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ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 発売日・バックナンバー

全91件中 31 〜 45 件を表示
2,090円
2,052円
ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)最新号が発売です!ザ・サーファーズ・ジャーナル本国版(TSJ)は今年30周年を迎えました。その節目にデザインを刷新。内容は変わらず、厳選された写真と磨きぬかれた文章でサーフカルチャーを深く掘り下げています。至高の1冊をどうぞお楽しみください。

11.1号表紙:ただシンプルに。撮影したベン・ソアードは次のように話す。「このときは立ち上がった波の曲線をクロースアップすることに取り憑かれていた。最高のアングルを求めて、何度も何度も試しつづけた結果がこの1枚だった」 写真:ベン・ソアード

<フィーチャーストーリー>
■今号のフィーチャーストーリーは日本を代表するジャズギタリスト、そしてサーファーである小沼ようすけのプロファイル。小沼のルーツ、そして海とともに独自のジャズを追求する姿を追った。

WAVE OF IMPROVISATION
音波の行方

文:高橋 淳

小沼ようすけが奏でるジャズ。そして海とともに続く旅。


<コンテンツ①>
A SINGLE RIDE AWAY
1本のライドが切りひらく新境地

文:ポール・エバンス
写真:セス・ド・ルーレ

ビッグウェイブ界に足場を築いたニック・ヴォン・ラップ。

<コンテンツ②>
DROPPING IN WITH MICKEY MUÑOZ
ミッキー・ムニョスにドロップイン

文:スティーブ・ベズマン
写真:レオ・ヘッツェル

TSJファウンダーのペズマンが、創刊号で訪ねたムニョス邸を再訪。
創刊30周年の節目に、ミッキー“ザ・マングース”ムニョスとひさしぶりの邂逅。

<コンテンツ③>
SOUNDINGS
それぞれの意見

サーフボードビルドにおけるパワーフォワードと言えるサンダーたち。彼らはサンドペーパーの砂ひと粒まで使いこなし、わずかな突起も見逃さない。

文:デボン・ハワード

<コンテンツ④>
TWO HANDS CLAPPING
完璧なヒット

写真:ニック・グリーン

ディオン・アジウスとクレイグ・アンダーソンがオーストラリアの片田舎を撃破。

<コンテンツ⑤>
SEA WOLVES
海のオオカミ

文:ジョージ・カックル
絵:花井祐介

サンフランシスコのフォートポイントでは、冬の大波の夜に摩訶不思議なサーフィンが繰りひろげられるという……。

<コンテンツ⑥>
Portfolio: LASERWOLF
ポートフォリオ:レーザーウルフ
チャンスを逃すな!

フロリダのブランドン・キャンベルはオアフ島ノースショアで生まれ変わり、フォトグラファー・ネーム“レーザーウルフ”を手に入れた。

写真、キャプション:ブランドン“レーザーウルフ” キャンベル
文:マシュー・B・ショウ


装いを新たにした最新号は5/15日(木)に発売。本誌マネージング・ディレクターのジョージ・カックルによるショートストーリー「SEA WOLVES 海のオオカミ」も必読です。同記事では巻末の一コマ連載漫画「BORDSHORTS」でおなじみ、世界中で大人気のアーティスト花井祐介がイラストを描きおろしていることも見逃せません。『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版11.1号』は今号も見どころ満載です。
2,090円
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今号のフィーチャーストーリーは日本でもおなじみの天才ボードビルダー、ベン・ウェイのプロファル。イベントMC、ミュージシャン、DJとしても活躍する多才なベンの頭の中を垣間見れる必見の内容。そのユニークな生い立ちと発明品の数々に迫る。
Dr. FUN
BEN WEI
ベン・ウェイの宇宙遊泳
文:高橋 淳
横乗りマッドプロフェッサー、ベン・ウェイの発明と知られざる歴史。


GOOD WOOD
グッド・ウッド
文、写真:マッティー・ハノン
訳:黒﨑 久見子
パプアニューギニアにおける喜び、そして奪われたもの。


F*CK YOUR HANG-UPS : KAI LENNY WILL ENJOY THE OCEAN AS HE PLEASES 
好きなようにやらせろよ!
文:ボウ・フレミスター
訳:李 リョウ
カイ・レニーが生きる歓喜の海。


THE COMPOUND
ザ・コンパウンド
文:ネイサン・マイヤーズ
訳:李 リョウ
砂漠の基地に暮らす親子、マイクとフォレスト・ミッチントン。


Loitering with Intent
おおいなる彷徨
写真、文:ローガン・マレー
訳:李 リョウ
ニュージーランドの知られざる波。


Portfolio: WILL ADLER
ポートフォリオ:ウィル・アドラー
写真、キャプション:ウィル・アドラー
文:コリーン・コンロイ
訳:黒﨑 久見子
何気ない日々にある何か。

世界のサーフィンをさまざまな角度から切りとった最新号は3/25日(木)に発売。ほかにもリチャード・ケンビンがラホヤショアーズの歴史的背景を綴った「サンドバーに秘められた物語」など『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版10.6号』は見どころ満載です。
2,090円
2,052円
ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)最新号が発売です!厳選された写真と磨きぬかれた文章でサーフカルチャーを追究する、至高の1冊をお楽しみください。

10.5号表紙:最先端を走ったジョージ・グリノー以来、バレルの内部はありとあらゆる視点からとらえられてきた。そして今、最新技術の導入によってバーチャル・リアリティの域をも可能にした。南アフリカ、ジョーディー・マレー 写真:イアン・スーレル


<フィーチャーストーリー>
■今号のフィーチャーストーリーは、昨年末に惜しくもこの世を去った畠山芳久のプロファイル&ポートフォリオ。日本におけるサーフィン・ジャーナリズムの先駆者として知られる畠山。氏の半生に迫る記事を盟友・吉田文平が執筆。またダン・マーケルら超一流のサーフィンフォトグラファーとならんでレンズを構えていた畠山の貴重な写真をまとめ上げた。

The Writing on The Wall
宿命の歩み

文:吉田 文平
写真:畠山 芳久

日本のサーフィン・ジャーナリズム黎明期を走りぬけた男、畠山“ジッタ”芳久の生きざま。

<コンテンツ①>
BEING TOOTS
トゥーツという生きかた

文:デビッド・ウォン
訳:近藤 晴彦

ワイキキで彼を知らない者はいない。アーサー“トゥーツ”アンチンゲスの内なる世界。

<コンテンツ②>
SINGULARITY
シンギュラリティ

文:ブラッドフォード・シュミット

バーチャルリアリティとサーフィン。バレル撮影の最先端を走った、元ゴープロのクリエイティブ・ディレクターが記した開発の記録。

<コンテンツ③>
LIFE’S A BEACH
ライフズ・ア・ビーチ

文:フィル・ジャレット
写真:レニー・エリス

レニー・エリスによるビーチライフの群像写真集。

<コンテンツ④>
AN ASSEMBLAGE OF BONES
骨のアッセンブラージュ

文:マライア・アーンスト

女性フリーサーファーの未来を担うジャリーサ・ヴィンセント。

<コンテンツ⑤>
THE SNOWSURFER
ザ・スノーサーファー 玉井太朗

文、写真:マット・タイトン

北海道・ニセコにある玉井太朗の住み処を訪ねて。


日本のサーファーがフィーチャーされたコンテンツにぜひ注目していただきたい最新号は1/15日(金)に発売。ほかにも18名のサーフィン・フォトグラファーによるグループショーとしてのポートフォリオなど『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版10.5号』は見どころ満載です。
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ウィンターシーズン目前、ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)最新号が発売です!妥協ない上質な写真と文章により、ユニークなサーフィンの世界を描きだした1冊をお楽しみください。
10.4号表紙:グッド・スタイルを考えないことこそ、グッド・スタイルを生みだすコツだ。ノースショアの波で実践する南アフリカのマイキー・フェブラリー 写真:ニック・グリーン


今号のフィーチャーストーリーは、カリフォルニアのラグナビーチを中心地としながら、今や世界中に多くのファンを持つスキムボードのお話し。スキムボードシーンは日本ではいまだマイナーと言わざるを得ない状況だが、世界は違う。スキムボードの誕生から現在にいたるまでの歩みをおさめたエキサイティングな写真と物語を一読したならば、ネガティブなイメージは完全にくつがえされることだろう。
■SKIM CITY
スキム・シティ
文:テッド・レッカス
サーフィンから派生し、半世紀を経てようやく日の目を見たアンダードッグたちのムーブメント。


■SOMETHING ABOUT ALASKA
これが、アラスカだ
文:ベン・ウェイランド
写真:クリス・バーカード
ハリソン・ローチ、ネイト・ゾラー、パーカー・コフィンが旅した北方の僻地アラスカを、サーフフォトグラフィーの枠を飛び越えて活躍する巨匠クリス・バーカードが壮大かつ美しくフォーカスする。


■A CENTER OF GRAVITY
「重心」の在処
文:トラヴィス・フェレ
写真:コーバン・キャンベル
ワットユースのオリジナルメンバーであるエディター、トラヴィス・フェレが描くネイト・タイラーの独創的で豊かな暮らし。

■Secret Surfer Tracking the life of
forgotten two-time world
champion Sharron Weber
シークレット・サーファー
文:ジェン・シー
忘れ去られた2度の世界タイトルとシャロン・ウェバーの人生。


■Portfolio:TOM SERVAIS
ポートフォリオ:トム・サーベイス
写真:トム・サーベイス
サーフフォトグラフィーのレジェンド、トム・サーベイスの作品群。


■LIGHT IN THE ATLANTIC
大西洋を照らす光
文、写真:アル・マッキノン
アゾレス諸島をヒューゴ・ヴォーと行く、限りなくピュアなサーフトリップ。


ほかにも、ハワイのカノア・ジマーマンが、サーフボード本来の用途ではない、だけどもの妙にしっくりくる使われかたを撮影した「コーディングエリア」や、本誌編集ジョージ・カックルと、地元・平塚でMO3ストアを営みながら「横乗映画祭」を主催し、奇しくも今スキムボードにはまっているというモッさんこと劔持良輔との対談、People」など、『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版10.4号』は話題満載です。
2,090円
2,052円

ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)、秋の本格的なサーフシーズン到来とともに発売です!ネイサン・マイヤーズが本国の編集長に就任して2冊目。コンテンツ、デザインともにさら深く、新しくなった1冊をお楽しみください。
10.3号表紙:’60年代のプラスティック・ファンタスティック・ニーボードについていたフィンのプロファイル。 5つの角度を多重露光した / Photo by ラッセル・スペンサー


■今号のフィーチャーストーリーは、ビッグウェイバーでありフォトグラファー、デレク・ダンフィーの半生を描いたストーリーとポートフォリオの2本立て。身体能力が高く、引き締まった体を持ち、ビッグウェイブの場数も多く踏んでいた29歳のダンフィーは、フィジーでの歴史的セッションの最中、危険きわまりない状況に陥った。そのできごとをきっかけに、カメラを手にすることに。ビッグウェイバーたちの現在に焦点を合わせていく。

The Eye of the Hunter
「大波を射止める目」
文:ウィットマン・ベッドウェル

乗り手から撮り手へと進化を遂げたビッグウェイバー、デレク・ダンフィー。

Through the Looking Glass
「レンズ越しに映るビッグウェイバーたちの世界」
写真:デレク・ダンフィー

ビッグウェイブ・サーフィンの今を切りとってきた実践者の視点。

<コンテンツ①>
Portfolio: SARAH LEE
「ポートフォリオ:サラ・リー」
写真:サラ・リー

穏やかな力強さ。サラ・リーがつなぐ海


<コンテンツ②>
Through the Porthole
「舷窓からの眺め」
文:ベン・ワルドロン

サンフランシスコを拠点に活動する船乗りアーティスト、マーティン・マチャドのソルティーな作品。

<コンテンツ③>
Dirt, Scratches, Fingerprints, & Grain
Analog surf pics & portraits, 1962-1970
「よごれ、すり傷、指紋そして粒状性
アナログなサーフフォト & ポートレイト」
文、写真:ブレット・バレット

初期の『サーファー』誌を支えたフォトグラファー、ブレット・バレットの回顧録。

<コンテンツ④>
THE SURF GODS OF IDAHO
「アイダホのサーフゴッド」
文:ノア・レダーマン
写真:ショーン・シェーファー

アメリカ中部で広まりつつあるリバーサーフィンの新潮流。

<コンテンツ⑤>
Chasing the Wind
「風を追いかけて」
文、写真:ガウチョ・デルマー

サーフィン冒険家のジュリアンとホアキン・アズレイ兄弟は、かつて紛争があったフォークランド諸島で波の探査を試みた。

ほかにも、カバーショットを飾ったラッセル・スペンサーの作品集「多重露光で表現されたシンメトリー・アブストラクション」や、サーフボードシェイピング界の鬼才ドナルド・ブリンクの「マジックボード = 振動数」という新発想を追った「自我の白波」など、『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版10.3号』は話題満載です。
2,090円
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新体制になってから2号目となる、ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)。さらに今号からは、ネイサン・マイヤーズが本国の編集長に就任。コンテンツ、デザインともにバージョンアップした充実の1冊をお楽しみください。

■今号の日本版オリジナルコンテンツは、ディック・ブルーワー直系のシェイパー、富永忠男のストーリー。レジェンド直伝のスピードシェイプを得意とする富永の生い立ちから、ブルーワーとの秘話まで、幼いころからの盟友、江本 陸が情感豊かに書き上げた。

THE SHAPER
「ナチュラルボーン・シェイパー 富永忠男」
文:江本 陸
人は、天職にめぐり会えるか否かでその歩みが大きく変わる。と、言われている。HEAVEN’S GIVEN。これは生まれながらにしてシェイパーという天職に恵まれた男の物語だ。

SUBMARINER
「サブマリナー」
文:ベン・ウォルドロン
写真:トッド・グレイサー
トッド・グレイサーがとらえた夢のような海中風景。


BOOT LEATHER
「サーフトリップ・バイ・ハイキング」
文:トーレン・マーティン、ニック・コルビー
訳:李リョウ
西オーストラリアではパーキングから一歩足を踏みだすと、そこから大自然がはじまる。トーレン・マーティンとニック・コルビーが語る、ハイクによる冒険のすべて。


BACK FROM HELL
「地獄からの生還」
文:カーク・オワース
イラスト:ウィル・スウィーニー
災いに見舞われたサーフトリップの数々。


When Worlds Collided
「ふたつの世界が衝突した日」
文:フィル・ジャレット
たんなる競技にとどまらず、サーフカルチャーそのものを映しだす鏡となった1970年世界選手権。


THE GREENER GRASSES OF INDONESIA
「インドネシアのすばらしい波をめぐる冒険」
文、写真:ジョン・レスポンデック
写真家ジョン・レスポンデックと仲間たちが、1ヶ月半にわたってインドネシアの秘境を探索。

ほかにも、メキシコのビーチブレイクで、オリジナル・ツインフィンのテスト&ランを楽しんだクリスチャン・ビーミッシュの追想「ツインフィン雑記録」や、対談コーナー「People」では、横須賀の伝説のサーフショップ・オーナーから、名物バーガーの生みの親へと転身をはたした飯田 茂氏を、本誌編集ジョージ・カックルが直撃します。今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版10.2号』も話題満載です。
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今号からいよいよ創刊10年目を迎えることになる、ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)。この節目を新たなTSJJへ向けた変革の機会ととらえ、さらに精度をあげた翻訳による、読み応えある充実の誌面づくりを目指し、新体制で制作にのぞんでいます。

10.1号表紙:朝日に輝くナザレの波 / Photo by デレック・ダンフィー
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<フィーチャーストーリー>
■今号の日本版オリジナルコンテンツは、日本を代表するワールドクラスのログ・ライダー、瀬筒雄太による書きおろし原稿。昨今、にぎわいを見せている現代のロングボードシーンを、ロングボードが歩んだ歴史、そして自身が辿った道をふりかえりながら表現した。

LOGGING BLUES
「ロングボーダーの憂鬱」
文:瀬筒雄太

あなたは、ボンガ・パーキンスを知っているだろうか。地球上で、もっとも美しいラインを描くロングボーダーのひとりだ。ハワイアンらしく大きな体を持ちながらも、きわめてスムースな滑りを見せ、パイプラインのセカンドリーフでノーズライドしたかと思えば、インサイドボウルで巨大なバレルに包まれていく。神々しささえ感じるそのライディングは、何度見ても飽きることがなかった。そんな彼のロングボーディングを思い浮かべては、現代のロングボードシーンについて、悶々とした気持ちを抱いてしまう。

THE END OF THE CIRCLE
「円相の終焉」
文:ネイサン・メイヤーズ
写真:ダスティン・ハンフリー

腸チフス、デング熱、傷心、衝動。2009年に制作されたロブ・マチャドの伝記映画の失敗例となのか。少なくとも、あのときに「地獄」を味わった関係者たちはそう感じているかもしれない。「離婚がテーマのサーフムービーなんてやりすぎだったんだ」とは、プロデューサーの弁。あれから10年ほど経過した今、脚本家が真相を明かした。

OUTLANDER
「よそ者の視点」
文:ジェイミー・ブリシック
写真:ジミー・メティコ

1980年代のサンタバーバラにとって必要不可欠だったフォトグラファー、テキサス出身のジミー・メティコによる数々の激写。


OCCIDENTAL DRIFT
「僻地への漂流。ヴァージン・ウェイブを求めて」
文:ピート・ゲール
写真:アル・マッキンノン

そのマリーナスポーツクラブは、ひなびた港町の水路が見渡せる、同名のレストランの奥にある。視線を避けながらビールの小瓶をかたむけ、船乗りの世界の片隅で夢破れた男の会話を耳にするというのは、旅のはじまりとして幸先がいいとはとても言えないだろう。


UNDER THE GREAT WAVE
「アンダー・ザ・グレート・ウェイブ。神奈川沖浪裏が与えた影響」
文:ボルトン・コルバーン

この200年前の木版画は、まちがいなく世界一有名な波のイメージだろう。現在における漫画のスタイルからサーフフォトグラフィーの距離感やフォーカスまで、今もこの作品が世に与えつづけている影響は計り知れない。


Portfolio: TREVOR MORAN
「ポートフォリオ:トレバー・モラン」
文:ザンダー・モートン

控えめな男、トレバー・モランが切り取る強烈な一瞬。


ほかにも、英国のボランティア・レスキュー隊員、ビジネスモデルの推進者、そしてシーマンでありサーファー、トム・ケイの横顔を紹介した「ヘルムスマン。操舵手の務め」や、本誌編集ジョージ・カックルによる名物コーナー、元ワールドチャンピオンのポッツこと、マーティン・ポッターとの対談「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版10.1号』も話題満載です。
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9.6号表紙:ワイキキのナイト・サーフィン/Photo byジョン・フック
<フィーチャーストーリー>
■今号のオリジナルコンテンツは、かつて天才サーファーと謳われ、こつ然とサーフィンの表舞台から姿を消した青田琢児のストーリーだ。話は一昨年の冬、私が抱井保徳と会ったときにはじまった。抱井は、青田のトリビュート(称賛として捧げるストーリー)をやりませんかと、私にそのアイデアを披露した。青田が平塚の海岸にブルーテントで生活しているという噂は前々から聞いていたし、そんな青田のいきさつや心情、現在の様子などを知りたいこともあり、この編集企画は進行していった。

■Back Home Again!
「野性の品格」
青田琢二のディストピア(暗黒郷)とは
序文:抱井保徳 文:森下茂男
青田琢二が、平塚の海岸沿いに防砂・防風林として植えられたクロマツの木が林立する松林の一角に住み、一見ホームレスと見紛うような生活をはじめたのは、およそ10年ほど前だ。「なにか、住むように仕向けられているような気がする」と、青田は潮に引き寄せられるように、もともと実家があった場所にブルーテントを張って住みはじめる。そこは、青田が1歳から20歳まで住んでいて、土地改良工事のために立ち退きを余儀なくされた場所だった。

■General Veneer
「ジェネラル・ベニア」
バルサボード時代を支えた木材加工会社の存在。

バーノンには、パシフィック・システムがあり、サウスゲートにはジェネラル・ベニアの本家があった。このバーノンとサウスゲートというふたつの市は、地図で見ると上下に位置し、ちょうどLAのスキッドロウ(スラム街)の風下にあった。このふたつの会社は木材の買いつけと加工をおこなっていた。パシフィック・システムの創設者はブレネ・ベーカーとウィリアム・ブットのふたりで、プレハブハウスのキットをつくる、世界でもっとも大きな会社に成長していった。いっぽうジェネラル・ベニアは、1931年、木材加工の会社としてのオフィスを構えた。場所はサウスゲートのオーティス通りで、パシフィック・システムよりも30ブロックほど南にあった。創立者はダグラス・デウィット。のちに複合素材を航空宇宙産業に供給する大手企業へと成長することになる。
文:リチャード・ケンビン
■Landscape Painters
「ランドスケープ・ペインターズ」
西オーストラリアのアウトバックを行く。

ぼくには、毎年かならず訪れる場所がある。西オーストラリア州の北部に位置する砂漠地帯だ。ぼくが暮らすマーガレットリバーからは車で15時間。南西の海岸にストームがやってくると、つい北へ向かいたくなるのだ。たいていはどこかに良い波があるから、天気図はそこまで気にせずに、とりあえず向かってみる。もし波が大外れだったとしても、キャンプや釣り、ビールを飲みながら焚火を囲み語り合う、楽しい時間が保証されている。
文:タジ・バロー 写真:ジョン・レスポンデック


■Evert Desert Hides a Well
「砂漠の泉」
1970年代のサーフスケーター、ソノラ砂漠のパイプランドに向かう。

セントラル・アリゾナ・プロジェクト(CAP)とは、コロラド川の水をハバス湖からアリゾナ州の大都市圏へ供給するための用水路だ。運河と地下トンネル、パイプライン、そしてポンプ設備などが複雑に入り組んだシステムは、連邦議会が認可した当時最長のプロジェクトとなり、水路の設計と仕様は土地改良局が決めた。全長173マイル、幅80フィートのコンクリートで舗装されたグラナイト・リーフ導水路は、CAPの起点として7つの主要な河川を横断し、システム最大級の流量を誇る。逆サイフォン(伏せ越し)構造のパイプは直径21フィートもあり、最長2マイルにおよぶ。7つあるうちの6つは補強鋼線入りのコンクリートで成型され、それを上回る大きさのパイプは当時存在しなかった。内径252インチ、肉厚21インチ、各セグメントの長さは22.6フィート、重量は225トンに達する。
エクスポーネント・コンサルティング社(パイプの修理を請け負った業者)

高校生のときにパイプの製造元だったアメロン社に手紙で頼んだら、CAPプロジェクトのマップを送ってきてくれたんだ。パイプの建設用地を次々と探し当てて、皆で押しかけることができたのはそのおかげさ。
スティーブ・ピングルトン(アリゾナの先駆的スケーター)

■Cocktail Hour
「カクテルアワー」
写真家ジョン・フックが撮影したワイキキのナイトサーフィン。

フックがカメラと出会う何年も前、まだ高校生だったころ、彼は友人と夜のクィーンズにパドルアウトしたそうだ。それは混雑を避けるためだけでなく、楽しかったからだ。「(当時のセッションについて)波に乗るたびに、サーフィンがうまくなったような気になったのを覚えている」と彼は笑った。「暗闇の中では波はじっさいよりも大きく感じられ、スプレーも大きく飛んだように思えた。インサイドのチューブも迫力があった」。彼の言っていることは私にもよく理解できた。
序文:デビッド・ウォン

■Action Hero
「アクションヒーロー」
みずからのサーフ体験をキャンバスに塗りこむポストモダン・アーティスト、ジョン・ミレイ。

ミレイと会話を交わしているうちに、2002年に彼の3部作を目の当たりにしたときの様子を思いだした。作品のタイトルは『For Surfing』で、2000年3月にハワイ・パイプラインで溺れたトラビス・マッスルマンの死を悼む哀歌として制作された。寸法は138 x 80インチと縦に細長く、上からのしかかるようなそのレイアウトは、鑑賞する者の頭越しになにかを訴えかけているようだ。
文:アレックス・ワインスタイン


ほかにも、コスタメサにあるVANSの本社でグローバル・サーフチーム・マネージャーとして働いているノーラン・ホールの作品を紹介する「ポートフォリオ:ノーラン・ホール」や、本誌編集ジョージ・カックルによる名物コーナー、元プロ・ロングボーダーでビーチカルチャー・エディター、池田潤との対談「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版9.6号』も話題満載です。
2,090円
2,052円
フィーチャーストーリー
今号のオリジナルコンテンツは、1970年代からサーフィンのメディア等で活躍をつづける、サーフィン界のレジェンドのひとり、フォトグラファーの横山泰介のストーリーだ。彼は、風刺漫画の横山泰三を父に、「フクちゃん」で知られる国民的漫画家の横山隆一を伯父にもつ芸術家一族の中、鎌倉で育った。そして、父親のライカを持ちだして、稲村ケ崎で撮影した1枚の写真が彼の人生を決定した。


■Locals Are Made of This
「瞬間と永遠」
フォトグラファー・横山泰介が見つめるもの
文:谷岡正浩
一枚の写真がある。
 かなり上からのアングルで、波が割れるその時を捉えたものだ。両脇の植物がなんともいえないアクセントとなって空間の遠近感や広がりを感じさせる。自分が思い描いた理想の女の子を偶然見かけたときのような、ハッと息を飲む瞬間。手を伸ばしても届かない永遠の片想い――そんなふうに形容したくなるほど、この写真には見るものを焦がれさせる魔力のようなものが息づいている。
 この、もはやあまりにも有名な写真は、日本で初めて撮られたサーフィン・カルチャーを象徴する写真と言っても過言ではなく、撮影者はもちろん横山泰介その人だ。かずかずの有名サーファーやミュージシャン、俳優たちのポートレイトをものにしてきたフォトグラファーの、キャリアの最初にあるのが、この稲村ヶ崎の写真だ。


■You Won’t Go
 「おまえは行かない」
サーフィンのメッカ、ノースショアには、サーファーになるための通過儀礼がある。

ハワイ、オアフ島のノースショアでは、モンスターと呼ばれるケ・イキのショアブレークへとスイムアウトして、神の怒りの拳のような波に叩きつけられにいく儀式がある。もちろん波の底には水はほとんどなく、黄金色の砂浜がむき出しになっている。バロン・ミヤムラやノア・ベッシェン、マカナ・パング、そしてカラニ・リベロたちも、その蒼く凶暴な撹拌器へみずから飛び込み、アドレナリンと若さを発散させて狂ったように笑い転げる。彼らは「ある言葉」を叫び、彼らの魂の檻に入れられた自尊心という動物を小突いて呼び覚ます。それは「You Won’T Go!/おまえは行かない」というセリフ。もちろん、その言葉を投げかけられただれもが行ってしまうのだけれど。
文:ビュー・フレミスター


■Records of the Isthmus
「パナマ地峡備忘録」
ゾーン・ブラッツとして生まれ、超越的写真センスを持ちながら忘れ去られたサーファー、スティーブ・ビッセルの人生とその作品。

パナマ運河地帯は、かつてはアメリカ合衆国の海外領土で、そこで生まれた子供たちはゾニー、ゾニアン、もしくはゾーン・ブラッツと呼ばれた。1966年にサーフィンというスポーツが突発的な現象としてゾーンに登場し、それまで昆虫採集専門だった2ダースほどの連中がその魅力の虜になり、彼らには政治的分離も関係なかった。そのなかのひとりにスティーブ・ビッセルという少年がいた。彼はのちに『サーフィン』誌などでカメラマンとして活躍することとなる。
文:キンボール・テイラー


■GO ALONG IF YOU LIKE
「異色のツインフィン・ライダー」

ツインフィン、1台のキャンピングカー、週50ドルの間借り…、トーレン・マーティンのシンプルライフと個性的サーフィンライフ。
文:ジェド・スミス


■Down from the Spin Ghar Mountains
「スピン・ガーの山々を駆ける」
パキスタン、アフガニスタン、そしてフランス、ミキ・ドラと過ごした思い出とスキャンダラスの日々。

ミキと私がアフガニスタンにいたころ、私たちは遊牧民たちと暮らすのを好んだ。あの山岳民族は国際社会が勝手に決めた国境など気にも留めてはいなかった。パシュトゥーニスタンはいまでは幻となった国で、地図をチェックすればタジキスタンとキルギスを見つけることはできるが、そこにはパシュトゥーニスタンはない。
文:ナット・ヤング

■New Model Army
「ニュー・モデル・ミューズ」
インフルエンサー・ランキングにエンゲージメント率は無視したとしても、ソーシャルメディア界の人気者。生粋のサーファー、ジョージー・プレンダーガストが語る、その想い。
ジョージー・メイ・トコン・プレンダーガストは、20歳になったばかり。この若さで、サーフィン界のスーパーモデルとして、ここまで名を知られているのはなぜだろう。15歳のころからさまざまなメディアに登場し、雨の日も晴れた日もバイロンパスの波に乗りつづけてきたからなのだろうか。ノーズに向かう軽やかなクロスステップ。若さあふれる魅力も、オールドスクールなスタイリッシュさも表現できる、とても器用で多才なサーファー。若い子向けのスポンサーたちだけでなく、彼女のシェーパーであるマクタヴィッシュをも魅了してしまう。そもそも、先月までいち押しだった「今日のサーファー」が、今月になるとインスタグラムの笑いモノになってしまうような世界では、5年間という時間は、じゅうぶんに長いとは言えないだろうか。
文:フィル・ジャラット


ほかにも、スティーブ・ビッセルやアル・マッキノン、セス・デ・ルーなど、世界で活躍するフォトグラファーによる「ポートフォリオ:グループショー」や、本誌編集ジョージ・カックルによる、グリーンルーム・フェスティバルのプロデューサー、釜萢直紀との対談「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版9.5号』も話題満載です。
2,090円
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TSJJ9.4 プレスリリース

   
       
<フィーチャーストーリー>
■今号のオリジナルコンテンツは、1990年代から活躍をつづける西湘出身のプロサーファー、進藤晃のストーリーだ。世界のトップサーファーたちがそうであるように、冬のハワイ、春のインドネシアを軸に旅をする進藤は近年、バリ島に住む仲間とともにジャワ島東部を開拓するのが楽しみとなっており、今年もまた19歳の若手サーファー、藤沼圭太郎を誘ってジャワへのサーフトリップに出かけた。

■JUST HANG AROUND
「ジャワの断片」
進藤晃のパチタン探訪録
文:高橋淳 写真:ペドロ・ゴメス
首都ジャカルタを擁するジャワ島はインドネシアの中心地。暮らす人々は1億3千万人以上、世界でもっとも人口が多い島として知られる。だがサーファーが足を伸ばす海沿いへの道はいまだジャングルに囲まれている場所が多く、アドベンチャーを楽しめる。そのジャワ島で、バリ島出身のトッププロサーファー、リザール・タンジュンやペペン・ヘンドリックスによって開拓されたのが、ワトゥカルンだった。東ジャワ州と中央ジャワ州の境界にある町、パチタンのエリアにあるそのポイントは、別名“インドネシアン・チョープー”と呼ばれるスラブで、まちがいなくインドネシアでトップクラスの波だ。進藤がこの波に魅せられ通いつづけて、今年で7年が経つ。


■The Gremmie
 「ザ・グレミー」

ハンク・ワーナーへのインタビュー。
スキップ・フライ、マイク・ヒンソン、そしてブッチ・ヴァン・アーツダレンといったサーフ界の重鎮に比べてハンク・ワーナーの知名度が低いのは、ひとえにその謙虚な人柄によるものだ。とはいえ、マリブなどとはサーフ文化も一味異なるサンディエゴ周辺のサーフエリアにおいてハンク・ワーナーはまちがいなくレジェンドのひとりだ。その知られざる半生を本人が語る。
聞き手:クリス・アーレンス


■The Shooter Walks Away
「写真家ダン・マーケルの足跡」

伝説となったサーフ・フォトグラファーの成功と挫折、そして復活。
偉大なサーフ・フォトグラファーとして知られるダン・マーケルは、今年で72歳になったが、そのキャリアの出発点となったのは1970年代のハワイ・ノースショアだった。
文:ニック・キャロル


■On the Edge of the (Fever) Dream
「エッジボードへの熱い夢」

アンドリュー・キッドマンとエリス・エリクソンが中心となって費やされた、ジョージ・グリノー考案によるマルチハル・エッジボードの研究と改良。
文:スティーブ・シアラー


■Revolucion Continuo
「現代キューバのサーフ・スケーターズ」

キューバはサーフィンの聖地として知られているわけではない。オフィシャルな数字はわからないが、サーファー人口はだいたい80〜150人程度だと思われる。1,148万人という人口を考えると、サーファーはひじょうに少ない。きっとこの国でいちばんのマイノリティだろう。
文:ジェイコブ・オスター

■Super 8 Polyester Elixir
スーパ−8 ポリエステル・エリクサー

最近、スーパー8を駆使してサーフ・フィルムの世界で注目を集めるフィルムメーカー、ジャック・コールマンをサンオノフレのローカル、ドッジ・ウェイラが捉えた。
文:ドッジ・ウェイラ


ほかにも、クイックシルバーで活躍したデザイナーのチャールズ・アドラーと彼の選び抜かれたコレクションを紹介する「人生の宝物」や、本誌編集ジョージ・カックルによる、ブエノブックスで数多くのブックデザインを担当する白谷敏夫との対談「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版9.4号』も話題満載です。
2,090円
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■Searchin' For A Kushi Kind Of Wave
ミスター・タイフーンと呼ばれた男が愛した足摺岬
文:森下茂男
あるとき、櫛本がサンセットで波をチェックしているとき、ひとりの日本人から声をかけられた。「“このへんでサーフボードを修理してくれるところを知らないか”って、ひとりの日本人が訊いてきたんで、オランドの工場を紹介してあげた。それが奥本順次、高知の漁師でビッグウェーバー。おれと同い年で、すぐに仲良くなった」と櫛本は語る。奥本が足摺岬、地元では水島と呼ぶ波に出合ったのは1980年ごろだという。「船を走らせているときに、沖で波が割れているのを見かけました。水島にはとてつもないうねりが押し寄せていて、爆発した波が化け物のように見えて、衝撃を受けました。当時は、とてもチャレンジできる波だとは思えませんでした」

■The Privateer
「我が道を行く」

スイッチスタンスの猛者。デュークの勝者。サンセットとパイプでの比類なきパフォーマンス。ワイメアにおける最初のチューブライド。ジェームス・ジョーンズはその世代でもっとも才能と勇気にあふれたハワイアンサーファーのひとりだった。
文:ビュー・フレマイスター


■Extended Subversions
「拡張アブストラクション」
抽象と具象が織りなすトーマス・キャンベルの最新作『Yi-Wo』と、その舞台装置。
文:ケビン・オサリバン


■Manmade/Homemade
「マンメイド・ホームメイド」
バルサボード全盛期を出発点に、ニューエイジ建築を経て、オフグリッド出版へとたどり着いたロイド・カーンの軌跡。
本文:ロイド・カーン
序文:スティーブ・ペズマン


■South From Gibraltar
「ジブラルタルから南へ」
西アフリカ紀行
文:ホアキン・アズウェイ


■Portfolio: ZAK NOYLE
ポートフォリオ:ザック・ノイル
文:ジェフ・ムル


ほかにも、ヒッチコックの横顔のシルエットを模した自身のロゴで話題のアーティスト、アレックス・イスラエルや、本誌編集ジョージ・カックルによる北山川筏下りのサーファー筏師、宇城公揮へのインタビュー「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル9.3号』も話題満載です。
2,090円
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<フィーチャーストーリー>
■今号のオリジナルコンテンツは、関西のサーフィン黎明期を牽引したプロサーファー&タレントの祝春樹(ヘンリー祝)のストーリーだ。


OSAKA TAKE OFF
関西サーフィンの黎明期を牽引したプロサーファー&タレント、祝“ヘンリー”春樹の半生。
文:森下茂男
ある日、ミナミで遊んでいたヘンリーは湘南帰りのひとりのサーファーと知りあう。「ミナミで遊んでいたグループの中に、谷岡安兵衛というやつがいて、彼の家に遊びにいったときに、彼がバーベリアンズの大阪支部のキャプテンをやっているのを知ったんだ。彼が“磯ノ浦でサーフィンしてきた”と言って、ETのサーフボードを見せてくれた。それで、すぐにジェリーに電話して、“バーベリアンに入ろうぜ”って誘ったんだ」

■Lucky Eyes
「ラッキー・アイズ」

1960年代のハワイのサーフシーンを撮影したデビッド・ダーリングの貴重な写真のかずかずと、当時のハワイを知るドゥルー・カンピオンによるダーリングのバイオグラフィー。革命を迎えた1960年代のハワイに居合わせて時代を切り取ってきたフォトグラファー、デビッド・ダーリング。
文:ドリュー・カンピオン

■THE STRANGE ART OF COMPOSURE
「静けさという奇妙な芸術」
そして、ロングボーディングを中心に、長年秀逸なショットを残しているクリス・クロプフのポートフォリオ。
文:ドッジ・ウェイラ


■SOUNDINGS: The Two-Board Quiver
「サウンディングス:それぞれの意見」
トップシェーパーに訊く極めつけの「2本の選択」。
文:スティーブ・シアラー


■Nu Rythmo
「裸のリズム」
今号のトリップは、昨年CTにも参戦していた南アフリカのマイケル・フェブラリーが、西アフリカの美しいポイント・ブレイクと音楽をサーチする珠玉の紀行記。
文:サム・スミス


■Portfolio: STEVE BACCON
ポートフォリオ:スティーヴ・バッコン
文:デレク・ライリー


ほかにも、ここ最近、スキムボードによるサーフィンにご執心なトム・カレンへの「Interview」や、本誌編集ジョージ・カックルによるYTS代表取締役社長・孫泰正へのインタビュー「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル9.2号』も話題満載です。
2,090円
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<フィーチャーストーリー>
Bounty
「長逗留・四国の旅」
文・写真:李リョウ
今号のオリジナルコンテンツは、李リョウによる四国のストーリーだ。2年前の初夏、李は小波がつづく湘南をあとに愛車の軽を駆って陸路で四国に向かった。李にとってこの旅は気ままなひとり旅で、取材といった仕事縛りがあるわけではなかったが、以前、田中宗豊から聞かされていたイチョウの厚板でサーフボードをつくるという話が頭の片隅にあった。

AKA STONER’S
「通称、ストーナーズ」
文:スコット・ヒューレット 資料写真:ロン・ストーナー、レオ・ヘツェル
通称、ストーナーズという、サーフィン史上、初めてシークレットと呼ばれたメキシコのサーフポイントの発見の経緯だ。そして、そこがなぜストーナーズト呼ばれたのか、本誌編集長のスコット・ヒューレットの文章によって明らかになった。

Chain of Custody
「カリフォルニア・ボードビルダーを結ぶ鎖」
文:ジェイク・ハワード 写真:ショーン・パーキン
ホビーの名シェイパーとして名を馳せたテリー・マーティンの子息ジョシュ・マーティン。
現代のカリフォルニアを生きるこの名工の工房探訪記。

Something About California Bugged Dennis Stock
「デニス・ストックを悩ませた、カリフォルニアのなにか」
文:ジョン・デュラント 写真:デニス・ストック/マグナムフォト
デニス・ストックは、1950~1960年代にかけて、映画スターやジャズミュージシャンたちの姿を多く撮影した『LIFE』誌の写真家として有名だ。白黒写真がほとんどで、彼独特の、親密で率直なそのスタイルで名を馳せた。ただ、彼の作品とそのプロセスには、さらに深いエピソードが存在していた。

Monsters Inc
「モンスターズ・インク」
文:ブライアン・チデスター
クリスチャン・フレッチャーのディカール・デザインで有名なロイ・ゴンザレスのアーティスティックな人生を振り返る

Portfolio: NATE LAWRENCE
ポートフォリオ:ネート・ローレンス
文:トラヴィス・フェレ
今号のポートフォリオは、元米『サーファー』誌のフォトグラファー、サンタクルーズとバリを中心に世界を股にかけて活躍する写真家ネート・ローレンスの特集。

ほかにも、そびえ立つアンデス山脈とパタゴニア氷原北部のあいだに位置する、太平洋でもっともストーミーな海岸線のひとつ、オフキ地峡の氷河の未開のポイントブレークをサーフした「The Andes and the Ice Field(アンデスと氷原)」や、あのインディーズ・トレーダー号で有名なマーティン・デイリーが開拓した新たな拠点のひとつ、マーシャル諸島の「CAPTAIN DALY‘S REDOUBT(キャプテン・デイリーの砦)」のストーリー、そしてジョージ・カックルによる日本サーフアカデミー高等部サーフトレーナー松本剛直と事務長池谷真一の「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル9.1号』も話題満載です。
2,090円
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TSJJ8.6(TSJ27.6) 
メディア用

       
<フィーチャーストーリー>
今号のオリジナルコンテンツは、抱井保徳による湘南のストーリーだ。抱井は1956年、千葉県沖津生まれで、中学1年のときに守谷海岸でサーフィンをはじめ、1975年に湘南に移り住み、以来40数年この地に住み湘南の海と波を見つづけてきた。そんな彼がシェープ工場へ自転車で通う道すがら、見てきた第二の故郷、湘南を綴った。


SHONAN, A BICYCLE KIND OF LIFE
「湘南 by 自転車」
ボヘミアンサーファーの湘南
文:抱井保徳
1972年。自分は千葉・鴨川のノンキー・サーフショップに保護されていて、ショップの仕入れと湘南のサーフィン事情視察のために、オーナーの野村久之、そしてショップ・アドバイザーの加藤友路の両氏に連れられ東京湾を渡り、そしてルート的に最初に出くわしたのは逗子海岸だった。
 もともとここは「太陽の季節」系ビーチカルチャー発祥の地なのだから、そのへんからもうじゅうぶんに湘南だった。もちろん波はフラット。湘南はまず波がない、と聞いていたとおりの海で、だからそんな波と疎遠な海岸線沿いに自分が暮らすようになるとは、その時点では思いもしなかった。


つづいてのストーリーは、オーストラリア東海岸の理想郷、アンゴーリだ。この地は白人が入植するはるか以前、何千年にもわたって先住民族ヤエグルのホームランドとして栄えた。エスチュアリー(三角江)や湖、そしてヘッドランドに恵まれた沿岸部に位置し、豊富な魚介類や薬草に支えられて、ボヘミアンサーファーたちはひときわ大きなコミュニティを築いたのだ。

Angourie In Their Hearts
「アンゴーリ」
初期のオージー・サーファーたちの理想郷
文:スティーブ・シアラー、写真:アル・マッキノン
「もしもアンゴーリが存在しなければ、それを創りだす必要があるだろう」18世紀フランスの啓蒙思想家、ヴォルテールの一節を拝借すれば、こうなる。そのあまりにもアイコニックな情景は、見る者の脳裏に焼き付くほどだ。見るというよりも、感じとるというべきだろう。みずからの記憶を呼び覚ますかのように。秋の日差しのなか、サンダー片手に新しいショートボードを削りだす、塵まみれのバディ・トレロア。手を休めて、ウィッツグの映画『モーニング・オブ・ジ・アース』のサントラを口ずさみながら、ポイント周辺をひと走りしていると、サーファーが無人のラインナップを見下ろしながら、独りぼっちで険しい小道を降りてくる。手塗りの看板を出して採った魚をその場で販売しているのは、海の恵みが豊かな証だ。スティーブ・クーニーは太陽に照らされた川面にフィッシングラインを投げ入れ、クリス・ブロックはサーフセッションの後、無人のヘッドランドにこしらえたツリーハウスで一息つく。背後から太陽の光を浴びてベイトフィッシュの群れが浮かび上がった波は、岬を巻いてごつごつした入り江に押し寄せてくる。

Jughead
「ジャグヘッド」
世界の注目を集めるオージー消防士に訊く、真のスラブハンターの心構え
文:ジェド・スミス
「おれはかつて、“ビッグウェーブ・サーファー”と崇められるやつらを羨ましく思ってた」そう語りはじめたのはジャステン“ジャグヘッド”アルポート。私たちは、物が溢れかえる彼のガレージを物色していた。「でも、あいつらは7フィートのボードなんて持ってないだろうな」
 ニューサウスウェールズ州セントラルコースト郊外の平凡な通りに面した平凡な家には、彼の狂気の沙汰を連想させる要素はみじんもない。だが、ガレージのなかは別世界。ここはカオスだ。史上最強のヘビーエストウェーブに身ひとつで挑んだ際に使われたサーフギアがあふれかえっている。彼はそのひとつひとつを私に説明してくれた。
 まずは天井に吊るされたビッグウェーブ用のパドルガン。つぎにガレージ中央で荷物の下に眠っているジェットスキー。「トウインはもう古い」との理由で、いまではほとんど使っていないという。散らばる短い板は4人の子供たちのもの。隅のトウボードは、彼がゴーストツリーで脚を5カ所同時骨折したときに乗っていたものとおなじデザイン。彼の饒舌は止まらない。

Not Up to Code
「基準不適合」
ウォルター・コーカーの紆余曲折の人生とサーフィン、そしてジャーナリズム
文:マイケル・アドノ
北フロリダのサマーヘブン川と大西洋に挟まれた細長い陸地。マングローブと牡蠣の殻に覆われた川辺が浮いたり沈んだりしている。ハンモックが吊り下がる樫の木とサバル椰子に視線を戻すと、この土地には十二分に価値があることがわかる。大西洋は石を投げれば届くほど近い。61歳のウォルター・コーカーはこの細長い陸地に佇んでいた。小型ボートがエンジン音を響かせながら接近してくる。私たちはそのボートが通り過ぎるのを見送った。大西洋に飲み込まれ沈んでしまった家屋のほうへそれは向かっていった。朽ち果てた造船所の廃墟が砂上にあり、だれかの所有地であったことを示している。

NOBLE ROT
「貴腐の香り」
熟成された写真のかずかず
文:ロブ・ギリー
葡萄という果実が成熟する段階において特別な現象が発生することがまれにある。それは貴腐葡萄と呼ばれ、糖度がひじょうに高いのが特徴だ。この希少な価値ある現象は、不規則な自然環境が誘因となって起こり、適切に醸造すればすばらしいデザートワインとなる。これはまったくの自然現象として発生するので、ワイン醸造家が意図的にコントロールすることは不可能だ。言い方を変えれば“神からの賜物”なのである。
 最近、それとおなじことが私の写真にも起こった。数千枚におよぶ古くなって無視してきたスライドフィルムをいくつか選んで眺めてみると、期待さえもしていなかったのに時間の経過によって進化熟成してきていることに気づいた。この原因を洞察してみると、自然の環境要因が私の写真技術を凌駕したことが結論として残った。つまり貴腐葡萄のような想定外の事象が、写真にも不可思議に起こったのだ。

GROUP SHOW
リック・アダムス、スティーブ・バッコン、スコット・バウアー、コーバン・キャンベル、トム・キャリー、アンドリュー・チゾム、マット・クラーク、ウッディ・グーチ、ニック・グリーン、ジェレマイア・クライン、レーザーウルフ、アル・マッキノン、ブライアン・ネヴィンス、ダミアン・プレノ、ダニエル・プーレン、コーリー・スコット

ほかにも、皮肉とユーモアのアーティスト、ポール・マクニールの生き様を描いたマシューB.ショーによるアートコーナー、「EARNEST IRREVERENCE(無礼な正直者)」や、ジョージ・カックルによるバットマンこと相澤一雄の「People」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル8.6号』も話題満載です。
      
<フィーチャーストーリー>
今号のオリジナルコンテンツは、四国の宍喰を拠点に活動している青山弘一だ。京都の佃煮問屋の長男として生まれた青山は、幼少時代、なにひとつ不自由なく佃煮問屋の跡継ぎとして育てられてきた。小学校からはじめた水泳で頭角を現した青山は、中学・高校・そして同志社大学と水泳部に所属し、水泳選手として活躍し、全国でも10指に入る選手として成長した。そして大学1年のときに転機が訪れる。なにげなく見た雑誌の中で紹介した小さな記事、それがサーフィンだった。もともと泳ぎには自信があった青山は、当時としてはまったく新しいサーフィンというマリンスポーツに興味を持ち、サーフィンにのめり込んでいく。そして、サーフィンの目標をビッグウェーブでのライディングに絞り、2010年、青山が58歳のときにワイメアでエディ・サイズの波に乗り、撮影した近藤公朗いわく「リップがせり上がってくるゴージャスな波」でのライディング写真を残したが、その翌年、病魔が襲う。胃の全摘出手術を受けた青山は、リハビリをかねてSUPをスタートさせ、サーフィンの新たな魅力を知ることとなる。

One Life to Live
「青い壁、つづく道」
波(サーフィン)、流(人生)、月(潮時)を胸に歩みつづける青山弘一の半生。
文:李リョウ
青山弘一は昭和27年に京都市内で生まれた。彼の家は京都で佃煮の問屋を商っていて、大阪の中央市場で商売を広げるために弘一が生まれると千里ニュータウンの近くに移った。当時は大阪万博が開催される数年前で、関西は好景気に沸いていた。戦後に弘一の父親が立ち上げたその佃煮問屋は羽振りがよく、弘一はいわゆる「ぼん」としてなんの不自由もなく成長する。やがて小学校で水泳をはじめた弘一は中学・高校と水泳部で活躍。同志社大学に進学すると、そこでも水泳部に入部して日本記録を期待されるほどのスイマーとなった。そんなときに弘一は『オーシャンライフ』というヨットの専門誌にサーフィンの記事が載っているのを発見する。それは日本のサーフィンのことが書かれた小さな記事で、川井幹雄や井坂啓美の名をそこで知った。
「全日本選手権ももう開催されてました。サーフィンのことは『ハワイアン・アイ』というアメリカのTV番組で知ってました。でも外国でやっているスポーツだと思ってましたね」。スイマーだった青山は、趣味としてなにか面白いマリンスポーツをしたいと思っていたことから、このサーフィンに興味を覚えた。調べてみると堺にウイングクラフトというサーフショップがあることを知り、さっそくそこでサーフボードを購入する。


つづいてのストーリーは、イギリスのサーフ・フォトグラファー、アル・マッキノンによるアフリカ滞在記だ。ここ最近、西アフリカのサーフシーンが盛り上がってきているが、どういうわけか、偶然おなじ場所に、おなじ日にすごいメンバーが集合するという事態になった。5カ国から一握りのサーファーたちが、波以外なにもない場所に静かに集まった。それから48時間というもの、彼らはいままで経験したなかでいちばん長く深い、ロケットのようなバレルをサーフした。

Saharan Echoes
?「サハラのエコー」
東大西洋の暗号の解析。
写真&文:アル・マッキノン
ちょうどスウェルがヒットする前日に、ぼくたちはアフリカへ降り立った。カイル・シアーマンとぼくが最初に着き、その数時間後にグレッグ・ロングが到着した。グレッグがレンタカーを借り、車に乗り込んだ。さあ、長時間オフロード・ドライブの始まりだ。途中、ぼくたちはある車に追い越された。その車にスペイン人サーファーのナッツオ・ゴンザレスが乗っていたとグレッグが言う。最近、ナッツオがネットにアップした動画を思いだして、彼が乗った車のタイヤの跡を追うことにした。ナッツオたちもぜったいにスウェルを追いかけているはずだ。ぼくたちは、念願の波に着実に近づいていると確信した。


Brine Trust
「時間の記録と記憶」
栄光の1970年代初頭、オーストラリアの『Tracks』誌は、“セックス・ドラッグ&ロックロール”に象徴される反骨精神を全面に押しだした誌面で、当時のキッズの心をガッチリ掴んでいた。その編集者でサーフジャーナリストの権威、フィル・ジャラットの最新の回顧録『Life of Brine』を元に、本人のコメントを交えて当時を振り返る。
文:フィル・ジャラット
当時『Tracks(トラックス)』は、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。発行部数は月単位で1,000部ずつ増加し、広告収入は毎号10%増しのうなぎ登り。まるで人々は列をなしてアルビー・ファルゾン(いまでは雑誌の単独オーナー)に金を投げつけているみたいなありさまだった。なかでも興味深い後援者は、旅行のベンチャー企業トラックス・トラベル・カンパニーを共同で立ちあげないかと打診してきたアメリカン・エクスプレス。当時、イージーライダー・トラベルのジャック・デ・リッサとレニー・エリスが中心となり、バリへのサーフィン・ツアーパッケージのマーケットが、急成長を遂げていたからだろう。アメックスはその成長を目の当たりにし、1959年にアメリカ合衆国50番目の州になったハワイとダブらせて、バリに注目していた。事業計画は、バリみたいなサーフリゾートをハワイにつくり、そこに『トラックス』の名を入れてサーファーからの信用を勝ち取ろうというもの。私は、そんなうまくいくわけないと思った。なぜなら当時、ノースショアのシリアスでチャレンジングな波に乗るためにハワイへ行く輩なんて、よっぽどのエリートサーファーか、DIYな輩だけだった。だがアルビーから、アメックスとの新しいパートナーシップを宣伝するために、ハワイへ飛んで記事をまとめる仕事をオファーされた瞬間、私はすぐに寝返った。


Indoronesia
「インドローンネシア」
メンタワイ諸島を上空から愛でる。
文、写真:ベン・ソワード
この特集ではメンタワイの有名なスポットを取りあげてみた。Bグレードのスポットも含まれている。私たちの何人かは(つまりジャーナルの購読者や編集スタッフのようなという意味)は神聖な気持ちでその曲線に触れたり、滑らかなフェースの肌ざわりに感嘆のため息をついた経験がおありだろう。この空からの写真は読者へ波の調査という意味だけでなく、海の青さと陸地に広がる緑の美しさの想像力を喚起してくれる。今日ではこれらの場所のほとんどは波が小さい日でも混雑しているし、いくつかの写真にはサーフィンの中級者やクルージング向けのソフトなサーフブレークもあるが、空から見れば大きなことではない。あの絶え間のない電動の羽音が撮った写真でありながら、その景色は平穏さをたたえ、湧きあがる喜びに満ちてしばし呆然となり、東インド諸島への旅情をかきたててくれる。


Into the Forge With RYAN THOMAS
「ライアン・トーマス読本」
サイケデリア、スラスタース、都市化現象、ディスプレースメント・ハル、無垢の自然、フィルマーのレンズキャプチャーからの変貌、それらすべてとさらにもっと。
文:リチャード・ケンビン
人間が生息する海、入江のような地帯は昔から自然によって造成されている。ライアン・トーマスは、ワーナーアベニューの北側で1971年に生まれた。家族は両親とふたりの弟、そしてのちには継母とともに暮らすことになる。その巣を飛び立ったのは1994年。「当時は…」と彼は昔を振り返った。「弟のチェットとサーフィンやスケートをした。末っ子のマットとはアートを楽しんだり音楽を聴いた。母も親父も継母もぼくたちのやることに対してひじょうに協力的だった」。彼がまだ未成年のころ、遊び場のボルサ・チカ・メサはまだ手つかずの休閑地で金網と鉄条網で周囲が仕切られて、ユーカリの茂みや木々のなかには人間が遺した数々の痕跡があった。それらは朽ち果てた世界大戦時の塹壕や大砲の台座、錆びついた農機具だった。さらに油田の掘削機械、秘密のBMXコース、木に吊り下げられたロープのブランコがあり、近所の子供たちはフェンスの穴からなかに入り込んだ。そしてこの場所を「バンカー」と呼んだ。子供のころから20代前半まで、トーマスはセンチメンタルな感性をこのバンカーで養った。そこは彼の孤独感を醸成する場となった。大きなバンカーの坂は茂みで覆われていたので、自然の小高い丘と思われていた。ライアンはほとんどの時間をその丘で過ごした。昼間は海を眺め、暗くなるとロングビーチの夜景を眺めた。広大な郊外から伝わってくる人々の喧騒が彼の周囲を取り囲んだ。その放棄された油田の跡地と戦争の遺物に囲まれた場所で彼は世界観を形成した。近代文明の重層的な狂気の世界に生きていることを彼はそこで悟った。また彼は自然界の癒す力も発見した。


Portfolio:
SETH DE ROULET
ポートフォリオ:セス・デ・ルーレ
「西海岸に惹かれて」
カリフォルニアと恋に落ちた元ニューヨーカー。
文:イーサン・スチュワート
セス・デ・ルーレにごまかしはない。でも、彼自身に直接聞けばいい。「ぼくをゴマすり野郎と呼ばれたことはない」とサンタバーバラをベースに活動しているその34歳のフォトグラファーは言う。「バカ正直だし、嘘つきじゃない。それがぼくさ」。理解力、無骨、驚くほどの愚直、デ・ルーレのそんな性格が災いしたのか、彼は15年前からコンセプション岬の影、つまりサンタバーバラではめだった存在だった。彼はニューヨーク市の東に8マイル行ったところにあるビーチタウン・ロングアイランドに生まれ育った。その後、サンタバーバラのサーファーの世界に飛び込んできた彼だが、じつはサーフィンに関しては完璧なクークだった。もちろんそれまでに体験したことはあったが、彼の言葉を借りれば「大嫌いだった」

ほかにも、ザンベジシャークに弟の命を奪われた南アフリカのサーファー、アボ・ンダマセのストーリー「The Power We Get From The Sea(海から授かったチカラ)」や、レジンを用いた画期的なアート作品で、サーフィン界にも名前が浸透しているピーター・アレクサンダーの「Resin Light And Space(レジンと光と空間)」など、今号の『ザ・サーファーズ・ジャーナル8.4号』も話題満載です。
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商品情報・内容

  • 出版社:ライスプレス
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:奇数月末日
  • サイズ:A4

■ “SURF CULTURE”にフォーカスした世界で一番評価されているサーフィン雑誌『THE SURFER’S JOURNAL』の日本語版

『THE SURFER’S JOURNAL JAPANESE EDITION』は、米サーファーズ・ジャーナル社発行の隔月誌『THE SURFER’S JOURNAL』のフランス語に続く新しい外国語バージョンです。本物の“SURF CULTURE”を日本のサーフィン愛好家たちに向けて発信します。『THE SURFER’S JOURNAL』同様、美しい印刷で紹介される素晴らしい写真は読者を虜にすること間違いないでしょう。

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