油空圧技術 発売日・バックナンバー

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■特集1:油圧作動油1
○<巻頭言>油圧作動油特集号発行に寄せて」/横浜国立大学/眞田一志

 特集号の発行に寄せて、編集の趣旨と記事構成を紹介した。


○油圧システムの温度予測手法とシミュレーション/九州工業大学/田中和博

 近年の小型化・高圧化されてきている油圧装置の動特性や熱特性予測について、一次元モデル化手法と三次元モデル化手法の二つの解析手法を弱連成させることにより、高速・高精度での温度予測を可能にする手法を紹介する。


○油圧作動油の物性値と熱流体潤滑理論の数値解析/室蘭工業大学/風間俊治

 斜板式アキシアルピストンポンプ・モータのスリッパー斜板間を対象として、作動油の物性値(密度、粘度、定圧比熱、熱伝導率、熱膨張率)の温度と圧力に対する依存性ならびに摺動部の発熱を考慮した熱流体潤滑理論に基づく数理モデルの大略について解説する。


○油圧作動油に関する規格動向/新日本石油/三本信一

 ISO規格を中心に、ASTM及びDIN規格との関連を中心に、作動油規格内容を紹介した。今後の規格改訂の動向と、建機協で制定した建設機械用作動油規格の特長についても合わせて紹介した。


○静電浄油機/クリーンテック/佐々木徹

 フルードパワー・システムや作動油はすばらしい進歩を遂げてきたが、作動油が汚染されるとシステムは機能を十分に発揮できない。それにもかかわらず、作動油中の汚染物を除去する技術は、何百年も前からワインを搾るのに使われてきたフィルタと原理的に変らない。汚染物に関する規格は1964年に作られた5ミクロン以上の粒子を対象にしたNAS1638が基本になっている。その当時から、油がフィルタを通過するときに静電気が発生することが知られていたにもかかわらず、汚染物を除去するフィルタ技術はそれを無視して、問題を先送りにしてきた。本稿では、「使用中の油圧作動油の汚染物の中で最も多い物質は何か」を調べ、汚染物が潤滑トラブルを引き起こすメカニズムを論じて、油に影響を与えることなく「潤滑に最も有害な条件をつくる汚染物」を除去する技術としての静電浄油機について述べる。


○ジャパンエナジーの油圧作動油/ジャパンエナジー/西宮直樹・高橋一聡

 近年の社会的な要求である地球環境対策に対応するため、潤滑油にも省エネルギー化、ロングライフ化、および自然環境適合性が求められている。それらに合致したジャパンエナジー製の各種油圧作動油について紹介する。


○環境対応型難燃性油圧作動油/日本クエーカー・ケミカル/武田健吾

 クイントルブリックシリーズは優れた長期安定性、難燃性、生分解性を持つ環境対応型難燃性油圧作動油である。その中で今回は特にVG46グレードに対応した脂肪酸エステル系作動油「クイントルブリック888-46」を紹介する。



■特集2:フルードパワーとソフトメカニズム2
○理学療法士の徒手技法を参考にした手首の自立式リハビリ支援機/東京工業大学/塚越秀行・北川 能

 脳卒中などによる半身麻痺患者が在宅中でも容易に扱いやすい装着型リハビリ支援機について紹介する。理学療法士の徒手を参考とし、人間の関節に負担をかけにくい構造を目指したものである。


○ゴムベローズを空気圧アクチュエータとして利用した管内走行ロボット/東京都立産業技術高等専門学校/大野 学/日本工業大学/加藤重雄

 管内走行マイクロロボットを柔らかい機構とすることで、曲がった管の走行が可能であると考えた。そこで、屈曲のあるブタの小腸を用い走行実験を行った。ブタの小腸内を9.8mm/sで走行でき、同時に小型のカメラを搭載できる十分な牽引力を確認できた。



■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション 11
○タンクと絞りの系(1)/東京工業大学/中野和夫

 タンクと絞りを接続した系のシミュレーションについて解説する。まず接続されるタンクと絞りの特性・性能を特徴付ける主要なパラメータについて述べ、それらが絞りを介したタンクでの空気の充填、放出に与える影響を明らかにする。



■解説
○温度依存粘性を利用するバルブレス流体制御/産業技術総合研究所/松本壮平

 可動部の無いバルブレス流体制御の一種で、能動的バルブの機能を実現可能な方式である温度依存粘性を利用する流体制御機構について解説する。この原理を応用した流体デバイスの例として、双方向マイクロポンプとマイクロ流量調節器を紹介する。


○潤滑油とエンジンの半永久使用・廃油ゼロ技術による油圧機器の信頼性向上 1/東忠則・住本守央・橋本正孝

 世界中で潤滑油は使用中に変質劣化すると信じ使用後は廃油にしているが、これは完全な誤り。実際は油の劣化は微量で侵入・発生する汚れによる能力低下であり新型フィルタで汚れを除き清浄し消耗分を補い半永久使用できる理論を示す。



■製品と技術
○UR型リターンフィルタ/大生工業/飯野 隆

 UR型リターンフィルタは顧客の視点に立て使い勝手のよい製品造りを心がけ開発した商品である。基本機能はもちろん安全性やメンテナンス性全てに心を配り、顧客から高い評価を得られた点を紹介する。



■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成20年7月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products
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■解説
○集成材における接着不良品の非破壊検査/大阪大学/鎌田敏郎・内田慎哉・峯澤博行/セブン工業/松浦哲士・伊原一郎・山口佳祐

 集成材は、その製造工程において、ひき板を複数枚接着することにより構成されるものであるため、接着の良否が集成材の品質に与える影響が大きい。そのため、製造の過程に接着不良品を適確に識別できる検査を導入できれば、効果的な品質管理が可能となる。本稿では、衝撃振動試験により、集成材における接着不良に伴う欠陥を評価するための新しい品質管理手法について検討した内容を紹介する。


○音響衝撃法による配管劣化の非破壊評価と配管モニタリングへの適用/広島大学/礒本良則

 音響衝撃法による非破壊評価の特徴・原理および炭素鋼単管の模擬試験体を用い、音響試験による欠陥検出法について説明した。また、閉塞や腐食減肉を有する単管の流水試験、配管の流水試験を試み、音響衝撃法が配管モニタリングに適用可能であることを示した。


○Cr-Mo-V鋼のクリープ材と超音波/湘南工科大学/大谷俊博

 電磁超音波共鳴法(EMAR法)を用いた実機から採取した微小試験片のクリープ損傷評価法を提案する。650℃、25と35MPa下で異なるクリープひずみでクリープ止めしたCr-Mo-V鋼SNB16の試験片から微小な試試験片を切りだし、EMAR法による自由振動法から超音波減衰を測定し評価した。


○熱流体解析技術による加熱炉内評価/出光エンジニアリング/林 幹人・阿蘇谷利光

 原料油加熱及びリボイラ等の用途で活用される加熱炉は、コーキングが安全上の問題となることがあり、加熱管高温部位を予め予測し、管理ポイントに反映することが重要である。本稿では、熱流体解析技術を活用した加熱管高温部位の検討事例を紹介する。


○非破壊検査技術の化学プラント装置への適用/住友化学/森 久和・末次秀彦

 化学プラント装置へ適用する非破壊検査技術として、超音波探傷法による応力腐食割れ検査と高温探傷、粉体定量排出器回転羽根のギャップ監視技術、転がり軸受摩耗と適用診断法について、その適用事例を紹介し、技術内容を解説した。


○ウエーブレット解析による回転機機器異常診断/日立製作所/山口和幸/中部電力/山田康二

 すべり軸受給油不足時の振動現象をウェーブレット解析により可視化した結果、給油量の減少に伴い固有振動数成分定常振動、低周波非定常振動、高周波定常振動の順に移行することがわかった。各周波数の振動発生頻度を用いた診断手法により振動現象の変遷を検出できた。



■技術トピックス
〔航空〕
○航空機複合材構造の高効率非破壊検査・修理技術/宇宙航空研究開発機構/青木雄一郎・星 光

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、複合材(特にCFRP)を用いた機体構造に対する非破壊検査方法の検討や、CFRP構造修理に対する材料・強度について研究を実施している。本稿では、現在までにJAXAが実施してきた上記研究の紹介をおこなう。


〔鉄道〕
○鉄道安全運行のための突風研究/気象庁/楠 研一

 近年報告されている突風による列車などへの顕著な災害を受け、昨年からドップラーレーダーで突風を探知するための研究を実施している。ここでは山形県の庄内平野に構築した突風観測網、さらにそこで捉えられた突風について解説する。



■コラム・解説
○MBAとはなにか 1/喜多元宏

 OECDが2010年に世界の大学の評価を実施する事になった。審査基準が未定だが教育のグロバールスタンダードが押し寄せる中で経営管理学の共通言語である「MBA」が正しき認識されていない日本の現状。中国、韓国、インド等と比べてMBAホルダー功罪論に終始し積極的に生かされていない日本企業の危うい将来について論ずる。



■連載:広帯域超音波探傷とデジタル超音波探傷器(3)
○広帯域超音波探傷の基礎知識 1/松山 宏

 広帯域探傷法の基礎知識として、探触子広帯域化の歩みとして、振動子の変遷を説明した。また、広帯域探触子と狭帯域探触子を、それぞれの距離振幅特性と連続波の距離振幅特性の比較から定義した。
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■特集:非接触機器の最新動向
○非接触吸着/東京工業大学/香川利春・黎 しん

 様々な非接触搬送技術の中には、空気を媒介とした空気圧式非接触搬送装置が実用化されている。本稿では、上からワークを把持する特徴を有する空気圧式非接触搬送技術のベルヌーイ法とボルテックス法をそれぞれ説明し、今後の課題を紹介する。


○静圧気体軸受による非接触搬送技術/同志社大学/平山朋子

 近年の超精密機器技術の発展に伴って利用がますます拡大している静圧気体軸受に焦点を当て、その種類と動作原理を述べるとともに、応用事例である光ディスクマスタリング装置用スピンドル、超精密位置決めアクチュエータ、大型液晶ガラス搬送装置等の技術紹介を行う。


○非接触吸着機器“フロートチャック”/大阪府立大学/中嶋智也/ソーラーリサーチ研究所/明石 博

 非接触懸垂型搬送デバイスの開発経緯と、その原理、機構を紹介する。また、商品化されたフロートチャックについて、産業界での適用に対応した各機種を紹介するとともに、あたらしいC型の性能向上のメカニズムを解説する。


○非接触搬送機器/コガネイ/真島和弘

 非接触搬送機器NCTシリーズは、バキュームパッドやメカハンドでは搬送が困難なワークの搬送を可能にしてきた。本機器の存在をより多くの人に認知してもらうために、簡単ではあるが、原理、仕様、用途例や特長などを紹介する。


○非接触搬送システム/ハーモテック/岩坂 斉

 「非接触」・「低ストレス」技術で世界最高レベルに達した、VOLTE、チャックKUMADEの秘めたるパワーとその使用例を解説する。


○非接触ハンド”ひせっしょ君”/ティー・ケー・エム エンジニアリング/川嶋康眞

 真空吸着方式とは異なるエアーと吐出方式でワークに揚力を与えこの揚力と吐出エアーのバランスでワークを浮上保持させワーク面に触れることなく非接触ハンドリングできる非接触ハンドを紹介すると共にこれの導入留意点を述べる。


○キヤノンのエアベアリングの紹介/キヤノン/久本憲司

 キヤノンのエアベアリングは多孔質絞りを採用し、高精度、高剛性を達成しています。またクリーンエアの消費量が極めて少なく、その材料特性からエア遮断時にも焼きつかないといった特徴があります。



■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション 9
○絞りのシュミレーション例/中野和夫

 絞り面積一定の固定絞りを例にとり、絞り上流側圧力一定で下流側圧力をランプ状に変化させたり、平均圧力を中心に正弦波状に変動させたりした場合や、絞り下流側大気開放で上流側圧力を変化させた場合などのシミュレーションを示す。



■解説
○ウォータージェット加工技術/日本大学/清水誠二

 ウォータージェット技術で用いられる各種噴流の分類を概説した後、硬質材料の切断やせん孔に用いられるアブレシブジェットについて、加工の基礎と技術動向を述べる。


○雪庇処理への流体力の利用/長岡技術科学大学/上村靖司

 豪雪地域では上から雪の塊が落ちて起こす事故が後を絶たない。強い風で雪が送電線に吹き付けられて大停電を引き起こしたこともある。冠雪(かんせつ)、雪庇(せっぴ)、着雪といった雪固有の現象に対処するため、現在取り組まれている除去技術を紹介する。


○空圧を用いた人命救助ロボット・機器の開発/東京工業大学/広瀬茂男・青木岳史

 災害時に確実に作動し消火活動、救助活動に活躍する装置を実現しようと、フルードパワーの利用は著しく有効である。本解説では東工大広瀬研究室においてこれまで開発してきた空圧を用いたレスキュー用ロボットと人命救助機器の研究の一端を紹介する。



■製品と技術
○HB10000世界最大の油圧ブレーカ/アトラスコプコ/今川正男

 2007年4月、アトラスコプコは世界最大の油圧ブレーカHB10000を発表した。重量10tの本体から、16,000Jの強大な打撃力を発生することができる。これによって、油圧ブレーカ切削での生産性の向上は、新たな領域へと踏み出された。


○非接触精密エア位置決め装置(エアステッパ)について/エスイーエス研究所/大隅雄三郎

 エアベアリング浮上したピストンを空気圧にて位置決めする「エアステッパ」の原理・応用例をわかり易く解説する。これらのエアサーボ機器は、省エネルギー、クリーン等多くの利点があることから、将来の位置決めステージへの提案と、応用製品のスペックを紹介する。



■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成20年5月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products
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■特集:フルードパワーとブレーキ制御
○鉄道車両用油圧ブレーキ/東京工業大学/北川 能

 鉄道を高速化するには安全性確保のためのブレーキシステムの高信頼化と高性能化が不可欠である。これを実現可能とする鉄道車両ブレーキバイワイヤ油圧システム(BBW油圧システム)の利点を示し、実用化のための新型ブレーキ圧力制御弁の概要と特性を示す。


○空圧ブレーキのモデル化とシミュレーション/東京電機大学/藤田壽憲

 列車や大型自動車に採用されている空圧ブレーキの設計や開発にはシミュレーションの活用が有効である。本稿ではシミュレーションに必要なモデル化の考え方を解説するとともに、大型自動車のブレーキ解析の事例を通してシミュレーションの有効性を紹介する。


○VSS制御理論の空圧鉄道ブレーキへの応用/長岡技術科学大学/木村哲也

 VSS制御は高いロバスト性を有する制御理論として知られており、数学モデルの不確実性の高い空圧鉄道ブレーキシステムへの応用が期待させている。本稿では、ハイブリッドシミュレータを用いた、単一車両、連結車両の実験結果に基づきその有効性を検討する。


○商用車用ブレーキチャンバー/ナブテスコ/村嶋克哉

 商用車用ブレーキチャンバは、大型車両のブレーキ用アクチュエータ及び、駐車ブレーキ用アクチュエータとして幅広く採用されている。ここでは、大型車のブレーキシステムとそれらに対応したブレーキチャンバの作動、特徴について説明する。


○車車間通信利用と油圧ブレーキによる車群安定ACC/日産自動車/山村吉典

 車間距離制御システムの乗り心地と渋滞抑制に効果的な車群安定を両立する制御課題を考察した。システム例としてレーダー利用型と車車通信利用型を挙げ、センシング系や油圧ブレーキ系の応答性向上が両立のキーとなることを示した。


○プレス機械制御用電磁弁/ロス・アジア/白井 透

 ダブルバルブと呼ばれる電磁弁の機能、および、これに動作検知や再起動防止機能を付与することのできるセンサーやモニターについて紹介する。


○CNCプレス制御システム/ソーラス/堀田 洋

 プレスブレーキは、長尺の板材の曲げ加工に使われる汎用加工機である。加工は、上型と溝を切った下型で材料を挟んで必要な曲げ角度を得る。この「型」の位置を電算機による数値制御としたCNCプレスブレーキは、精度と生産性の向上に寄与している。


○連動ブレーキ/北海道農業機械工業会

 農業用トラクタは作業機をけん引して作業することが多い。この場合、連動ブレーキが装備されていなければ、作業機の押し出し力で転倒事故発生の危険性を孕む。この内容を実験によって明らかにし、連動ブレーキ装備の必要性を訴えた。



■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション8
○絞りの圧力・流量特性/東京工業大学/中野和夫

 面積一定の絞りの定常質量流量の数学的近似式(国際規格ISO6358)を紹介し、ついではそれを基に面積可変・双方向・非定常の流れに対する絞りのシミュレーション(MKATLAB/simulink)について述べる。



■見聞記
○IFPEX2008見聞記―油圧編―/横浜国立大学/佐藤恭一

 IFPEX2008の主として油圧、水圧分野について、各社の出展の様子や、全体テーマの「フルードパワーが追求する『環境』と『安全』」に沿って、環境対応製品、安全対応製品と関連技術を紹介する。


○IFPEX2008見聞記―空気圧編―/奈良工業高等専門学校/早川恭弘

 IFPEX2008が「環境」と「安全」をテーマとして、2008年4月22日(火)から25日(金)までの4日間、東京ビッグサイト東展示場で開催された。本見聞記では、空気圧関係の機器展示及びカレッジコーナーの様子について報告する。



■製品と技術
○システム解析による全体最適化への実現/ニュートンワークス/久末高志・八鍬洋次

 システム解析/物理モデリングを用いて制御/油圧/機構などの現象やメカニズムをモデル化し製品の完成度を構想段階レベルから検討するのを手助けできるツールです。
今回は油圧を使った建機モデルを用いてSimulationXの製品紹介を致します。


○KA型コンパクトポンプユニット/HAWA大同ハイドロリック/深井憲一

 小型軽量で設備場所を選ばず、配管レスな回路構成を可能にする油圧パッケージについて紹介する。あわせて電気や作動油を含めたライフサイクルコストを大幅に削減できる運転方法についても解説する。


○空気圧によるナノメータポジショニング/アサヒエンタープライズ/飯塚博道

 電空レギュレータによる圧力や流量、位置、温度などの高精度制御を位置制御を例に概説する。ほとんどが従来の制御コンセプトの踏襲によって可能となったがナノシリンダの完成には空気圧による力平衡演算の知識が不可欠であった。



■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会

■News & Products
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■特集1:こんなところにもフルードパワー
○タンクレストイレの開発/TOTO/牛島義和

最新のタンクトレストイレは、「水道直圧式のリム洗浄」と「小型タンクとポンプによるゼット洗浄」の2つの水流をハイブリッド(融合)させた新洗浄技術である。これにより「水道の圧力を気にせず設置可能」、「節水化」、「やわらかい便器洗浄音」を実現した。
○磁性流体の医療への応用/東海大学/三田村好矩

磁性流体は磁界に対して磁性体のように振舞う液体である。磁性流体の医療応用の特徴は、磁性流体に薬物などの治療や診断に有用な物質を結合できること、さらに体に磁場を印加することにより、磁性流体を体の希望する部位に集めることができることである。
○血液循環系の模擬循環システム/東北大学/白石泰之/早稲田大学/梅津光生

心臓と血管、血液流の関係を表現する血液循環系の模擬循環システムを紹介し、その医工学的構築手法と利用例をまとめた。これらは、補助人口心臓等の人工臓器の評価のみならず外科治療に対する支援テクノロジーとして期待されている。
○本邦発の次世代型補助人工心臓EVAHEART/東京女子医科大学/山嵜健二/早稲田大学/梅津光生・太田英輔・富岡 淳・岩崎清隆/東京大学/石原一彦

本邦で開発された次世代型補助人工心臓EVAHEARTは、小型・軽量・高性能・高効率、静かで低振動、血液鬱滞が無い、長寿命等、優れた資質を持っている。本邦での臨床治験開始後3年が経過し、優れた生命予後・長期信頼性を実証し、心臓移植の代替治療としての可能性を示した。
○パワーアシストスーツの開発/神奈川工科大学/山本圭治郎

介護者が身に付け過負荷作業を軽減するパワーアシストスーツを開発。手首、肘、腰、股、膝関節をエアバック式アクチュエータでアシストする。小型エアポンプにより給気し、小型レノイドバルブにより排気する直動アクチュエータ。
■特集2:フルードパワーと省エネルギー・小型化・高効率(油圧編)2
○省エネルギー油圧サーボ/カワサキプレシジョンマシナリ/大塚周丙

本稿では油圧駆動のサーボ制御技術とその省エネルギー化について紹介する。特に油圧駆動のメリットを生かしながら省エネルギー化が図れる駆動方式として開発が進んでいる電油ハイブリッドシステムについては、各種産業機械への適用例も紹介する。
○油圧と電動を組み合わせた新技術ハイブリッドプレス/菊地製作所/一柳 健

油圧と電動を組み合わせた新技術としてハイブリッドプレスとパイプベンダを紹介した。これからは油圧技術を電動技術で補完するというより逆になってくるのではないかと考えるのが自然であることを示した。
■解説
○自動変速機の制御/新潟大学/横山 誠

自動変速機では、油圧アクチュエータの油温変化による特性変動によって、変速ショックが発生し易い。そこで、まずこの特性変動を実験によって明らかにし、次に変速ショックの少ない制御方法に関して解説する。
○スマート構造技術による鉄道車体の振動制御/東京農工大学/鎌田崇義

ピエゾアクチュエータはサイズに対する発生力の大きさ、応答の高速性から様々な用途に用いられている。本解説では積層型ピエゾアクチュエータを用いた鉄道車体の弾性振動制御技術について、基礎実験の結果を交えて紹介を行っている。
■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション7
○先細ノズルとオリフィス/東京工業大学/中野和夫

先細・末広ノズルの流れを基礎にし、先細の最小断面で急拡大しる先細ノズルの流量特性を導き、さらにその結果から薄刃オリフィスの圧力・流量式を導出する過程を解説し、弁などの絞りの流れ易さを示す音速コンダクタンスを導く。
■製品と技術
○油圧装置の可能性を広げるプレート式熱交換器(BHE)/日阪製作所/平井美敏

高効率かつ省エネ性能に優れる油圧システムに貢献できる熱交換器としてプレート式を紹介した。量産性に優れたロウ付一体型のブレージングタイプ(BHE)とさまざまな熱負荷に対応できるガスケットタイプ(PHE)について解説した。
○ピエゾ素子を使った高性能電空レギュレータ tecno/ソーラス/堀田 洋

tecnoシリーズは、ピエゾ素子を用いた高速・高精度の高性能電空レギュレータである。また、消費電力が少ないピエゾ素子は発熱がなく、長寿命であるとともに、温度変化を嫌うところでも使いやすい。本文ではこのtecnoについて紹介する。
○Easy5を利用したシミュレーション技術/住商情報システム/川勝徹郎

複合物理系解析ツールEasy5の最新事例。油圧系のみならず、空気圧回路・燃料電池・パワーエレクトロニクスと幅広く応用可能。加えてMSC、Software社の機構解析ソフトAdamsも使用した油圧建機ハイブリッドの回路紹介。
○省エネエアードライヤ「ハイグロマスター」/墨田施設工業/長谷川仁史

省エネエアードライヤ「ハイグロマスター」圧縮空気の固定概念を変えるべく開発された省エネエアードライヤの紹介。熱力学から発想し、究極の省エネ性を達成した未来思考のエアードライヤである。
■随筆
○元油圧屋の血圧考/トキメック/早川 脩

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会

■News & Products

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■特集:フルードパワーと省エネルギー・小型化・高効率(油圧編)1
○産業機械への油圧システムの省エネルギー化適用例/トキメック/木原和幸
○球面バルブプレートタイプの小型ポンプおよびHST/タカコ/小曽戸博
○DDVC油圧アクチュエータの舶用エンジン制御への適用/東京海洋大学/伊藤雅則
○建設機械用油圧ポンプの高出力密度化/カワサキプレシジョンマシナリ/大見康生
○高剛性油圧作動油/出光興産/坪内俊之

■解説
○「二輪車のアクティブ操舵制御」について/日本大学/丸茂喜高
○鉄道車両の制御と試験装置/鉄道総合技術研究所/榎本 衛
○TESTRASリフトの開発/関東自動車工業/福田明俊

■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション6
○先端・末広流路内定常流/東京工業大学/中野和夫

■連載:現場に役立つ油圧技術12
○荷重方向が逆転する搬送装置/坂本俊雄

■製品と技術
○ファインブランキングプレス/森鉄工/林 一雄
○「小型圧力コンプレッサー」について/中央技研工業/野首公平

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成20年2月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products

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■特集:フルードパワーと省エネルギー・小型化・高利率(空気圧編)
○空気圧モータの効率改善を目的とした特性解析と効率改善/早稲田大学/武藤 寛

 空気圧システムの効率改善を、様々な方法で提案している一環として、ラジアルピストン形空気圧モータの特性改善についてロータリバルブ内のP・V線図を用いた理論的検討に基づいて排気タイミングを調整することでの試行を紹介している。
○車両用真空式トイレの効率評価手法について/東日本旅客鉄道/藤野謙司

 鉄道車専用トイレには、快適性向上のため真空式トイレと呼ばれる空気圧システムが近年採用されている。これまで車両の空気システム設計は経験的であっとが、効率に対する妥当性評価のため、エアーパワーを用いた消費エネルギー計測と評価手法について提言する。
○エアーパワーメータ/東京メータ/山本円朗

 空気から取り出すことが可能な有効エネルギーをエアパワーという。ここでは空気圧システムの省エネルギー化に有効であるエアパワーについて概念や算出方法を解説する。また実機を紹介し、使用箇所や使用方法を例を元に解説する。
○地球環境にやさしい再生フィルタ/FNシリーズ/SMC/遠藤 剛

 自動逆洗可能な独自のエレメント構造を採用し、エレメント交換不要で、地球環境にやさしく省エネルギーにも寄与する“リフレッシュフィルタ”を紹介。大流量タイプもラインナップされ処理流量対応範囲が広がりました。
○クリーンエアフィルタ/SMC/遠藤 剛

 中空糸膜エレメントの特長を生かし、小型(省スペース)で大きな処理流量(広いろ過面積)を実現した気体用精密ろ過フィルタ製品を紹介する。主にクリーンエアブロー用にインライン型、フローセンサやレギュレーター体のモジュラー型などを展開。
○旋回流を用いた非接触搬送装置の非定常把持特性/ハーモテック/徳永英幸/東京工業大学/黎 しん

 本稿では空気の旋回流を用いた非接触搬送装置の浮揚特性を考察した。ワークは持ち上げられる際に減衰振動をしながら安定浮揚点に近づくことが分かった。
その原因はカップ内の圧力応答がワーク運動の方向によって異なりダンパー効果が現れるからである。
■解説
○油圧装置に係る火災事故/危険物保安技術協会/松本 洋

 油圧装置に係る火災が増加している。そこで、作動油は、漏えい持の噴霧生成、塵芥に染み込んだときの引火性等、高引火点危険物特有の火災危険性を有することを事故事例をもとに解説し、対策案を提示した。
○続・初心者のための空気圧システム安全入門/妙徳/長岐忠則

 初心者向けの空気圧システムを安全に使用するための、設置上、使用上および回路上での注意点、安全対策について基本的な事柄を解説する。
○プローブ車両による鉄道の状態監視/日本大学/綱島 均

 常時走行する営業車両に耐久性の高い安価なセンサを搭載し、設備状態の常時監視を行うのがプローブ車両のコンセプトである。本研究では、営業車両の車内に搭載可能な可搬型プローブシステムを開発し、軌道の状態診断に適用できることを実証した。
○温暖化防止時代の油圧(下)/オーパスシステム/鈴木隆司/法政大学/田中 豊

 気泡除去装置の原理とその流体解析、装置導入のためのシステム設計法を解説。更に簡便な油中気泡計測法にふれ、気泡除去装置導入によるメリットとして、油温上昇抑制効果につき油圧シャベルのテストデータを紹介。また作動油劣化防止についてはテストユニット設置し480時間連続運転した実証データをもとに詳述している。
■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション5
○一次元等エントロピー定常流れ/東京工業大学/中野和夫

 空気圧システム内の流れの代表的なモデルである理想気体の1次元等エントロピー定常流れについて、基礎式の導出、音速とマッハ数の定義について述べ、流路中の温度、圧力、密度とマッハ数との関係について解説する。
■連載:現場に役立つ油圧技術11
○クランプ装置の締め過ぎ防止/坂本俊雄

■製品と技術
○袋ナット型ホースコネクタ/トヨックス/朝倉幸男

 工場における省エネを飛躍的にすすめたホースと継手を紹介。同時に配管作業の標準化、時間短縮、廃棄物低減も実現。
○油圧式射出成形機用省エネシステム/関東特機/粂川和弘

 油圧式射出成形機は、高い圧力と低い圧力の場合があり、圧力調整弁により余剰オイルをオイルパンに戻している。この様な調整弁の代わりに弊社のシステムで可変速駆動にし流量や圧力を制御することにより大きな省エネ効果が得られるシステムを紹介する。
○超大型ハイブリッド射出成形機「EDシリーズ」の油圧システム/東芝機械/秋葉鉄雄

 省エネ性と省スペース性を両立するために、油圧駆動と電動駆動を併用して開発されたハイブリッド式射出成形機における、油圧駆動の実施事例と、効果についての紹介。
■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会

■News & Products
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■特集:IFPEX2008
○ハイブリッド油圧システムの技術動向/防衛大学校/西海孝夫
 本稿は、第22回フルードパワー国際見本市(IFPEX2008)を迎えるにあたり、ハイブリッド油圧システムについて前回の展示会でのヒアリング、各社のカタログやホームページを参考に解説し、さらに航空油圧システムの技術動向に関しても述べている。
○IFPEX2008への期待と空気圧機器・システムの動向/東京電機大学/藤田壽憲
 本稿ではIFPEX2005から最近までの空気圧機器・システムの技術のなかで、新しく面白いと感じた空気の流れを利用した搬送技術、空気圧による精密な制御技術を取り上げ紹介するとともに、本年4月に開催予定のIFPEX2008への期待を述べる。
○IFPEX2008カレッジ研究発表コーナー/神奈川工科大学/吉満俊拓
 研究教育機関と企業との交流を深め、フルードパワーシステム技術の発展を促進するためにポスター・機器展示を行い、各機関の先端的な研究をフルードパワーシステム関連の企業をはじめ多くの計画制御関連企業に対して広く発表するコーナーである。
■解説
○クローラクレーンの油圧システム/コベルコクレーン/山縣克己
 クローラクレーンの油圧システムを構成するアクチュエータ制御用コントロールバルブ回路はシリーズ回路にて構成されることが多い。このシリーズ回路によって発生していた複合同時操作時の問題を解消して操作性を高める油圧システムの一例について紹介する。
○自動走行トラクタの油圧パワーステアリング制御について/北海道農業研究センター/井上慶一
 セミクローラトラクタにコンピュータ制御のパワーステアリング油圧制御システムやトラクタ制御システムを組み込み、高精度なGPSや姿勢計測装置を搭載して圃場における旋回性能を調べ、時間遅れを考慮したステアリング制御により高精度な播種作業を行った。
○温暖化防止時代の油圧/オーパスシステム/鈴木隆司/法政大学/田中 豊
 アメリカでは油ハイブリッド車両が開発され、すでに走行試験に入った。温暖化防止に向け、油圧においても最大限の努力が求められる。省エネ。・省資源への手段として油タンク極小化を提案し、それに伴い新たな問題として発生する油中気泡について記述する。
■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション4
○開いた空気系の質量・エネルギー保存則/東京工業大学/中野和夫
 空気圧機器では空気が流入・流出する流路がほとんどで、このような開いた系の定常流れについての考え方を述べる。入口・出口間の質量保存則を示し、ついで入口・出口におけるエネルギーと仕事の出入りによりエネルギー保存則を示す。
■連載講座:現場に役立つ油圧技術11
○気温上昇によるシリンダーの圧力異常上昇/坂本俊雄
■製品と技術
○コンパクトパワーパックの紹介/ボッシュ・レックスロス/浦井隆宏
 ボッシュ・レックスロスのコンパクトパワーパックは、省エネ・省スペース用途に最適な小型油圧ユニットで、ご要求の回路構成が専用モジュラーブロックで追加可能な利便性をもつため、多くのアプリケーションに採用されています。
○5ポートスプール電磁弁「530シリーズ」/TACO/吉田兼二・岩井良浩・大澤一生
 空気圧機器には、5ポート電磁弁が多く使用されている。しかし、最近の電磁弁は複雑で高価なものが多い。空気圧機器のパイオニアであるTACOが長年のノウハウを結集し、新発売した5ポートスプール電磁弁「530シリーズ」を紹介する。
○当社の技術サービス/KYBエンジニアリングアンドサービス/手塚昴宏
 試作時の実機計測や、量産時のコンタミ管理は機能・性能・信頼性に大きく関わってくる。ここでは、数少ない技術陣で奮闘している母機組付メーカーと一緒になって展開している、当社の技術サービスについて紹介する。
○ハイ・リフト・リア・バケットの開発・改良/北海道農業機械工業会/村井信仁
 農業は生産資材、機材、収穫物など運搬量の多い産業である。ホイールトラクタの後部にマウントするリア・バケットは積載量が多いので有用であった。これに油圧シリンダを取付けてハイ・リフト、ダンプすることに成功し、高水準化した。
○エアーハイドロ・シリンダーの特長と適用例/トックス・リックスプレソテクニック/多々良浩昭
 エアーハイドロの出力発生理論と、高出力必要時に自動で高圧ストロークへ切換わる、エアーハイドロ・シリンダーの特長とメカニズムを説明。更に、エアーハイドロ・シリンダーと組立工程モニタリングを組合せた、生産設備事例を紹介。
○コンパクトフロッグクランプシリンダ/豊和工業/米澤 剛
 独特な動きにより、アームがクランプ面より低い位置に退避し、ワーク搬送での干渉をなくす。さらに、従来形では困難な所でもクランプ可能。装置の小型化、軽量化に貢献できるクランプシリンダについて紹介する。
○「浮上油用、油水分離装置 シンプルW.O.Sミニ型」について/ゼオテック・オブ・エコロジー/甲木哲二
 油水分離装置「シンプルWOS」は低価格、高い分離能力、高メンテナンス性が魅力。水溶性加工液の腐敗防止効果による廃液削減、廃液減少によるCO2の削減、洗浄液の品質安定と更液延長、更液延長による薬剤の使用量削減等、効果大
■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成19年12月)/日本フルードパワー工業会
■News & Products
2,037円
■特集:改訂 JIS B 0125-1 油空圧図記号の解説
○<総論>/日本フルードパワー工業会/千葉 誠

 ISO 1219-1の改訂に伴い、JIS B 0125-1が改訂された。ここでは、ISO改訂作業の経緯、ISO改訂の要旨及び改訂JISの構成、改訂の主要ポイントについて解説している。
○改訂 JIS B 0125-1 油圧・空圧図記号 基本/日本フルードパワー工業会/千葉 誠

 改訂JIS B 0125-1の特徴はCAD対応という点にあり、その規則を決めている。ここでは、この規格の構成及び油圧・空気圧に共通する一般規則、基本記号、適用規則の主要ポイントについて解説している。
○ 油圧図記号/トキメック/渋谷文昭

 JIS B 0125-1油空圧図記号が改訂された。新たに追加された比例制御弁、2ポートスリップインカートリッジ弁及び可変容量形ポンプの制御方式の油圧図記号についての解説。
○空気圧図記号/甲南電機/高橋隆通

 JIS B 0125-1 油圧・空気圧図記号では、旧版に比べ空気圧関連で、安全、アクチュエータの種類、真空吸着及び空気の清浄化などで、利用実態に合わせた改正が行われより充実したものとなった。またその解説である空気圧実用指針も合わせて改訂された。
■解説
○汚染度測定法改訂と作動油管理への影響/新日本石油/三本信一

 作動油汚染度測定法改訂の経緯を解説し、旧校正法と新校正法による測定結果を紹介した。従来のNAS1638は、校正用標準ダストの供給停止により、ISO4406へ移行するが、作動油管理への大きな影響はないと考えられる。
○ 油空圧用管継手のISO規格とJIS規格/ブリヂストンフローテック/加藤愼一郎

 従来、JIS規格をISO規格に整合させるべく多くの労力をかけて来たが、油圧ホースでは一昨年JISを基準にしたISO 18752が新に制定された。今後ホース継手についてもJISを基準にしたISO規格の制定が望まれる。
■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成19年11月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products

2,037円
■特集:油圧機器の海外事情
○世界の油圧機器市場について/日本フルードパワー工業会/鎌原 徹
○地域別の市場、油圧装置(台湾)/台湾油研/橋本登志雄・王 俊程
○地域別の市場、油圧装置(韓国)/世元ハイドロテック/杉崎一夫/油研工業/大場孝一
○地域別の市場、油圧装置(インド)/土師野正一
○中国における油圧機器と現地調達について/上海ナブテスコ/廣瀬和行
○中国の展示会の最新動向/油研工業/大橋 彰
○米国ERCシンポジウム2007の紹介/法政大学/田中 豊
○〔随筆〕アメリカでの油圧風景/ALA INDUSTRIES LIMITED/JOE MARSHALL

■解説
○航空機における油圧ポンプ/トキメック/古賀和矢

■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション3
○空気の状態変化/東京工業大学/中野和夫

■連載
○現場に役立つ油圧技術9 昇降装置開閉操作時のショックの発生とその緩和/坂本俊雄

■製品と技術
○環境対応型難燃性油圧作動油/日本クエーカー・ケミカル/佃 直樹
○電動ダイヤフラムポンプETD2シリーズ/TAIYO/清重昌幸・福永浩司
○冷凍式エアドライヤ GK3100シリーズ/CKD/花澤一吉

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会

■News & Products
2,037円
■特集:油圧に役立つ計測システム
○巻頭言/横浜国立大学大学院/眞田一志

 特集「油圧に役立つ計測システム」の発行にあたり、特集の編集の趣旨を述べる。最近広く普及しつつある計測システムの特長をセンサ技術とパソコン技術の革新と統合の観点から、本特集を企画しました。
○パソコンでの計測に適した多チャンネルレコーダ/共和電業/小澤正夫

 高性能なパソコンが手頃な価格で入手できるこの頃、パソコンのLANおよびUSBと接続し、色々なセンサ信号を多チャンネル計測できるばかりでなく、単体でも計測可能なユニバーサルレコーダの概要と主な特長について紹介した。
○ポータブル計測・制御コントローラ/エー・アンド・デイ/中村 武

 A&DのDSP製品はMATLAB/simlinkをフレームワークの中核とし、モデルベースの計測/制御を容易に実現します。様々な入出力により油圧・空圧等の計測/制御環境の構築をサポートいたします。
○磁歪式変位センサの概要と特長/サンテスト/竹内秀之

 磁歪式変位センサは磁歪現象を利用した高精度なリニア位置センサである。油空圧業界では主に油空圧シリンダのストロークセンサとして広く用いられている。本稿では弊社製磁歪式変位センサGYシリーズの動作原理、特長、適用事例などについて述べる。
○変位センサについて/ミツトヨ/佐藤 章

 変位を測定するセンサには様々な種類がある。接触式や非接触式といった測定対象物に触れるか触れないかといった違いや、その変位の検出方式によってそれぞれの特長を持っている。その中の一般的に用いられるセンサの特長と、それらのアプリケーションに関して紹介する。
○変位センサと検出システム/ソニーマニュファクチュアリングシステムズ/齋藤 洋

 サーボ系を構成する位置および速度センサは、システムの性能を左右する重要な要素である。リニアエンコーダの性能および特性を紹介し、要求される速度および位置制御に最適なリニアエンコーダを選択するヒントを提供する。
○油圧機器制御用ロードセル/共和電業/山口和範

 ロードセルは、力を計測するひずみゲージ式荷重センサであり、実験・研究から生産ラインの油圧機器制御用などに幅広く利用されている。本稿では、ロードセルの基本構成と検出原理、油圧機器への応用などについて紹介する。
○KYBの圧力センサ/KYB/大木紀知

 高周波ノイズが発生しやすい環境下でセンサを用いる場合、ノイズ対策に時間と費用を費やす場面も少なくは無かった。
このような、背景のもとKYBでは耐ノイズ性を特徴とした圧力センサを開発し市場へ展開しているので、その概要について紹介する。
○KRACHT社製容積式流量センサー/日本メクマン/木村 茂

 83年4月、油圧技術に紹介されてから特に、油圧機器メーカーに多数使用され標準器的存在になっています。今では、ポリウレタン樹脂等多方面に活用されています。
■解説
○ヒューマンエラーはゼロにできる!/宇宙航空研究開発機構/福岡 勝

 ヒューマンエラーをゼロにするためには、人間のこころを鍛えなければならない。事故やトラブルの再発防止において技術的反省より人間的反省が重要で、これにより失敗からの教訓を得ることができ、人間力が高められ、着実にミスを無くすことができる。この人間的反省に焦点を当ててヒューマンエラーを撲滅する根本を解説する。
○最新機械のオイル管理/新キャタピラー三菱/松藤宏幸

 建設機械にとってオイルは必要不可欠であり、機械の可動部には、必ず使用されている。最新の建設機械では、より高いレベルのオイル性能とオイル管理が必要になっており、エンジンオイルと作動油についてその詳細を述べる。
■基礎講座
○油圧回路における圧力損失(3)/横浜国立大学/眞田一志

 油圧回路の圧力損失は、エネルギー効率や油温上昇の制御などの面から重要です。本基礎講座では、圧力損失の発生メカニズムと計算式を整理して示します。
○空気圧システムの基礎とシミュレーション2 閉じられた空気のエネルギーと状態変化/東京工業大学/中野和夫

 空気圧システムの媒体である空気の諸定数や諸状態量に関するパラメータについて、その定義や諸量の関係式を示し、その概要を平易に説明する。主な内容は、気体定数、状態方程式、密度、湿度、国際標準参考空気、粘度、動粘度など。
■連載
○現場に役立つ油圧技術8 水門等での水漏れ現象と油圧/坂本俊雄

■製品と技術
○フィッシャーテクニックの空気圧学習キット/のもと/野本邦夫

 ブロックを使ってモデルを組立ながら空気圧の基本から電磁バルブを使ってのコンピューター制御までが学べるドイツ・フィッシャーテクニック社の空気圧キット2種類をその組立モデルを中心に紹介。
○静電気対策油圧用濾材CFシリーズ/安積濾紙/白石松太郎

 CFシリーズは油圧フィルタにおける静電気障害の防止を目的に開発しました。本製品は炭素繊維を混抄した濾材で、電機抵抗率が低く、静電気の蓄積を無しております。
○空気消費量を大量に削減した非接触搬送装置「フロートチャック」/ソーラーリサーチ研究所/明石 博

 非接触搬送装置「フロートチャックC型」は新しく開発した気体噴出機構を採用することにより、空気消費量を在来同種品に比し、格段に減少化を達成した。そのため空気消費量で問題があったFPD大型ガラス基板の搬送に採用可能となった。また気体噴出によるストレスをワークに掛けない機構により、20μm厚さの極薄ウエハ、フィルム、通気性シートの非接触搬送が可能である。
■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成19年9月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products
2,037円
■特集:”油空圧を支える”材料ともの作り
○油空圧機器と超精密加工技術/東京工業大学/新野秀憲・吉岡勇人
○製法から見たパッキン材料の性格/NOK/阿部良行
○油空圧機器部品の銅合金接合技術/明石合銅/明石隆史
○油圧機器を支える部品技術/タカコ/讃井 宏・小曽戸博
○斜板式油圧ポンプ・モータを支える軸受技術/NTN/廣田泰之・風間貞経
○油空圧機器の鋳物素材技術について/コマツキャステックス/淡路佳孝・高橋哲仁・長田雅史
○磁気熱処理装置/多田電機/中村行延

■解説
○空気圧パワーの計測とエアパワーメータ/東京工業大学/香川利春/北京航空航天大学/蔡 茂林
○空気圧駆動システムの空気消費量低減化の検討/芝浦工業大学/川上幸男/早稲田大学/武藤 寛・河合素直

■基礎講座
○油圧回路における圧力損失(2)/横浜国立大学/眞田一志
○空気圧システムの基礎とシミュレーション1
  空気の諸定数と諸状態量/東京工業大学/中野和夫

■連載
○現場に役立つ油圧技術7 昇降機の異常作動/坂本俊雄

■製品と技術
○中空糸膜式ドライヤ「SUNSEP-W」/AGCエンジニアリング/渡辺将司
○電油操作器 HOPシリーズ/岡谷精立工業/山本篤彦

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成19年8月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products
2,037円
■特集:食品機械とフルードパワー
○巻頭言/SMC/藤谷秀次
○水圧駆動システム/上智大学/池尾 茂
○非接触搬送機器の食品機械への応用/コガネイ/田苗俊和
○ブリスター包装機におけるフルードパワーの利用例の紹介/CKD/佐野健太郎
○食品機械用空気圧機器/フエスト/岡田健司
○搾乳機器/オリオン機械/松沢 実

■解説
○同済大学機械電子工学研究所 鳥建中研究室・誾耀保研究室における油圧技術研究開発動向/中国・同済大学/鳥 建中・誾 耀保

■基礎講座
○油圧回路における圧力損失(1)/横浜国立大学/眞田一志

■連載講座:現場に役立つ油圧技術6
○アキュムレータの有効利用/坂本俊雄

■製品と技術
○空圧インデックスアクチュエータ/加茂精工/今瀬憲司
○ZEJシリーズ超高圧油圧ポンプの開発/アプライドパワージャパン/遠藤賢一
○オイルフリー小型往復動空気圧縮機/日立製作所/鈴木達也
○低圧力損失エアーアシスト型逆止弁/電業社機械製作所/鈴木 実
○オイルフリースクロールコンプレッサ SmartAir SLP 0.75kW/アネスト岩田/石附友樹
○異常停止バルブについて/ヤマダコーポレーション/伊藤喜久男

■随筆
○誘導モグラ顛末記2/長友技術士事務所/長友邦泰

■研究室紹介
○横浜国立大学 大学院 工学研究院 佐藤研究室/横浜国立大学/佐藤恭一

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会

■News & Products
2,037円
■特集:フルードパワー機器要素とトライボロジー
○総論/室蘭工業大学/風間俊治

フルードパワー機器のトライボロジー(フルードパワートライボロジー)の必要性と重要性を、特に液圧ポンプ・モータを具体例に挙げて、その基礎理論と基盤技術に立脚した視点で述べる。さらに、将来展望も交えつつ、最近の研究動向についても触れる。
○シールについて/根本技研/根本圭介

シールには運動用と固定用がある。運動シールの全般にわたりその動向について紹介。
○建設機械用作動油に望まれること/コマツ/大川聡・小田庸介

建設機械の国内外市場動向と技術動向を紹介し、これに対応する作動油への品質要求と新しい建設機械用作動油規格を解説する。また、今後の建設機械の省エネ性改良、高圧化対応や環境対応に必要な作動油開発について述べる。
○多孔質静圧気体軸受の材料開発/オイレス工業/冨田博嗣

精密位置決め装置等に従来より静圧気体軸受が用いられ近年その応用範囲が広がっている。当社では焼結金属中に黒鉛粒子を分散させた多孔質材を有する静圧気体軸受を開発した。本報では一般の気体軸受の解説とともにその新製品の性能や特徴について述べる。
○超低トルク円すいころ軸受の開発/ジェイテクト/戸田一寿

地球環境保全という大きな志の下で、摩擦トルクを標準品の1/5に低減した超低トルク円すいころ軸受を開発した。この画期的な摩擦トルク低減は、軸受内部の攪拌抵抗を低減する潤滑油流れ制御技術をはじめ、3つの独創的技術の開発によって実現された。
○ガス反応式浸流窒化処理/パーカーSN工業/波多野和好・藻垣透/日立建機/秋田秀樹

地球環境に易しい表面改質処理の一手法として開発されたガス浸硫室化法は、一処理工程で優れたトライボロジー特性を有することから自動車、建設機械及び一般産業機械に数多く適用され、各部品の性能・信頼性向上に貢献している。
○最近の表面改質処理/トーヨーエイテック/藤原浩司

日本で硬質皮膜のコーティングが一般的に使用されるようになって約40年になる。最近では金型向けに加え、量産部品の機能膜としてDLCコーティングが注目されている。コーティングの概略に加え、最近開発された耐熱性を持ったDLC膜を紹介する。
○潤滑グリース、グリース寿命予測の最新動向/NTN/三上英信

高温下では、潤滑グリースの種類によって転がり軸受の寿命が左右される場合が多いため、より適切に潤滑グリースを選定する必要がある。ここでは、転がり軸受用の潤滑グリースについて、添加剤がグリースの高温耐久性に及ぼす影響及びグリース封入転がり軸受の焼付き寿命予測に関して紹介する。
■連載:現場に役立つ油圧技術5
○昇降装置の下端停止の圧力状態/坂本俊雄

■製品と技術
○流量計測におけるサーマル・マスフロー方式とオリフィス方式の比較/ユメニカ計測/宮崎 豊/CSインスツルメント社/トーマス・フィッシャー

ドイツ・CSインスツルメンツ社のVA300は、サーマル・マスフローセンサ採用の画期的なガス及びエア流量計です。最大5Mpaの圧縮エア中でも使用でき、最大26400m3/hの流量計測が可能です。また、積算消費量の演算機能やアナログ出力、リレー出力機能も持っております。その他、専用ソフトによる収録データの解析やRS485による通信も可能です。
○オイル・パーティクルカウンタ icount「LCM20」/インテクノス・ジャパン/門井剛史

油中の微粒子(コンタミ)をレーザーにより自動で計測/計数するオイル・パーティクルカウンタの紹介を軸に、設備診断やオイル分析の理想型、最新の規格に関しての情報などを解説。
○MAX N2(R)窒素ガス発生装置/フクハラ/福原祥文

■随筆
○誘導モグラ顛末記1/長友技術士事務所/長友邦泰
○開発者のおどろき1/設工社/關口善幸

■研究室紹介
○武蔵工業大学 工学部 機械システム工学科 鈴木研究室/武蔵工業大学/鈴木勝正

■企業紹介
○(株)ジェイテクト

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会

■News & Products
2,037円
■特集:ニューアクチュエータ ―次世代を担うアクチュエータの動向―
○総論:ニューアクチュエータ/東京工業大学/吉田和弘・横田眞一
○安定歩行用高機能靴開発に関する研究/奈良工業高等専門学校/早川恭弘
○リングポンプ/アクアテック/森田勝彦
○マイクロリアクタ用三方弁の開発とプラグ流の形成実験/協和ファインテック/門脇信傑/岡山大学/鈴森康一
○ECFを用いたぜん動運動型移動ロボット/東京工業大学/横田眞一・竹村研治郎
○多自由度空気アクチュエータを用いた手首リハビリ支援装置の開発/岡山大学/高岩昌弘

■解説
○食品関連機器のシールについて/阪上製作所/石田 徳

■連載講座:現場に役立つ油圧技術4
○昇降装置の中間停止の圧力状態/坂本俊雄

■製品と技術
○小形オイルフリースブースター圧縮機/アネスト岩田/小川陽介
○22/37kW給油式スクリュー空気圧縮機/日立産機システム/坂口智健
○エアーコンプレッサー MAXシリーズ/日建/尾崎 裕
○超小形&ハイレスポンス/CKD/塚原雅博

■H&P情報
○油空圧機器出荷集計/日本フルードパワー工業会
○JFPS News/日本フルードパワーシステム学会
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商品情報・内容

  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • サイズ:B5判

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油圧技術と空気圧技術は、ともに流体のエネルギーを利用する動力伝達に関する技術です。油圧技術の本格的な導入は1950年以降で、この優れた生産性と経済性はあらゆる産業において注目され、その領域も広げてきました。空気圧技術は、経済性と機能性に優れた技術で、今日では生産ラインにおいて不可欠な技術であり、宇宙開発、海洋開発、医療、レジャー産業から工具まで幅広く利用されています。本誌は、この油圧・空気圧は勿論、電子技術、真空技術を含めた流体応用技術の専門誌として、実務面の解説、システムの設計、研究開発、機器の選定、メンテナンス、経済効率、技術資料等を提供します。対象読者は生産技術関係、設計者を中心に、開発、管理部門まで読者層の広がりがあり、30歳代を中心に安定した読者層を持っております

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