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商品情報・内容

■ 数々の受賞歴を誇る脚本家、荒井晴彦が編集・発行人をつとめる日本で唯一の映画批評誌。

日本映画界の最前線で活躍する監督、プロデューサー、脚本家などのインタビューや対談、話題作についての批評・論考を掲載。作り手の本音や業界の実情を知ることができる唯一の映画雑誌です。「情報」ではなく「肉声」が聞きたい、「タテマエ」よりも「ホンネ」が知りたいと考える本質志向の映画ファンにお勧めします。

商品名
映画芸術
出版社
映画芸術
発行間隔
季刊
サイズ
B5
発売日
1,4,7,10月の30日
参考価格
1,572円

目次

特集『南京写真館』 を観る
 金平茂紀 『南京写真館』をプロパガンダ映画と決めつける前に
 山本直樹 人間であること、人間でなくなること
 深作健太 友はもういない『南京写真館』──日中国交正常化54年の年に──
 藤田直哉「何故起きたのか」をいかに正確に認識するか
 座談会「南京虐殺」を表象する映画、そして日本と中国の歴史意識をめぐって
  アンニ 井上淳一 荒井晴彦

映画『UNVOICED』をめぐって あのとき武漢ではなにが起こっていたのか
 アンニ 北鹿 聶莉莉

新作レビュー
 『平行と垂直』
  藤井仁子 私の生まれ育った国にはせめて小林聖太郎の映画が普通にヒットする国であってほしい
  青野 暦 天使性、その是非
 『黒牢城』
  松下隆一 原作とともに心中する覚悟はあったのか 「人間だけを描く」時代劇の可能性  
 『俺の血はピンクの血 映画俳優久保新二』
  女池 充 ピンク映画への感謝と鎮魂 その深き優しさ
 『ナギダイアリー』
  大友りお 若者よ、下腹に力を入れて、境界線を飛べ!
 『箱の中の羊』
  武藤 旬 人間性の境界はどこにある
 『急に具合が悪くなる』
  菊井崇史 Motions With Emotion Move Our Hearts
 『ヌーヴェルヴァーグ』
  満粋 よびさまされた響き、新しい・・・こんにちはゴダール!
 『美しく、黙りなさい』
  桑原杏奈 糸を手渡す映画
 『ヒトラーの毒味役』
  冨岡悦子 権力の保身を告発せよ
 『ドラマなふたり』
  田中千世子 洗練度を上げたボルグリの映画な映画
 『ハワの手習い』『撃たれた自由の声を撮れ』
  緒方伶香 希望をまとう。洋服は武器や絶望ではない。

特別インタビュー レベッカ・ズロトヴスキ 取材・構成 魚住桜子
 私にとってアイリス・ショットは単なる編集上の処理ではなく、感情のリズムそのものなんです。かなり初期から意識していたものです

鈴木敏夫を囲んで
 『星と月は天の穴』から「退廃姉妹」まで
  鈴木敏夫 荒井晴彦 出野龍郎 宮崎信吾 細谷隆広 井上淳一

日本映画の現状を語る ―作品の評価と観客動員をめぐって―
 古賀重樹 勝田友巳 寺脇 研

蓮實重彦『ショットとは何か』をめぐって
 座談会 中島丈博 石飛徳樹 佐井大紀 井上淳一 荒井晴彦
  次にどんなシーンがきて、どんなセリフがくるか、それが裏切られると「おっ」と思う。その裏切りが凄いなと思う。蓮實重彦の言う「ショット」の発見と同じように、こっちは「シーン」を発見しているんだ
 西岡琢也に訊く  聞き手=荒井晴彦
  「ショット」を軸にしてよくこれだけ書けるなと思う

追悼
 庄司 薫
  松田 樹 「キザでいやったらしい大芝居」を演じること
 中村玉緒
  田辺隆史 玉緒さんが生来好きで好きで止められなかったのはパチンコと、「ザ・勝新太郎」 だったのだろう

連載小説 桃井 章  S家の人びと

細谷隆広 市川で映画を作ろう 令和の断腸亭日常、荷風映画への道 ②

連載 
 原一男 妄想ドキュメンタリー風雲録 4 『さようならCP』 後編
 
映画たちよ! 私たちのディスクール
 映画への希望を瑞々しく描くデルフィーヌ・セリッグの『美しく、黙りなさい』、未知のスザーナ・アマラウの才能があふれる『星の時』、そして小林聖太郎、濱口竜介の話題作、今号から新しい参加者を加えた好評連載トーク第22弾!
  川口敦子 明智惠子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

映芸ジャーナル
A Window of Memories/もどらないかげ/詩人iidabii ある宗教2世の記録/メレディス・モンク 踊る声、歌う身体/星の時/君の見る世界をなぞる/心耳~耳を澄まさぬ表現者たち
桝田 豊 田中託未 荒川求実 菊井崇史 角田哲史 武隈風人 大久保渉

荒井放談
 ヒトラーが何を食べていたのか、もう少しメニューを紹介してもいいのにね。

映画日誌
 井上淳一 荒井晴彦 岩槻 歩 田中託未 髙田龍太郎

Book Reviews
 中村征夫 山田宏一著『山田宏一のとっておき二本立て映画館』
 竹田正明 信濃八太郎著『ミニシアターをたずねて』
 中森明夫 樋口毅宏著『なぜ本を読むのか、なぜ映画を観るのか、なぜ音楽を聴くのか』
 髙田龍太郎 ピーター・ボグダノヴィッチ著『大映画術』Ⅰ・Ⅱ
 吉永剛志 すが秀実著『すが秀実セレクション1/増補新版 花田清輝 砂のペルソナ』
 西田博至 辰巳知広著『森英恵と映画衣裳––––日本映画の革新と軌跡』
 田中託未 草森紳一著/平山周吉編『本に狂う』
 編集部の一冊 福永邦昭著、尾形敏朗構成『実録! 東映三角マーク宣伝部』


連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 森元庸介 池田知徳 藤田奈比古 町田泰樹
 荒井晴彦ノート






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レビュー

  • 総合評価: ★★★★☆ 4.07
  • 全てのレビュー: 14件
追悼・長谷川和彦
★★★★★2026年04月30日 ダンさん 自営業
今号の長谷川和彦の追悼特集は、70頁もの充実した内容だった。再掲載されていた1992年当時の荒井晴彦との対談の中で、長谷川監督は簡単に次回作を撮れない理由を次のように語っていた。「悪いのは今平(今村昌平)さんだよ。俺だってポルノかピンクの助監督でスタートしていれば、こんなシコった監督にゃならなかった。なにしろ、最初の現場が構想10年、撮影2年の映画だもんな」わかる気はするが、幻となってしまった次回作をぜひ観たかったなあ。
荒井晴彦編集長
★★★★☆2025年09月10日 スパパーン その他
文字量が多く、読み応えがあり、硬派で鋭い唯一無二の映画批評に唸る。季刊誌のため、待ち遠しいです。
硬派
★★★★★2024年08月31日 フーリガン 公務員
最新号から文字ポイントを若干、大きくしたようだが、紙面一杯の文字量で情報量が多く読み応えがある硬派な雑誌である。
荒井さん
★★★★★2022年09月18日 rollers 教職員
荒井晴彦編集長がデンと構えている安心感と、ただ広告代が欲しい出来レース的な紙面作りでは無いのが良いです。 季節刊の為、やや追悼記事が多いのも、歴史を振り返るには良いです。 もう少しミニシアターで活動する若手の作品も取り上げてバッサバッサと斬りまくって欲しい気もします(笑)
映画芸術の存在意義
★★★★☆2022年06月23日 映画芸術ビギナー 無職
ここ二年ほど定期購読しています。編集長の自画自賛ぶり、寄稿者の編集長への忖度(映画ベストで編集長の映画がベストワンになる奇妙さ)、アニメーションの排除など、批判することにはことかかないですが、それを差し置いても、辛辣な映画批評を行うという、他の提灯映画雑誌(失礼!)には太刀打ちできない魅力があります。辛口の映画批評をもとめている方には必読かと思います。
硬派評論の最後の砦
★★★★☆2020年12月19日 komo 会社員
読み応えのある記事が記事が多く、毎号楽しみにしています。年のせいか、活字が小さくて読みづらいのがつらい。
定期購読者です
★★★★★2020年07月06日 BTR 会社員
地方在住の身で、昨今の書店閉店も相まって なかなか「映画芸術」のような雑誌を店頭で見かける機会が減ってきていたこともあって、確実に入手できる定期購読を申し込んだ次第です。割引価格?というのもお得感があって、満足。
ユニークな立ち位置
★★★☆☆2020年05月24日 映画好き 無職
年間ベストテンはよくあるが、ワーストテンはめずらしい。しかもベストテン一位が自作なんたから、自画自賛にもほどがある。そういう意味で映画界において他にない孤高の存在。
ユニークな立ち位置
★★★☆☆2020年05月24日 映画好き 無職
年間ベストテンはよくあるが、ワーストテンはめずらしい。しかもベストテン一位が自作なんたから、自画自賛にもほどがある。そういう意味で映画界において他にない孤高の存在。
この雑誌で知る映画がある喜び
★★★★☆2020年04月29日 torofu 自営業
取り上げる映画の本数は、それほど多くないが、ミニシアター系の注目したい作品をこの雑誌で知ることが多いです。 映画芸術で紹介されて初めて知って、その映画を観に行くこともあります。 映画を観た後に、他の人の感想や批評を知りたいときに、けっこうな分量の文章を読めるのが良い。 追悼記事も読みごたえがあります。

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