映画芸術 発売日・バックナンバー

1,615円
目次:

特集『南京写真館』 を観る
 金平茂紀 『南京写真館』をプロパガンダ映画と決めつける前に
 山本直樹 人間であること、人間でなくなること
 深作健太 友はもういない『南京写真館』──日中国交正常化54年の年に──
 藤田直哉「何故起きたのか」をいかに正確に認識するか
 座談会「南京虐殺」を表象する映画、そして日本と中国の歴史意識をめぐって
  晏妮 井上淳一 荒井晴彦

映画『UNVOICED』をめぐって あのとき武漢ではなにが起こっていたのか
 晏妮 北鹿 聶莉莉

新作レビュー
 『平行と垂直』
  藤井仁子 私の生まれ育った国にはせめて小林聖太郎の映画が普通にヒットする国であってほしい
  青野 暦 天使性、その是非
 『黒牢城』
  松下隆一 原作とともに心中する覚悟はあったのか 「人間だけを描く」時代劇の可能性   『俺の血はピンクの血 映画俳優久保新二』
  女池 充 ピンク映画への感謝と鎮魂 その深き優しさ
 『ナギダイアリー』
  大友りお 若者よ、下腹に力を入れて、境界線を飛べ!
 『箱の中の羊』
  武藤 旬 人間性の境界はどこにある
 『急に具合が悪くなる』
  菊井崇史 Motions With Emotion Move Our Hearts
 『ヌーヴェルヴァーグ』
  満粋 よびさまされた響き、新しい・・・こんにちはゴダール!
 『美しく、黙りなさい』
  桑原杏奈 糸を手渡す映画
 『ヒトラーの毒味役』
  冨岡悦子 権力の保身を告発せよ
 『ドラマなふたり』
  田中千世子 洗練度を上げたボルグリの映画な映画
 『ハワの手習い/撃たれた自由の声を撮れ』
  緒方伶香 希望をまとう。洋服は武器や絶望ではない。

特別インタビュー レベッカ・ズロトヴスキ 取材・構成 魚住桜子
 私にとってアイリス・ショットは単なる編集上の処理ではなく、感情のリズムそのものなんです。かなり初期から意識していたものです

鈴木敏夫を囲んで
 『星と月は天の穴』から「退廃姉妹」まで
  鈴木敏夫 荒井晴彦 出野龍郎 宮崎信吾 細谷隆広 井上淳一

日本映画の現状を語る ―作品の評価と観客動員をめぐって―
 古賀重樹 勝田友巳 寺脇 研

蓮實重彥『ショットとは何か』をめぐって
 座談会 中島丈博 石飛徳樹 佐井大紀 井上淳一 荒井晴彦
  次にどんなシーンがきて、どんなセリフがくるか、それが裏切られると「おっ」と思う。その裏切りが凄いなと思う。蓮實重彥の言う「ショット」の発見と同じように、こっちは「シーン」を発見しているんだ
 西岡琢也に訊く  聞き手=荒井晴彦
  「ショット」を軸にしてよくこれだけ書けるなと思う

追悼
 庄司 薫
  松田 樹 「キザでいやったらしい大芝居」を演じること
 中村玉緒
  田辺隆史 玉緒さんが生来好きで好きで止められなかったのはパチンコと、「ザ・勝新太郎」 だったのだろう

連載小説 桃井 章  S家の人びと

細谷隆広 市川で映画を作ろう 令和の断腸亭日常、荷風映画への道 ②

連載 
 原一男 妄想ドキュメンタリー風雲録 4 『さようならCP』 後編
 
映画たちよ! 私たちのディスクール
 映画への希望を瑞々しく描くデルフィーヌ・セリッグの『美しく、黙りなさい』、未知のスザーナ・アマラウの才能があふれる『星の時』、そして小林聖太郎、濱口竜介の話題作、今号から新しい参加者を加えた好評連載トーク第22弾!
  川口敦子 明智惠子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

映芸ジャーナル
A Window of Memories/もどらないかげ/詩人iidabii ある宗教2世の記録/メレディス・モンク 踊る声、歌う身体/星の時 4K/君の見る世界をなぞる/心耳~耳を澄まさぬ表現者たち
桝田 豊 田中託未 荒川求実 菊井崇史 角田哲史 武隈風人 大久保渉

荒井放談
 ヒトラーが何を食べていたのか、もう少しメニューを紹介してもいいのにね。

映画日誌
 井上淳一 荒井晴彦 岩槻 歩 田中託未 髙田龍太郎

Book Reviews
 中村征夫 山田宏一『山田宏一のとっておき二本立て映画館』
 竹田正明 信濃八太郎著『ミニシアターをたずねて』
 中森明夫 樋口毅宏著『なぜ本を読むのか、なぜ映画を観るのか、なぜ音楽を聴くのか』
 髙田龍太郎 ピーター・ボグダノヴィッチ著『大映画術』Ⅰ・Ⅱ
 吉永剛志 絓秀実『絓秀実セレクション1/増補新版 花田清輝 砂のペルソナ』
 西田博至 辰巳知広著『森英恵と映画衣裳––––日本映画の革新と軌跡』
 田中託未 草森紳一著/平山周吉編『本に狂う』
 編集部の一冊 福永邦昭著、尾形敏朗構成『実録! 東映三角マーク宣伝部』


連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 森元庸介 池田知徳 藤田奈比古 町田泰樹
 荒井晴彦ノート






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総力特集 追悼 長谷川和彦
水谷 豊 「じゃな、豊ありがとう 」
山崎 裕 ゴジと私の58年
山田耕大 「山田、ハグしよう」 ゴジさんを偲んで 
最首としみつ 血と、酒と、化粧の匂い ゴールデンゲート
種田陽平 長谷川和彦監督の言葉が鳴り響いている
市井義久 とまどう 映画の巨人
細野辰興 私にとって長谷川和彦監督とは何だったのか
橋本浩介 夢と幻想のペシミズム
桃井 章 えーと……誰だっけ?
伊藤彰彦 超能力と連合赤軍 長谷川和彦の未映画化脚本
三留まゆみ あの時計はいまも時を刻んでいる
再録 長谷川和彦、語る 聞き手=荒井晴彦
一本も撮らなかったけれど、「自分も一緒に撮れてるような錯覚」はあった
あなたにとって〈長谷川和彦〉とは何だったのか
真辺克彦 西岡琢也 佐々木原保志 阪本順治 本間英行 河井真也 佐藤佐吉 佐井大紀 大塚信一 石飛徳樹 天願大介 長谷川安弘 若杉正明 瀬々敬久 女池 充 三島有紀子 平岡香純 佐々木浩久 浅倉いづみ 加藤祐司 岩井俊二 文屋良子

特集 幕末ヒポクラテスたち 
西岡琢也インタビュー 聞き手=荒井晴彦
大森一樹のこの企画、亡くなった大森のためにグッと堪えてやりました
緒方 明 ×森重 晃インタビュー
監督の作家主義ってなんだろう
映画の中心はシナリオだし、俳優だと思っています

新作レビュー
メモリィズ
野木京子 観終えてから再び自分の映画が始まる
今は昔 栄養映画館の旅
大久保賢一 遠い映画の気配が漂う

田中千世子 ただものではない軽さ 今の時代が原作を超える
済州島四・三事件 ハラン
金村英明 鎮魂と告発のあいだで 『済州島四・三事件 ハラン』と国家暴力の記憶
チェイン・リアクションズ
ダーティ工藤 トビー・フーパー 一世一代の映画に迫る
サンキュー、チャック
中尾太一 グッドナイト、チャック

特別インタビュー ギョーム・セネズ 取材 ・ 文 魚住桜子
私は、現状を変えるために映画を作っているわけではない
まず第一にあるのは、感情を伝えること 観客が映画館で物語に心を動かされる そこがすべての出発点だと思っています

追悼
 東陽一
川上皓市 自分の人生が試されるほどの現場でした
小林竜雄 〝歩く映画〟とベルイマン
 ロバート・デュヴァル
千浦 僚 世界の一隅を守る捨て石となる
 フレデリック・ワイズマン
北鹿 「 アメリカ合衆国」 を「記録」 するにとどまらず 主役の名、あるいはワイズマン映画におけるもう一つの 「四無い主義」

小説
中島丈博 猫の湯たんぽ 挿絵 榊原澄人

連載 原一男 妄想ドキュメンタリー風雲録 3
『さようならCP』 中編

映画たちよ !私たちのディスクール
「共に食べて団結を」という祖母の言葉の力
「この国のいいところは、この絵をいいっていうひとがちゃんといるところなのよ」という母の言葉の 力
日常に静かに潜むエンパワーメントに映画は生き生きと応えている
川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

映芸ジャーナル
LOST LAND/ロストランド サンタクロースたちの休暇 スマッシング・マシーン おくりもの 海辺の恋 ドランクヌードル 猫を放つ
角田哲史 菊池崇史 荒川求美 桝田 豊 吉田晴妃 田中託未 武隈風人

Book Reviews
寺脇 研 春日太一著『なめたらいかんぜよ 脚本家・高田宏治が生きた東映五十年の狂熱』
田中貴大 小中和哉著『僕たちはこうして映画監督になった 8ミリ映画時代を語る』
いまおかしんじ 山本直樹著『エロってなんだろう?』
塩田昌明 松本卓也・福家崇洋・渡辺恭彦編『京大1969 ─「自由の学風」の闘争史』
菊井崇史 丹生谷貴志著『丹生谷貴志コレクションⅠ・Ⅱ・Ⅲ』全三巻
荻野洋一 西田博至著『映画の閾穴』
編集部の一冊 映画誌「りんどう」

連載
大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
志村秀人 そこに風は吹いているか
雀の涙
荒井晴彦ノート
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2025年日本映画ベスト&ワースト
 相田冬二 天野雄喜 石飛徳樹 井上淳一 上野昻志 宇田川幸洋 大高宏雄 岡田秀則 緒方伶香 岡本安正 荻野洋一  小薗賀津雄 小薗裕美子 小野 寛 上條葉月 川口敦子  北村匡平 木全純治 小嶋千佳 志村秀人 新宿かぼす会  菅原和博 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研 中村賢作 仁藤由美 林 久登  桧山許治 藤原奈緒 細谷隆広 前田耕作 毛利貴子 山下絵里  横田茂美 吉田伊知郎 渡辺葉子 映画芸術編集部

『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』
 田口トモロヲ ロックの新しいシステムを作った人たちが忘れられている ロックの原点には彼らがいるということを知ってほしい
 サエキけんぞう 突き刺さる新しい音楽が時代の瞬間を描き出す

『安楽死特区』『LAST DANCE 最後の遊戯』
 丸山昇一、語る 聞き手=荒井晴彦
  個人の死を決定するのは誰なのだろうか

『金子文子 何が私をこうさせたか』
 菜葉菜+咲耶
  自分が自分でいることの強さを金子文子が教えてくれました それを感じ取っていただきたいと思います

『潜行一千里 ILHA FORMOSA』
 空族 富田克也 相澤虎之助 中村誠治 古屋卓麿 向山正洋
  中上健次の世界がヨグ・ワリスさんの曲に顕われているのに びっくりしました 台湾にはアジアの「共和の歴史」が 繫がれているのだと思います

「戦争」の実相をめぐって
 映画『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─』 笠原和夫著『日本人の戦争 ─戦争映画ノート』
  寺脇 研 いま求められる「新しい戦争映画」とは何か
  深作健太 灰色の雲の彼方に、青空は見えたか?

新作レビュー
 『万事快調〈オール・グリーンズ〉』
  素潜り旬 女子高校生ナルコス(メキシコから遠く離れて)
 『SEBASTIAN セバスチャン』
  田中千世子 セバスチャンは僕だ
 『旅の終わりのたからもの』
  冨岡悦子 記憶をいかに引き継ぐか

映画『星と月は天の穴』に寄せて
 川崎賢子 ミソジニーなんてこわくない

原一男 妄想ドキュメンタリー風雲録2
 『さようならCP』 前編

特別インタビュー ホセ・ルイス・ゲリン
 取材・文 魚住桜子
  映画の使命は、SNSの即断と単純化に抗い、現実の豊かさ、 複雑さ、曖昧さを取り戻すことだと、私は信じています

市川で映画を作ろう
 細谷隆広 市川の街、すべてが撮影所だ! 今、甦る荷風先生

追悼 春日信一
 辻 萬里 「シナリオ」を一般誌にしてやる!
 松浦日出雄 多摩川を走り、好きな猫と暮らした春日君のこと
 稲留健吾 彼は懐の深い男だった
 児玉 勲 映画とシナリオに寄り添った編集者
 河野智惠 buraで会いましょう
 安藤未来 父の言葉とともに歩いてきた

安井豊作、追悼
 松本圭二 ゴダールのいない世界で
 樋口泰人 「世界」を生み出す言葉
 黒岩幹子 You can add up the parts, but you won’t have the sum.
 丹生谷貴志 ヤスイユタカが手を振っている
 稲川方人 世界を肯定するのか憎悪するのか
 受川千恵 安井くんもマルーもきっと帰ってくる

特別寄稿 和光晴生著『日本赤軍とは何だったのか その草創期をめぐって』を読む
 福井紳一 和光晴生の思想的総括の試み 全共闘・日本赤軍の体験を通して

映画たちよ!私たちのディスクール
 川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩
  若い人たちが『万事快調』や『セバスチャン』のような映画を見て 大人になるというのはいいな 男性が好きな男性や女性が好きな女性が、どこかに当たり前に存在しているということを普通だと認識しながら大人になるって、素敵なことです

ポーランド映画祭2025
 近藤希実 ハス、生誕100年 その至福の世界に包まれた

映芸ジャーナル
 イマジナリーライン/役者になったスパイ/椰子の高さ/ぼくの名前はラワン/ センチメンタル・バリュー/黒の牛/おくびょう鳥が歌うほうへ
 角田哲史 桝田 豊 吉田晴妃 武隈風人 荒川求実 菊井崇史 田中託未

荒井晴彦放談
 これって日本映画の軍隊もののルーティンなんだ。アニメでやることの意味は何だったんだろう

映画日誌 井上淳一 荒井晴彦 岩槻 歩 田中託未 髙田龍太郎

Book Reviews
 佐高 信 平山周吉著『天皇機関説タイフーン』
 磯田 勉 田中眞澄著・平山周吉編『「小津安二郎に憑かれた男」の映画案内 田中眞澄・映画コラム傑作選』
 中森明夫 スージー鈴木著『日本ポップ史 1966─2023 あの音楽家の何がすごかったのか』
 田中託未 濱口竜介、三宅唱、三浦哲哉著『演出をさがして 映画の勉強会』

連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙
 荒井晴彦ノート
1,615円
『星と月は天の穴』を語る
 咲耶 映画も、ラブシーンもほぼ初めて。『卍』の若尾文子さんの声を参考にしました
 荒井晴彦放談番外篇
  必要なことは全部シナリオに書いてある。役者がそれをどう読んでくるかということだと思っている
 安井国穂 星と月は天の穴、か?
 渡辺葉子 1969年、細部に沁みる時代の面影
 いまおかしんじ 「まだ電車に乗っているのか」
 野崎有以 妖怪 綾野剛─誰がとろかし草を渡したのか?─
 竹田正明 制作日誌
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から

『旅と日々』そして、つげ義春
 三宅 唱 言葉の手前に留まったり、挫折したり、発見したりすることが自分の生の実感になるのだと思います
 桑原杏奈 風景のあわいと融ける人間
 上野昻志 映画になった、つげ義春作品を巡って

『アジアのユニークな国』
 監督 山内ケンジ プロデューサー 野上信子 聞き手=荒井晴彦、井上淳一
  カウンターとしての映画を作る、それが今回の試みでした。日本映画のシステムも嫌いです


新作レビュー
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
 深作健太 僕たちは世界を変えることができないのか?
『プラハの春』
 城戸朱理 史実に基づくアナログ・サスペンス
『ホーリー・カウ』
 洪先恵 母の乳房を求めて
オスロ、3つの愛の風景
 田中千世子 ベルイマンもロメールもちょっと太刀打ちできない
『てっぺんの向こうにあなたがいる』
 緒方伶香 阪本順治と怖いもの知らずの女たち
『次元を超える』
 素潜り旬 俺の心を飛ばす力学が働いた……
『アフター・ザ・クエイク』
 中尾太一「ビフォア・ザ・クエイク」の時代のために
『秒速5センチメートル』
 相田冬二 何のための誰のための実写化なのか
『恋に至る病』
 田中さとみ 大切な人のために何ができるのか

『ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ』展
 菊井崇史

新連載
 原一男 妄想ドキュメンタリー風雲録1『よみがえる声』 が照射する心の闇

追悼 
 堀越謙三
  田井 肇 戦争の疵痕を思い続けた人
  塩田明彦 その声を心地よく思い出すことができます
  川口敦子 その仕事の成果を、いま噛み締める
  村山匡一郎 アクティブで多彩な映画人生を追悼
  筒井武文 映画美学校、東京藝大映像研究科 堀越さんが拘った「小型の撮影所」
 渋谷陽一
  なおこ 渋谷さんを追悼して
  樋口毅宏 非情な哲学経営者
  神谷弘一 白いティッシュになぐり書きされた渋谷陽一の言葉
 吉行和子
  松井久子 万華鏡のひと 吉行和子さんに捧げる 「極私的女優論」
 ロバート・レッドフォード
  渡辺葉子 ニューシネマの継承者、変革の人

特別インタビュー パトリシア・マズィ 取材 ・ 構成 魚住桜子
 人間の心理の深みへ進むこと、そしてフィルム・ノワールの現在性を再解釈する目的もありました

映画たちよ! 私たちのディスクール
 川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

短期連載
 中島丈博 遠景の京都4 風船爆弾と縁故疎開

映画日誌 井上淳一、荒井晴彦、田中託未、岩槻 歩

映芸ジャーナル
 サラバ、 さらんへ、 サラバ/雨花蓮歌/蘭島行/グランドツアー/ひとつの机、ふたつの制服/ぼくらの居場所/旅人の必需品
  荒川求実 菊井崇史 桝田 豊 吉田晴妃 武隈風人 角田哲史 田中託未

書評
 佐藤佐吉 丸山昇一著『生きている松田優作』
 髙田龍太郎 蓮實重彦著『日本映画のために』
 風元 正 絓 秀実著『一歩前進、二歩後退』
 村木恵里 村山憲太郎編『桜映画の仕事 1955→1991→2025』
 渡辺 考 大重潤一郎著 高橋慈正編『映画監督大重潤一郎著作集 われらが海民』
 花咲政之輔 樋口毅宏著『新版 中野正彦の昭和九十二年』
 編集部の一冊 高島 都写真・著『京都撮影所案内』

連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 雀の涙
 編集子雑言
 荒井晴彦ノート

1,615円
『海辺へ行く道 』
 横浜聡子インタビュー 穏やかな空気が流れる場所が この映画には必要でした
 白井真木 不確実な人間 その先になにが見えるの?

新作レビュー
 『国宝』
  高田宏治、『国宝』を語る 聞き手=荒井晴彦
  「魂を売る」という表現はセリフとして軽率に使ってはならないんだよ
  田中貴大 漫画の方程式で作られた無菌培養の歌舞伎
 ワン・ビン『青春』三部作
  田中千世子 映画をはみだす人間の生
 『アスファルト・シティ』
  大野南淀 言葉と救助、サイコなカウボーイにあらしめよ
 『私の見た世界』
  宮尾節子 「逃げる」いう償い
 『ランド・オブ・バッド』
  柏原寛司 見事なアクション&サバイバル・エンターテインメント
 『よみがえる声』
  晏 妮 蘇る映像と蘇る人生

特集:敗戦後80年―戦争映画
 菅 孝行 〈戦争映画〉に何を読むべきか 『黒川の女たち』『雪風 YUKIKAZE』を見る
 風元 正 不穏な「光」に導かれて 映画『遠い山なみの光』を中心に
 渡辺 孝 昭和という影 『ハオト』から『黒川の女たち』まで
 井上淳一 〈戦争映画〉が描く〈戦争らしきもの〉を超えて 『雪風 YUKIKAZE』から『宝島』まで
 平井和子 「人柱」から歴史の主体者へ 変化の瞬間を捉えた貴重な記録—『黒川の女たち』
 坂手洋二 一筋縄ではいかない沖縄映画 『宝島』『木の上の軍隊』を見る
特別採録:笠原和夫 孤軍奮戦の「闘将」山口多聞、「海」に散る

特集:映画『天上の花』著作者人格権侵害差止等請求事件について
 裁判資料
  原告が主張する権利侵害部分
  (第一審)被告陳述書
  (第一審)判決
  (控訴審)被告陳述書
  (控訴審)判決
 四宮隆史弁護士に訊く
 小野沢稔彦 今、この国の「映画」が問われている—『天上の花』問題に関し思ったこと—
 前田耕作 共同脚本が死せば、映画も死す。

追悼
 篠田正浩
  石飛徳樹 篠田正浩映画群、その複雑な多面体
  中村征夫 撮影所育ちの監督が消えていく……
 ロバート・ベントン
  小林竜雄 都市生活者の悲哀
 竹田一成
  岡田 裕 一成さんのこと
 エディ藩
  桝井省志 エディさんが訥々と語るように奏でるギターよ、永遠に

特別インタビュー
 デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス 取材・構成 魚住桜子
  2017年のカンヌで「ルグランさん、私が存在するのはあなたのおかげです」と伝えました

金星シネマ
 梅澤舞佳 人の暮らしの一部に映画館という場所がある
シネマリス CineMalice
 稲田良子 ミニシアターを創る

短期連載
 山口 剛クロニクル抄 3
 遠景の京都 3 中島丈博

映芸ジャーナル
 ROPE/2人のギブス/ユリシーズ/私たちが光と想うすべて/自分に見合った顔/キムズビデオ/こんな事があった
 菊井崇史 荒川求実 田中託未 角田哲史 武隈風人 吉田晴妃 桝田 豊

映画たちよ !私たちのディスクール
 川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

書評
 桑原杏奈 蓮實重彦著『映画夜話』
 髙田龍太郎 古賀太著『ヌーヴェル・ヴァーグ 世界の映画を変えた革命』
 細谷隆広 樋口毅宏著『凡夫 寺島知裕。 「BUBKA」を作った男』
 岩槻 歩 山田英生編『戦争と漫画』

連載
 荒井放談
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙
 荒井晴彦ノート
1,615円
『逃走』『「桐島です」』をめぐって
 桐島聡を語る
   足立正生 髙橋伴明 進行=寺脇 研
 宮尾節子 どちらが時代遅れか 闘争の映画と青春の映画
 田村千穂 横ノリで逃げろ

デイヴィッド・リンチ、私の1本
 赤塚成人 ツイン・ピークス The Return 映画史に刻まれるべき作品
 上條葉月 ツイン・ピークス 世界の混沌が顕われる
 下社敦郎 ブルーベルベット 死とは古びた車から降りるようなもの
 田中託未 Absurda アブサーダ、バレリーナを追いかけて
 佐藤佐吉 ロスト・ハイウェイ リンチとギフォード
 サトウトシキ マルホランド・ドライブ 輝く、光の暗闇

インタビュー 映画集団ウカマウと関わり続けた50年
 太田昌国 帝国主義のさまざまな顔を描く 独自の方法が完徹された映画群

クィア映画の現在
 ヴィヴィアン佐藤 FEMME フェム
  個人の幻想と社会の幻想の隙間で
 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ クィア/QUEER
  あの胸が張り裂けそうな愛を、もう一度
 坪井里緒 ミステリアス・スキン
  生まれうる感情を否定するのではなく、それらを理由に正当化される「暴力」を拒絶する

鼎談 日本映画の現状を語る 新聞の映画紹介の役割とは
 古賀重樹 勝田友巳 寺脇 研

映画たちよ!私たちのディスクール 
 川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

短期連載
 遠景の京都2 中島丈博
 山口 剛クロニクル抄

荒井晴彦放談
 調べれば調べるほど、頭の中で嘘だと知ってたら書けないよ。それができるというのはどういう人たちなんだろう

映芸ジャーナル
 KIDDO キドー/サスカッチ・サンセット/ただ、愛を選ぶこと/ガール・ウィズ・ニードル ベテラン 凶悪犯罪捜査班/けものがいる/来し方 行く末

新作レビュー
 IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー 川口敦子 彼のカオスに身を任せ 響き合うこと
 アラン・ギロディ3作品 田中千世子 懐かしさに心騒がす
 未完成の映画 金 允沫 映画の未完成、あるいは指先に触れたもの
 悪い夏 鈴木里実 雨は止んだ傘をたたもう 曖昧さに正面から挑む喜劇
 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は 田中さとみ I’m by your side

追悼
 万代博実
  柄本 佑 映画友達のように
  豊川悦司 作り手の情熱に共感する人
  桃井 章 元気か? 万代?
 ジーン・ハックマン
  千浦 僚 大丈夫だ、俺はよそで無事にやってるよ
 宮田 仁
  丹生谷貴志 心霊少年は、ただ小走りに歩き、列車に乗る
  安井豊作 宮田くんとのこと
  渥美喜子 偽の姿の宮田さん
  樋口泰人 それは他人事のようにやってくる
  中村大吾 映画の本を編む

Book Reviews
 川本 徹 北村洋著『淀川長治 「映画の伝道師」と日本のモダン』
 丸山昇一 伊藤彰彦著『完全版 最後の角川春樹』
 佐井大紀 田中陽造著『ゆきてかへらぬ 田中陽造自選シナリオ集』
 吉野大地 筒井武文著『映画のメティエ 欧米篇』
 井上淳一 金子修介著『無能助監督日記』
 田坂博子 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編『映像アーカイブ・スタディーズ』
 中島雄人 中原昌也著『偉大な作家生活には病院生活が必要だ』
 杉原永純 樋口泰人著『そこから先は別世界 妄想映画日記 2021 ─ 2023』
 編集部の一冊 小林旭著『小林旭回顧録 マイトガイは死なず』

連載
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 春日信一
 荒井晴彦ノート
1,615円
2024年日本映画ベスト&ワースト
 相田冬二 天野雄喜 石飛徳樹 上野昻志 宇田川幸洋 大高宏雄 緒方伶香 岡田秀則 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 小野 寛 春日信一 上條葉月 川口敦子 北村匡平 木全純治 小嶋千佳 新宿かぼす会 志村秀人 菅原和博 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研 仁藤由美 林 久登 桧山許治 藤原奈緒 細谷隆広 前田耕作 山下絵里 吉田伊知郎 横田茂美 渡辺葉子 映画芸術編集部

『ゆきてかへらぬ』
 根岸吉太郎
  作り物の面白さと事実の狭間をどうやって摑むのか 今も迷い続けています
  聞き手=川口敦子
 陶原 葵 それぞれの狂気、三つ巴の青春

『奇麗な、悪』
 瀧内公美、語る
  映画のなかに 私の身体を存在させるために

『BAUS 映画から船出した映画館』
 甫木元空
  引き延ばされた「昭和」 現在のカオスをここに残す

『いきもののきろく』
 庄司輝秋 喪失と再生の狭間で、私たちは筏をつくりつづける

『ドライブ・イン・マンハッタン』
 大野南淀 浮かび上がるストリート、遺棄、父の名
 廣木隆一 『ヴァイブレータ』を思い出す

追悼 白鳥あかね
 宮下順子 あかねさんの映画人生
 寺島まゆみ あかねさんとの約束
 永島敏行 現場の中心にいた白鳥あかねさん
 汪暁志 私が知っているあかねさん
 石飛徳樹 「とん鈴」のあかねさん
 松井久子 磊落のひと
 高崎俊夫 白鳥あかねさんと『孤獨の人』をめぐる追想
 晏 妮 あかねさん、さようなら
 坂本希代子 ダブルベッドと未成年
 篠原哲雄 あかねさんとの細やかないくつかの出来事

追悼 白井佳夫
 内藤和之 孤高の人、白井佳夫とのこと
 寺脇 研 「白の時代」が発見したもの
 キネマ旬報「白の時代」1968年から1976年 編集長・白井佳夫が仕掛けたもの
  白井佳夫 植草信和 寺脇 研 司会:切通理作
 白井真木 父の名前からの卒業

追悼 火野正平
 山崎努
 柄本明 火野正平のいない京都なんて
 山下智彦 火野正平さんの思い出とともに

追悼 高木希世江
 上野昻志 人に、映画に愛された人
 とちぎあきら 高木希世江さんを偲んで
 北條誠人 後輩を守り、育てた人
 大矢 敏 高木希世江が完遂したこと
 大竹久美子 疾走する生
 伊藤彰彦 高木希世江のダンディズム
 荒川優美 「日活」と「映画」を愛した先輩 
 
追悼 掛札昌裕
 佐伯俊道 『ゴジラ』を断って『怪猫トルコ風呂』を書いた娯楽至上主義アルチザン

追悼 山口剛
 柏原寛司 半端ない知識と人脈
 渡邊孝好 剛さんの最期
 田辺隆史 剛さんのこと
 山口剛クロニクルズ

短期連載 中島丈博 遠景の京都1
白い聖体とパンのかけら

特別インタビュー パスカル・ボニゼール 取材・構成 魚住桜子
 「脚本を書く」という作業は、監督業と同じくらい奥が深く、多岐にわたるものです。特に、映画批評家、映画監督、脚本家という3つの経験は、私の脚本執筆に大きな影響を与えました

ポーランド映画祭2024
 凝縮された重量感 近藤希実

日本国≒文化庁は安倍晋三「国葬」に反対する言論表現に対する違法不当な規制/検閲を撤回し、補助金を支給せよ! 安倍晋三「国葬」反対LIVE弾圧 【AFF2補助金不支給】粉砕!裁判闘争に参加・支援を! 
 花咲政之輔

Dolby Cinema Japan Awards 2024 ドルビーラボラトリーズに訊く
 大沢幸弘 尾崎卓也

連載
 映画たちよ!私たちのディスクール この世界に溢れる「普通」の恋とケアの倫理
  川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩
 そこに風は吹いているか 志村秀人
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 映芸ジャーナル
  蝶の渡り/レイブンズ/聖なるイチジクの種/おんどりの鳴く前に/Underground アンダーグラウンド/Retake リテイク/ブラックバード、ブラックベリー、私は私。
  田中託未 菊井崇史 荒川求実 桝田 豊 武隈風人 吉田晴妃 角田哲史
 雀の涙 春日信一
 編集子雑言
 荒井晴彦ノート

1,615円
『ルート29』
 森井勇佑 中尾太一 菊井崇史 
  緩やかな連帯と回復がプツプツプツッと弾けていくようなふたりの旅なんです
 田中さとみ 詩行の中に、喩の中に足を踏み入れるように
『五香宮の猫』
 想田和弘 僕の仕事は世界を描写することだと思っています。世界の善し悪しを僕が決める必要はありません
 野木京子 集落の姿、その行末を思う

新作レビュー
『チネチッタで会いましょう』
 田中千世子 過去のイタリアを問うモレッティの熱き想い
『国境ナイトクルージング』
 いまおかしんじ 世界の片隅で3人を繫げるもの
『2度目のはなればなれ』
 大野南淀 人差し指にて時空を示せ、不可変の
『本心』
 姜湖宙 手に入れたかった母の「本心」

特集 映画の窓から装いを見る
 成実弘至 赤塚成人 辰已知広 井上雅人 緒方伶香 呉城久美 小川直人 上條葉月 青野賢一 小川久美子 小川佐和子 野崎有以
 アカデミー衣裳デザイン賞

追悼 アラン・ドロン、この3本
 山田宏一 渡辺祥子 中村征夫 柏原寛司 川口敦子 細野辰興 田中千世子 宇田川幸洋
特別インタビュー ジャンヌ・バリバール 取材・文 魚住桜子
 選択に一貫性があるのかということは気にしないし、整合性のとれたプランを 立てることに興味がありません。論理性はないのです。ダンスも歌もやりますが、 私の本質的な仕事は女優です
映画たちよ! 私たちのディスクール
 自由のほうへ、解き放たれるために 関係性のリアリティはどこか
  川口敦子 藤原奈緒 岩槻 歩
ポーランド映画祭を訪ねて 近藤希実
映芸ジャーナル
 火の華/二つの季節しかない村/拳と祈り─袴田巖の生涯─/ SUPER HAPPY FOREVER / ノーヴィス/クラブゼロ/江里はみんなと生きていく
 桝田 豊 菊井崇史 荒川求実 角田哲史 武隈風人 吉田晴妃 大久保 渉
追悼
渡辺武信
 高野民雄 むかし「凶区」があった。私たちはそこで遊んだり映画について書いたりした
 中谷健太郎 ゆふいん村の小さな温泉劇場
 小池一子 「若き日の詩人の肖像」
 三宮康裕 渡辺武信さんを偲んで
 荒井晴彦 「シーツ」のゆくえ
 渡辺哲也 父・渡辺武信を追悼する
 渡辺葉子 夫・渡辺武信を追悼する
矢野和之
 松本正道 プルースティアンの東京事務局長
 リム・カーワイ 人間が大好きな矢野さん
 江利川 憲 遠きにありて──矢野和之さんのこと
 日下部克喜 生きもののような映画祭
 小野聖子 矢野和之的仕事の流儀
 石坂健治 寡黙が周囲を活性化させるのか
 北小路隆志 「励まし」と「恩返し」
 佐藤寛朗 ただひと言「ありがとうございました」と
高石ともや
 中川五郎 一緒に面白いことをもっとしたかった 飛び越えられなかった垣根
映画日誌
 井上淳一 荒井晴彦 田中託未 岩槻 歩
Book Reviews
 上野昻志 「漫画主義」終刊号
 榎本憲男 山田太一著『終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉山田太一戦争シナリオ集』
 編集部の一冊 平岡正明著『平岡正明著作集』
連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 春日信一
 荒井晴彦放談
 編集子雑言
 荒井晴彦ノート

1,615円
『ぼくのお日さま』
奥山大史  
フィギュアスケートが三人の距離を描くのです

新作レビュー
『お母さんが一緒』
渡辺葉子 家族像が笑いで更新されていく
『箱男』
小中和哉『箱男』とは何者か?
『ソウルの春』
姜湖宙 不断に反復され、今なお続いている「あの夜」
『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』
田中千世子 毅然たるベロッキオの姿勢
『WALK UP』
田中託未 むしろ反逆のリアリティなのである
『フェラーリ』
千浦 僚 マイケル・マンの新たな射程が見える
『至福のレストラン/三つ星トロワグロ』 
荻野洋一 「料理は虚構(ルビ:シネマ)ではない」とシェフは言う

シャンタル・アケルマン映画祭2024 シンポジウム
クレール・アテルトン+齊藤綾子+とちぎあきら
アケルマン、人間と世界を見つめるその比類なき眼差し

續・私が愛した映畫の晝物
 中村征夫 松岡錠司 山口 剛 井土紀州 上條葉月 鈴木里実 瀬々敬久 磯田 勉 榎本憲男 窪田信介 のむみち 河村雄太郎 

特別インタビュー ヴァネッサ・フィロ
 取材・文 魚住桜子
  恐ろしいのは、すべてがパリの知と文化の心臓部であるサンジェルマン・デ・プレでの人間関係に深く結びついていることです。フランスのエリートたちの歪んだ体質をつまびらかにしています。

特別寄稿 絓 秀実
 代島治彦『ゲバ杜』とその言説・徹底批判
 「絶望」と隣り合う「希望」とは如何なる謂か?

ジェンダーで読む『花腐し』
 川崎賢子 ホモソーシャルのファンタジー
 晏妮 雨が、現実と虚構の境界に降っている

追悼 
 唐 十郎
  山下洋輔 荒療治の名医
  支那海 東 ジュウシン、火の玉が落ちてくる!
久保新二
 快楽亭ブラック 寂しい御仁が、寂しい死に方をなさいましたよ
 竹村祐佳 滝田作品で喜劇を知ったわたしに本格的に喜劇を開眼させてくれた
ロジャー・コーマン
 コーマンズ(ダーティ工藤×千浦 僚) B級映画の帝王に別れの花束を
  
「偲ぶ★恩地日出夫 人と仕事 1933-2022」レポート
 田辺隆史

映画たちよ!私たちのディスクール
 人の愛と生の必死さ その共存と闘い、映画は果敢に応える
  川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩

ミニシアターからの声 シネマネコ
 映画の看板はあるのに、映画館が消えた町に50年の時を超えて 菊池康弘

映芸ジャーナル
 Shirley シャーリイ/夏の終わりに願うこと/満月、世界/時々、私は考える/骨を掘る男/村と爆弾/タレンタイム〜優しい歌
  角田哲史 吉田晴妃 菊井崇史 桝田 豊 石川尚彦 荒川求実 武隈風人

荒井晴彦放談
 クリストファー・ノーランのように時制で勝負するならいいけど、ホン・サンスがそれをやったらまずいよ

映画日誌
 井上淳一 磯田 勉 千浦 僚 荒井晴彦 岩槻 歩

書評
 佐々木浩久 伊藤彰彦著『なぜ80年代映画は私たちを熱狂させたのか』
 柏原寛司 荒井晴彦・稲川方人編『〈私〉の映画史』
 菊井崇史 濱口竜介著『他なる映画と』1、2 
 編集部の一冊 南とめ著『フィルムを紡ぐ 映画編集者 南とめ 聴き書き』

連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 雀の涙 春日信一

編集子雑言
荒井晴彦ノート


1,615円
オッペンハイマー
 飯田哲也  科学技術と人類の十字路
 山本おさむ 難解という名の詐術
 畠山宗明  クリストファー・ノーランとツァーリ・ボム
ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ
 代島治彦  内ゲバで死んだすべての死者を追悼する…… 「絶望」と隣り合う「希望」を描きたかった
 向 千衣子 「ゲバルトの杜」になる前を生きて
 鼎談 絓 秀実 亀田 博 花咲政之輔  この映画は事件を抽象化しすぎている 歴史認識と真に向き合うべきだ
左手に気をつけろ
 井口奈己  自由に動き続けるこどもたちが 映画を作る初期衝動を甦らせてくれました
違国日記
 瀬田なつき 人を受け容れる、人を解ろうとする そのことを大事にしたかった
つゆのあとさき
 山嵜晋平 人の息づかいと雑踏の音が響いてくる そんな映画が作りたかった
新作レビュー
 悪は存在しない
  中尾太一 「ハンヤ」の動物が現われるころ
 湖の女たち
  上野昻志 国家的暴力を辿る力業
 ミッシング
  北村匡平 石原さとみを壊す 『ミッシング』における演技の極致
 オールド・フォックス 11 歳の選択
  菊井崇史 あなたがおしえてくれたもの
 異人たち
  小林竜雄 山田太一の私小説に向き合う私映画
 パスト ライブス/再会
  呉城久美 こっちにはイニョンがある⁉
 胸騒ぎ
  田中千世子 不安に充ちるシーソーゲーム

特別インタビュー ジュスティーヌ・トリエ 取材・文 魚住桜子
 エンディングには15以上ものアイデアがありました。私たちは法廷サスペンス劇の多くが最後に真実を解き明かすラストとは 違った展開にしたかったのです

特集 私が愛した映画の書物
 伊藤俊也 佐々木原保志 川口敦子 いまおかしんじ 柏原寛司 赤塚成人 晏妮 伊藤彰彦 石原香絵 宇田川幸洋 井上淳一  黒岩幹子 小川直人 野崎有以 田中千世子 樽本周馬 桑野 仁  菊井崇史 北村匡平 松田広子 高崎俊夫 大野南淀 田辺隆史  中尾太一 岡本安正 ダーティ工藤 春日信一 今井照容  寺脇 研 筒井武文  坂本安美 

特別寄稿 原 一男 釜山国際映画祭偏愛レポート
仁藤由美 ナゴヤキネマ・ノイ ミニシアター再生のにぎやかな時間

映画たちよ!私たちのディスクール
 男性のまなざしと映画 女性は「見られる存在」だろうか
  川口敦子 藤原奈緒 近藤希実 岩槻 歩
追悼
 井上孝雄
  菅 孝行 「清順共闘」の〈守り人〉に
  城戸朱理 有楽町の別世界で井上さんは……
 大石洋三
  大越弘美 大石さんの遺言を私は聞き続けた
  安井喜雄 加藤泰を説得した男 大石洋三

映芸ジャーナル
 マンティコア 怪物/ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ/ 走れない人の走り方/ありふれた教室/ドライブアウェイ・ドールズ/夢の中/日日芸術

映画日誌 井上淳一 磯田 勉 荒井晴彦 岩槻 歩 稲川方人

Book Reviews
 風元 正 前田啓介 著『おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像』
 上條葉月 河野真理江 著『メロドラマの想像力』
 渡辺葉子 山田太一 著『ふぞろいの林檎たちⅤ/男たちの旅路〈オートバイ〉 山田太一未発表シナリオ集』
 千浦 僚 高良和秀 編著・ゆめの 漫画『映画技術入門』
 緒方伶香 浦野理一 著『染織工芸家 浦野理一の仕事 小津映画のきもの帖』
 中島雄人 風元 正 著『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』
 磯田 勉 太田和彦 編『伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日』
 編集部の一冊 西山ももこ著『インティマシー・コーディネーター 正義の味方じゃないけれど』

連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 雀の涙 春日信一
1,615円
2023年 日本映画 ベスト&ワースト
相田冬二 石飛徳樹 井上淳一 上野昻志 宇田川幸洋 浦崎浩實 大高宏雄 岡田秀則 緒方伶香 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 小野 寛 春日信一 上條葉月 川口敦子 木全純治 北村匡平 小嶋千佳 志村秀人 新宿かぼす会 菅原和博 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研 中村賢作 林 久登 桧山許治 ファビアン・カルパントラ 藤原奈緒 細谷隆広 前田耕作 山下絵里 吉田伊知郎 渡辺武信 渡辺葉子 映画芸術 編集部

『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』
 重松 清 学校と先生と教え子の物語
 中森明夫 速くあれ、たとえその場を動かぬときでも!
 白石和彌 堂々と不器用に撮ったのが正解だった
 丸山昇一 その呼吸 その空気
対談 木全純治×井上淳一
いまは駅西と呼ばれていますが、当時は駅裏と言われて、名古屋では怪し気な場所でした

山田太一、追悼
辻 萬里 12回のインタビュー その前に聞いた山田太一氏の言葉
田辺隆史 山田太一さんと寺山修司
山田太一 荒井晴彦 伊丹万作、稲垣浩『無法松の一生』をめぐって
山田太一 西部 邁 荒井晴彦 脚本とは何か
山田太一 荒井晴彦 
仕事を失うことが怖いのはわかるけど、個人個人で少しずつ抵抗していくことも必要ですよ
いじめてる奴よりいじめられてる奴の方がカッコイイと思えてくるようなドラマを書きたい

追悼 深尾道典
菅 孝行 深尾道典への反鎮魂歌

追悼 鶴橋康夫
天野恒幸 鶴さんは、女優を綺麗に撮るためには何度でもやる

追悼 和光晴生 
足立正生 不定形の怨嗟、そして声なき慟哭 

特別対談『一月の声に歓びを刻め』をめぐって
 阪本順治 三島有紀子
被害者意識として生きる気はありませんでしたが、事件の現場であの時の音が甦りました

特別寄稿『福田村事件』に寄せて
原 一男 告白的森達也論

鼎談 細野辰興 勝田友巳 寺脇 研
 日本映画はいまどこに向かっているのか

新作レビュー
『コット、はじまりの夏』
田中千世子 子供が「個」として生きていく姿
『ゴースト・トロピック/Here』
いまおかしんじ 午前4時の奇跡 
『瞳をとじて』
中尾太一 わたしたちを訪う顔 
『夜明けのすべて』
北村匡平 三宅唱が描く身体と声 『夜明けのすべて』試論 

映画館からの聲が響いてくる
ナゴヤキネマ・ノイ 仁藤由美 映画館 おわりとはじまり
山口情報芸術センター 前原美織 映画館の記憶と記録を追い求めて
日韓映写技師ミーティング㏌福岡 神田麻美 映写技師は孤島のようなものだ

特別インタビュー ギャスパー・ノエ 取材・構成 魚住桜子
 2台のカメラでの撮影は、移動する際にもう1台のカメラがフレームに入ってしまう。位置をいつ変更するか、撮影進行中に頭の中でパズルを組み立てるように考え続けていました

連載 映画たちよ!私たちのディスクール
映画を愛すること 映画を残すこと、その穏やかな力
川口敦子 藤原奈緒 岩槻 歩

ポーランド映画祭2023
近藤希実 〝映画祭〟が帰ってきた 

映芸ジャーナル
すべて、至るところにある/燈火は消えず/熱のあとに/サウンド・オブ・サイレンス/哀れなるものたち/ニューヨーク・オールド・アパートメント/違う惑星の変な恋⼈
菊井崇史 武隈風人 吉田晴妃 荒川求実 桝田 豊 菊池海斗 大久保渉

Book Reviews
足立正生 菅 孝行 著『ことにおいて後悔せず 戦後史としての自伝』
森宗厚子 北村匡平 児玉美月 著『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』
森重 晃 大森一樹 著『映画監督はこれだから楽しい わが心の自叙伝』
山里孫存 渡辺 考 著『ディープ・オキナワ』

連載
志村秀人 そこに風は吹いているか 
サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
雀の涙 春日信一
荒井晴彦ノート
1,615円
『花腐し』
 綾野 剛
  荒井さんのホンは、フィクションの強さを信じているホンなのです
 柄本 佑
  濡れたコートを同時に脱ぐシーンは台本には書かれていませんでした
 さとうほなみ
  私が祥子でいられたのは、綾野さんと柄本さんのお陰です
 川上皓市 新家子美穂
  荒井晴彦は荒井晴彦なんだとしか言いようがない
 洲﨑千恵子
  荒井さんは意味で事を並べていく、そしてより自由になっていくんです
 西山ももこ
  役者さんから「こういう作品だからこそ、ちゃんと話そう」と言われたんです

 山田宏一 こんなふうに見ました
 今井照容 心中を禁じられた近松門左衛門
 田中千世子 荒井晴彦がつくれば荒井晴彦の映画になる
 安藤 尋 あの日、あの時こそこの世だった
 洪 先恵 証言と再現
 榎本憲男 愛しさを、死を、分け合うこと

 いまおかしんじ 川瀬陽太 坂本 礼 中野 太
  荒井さんは生き生きとピュアで少年のように撮っていました
 竹田正明 制作日誌
 シナリオ『花腐し』

新作レビュー
『サタデー・フィクション』 
 山口 剛 巧みなエスピオナージ愛の物語
『ヨーロッパ新世紀』 
 城戸朱理 「核磁気共鳴」で見る現代の宗教画
『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』 
 黒岩幹子 姉弟の憎しみが解放されるとき
『春画先生』 
 田中千世子 誇らかな谷崎美学礼賛
 『きのう生まれたわけじゃない』 
 杉本真維子 無為の力

『スキンレスナイト』 望月六郎
 今という刹那と半年後の次の芝居のことぐらいしか頭にない人生を送っていたら、突然、過去が呼び起こされてしまったんです

仲倉重郎、追悼
 小中和哉 仲倉重郎さんと自由と生命を守る映画監督の会
榎 望、追悼
 市山尚三 なんとしても実現したい榎さんとの企画が残った
鈴木一誌、追悼
 大木 茂 暑く、長く、つらい夏になってしまった
 宮田 仁 前を見て歩きつづけるひと
 三上雅通 見極めようとする意志
PANTA、追悼
 末永 賢 頭脳警察映画班始末記
 井上淳一 世界の誰よりやさしいロッカーよ、さようなら
 瀬々敬久 『ドキュメンタリー頭脳警察』は京大西部講堂で幕を閉じた
 足立正生 PANTA追悼文ならず、小さな狂騒譚
ロビー・ロバートソン、追悼
 菅原和博 ザ・バンド、その夢の終点はどこに?
ジェーン・バーキン、追悼
 サエキけんぞう ジェーン・バーキン、映像と躍動した人生

特別対談 アクション映画のいま
 柏原寛司 井上淳一
  アクション映画をやるなら『孫子』くらいは読んでほしい

特別インタビュー セドリック・クラピッシュ 取材・構成 魚住桜子
 クラシックバレエを通してジェンダーに疑問符を投げかけてみました。一方、コンテンポラリーダンスにおいては、女らしさは強調されませんし、ダンサーの年齢も体型もさまざま。悲劇的な結末もありません

『福田村事件』中国からの反響
 孟中 張献民 福田村における阿鼻叫喚

ベトナム映画祭 
 野木京子 人間の悲しみ、痛み、不安が流れ込んでくる

平山周吉「ドメスチックな小津安二郎」を見つけた

連載 映画たちよ!私たちのディスクール
 カッコよさと可愛らしさ 男性性も女性性も根拠とはならない
  川口敦子 藤原奈緒 岩槻 歩

映芸ジャーナル
 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした/栗の森のものがたり/ほかげ/モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン/鯨の骨/アアルト/めためた
 荒川求実 菊井崇史 桝田 豊 吉田晴妃 菊池海斗 石川尚彦 武隈風人

書評
 細野辰興 伊藤彰彦 著『仁義なきヤクザ映画史』
 伊藤彰彦 中島貞夫、大森俊次 著『中島貞夫監督 映画人生60年を語る』
 位田将司 絓秀実 著『絓秀実 コレクション』
 編集部の一冊 川本徹 著『フロンティアをこえて──ニュー・ウェスタン映画論』

連載
 わたなべりんたろう OUT OF SCREEN 
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 荒井晴彦放談
 志村秀人 そこに風は吹いているか 
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 春日信一
 編集子雑言
 荒井晴彦ノート
1,615円
『福田村事件』を語る
 井浦 新 田中麗奈
  私たちは、あの時代のことも戦争のことも知らず、歴史を背負うことも出来ません。しかし、生きていた人々に心を寄せることは出来ます
 コムアイ
  人を助けるのではなく、自分を守るほうを選んでしまう、なぜ虐殺を止めることができなかったのか、そのことを考えました
 森 達也
  善良な人々がある瞬間に加害者になりうる、人間とはどういう生き物なのか、それを個と集団の相克から検証したかった
 髙山文彦 歴史と物語のあいだ
 中川五郎 事件の核心を雄弁に伝えること
 小野沢稔彦 「死」への欲動は「殺意」を生む
 加藤直樹 私たちもまた、見えない未来に向かって舟を漕ぐ
 宮田 仁 加害者になること
 福井紳一 危機を醸成し、危機を煽って「国家」が張り出してくる
 座談会 佐伯俊道 井上淳一 荒井晴彦
  閉鎖社会、差別、流言飛語、どこをとっても、この映画はこの国の今日の現実を映し出します


クィア映画の現在性
 東海林毅 映画『怪物』に寄せて 「クィア」たちを埋葬する
 菅 孝行 映画『怪物』 一人称で見るのか、三人称で見るのか
 渡辺みえこ ひとの性愛は、被傷性を帯びた魂の出来事か
 久保 豊 心を空っぽにしながら、ナマケモノはクィア映画の夢を見る
 坪井里緒 映画『炎上する君』 燃え盛るのではなく、世界の果てまで延焼する
 荒井晴彦放談 ゲスト:井上淳一

インタビュー クレール・マトン 取材・文 魚住桜子
 映像を担当するだけではなくて、どのようにその映画を“共有するのか”が重要です。
監督のビジョンにいかに溶け込み、いかに理解を深めていくのか、それが私の使命であり喜びでありモチベーションなのです

山根貞男、追悼
 瀧本多加志 日本映画の回しもん
 福島聖佳 森崎東的温泉と動体視力
 山根貞男の仕事 再録1
  『Wの悲劇』をめぐって 荒井晴彦 伊藤亮爾 山根貞男
 山根貞男の仕事 再録2
  『共喰い』をめぐって 荒井晴彦 山根貞男
 山根貞男の仕事 再録3
  相米映画の現在と可能性 相米慎二 山根貞男

追悼 福間健二
 髙間賢治 福間健二が髙間賢治を作った
 伊藤洋三郎 「ぼくはまだ黒い芯を昂らせている」
 瀬々敬久 一度だけ福間さんを怒鳴った
 サトウトシキ 福間さんの流儀
 佐野和宏 早過ぎですよ、福間さん
 佐藤寿保 恵子さんの笑顔が健二さんに似ている
 七里 圭 福間さんについて、思い出したささやかなこと
 福間恵子 師であり同志だった

追悼 佐々木志郎
 山田耕大 究極の師匠、佐々木志郎
 再録対談 佐々木志郎×桂 千穂
  シナリオを最優先した「日活ロマンポルノ」の映画作り

日本映画制作適正化とは?
 中村義洋×田中貴大

新作レビュー
 『探偵マーロウ』
  田辺隆史 古くて、新しいマーロウ映画
 『ウルリケ・オッティンガー、ベルリン三部作』
  冨岡悦子 フリークス・シティ ベルリン
 『遺灰は語る』
  田中千世子 さらば、ノスタルジー
 『アウシュヴィッツの生還者』
  宇田川幸洋 壮大ならいいというものではない
 『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』
  上條葉月 クローネンバーグは過去に回帰したのではない

追悼 中島貞夫
 倉本 聰 貞夫とのこと
 吉田 馨 先生、行ってらっしゃい
 熊切和嘉 先生の「新しいの」
 山下敦弘 格好良い“デタラメ”
 向井康介 映画監督の背中を見せてくれた最後

連載 映画たちよ!私たちのディスクール
 クィア、フェミニズム、トランスジェンダー、いまどう語る?
  川口敦子 児玉美月 坪井里緒 岩槻 歩

岡 博大 生誕120年 小津安二郎 世界のOZUを訪ねて

映芸ジャーナル
 あしたの少女/君は行く先を知らない/ファルコン・レイク/PLASTIC/遠いところ/山女/世界のはしっこ、ちいさな教室
  桝田 豊 武隈風人 洪 先恵 菊井崇史 菊池海斗 吉田晴妃 鄭 大熙

Book Reviews
 睡蓮みどり 若林 良編「ダルダンヌ兄弟 社会をまなざす映画作家」
 筒井武文 御木茂則著「映画のタネとシカケ」
 井上眞介 関本郁夫著「映画監督放浪記」
 丸山正樹 雫堺編著「『LISTENリッスン』の彼方に」
 渡辺 考 西園徹彦著「相思樹の歌」
 夏目深雪 李 鳳宇著「LB 244+1」
 森脇清隆 山根貞男著「映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅」
 編集部の一冊 平山周吉「小津安二郎」

連載
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 サエキケンゾウのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 春日信一 雀の涙
 荒井晴彦ノート
1,615円
渇水
 髙橋正弥 
  子どもが主人公の映画に惹かれてきました。恵子と久美子の幼い姉妹を通して 未来に何か提言できると思いました
 加藤正人 慈雨到来
せかいのおきく
 阪本順治 
  途中で出て行く人がいるかもしれないけど、最後まで見てもらえれば、何を真ん中にして何を描いたのかを分かってもらえると思います

斎藤久志、追悼
 長谷川和彦 斎藤は大人だな。立派に生きたよ
 橋口亮輔 映画監督という人生
 塚本晋也 『サンデイドライブ』のこと
 矢崎仁司 斎藤のこと
 石井 勲 もう一本残ってるよ
 安藤 尋 「遠慮」が優しさだった
 廣木隆一 いたい 芝居
 高尾祥子 全ては現場で作られる
 吉岡睦雄 背中にそっと置いてくれる手
 真辺克彦 “けはいのあるひと„
 鈴木卓爾 斎藤久志監督との演技の時間について
 矢口史靖 気の抜けた映画作ったらサイトーさんに叱られる
 唯野未歩子 心臓の大きさが違う人
 奈緒 映画という永遠の中で
 東出昌大 悼みと決意を斎藤監督に……
 風間志織 斎藤さんの無念を私は忘れない
 田中千世子 推しだった
 鈴木ゆたか 完成尺の5倍のフィルムが2日で消えた
 加瀬仁美 私たちは最後まで一緒に生きていた
 教え子たちの聲
  山﨑佐保子 松田知子 荒木三奈 玉澤恭平 堀田孝之 古畑耕平 川久保直貴 橋本達也 古村拳人 大島まり菜 鈴木理恵 佐藤あさみ 齋藤萌 近藤希実 細井健介 李 向 増田嵩虎 栗田陸 阿部友馬 中園和希 坪井里緒 洪 先恵 菊池海斗 伊藤裕満 八木あきほ

小沼 勝、追悼
 田中陽造 遠い記憶
 村上 修 黒い目の自画像とシュールなケルン
 柄本 明 メガネの奥で光るあの目
 末永 賢 生贄たちの曼陀羅
 松田まどか 小沼監督と過ごした夏
 樽本周馬 小沼勝自伝の「助監督」として
 小沼(小泉)篤美 「倉庫に眠ったフィルムは映画とは呼ばない」
 小沼 勝、語る 撮影所曼荼羅

追悼
 吉田喜重
  上野昻志 吉田喜重とは、だれか?
 絵沢萠子
  鳩飼未緒 大胆かつ多情な女
 今村治子
  阪本順治 お治さんとの40 年……いまめそめそ泣いている
 鈴木邦男
  足立正生 思想信条の男・鈴木邦男との無言の付き合い
  瀧澤亜希子 憂国者と陽だまり

大森一樹、語る 
『風の歌を聴け』から『テイク・イット・イージー』まで  聞き手=緒方 明

特別寄稿
 金子修介 映芸でなら語れる『百合の雨音』監督記

特別インタビュー ミカエル・アース 取材・文 魚住桜子
 僕の映画作りは常に「場所」「都市」から始まります。ロメールと一点だけ共通点があるとすれば、ロケ地から物語を膨らませていくことです

新作レビュー
 独裁者たちのとき
  福井紳一 ソクーロフ の迷妄
 レッド・ロケット
  いまおかしんじ ポルノの人
 フェイブルマンズ
  森井勇佑 映画にとりつかれたらジャンキーになるしかない
 日の丸〜寺山修司 40 年目の挑発〜
  後藤和夫 「日の丸」の向こうに何を見る
 NEVER MIND DA 渋さ知らズ 番外地篇
  伊達政保 渋さ知らズの原点と実像を探る
 井上淳一 野上龍雄の覚悟を見よ
  娯楽映画職人の矜持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた発見
連載 映画たちよ!私たちのディスクール
 性表現と身体表現の定型を映画が超えるとき
  川口敦子 児玉美月 坪井里緒 岩槻 歩
映芸ジャーナル
 僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い。/ノートルダム 炎の大聖堂/J005311 / EO イーオー/レッド・ロケット/郊外の鳥たち/同じ下着を着るふたりの女
  武隈風人 桝田 豊 髙木 愛 吉田晴妃 荒川求実 菊井崇史 坪井里緒
Book Reviews
 千浦 僚 志村三代子、ヨハン・ノルドストロム、鳩飼未緒 編著「日活ロマンポルノ 性の美学と政治学」
 渡辺葉子 古賀 太 著「永遠の映画大国 イタリア名画120 年史」
 わたなべりんたろう サエキけんぞう、篠原 章 著「はっぴいえんどの原像」
 山里孫存 渡辺 考 著「沖縄 戦火の放送局—軍隊に飲み込まれたラジオ」
 久保 豊 木下 忍 著「木下恵介とその兄弟たち」
 桝田 豊 中野睦夫 著「中野睦夫作品集Ⅱ 終わりの街」
 編集部の一冊 岡 博大編「小津三昧」
連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 わたなべりんたろう OUT OF SCREEN
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 春日信一
 編集子雑言
 荒井晴彦ノート

1,615円
2022年  日本映画ベスト&ワースト
 相田冬二 石飛徳樹 磯田 勉 上野昻志 宇田川幸洋 浦崎浩實 大高宏雄 岡田秀則 緒方伶香 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 春日信一 上條葉月 川口敦子 北村匡平 小嶋千佳 児玉美月 志村秀人 新宿かぼす会 睡蓮みどり 田辺隆史 千浦 僚 寺脇 研 中村賢作 林 久登  ファビアン・カルパントラ 藤原奈緒 細谷隆広 前田耕作 山下絵里 吉田伊知郎 渡辺武信 渡 辺葉子 映画芸術編集部

崔 洋一、死ス
 伊藤俊也 崔 洋一との三十七年
 田辺隆史 まだ大丈夫、やれる、と崔は応えた
 浜田 毅  辺野古の海辺で
 佐伯俊道 じゃあ、またね~
 本木克英 崔 洋一理事長を偲ぶ
 李 鳳宇 崔 洋一、強烈な陽
 大日方教史 最後の作品のこと
 森重 晃 映画『カムイ外伝』のこと
 榎 望  崔さんのサニーサイドとダークサイド
 井上淳一 喧嘩、勝ちますよ
 若杉正明 残念な決別
 富山加津江vs荒井晴彦 崔 洋一を語る
 崔 洋一、語る 「朝日新聞」2022年5月10日~27日より再録

大森一樹、追悼
 斉藤由貴 女優力を感じた、と書いてくださいました
 岡田 裕  映画が本当に好きだった
 丸山昇一 大森一樹と出会った頃
 森重 晃  市ヶ谷駅近く、25畳のスタッフルーム
 坂本 礼  続・リュミエールたち
 富山省吾 これからも語り合い共に生きる映画仲間
 渡邊孝好 大森さん、とのこと
 村上知彦 さよならぼくのともだち
 大森一樹、語る 出生から『ヒポクラス』まで  聞き手:緒方 明

追悼 澤田幸弘
 渡辺武信 集団抗争劇〝ニューアクション〟を支えた作家
追悼 結城良熈
 山田耕大 「おまえは現場がわかっていない」
追悼 小林政広
 サトウトシキ 年が明けたらすぐに小林さんの誕生日がくる
追悼 鈴木志郎康
 村山匡一郎 個人映画の巨匠逝く

『ippo』
 柄本佑×荒井晴彦 絶対、長編撮ります

【特別インタビュー】
 オドレイ・ディヴァン 取材・文 魚住桜子
 中絶を試みることは命を危険にさらすことを意味したのです。中絶によって広がる波紋は、別の側面も炙り出していくのです

新作レビュー
『フラッグ・デイ 父を想う日』
 大野南淀 ロードムービーの快活さで内側を浸していくために
『ミスター・ランズベルギス 新生ロシア1991』
 田中千世子 「裏切るな」の声に反響するリトアニアの歴史
『コンパートメントNo.6』
 野木京子 見るべき大切なものを静かに教えてくれる
『シャドウプレイ【完全版】』
 晏妮 アフター「6.4」の縮図
『雑魚どもよ、大志を抱け!』
 細野辰興 「新しい映画」なのか「より良く出来た映画」なのか

佐藤千穂著『映画夢情』を読む
 神山征二郎 千穂さんと「映画芸術」の思い出
 伊藤彰彦  小川徹と鶴田浩二の時代への挽歌

ポーランド映画祭 進行する悲しみに彼らは向き合う 近藤希美

映芸ジャーナル
 有り、触れた、未来/小さき麦の花/啄む嘴/母の聖戦/エンドロールのつづき/ガール・ピクチャー/ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
  
連載
 映画たちよ! 私たちのディスクール
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北周辺から
 雀の涙 春日信一
 荒井晴彦ノート

1,615円
『天上の花』
 入山法子 有森也実 
  容易には答えの出ない人の思いをこの映画は救うのだと思います
 東出昌大 萩原朔美 寺脇 研
  愛する女性を殴る衝動は自傷行為に近いのではないだろうか
 片嶋一貴 役者たちと見ているものが同じになる瞬間がある
 井坂洋子 達治の像とその抒情詩がここに並びたつ

『あちらにいる鬼』
 寺島しのぶ 人との縁は愛おしく尊いものだと感じてもらいたい
 井上荒野 鬼ごっこのように、鬼はあちらにもいて、こちらにもいるのです
 廣木隆一 真ん中に筐子がいて両脇に篤郎とみはるがいる
 原 一男  ドキュメンタリストのつぶやき

『千夜、一夜』
 青木研次
  失踪の理由に苦しみながら待つ人、その姿を見つめることが大切なのです

新作レビュー
 『はだかのゆめ』
  大久保賢一 死者と生者、闇と光 彼岸と此岸を包む映画の力
 『背 吉増剛造×空間現代』
  菊井崇史 声と音の像の響き
 『ケイコ 目を澄ませて』
  山嵜高裕 川べりの日々
 『暴力をめぐる対話』
  冨岡悦子 撮影される思考 対話は予定調和を拒絶し、混沌とする
 『間借り屋の恋』『ダラダラ』
  坪井里緒 もっと曲がって、ダラダラで

特別鼎談
 『夜明けまでバス停で』『REVOLUTION+1』
 「怒り」を胸に、いま撃つべきものは?
  高橋伴明 足立正生 寺脇 研

いまおかしんじのいま
 いまおか的キャラクター造型と作劇術をめぐって
  井土紀州 佐藤 稔 中野 太 川﨑龍太 いまおかしんじ

特別インタビュー 取材・文 魚住桜子
エマニュエル・ベルコ
  私は美しい光を求めていましたが、ロックダウン明けで猶予はありませんでした
  撮影監督にいつも言っていたのは、人々を美しく撮ってほしいということです

邦洋★映画合戦 最終ラウンド
 荒井晴彦 寺脇 研

連載 映画たちよ!私たちのディスクール
 川口敦子 児玉美月 坪井里緒 岩槻 歩

松原信吾、追悼
 長尾啓司 走ろうぜ!
 佐々木彰 山田太一ドラマスペシャルをもういちど
 深澤 宏 今、想うこと
 佐伯俊道 たった一本の二人だが……
 田辺隆史 グッドバイ、信吾さん
 本木克英 松原先輩を偲んで
 松原 慧 親孝行か親不孝か
 松原純子 いつのことだか

私の好きな映画館
 新宿文化劇場
  中村征夫 記憶に残る迷宮の映画館
 新宿日活/新宿ヒカリ座
  渡辺武信 日活アクションの歴史を刻んだ場所
 小倉昭和館/フォーラム八戸
  寺脇 研 映画の館とは?
 岩波ホール
  野崎有以 心の映写機は今日も回る
 高田馬場パール座
  渡辺葉子 あの階段を降りていく時
 シネマホール
  林 久登 三つの星座が光る場所
 ニューアート
  川口敦子 1978年夏、ニューアート
 シネロマン池袋
  千浦 僚 映 ポルノ映画が活きている場
 久留米東映劇場
  吉原秀則 いまも看板が残っている
 ACTミニ・シアター
 ACT SEIGEI THEATER
  岩槻 歩 スクリーンを見上げる時以外はずっと下を向いていた
 南明館
  丸山昇一 ものすごく前置きが長い

映芸ジャーナル
 さすらいのボンボンキャンディ/響け!情熱のムリダンガム/餓鬼が笑う/ノベンバー/夢半ば/あのころ/こころの通訳者たち
  荒川求実 髙木 愛 菊井崇史 桝田 豊 武隈風人 坪井里緒 吉田晴妃

Books Reviews
 中川五郎 西崎雅夫著「普及版 関東大震災 朝鮮人虐殺の記録 東京地区別1100の証言」
 児玉美月 オーソン・ウェルズ、ヘンリー・ジャグロム著 ピーター・ビスキンド編「オーソンとランチを一緒に」
 堀内 恭 浦崎浩實著「ムービー・マガジン1975─1989」
 柏原寛司 蓮實重彦;著「ジョン・フォード論」
 川瀬陽太 津田寛治著「悪役」
 椎根 和 会田誠 著「性と芸術」
 藤原奈緒 「私たちの湯布院映画祭 映画ファンが、来て、観て、語った46年」
 編集部の二冊 

連載
 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線
 志村秀人 そこに風は吹いているか
 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
 雀の涙 春日信一
 荒井ノート


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商品情報・内容

  • 出版社:映画芸術
  • 発行間隔:季刊
  • 発売日:1,4,7,10月の30日
  • サイズ:B5

■ 数々の受賞歴を誇る脚本家、荒井晴彦が編集・発行人をつとめる日本で唯一の映画批評誌。

日本映画界の最前線で活躍する監督、プロデューサー、脚本家などのインタビューや対談、話題作についての批評・論考を掲載。作り手の本音や業界の実情を知ることができる唯一の映画雑誌です。「情報」ではなく「肉声」が聞きたい、「タテマエ」よりも「ホンネ」が知りたいと考える本質志向の映画ファンにお勧めします。

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