国語と国文学 発売日・バックナンバー

目次:
通巻1212号(第101巻第11号)
【特集 国語・国文学研究の百年――『国語と国文学』創刊百年を記念して――】

◯『国語と国文学』についての私的な思い出――久保田 淳
◯国語研究室と国文学研究室の思い出――小松寿雄
◯『国語と国文学』に見る文法研究の百年史――井島正博
◯音韻史研究と『国語と国文学』――肥爪周二
◯東條操の「方言」と「方言学」――小西いずみ
◯上代文学研究の戦後二十年――久松潜一・西郷信綱を中心に――鉄野昌弘
◯平安文学研究の百年を振り返る――高木和子
◯中世文学研究と『国語と国文学』――木下華子
◯近世文学研究と『国語と国文学』の百年――佐藤至子
◯近代文学研究の黎明――安藤 宏
◯近代文学研究の展開――河野龍也

◇書評
◯荒木浩著『『今昔物語集』の成立と対外観』――野本東生

◇紹介
◯石田千尋著『富士山と文学』『古事記の歌と譚』――大浦誠士

◇新刊書情報
全161件中 1 〜 15 件を表示
通巻1211号(第101巻第10号)

◯『源氏物語』における笑い――〈非-笑い〉の物語の中で─―陣野英則
◯牧野信一の「ファウスト」受容─―青木怜依奈
◯天草版平家物語の疑問詞疑問文──翻訳、文体、歴史の交渉──衣畑智秀
◯和化漢文における借字表記語彙の展開――古文書の「度(タシ)」を例に――山本 久

◇書評
◯横田隆志著『中世長谷寺の歴史と説話伝承』――本井牧子
◯原田敦史著『平家物語の表現世界 諸本の生成と流動』――櫻井陽子

◇国語と国文学 総目次
1,540円
通巻1210号(第101巻第9号)

◯スサノヲをめぐる神話のダイナミズム――榎本福寿
◯『高光集』の成立時期――『拾遺抄』にみられる高光歌との関係を通して――大貫正皓
◯日本における虎と竹の取り合わせに関する一考察――高 語莎
◯占領下の石川淳文学――「しのぶ恋」を中心に――藤原耕作

◇書評
◯竹内正彦著『源氏物語の顕現』――本橋裕美
◯神林尚子著『幕末・明治期の巷談と俗文芸 女盗賊・如来の化身・烈女』――山本和明

◇国語と国文学 総目次
1,540円
通巻1209号(第101巻第8号)

◯『増鏡』における四季の情景─―北村昌幸
◯柿本人麻呂「泣血哀慟歌」第一歌群の展開─―大島武宙
◯康保三年内裏前栽合について─―田原加奈子
◯『虞美人草』論――死に至る圧迫――藤澤るり

◇書評
◯長田和也著『江戸中期以降遊里文藝考』――吉丸雄哉

◇紹介
◯エマニュエル・ロズラン著/藤原克己・鈴木哲平訳
 『文学と国柄――一九世紀日本における文学史の誕生』――衣笠正晃

◇国語と国文学 総目次
3,080円
通巻1208号(第101巻第7号)
【特集 平安文学を読む】

◯詩序の文体ひとつ──詩宴の開催事由をめぐって──滝川幸司
◯『伊勢物語』の場所――「右近の馬場」と「西の京」――山本登朗
◯藤原実方と陸奥国――松本真奈美
◯『うつほ物語』国譲巻と『栄花物語』巻二
 ――あて宮と藤原詮子の参内拒否をめぐって――栗本賀世子
◯一条天皇は『源氏物語』のどの巻を読んだか――今西祐一郎
◯『源氏物語』の尚侍――朧月夜・玉鬘の両義性をめぐって――青島麻子
◯若菜巻における皇統の交替と音楽――森野正弘
◯薫と浮舟――東屋巻・浮舟巻――北原圭一郎
◯『源氏物語』における浮舟の罪について――井内健太
◯『更級日記』の内なる物語――『源氏物語』から『浜松中納言物語』へ――福家俊幸

◇書評
◯横溝 博著『王朝物語論考 物語文学の端境期』――安達敬子

◇新刊書情報

◇国語と国文学 総目次
1,540円
通巻1207号(第101巻第6号)

◯「濠端の住まひ」を読む――〈可哀想〉の遠近法による志賀直哉論の試み――林 廣親

◯能《清経》と世阿弥をめぐる環境――髙尾祐太

◯感嘆する俊成――〈定家と式子〉変容する和歌説話――天野聡一

◯天文用語「自転」の語史─―江戸時代後期~明治時代を中心に――米田達郎

◇書評

◯阪口由佳著『上代文学における死と生の表現』――高桑枝実子

◯舘野文昭著『中世「歌学知」の史的展開』――岡本光加里

◇新刊書情報
1,540円
通巻1206号(第101巻第5号)

◯『写経社集』をめぐって ――「洛東芭蕉菴再興記」と「狂居士の」句を中心に――深沢了子

◯王昭君と「長安日」――李 宇玲

◯謡曲《養老》論――「薬の水」をめぐる表現体系――杉山翔哉

◯折口信夫「死者の書」論――村田祐菜

◇書評

◯宮内淳子著『花食いの系譜 女性作家・『少女の友』・宝塚少女歌劇』――竹田志保

◇紹介

◯小松靖彦著『戦争下の文学者たち 『萬葉集』と生きた歌人・詩人・小説家』――高橋由貴

◇新刊書情報
1,540円
通巻1205号(第101巻第4号)

◯後鳥羽院の述懐歌と良経――「人もをし人も恨めし」を中心に――田渕句美子

◯菅原道真「為源大夫、亡室藤氏七々日、修功徳願文」における「高唐賦」と「洛神賦」の表現――空海の漢詩文を補助線として――小西洋子

◯六条宮雅成親王について――吉野朋美

◯田村隆一「四千の日と夜」論――岩井優士

◇書評

◯大原祐治著『戯作者の命脈 坂口安吾の文学精神』――五味渕典嗣

◯藤田佑著『小説の戦後――三島由紀夫論――』――佐藤秀明

◇新刊書情報
通巻1204号(第101巻第3号)
【特集 日本漢文】

◯箭集虫麻呂「侍讌」詩をめぐって――高松寿夫
◯紀長谷雄から大江朝綱へ――平安朝漢文学史の自律的展開をめぐって――宋 晗
◯摘句の時代――藤原忠通はどうして句題詩の総集を作らなかったのか――佐藤道生
◯「和化」をどう捉えるか――『注好選』に見る出典資料からの変容――磯貝淳一
◯平安時代の下級官人・僧侶たちの文書用語と唐代の俗語的用法との関連――「伴類」「濫悪」を例として――三木雅博
◯日本漢文における「和習」概念の問題点とその克服――田中草大
◯箕面寺縁起の表現について――山岳表現を中心に――仁木夏実
◯五山文学における水仙のイメージ――堀川貴司
◯近世日本の「文会」と漢文作文――古義堂から昌平坂学問所まで――山本嘉孝
◯荻生徂徠詩の「和習」――実作の検討――田口一郎
◯芥川龍之介と『円機活法』『禅林句集』『酔古堂剣掃』――「鏡花全集目録開口」「ひとまところ」をめぐって――須田千里

◇書評
◯金井清一著『古事記編纂の論』――植田 麦
◯大井田晴彦著『王朝物語の世界 『竹取』『伊勢』『うつほ』そして『源氏』へ』――妹尾好信

◇紹介
◯柳澤良一編著『菅家後集の研究』――山本真由子

◇新刊書情報
1,540円
通巻1203号(第101巻第2号)

◯大島宗丹『源氏流極秘奥儀抄』の制作意図――円尾祐利『源氏五十四帖之巻』『源氏六帖花論巻』との関係――岩坪 健

◯具平親王の医薬知識と和歌――かまきりのイメージと露の見立て――島田 遼

◯世外の暮春――『風雅集』の内外に息づく歌人逸話からアプローチして――金 亜奇

◯大江健三郎『個人的な体験』論──「共同」の体験としての「個人的」な体験──李 敏知

◇書評

◯真島望著『近世の地誌と文芸――書誌、原拠、作者――』──藤川玲満

◯井口洋著『『奥の細道』の再構築』──佐藤勝明

◇新刊書情報

◇国語と国文学 総目次
1,540円
通巻1202号(第101巻第1号)

◯笠金村の神亀二年吉野行幸従駕歌の性格(菊地義裕)

◯院政期歌壇と幼帝――建春門院北面歌合に見る愛鳥趣味の流行――(石井悠加)

◯寛正―文明年間の和漢聯句――「親王御方」に対する意識をめぐって――(新藤宣和)

◯「ニュース小説」という試み――「時事新報」・大宅壮一・武田麟太郎を中心に――(斎藤理生)

◇書評

◯芝波田好弘著『方丈記試論』(新間水緒)

◇紹介

◯遠藤宏著『安藤野雁追跡 幕末万葉集研究者の生と死』(鈴木健一)

◇国語と国文学 総目次
通巻1201号(第100巻第12号)

◯近世におけるいつしかの意味(小野正弘)

◯低徊する薫/流転する浮舟――物語を推し進める力――(鈴木宏子)

◯『吾妻鏡』と『源平闘諍録』――千葉氏関連記事をめぐって――(清水由美子)

◯三途の川を渡る舟――文学が生み出す俗信――(田村正彦)

◇書評

◯大木志門著『徳田秋聲と「文学」――可能性としての小説家――』(山田俊治)

◇第百巻総目次
通巻1200号(第100巻第11号)

◯怪異語り序説――前期読本への一視点――(飯倉洋一)

◯読本序文における羅貫中・紫式部応報譚(天野聡一)

◯絵本読本研究の現在――『絵本亀山話』と亀山敵討実録について――(山本 卓)

◯速水春暁斎画作「実録種」絵本読本の種本利用態度――敵討ちを題材とする作品を例に――(菊池庸介)

◯『絵本玉藻譚』と『絵本三国妖婦伝』――上方読本と江戸読本――(板坂則子)

◯寧王女の歳月――『椿説弓張月』年立弁疑――(神田正行)

◯『俊寬僧都嶋物語』試論――引用・考証・附会――(三宅宏幸)

◯写本小説・松井羅洲作『墨画雪』について(木越俊介)

◯近世物之本江戸作者部類』における読本と「物の本」(佐藤 悟)

◯江戸読本の往方(承前)――カリフォルニアに眠る読本たち――(髙木 元)

◇新刊書情報
1,320円
通巻1199号(第100巻第10号)

○占領期日本の文学者と編集者をめぐるメディア検閲――プランゲ文庫所蔵の横光利一『旅愁』と検閲済み校正刷の再検討――(十重田裕一)

○『先代旧事本紀』におけるタカミムスヒの役割について(青柳まや)

○『今鏡』の政治史――摂関政治から院政へ――(蔦尾和宏)

○戦後占領期日中文学関係史の裏面――郭沫若・茅盾・魯迅と「中文研」ファイル――(陳童君)

○書評・高橋由記著『平安文学の人物と史的世界――随筆・私家集・物語―― 並製版』(田中智子)

○書評・瓦井裕子著『王朝和歌史の中の源氏物語』(北原圭一郎)

◇国語と国文学 総目次
1,320円
通巻1198号(第100巻第9号)

○二代目西村市郎右衛門の誕生と浮世草子出版(藤原英城)
○応神記ヒボコ系譜の役割――系譜記載方式と時間認識との関わりから――(折原佑実)
○和歌とロゴス――ヘボン訳聖書における歌人――(山本良)
○坂口安吾『吹雪物語』論――〈風土と人間〉の観点から――(山根龍一)
○書評・野本東生著『中世説話集の表現と構造』(山口眞琴)
○書評・永井聖剛著『自然と人生とのあいだ 自然主義文学の生態学』(中丸宣明)
◇国語と国文学 総目次
1,320円
通巻1197号(第100巻第8号)

○世阿弥時代の能本と室町期謡本――久次本『知章』と世阿弥本『柏崎』を中心に――(竹本幹夫)
○『大鏡』は何を語っているか――時平と道真――(辻和良)
○承久の乱後の藤原秀能――述懐の場と享受者――(村瀬空)
○純粋天皇の降臨と解体――一九七〇年前後における大江健三郎の中篇小説――(梶尾文武)
○書評・三宅宏幸著『馬琴研究――読本の生成と周縁――』(大屋多詠子)
○書評・中丸宣明著『物語を紡ぐ女たち 自然主義小説の生成』(大木志門)

◇新刊書情報
おすすめの購読プラン

国語と国文学の内容

  • 出版社:筑摩書房
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月12日
  • サイズ:A5
東京大学国語国文学会編集による国文学研究誌
国語国文学研究のもっとも良質な成果の発表誌。毎号高水準を保つ投稿論文を掲載。国文学研究者の登竜門。

国語と国文学の目次配信サービス

国語と国文学最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。

※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。

この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!

国語と国文学の所属カテゴリ一覧

Fujisanとは?

日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供

デジタル雑誌をご利用なら

最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!

総合案内
マイページ
マイライブラリ
アフィリエイト
採用情報
プレスリリース
お問い合わせ
©︎2002 FUJISAN MAGAZINE SERVICE CO., Ltd.