特集 個を生かす集団学習・集団活動
提言 個を生かす集団学習・集団活動とは
個を生かす集団学習・集団活動―低学年
個を生かす集団学習・集団活動―中学年
個を生かす集団学習・集団活動―高学年
個を生かす集団学習・集団活動―中学校
先達から学ぶ「個を生かす集団学習」
楽しいクラスをみんなで創る
教師修業への助言
体験活動が人生を決める (第7回)
授業崩壊から生還するために (第7回)
発達障がいの子どもに学ぶ (第7回)
授業の知的組み立て方 (第7回)
子どもの発言を引き出す技 (第7回)
実感道徳のすすめ (第7回)
編集後記
○…「わが国の学校教育は、ながく集団学習・集団活動を工夫することによって学習活動や人間形成で大きな成果を上げてきた」と強調されるのは宮川八岐氏(國學院大學教授)です。さらに宮川氏は『授業研究21』(二〇〇六年三月号)誌上で、「個を生かす授業」の展開について紹介されています。
○…〔例1〕話し合って「調べたい課題」を幾つか立てる。学級の一人ひとりがどこかに所属して学習活動に取り組むという場合、全員が自分のネームプレートをその課題のところに貼る。
〔例2〕学級に必要な係を全員の総意で設定し、所属は生活班で担当するのではなく、各自が自らの特性を生かしたり、希望を生かしたりして所属する。
〔例3〕教科学習の時間の教科書等の読みを模範的な子どもや積極的な子どもに格別多くの機会を与えるのではなく、場面読み、段落読みなど取り入れる工夫をする。
〔例4〕学級作品展では、子どもたち一人ひとりが他の作品全員に対して「賞」を考える。
〔例5〕教科等の授業で子ども一人ひとりへの発問を用意する。
といった具合に、一人ひとりを輝かせ、独自的なかけがえのなさを認め合う学習指導を展開することが、個を生かす集団学習である、と。
○…確かに「授業で一人ひとりに存在感を与えること」が大事です。そのためにも「対話を軸とした討議のある授業」を改めて取り上げる必要があります。さらには、集団の動きにあっても個別評価の場を工夫することが求められているわけです。そのためにも一人の子どものよさがほかの子どもへ伝わっていく授業の工夫が期待されているわけです。本号の特集で改めて「個を生かす集団学習」を工夫改善したいです。
(江部 満)
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