d design travel OKINAWA(ディ・デザイントラベル沖縄号)
沖縄は日本の「観光」の未来を探る
先達だと思う。
悪弊を隠すのではなく、日常の中で見せて伝える。そして、むやみにわかりやすくするのではなく、等身大のまま見せて考えてもらう。沖縄に自然体を感じるのは、そのやり方を熟知しているからだと思う。そして、現代人が沖縄に魅了される強い理由は、実は、そこにこそあると思う。(「ナガオカトラベル」より)
沖縄県の在り方から日本の未来を考える
観光とは何か? 観光地化、とは何か?
それは夢物語である。そこは理想郷である。だが、その実現のために、行政・民間一体となって、終わりなき取り組みに真正面から取り組み、ついに具象化させ、県民みんなで「ようこそ」と人々を迎えること――戦争ですべてを失い、それでも立ち上がった沖縄の観光の在り方に、日本の未来を重ねて考えます。
デザイナーのゆっくりが聞きたい 連載「ふつう」
少しだけゆっくり
深澤直人さんによる連載「ふつう」30回目は、朝、一杯のコーヒーをドリップするエピソードから。〈生活全体をゆっくりにすることは難しいと思う。それよりも速度を緩める時間を一日の中につくる。その時間は、時間を失うのではない。むしろ、その時間が心の糧になる......本来の自分に戻れたような気がするのだ〉
沖縄の文化誌を紹介します「モモト」
沖縄の大切な物語を、沖縄の人に伝える編集部
その土地の個性を、真剣に広く伝えようとローカル発信する地元の「文化誌」を紹介する新コーナーです。広告満載のローカル誌とは違う、キリッとした編集やメッセージを、毎号感じ取って、その土地を旅しましょう。その第一回目は、沖縄県から『モモト』を紹介します。特別編集いただいた"出張版モモト"を掲載。
d design travel YAMAGUCHI(ディ・デザイントラベル山口号)
山口は「詩」の座布団に座って、
新しさを考える。
どんな旅でも、どんなことでもそうだが、「その根底に何があるか」がとても大事だ。いろんな取材先に思いを巡らせてみて、そして、思った。山口県のさまざまな底には「詩」があるなぁと。時には、それを「文化」と呼ぶのかもしれないが、山口県は「詩」の座布団を敷いて、その上に座り、いろんなことを考えて実行する、素敵な場所だと僕は思う。(「ナガオカトラベル」より)
山口県の"奇跡のような施設"
YCAMとは何か。
2003年11月に山口市に開館した「山口情報芸術センター」、通称「YCAM(ワイカム)」。前庭は開放的な芝生広場。総合図書館を併設。あらゆるメディアアートを実現する制作技術チームと、自由で柔軟な創造力を伸ばす教育普及チームを持ち、世界的な注目を集めています。なぜ、どのようにして山口県にYCAMは誕生し得たのか、そして、YCAMとは何か?ナガオカケンメイ編集長が徹底取材しました。
山口県に深く根付く文化
山口県の詩情、その原点を探して
中原中也、金子みすゞ、種田山頭火、まどみちお......詩史に輝く詩人・俳人を、数多く輩出してきた山口県。なぜ、こんなにも"詩的"なのか?壇ノ浦で滅亡した平家一門から、吉田松陰・高杉晋作ら維新志士、日本海に沈んだバルチック戦艦や二〇三高地を駆けた乃木大将、そして現代の田中慎弥、庵野秀明まで。山口県の歴史と風土に、今も生き続ける詩情の原点を見つけました。
山口県のロングライフ新名物
瓦そば
下関市川棚温泉で誕生した「瓦そば」。熱々の瓦の上に鮮やかな緑色の茶そばをジュウっと焼き、その上には錦糸卵、さらに牛肉、てっぺんにはモミジオロシが輪切りレモンに載っかっています。信じられないかもしれませんが、本当です。地元で愛される新名物をご紹介。
デザイナーのゆっくりが聞きたい 連載「ふつう」
ふつうのまま
深澤直人さんによる連載「ふつう」29回目は、「Found MUJI」の活動を通して世界中を調査する深澤さんが、旅先の台湾で見つけた、ある建物。〈廃れてきているが愛され続けているもの、人が皆「変わってほしくないな」と感じている心の内に秘めた暗黙の期待に添ったもの〉。
d design travel TOKYO(ディ・デザイントラベル東京号)
これからの山の手東京は、下町東京に。
むやみな経済成長はできず、自国らしさを大切にして低成長できればいい時代がこれから訪れる時、人間らしい暮らしのある下町エリアに多くのクリエーターが移っていくだろう。それはまるで江戸文化の再現化のようであり、人々の本来のつながり、〝もの〟を生み出すスピードなど、東京は東京の原点である〝江戸の都市〟を手本に変わっていく。
(「ナガオカトラベル」より)
東京に永遠に遺したい活動
オーケストラとは何か?
1956年創立、杉並区を拠点に自主運営を続ける「日本フィルハーモニー交響楽団」の存続の危機を知りました。ナガオカケンメイが感じた、「どこかの誰か」ではなく、自分たち一人一人が継続させるためにできること。
東京の文化を振り返る
東京カフェ・クロニクル
カフェは、時代の変遷を映して、めまぐるしく変化します。ジャズ喫茶全盛の1960年代から現在まで、東京の街を彩った数々の名店を振り返り、その足跡を、「東京カフェマニア」の川口葉子さんが辿ります。
d design travel 山梨(ディ・デザイントラベル山梨)
山梨はどこにも似ていない。
日本のほぼ中央に位置し、甲府盆地の他は、その大部分が山である。おいしいパン屋も、よい温泉宿も、信じられないくらいおいしい蕎麦屋も、道路に小さな看板を出すくらいで、他に何もしない。山梨はどこか控えめながら、わかる人にだけ理解されればいいのさと、清く清しく笑っているような県である。(「ナガオカトラベル」より)
山梨の〝山梨らしい〟イベントが出来上がるまで
ワインツーリズムやまなし
葡萄の収穫が終わる11月上旬。山梨中のワイナリーが門戸を開け放ち、デザインマップ片手に訪れる山梨の〝ものづくり〟の話を聞く
デザインで家業を継ぐ
山梨のブランドは、東京と同じスピードで、東京よりもクリアな感性で物事をキャッチして、自身の"ものづくり"に応用しています。「SIWA・紙和」、「evam eva」、「ALDIN」。町工場を継いだ三代目に話を聞きました。客を迎え、情熱や技術を伝える2日間。「ワイン産地・山梨を知る旅」、その原点を取材しました。
● 山梨の学校を訪ねて
山梨大学 ワイン科学研究センター
● 山梨の楽しい乗り物
山中湖のカバに乗って
● 山梨の、建築家が残した場所
竹早山荘 建築家・吉村順三が設計した山荘
● 山梨の残したい、建築の残し方
校舎三兄弟
d design travel 栃木(ディ・デザイントラベル栃木号)
第その土地の生態系を意識したい。
栃木県は、南東北だ。豊かな自然と東京へのアクセスのよさ、その両方を併せ持ちながら、独特のバランス感がある。海のない栃木は、山と川と土と、太陽と四季と農産物。都会的で奇抜なクリエーションはないけれど、何か腹の底からジーンとくる、根源的な創造力を持っている。(「ナガオカトラベル」より)
栃木を創った場所を探して
スターネットとジャムウ・ラウンジ。
彼らを受け入れた益子
感性の高い、若い人々が集まってくる益子町。その中心となり、
人々を結びつける大きな役割を果たした"2つの事件"のエピソード。
栃木県のこれからの建築と町づくりを考える
マロニエ建築・景観賞
建造物としての素晴らしさと、その土地への結びつき、
人々の愛着を含めて審査する、栃木県独自の建築・景観賞。
栃木の街角を元気にしている活動を知ろう
ヒジノワ(益子)・ネコヤド大市(鹿沼)・
足利テクシー(足利)のグラフィックデザイン
「地元を盛り上げたい」。そんな想いを実現した町づくりのお手本を
グラフィックデザインで見る、3つのコミュニティのケーススタディ。
SIGHTS
その土地を知る
イタリア大使館別荘記念公園(日光)
益子参考館(益子)
大谷資料館(宇都宮)
那珂川町馬頭広重美術館(那珂川)
RESTAURANTS
その土地で食事する
石の蔵(宇都宮)
宇都宮みんみん本店(宇都宮)
小来川 山帰来(日光)
ココ・ファーム・ワイナリー(足利)
SHOPS
その土地らしい買い物
日野屋麹製造元(那須)
カシワジサケテン(宇都宮)
スターネット(益子)
民芸店ましこ(益子)
CAFES
その土地で、お茶をする、お酒を飲む
1988 CAFE SHOZO(那須)
伊澤商店(宇都宮)
茶屋雨巻(益子)
カフェ・アラジン(足利)
HOTELS
その土地に泊まる
フォレストイン益子(益子)
日光イン(日光)
アート・ビオトープ那須(那須)
日光金谷ホテル(日光)
PEOPLE
そのと土地のキーマン
北山ひとみ
菊地省三
馬場浩史
d design travel SHIZUOKA(ディ・デザイントラベル静岡号)
第5弾、静岡。
デザイントラベル第5弾の舞台は「日本一の山」富士山を擁する静岡県。よく知っているようでいて、東京・大阪という二大都市圏の中ほどに位置する土地柄、新幹線や車で"通り過ぎる"だけの土地になってはいませんか? 東西に長く、山にも海にも恵まれたこの土地は、観光資源の宝庫。沼津や三島には若きオーナーたちが続々と新しいセレクトショップや飲食店をオープンしているし、静岡市には世界が認めるおもちゃと絵本の店が、浜松には民藝運動の一員芹沢銈介に教えを乞うた店主によるショップがあって...。魅力の尽きない静岡から、編集部がより抜いた情報をお届けします。「あなたの知らない静岡」に誘われて、旅に出てみませんか?
静岡号のdマークレビュー
「dマークレビュー」とは、編集部が掲載の基準にしている5つのポイントです。
詳しくはこちらをごらんください。
SIGHTS
その土地を知る
IZU PHOTO MUSEUM/静岡市立 芹沢銈介美術館/浜松市 秋野不矩美術館/静岡市クリエーター支援センター(CCC)
RESTAURANTS
その土地で食事する
Oak/うなぎの藤田/レストラン ビオス/元祖 丁子屋
SHOPS
その土地らしい買い物
まるなか 大橋商店/hal/ぬいや/レインボーテン
CAFES
その土地で、お茶をする、お酒を飲む
ヤマガラコーヒー/とらや工房/スターバックス コーヒー 富士川サービスエリア下り線店/ブルーウォーター
HOTELS
その土地に泊まる
arcana izu/あさば/ホテル オーク静岡/三養荘
PEOPLE
そのと土地のキーマン
宮城聰 /ブライアン・ベアード/藤原慎一郎
d design travel 静岡の内容を一部ご紹介します。
編集長が行く。ナガオカトラベル
Design travelogues by Kenmei Nagaoka
「d デザイントラベル」の各号の製作の基本は、その土地に実際に足を運び、なるべく長い時間を過ごすこと。今号でも、編集長のナガオカケンメイを含む編集部スタッフが、幾度も静岡を訪れて方々へ足を運びました。その道中で、ナガオカが見、聞き、体験し、食べたもの。地元の人々と交わした言葉...。「ナガオカトラベル」は静岡での日々にあたりナガオカが思ったことたちを綴るトラベルエッセイです。
1. 県東エリア (伊豆・熱海・富士宮ほか)編
2. 県中央エリア (静岡市内とその周辺)編
3. 県西エリア (浜松・掛川ほか)編
Close-up 1
YAMAHAのある街
The City Where Yamaha Is
グッドデザイン賞を多数受賞し、その歴史の中では家具、オーディオ機器、バイク、スポーツ用品......と多ジャンルにわたるデザイン活動を繰り広げてきたYAMAHA。その現在のデザインの中枢である「ヤマハデザイン研究所」を訪ねます。
Close-up 2
静岡に沁みる「百町森」のホスピタリティ
A Toy Store That Exudes A Childhood Innocence
静岡市内にあるおもちゃと絵本の店「百町森」。その眼識の高さ、セレクトのセンスには、海外からも厚い信頼が寄せられています。子どもたちが初めて触れるおもちゃや絵本はどのように選ばれているのか。お店を訪ねました。
Close-up 3
人でめぐる静岡
A People's Circle in Shizuoka
ケンブリッジの森の藤原慎一郎さんは、店舗や住宅をデザインしたクライアントや、関係業者のメンバーなどと一緒に、野球チームを結成している。その名もFBC(Fujiwara Baseball Club)。練習などで顔を合わせているだけに、沼津を中心に、三島・熱海などに散らばるメンバーたちの絆は強い。彼らの横のつながりをたどりながら旅をしてみるのも面白いのではないか。マップ付きで紹介する。
Close-up 4
大道芸ワールドカップ in 静岡:静岡が"浮かれる"日
Daidogei World Cup in Shizuoka: The Day Shizuoka Is in "High Spirits"
静岡市で年に一度開催される「大道芸ワールドカップ」は、その名の通り、世界中から大道芸人を集めるイベント。駿府城ほか市内の各地で行われるストリートパフォーマンスを目当てに多くの人々が押し寄せます。自分の大好きな大道芸での地元おこしを目指し、10年以上前から活動してきた主催者の甲賀氏に話を聞きます。
Close-up 5
がんばれ、サイトーウッド
Saito Wood: Keeping Up the Good Work
プライウッドを使ったプロダクトの先駆者として知られるサイトーウッドは静岡発の企業。先駆者としての期待に応えながら先へ進んでいくときの難しさとは? 工場を訪ねました。
d design travel NAGANO(ディ・デザイントラベル長野号)
第4弾、長野。
本州のほぼ中心に位置し、美しい山々に囲まれた長野県。日本有数の登山ポイントとして、また、自然を楽しめる避暑地として、毎年多くの観光客数を誇ります。善光寺の門前町として栄える・長野、民芸の町・松本、避暑地の代表格・軽井沢、町づくりの先駆者・小布施...。そんな魅力的な長野県から、D&DEPARTMENTのスタッフが「観光」「食事」「お茶」「宿泊」「買物」「人物」のカテゴリーでおすすめポイントを紹介。これから旅に出る人にも、デザイン好きな人にも、これまでになかった新しいトラベルガイド、第4弾、長野特集です。
トラベルポイント
Travel point
D&DEPARTMENTのスタッフとサポーターが「design travelの定義」をもとに選んだ、その土地の個性とデザインを活かしたトラベル情報。
「観光・SIGHTS」「食事・RESTAURANTS」「お茶・CAFES」「買物・SHOPS」「宿泊・HOTELS」「人物・PEOPLE」の6つのカテゴリーに分けて、長野全域から24カ所紹介します。
編集長が行く。ナガオカトラベル
Design travelogues by Kenmei Nagaoka
編集長ナガオカケンメイが、長野を旅する中で出会ったモノ、場所、人。その魅力を旅のエピソードと共に紹介。
どこへ行っても樹々と山。しかも壮大に広がって、何かに抱かれているような安心感が、長野にはある。時代は変化を続けるけれど、そして、環境破壊だ、村が崩壊する、と情報は書き立てているけれど、ここに来てみて欲しい。まだまだ、いや、よそ者の僕にとっては、全然、山は山、川は川です。編集長ナガオカケンメイが巡る、長野のデザイントラベル記。
編集長が行く。ナガオカトラベル特別編
ナガオカケンメイとナノグラフィカ(清水隆史)のデザイントラベル
ナガ ナノ トラベル 善光寺門前 編
Naga-Nano Travel Design Travel by Kenmei Nagaoka and Nanographica (Takashi Shimizu)
The Zenkoji Area
トラベル誌をつくる理由は、はっきりしている。その土地に実際に行ってもらいたいからだ。そして、どうつくるかも決めている。地元で、クリエイションと愛とで活動している人と一緒につくる。そんなひとり、ナノグラフィカの清水隆史さんに、彼の活動拠点である善光寺門前エリアを案内してもらった。
特集1 三谷龍二さんとクラフトフェアまつもと
Feature 1 Ryuji Mitani and Craft Fair Matsumoto
優れた作家は自分が立つフィールドづくりも上手い。それがアートではなく生活用品なら、微妙にトレンドにかすりながら、それを生活に取り入れる魅力を伝えることも、ずば抜けている。心に響く言葉をもつくり出し、自然体でありながら、しっかりと地域文化の向上も絡め、人々を魅了して巻き込んでいく。
特集2 東洋のスイス
Feature 2 The Switzerland of the Orient
Text & Photograph: Takashi Shimizu
「東洋のスイス」という言葉があります。戦後、主に諏訪湖の周辺で、腕時計製造を中心とした精密機械産業が発展し始めた頃、世界一の時計製造技術を誇っていた国は、何といってもスイスだったので、技術者の間に、「俺たちは諏訪で東洋のスイスを目指すんだ!」という気風が生まれました。
特集3 歴史と風土。
デザインと観光資源が詰まった
長野の郷土食の代表「おやき」
Feature 3 History and Natural Features. Filled with design and travel resources. Oyaki represents Nagano's local food culture
大阪の人に、たこ焼きのおいしい店を尋ねると、「ま、うちのおかんのつくる味には、どこもかなわんけどな」とみんな同じ答え(笑)。家でもつくり、町でも売っている大阪人にとってのたこ焼き。そんなたこ焼きは、長野人にとっての"おやき"にまさにそっくり。町でも売っていて、各家庭での創意工夫によって、素敵に広がっている。
特集4 観光をデザインする。
桝一市村酒造場 文化事業部
Feature 4 Designing Tourism: Masuichi-Ichimura Sake Brewery and Bunkajigyobu Corporation
日本中から注目される、小布施。町の人口は約1万2千人。その、栗と葛飾北斎が大きな2つの観光資源であった小さな、どこにでもありそうな町に、年間にして人口の約100倍もの観光客が訪れる。昔の観光は、「珍しい、そこにしかないものを見にいく」ことだったように思う。例えば、温泉や、おいしいその土地ならではの食。やがて時代は人の欲求や観光そのものを変えていく。
特集5 白馬村と新民宿と庵さん。
民宿を少しだけ変えていく挑戦
Feature 5 Fine-tuning Tradition: Mr. Iori and the Village of Hakuba's "New Minshuku"
これは、この白馬に限ったお話ではなさそうだ。時代や需要の変化に「民宿」をどう変えて継続させていくか、という話である。地域の何かを変えていく。そこには大概、絡み合いながらも微妙なバランスの、あることが潜んでいる。
連載 ふつう 深澤直人 「変えないということ」
Futsuu Naoto Fukasawa What It Means Not to Change
artekは、1935年に建築家のアルヴァ・アアルトが妻のアイノ・アアルトら3人で創設したフィンランの家具ブランドで、自らがデザインした家具を売るだけでなく、新しい住まいのあり方を提案するための目的があった。太い角材を櫛歯状に剝いて曲げる技術を開発し、その技術によってスツールや椅子やテーブルなどの様々な家具を生み出してきた。
Graphic of NAGANO
渡辺みつお
長野のデザイナーから生み出されたマークに、その土地の個性をみる。
NIPPON VISION
Nagano select
D&DEPARTMENTがセレクトしたmade in Naganoのおすすめ商品。
日本のロングライフデザインを探して
モーリス
優れたデザインのロングライフプロダクトと企業をピックアップ。
ロングライフデザイン・ケーススタディ
セイコーのタイムキーパー
長く売れつづけている商品が、変わらず愛される理由とは。
47 REASONS WHY TO TRAVEL JAPAN
D&DEPARTMENTのスタッフとサポーターがレポートする、47都道府県のデザイン
d design travel OSAKA(ディ・デザイントラベル大阪号)
意気でおもろいところ。
真面目に働いて、永く商売を続け、励まし合って、みんなで生きている街。よく大阪の人は、「大阪でデザインなんて格好つけてたら、食べていけない」と言う。大阪のデザインは、だから「わかりやすい」ことが前提にある。それは、「商売」に使えなくては意味がないからだ。(「ナガオカトラベル」より)
[本誌には掲載しきれなかった大阪号の取材裏話]
d大阪号、
間もなく完成です。
北海道、鹿児島と旅をしてきたトラベルガイドブック「d design travel」。
安藤建築の外の
司馬遼太郎記念館
僕にとってはじめての単独取材となった司馬遼太郎記念館。
大阪の常宿
H0STEL 64 0saka
司馬遼太郎記念館での取材を終え、ナガオカ編集長と合流。
「コメディ」
看板娘の涙
6月3日、真夏のように太陽がジリジリと照りつけていました。
SIGHTS
その土地を知る
万博記念公園 | 大坂日本民芸館 | 御舟かもめ
さくら広場 豊中/門真 | 大坂くらしの今昔館
なんばグランド花月 | 大阪府近立つ飛鳥博物館
司馬遼太郎記念館 | 天満天神繁昌亭
インスタントラーメン発明記念館
RESTAURANTS
その土地で食事する
インデアンカレー 三番街店/淀屋橋店
洋食Katsui
佛蘭西料理ネスパ
米ディナンバー 1
双月
SHOPS
その土地らしい買い物
ブランジェリ・タケウチ
FLAKE RECORDS
こんぶ土居
バーズワーズ オフィス&ギャラリー
CAFES
その土地で、お茶をする、お酒を飲む
Tohen Books Gallery
ミスタードーナツ 箕面ショップ
リーチバー
Tea House MUSICA
バー川名
HOTELS
その土地に泊まる
箕面観光ホテル
リーガロイヤルホテル
Hotel 64 Osaka
千里阪急ホテル
PEOPLE
そのと土地のキーマン
服部滋樹 graf
澤田充
中谷ノボル Arts&Crafts
松村厚 第七藝術劇場
安藤忠雄さんが大阪に思うこと。
安藤さんの関心は常に「思いがあるか」ということだ。「頭のいい人や国は、誰にでもわかるいいことでも、いったん持ち帰って考える。その冷静さが街をつまらなくする」と言う。安藤節は健在だ。若かりし頃、安藤さんは大阪の多くの企業人に「やってみろ」と仕事を任された。学歴も経験も実績もなかったけれど、思いだけは誰にも負けないから、そこに反応した人たちがたくさんのチャンスをくれた。「そんな大阪に恩返しをしたい」といつも思っていると言う。
大阪のグラフィック
商人の街・大阪のグラフィックは、シンプルかつパワフル。なにを遊び、なにをきちっとさせ、どこで笑わせ、なにで効果を狙うか。脈々と使い続けられる大阪から生まれたシンボルマークに、実はまじめで几帳面な大阪を見てみよう。
大阪らしさをよりらしく視覚化する編集集団
『Meets Regional』
Meets Regionalが応援する店の基準は明確だ。「そこにオーナーがいる店」。全国展開しているオーナーや、いわゆる名物プロデューサーのような名前の立っている場所には、興味も湧かない。これは大阪らしさでもある。東京では空間やサービスに定評があれば、そこそこ流行り続ける。しかし、Meets Regionalや大阪の人はそれを「おもろない」と言う。「おもろいやつ」がいて、そこに「おもろいやつら」が集い、熱く濃く語り、夜が更けていくような場所こそ、大阪らしさであり、そこを応援する雑誌がMeets Regionalであり、ミーツらしさである。
FM802。大阪だからこその、厳しく自由な環境から生まれるクリエイションと、とことん寄り添う地元のFM。
FM802は、1989年に大阪2番目のFMラジオ局として開局。他局がクラシックやJ-POP、ジャズなどを時間帯に合わせて多種多様に扱う総合百貨店にたとえるなら、FM802はファッションブティックのように、ひとつのカラーを打ち出している。それはアーティストの感性やクリエイションの気配。センスをひとつの軸とした考え方。イラストレーター・黒田征太郎 のカラフルな手書きによるロゴタイプ、タイムテーブルの表紙には大阪を中心としたイラストレーションアートをデザイナー長友啓典がセンスよくまとめあげる。
連載 ふつう 深澤直人
ふつうのもの、みんなのもの
写真の塩と胡椒の瓶は、いわゆる洋食屋の定番的姿をしている。家のなかのふつうではないが、洋食屋らしさの象徴である。D&DEPARTMENTでこれを見つけたときに、「よく見つけてくるなぁ」と、その目利きのセンスに敬服した。家のなかでふつうだったものが見直されるだけではない。業務用のものが家のなかに入ってきたのである。それらには個人趣味的な臭いがついていない。逸品工芸的な作家の顔も見えてこない。機能的で謙虚である。
奄美大島や屋久島といった個性豊かな島々や、明治維新にみられるエネルギーあふれる文化を有する鹿児島。そんな鹿児島をロングライフデザインの視点で眺めると、新しい魅力が見えてきました。D&DEPARTMENTのスタッフが「観光」「食事」「お茶」「宿泊」「買物」「人物」のカテゴリーで鹿児島県のおすすめのトラベルポイントを紹介します。旅に出る人にも、デザイン好きな人にも。新しいデザイントラベルガイドブック第2弾、鹿児島特集です。
編集長が行く。ナガオカトラベル
Design travelogues by Kenmei Nagaoka
1霧島~天文館編、2桜島~鹿屋~南さつま編、3屋久島編
鹿児島はごちゃごちゃしている。鹿児島はのんびりしている。気取ったところもない。鹿児島はあたたかい。鹿児島には人柄がある。そんなこと、あまり他の県に行って感じたことがなかったから、なんだろう、住んでいる人の独特な意識が、ひとつになって大きな鹿児島をつくっているような気がする。編集長ナガオカケンメイが巡る、鹿児島のデザイントラベル記。
特集1 デザイナー、水戸岡鋭治とJR九州。電車のデザインが街や人を変えていく。
Feature 1 Eiji Mitooka and JR Kyushu. Designer Trains Changing Towns and Lives
「見積もりなんて、いちいちつくっていたらローカルな仕事なんてできないよ」。人気テレビ番組『情熱大陸』で見たばかりの水戸岡鋭治さんが、歯切れよくこの取材に答えてくれる。水戸岡さんといえば、ぼくが18歳のころ、『イラストレーションパースの展開』という本で知り、当時、マンションのチラシのデザインをする会社に所属していたぼくは、その明るくて斬新で、新しい建築パースの表現にしびれ、穴が開くほど、その本を上からなぞった経験がある。
特集2 鹿児島のシンボルマークの話。
Feature 2 A Logo for Kagoshima
鹿児島のマークは2種類ある。ひとつは県章として、鹿児島の地形をモチーフに、桜島をイメージした赤い丸を囲んだもので、桜島を中心に団結するようなシンプルで強いもの。もうひとつは、イメージアップを目的としたシンボルマークで、コミュニケーションツールとして、鹿児島のイメージを多くの人に伝えるためのもの。
特集3 障がい者施設を変える。しょうぶ学園の挑戦。
Feature 3 Shobu Gakuen: Changing the Way We Look at Facilities for the Handicapped
しょうぶ学園にはじめて行ってから約半年。行くたびごとに何かがあって、心が軽くなったり、きゅっと縮まったりする。2度目に行ったときは涙が出たし、3度目の時は朝から「あの生パスタが食べたい」なんて、久しぶりにおいしいものに出会って幸せな気持ちになった。夕焼けの日もあったし、小雨が降ってとても寒い日もあった。傘をさしている僕らの横を施設の車が通り、中から顔見知りになった彼らがにっこり笑ってぎこちなく手を振る。
特集4 焼酎学講座を訪ねて。
Feature 4 The Course of Shochu Science and Technology, Kagoshima University
鹿児島出張中、ホテルでたまたま見ていた奄美大島の弥生焼酎4代目ブログに「鹿児島大学 焼酎学講座」というタイトルを見つけた。鹿児島には焼酎学という学問があるのか?と、まずは驚き、焼酎学とはどんな学問なのか、興味がわいた。
連載 ふつう 深澤直人
Futsuu Naoto Fukasawa
ふつうの棚 ミラノにあるDe Padovaのショールームでその棚を見た。私がイタリアの家具のデザインを始める少し前の2000年頃だったと思う。アルミの押し出し材の支柱にアルミの2~3ミリの板を折曲げて強度を出した棚板を差し込んだだけのシンプルな構造のシステム棚だった。
d design travel HOKKAIDO
北海道は大きい。
いろんな日本の土地を巡ってみて思う。北海道は大きい。そんなことはわかっている、と言われそうなこれを、ベースに置くか置かないかで、北海道の楽しみ方が大きく違ってくる。若い人の考え方も、建物の建て方も、時間の使い方も......。
(「ナガオカトラベル」より)
SIGHTS
その土地を知る
やおやの食堂Valo
FURANO BURGER
函館麺厨房 あじさい本店
玉響
RESTAURANTS
その土地で食事する
安兵衛
レストラン・モリ
井戸
かじしか
SHOPS
その土地らしい買い物
鞄工房 日下公司
北の住まい設計社
weird-middle record
Space 1-15
CAFES
その土地で、お茶をする、お酒を飲む
サンローゼ・ススキノ店
珈琲亭 ちろるa
ティーショップ 夕日
T'CAFE
HOTELS
その土地に泊まる
小樽旅亭 蔵群
ペンション 薫風舎
ホテルニドム
PEOPLE
そのと土地のキーマン
中島洋・中島ひろみ(シアターキノ)
加藤かおり(エゾアムプリン製造所)
おおば比呂司(おおば比呂司記念室)
OKI
もうひとつの雪まつり
SNOWSCAPE MOERE
毎冬、札幌のモエレ沼公園で開催される「SNOWSCAPE MOERE」。雪まつりではあまり取り入れられない芸術面からのアプローチを積極的に試み、北海道の新たな雪・冬の可能性を模索するこのプロジェクトを取材しました。
「旭川木工コミュニティキャンプ」という試み
萩原修
旭川木工コミュニティキャンプ(AMCC)は木工を中心とする「ものづくり」にかかわる人が集まり、楽しく交流しながら、これからの時代の新たな動きを生み出す土壌となる場です。その立ち上げについて、副委員長の萩原修さんに寄稿していただきました。
● インタビュー
マイケル・ケンナ
● 壮大な景色とデザインがある場所
札幌ウィンタースポーツミュージアム
■ 2か月におよぶ現地滞在取材を通して、編集部が本当に感動したものだけを紹介しています。
各都道府県に根付いた「長く続くもの」を、「その土地の個性=らしさ」と考え、「らしさ」がある場所を、独自の基準で選定。【観光・レストラン・ショップ・カフェ・宿泊・人】の6つのカテゴリーごとに厳選して掲載。
毎号約2か月間、暮らすように現地を旅して、取材を続けた編集部。毎号、本当にその土地らしい、感動のあるところだけを厳選し、本音で執筆しています。
Fujisan.co.jpとは?
株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。
雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!
法人サービスはこちら >
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!