日経サイエンス 発売日・バックナンバー

全201件中 181 〜 195 件を表示
1,466円
【 目 次 】

<特集>:揺れる原子力の将来

レベル7からの出発

環境・エネルギー省をつくるべきだ

“想定外” に備える

今だから考える エネルギー技術7

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インフレーション理論は完全か

しのび寄るスーパー耐性菌

ヒゲミズヘビの必殺技

死海は生き返るか?

しなやかなタンパク質

サイエンス・イン・ピクチャー X線望遠鏡NuSTAR

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主要記事の「ダイジェスト」

→巻頭の「ダイジェスト」で主要記事の概要が手短かにわかります。
各記事の冒頭に掲載している囲み「KEY CONCEPTS」を合わせてご覧いただくと,
さらに記事のポイントが把握しやすくなっています。

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NEWS SCAN

復旧から新生目指す東北大学/震災そして余震と闘った60日/次世代シーケンサーの実力/恋するサンゴ/なお続く異常気象/がん検査用アプリあります/ベイズ規則の応用広がる/人間よりも環境に優しい車/インドの穀倉に水を/6月8日にネットが止まる?/カブトガニは故郷が好き/無力化光線銃/エイズと麻疹/院内感染を撲滅せよ/お値段そのまま/ノミより小さな水の妖精

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サイエンス考古学
50年,100年,150年前のSCIENTIFIC AMERICAN誌から

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フロントランナー挑む
深海の巨大イカを捕らえた/窪寺恒己(国立科学博物館)

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ブックレビュー
『乾燥標本収蔵1号室』三中信宏,『物理の道しるべ』松尾義之,
連載 森山和道の読書日記

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グラフィック・サイエンス
放射線被曝

Anti Gravity
ビッグ異臭

パズルの国のアリス
スペード兵士間のインフルエンザ感染

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Information

SEMICOLON

今月の科学英語

次号予告
1,466円
【表紙について】

6月号の表紙は,
約1,100年前・平安時代に東日本を襲った大津波の再現画像です。
→ 「国史が語る千年前の大地動乱」(P.36)



【目次】


<特集>:マグニチュード9.0の衝撃

東日本大震災 鳴らされていた警鐘

国史が語る千年前の大地動乱

科学者の思考停止が惨事を生んだ

予測できない放射線リスク

余震はいつ止むのか?

揺れる前に警報 緊急地震速報システム

立ち直る力のメカニズム

回復力だけには頼れない

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iPS 細胞が変える難病研究

見えてきたストーンヘンジの物語

ダチョウ恐竜集団死の謎

もうひとつの温暖化危機 北上する赤道降雨帯

宇宙ステーションの至宝 アルファ磁気分光器

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主要記事の「ダイジェスト」

→主要記事の概要が手短かにわかります。
各記事の冒頭に掲載している囲み「KEY CONCEPTS」も合わせてご覧いただくと,
さらに記事のポイントが把握できるようになっています。

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▽NEWS SCAN
研究の復旧これから/産業に役立つ数学を推進/次の大地震に立ち向かえ/
許容できる原発リスクとは/25年目の新しい墓/デング熱の裏をかく/
ついに解けた 100年の謎/君のテロメアは長いね!/細菌の遺伝子交換,ずっと頻繁/
メガバンクの感染力/恐竜の骨の芸術作品/11歳の少女,もうすぐ2500歳/
母さん,トラみたいに吠えないで/母親の血液で出生前診断/科学アプリいろいろ登場

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サイエンス考古学
50年,100年,150年前のSCIENTIFIC AMERICAN誌から

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ブクレビュー
『かぜの科学』,『脳からみた学習』 ほか

連載 森山和道の読書日記

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新連載 グラフィック・サイエンス
危ない?小惑星

Anti Gravity
私がお薦めするテレビドラマ

パズルの国のアリス
スペードのエースの忘れ物

Information

SEMICOLON

今月の科学英語

次号予告
1,466円
思わず人に話したくなる,
日経サイエンスならではの「旬な」科学トピックスが満載です!


【目次】

「すばる」を超える史上最大の望遠鏡 中島林彦

核内で動くゲノム T. ミステリ

肥満社会の処方箋 D. H. フリードマン

身体を超えてつながる脳 M. A. L. ニコレリス

言語で変わる思考 L. ボロディツキー

水産革命 200 海里の生け簀 S. シンプソン

新エネルギーを生かす 米国の次世代送電網 M. L. ウォルド


ダイジェスト~各主要記事の紹介

サイエンス考古学
50年前,100年前,150年前のSCIENTIFIC AMERICAN誌から

フロントランナー挑む
誰も気づかなかった電子のふるまいを予言する/村上修一(東京工業大学)


NEWS SCAN
鳥の祖先はやはり恐竜/穴をふさぐと光が通る/新鉱物「千葉石」/起伏ある海底を無人走行/とらえた!惑星誕生現場/ギガピクセルの超デジカメ/バイソンが滅ぼした大型動物/臓器モデルチップの研究加速/医師不足を切り抜ける/コロナを熱しているのは?/小さな脳を制御/遠心分離機が料理を変える/ワトソン君,卒業試験をパス/中国は石炭から脱却できるのか


Anti Gravity
未来が現在になった今年/S. マースキー

砂漠の駝鳥 当世かがく考
ダウンシフトで幸せになれるか/滝 順一

パズルの国のアリス
双子と壺と銀貨/坂井 公

ブックレビュー特集
大学1年生に薦めたい本 大隅典子/はやのん/香山リカ/村上斉/酒井邦嘉/渡辺政隆/瀬名秀明,
連載 森山和道の読書日記

Information

次号予告

SEMICOLON

今月の科学英語
1,466円
今月号の表紙はかなり異色。しかもテーマが「セックスの始まり」です。
とはいえ,中身は生命進化の最先端のお話です。

3月18日には米探査機メッセンジャーが世界で初めて水星周回軌道に入ります。
太陽系探査の記念すべきイベントにあわせて,謎に満ちた水星の紹介記事も掲
載します。

このほか,
ETの信号を実際にキャッチしたとき,何が起こるか? という話や,
喫煙にまつわる本当に怖い話,
株式市場の変動をシミュレートした数学モデルは,
脳内ネットワークの構成にもあてはまることがわかったという話,
自ら仮説を立てて実験し,科学的な新発見を成し遂げたロボットの話,
NASAの新戦略の話など盛りだくさんの内容です。

日経サイエンスならではの科学トピックスを紹介する「NEWS SCAN」。
思わず人に話したくなる情報が満載と,読者のかたに評判のコーナーです。
ぜひお楽しみください。


【内容案内】
★セックスの始まり
★水星探査機 到着!
★日欧探査機も水星へ
★研究するロボット
★ETの信号をつかんだら
★タバコに放射性物質
★シミュレーションで解く脳の複雑性
★NASAの新戦略 民間活力で有人飛行
★気候変動難民
★アマゾンで見つかった種子
◇各記事のダイジェスト

★フロントランナー 挑む
若山照彦(理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー)

◇NEWS SCAN:
やっぱり大事,腸内細菌/「ダークオーダー」発見/天然ウナギ
の卵を採集/皮膚細胞を軟骨に/新型インフルエンザの行方/イカロス,金星から
の旅立ち/この1年の注目技術ランキング/ビタミンD補給剤は必要か/動物たちに
も広がる肥満/思わぬ味方,腸内寄生虫/動物の数学的才能は本物か/雪玉地球が
助けた生物進化 ほか

◇当世かがく考「砂漠の駝鳥」:無力・無用の委員会では困る
◇サイエンス考古学:50年前,100年前,150年前の「SCIENTUFIC AMERICAN」誌から

◇ブックレビュー:『生命の跳躍』丸山 敬/『遺伝子医療最前線』中西真人
/連載 森山和道の読書日記

◇Anti Gravity:現代版『ラ・ボエーム』
◇パズルの国のアリス:その正八面体サイコロはインチキ?
◇Information
◇今月の科学英語
◇SEMICOLON
◇次号予告


1,466円
量子コンピューターはこれまでにも本誌で何度か取りあげてきましたが,今回のはまったく違うタイプです。

計算とは,そもそも情報を示す物の物理状態(そろばんの玉の位置など)を変えることがベースにあります。なので,新しい物理現象が見つかると,それを利用した新しい計算法が生まれる可能性があります。

これまでの量子コンピューターは量子力学の「重ね合わせの原理」(1であり,同時に0でもある)を利用したものでしたが,今回ご紹介するのは,量子力学の「識別不可能性の原理」を使います。よくわからない? では,本誌をお読みあれ。

もうひとつ,ディープな物理の話題を。
物理学の最終目的は,万物を説明する究極理論の構築です。新しく登場したE8理論に従って,素粒子を配置すると,まるで曼荼羅のような美しい幾何学模様が現れます。この画像だけでも,記事ページでぜひご覧になって下さい(E8理論の提唱者がサーファー兼フリーの物理学者っていうのもステキです)。

今月はおすすめが多いな~♪
ティラノサウルスの化石から赤血球が見つかった!というすごいお話もあります。さらにさらに,甲虫(カナブン)の脳に電極をさして,リモコンで好きな方向に飛ばす研究などというのも。ウェブの生みの親であるバーナーズ=リーが書いた「ウェブを殺すな」もぜひ読んでいただきたい1本です。

他には,幻覚剤(マジックマッシュルームの主成分)を医療に使うための研究,ジェーン・グドールへのインタビュー,オリンパスの写真コンテストの出展作品など。

【内容案内】
◎もうひとつの量子コンピューター/古田彩(日経サイエンス編集部)
◎ボース・アインシュタイン凝縮で計算/T. バーンズ/山本喜久
●翔べ! 昆虫サイボーグ/M. M. マハルビズ/佐藤裕崇
●幾何学で迫る究極理論/A. G. リージ/J. O. ウェザロール
●血の通った化石/M.H. シュバイツァー
●ウェブを殺すな/T. バーナーズ=リー
●幻覚剤を医療に/R. R. グリフィス/C. S. グロブ
●生命の美/D. カステルベッキ
●新発想 やわらか頭のアイデア集/SCIENTIFIC AMERICAN編集部
●ジェーン・グドール チンパンジーと歩んで50年/K. ウォン

●Front Runner挑む
「骨を中心に病気を見直す新しい概念の提唱へ」高柳広(東京医科歯科大学)

●NEWS SCAN
スキルミオン結晶/軌道面が直立した惑星/とことん微細な分光解析/鉄鎧なしスケーリーフット/演算も記憶もできる素子/「あかつき」故障原因は弁/沖縄近海の海底下に巨大熱水湖/マクスウェルの悪魔ができた/群れ飛ぶ粒子/幽霊粒子が大量に/あなたのがんは何歳か?/誰がためにノーベルの鐘は鳴る/ガラスを遠隔破壊/キリンは浮くの?/遺体を寄付してお金を節約/電池内蔵ボディーアーマー/眠りの効用/真空調理法の科学/”誤評価”の落とし穴/血液脳関門を破れ/フォトニック結晶の設計図

●ANTI GRAVITY
これなら明日も安心だ/S.マースキー

●砂漠の駝鳥 当世かがく考
大学は58億円で魂を売ったのか/滝順一(日本経済新聞論説委員)

●パズルの国のアリス
正八面体サイコロで賭けをしよう/坂井公(筑波大学)

●BOOK REVIEW
『量子の海、ディラックの深淵』佐々木節、『なぜ科学を語ってすれ違うのか』吉永良正
連載 森山和道の読書日記 ほか

●ダイジェスト
●サイエンス考古学
●infomation
●次号予告
●SEMICOLON
●今月の科学英語

●PR企画 見えてきた原子力の未来図







1,466円
2010年6月に60億kmの旅を終えて地球に戻ってきた「はやぶさ」。その「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの中に入っていた砂粒は小惑星イトカワのおのと確認されました。なぜ,イトカワの砂と判別できたのが,この粒からどのようなことがわかると期待できるのか,たっぷりと紹介します。

宇宙の質量のかなりの部分は,見ることも触れることもできない幽霊のような「暗黒物質」です。でも,暗黒物質の側から見れば,私たちを構成する普通の物質のほうが感知できない幽霊物質のはず。そうだとすると,私たちの物質宇宙とは別に,暗黒物質でできた“影の宇宙”があるのかもしれません!

いま,脳科学で脚光を浴びている技術の1つが「オプトジェネティクス」。光を当てることで,特定の脳細胞だけを刺激することができます。この技術の開発秘話を紹介します。

かには,現代のさまざまな民族のゲノムを比較して明らかになった「現代人の進化」,ついに臨床試験を終えた世界初のマラリアワクチンなど,今月も盛りだくさんです!

【内容案内】


暗黒物質が作る影の宇宙
J. フェン/M. トロッデン

見つかった!イトカワの微粒子
中島林彦/協力:土山 明

光で脳をコントロール
K. ダイサーロス

現代人の進化
J. K. プリチャード

豚はインフルエンザ工場
H. ブランスウェル

リン採掘が生んだ強酸の湖
M. フィシェッティ

統一理論の父ワインバーグに聞く
A. D. アクゼル

正念場迎えるマラリアワクチン
M. カーマイケル

繭から紡いだ医用新素材
F. オメネット/D. カプラン

気候科学が信頼を取り戻すには
M. D. ルモニック

ダイジェスト

サイエンス考古学
タンパク質の構造/国家安全保障/発明家と農夫/ネズミと人間/ピレトリン殺虫剤/安全は保障されず

フロントランナー挑む
「はやぶさ」カプセル帰還 輝く大気圏再突入技術/山田哲哉

NEWS SCAN
「あかつき」軌道に入らず/衝突直前のブラックホール/レアアースを細菌で回収/赤ちゃんの顔認識/中皮腫の遺伝子治療/見るだけ量子計算機/反水素原子閉じ込め/嘘つきに手玉に取られた東大の落とし前/ヒ素をリンの代わりにする細菌/地球型惑星発見で膨らむ生命の期待/ホーキングは(たぶん)正しかった/姫にお似合いの服を/マラリアの姿を突き止める/GPSがやられても/噴火とともに去りぬ/超音波で言葉を撮影/世界で取り組め,がん対策/味わい深い泡の味/私はとっても魅力的/おしゃれなパプアくん

砂漠の駝鳥 当世かがく考
低炭素化目指し戦う米ボルダー市/滝 順一

Anti Gravity
肥常識な思い込み/S. マースキー

ブックレビュー
『世界を変えた手紙』山崎秀記,『宇宙を解く壮大な10の実験』福江 純,
連載 森山和道の読書日記 ほか

パズルの国のアリス
無限モグラ国の8の字ミミズ/坂井 公

Information
SEMICOLON
次号予告
今月の科学英語
1,572円
「日経サイエンス」は2011年で創刊40年を迎えます。
今号は「特製カレンダー」が付録につきます。

「使いやすい」「図版がキレイ」「書き込みできて便利」「デスクに貼るのにちょうどよい大きさ」など,
毎年好評の付録カレンダー,体裁は1カ月毎の見開きです。
1年間お付き合いください。

今回は「昭和基地の空」と題して,
美しい南極の空やオーロラの写真を月めくりでお楽しみいただけます。
撮影したのは南極観測越冬隊に加わった高校理科教諭で
気象写真家としても知られる武田康男さん。
記事も寄稿いただきました。

巻頭記事のテーマも南極です。
日本の南極観測史上,最大規模のプロジェクトとなる大型大気レーダー
「PANSY(パンジー)」を紹介します。

新連載「フロントランナー 挑む」
日本の科学の最前線を率いる,気鋭の研究者を紹介します。

▽主な内容

●1000本のアンテナで南極の空を見る」
→昭和基地近くに,1000本のアンテナからなる巨大なレーダーを建設。
日本の南極観測史上最大のプロジェクトが始まります。

●昭和基地の空 理科教師の越冬記

●ホーキングが語る 究極理論の見果てぬ夢

●“いい人”ロボットの作り方
→「いい人」として振る舞えるように倫理原則をプログラムされたロボット が,アメリカでお目見えしました。

●ゲノム解読から医療へ 進まない革命

●ハッブルを超えて ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
→2014年の打ち上げを目指して建設されている,「ジェームズ・ウェッブ望遠鏡」。
ハッブル宇宙望遠鏡をはるかに凌駕する,革新的で大胆な宇宙 望遠鏡です。
従来と何が違うのか,製造現場からリポートします。

●かしこい吸盤
→タコは足にたくさん並んでいる吸盤を使ってエサをとらえますが,
この吸盤,個々の吸盤に“ミニ脳”と呼べる神経節があり,
かなり高度なことをやってのけているのです。

●量子暗号通信 実運用へ 東京ネットワーク始動
→量子力学の不思議な現象を使って通信の秘密を守る「量子暗号」。
10月に東京で稼働した量子通信ネットワークは,動画が送れる高速通信を実現。機密情報を扱う政府筋から注目されています。
実用化に向けて大きく踏み出した量子暗号通信について,
日本と世界の状況と,近い将来の見通しを報告します。

●自閉症“治療”の危うさ

●人工の葉で水素燃料

ほか

日経サイエンスならではの国内の話題,海外の話題を紹介する
「NEWS SCAN」もお見逃しなく!
「森山和道の読書日記」など,
ブックレビューも充実しています。

1,466円
ノーベル化学賞2人受賞 世界を変えたクロスカップリング反応
中島林彦/協力・山口茂弘



特集:「終わり」を科学する
終末論に引かれるわけ
M. モイヤー

宇宙の時間が終わるとき
G. マッサー

大予測 破滅の確率
J. マトソン

資源はいつまでもつのか
M. モイヤー

最後の人たち 失われゆく文化
W. デイビス

なぜ永遠に生きられないのか
T. カークウッド

あなたが“死体”になるとき
R. M. ヘニッグ

土に還る道
A. A. ヴァス

科学は終わらない


科学を信頼していますか?
ダイジェスト

サイエンス考古学
行動の進化/海中世界/情報の雪解け/魔のアブサン/コカの不思議

フロントランナー
医療と政策を科学の手法で定量化する/津谷喜一郎(東京大学大学院薬学系研究科医療政策学特任教授)

NEWS SCAN
覚醒状態を保つメカニズム/ウナギの「生きた化石」/「みちびき」軌道に/モンスター銀河を大量発見/どでかい超新星の爆発的デビュー/つぶやきには知恵がある/陽子のサイズを問い直す/ここが病気の発生現場/心の痛みに鎮痛剤/チョコに迫るピンチ/空飛ぶイカ/自己洗浄式の太陽電池

砂漠の駝鳥 当世かがく考
今さら「科学の要請」ではないと?/滝 順一

Anti Gravity
嵐を呼ぶ摩天楼効果/S. マースキー

ブックレビュー特集
『天文学の歴史を読む』福井康雄,『遺伝子とDNAを読む』斎藤成也,『人間の発達と成長を読む』開一夫,
連載 森山和道の読書日記 ほか

パズルの国のアリス
私の席は空いている?/坂井 公

Information
SEMICOLON
次号予告
今月の科学英語
1,466円
表紙の四角いのは何?──現在,金星に向けて快調に航海を進めている宇宙ヨット「イカロス」です。アイデアは100年も前からありましたが,実現したのは世界で初めて。帆の大きさは一辺が14m(5階建てのビルの高さ)。降って涌いたようなチャンス到来から,ハラハラどきどきの帆の展開,宇宙での“自分撮り”まで,イカロスの魅力を紹介!

宇宙の話題をもう一つ。最近,続々と見つかっている太陽系の外の惑星のお話。地球のような岩石型のスーパーアースならば,生命のいる可能性も!

ほかには,氷期の襲来で絶滅の危機に追い込まれたホモ・サピエンスがどうやって生き延びたか,製造工程で集積回路に忍びこんだハッカーにどう対処するか,海の生き物を脅かす海水の酸性化など,今月も盛りだくさん!

茂木健一郎さんの対談のお相手は“最強の生物クマムシ”を研究する鈴木忠先生です。

【目次】
◆快走! 宇宙ヨット「イカロス」/中島林彦(日経サイエンス編集長)/協力:森 治(宇宙航空研究開発機構)
◆祖先はアフリカ南端で生き延びた/C. W. マリーン
◆スーパーアース 別の太陽を回る地球/D. D. サセロフ/D. バレンシア
◆のんで効く医療ロボット/P. ダリオ/A. メンチャッシ
◆海の生き物を脅かす酸性化/M. J. ハート/C. サフィナ
◆極微の世界をとらえるナノムービー/A. H. ズウェイル
◆海を漂うプラスチック/J. アッカーマン
◆半導体チップに潜むハッカー/J. ビラセナー

◆最強の生き物クマムシの素顔/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:鈴木 忠(慶應義塾大学)

NEWS SCAN
◆国内フラッシュ
・キャベツは“オオカミ少年”
・新タイプのがん免疫療法
・マウスにラットの膵臓
・電波渋滞解消へ実験
・スポンジのような結晶
・量子暗号の壁を破る
・次代の深海技術にメド
・高病原性カビ日本上陸
・ロレアル女性科学者賞
◆国内ウォッチ
・生物多様性条約,どこへ行く
・「はやぶさ2」にゴーサイン
◆海外ウォッチ
・究極理論を探して
・未分化の倫理
・月のグラファイト
・新たな酸性雨
・肥満との闘い
・量子光スイッチ
・大学の実験室に潜む危険
・自分で変身する折り紙シート

◆フロントランナー/日本のライフサイエンスにものづくり力を活かす
竹内昌治(東京大学生産技術研究所准教授)

◆サイエンス考古学
・農業に不向きな大地
・光ファイバーの誕生
・最初の海軍航空兵
・成長する細胞
・ブラジル皇帝の現場視察

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
声をあげよう若手研究者たち/滝 順一(日本経済新聞)

◆Anti Gravity
足元グラグラ/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆ブックレビュー
『サイトカインハンティング』中西真人,『ニュートリノ論争はいかにして解決したか』松尾義之,連載 森山和道の読書日記 ほか


◆パズルの国のアリス
アリスとグリフォン,マジックに挑戦!/坂井 公(筑波大学)

ダイジェスト
Information
SEMICOLON
次号予告
今月の科学英語
1,466円
【10月号について】
エネルギー保存の法則──物理の授業で必ず習う基本中の基本の法則です。
ところが,膨張する宇宙では遠くの星が放つ光がもともとよりも赤っぽい波長にシフトして見えます。赤い波長は青い波長よりもエネルギーが低く……。あれ? その分のエネルギーはどこへ? 宇宙はエネルギー漏れをしている?? 「宇宙のエネルギー保存則は破れているか」でじっくり解説。

SF映画『スターウォーズ』を思わせるイラストが目を引くのが「ロボットが変える戦争」。この10年で戦場は一変したそうです。
兵士は出勤したら,空調の効いた部屋のコンピューターの前でロボットを遠隔操作して1万kmも離れた敵と戦い,時間が来たら帰宅して家族と夕飯を楽しむ──そんな“戦争”が現実のものとなりつつあります。

さらに,「へぇ~」が満載なのが「子どもの意外な“脳力”」。子どもは自分の思考を言葉でうまく説明できないだけで,予想以上にさまざまな“知識”を持ち,統計学的な概念や論理的な思考を通じて世界を学んでいるのです!

ほかにもシワ取り美容法に使うボトックスが,バイオテロに使われるリスクを指摘する「粗悪品ボトックスとバイオテロ」,改良を重ねて,いよいよ真価を発揮できるようになったDNA医薬の話題,恐竜時代に現代的な姿の取りがいたという話題など,今月も盛りだくさん!

【目次】
◆宇宙のエネルギー保存則は破れているか/T.M.デイビス
◆ロボットが変える戦争/P.W.シンガー
◆子どもの意外な”脳力”/A.ゴプニック
◆DNA医薬の時代/M. P. モロー/D. B. ワイナー
◆恐竜世界にいた鳥/G.ダイク
◆プラグイン車のクリーン度を問う/M.モイヤー
◆カリフォルニア発 汚水が生んだグリーンエネルギー/J.B.リトル
◆粗悪品ボトックスとバイオテロ/K. D. コールマン/R. A. ジリンスカス
◆骨粗鬆症と糖尿病の意外な関係/斎藤充/丸毛啓史

◆日本を横断するニュートリノ/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:小林隆(高エネルギー加速器研究機構)

NEWS SCAN
◆国内フラッシュ
・がん化しないiPS細胞
・「はやぶさ」カプセル公開
・グラフェン素子の動作実証
・ダークなガンマ線バースト
・飛び散った月のマントル物質
・国際科学五輪の夏
・コスモス国際賞決まる
◆国内ウォッチ
・国際平和のためのニュートリノ研究
・30光年先の「第2の地球」を探る
・遺伝子の下流側に注目!
◆海外ウォッチ
・人工細菌は生命を知る道具
・遺伝する獲得形質
・リチウム電池の安全性
・夢の動きを追う目の動き
・異常に静かな太陽
・「QB」試運転記
・サプリメントは健全か?
・頭痛をもたらした胸やけ薬
・分散剤への疑問

◆フロントランナー/創ることで生命を知る
木賀大介(東京工業大学准教授)

◆サイエンス考古学
・ワクチン論争終結
・飛行機はどこまで速くなれるか
・日本の海藻
・宿題反対

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
地球工学に祭り上げられる炭焼き/滝 順一(日本経済新聞)

◆Anti Gravity
私を野球から連れ出して/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆ブックレビュー
『ロボットという思想』瀬名秀明,『脳と神経のはたらき』池谷裕二,連載 森山和道の読書日記 ほか


◆パズルの国のアリス
偽造金貨と信用できない計測結果/坂井 公(筑波大学)

ダイジェスト
Information
SEMICOLON
次号予告
今月の科学英語
1,466円
【9月号について】
今月号のおすすめは何といっても「はやぶさ」。
JAXAでプロジェクトマネージャーを務めた川口淳一郎先生にご寄稿をいただきました。天の川をバックに,砂漠の上空で最後の閃光を放った写真は必見です(表紙はその写真の一部)。圧巻の12ページ。ぐっと来ます。

編集部の次のおすすめは「時間は実在するか?」
私たちの日常的な感覚とは反しますが,答えは「あるように見えるだけ」。物理学の最先端での議論を紹介します。

そして今号は楽しい夏休み企画「親と子の科学の冒険2010」が付録としてつきます。「動物園でアニマル・ウォッチング」「机の上で小さな生き物を飼おう」など,自由研究に役立ちますよ。福岡伸一先生にもエッセイをお寄せいただきました。イベント情報も満載。夏休みブックガイドも!

【目次】
◆「はやぶさ」最後の日
川口淳一郎教授が語る60億キロの旅
◆時間は実在するか?/C.カレンダー
◆世界が変わる12の出来事/SCIENTIFIC AMERICAN編集部
◆アルツハイマー病を食い止める 発症前治療の可能性/G.スティックス
◆地球進化の謎を解く マントルD”層/廣瀬 敬(東京工業大学)
◆覆った定説 ネアンデルタール人は賢かった/K. ウォン
◆温暖化の緊急対策 空中のCO2を吸収/K. S. ラックナー
◆世界を養う改良キャッサバ/N. ナサール/R. オルティス

◆身近な植物の意外な戦略/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:多田多恵子(植物生態学者)

NEWS SCAN
・ニュートリノ振動,確実に
・熟睡タンパク質を発見
・テラヘルツ波室温で発振
・宇宙の物差しに歪みなし
・研究基盤14事業を整備
・他人由来のiPS細胞も使用可能に
・ブループラネット賞決まる
・山中博士らには京都賞
・日本の死亡率が低かったわけ
・肺がん治療薬イレッサの効果実証
・オンライン格付けの落とし穴
・依存症を眠らせろ
・メキシコ湾の微生物パワー
・湿った小惑星を発見
・専門のワザ,免許皆伝?
・画像で楽しむ太陽科学
・女性は危機に際して結束する
・渋滞回避に予測モデル
・小さな小さな巨大生物
・求む! 希少医薬の開発促進策”

◆フロントランナー/光を自在に操る人工結晶で未来を拓く
野田進(京都大学大学院工学研究科教授)

◆サイエンス考古学
・人間の進化
・噴水型給水器
・アフリカ睡眠病
・ガス燃焼式内燃機関
・毒を使ったクジラ漁

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
正しく語り継ぐことの大切さ/滝 順一(日本経済新聞)

◆Anti Gravity
アップル漬けの1週間/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆ブックレビュー
『創造 生物多様性を守るためのアピール』尾崎煙雄,『ニューロ・ウォーズ』丸山 敬,連載 森山和道の読書日記 ほか


◆パズルの国のアリス
スペード兵士たちのパトロール演習/坂井 公(筑波大学)

ダイジェスト
Information
SEMICOLON
次号予告
今月の科学英語

【別冊付録】「親と子の科学の冒険」
福岡伸一先生の「科学するこころ」、動物園に行こう、夏のブックレビュー31冊!
全国イベントガイド、各種招待券プレゼント などなど...

1,466円
【8月号について】
透明で蛍光を発している表紙の見慣れない生き物は何だと思いますか? 日本人の大好きなウナギの赤ちゃんです。ウナギはサケとは逆に,太平洋の深海で産まれ,川で育ちます。最後まで謎だった産卵場所がわかり,6000~7000kmを回遊するウナギの生活史がついに解明されました!

脳の視覚野にダメージを負うと,目などの入力系が正常でも「目が見えない」状態になってしまいます。ところが,こうしたタイプの盲人の中には,本人は「何も見えていない」のに,まるで見えているかのように障害物をよけながら歩くことができる人たちがいます。この謎の視覚に迫ります!

ほかには“幽霊粒子”と呼ばれるニュートリノを使って星のコアの部分までを見るニュートリノ望遠鏡や,内耳の損傷から平衡感覚を失った患者に埋め込む人工内耳の開発など,今月も盛りだくさんです。

【目次】
◆旅するウナギの謎/中島林彦(日経サイエンス編集長)協力:塚本勝巳(東京大学)/田中秀樹(水産総合研究センター)
◆動き出すニュートリノ望遠鏡/G.B.ジェルミニ/A.クセンコ/T.J.ワイラー
◆ハイパーカミオカンデ構想中島林彦(日経サイエンス編集長)協力:東京大学宇宙線研究所
◆盲人の不思議な視覚/B.デ・ゲルダー
◆温暖化で変わる北極圏の風景/M.スターム
◆平衡感覚を取り戻す人工内耳/C.C.デラ・サンティーナ
◆米国の高速鉄道計画/S.F.ブラウン
◆病理診断デジタル時代/M. メイ

◆形の容貌を解剖する/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:小島定吉(東京工業大学)

NEWS SCAN
・「はやぶさ」帰還
・コシヒカリの来し方行く末
・神経新生を支える遺伝子
・超新星ニュートリノが作った物質
・ReRAMデビューへ一歩
・分子を運ぶ”線路”
・皮膚細胞から肝臓幹細胞
・白色光フレアに迫る
・万能細胞の研究指針緩和
・化学五輪7月に東京で
・「あかつき」金星へ出発
・Y染色体がなくても大丈夫?
・光で金属と半導体を行き来する
・私たちのDNAにネアンデルタール人の痕跡
・ツイスター+ひも=時空の謎解き
・接合なしの新トランジスタ
・抗ウイルス特効薬の可能性
・”音の弾丸”を作り出すレンズ
・心臓に悪い炭水化物 ほか

◆フロントランナー/人間の行動原理を実験で突き止める
山岸俊男(北海道大学大学院教授)

◆サイエンス考古学
・垂直発進
・農民の市場
・軽すぎる硬貨
・森林と洪水
・ダーウィン説の波紋
・ダーウィン説への反発

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
ついていくだけの宇宙利用を見直せ/滝 順一(日本経済新聞)

◆Anti Gravity
私家版良識調査の試み/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆ブックレビュー
『共感の時代へ』山極寿一,『大学生物学の教科書』長野敬,
連載 森山和道の読書日記 ほか

◆パズルの国のアリス
チームで参加!何でもオリンピック/坂井 公(筑波大学)

ダイジェスト
Information
SEMICOLON
次号予告
今月の科学英語
1,466円
【7月号について】
iPS細胞に関連した研究は,学術誌や学会での発表も含めると,毎週どころか毎日に近いくらいの感じで出ていますが,実は,玉石混交状態。ですが,今月号のハーバード大学のホッケドリンガー博士の総説は自信を持っておすすめできます。「これを読んでいれば,大丈夫!」

特集の「臨界点に迫る地球」では「経済成長を捨てよ」という大胆な意見を取りあげます。その真意とは?

太陽系の仲間たちの美しいイラストや,知られざるトリュフの世界などを読むと,地球が愛おしくなったりします。


【目次】
◆ここまで来たiPS細胞/K. ホッケドリンガー
◆動き始めたオールジャパン体制/詫摩雅子
◆太陽系 驚異の八景/E. ベル
◆うつ病,強迫性障害,PTSD…見えてきた脳の原因回路/T. R. インセル
◆特集:臨界点に迫る地球
・地球の現在(いま)を診断する/J. フォーリー
・8人の専門家が示す処方箋
・経済成長を捨てよ/B. マッキベン
◆「いざよい」をつくる/中島林彦(日経サイエンス編集長)
◆知られざるトリュフの世界/J. M. トラッペ/A. W. クラリッジ
◆イザというときの“携to携”ネットワーク/M. エフロス/A. ゴールドスミス/M. メダール

◆金属に刻まれた古の技術を探る/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:齋藤 努(国立歴史民俗博物館)

NEWS SCAN
・新たな多能性幹細胞
・自己交配を避ける遺伝子
・映像も送れる量子暗号
・がんゲノム変異を公開
・鉄より強くガラス並み透明
・シャトル最後の日本人搭乗
・銀河団内の暗黒物質分布
・科学ジャーナリスト賞決定
・今年の猿橋賞決まる
・「もんじゅ」運転再開
・化学実験で解くウイルスの殻の謎
・研究費はどう配分すべきか
・粘菌に“指揮者”はいなかった
・重力波天文台の開発大詰め
・セディバ猿人どんな人?
・カメレオンの舌の秘密
・地磁気の出現は34億5000万年前
・DNAが描く肖像
・性転換除草剤 ほか

◆フロントランナー/誰も知らない地球深部の環境を再現
廣瀬敬(東京工業大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻教授)

◆サイエンス考古学
・乳児の死亡率
・優美な飛行
・上空からの脅威
・看護覚え書
・ラガービア

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
「核なき世界」の先に見えるのは/滝 順一(日本経済新聞)

◆Anti Gravity
ついっと140字研究/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆ブックレビュー
『火の賜物』篠田憲一,『生命の研究はどこまで自由か』青野透,
連載 森山和道の読書日記 ほか

◆パズルの国のアリス
続・カードを順に積み上げろ! 飛び飛びでも同じでも/坂井 公(筑波大学)

ダイジェスト
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次号予告
今月の科学英語
1,466円
【6月号について】
よく知られていることがですが,私たちヒトの身体の中で一番エネルギーを消費する器官は脳。ところが,その大量のエネルギーが何に使われているのかは,実はよくわかっていませんでした。今月の「浮かび上がる脳の陰の活動」はまさにその謎を解くもの。さらに,この陰の活動の不具合が統合失調症やアルツハイマー病に関係している可能性も見えてきました。

川が流れ,雲が浮かび,雨まで降る,まるで地球のような天体をご紹介します。どこだと思います? 土星最大の衛星タイタンです!

ほかには,生命活動が地球の鉱物を多種多様に進化させたとする「鉱物進化論」,猛毒・硫化水素の人体での意外な役割,寄生菌によって性質の変わる虫など。

【目次】
◆浮かび上がる脳の陰の活動/M. E. レイクル
◆冷たい地球 衛星タイタンの姿/R. ローレンツ/C. ゾーティン
◆生物が作った多様性 鉱物進化論/R. M. ヘイゼン
◆ミミズ遣いのワザ/K. カタニア
◆総力戦で初期宇宙に迫る/中島林彦(日経サイエンス編集長)
◆救命毒ガス 硫化水素/R. ワン
◆核融合炉は本当に可能か?/M. モイヤー
◆森で実験 気候変動の影響/S. D. ブルシュレーガー/M. ストラール

◆細菌によって変わる虫たち/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:深津武馬(産業技術総合研究所)

◆ブックレビュー『セレンディピティと近代医学』山崎幹夫(千葉大学名誉教),『進化のなぜを解明する』渡辺政隆(サイエンスライター),
◆森山和道の読書日記『極限の科学』『宇宙から恐怖がやってくる!』 『気候文明史』 『ニワトリ』 ほか

◆NEWS SCAN
・東大を手玉に取った男 ついに処分
・小惑星探査機「はやぶさ」6月,地球に帰還
・地球の中心と同じ超高圧・超高温を達成
・アジア各国 科学の実力
・あかりが見た130万天体
・折戸賞と戸塚賞決まる
・200mの超電導直流送電 中部大学が実験に成功
・原始星の光が決めた? 生命の素の「左と右」
・将棋ソフトと長期予報の共通点
・かすかな動きでITを駆使 重度障害者のパラリンピック
・はるばる来たぜマダガスカル
・ネット版ブルバキの実力 ほか

◆フロントランナー/日本のエイズワクチンを臨床試験へ
俣野哲朗(東京大学医科学研究所感染症国際研究センター教授)

◆サイエンス考古学
・宇宙飛行士かスタントマンか
・適法な飛行
・スリル満点の競争
・治癒効果
・悪臭漂うテムズ川

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
イノベーションの担い手はだれなのか/滝 順一(日本経済新聞)

◆ANTI GRAVITY
失われたネタを求めて/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆パズルの国のアリス
“公平な分配”で独り占め/坂井 公(筑波大学)

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次号予告
今月の科学英語


1,466円
【5月号について】
3月も残りわずか。4月から新生活という方も多いはず。
私たち日経サイエンスもリニューアルしました! よりビジュアルにした誌面は実際に手にとって確かめていただくとして,声を大にしてお伝えしたいのは,国内ニュースを充実させたこと。どーんと一気にページを増やしました!

春,恒例のブックレビュー特集も。脳,宇宙,生き物を中心に3人の先生方におすすめの本をご紹介いただきました。

今月号の表紙はなかなか斬新だと思いませんか? 私たちは哺乳類なのに,なぜ毛のない,すべすべの肌なのでしょう? その答えは直立二足歩行や巨大な脳などとも密接にかかわっています。

茂木対談では水中写真家の中村宏治さんにご登場いただきました。お話の面白さと中村さんのすばらしい写真の両方が楽しめます。

海の生き物といえば,深海の沈んだクジラの骨に群がる奇妙な生き物たちの記事も必見です!

【目次】
◆なぜヒトだけ無毛になったのか/N. G. ジャブロンスキー
◆星誕生のドラマを探る/E. T. ヤング
◆細胞ハイジャック 病原菌の巧みな戦略/B. B. フィンレイ
◆「ありえない色」を見る/V. A. ビロック/B. H. ツォウ
◆クジラが育む深海の奇妙な生物/C. T. S. リトル
◆鯨骨生物群集は進化の“飛び石”?/中島林彦(日経サイエンス編集長)
◆もうひとつの地球環境問題 活性窒素/A. R. タウンゼンド/R. W. ハウワース
◆燃費はもっとよくなる 高効率エンジンへの道/B. ナイト

◆海の生き物の心を読む/茂木健一郎 科学のクオリア
ゲスト:中村宏治(水中写真家)

◆ブックレビュー特集:フレッシュマンのための読書ガイド
『脳科学へのいざない』 船橋新太郎(京都大学こころの未来研究センター),『宇宙を知り世界を知る』 須藤 靖(東京大学),『生き物たちの不思議パズルを読む』多田多恵子(立教大学)
◆連載:森山和道の読書日記
『性器の進化論』,『人はなぜSEXをするのか?』,『コンドームの歴史』.『人間らしさとはなにか?』 ほか

◆NEWS SCAN
・T2K実験のニュートリノ 神岡で初観測
・天文衛星「ひので」太陽極域で強磁場を発見
・ニッポンバラタナゴを里山に戻す
・日本の若手研究者4人をドイツ産業界が顕彰
・仁和寺の名勝「御室桜」 植物バイオの力で後世に
・空飛ぶ自動車の夢
・バスタブで生じる超音速ジェット
・CO2貯留に玄武岩
・無人飛行機,極地に侵入!
・ネアンデルタール人の芸術 ほか

◆フロントランナー
クールな半導体で低炭素革命牽引/木本恒暢(京都大学教授)

◆サイエンス考古学
・子ども時代のストレス
・トンネル作業員
・長距離飛行
・肺結核の地域性
・家庭の化学者

◆砂漠の駝鳥 当世かがく考
原発を抱き合わせ販売してはいけない/滝 順一

◆ANTI GRAVITY
命知らずにドナーカードを/S. マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)

◆パズルの国のアリス
白ウサギの奇妙な時計/坂井 公(筑波大学)

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Information:科学技術週間
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■ 科学の「先端」「発見の快感」を伝える一般向けの総合科学誌

1845年に創刊された長い歴史と伝統を持つ米国の科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の日本版で,世界の最先端の科学技術動向を日本の読者に届けています。ノーベル賞受賞者など国内外の世界トップクラスの科学者をはじめ,幅広い分野の専門家や一流のサイエンスライターが記事を執筆,その質の高さは多くの読者の支持を集めています。美しい図版とわかりやすい文章が特徴です。必ずや科学を身近で楽しいものとし,あなたに心地よい知的興奮を感じさせるでしょう。 SCIENTIFIC AMERICAN誌は,米世界14言語で翻訳され,950万人以上の人たちが日経サイエンスの読者と同じ“知識と感動”を共有する仲間になっています。 特集企画,翻訳記事のほか,日本の研究者が執筆・協力した日本版オリジナル記事,日本経済新聞やNatureと連携した国内外の最新科学ニュースをお届けします。

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