目次
■特集:道路施工における情報化技術
○AI搭載カメラで人を検知する転圧機自動停止装置「EyeThink」/日本道路㈱/上田剛・坂谷嘉信
当社が機械製作会社などと協力して開発した「AI(人工知能)技術を活用したロードローラ安全サポートシステム」を紹介する。
○MCグレーダ施工におけるスリップ回避装置の開発/大成ロテック㈱/中村和瑛・宮本敬太・田沼大佑
MC技術については、技術の革新や昨日の改良も進んでおり、今日ではかなり定着してきたと言える。しかし、MC技術は省力化や施工品質の向上など様々なメリットがある反面、デメリットも存在しており、すべての作業において自動制御に頼ることは難しいのが現実である。そこで、当社ではモータグレーダのMC技術に着目し、作業の効率化や品質向上を目的として、作業負荷を調整することでスリップを回避するシステムを開発した。本稿では、当該システムの概要および、導入効果について紹介する。
○舗装修繕工事への3次元マシンガイダンスの活用/前田道路㈱/加藤康弘・宇田川健治
ICT舗装工(修繕工)が対象とする切削オーバーレイ工は、供用中道路を路面切削機で切削しアスファルトフィニッシャで新たに舗装を構築する工法であるが、ICTの活用には「ICT非対応建設機械」と「交通規制内のICT施工」の課題がある。本稿では、舗装修繕工事への3次元マシンガイダンス技術の適用について紹介する。
○RFID方式によるローラの緊急停止装置/㈱NIPPO/梶原覚
舗装工事現場における重機との接触事故は、重篤災害に繋がる可能性が非常に高い。当社では、従来の「危険を知らせる」安全装置から、「重機を止める」技術を2014年から展開している。「タイヤローラの緊急停止システム(WSS-TR)」の開発から今日までを紹介する。
○振動ローラ加速度応答とGPSを組み合わせた「αシステム」/大林道路㈱/小関裕二/㈱大林組/古屋弘
以前に本誌でGPSと振動ローラの加速度応答を利用して、舗装工事の品質管理の合理化を目指した研究開発について紹介した。現在も引き続き、「 αシステム」を舗装工事に適用する検討を進めている。本稿では、改めて「 αシステム」について紹介するとともに、著者らの取り組みについて紹介する。
○アスファルトフィニッシャ用3Dマシンコントロールシステム/住友建機㈱/寺元陶太
アスファルトフィニッシャにおいてこれまで用いられてきたMC(MachineControl)の技術と、国土交通省主導の取り組みであるi-Constructionに対して、現在どのような技術が用いられているか、当社として今後どのように対応していくかについて紹介する。
■技術資料
○建設生産とロボット技術活用の展望と諸仮説/コマツ/山元弘
建設生産では、施工改善が続けられ、ロボット技術活用の取り組みも続けられた。本稿では、目指すイメージ・目標や諸仮説を列挙し、議論や認識共有のきっかけを紹介する。建設生産とロボット技術活用の今後に向けて、さらに議論が深められ、研究開発や社会実装が進展することを期待する。
○電磁波レーダーを用いた遠隔操作型半水中重運搬ロボットの水中地盤確認手法/熊谷組/大本晋士郎・北原成郎・坂西孝仁
非接触の水中地盤探査技術として水中ではあまり使用例のない電磁レーダーを適用し、車両前方に搭載した結果を中心に紹介する。
○持続可能性に貢献する超低収縮・低炭素コンクリート/三井住友建設㈱/松田拓
建設産業にはこれまで以上に環境に配慮しつつ、さらなる構造物の高耐久性・高生産性を追求する役割が一層強く求められる。本稿では、こうした社会的要請に大きく貢献する革新的な構造材料としてこのたび開発された超低収縮・低炭素コンクリートについて、その概要と適用事例について紹介する。
○長距離飛行可能なドローンの開発と利活用/ルーチェサーチ㈱/渡辺豊
通常のドローンはバッテリーで30分程度しか飛行できない。同一バッテリー使用条件で、50分飛行し、40kmの飛行距離に到達するドローンを開発した。浮上用と推進用の機構を分離した機体構造が、大きな特徴である。当初の開発目的は、災害調査であったが、山岳部などに多い送電設備の定期的な巡視業務にも適用できることを、実例を示して紹介する。
■製品紹介
○排土板の自動制御による整地作業の生産性向上/㈱日立建機ティエラ/中谷賢一郎
近年、建設業における就業者の減少や高齢化が顕著であり、生産性向上の取り組みが盛んに行われている。このような背景から市街地の駐車場など狭小な現場における整地作業の生産性を向上させることを目的として、マシンコントロール用機材を用いて排土板を自動制御することで3次元の設計面に沿って整地作業が可能なミニショベルを開発した。
○新しい価値観を実現する油圧ショベル/コベルコ建機㈱/西本裕章
油圧ショベルとして求められる効率や生産性などの基本性能を追求すると同時に、 “Performance X Design”(パフォーマンスクロスデザイン)をコンセプトに、堅牢かつ先進的な外観と上質感漂うインテリアを兼ね備えた、全く新しい価値観を実現したフルモデルチェンジ機を紹介する。
○現場ニーズに応えた次世代ブルドーザの開発/キャタピラージャパン(同)/冨永安生
建設現場における課題は労働人口の減少および熟練オペレータ不足への対応や現場の生産性・利益性向上の両立である。本稿では、このような現場ニーズに幅広く対応した次世代型ブルドーザの特長を紹介する。
■業界情報
○2020年3月度/建設機械出荷金額統計/(一社)日本建設機械工業会
○AI搭載カメラで人を検知する転圧機自動停止装置「EyeThink」/日本道路㈱/上田剛・坂谷嘉信
当社が機械製作会社などと協力して開発した「AI(人工知能)技術を活用したロードローラ安全サポートシステム」を紹介する。
○MCグレーダ施工におけるスリップ回避装置の開発/大成ロテック㈱/中村和瑛・宮本敬太・田沼大佑
MC技術については、技術の革新や昨日の改良も進んでおり、今日ではかなり定着してきたと言える。しかし、MC技術は省力化や施工品質の向上など様々なメリットがある反面、デメリットも存在しており、すべての作業において自動制御に頼ることは難しいのが現実である。そこで、当社ではモータグレーダのMC技術に着目し、作業の効率化や品質向上を目的として、作業負荷を調整することでスリップを回避するシステムを開発した。本稿では、当該システムの概要および、導入効果について紹介する。
○舗装修繕工事への3次元マシンガイダンスの活用/前田道路㈱/加藤康弘・宇田川健治
ICT舗装工(修繕工)が対象とする切削オーバーレイ工は、供用中道路を路面切削機で切削しアスファルトフィニッシャで新たに舗装を構築する工法であるが、ICTの活用には「ICT非対応建設機械」と「交通規制内のICT施工」の課題がある。本稿では、舗装修繕工事への3次元マシンガイダンス技術の適用について紹介する。
○RFID方式によるローラの緊急停止装置/㈱NIPPO/梶原覚
舗装工事現場における重機との接触事故は、重篤災害に繋がる可能性が非常に高い。当社では、従来の「危険を知らせる」安全装置から、「重機を止める」技術を2014年から展開している。「タイヤローラの緊急停止システム(WSS-TR)」の開発から今日までを紹介する。
○振動ローラ加速度応答とGPSを組み合わせた「αシステム」/大林道路㈱/小関裕二/㈱大林組/古屋弘
以前に本誌でGPSと振動ローラの加速度応答を利用して、舗装工事の品質管理の合理化を目指した研究開発について紹介した。現在も引き続き、「 αシステム」を舗装工事に適用する検討を進めている。本稿では、改めて「 αシステム」について紹介するとともに、著者らの取り組みについて紹介する。
○アスファルトフィニッシャ用3Dマシンコントロールシステム/住友建機㈱/寺元陶太
アスファルトフィニッシャにおいてこれまで用いられてきたMC(MachineControl)の技術と、国土交通省主導の取り組みであるi-Constructionに対して、現在どのような技術が用いられているか、当社として今後どのように対応していくかについて紹介する。
■技術資料
○建設生産とロボット技術活用の展望と諸仮説/コマツ/山元弘
建設生産では、施工改善が続けられ、ロボット技術活用の取り組みも続けられた。本稿では、目指すイメージ・目標や諸仮説を列挙し、議論や認識共有のきっかけを紹介する。建設生産とロボット技術活用の今後に向けて、さらに議論が深められ、研究開発や社会実装が進展することを期待する。
○電磁波レーダーを用いた遠隔操作型半水中重運搬ロボットの水中地盤確認手法/熊谷組/大本晋士郎・北原成郎・坂西孝仁
非接触の水中地盤探査技術として水中ではあまり使用例のない電磁レーダーを適用し、車両前方に搭載した結果を中心に紹介する。
○持続可能性に貢献する超低収縮・低炭素コンクリート/三井住友建設㈱/松田拓
建設産業にはこれまで以上に環境に配慮しつつ、さらなる構造物の高耐久性・高生産性を追求する役割が一層強く求められる。本稿では、こうした社会的要請に大きく貢献する革新的な構造材料としてこのたび開発された超低収縮・低炭素コンクリートについて、その概要と適用事例について紹介する。
○長距離飛行可能なドローンの開発と利活用/ルーチェサーチ㈱/渡辺豊
通常のドローンはバッテリーで30分程度しか飛行できない。同一バッテリー使用条件で、50分飛行し、40kmの飛行距離に到達するドローンを開発した。浮上用と推進用の機構を分離した機体構造が、大きな特徴である。当初の開発目的は、災害調査であったが、山岳部などに多い送電設備の定期的な巡視業務にも適用できることを、実例を示して紹介する。
■製品紹介
○排土板の自動制御による整地作業の生産性向上/㈱日立建機ティエラ/中谷賢一郎
近年、建設業における就業者の減少や高齢化が顕著であり、生産性向上の取り組みが盛んに行われている。このような背景から市街地の駐車場など狭小な現場における整地作業の生産性を向上させることを目的として、マシンコントロール用機材を用いて排土板を自動制御することで3次元の設計面に沿って整地作業が可能なミニショベルを開発した。
○新しい価値観を実現する油圧ショベル/コベルコ建機㈱/西本裕章
油圧ショベルとして求められる効率や生産性などの基本性能を追求すると同時に、 “Performance X Design”(パフォーマンスクロスデザイン)をコンセプトに、堅牢かつ先進的な外観と上質感漂うインテリアを兼ね備えた、全く新しい価値観を実現したフルモデルチェンジ機を紹介する。
○現場ニーズに応えた次世代ブルドーザの開発/キャタピラージャパン(同)/冨永安生
建設現場における課題は労働人口の減少および熟練オペレータ不足への対応や現場の生産性・利益性向上の両立である。本稿では、このような現場ニーズに幅広く対応した次世代型ブルドーザの特長を紹介する。
■業界情報
○2020年3月度/建設機械出荷金額統計/(一社)日本建設機械工業会
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