目次
◆巻頭特集
かなを学ぶ人にとって、古筆の臨書は
基礎学習の総てと言ってもよいものだ
。しかし古筆とひとくくりに言っても
その書風はさまざまで、基礎を学ぶの
に適する端正な書風もあれば、そのま
ま創作に応用できそうな個性的な書風
もある。後者の中でも香紙切・針切・
小島切のような細身で流動感のあるか
なは、幅広い作品展開の可能性を秘め
ており、近年特に人気が高い。自由奔
放に螺旋を描きながら下りくる一条の
かなの線は、行となり、呼応しあい、
空間を明るく優雅な世界へと創り上げ
墨第158号
てゆく。その自由でスピード感ある筆致は、まさに現代とクロスするかのようだ。本特集では、これらの魅力を探りつつ、作品づくりへのステップアップを試みる。新傾向の古筆を知り、味わい、自分の中で新しく再生する一連の取り組みによって、あなたの作品はさらに魅力を増すだろう。
●インタビュー
「香紙切・針切・小島切」の魅力を語る
榎倉香邨 桑田三舟
●巻頭グラビア
香紙切・針切・小島切・紙撚切・敦忠集・重之集
解説/高城竹苞
総論 三古筆を学ぶ
文/高城竹苞
●総論
「古筆書学」の進化 文/田宮文平
●レッスン
香紙切の「好きなところ」を見つけ、自分のものにしよう
講師/原奈緒美
針切の多彩で息の長い線をマスターしよう
講師/畑林畊陽
小島切の自由奔放な連綿線の技法をマスターしよう
講師/岡田直樹
●コラム・かなのある風景
空間演出 作品/石谷真理・稲尾信吾
小物デザイン 作品/斉藤紫香
●競作
香紙切 稲田静子・吉川美恵子・下谷洋子
針切 勝瀬景流・吉田久実子・岩井秀樹
小島切 寺岡棠舟・由比浜嶺花・竹田華堂
●資料室
作品制作に役立つ歴史的かな遣い 解説/永由徳夫
第2特集 シリーズ人と書を味わう
熊谷守一
精悍なあごひげをたくわえパイプをくゆらし、絵筆を握る。そんな姿から画壇の仙人と呼ばれた熊谷守一。「銭もいらぬ、名誉もいらぬ」しかし、生きることだけには貪欲だった。その洋画家の手から放たれた墨の雫は、書の基準をはるかに超越し、人生そのものの潔白な姿を映しだしている。巧拙の評価をしばし忘れ、達観した飄逸の世界に潤いを求めよう。
●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(16)
青山杉雨 文/石川九楊
・日本の書文化 (21)
「道風に吹かれて日本流が立ち上がる」 文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって(最終回) 文/阿辻哲次
・書論の広場(23)
散逸歌集「麗花集」を求めて―「香紙切」「八幡切」の価値― 文/松本文子
・シリーズ・書家の仕事 (5) 田村空谷
・筆跡は語る(5)「三木露風の書」 文/魚住和晃
・すみ人彩々(9) 二宮さよ子さん(女優)
・ヘボでも上達筆遣い指南 「連綿にトライ」最終回(全3回) 指導/赤井清美
●臨書講座結果発表
・Aコース 孟法師碑 審査/樽本樹邨
・Bコース 雁塔聖教序 審査/大井錦亭
・Cコース 枯樹賦 審査/野口白汀
●読者参加企画 臨書講座
礼器碑 講師/高木聖雨
●話題の展覧会
・日本の三筆を書く─柴山抱海書展
・綾部光洲書作展
・豊口和士個展
・第54回毎日書道展
・日中書道家作品交流展
●話題の書道展より
・創立60周年記念 第47回全国神融会書展
・第11回日本象書会展
・第26回書道笹波会展
・第42回墨滴会全国書展
・第63回国際文化交流大日本書芸院展
・第37回公募瑞雲展
・役員による六友選抜展
・第16回玄燿展
・第24回寒玉三十人展
・第16回玄心書道展展
・第11回新和様書作家協会選抜展
・第33回千紫会万紅展
●スポット
・台湾にて 江兆申書画芸術展・記念国際学術研究会開催 レポート/原田歴鄭
・「今昔文字変化」展開催
●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
蘇州だより
東京ふらふら散歩
展覧会ルポ
展覧会アラカルト
読者プレゼント
9月・10月の展覧会
バックナンバー一覧
次号予告・編集後記
かなを学ぶ人にとって、古筆の臨書は
基礎学習の総てと言ってもよいものだ
。しかし古筆とひとくくりに言っても
その書風はさまざまで、基礎を学ぶの
に適する端正な書風もあれば、そのま
ま創作に応用できそうな個性的な書風
もある。後者の中でも香紙切・針切・
小島切のような細身で流動感のあるか
なは、幅広い作品展開の可能性を秘め
ており、近年特に人気が高い。自由奔
放に螺旋を描きながら下りくる一条の
かなの線は、行となり、呼応しあい、
空間を明るく優雅な世界へと創り上げ
墨第158号
てゆく。その自由でスピード感ある筆致は、まさに現代とクロスするかのようだ。本特集では、これらの魅力を探りつつ、作品づくりへのステップアップを試みる。新傾向の古筆を知り、味わい、自分の中で新しく再生する一連の取り組みによって、あなたの作品はさらに魅力を増すだろう。
●インタビュー
「香紙切・針切・小島切」の魅力を語る
榎倉香邨 桑田三舟
●巻頭グラビア
香紙切・針切・小島切・紙撚切・敦忠集・重之集
解説/高城竹苞
総論 三古筆を学ぶ
文/高城竹苞
●総論
「古筆書学」の進化 文/田宮文平
●レッスン
香紙切の「好きなところ」を見つけ、自分のものにしよう
講師/原奈緒美
針切の多彩で息の長い線をマスターしよう
講師/畑林畊陽
小島切の自由奔放な連綿線の技法をマスターしよう
講師/岡田直樹
●コラム・かなのある風景
空間演出 作品/石谷真理・稲尾信吾
小物デザイン 作品/斉藤紫香
●競作
香紙切 稲田静子・吉川美恵子・下谷洋子
針切 勝瀬景流・吉田久実子・岩井秀樹
小島切 寺岡棠舟・由比浜嶺花・竹田華堂
●資料室
作品制作に役立つ歴史的かな遣い 解説/永由徳夫
第2特集 シリーズ人と書を味わう
熊谷守一
精悍なあごひげをたくわえパイプをくゆらし、絵筆を握る。そんな姿から画壇の仙人と呼ばれた熊谷守一。「銭もいらぬ、名誉もいらぬ」しかし、生きることだけには貪欲だった。その洋画家の手から放たれた墨の雫は、書の基準をはるかに超越し、人生そのものの潔白な姿を映しだしている。巧拙の評価をしばし忘れ、達観した飄逸の世界に潤いを求めよう。
●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(16)
青山杉雨 文/石川九楊
・日本の書文化 (21)
「道風に吹かれて日本流が立ち上がる」 文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって(最終回) 文/阿辻哲次
・書論の広場(23)
散逸歌集「麗花集」を求めて―「香紙切」「八幡切」の価値― 文/松本文子
・シリーズ・書家の仕事 (5) 田村空谷
・筆跡は語る(5)「三木露風の書」 文/魚住和晃
・すみ人彩々(9) 二宮さよ子さん(女優)
・ヘボでも上達筆遣い指南 「連綿にトライ」最終回(全3回) 指導/赤井清美
●臨書講座結果発表
・Aコース 孟法師碑 審査/樽本樹邨
・Bコース 雁塔聖教序 審査/大井錦亭
・Cコース 枯樹賦 審査/野口白汀
●読者参加企画 臨書講座
礼器碑 講師/高木聖雨
●話題の展覧会
・日本の三筆を書く─柴山抱海書展
・綾部光洲書作展
・豊口和士個展
・第54回毎日書道展
・日中書道家作品交流展
●話題の書道展より
・創立60周年記念 第47回全国神融会書展
・第11回日本象書会展
・第26回書道笹波会展
・第42回墨滴会全国書展
・第63回国際文化交流大日本書芸院展
・第37回公募瑞雲展
・役員による六友選抜展
・第16回玄燿展
・第24回寒玉三十人展
・第16回玄心書道展展
・第11回新和様書作家協会選抜展
・第33回千紫会万紅展
●スポット
・台湾にて 江兆申書画芸術展・記念国際学術研究会開催 レポート/原田歴鄭
・「今昔文字変化」展開催
●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
蘇州だより
東京ふらふら散歩
展覧会ルポ
展覧会アラカルト
読者プレゼント
9月・10月の展覧会
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次号予告・編集後記
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