2010年 8月30日号

■特集 「霞が関」をぶっ壊す

官庁民営化なくして成長なし（020p）
「脱官僚」を掲げた民主党が政権を奪い1年。霞が関にメスは入っていない。
年金破綻、天下り、官製談合 ―― 。自由経済の足かせとなり、成長を阻害する。
霞が関をぶっ壊し、「民営化」を断行する以外に成長への道はない。

復権した官僚主導（022p）
霞が関が成長を蝕む 公務員制度、英国型は「中立」が原則（025p）
人の移動で化学反応（028p）
霞が関に「民営化」の風を 中堅キャリアたちの憂鬱（030p）


■特集 敗れざる者たち

リストラ超え、「はやぶさ」支える技術者魂（036p）
IHIエアロスペース（旧日産自動車宇宙航空事業部）、新日鉄化学（037p）
エースが大企業を去るわけ 転職理由の独自調査（043p）
脱藩侍が拓く新市場（044p）
NEC → 古河機械金属 碓井 彰 氏
ソニー → アキュートロジック 増田 孝 氏
大阪ガス → ルネッサンス ・ エナジー ・ リサーチ 岡田 治 氏
東レ → デュエラ 西林利弥 氏
挑戦しやすい企業文化を（050p）


■時事深層

株式市場、民主党政権に落第点 政権交代1年、日本は世界で独り負け（008p）
都心マンション活況は最後の宴？ 供給増は局地的、需要一巡も遠からず（010p）
片山幹雄 ［シャープ 社長］ に聞く 携帯市場、アップル流で攻勢（012p）
小型車、「補助金切れ」の陣 台風の目は小型ハイブリッド車（013p）
幹部候補は韓国で探せ（014p）
見切られた円高対策の限界（016p）
株価が語る サンリオ キティ人気で年初来高値（018p）
現代自、日本の “お株” 奪い躍進（126p）
「法人税減税」の本気度は？ 新成長戦略の唯一の目玉だが … （128p）
ミンフォード教授が語る デフレでも経済成長できる（130p）
中国発！ ビジネス最前線 1箱に「創意」を込めて（132p）
堺屋太一 ［元経済企画庁 長官］ に聞く 官僚を「身分」から「職業」へ（133p）


■企業

脱デフレの研究／カルチュア ・ コンビニエンス ・ クラブ（カード会員向けのサービス事業）
100円戦争のその後（054p）
隠れた世界企業／DMP（東京都武蔵野市、画像処理半導体の設計 ・ ライセンス提供）
任天堂がうなった画像技術（062p）


■マネジメント

経営新潮流 グローバル人事評価 同じモノサシで競争促進（078p）
気鋭の論点 インドの特異な経済成長／遊喜一洋 ［京都大学 経済学研究科 准教授］
今後のカギ握る製造業（084p）
ビジネス法務 ・ 財務 法人税引き下げ／網野健司 ［新日本アーンスト アンド ヤング税理士法人 パートナー］
海外税務戦略の見直しを（085p）


■フィーチャー

技術 & トレンド／エレベーター（東芝エレベータ、三菱電機、日立製作所）
“縦の交通” をスムーズに（094p）
リポート／林業再生への道 なるか、25万人産業（100p）


■人

今週の焦点／吉川廣和 氏 ［DOWAホールディングス会長］ （001p）
決断のとき／内永 ゆか子 氏 ［ベルリッツインターナショナルインク 会長 兼 CEO（最高経営責任者）］
世界リーダー育成への情熱（112p）
敗軍の将、兵を語る／白石基厚 氏 ［八千代工業前社長］ ホンダ、「軽」新工場を中止（119p）


■パーソナル

情報源 売れ筋探偵団 発電機が防災品に仲間入り（068p）
心と体 診察室 イヤホンの大音量で難聴に（070p）
心と体 熱血Dr.の診療日誌（071p）
本 時相読解 オフタイム（074p）
本 著者に聞く 牧野武文 氏 ［IT（情報技術）ジャーナリスト］ 『ゲームの父 ・ 横井軍平伝』（角川書店）（075p）


■オピニオン

直言極言 地産池消 玉村豊男 ［エッセイスト、画家、ワイナリー代表］ （136p）
往復書簡（137p）
有訓無訓 吉野 彰 ［旭化成フェロー］ （138p）