目次
小さな蕾 2019年8月号 No.613 ―目次―
【特集】
●明治の華 ランプの灯 陽燈コレクション
【展示紹介】
・インダス文明への道 ―栗田功コレクションを中心に ◆愛知県陶磁美術館企画展より
・唐三彩 ―シルクロードの至宝 ◆出光美術館企画展より
・茶人に愛された数々の名碗 ◆サンリツ服部美術館特別企画展より
・マイセン動物園展 ◆パナソニック汐留美術館特別展より
・3施設合同企画 青のある暮らし ◆戸栗美術館・太田記念美術館・東急百貨店本店
【寄稿】
・大久保裕司さんの思い出 ◆椎名 直行
【イベント紹介】
・東京アンティークフェア
【連載】
・明治の陶磁シリーズ16 ワグネルと有田釉下彩大皿 ◆関 和男
・茶葉のほそみちⅡ 蕎麦編Ⅲ ◆竹大 和男
・仏教美術の脇役たち110 金工 ◆松田 光
・画室古玩19 土面 ◆須田 敏夫
・古時計逍遙68 オキュパイド・ジャパン ◆戸田 如彦
・絵のある待合室68 「白い老人」と「赤いカエル」 ◆平園 賢一
私の一品
原稿募集と読者プレゼント
在庫図書一覧
全国美術館・博物館・骨董市情報
注目の展示会・催し
蕾特選サロン
【特集】
●明治の華 ランプの灯 陽燈コレクション
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・唐三彩 ―シルクロードの至宝 ◆出光美術館企画展より
・茶人に愛された数々の名碗 ◆サンリツ服部美術館特別企画展より
・マイセン動物園展 ◆パナソニック汐留美術館特別展より
・3施設合同企画 青のある暮らし ◆戸栗美術館・太田記念美術館・東急百貨店本店
【寄稿】
・大久保裕司さんの思い出 ◆椎名 直行
【イベント紹介】
・東京アンティークフェア
【連載】
・明治の陶磁シリーズ16 ワグネルと有田釉下彩大皿 ◆関 和男
・茶葉のほそみちⅡ 蕎麦編Ⅲ ◆竹大 和男
・仏教美術の脇役たち110 金工 ◆松田 光
・画室古玩19 土面 ◆須田 敏夫
・古時計逍遙68 オキュパイド・ジャパン ◆戸田 如彦
・絵のある待合室68 「白い老人」と「赤いカエル」 ◆平園 賢一
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小さな蕾 No.613(2019-06-28発売) の特集を少しご紹介
明治の華 ランプの灯
陽燈コレクション
P.18~P.48
夕暮れ時に、ある骨董店へ足を運ぶと、そこには丸玉の草花模様のホヤに、台が乳白で、金赤の油壺のランプが一つ置いてありました。テーブルで火を灯すと、ホヤから放つ草花模様の光が、白い天井一面に映り込み、エキゾチックな雰囲気に包まれ、まるで明治時代へタイムスリップをしたかのような感覚の体験をしました。何とも言えないないランプの魅力に、時間が経つのを忘れて思いを巡らせました。
それから私のランプ収集の長い旅が始まりました。北海道から九州まで、噂を聞けばすぐに飛んでいきました。全国各地の骨董祭で情報を仕入れたり、資料館に行き勉強したり…。しかし、買い付けに足を運んでも9割が空振りで、何度も何度も壁に突き当たりました。
マイセン動物園 展
パナソニック汐留美術館
P.50~P.50
19世紀後半から大流行したアール・ヌーヴォー様式。それはヨーロッパ初の硬質磁器製造に成功し1710年には王室磁器製造所を設立したドイツのマイセン窯にも大きな影響を与えている。
当時、ヨーロッパ各地の窯で動物をモチーフとした作品が作られたが、マイセン窯では模様を釉薬の上に描きながら焼成時に釉薬に絵具を染み込ませる「イングレイズ」などの技法を取り入れ、淡く繊細な色調の作品を制作した。それらは動物の紋様や表情を忠実に再現しており、リアルで愛らしい様々な動物作品を作っている。
1020年には成型師マックス・エッサーを招聘。彼は数多くの優れた動物作品を生み出し、20世紀を代表するモデラーの一人となった。
今回はマイセンの「動物」にテーマを絞り、120余点の展示作品の9割が初公開という実に貴重で贅沢な展覧会となる。高級洋食器として知られるマイセンの持つ造形力のすばらしさを堪能できる良い機会。
明治の陶磁シリーズ16
ワグネルと有田釉下彩大皿
P.68~P.71
本誌は伊万里に興味をもつ読者が多い。そこで明治の有田釉下彩を紹介する。
明治3年、近代窯業の父といわれるワグネルは有田窯業地で西洋窯業技術の指導を行った。その一つが釉下彩絵具の使用に関する指導であった。その指導を受けたのは深海墨之介・平林兼助等有田窯業従事者5人であった。
資料1作品は、深海年木庵窯(喜三器銘)で、明治八年添書き共箱に入っている(この作品は箱書きどおり、作行が上手)。このことから、指導後まもなく、釉下彩が商品化されたことを確認できる。追記すれば、作品1は同じ指導を受けた平林窯製品である。いずれも釉下彩紅・青・緑色で描かれた磁器である。この三色絵具は、従来の色絵より製作工程・コストが省略化される。色絵の代用品的に使われ始めた。
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