窓から見える空をながめ、気持ちよい風に吹かれながら、季節の移ろいをかみしめる。大切な友人の死に出会い、料理も人とのつながりも、少しずつ変わってゆくことを実感しながら味わいながら過ごす、春から夏への日々。日記エッセイ第7弾。
今回は2005年3月?2005年8月までの日記を収録。高山さんの日常の探索はまだまだ続きます。
<著者紹介>
高山なおみ(たかやま・なおみ)1958年静岡県生まれ。東京・吉祥寺にあったレストラン「諸国空想料理店KuuKuu」のシェフを1990年から2002年末までつとめ、その後料理家に専念。現在は、書籍、雑誌、テレビなどを活動の場にする。におい、味わい、手ざわり、音……日々の素材との対話からうまれる料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。最近は野菜への興味と信頼が増し、作る料理はさらにシンプルで力強いものになっている。
著書に『日々のごはん???』、『フランス日記』、『野菜だより』(アノニマ・スタジオ)、『高山なおみの料理』(メディアファクトリー)、『高山なおみさんののんびりつくるおいしい料理』(SSコミュニケーションズ)、『うちの玄米ごはん』(NHK出版)、『諸国空想料理店KuuKuuのごちそう』(ちくま文庫)、『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』(ロッキング・オン)、『じゃがいも料理』(集英社)など多数。最新作は『たべるしゃべる』(情報センター出版)。2006年秋に『記憶のスパイス』(アノニマ・スタジオ)を出版の予定。
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