植物はあまりにも普遍的なモチーフゆえ、それを描く芸術家の意図や目的を深く考える機会は多くないでしょう。しかし、太古から存在する植物には人々の思想や感情が長い時間をかけて蓄積されているのではないでしょうか。本特集では、植物を育てる人々への取材を通して植物が人々を惹きつける理由を探るとともに、美しさや芸術性を目指したものに限らず、植物そのものへの関心に基づいた表現にも目を向けることで、植物に対して人々が委ねてきた幅広いイメージを紐解きます。
【巻頭特集】植物 イメージの依り代
◆巻頭インタビュー
いとうせいこう
「植物と想像する世界」
◆寄稿
絵画にみる植物
文・大場秀章(東京大学名誉教授)
◆県談
美術におけるバラの表象
御巫由紀(千葉県立中央博物館展示課長)× 鈴木一生(ふくやま美術館学芸員)× 中村麻里子(ふくやま美術館学芸員)
◆グラビア:現代作家のイメージ
PART1 花々の輝き
◆インタビュー
今村文(アーティスト)
思惑なきお花に憧れて
◆植物と前衛表現 綺麗を超えた
談・副田一穂(愛知県美術館主任学芸員)
◆─過去と未来を蓄える─ 多肉植物の魅力
談・小田康平(植物屋「叢」店主)
◆グラビア:現代作家のイメージ
PART2 生命の神秘
◆知恵の憩い場 ルネサンス期の庭園文化
文・桑木野幸司(大阪大学大学院人文学研究科教授)
◆若林奮の彫刻と植物の時空間
文・小泉晋弥(茨城県天心記念五浦美術館館長)
◆グラビア:現代作家のイメージ
PART3 旺盛な繁茂
【技法講座】山浦めぐみ 揉紙を古画に見立てて描く洒脱な日本画表現〈後編〉
【好評連載】墨縁談議(島尾新)/知られざる傑作(鹿島茂)/作家行路(立島惠) ほか
【公募展便り】モダンアート展、光陽展、水彩連盟展、創元展、示現会展、人展、光風会展、春陽展、日本現代工芸美術展、日彫展、ベラドンナ・アート展、日春展、春季二科展
《総頁数》 358頁
美術の窓最新号の目次配信サービス
美術の窓最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。
おすすめの購読プラン
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
美術の窓の所属カテゴリ一覧
Fujisanとは?
日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!