は大本教に焦点を当て、合気道創始者植芝盛平にとって大本教聖師出口王仁三郎がいかなる存在であったかを浮き彫りにします。

古に学ぶ
 温故知新――かつての日本にあった“良さ”を振り返り、それを現代につなげていくにはいかにすべきか――
 今回は、伊藤孝治(高校教諭)、河合寛(フィットネストレーナー)のお二方に、それぞれ、『心の目(日本人の美的精神を貫くもの)』『日本人のアイデンティティの再興と発信』の書き下ろしエッセイをお願いしました。
「カメラ・アイの横行する現代の日本にあって、伝統を継承した先輩や師匠から直接見方を学び、目と心の一致した美しい統一された姿を私たち自身によみがえらせることを心から願う」(伊藤)
「現在、日本で、日本の精神、心を確実に継承していると言える人は何人いるでしょうか――日本が世界に自信を持って発言し、イニシアティブをもった行動をとれるようになるためにも、日本の心・精神を再認識し、それに基づいた行動をとれるようにしていかなければいけないと思います」(河合)

サムライスピリット 海外に生きる武道精神
「強さを失えば自由を失う……我々に必要なのは、勇気、名誉を尊ぶ心、誠実……といった徳を涵養することであり、それが我々を自由へと導いてくれるのである」
 本稿は、合気ニュース社長スタンレー・プラニンの長年の友人であり、本社主催の海外イベント合気エキスポに初回より参画、協力してくださっているBugei Trading Company 社長・ジェームズ・ウイリアムズ氏によるエッセイです。
 アメリカ現代社会に見られる倫理観や相互扶助の低下を厳しく指摘し、あらためて徳のある社会実現に不可欠な武道修行の意味を問う。氏の視点は、凶悪事件が急増する日本社会へも警鐘を鳴らすものと言えるでしょう。

復刻会見シリーズ 『植芝盛平翁を語る』
 本誌が過去30年以上にわたって行なってきた会見から、盛平翁を直接知る方々の会見を編集の上、お届けするシリーズ。第一回目は、戦前の内弟子、明治生まれの米川成美師範。師は盛平翁が朝日新聞社、海軍大学などで指導を行なった際、受けを務めたことでも知られています。
「先生から、ここはこうするのだよ、ああするのだよ、というのではなく、教えられないところを自ら学んで、それを心得る……道は教えられるものではなく、自ら悟るところのものではないでしょうか」

『頭脳から身体脳へ』出版記念 宇城憲治師範実演会
 去る2月26日行なわれた『頭脳から身体脳へ』出版記念実演および講演会の模様をレポート。
「“なぜそうなるのか”という質問をよく受けますが、理屈ではこの世界は難しいと思います。ですから体験していただいて、“そういう世界があるのだ”とわかれば、あとはその力をどう身につけるか、どう引き出すか。その引き出し方、方法が大事になってくる。
今まで自分になかった力が出るということを感じていただきたいと思います。その時の内面を今日は忘れずに帰ってください。そういう力を引き出す『型』が日本の文化にはたくさんあるのです。」(当日の宇城師講演より)

【『道』を支える豪華連載執筆陣】
・佐々木の将人 「なるほど」 『月ナビ』
・井上強一 「師の教えを活かす」 もののふ
塩田剛三前館長とのエピソードをもとに井上師範が今に活かせる教えを書いています。
・宇城憲治 「事実・真実・真理」
「ヴァイオリニスト、音楽家、芸術家、人間、川畠成道さんの歩んできた道にはまさに学ぶべき基本の本質が凝縮されており、その生きた言葉は、身体を通して創造されたメッセージ・学ぶプロセスの教則本ともいうべきものです……」
・黒田鉄山 「柔術万華鏡」
・森 恕 「琢磨会と大東流」 惣角の不思議な技
・野中日文 「思想としての剣 武道行動学」 剣は現代の行動律(道)になりうる
・阿部醒石 「道歌 合気の心」 開祖の「顕幽神」の書の解説
・出口和明 「出口王仁三郎の宇宙観」 人間の魂は一霊四魂から成る
・高橋賢 「大東流合気柔術史初考」 大東流合気柔術の独創的な特徴
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば」 武術教育について
・島田五郎 「鉄舟に学ぶ」 明治天皇と鉄舟
・デニス・クラーク 「合氣道の精神」 手で学ぶ、手で感じる、手で伝える(砂泊師範 有段者講演会にて) 
・新連載 佐々木暢榮(合気道神明塾塾長 合気道五段)「先哲の教え」 過ぐること勿れ
・20代の視点 西平先生に触れて 文:河原一有/石井健太郎
1,257円
【特集1】
●『合気ニュース』創刊30周年記念
友好演武会 レポート
去る2004年11月28日に開催された演武会の模様を、8名の各師範方の修業に込める思いとともにお一人一ページにじっくり織り込みながらレポートしています。その中の言葉から…。

清水健二「……歳をとるごとに「気持ち」が肉体を引っ張っているというのがよくわかるんです。「力は有限、気は無限」です。知識は買えるし借りることができますが、勇気や気力は自分の中からのものですから……」
黒田鉄山「……いわゆる武道と言われるような身体文化や技芸を芸術として勉強し、本来の自分自身はなんなのか、自分が本当に今、動けているのかというようなことになっていくと、深い追求が必要になってくる。その深さを学ぶことを楽しいと受け止められれば、毎回の稽古が楽しくなってきます。人に言われてやることじゃないですから。」
佐々木の将人 「……天と地の、天地自然の結び。お結びであって、おにぎりじゃない。片手でにぎるからおにぎりになる。子供をむすこ、むすめというのは、「産(むす)」だから。日本の文化、言霊の文化ですよね。」
森恕 「……無意識の動きというのは、自分の五感が刺激された時に、反射的、本能的に、しかも自動的に出てくるものです。つまり、合気をかけられた相手は、受けた刺激に反応して、無意識に自分で動いているわけです。……」
小林保雄「……開祖は座り技をたいへん大事にされました。稽古で我々が立ち技をやっていると機嫌が悪く、私たちは開祖がいらっしゃると、さっと座り技に技を変更したほどです……」
近藤勝之 「……時宗宗家の口癖は、人物を見極めて教えなさいというものでした。相手を洞察し、見抜け、と。それはすなわち武田惣角先生の教えであったのだと思います。」
宇城憲治「… 武術はスポーツの動きとは違います。すべて相手の中に「入る」ということができなくてはなりません。相手のゼロ化は、気でおさえることによって可能となります。瞬発で相手の中に入ります。勝負はそこで決まります。相手との調和が決まっていれば、相手を制すことができます……」
井上強一「……よく(塩田)館長が言ったのは、「対すれば和す」。すなわち、妥協ではないんだと。納得した和でなければダメなんだということです。妥協というのは自分のどこかに我慢が入っている。無理が入っている。それじゃダメなんだと。「対すれば和す」は本当の和じゃなきゃいけない……」

【特集2】 『道』改名記念
●現代舞踊家 石井みどり氏/折田克子氏に聞く
「言葉でなく心と身体で学ぶ」
   聞き手:『頭脳から身体脳へ』著者 宇城憲治

いしいみどり◎1913年生まれ(91歳)。現代舞踊の草分け石井獏に師事。現在、娘の折田克子氏と舞踊研究所を主宰。現在も舞台に立つ。現代舞踊協会、全日本舞踊連合会長。 16歳から現代舞踊の草分け石井漠に師事し、以来、戦前、戦中、戦後を通して75年間舞台に立ちつづけている現役舞踊家石井氏は、まさに実践の人。「言葉ではなく、身体脳で学ぶ」を提唱する沖縄古伝空手宇城憲治氏を聞き手に、身体で学び、感知することの大切さ、文化芸術の継承のあり方などを伺った。会見には、娘の折田克子氏も参加くださり、ともにうかがった合気道開祖盛平翁との邂逅の様子は、たいへん興味深い。分野の異なる方が、当時の盛平翁の様子を理屈ではなく身体で受けてとめている様は、非常に勉強になる。

●前衛書家 稲村雲洞氏会見
「僕の前には道はない。僕の後ろに道はできる――道なき道の開拓」
いなむらうんどう◎1924年生まれ(80歳)、宇野雪村に師事。45歳で教職を辞し上京、作家活動に専念、以来現在に至るまで精力的に作品を発表し続けている。奎星会会長、(財)毎日書道会理事ほか。
2004年10月に銀座セントラル美術館で開かれた稲村氏の個展「極の宇宙――瞬発の集中 持続の止観――」。作品からほとばしるエネルギーの裏にある思想と哲学。まさに武の道そのものともいえる会見内容に、驚かれる読者も多いのではなかろうか。
以下は小見出しより(道とはなにか/原点に学ぶ/一つがすべてを語る/知者と行者――身体でわかるということ/現状維持からは何も生まれない/すべては自分の行動/瞬発の集中 持続の止観/時空を越える視点/人間に必要な節度と間 ほか)

●「護身への手引き――“拘束された時代”に我々の生命、自由、財産を守る法」   文:スタンレー・プラニン
我々を脅かすものは、肉体的暴力だけなのか?」
私たちの置かれている環境
・見えざる脅威 その1 病気
・隠れたる脅威 その2 政府
・社会的脅威  その3 金融機関
・社会的脅威  その4 司法機関
「暴力というと、一般に“目に見える”暴力を考えがちだが、今日の社会において私たちはさまざまな“目に見えない”暴力に取り囲まれている。
日常、“恩恵”とみなしていたことが、私たちを脅かす隠れた“暴力”であるとしたら‥‥
この論説はアメリカ在住のスタンレー・プラニン合気ニュース社長が、アメリカの日常生活において感じた、その“隠れた”暴力について述べている。

●『道』フォーラム――東西の出会い 
映画『THE LAST SAMURAI』に見る武士道
季刊『合気ニュース』を母体とする本誌『道』。テーマのひとつが東西交流。毎回様々なテーマを題材に国内外から意見を寄せていただき、読者参加型の、相互理解につながる交流の場を目指す。今回は世界各国で人気を博した映画『ラストサムライ』。武士道をテーマに日本と海外の読者に広く意見、感想を聞いた。

【『道』を支える豪華連載】
・佐々木の将人 「なるほど」成りきる
宮本武蔵や、柳生但馬守、そして三代将軍家光に影響を与えた沢庵和尚の話の中のひとつに味をつけて佐々木師範が書きあげた「沢庵和尚虎の檻に入る」
・井上強一 「師の教えを活かす」約束 武士の飲み方
塩田剛三前館長とのエピソードをもとに井上師範が今に活かせる教えを書いています。
・宇城憲治 「事実・真実・真理」
「私はあらゆるものごとにおいて、『事実、真実、真理』という三つの観点から見るようにしています。そのことによって物事を深く、また客観的に見ることができ、かつその本質をよく理解できるので、自分のひとつの習慣のようにしています。」宇城師範の新連載。
・黒田鉄山 「柔術万華鏡」今号の技解説は 「胸釣、擦込、正中」
・森 恕 「琢磨会と大東流」最後の固技
「……大東流の技のおおよその流れは、相手の掛かりに始まり、こちらの「受け技」「極め技」「投げ技」「倒し技」を経て「固め技」で終わる。つまり、固め技は技の流れの終わりである。固め終わったとき、相手の体は完全に固められて、全く身動きが出来なくなっていなければならない。もっとも、固めるといっても、対象は人体であるから、物理的に固めるのではなく、武術的に固めるのである……」
・野中日文 「思想としての剣 武道行動学」何のための武道か 「合気道に何を求めるのかは個人の問題だから、そこに立ち入るつもりはない。合気道は光の当て方次第でさまざまな面を見せる、間口も広く、懐も深い、可能性に満ちた、新しい時代の武道である。各自各様のさまざまな接点があってよい。」『練成の視角』に続く新タイトルで、武道の意味を問う。
・阿部醒石 「道歌 合気の心」開祖の「天」の書を解説しています。
・出口和明 「出口王仁三郎の宇宙観」人は神の子神の宮
盛平翁の合気道の説明には宇宙や言霊についての言及が頻繁になされ、非常に難解だったといわれている。本稿では盛平翁に思想面で非常に影響を与えた大本教聖師王仁三郎の思想について、聖師の孫・出口和明氏の講話第二回。
・高橋賢 「大東流合気柔術史初考」武田惣角先師の旧大東流(大東流古伝)の技法体系について 
武田惣角先師の旧大東流(大東流古伝)の技法体系について、前回の後取後両肩捕2に続き、今回は後両肩押し捕からの技法の紹介。
・ピーター・ゴールズベリ 「日本文化を鏡に映せば」武道教育の三つの環境
・島田五郎 「鉄舟に学ぶ」虚心
・デニス・クラーク 「合氣道の精神」手で学ぶ、手で感じる、手で伝える(砂泊師範有段者講演会にて) 「体力のある者に強く握られた場合、当身を入れて技をかけるのが従来の形ですが、実際に当身を入れていては遅いのです。取った瞬間、相手と結んでしまわないと技はききません。」
・20代の視点 岩国鉄人氏に学んだこと 文:河原一有
・小林保雄道場長 道歴50周年記念祝賀会
・満40歳を迎えた日本武道館 ほか
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