管球王国 発売日・バックナンバー

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2,860円
88号の巻頭企画はテクニクスSP10R/SL1000R試聴記です。全世界の愛好家が待ち望んだダイレクトドライブ方式アナログプレーヤーの頂点機、伝統のSP10の最新作がいよいよ登場。詳細解説と試聴機をいちはやくお届けします。特集企画は「日本の真空管パワーアンプ=モノ創りとサウンドを探る」です。国内ブランドの管球式パワーアンプの魅力を回路や構成などのモノ創りの特徴と、音質の両面から徹底リポートします。ヴィンテージ関連企画は「ヴィンテージ・ユニット[小口径篇]フルレンジユニット11モデル試聴」。アルテックやジェンセンなどの10〜20cmフルレンジユニットから開放的な音を引き出します。熟達した設計者によるアンプ製作を回路図、実体配線図とともに展開する毎号の「マイ・ハンディクラフト」では、稀少なシルヴァニア製6L6管を搭載するパワーアンプが登場します。今号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が目白押しです。


■主な内容
●日本の真空管パワーアンプ=高水準のモノ創りとサウンドの個性を探る15モデル試聴
国内ブランドのパワーアンプの持ち味を、パーツ/シャーシ構造/配線/回路構成の見どころモノ創りの特徴と音の魅力の両面から魅力を探ります。計8種の出力管種、様々な回路構成のアンプを集め、試聴と同時に経験豊かなテスターがアンプ内部も観察し、モノ創りがいかに音に結び付いているかを詳細リポートします。
[試聴アンプ]サンバレーSV-S1628D 211フルキット、三栄電波Allargando EA3SSPM、山本音響工芸A08S、春日無線変圧器KA40FMS、エイフルAsano 300B Single Stereo、カトレアtheクラッシック、ラックスマンMQ88uC、トライオードTRX-P3M、マックトンMH120、サン・オーディオSV-TE/50TSX、和光テクニカルWA300SS MKII、ウエスギU・BROS300、エアータイトATM211、フェーズメーションMA1500、オーディオ・ノートSOUGA

●ヴィンテージ・ユニット[小口径篇]フルレンジユニット11モデル試聴
ヴィンテージと現行製品、計11モデルの10〜20cm口径フルレンジユニットを試聴します。エンクロージュアにはウェスタン・エレクトリック(WE)指定サイズの密閉型、ウエスタン サウンド インク(W.S.I.)618Cと、サイズダウンした618 Jrを使用して口径以上のスケールと解放感のあるサウンドを引き出します。
[試聴スピーカー]
 ◎ヴィンテージ
 ◯10cm口径=ジェンセンFX50、アルテック405-8G、アルテック405A
 ○16cm口径=ジェンセンC6R
 ○20cm口径=ジェンセンP8P、ジェンセンPM8C、アルテック401A、アルテック408A、JBL D208、ウェスタン・エレクトリックKS14703
 ◎現行
 ○20cm口径=フォステクスFE206En
[試聴アンプ]
プリアンプ=アルテック1567A、パワーアンプ=アルテック1520T

●テクニクスSP10R/SL1000R試聴記
1970年発売のアナログプレーヤー、テクニクスSP10は世界で初めてダイレクトドライブ方式を採用し、その後のMK2、MK3もいまなお世界中に数多くの愛好者を持ちます。2016年に復活登場したSL1200Gで新開発した技術に磨きをかけ、待望の単体ターンテーブルSP10RとプレーヤーシステムSL1000Rが登場します。詳細解説と試聴記をお届けします。

●実験工房「クリーン電源13種の効果を真空管パワーアンプで比較」 解説「電源環境の変化と家庭での対応の仕方」岡田 章
オーディオ機器に悪影響を及ぼす家庭のAC電源に含まれるノイズを除去して電源の質を向上させるのがクリーン電源です。クリーン電源を使うことで管球式パワーアンプの音はどう変化するか。アイソレーショントランス方式、波形成形機能を持つアクティヴタイプなど一同に集め、300Bプッシュプル・パワーアンプによる試聴で効果を探ります。
[試聴クリーン電源]
 ◎パッシヴ型フィルタータイプ=ボルトアンペアGPC-TQ、リチャード・グレイズ・パワーカンパニーRGPC 400Pro、ノードストQX4、アイソテックEVO3 TITAN、トランスペアレントReference Power lsolator
 ◎パッシヴ型トランスタイプ=ノグチトランスFMPT400 in case、中村製作所NSIT1100plus、マッキントッシュMPC1500
 ◎アクティヴ型=光城精工Aray MKII、ラックスマンES1200、PSオーディオPerfectWave Power Plant 10、アキュフェーズPS1230、ストロームタンクS2500

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。
 ●上杉研究所 藤原伸夫◎6L6GAYプッシュプル・インテグレーテッドアンプUT66の製作
 出力管に稀少な6L6管を採用するプッシュプルで、独立構成の本格的なプリ段を搭載するインテグレーテッド型です。電源部平滑回路以後をL/R独立構成とする設計で広い音場を展開します。解像感に優れた陰影に富む音で、情感溢れるヴォーカル再現を聴かせます。
 ●是枝重治◎トーンコントロール搭載プリアンプFascination88の製作の製作
 WE408A採用で2段負帰還増幅回路とカソードフォロアーで構成し、トーンコントロールによる音質劣化を追放する設計のプリアンプの製作記事と、トーンコントロールの重要性やスタジオ機器が持つ力など、是枝氏が考える「プリアンプの本質論」をお届けします。
 ●大西正隆◎タムラ新型トランス搭載300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプHK34の製作
 タムラ製作所製新型トランス搭載アンプ第5弾です。初段をSRPP、位相反転/ドライバー段をムラード型で構成し、低歪みのバッファー回路で300BをドライブするAB2級プッシュプルです。300Bの持ち味を引き出し広大なダイナミックレンジの音楽再生に対応します、

●実践ラボラトリー「ヘッドシェルの選択でカートリッジの音はいかに変わるか」
——ダイレクトカップリング型オーディオテクニカAT-ART1000の真価を引き出すヘッドシェル選び
ヘッドシェルによってカートリッジの音がいかに変わるかを14モデルを集めた試聴で探ります。リファレンス・カートリッジは針の真上に発電コイルを配置するダイレクトカップル型でストレートな音を持つオーディオテクニカAT-ART1000です。その真価を引き出すヘッドシェルを見つけます。
[試聴ヘッドシェル]シェルターModel 1011、オーディオテクニカAT-LH18/OCC、山本音響工芸HS1As、フィデリックスMITCHAKU、オルトフォンLH9000、マイソニックSH-1Rh、イケダIS2T、フェーズメーションCS1000、ジェルコHS30、クリアオーディオ スタビライザーヘッドシェル、グランツMH4S、ZYX Live18、シルバーハート/sa SA017R、アコースティカル・システムズarche/silver matt

●「最新グラド・カートリッジの唯一無二の魅力」高津 修
1953年の創立以来、人気を博した木製トーンアームなど創意に富んだ製品でアナログ・サウンドを追求する米国グラド。最新のフラッグシップ・モデルと、そのノウハウを引き継いで刷新されたエントリー・シリーズ機、さらには既存中核モデルを試聴し、独自のFB方式発電機構が聴かせる音の魅力を探ります。
[試聴カートリッジ]グラドEpoch、Prestige Gold 2、The Reference 2、Statement the Reference 2

●録音エンジニアが探るWE4165復刻2ウェイから感動を引き出すセッティング方法 常盤 清
山形県に本拠を置くGIPラボラトリーの中型スピーカーKB12Tは、ウェスタン・エレクトリック(WE)ユニットの忠実な復刻にノウハウを持つ同社が、1934年にWEが発表した30cmフルレンジユニットTA4165を、ホーン型トゥイーター597A復刻ユニットと組み合わせた2ウェイ・システムです。録音エンジニア(日本フォノグラム)のキャリアを持つ常盤 清氏が、自宅リスニングルーム兼マスタリングルームで床置きや棚設置き、トゥイーターの位置調整など様々なセッティングを実践し、KB12Tの真価を引き出します。

●2018春の注目新製品試聴
この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号はアナログプレーヤーが充実です。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
1933年登場と考えられるオイロネッテと1936年登場と考えられるビオネッテ。クラングフィルムの小規模劇場用システムを紹介します。12インチ・フルレンジユニットとRE604シングルアンプを組み合わせたシステムで、200〜400席程度の劇場で用いられました。
2,860円
●システム音を支配する管球式プリアンプの力を聴く
最新プリアンプ厳選18モデルの徹底試聴
テスター=三浦孝仁/吉田伊織
管球式プリアンプは音を魅力的に演出する力を備えています。プリアンプの選択によってシステム全体の音は大きく変わります。10万円未満から300万円超までの価格帯の管球式プリアンプ18モデルの音の特徴を試聴で探ります。フォノ入力装備のモデルはアナログレコードも試聴します。設計の特徴と音の個性をリポートします。

●アルテック825箱によるヴィンテージ・ユニット10モデル試聴
JBL、TANNOY、Goodmans、ALTEC、WE、RCA、STEPHENS
テスター=新 忠篤/土井雄三/篠田寛一
アルテックH825は1957年のA7で用いられた縦スリット型のヴィンテージ・エンクロージュアです。ショートホーン+バスレフの構造を持つ大型エンクロージュアに組み込むことでヴィンテージ・フルレンジ・ユニットがどう鳴るか。口径20cm〜38cmの米英のユニット10モデルを試聴します。

●実験工房「300B真空管 16種のブラインド試聴 シングル動作篇」
テスター=新 忠篤/岡田 章
現行生産管をメインにヴィンテージ管も交え、直熱3極管300Bをシングルアンプでブラインド試聴します。アンプはメーカー製のアムトランスTU8600 Modified by Amtransルンダールトランス仕様を用い、ユーザーの環境に近い試聴条件とします。銘柄名など先入観を排したブラインドテストで、それぞれの真空管の能力を明らかにします。

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。

是枝重治◎6550シングル・パワーアンプPLA87の製作
『管球王国』15号で発表したKT88シングル・アンプを、エレクトロ・ハーモニックス6550EHを出力管に用いて刷新しました。電源/出力トランスは優れた特性を持つ春日無線変圧器製を採用。ビーム管6550の力強さが宿った清冽な音を聴かせます。

大西正隆◎タムラ新型トランス搭載ロフチン・ホワイト型300Bシングル・パワーアンプHK33の製作
タムラ製作所製新型トランス搭載アンプ第4弾です。SRPPドライバー段によるロフチン・ホワイト型回路を採用。真空管とダイオードによる整流回路の切替え、NFBのON/OFF切替えも装備します。300Bの新たな魅力を引き出す奥行きある音を聴かせます。


●「普段使いで音の良いMM系カートリッジ選び」小原由夫
MM型カートリッジは採用素材や設計技術の進歩でMC型に劣らないワイドレンジ化、高分解能化を遂げています。手の届きやすい5万円以内の価格の11モデルを試聴して、レコードを良い音で思う存分に聴ける機種を探ります。

●「マイルス・デイヴィス初期の最高の録音を聴く」
池田晴彦(ハルズレコード)/篠田寛一/清水 廣
マイルス・デイヴィスをはじめ1940〜50年代、黄金期ジャズの巨人の名録音は同じ音源がSPレコードやLPレコードなど時代に合った形態のレコードで発売された歴史を持ちます。さらに、当時のレコードは時期によって異なるイコライザーカーブで制作された可能性があります。あらゆる録音特性に対応するフォノイコライザー/プリアンプのEMT JPA66Mk2を用いてSPレコード、モノーラル10/12インチLPレコード、モノーラル7インチEPレコードのオリジナル盤を本来の録音特性を探りながら聴き、ブルーノート・レーベル初期のマイルス、さらには数々のビッグネームの最高の音に迫ります。

●実践ラボラトリー「全段バランス伝送を真空管アンプで構築/入力トランスの帯域特性による音の違いも探る」
新 忠篤/佐藤隆一
アナログ再生も含めてバランス伝送が注目される場面が増えています。全段プッシュプル構成の真空管アンプによる完全なバランス伝送システムでどんな音が聴けるか、実践試聴で探ります。広帯域/狭帯域の入力トランスで音楽表現がどのように変化するかも試聴で探ります。

●録音エンジニアが探る究極の一体型プレーヤー「dCS Vivaldi One」 常盤 清
録音エンジニア(日本フォノグラム)のキャリアを持つ常盤 清氏は1990年から録音現場で時代の先端を行くプロ機として英国dCS初期のA/DコンバーターdCS900を用い、現在も自宅リスニングルーム兼マスタリングルームでdCSプロ機器を常用しています。同社30周年記念の一体型SACD/CDネットワークプレーヤーVivaldi Oneを常盤氏の自宅自宅に8日間持ち込み試聴します。レコード会社在籍時に自らデジタル・マスタリングを行なった「ステレオサウンド・リファレンス・レコード(CD)」の聴きどころもリポートします。

●映写技師の想い出「私のアナログ再生歴と愛聴盤」吉田伊織
映写技師のキャリアを経て、管球式アンプ自作など様々なオーディオ遍歴を重ねてきた吉田伊織氏はアナログレコード再生でも自分流儀で塾味を追求しています。自らのアナログ再生システムと、音楽志向の一端も浮かび上がる愛聴盤レコードを語ります。

●2018冬の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号はフォノイコライザーやカートリッジなどアナログ関連が充実です。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
「傾聴すべきフルレンジスピーカー」
ジーメンスの12インチユニットについて解説します。フィールドコイル型/フィックストエッジでスタートしパーマネント型/革エッジ化した後、1940年代にメタルコーン・トゥイーターを加えて同軸化される変遷を辿り、構成によって異なるドイツ製ヴィンテージ・スピーカーの魅力を紹介します。
2,860円
●真空管でしか聴けない世界 テーマ別最新スピーカー対決試聴
テスター=高津 修/三浦孝仁
7つのテーマに基づいて好敵手ともいえる内外の注目スピーカー2機種ずつを選定し、直熱管アンプ/多極管アンプで鳴らすことで、それぞれの個性を浮き彫りにします。スピーカーが持つポテンシャル、真空管アンプでしか聴けない音を引き出します。

[試聴スピーカー/アンプ]
1. フルレンジユニット1発の魅力
〈フォステクスFE88Sol+BK88Sol、エアータイトAL05“BONSAI”〉〈春日無線変圧器KA27SE、アムトランスTU8200TK ver.2 Modified by Amtrans〉
2. 歴史と実績を重ねるモニタースピーカー
〈ATC SCM11、JBL 4312SE〉〈トライオードTRV-A300XR、アコースティック・マスターピースAM201〉
3. 英国モニターの伝統をリファイン
〈ハーベスMonitor 30.1、グラハムオーディオLS5/9 BBC MONITOR〉〈三栄電波Allargando E300CSS、ラックスマンLX380〉
4. ホーンとリボンの同軸ユニット搭載
〈タンノイStirling/GR、ピエガCoax 311〉〈サン・オーディオSV-TE/50TSX、サンバレーSV8800SE KT150 ver.〉
5. 最先端を行くブックシェルフ型
〈B&W 805D3、TAD TAD-ME1〉〈ウエスギU・BROS300、オーディオ・ノートOverture PM2〉
6. テクノロジーを集約した国産モデル
〈ヤマハNS5000、フォステクスG2000a(PB)〉〈エアータイトATM211、マッキントッシュMC75〉
7. スピーカー技術を牽引する注目機
〈マジコS1 Mk2、ビビッド・オーディオB1 Decade〉〈フェーズメーションMA2000、オクターブRE320〉


●WEと米国の業務用ビーム管パワーアンプ試聴
テスター=新 忠篤/土井雄三/篠田寛一
1930年代以後に登場したウェスタン・エレクトリック(WE)と米国の業務用ビーム管パワーアンプを集めて試聴します。リファレンス・スピーカーにはパーマネントマグネット型のアルテック604E+612、グッドマンAXIOM80+W.S.I.618typeエンクロージュアを用います。時代を合わせた組合せで、アンプが持つ音の魅力とスピーカーとのマッチングを探ります。

[試聴アンプ]
ウェスタン・エレクトリック(WE)118A、WE124B、WE142C、143A、アルテック1520T、アルテックA326A、アルテック1570BT(出力管811)、RCA MI9335、IPC 1027、アンペックス♯6516
[試聴スピーカー]
アルテック604E+612、グッドマンAXIOM80+W.S.I.618typeエンクロージュア


●ブラインド試聴「真空管アンプのためのスピーカーケーブル選び=3,000円/m以下20モデル」
テスター=新 忠篤/岡田 章
300Bプッシュプル・パワーアンプでB&W 800D3から心を打つ音楽的な音を引き出すためのスピーカーケーブル選びです。1,500円/m未満と1,500円/m以上3,000円/m以下の2つのグループに分け、計20本のケーブルをブラインド試聴します。ブランド名や価格など先入観を排した試聴で、それぞれのケーブルの個性を明らかにします。

[試聴ケーブル]
JBL JSC550、モンスターケーブルNMC、ベルデンSTUDIO814、キンバーケーブル4PR、インアクースティックEX-AA309C、ベルデンSTUDIO717EX、ナノテック・システムズSP♯79SV、ワイヤーワールドHorizon、ベルデンSTUDIO497Mk2、ゾノトーン6NSP1500 Meister、サエクSPC650、オーディオテクニカAT-ES1500、キンバーケーブル4VS、オルトフォンReference SPK-Blue、ウェスタン・エレクトリックKS13385-L1 18、ラックスマンJPS100、スープラCLASSIC 4.0、インアクースティックLS502、ゾノトーン6NSP-Granster 2200α、ウェスタン・エレクトリックKS13385-L1 16


●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。
・新 忠篤◎ファインメット・コア採用MC昇圧トランスAST1の製作
ファインメット・コア採用MC昇圧トランスをタカチ電機工業製ケースにマウントし、入力インピーダンス切替えに加えて位相切替えやモノ・ミックスなどレコードの再生とファイル化で常用する機能を5つのスイッチ装備で集約しました。
・大西正隆◎タムラ新型トランス搭載KT120/KT150シングル・パワーアンプHK32の製作
タムラ製作所製新型トランス搭載アンプ第3弾です。シングル用新型出力トランスの規格を活かし、KT120/KT150の高音質を余裕を持って引き出します。電圧増幅部は12AU7採用2段直結で、適正な定数設定でリニアリティを確保。整流回路はSiC SBD採用です。エネルギーのある低域と透き通った高域を聴かせます。


●「普段使いで音の良いアナログプレーヤー選び」小原由夫
10万円台〜20万円程度のアナログプレーヤー5機種の音の個性を探ります。カートリッジ付属モデルではハイグレードなカートリッジでも試聴し、普段使いにふさわしく、アップグレードも含めたオーディオ的な満足度の高いプレーヤーを見つけます。

[試聴プレーヤー]
ティアックTN570、プロジェクトThe CLASSIC、テクニクスSL1200GR、クリアオーディオConcept、レガPlanar6
[試聴カートリッジ]
オーディオテクニカVM760SLC


●「20cmフルレンジユニット4種をフロア型エンクロージュアで鳴らす」吉田伊織
ヴィンテージを含む4種の20cm口径フルレンジユニットをサンバレー製フロア型エンクロージュアに装着し、管球式アンプでどのような音が聴けるか、試聴で探ります。

[試聴エンクロージュア]
サンバレーClassic Floor System
[試聴ユニット]
エレクトロボイス409-8E、エレクトロボイスPRO8A、サンバレーLM755A、アルテック409B


●録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価「チャンネルディバイダー編」 常盤 清
自宅リスニングルーム兼マスタリングルームでJBLユニットを核とする3ウェイシステムを構築する常盤 清氏。中高域はJBL 375ドライバー+2350ホーン。低域はJBL 2215B+GIPラボラトリー製826型エンクージュア。さらに、最高域ユニットをホーン型JBL2405からリボン型のパイオニアPT-R100に最近変更し、ネットワークはGIPラボラトリー製を用いてきました。このシステムで、アキュフェーズの最新デジタル・チャンネルディバイダーDF65を2週間にわたってじっくりと取材。前作DF55との比較やフィルター特性のスロープカーブ調整など使いこなしも含め、最新ディバイダーの進化とネットワークを介さないマルチアンプ駆動の音の魅力を探りました。


●「TAD-ME1の新色シルバーカラーモデルを聴く」傅 信幸
兄弟機TAD‐CE1の「漆塗り」仕上げに続き、リビングルームにも似合う「シルバーカラーモデル」が登場したブックシェルフ型スピーカーTAD‐ME1。その魅力を試聴で探ります。


●管球王国インタビュー「OCTAVE アンドレアス・ホフマン氏に訊く」
同社初のシングル構成パワーアンプを発売したドイツ・オクターブ。設計者、主宰者のアンドレアス・ホフマン氏に最新モデルの狙いと今後のプランを聞きました。


●2017秋の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号はフォノイコライザーや管球式プリアンプが充実です。


●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
「オイロノア」
1937年登場と考えられるオイロノアは、戦前クラングフィルムのトーキー映画用システムとして最大の規模を持つシステムです。費用を度外視してパイプオルガンに比肩する音を目指して開発されたという、巨大な木製フロントロードホーンを取り付けた専用ウーファーと4本のストレートホーン+ブラッドハラー型ドライバーからなるオイロノイア・スピーカー。直熱管75402を出力管とする初期型と、出力管が75501に変わった後期型のオイロノア・アンプ。システムの構成と歴史を詳細解説します。
2,860円
●「ブランド」音の真髄=全50モデル徹底試聴  テスター=高津 修/吉田伊織
新型アンプが続々登場する中、数ある国内/海外メーカー「ブランド」の管球式アンプの本当の魅力はどこにあるのか。看板モデルを選りすぐり、直熱3極管アンプから多極管アンプまで計50モデルの試聴で全18ブランドのサウンドポリシーを探ります。

●アルテック604シリーズ+605B
試聴とチューニング テスター=土井雄三/篠田寛一/赤川新一
25号以来のアルテック15インチ同軸ユニット604シリーズの試聴です。エンクロージュアはユニットとの時代的なマッチングも考慮して612(銀箱)の初期型、50年代製、60年代製を組み合わせ、605B+614箱も併せて試聴。内部吸音材の貼り方や裏板の調整によるチューニングでユニットのベストサウンドを引き出します。

●実験工房
「直熱3極管300B現行生産14種=プッシュプルアンプでブラインド試聴」 テスター=新 忠篤/岡田 章
ノンNFB単段プッシュプルアンプで、現行生産管300Bをブラインド試聴します。ブランド名や価格など先入観を排した試聴で、品質向上が著しい現行生産の300Bの音の違いのストレートな印象をお届けします。

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。

・新 忠篤◎WE95A Type 117N7GTプッシュプル・モノーラルパワーアンプAP13の製作
映写室モニター機WE95Aの再現を目指した117N7GT単段プッシュプルアンプです。ビーム出力+整流の複合管117N7GTは米国ヴィンテージ球を採用。トランス類はオール・ファインメット・コア採用で、600Ω:50kΩの入力トランスで出力管を励振します。出力2Wで、エネルギッシュかつキレのある音を聴かせます。

・是枝重治◎トーンコントロール搭載プリアンプFascination-LLAAの製作
構造重視の設計を徹底し、最高峰を目指したプリアンプです。シャーシは38kgのジュラルミンブロックからの削り出し。広帯域で滑らかな音質を持つ米国バーンズ製ボリュウムで高い入力インピーダンスを実現します。空気感に満ちた優美な表現で、リスニングルームの隅々まで吹きわたるような音を聴かせます。
 

・大西正隆◎タムラ新型トランス搭載KT150プッシュプル・パワーアンプHK31の製作
タムラ製作所製新型トランス搭載アンプ第2弾です。仕様強化された電源トランスを活かしてKT150の能力を引き出します。出力段の前には12AU7によるバッファー回路を設け、カソードフォロアー駆動のKT150・AB2級プッシュプルで出力約66W。高解像でマイルドな音質を持ち、痛快な低域再生が魅力です。

●「トラックング・エラー極小化を目指した最新トーンアームを考察する」三浦孝仁
盤面の音溝に対する精確なトレースがレコード再生の理想です。工夫を凝らした設計でトラッキング・エラー極小化を図った3つのトーンアームをそれぞれベストマッチのプレーヤーに装着して試聴。その魅力をリポートします。

●最上のアナログ盤『ワルツ・フォー・デビイ』を探す
オリジナル盤?高音質盤、ステレオ/モノーラル盤の13枚聴き比べ
池田晴彦(ハルズレコード)/和田博巳

ジャズ最大の人気盤の1枚、ビル・エヴァンス・トリオ『ワルツ・フォー・デビイ』。再発が数々行なわれる中、オリジナル盤を含めてもっとも魅力的なLPレコードはどれか。そして、演奏が心を打つ理由は何か。『ワルツ・フォー・デビィ』をこよなく愛する2人が管球式アンプシステムで13枚のLPを聴き比べ、語り合います。

●実践ラボラトリー「小型アクティヴスピーカーの複数ペア・パラレル接続で量感豊かな音楽再生を実現」
テスター=新 忠篤/佐藤隆一
小型アクティヴスピーカーの自然で優れた再現性を活かしながら、パラレル接続による複数使いで、中型システムにも匹敵する量感豊かな音楽再生の実現を目指します。ユニット構成にも特徴を持つ2モデルによる実践試聴で、ウィングの追加など様々なテクニックを探ります。

●録音エンジニアが綴るレコーディングのエピソード
シンガーソングライター「大塚博堂」との出会いと別れ 常盤 清
1976年に日本フォノグラムから『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』でデビューしたの大塚博堂。デモ・テープ録りから3作目までの録音を担当した常盤 清が、37歳で急逝したシンガーソングライターとの録音を通じた交流と、70年代の録音現場の状況を振り返ります。

●映写技師の想い出「メーカー品管球式アンプ遍歴とWE750Aなど魅力的なスピーカーとの出会い」 吉田伊織
映写技師の経歴を持つ吉田伊織氏が、安価な6V6アンプでの真空管差替えやマランツ#8Bの入手などメーカー製管球式アンプ遍歴と、名品WE750Aのモノーラル使いなど独自のテクニックで鳴らす魅力的なスピーカーとの出会いを語ります。

●2017夏の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/角田郁雄/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は幅広い価格帯のアナログプレーヤーが充実です。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
「オイロパ・ユニア・クラルトン」(後編)
ベルリン・オリンピックが開催された1936年から翌年にかけて登場した中規模劇場用システム、オイロパ・ユニア・クラルトンの解説/後編です。後期型のスピーカー43007のユニットやネットワークなど詳細と、出力管にAD1のクラングフィルム版である72406を用いるオイロパ・ユニア・クラルトン・アンプについて紹介します。
2,860円
●「厳選プリメインアンプ 18機種の実力」
 テスター=高津 修/吉田伊織
 多種の出力管、構成、価格帯の管球式インテグレーテッドアンプを試聴します。搭載する音質調整機能を実際にテストし、フォノ入力装備のモデルはLPレコードも試聴します。インテグレーテッド型としての設計の魅力、出力管の個性をストレートに愉しめるアンプの実力をリポートします。
 [試聴アンプ]
 CAV T88a、アコースティック・マスターピースAM201、トライオードTRV-A300XR、サンバレーSV2300LM[300Bver.]、ヤーランドジャパンTJ150/34P3、ラディウスRA-VT11L、テクノクラフトオーディオデザインMODEL77、マックトンXM88、ラックスマンLX380、カノアー・オーディオTP134、アイオンSpirit III、KRオーディオエレクトロニクスVA880、オクターブV110SE、EAR V12、ヴォクサティヴT211 OT、オーディオ・リサーチGSi75、オーディオ・ノートOverture PM2、アムトランスTU8200TK ver.2 Modified by Amtrans

●フルレンジユニットのチューニング法 大公開3
 25cm〜30cmフルレンジユニット編
 グッドマンAXIOM80(復刻版)、グッドマンAXIOM80(オリジナル)、JBL D123、スティーブンスP112、ウェスタン・エレクトリック(WE)754A
 テスター=土井雄三/赤川新一/佐藤隆一
 ヴィンテージ25cm〜30cm口径フルレンジユニットのベストサウンドを引き出すチューニングを実践します。エンクロージュアは復刻618C Typetと、ウェスタン・エレクトリック(WE)の図面から起こした内容積約85Lの3 cube ftを用います。いずれも密閉型です。内部吸音材の貼り方や裏板の調整、エンクロージュアの置き方など、試聴を踏まえたチューニング・テクニックを詳細にリポートします。82号、83号に続く企画です。
 [試聴アンプ]
 プリアンプ=アルテック1567A、パワーアンプ=アルテック1520T、インテグレーテッドアンプ=トライオードTRV-A300XR、アムトランスTU8200TK ver.2 Modified by Amtrans

●実験工房「デノンDL103を最高に聴かせる昇圧トランス」15モデルをブラインド試聴
 テスター=新 忠篤/篠田寛一
 1960年代から多くの放送局で使われる超ロングセラーの信頼性を持ち、国産MCカートリッジのスタンダードといえる存在のデノンDL103を、よりよい音で鳴らす昇圧トランスを探ります。試聴は型番を知らせずに聴く「ブラインドフォールド」方式で行ない、先入観のないストレートな音の印象をお届けします。
 [試聴昇圧トランス]
 ◎現行製品=フェーズメーションT300、ハイフォニックHP-TX、中村製作所NSMC01031、ベルウッドランシングMC201、フェーズメーションT500、オルトフォンST90、オーディオ・ノートCFz、エアータイトATH2 REFERENCE、ノグチトランスFM-MCT1000、EAR EAR MC4 ◎ヴィンテージ=デノンAU-S1、オルトフォンT30、EMT STX20、ウェスタン・エレクトリック104T、ウェスタン・エレクトリック285E

●マイ・ハンディクラフト
 『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。
 ■藤原伸夫◎NFB型ライン専用プリアンプTAC101の製作
 高入力インピーダンス、低出力インピーダンスでパワーアンプを駆動する、プリアンプ本来の伝送能力を重視した設計で、厳選した機能を搭載するライン専用アンプです。真空管は高信頼のオリジナル管を用い、製作しやすさにも配慮した2シャーシ構成。高S/Nで、精緻な写実性を持つ明晰な音を聴かせます。
 ■大西正隆◎タムラ新型トランス採用300BシングルパワーアンプHK30の製作
 タムラ製作所製新型トランス搭載アンプです。コアが拡大された新型電源トランスを活かして前段の設計にゆとりを持たせ、300Bを強力に励振します。整流回路は真空管とSiC SBDの切替えが可能。艶やかな女性ヴォーカル、軽快なピアノを聴かせ、SiC SBD整流では低域の締まった音が愉しめます。

●「正確無比な回転精度と高い音楽性を求めて——進化した最新ダイレクトドライブ型アナログプレーヤー」三浦孝仁
 DCモーターを新規開発し正確な回転と高いS/Nを追求する新世代のダイレクトドライブ型アナログプレーヤーが登場しています。DD型プレーヤーを理想として支持する三浦氏が最新3機種の音楽性を探ります。
 [試聴プレーヤー]
 テクニクスSL1200G、ブリンクマンBardo+Tonearm 10.0、stst MOTUS II DQ+Vertex

●Private Study「アナログ的流儀で探るCD再生のいま」角田郁雄
 ハイレゾ音源が何かと話題になるデジタル再生にあって、基本となるのはCD/SACDのディスク再生です。アナログ的な音を求めて、最新設計のCDプレーヤーとD/Aコンバーターを試聴、新次元のディスク再生の魅力を探ります。
 [試聴モデル]
 ◎トランスポート+D/Aコンバーター、一体型プレーヤー=コードBlu MkII+DAVE、オラクルCD2500 mkIV、ナグラCDC、dCS Rossini Player ◎D/Aコンバーター=サンバレーSV192PRO powered by M2TECH、ヘーゲルHD30、マイテックデジタルManhattan、プレイバックデザインズMerlot DAC

●写真家・平間 至氏が真空管アンプを使う理由
 タワーレコードのシリーズ広告などで知られる写真家・平間 至氏は、音楽をこよなく大切にされ、自宅で真空管アンプを愛用されています。平間氏はどのように真空管アンプに出会われたのか。そして、異なる構成と出力管のアンプの音をどう感じられたか。ご自宅でのアンプ試聴セッションを交え、インタビューをお届けします。

●録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価「スピーカーケーブル編」常盤 清
 録音エンジニアの常盤 清氏はJBLユニットとGIPラボラトリー製エンクロージュアによるスピーカーシステムを自宅での録音用モニターと音楽鑑賞に用いています。時間を掛けて熟成させ、目標の音に到達しつつあるというシステムで、さらに安定した音を求めてスピーカーケーブルの交換を実施しました。パワーアンプからネットワークを経てユニット至るすべてを4芯ケーブルに交換したプロセスと音の印象のリポートです。

●映写技師の想い出「銘球WE300B、独EL156でアンプ製作」吉田伊織
 地方の映画館では光学ステレオ・プロセッサーを自作した筆者の吉田伊織氏。少年の頃から電子工作に熱中し、クラフトには覚えがありました。映写技師としての現場を離れた後も自作は継続。その中で感じた、品位の高い音を聴かせる真空管アンプ設計のツボを語ります。

●「G.I.P.ラボラトリー新試聴室を訪ねる」新 忠篤
 励磁型ユニットで知られる山形県上山氏のG.I.P.ラボラトリー。新社屋に完成した試聴室の訪問リポートです。大型の励磁型スピーカーシステムがセットされた合計4室、最大の部屋は72畳という広大な試聴質の模様をお伝えします。

●2017春の注目新製品試聴
 テスター=新 忠篤/小原由夫/角田郁雄/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
 この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は大型送信管アンプやアナログプレーヤーが注目です。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
 「オイロパ・ユニア・クラルトン」(前編)
 オイロパ・ユニア・クラルトンはベルリン・オリンピックが開催された1936年から翌年にかけて登場した中規模劇場用システムです。システム名の「クラルトン」はノイズを低減して明瞭になった光学式トーキーの音質を表しています。今回はシステム初期の劇場用スピーカー43006について、構成ユニットやネットワーク回路など詳細に解説します。クラルトン・ホーンの透徹した音をストレートにリスナーに届け、弱音の浸透力に長けた音が43006の魅力です。
2,860円
●「大型直熱3極管211/845アンプ 孤高の魅力」超大型管WE212Dを聴く テスター=篠田寛一/吉田伊織
高周波送信管211と、211からオーディオ用に開発された845。直熱3極管アンプの頂点を目指す存在ともいえる、211/845を出力管とするアンプが持つ孤高の魅力を、詳細な真空管解説も踏まえ徹底試聴で探ります。超大型直熱管212アンプも登場します。
[試聴アンプ]
サンバレーSV-S1628D、トライオードTRV-P845SE、エアータイトATM211、トライオードTRX-M845、エアータイトATM3211、オーディオ・ノートKagura、ヤーランドジャパンAUKLET845J2、ヴォクサティヴT211 OT、エイフル柳沢式4212 Single Monaural Power Amplifier

●30cmフルレンジユニットのチューニング法 大公開 テスター=土井雄三/赤川新一/佐藤隆一
ヴィンテージ30cm口径フルレンジユニットのベストサウンドを引き出すチューニングを実践します。エンクロージュアはウェスタン・エレクトリック(WE)の図面から起こした内容積約85Lの密閉型を用い、内部吸音材の貼り方や裏板の調整、エンクロージュアの置き方など、試聴を踏まえたチューニング・テクニックを詳細にリポートします。82号「16?20cm口径フルレンジユニットのチューニング法」に続く企画です。
[試聴ユニット]エレクトロボイスSP12B、アルテック412C、アルテック600B、グッドマンAXIOM301、WE728B
[試聴アンプ]プリアンプ=アルテック1567A、パワーアンプ=アルテック1520T、WE124

●実験工房「整流管新旧12機種の聴き比べ」300Bシングルアンプ用 テスター=新 忠篤/篠田寛一
整流管はアンプの音を決定づける重要な要素です。現行管中心にヴィンテージ管も集め、代表的な整流管の音の違いを単段構成モノーラル300Bシングルアンプで試聴します。出力管300Bは3銘柄を用意し、整流管と出力管の組合せによる音の変化も探ります。
[試聴真空管]
◯現行管=ゴールデンドラゴン274B、クラシックチャイナ(曙光)274B、プスヴァンWE274B、エミッションラボEML274A Mesh、ゴールデンドラゴン5AR4/GZ34、ムラード(ロシア)GZ34、GenalexゴールドライオンGZ34、ソヴテック5Y3GT、エミッションラボEML80
◯ヴィンテージ管=RCA 5Z3、RCA 80、カニンガム80

●「英国製ヴィンテージアンプの魅力を聴く」 テスター=箕口勝善/高津 修/青田 徹
タンノイIIILZ in Cabinetで聴くクォード、ロジャース、ネイム、リーク、フェログラフ
1950〜1980年代に活躍した管球式/半導体式の英国製ヴィンテージアンプの音の魅力、機能・構造の特徴を試聴で探ります。スピーカーやアナログプレーヤーも往年の英国機で揃え「ブリティッシュ・サウンド」の本質を考察します。
[試聴アンプ]フェログラフF307、クォード33+303、ネイムNAIT 2、ロジャースCadet III、リークVarislope Stereo+Stereo 20、クォードQUAD 22+QUAD II
[試聴に用いたスピーカーシステム]タンノイIII LZ in Cabinet(Monitor Gold)、タンノイChatsworth
[試聴に用いたアナログプレーヤーシステム]トーレンスTD124+デッカMK Iトーンアーム+デッカMK IIカートリッジ

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を、試聴インプレッションを交えて紹介します。
 ●新 忠篤◎Nutube 6P1/トーンコントロール付きラインアンプANuLA1の製作
  コルグ製新型直熱3極管Nutube 6P1採用のラインアンプです。省電力の新型管を生かして乾電池によるオールDC電源設計としています。
  同じくNutube 6P1で設計したフォノイコライザーとの組合せでは、新時代の真空管サウンドを感じさせ、深みがあって繊細な確固たる表現を聴かせます。
 ●是枝重治◎1619プッシュプル・モノーラルパワーアンプFascination83の製作
  前段、出力段ともメタル管を用いてクラシカルな意匠を目指した直熱型ビーム管1619パワーアンプです。
  ドライバー段は戦前生まれの回路であることを尊重してPK分割回路で構成し、バイアスの浅い出力管を的確に励振します。
  気品に満ちた優雅さを備え、実在感と冴えあるのある音を聴かせます。

●「私のアナログ再生流儀」三浦孝仁
ダイレクトドライブ型ターンテーブル、往年のテクニクスSP10MK2Aに自己流のチューニングを施し、理想のアナログ再生を追求する三浦孝仁氏。そのスタイルに至る変遷と、揺るぎないポリシーを明かします。

●「フォノイコライザー使いの新提案+シェルリード線の比較試聴」角田郁雄
フォノイコライザー2台でそれぞれの片chのみを用いたモノーラル構成によるアナログ再生で開ける新しい音の世界と、高品位なシェルリード線への交換による音の変化を実践試聴でリポートします。
[試聴機]
◯フォノイコライザー=ソフトンModel4、ラックスマンE250、PSオーディオNuWave Phono Converter、オクターブPhono EQ2
◯シェルリード線=イケダサウンドラボISL2、オルトフォンLW800S、サエクSR500、ブラックキャットケーブルXOX Phono Lead Matrix Ultra

●映写技師の想い出 第3回 吉田伊織
「WE22A、15Aホーンが聴かせた実在感」
1980年代、高価なプロセッサーを導入できない地方の映画館でドルビーステレオに対応するべく自作にのめり込むことで、筆者の吉田氏はオーディオの道を深めて行きます。その中で、アルテックやウェスタン・エレクトリックとの出会いがもたらすこととなった圧倒的な体験を振り返ります。

●2017冬の注目新製品試聴 テスター=新 忠篤/小原由夫/角田郁雄/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号はフォノイコライザーや管球式インテグレーテッドアンプが充実です。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
コンスキ&クリューガー
81号、82号で紹介したシュルツやエックミラーの同軸スピーカーの源流であるコンスキ&クリューガー社の物語です。社名の後半は、第2次対戦中までクラングフィルムで大型スピーカー開発に携わったとされる人物、カール・クリューガーに由来します。1940年頃に登場したコンスキ&クリューガーの大型2ウェイ・スピーカーKL51は大戦末までに実用化されたスピーカーのうち最も優れた性能を持つ製品のひとつとされ、劇場用のクラングフィルム、放送局用のコンスキ&クリューガーは世界のスピーカーをリードしたベルリンの両雄です。筆者の小林氏がステレオ用メインスピーカーとして用いるKL51の構造と音の魅力を詳細解説します。
2,860円
●カラー口絵:最新300Bアンプの本質/魅惑のミニアンプ聴き比べ/MY HANDICRAFT
 ダイレクトカップリング型MCカートリッジ9種/フルレンジユニット・チューニング法
●最新300Bアンプの本質を探る13モデル試聴 高津 修/吉田伊織
●2016 秋の注目新製品試聴
●「いま注目の管球式アンプでヤマハNS5000を極める」 三浦孝仁
●録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価[トゥイーター編]
 最新トゥイーター4種=JBL375を中心とするシステムで聴く 常盤 清
●モノ作り探訪「サンバレー」 傅 信幸
●映写技師の想い出「トーキーアンプが管球式だった時代」 吉田伊織
●MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
 新 忠篤◎Nutube 6P1 連続可変カーブ型フォノイコライザーアンプ ANuEQ1の製作
 藤原伸夫◎UV845シングル・モノーラルパワーアンプ UTY1 50th
●実験工房「魅惑のミニアンプ」個性豊かな13機種 聴き比べ 新 忠篤/篠田寛一
●Vintage Analogue ダイレクトカップリング型MCカートリッジ9機種の聴き比べ 新 忠篤/古屋 明/三浦孝仁
●フルレンジユニットのチューニング法 大公開 土井雄三/赤川新一/佐藤隆一
●クラングフィルムとドイツの名機「シュルツの同軸スピーカー」 小林正信
●管球王国インフォメーション
2,860円
●実験工房 EL34/6CA7新旧13機種聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一/岡田 章
品質向上の目覚ましいEL34の現行管11種と、ヴィンテージ管2種、計13種を試聴します。ノンNFB設計のEL34単段プッシュプル・パワーアンプで試聴し、それぞれの個性を明らかにします。

●ジャーマンサウンド vs アメリカンサウンド
“オイロダイン徹底試聴”
テスター=新 忠篤/小林正信/土井雄三
ヴィンテージのドイツ製アンプとスピーカーは、どのような音を聴かせるか。ウェスタン・エレクトリックやアルテックなどのアメリカンサウンドとは、どう異なるのか。名機クラングフィルム・オイロダインを中心に、ドイツ/アメリカのアンプとスピーカーの掛け合わせ試聴を含め、徹底試聴でジャーマンサウンドの魅力を探求します。

●「Vintage Analogue」同音源のカセットテープとLPレコード聴き比べ
テスター=行方洋一/関口倫正/新 忠篤
カセットテープが再び注目され、人気を集めています。同一音源でLPレコードとカセットテープを聴き比べ、それそれの音の魅力を徹底リポートします。かつてレコード会社で録音エンジニアとして活躍されたテスターが制作の裏話も披露。テープデッキは万全に調整されたナカミチ製を用います。

●昭和の流行歌と映画を管球式アンプで味わう
テスター=堀切日出晴/篠田寛一
西田佐知子や植木 等。そして、小津安二郎や黒沢 明。昭和の流行歌と映画が持つ時代の空気感や台詞の味わいが、いかに浸透力のある鮮明な音で味わえるか。多彩な出力管の管球式アンプを用いて、シングル盤EPレコードとブレーレイディスク(BD)の再生で探ります。

●「30154ホーン+555に低域と高域をプラス/SP盤、LP盤を鳴らす至福のシステム」新 忠篤

●「最新鋭スピーカー自宅導入記/微細な音を浮き彫りにする“静かなスピーカー”」角田郁雄

●モノ作り探訪「トライオード」 傅 信幸

●「Private Study/バランス伝送による“新アナログ再生”」角田郁雄

●映写技師の想い出 第1回 吉田伊織
「光電管と真空管とエキサイターランプ——映写室はヴァルヴの王国だった」

●「録音の真実 アナログとデジタル」最終回 常盤 清

●実践ラボラトリー「高調波歪みの違いで音楽表現は変わるか——シングルvsプッシュプル」

●マイ・ハンディクラフト
 ●是枝重治◎カタリンラジオ風プリアンプFascination81の製作
 ●唐木志延夫◎バランス入力に対応/ルンダール製MC昇圧トランスSP03の製作

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
エックミラーの同軸スピーカー

●2016夏の注目新製品試聴

●音遊空間 「蓼科の森 ペンション ポストホルン」(長野県茅野市)
2,860円
●最新フォノイコライザー選び[管球/半導体式]50万円台まで20モデル試聴
 テスター=高津 修/篠田寛一
 管球式、半導体式を交え50万円台までのフォノイコライザーの音を探ります。MC型、MM型のカートリッジを用いて、名盤LPレコードをいかに魅力的に鳴らせるか、それぞれの持ち味を明らかにします。
  [試聴フォノイコライザー]
  ソフトンModel4、サン・オーディオSVPE700CR、プロジェクトPhono Box RS、トライゴンADVANCE、プライマーR32、ミュージカル・サラウンディングNOVA Phonomena、PSオーディオNuWave Phono Converter、EAR EAR834P MM/MC Black、オクターブPhono EQ.2、ナグラBPS、山本音響工芸EQB01、オルトフォンEQA999、リンUphorik、サンバレーSV310EQ、オーロラサウンドVIDA、ウエスギU・BROS20、エソテリックE03、ラックスマンEQ500、フェーズメーションEA500、アキュフェーズC37

●小口径フルレンジユニット入門
 新旧10モデルの鳴らし込み
 テスター=新 忠篤/赤川新一/土井雄三
 10〜20cm口径の新旧10モデルのフルレンジユニットを密閉型エンクロージュアで収め、箱のチューニングでいかに好ましいサウンドが引き出せるかを実践します。エンクロージュアはアルテック618Cの復刻版と、そのサイズダウン版です。録音エンジニアの赤川新一氏もテスターに加わり、吸音材のコントロールなどのテクニックで小口径フルレンジユニットの新しい音の世界を引き出します。試聴用アンプはプリアンプ=アムトランスTU8500、アルテック1567A、パワーアンプ=アムトランスTU8200TK、RCA MI9335Aです。
  [試聴ユニット]
  マークオーディオPluvia Seven(Vintage Gold)、フォステクスFE108-Sol、アルテック405-8G、ジェンセンFX50、マークオーディオAlpair10MAOP、モナコアSP155X、フォステクスFE166En、シーメンス22g、シュルツKSP215K、JBL D208
  [試聴エンクージュア]
  ◎WSI製密閉型618C Type、WSI製密閉型618 Jr.、ウォールナット無垢材製バスレフ型、ホワイトアッシュ(タモ)無垢材製バスレフ型、フォステクスBK108-Sol

●「Vintage Analogue」最新モノーラルカートリッジの実力を聴く
 テスター=新 忠篤/篠田寛一/古屋 明
 最新モノーラルカートリッジの比較試聴です。1モデルのみヴィンテージを加えて計8モデルで、モノーラルLPレコードの魅力的な再生を探ります。
  [試聴カートリッジ]
  デノンDL102、オーディオテクニカAT33Mono、オルトフォンCadenza Mono、フェーズメーションPP-Mono、EMT TMD75、イケダ9 Mono、マイソニックEminent Solo、オルトフォンType C
  [試聴リファレンス機]
  アナログプレーヤーシステム=リードMuse 3C+SME 3010R、フォノイコライザー=EMT JPA66、ほか

●実験工房 KTシリーズ現行管13種の聴き比べ(KT66/77/88/90/120/150)
 テスター=新 忠篤/篠田寛一/岡田 章
 新型管KT150の登場で注目を集めるKTシリーズ・ビーム管の現行管13種を試聴します。メーカー製アンプのオクターブV80SEでバイアス調整によって出力管を差し替えて試聴し、それぞれの個性を明らかにします。
  [試聴真空管]
  タングソルKT66、GenalexゴールドライオンKT66、JJエレクトロニックKT77、GenalexゴールドライオンKT77、スヴェトラーナ(Sロゴ)KT88、エレクトロ・ハーモニックスKT88EH、JJエレクトロニックKT88、GenalexゴールドライオンKT88、トローナルKT88、ゴールデンドラゴンKT88R/MP、エレクトロ・ハーモニックスKT90EH、タングソルKT120、タングソルKT150

●「風雅な意匠と先進性能の融合
 ——漆塗り仕上げスピーカーの美音を国産真空管アンプで引き出す」傅 信幸
 TAD TAD CE1特別ヴァージョン(TAD-CE1MW-US=ホワイト/漆・桜紋)は高度な匠の技の漆塗りを側板の仕上げに用い、先進性能と和の美しさ溢れる意匠が融合したスピーカーシステムです。選りすぐりの国産真空管アンプで鳴らし、音の“妙(たえ)”を探りました。
  [試聴アンプ]
  エアータイトATE2+ATM211、ウエスギU・BROS-2011P+U・BROS-2011M、オーロラサウンドPADA、オーディオ・ノートOverture PM2

●「最先端スピーカーと真空管アンプで熱きアナログ・モノーラルサウンドを聴く」小原由夫
 最新技術が盛り込まれた先進スピーカー2モデルから、管球式アンプ6モデルによってモノーラルLPレコードならではの豊かなエネルギー感、温度感のあるサウンドを引き出します。
  [試聴スピーカー]
  TAD TAD-CE1、マジコS1 Mk2
  [試聴アンプ]
  オクターブV80SE、サンバレーSV8800SE KT150 ver.、ウエスギU・BROS120、オーロラサウンドPADA、マッキントッシュMC75、コンバージェント・オーディオJL5 Signature

●「録音の真実 アナログとデジタル」第2回 常盤 清
 デジタルに移行後、Uマチック・テープ編集から電子編集へと変遷が続いた録音システムを振り返りながら、録音エンジニアとして常盤氏が実感する、音楽に相応しい機材と技術による録音・制作の重要性についてつづります。

●マイ・ハンディクラフト
 『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を、試聴インプレッションを交えて紹介します。今回はウエスギ「マイ・ハンディクラフト」の復活第1作がいよいよ登場です。

 上杉研究所 藤原伸夫◎GE製EL34プッシュプル・パワーアンプTAP101の製作
 上杉佳郎氏の思想を引き継ぐ「ウエスギ・マイ・ハンディクラフト」1号機です。EL34を3極管接続で用い、ウィリアムソン回路をベースに無帰還設計としたプッシュプルパワーアンプです。真空管はすべて希少なGE製を採用。12W+12Wの出力を持ち、真空管ならではの音色とスピーカーのドライブ力を兼ね備えます。オフホワイト塗装のシャーシは初期の上杉氏製作アンプのイメージを体現するものです。

 新 忠篤◎独RSD製AL4単段シングル・ステレオアンプAP12の製作
 携帯DSDプレーヤーとの組合せで鮮度の高い音を引き出せる単段アンプとして、高感度出力管ドイツRSD製5極管AL4を用いて設計したシングル・アンプです。出力トランスにDCを流さないパラレルフィード方式を採用。レコードをDSDファイル化した音源で、50年前の録音現場が目前に浮かぶような音を聴かせました。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
 ポストレーレからRGNまでの真空管
 1910年代初頭の「リーベン管」に始まり、ジーメンスが主に製造・供給した電話用真空管「ポストレーレ」、1930年代中頃の劇場用アンプに用いられたテレフンケンRV239やRV258など初期の大型出力管、テレフンケンRS237など小型送信管、さらにはオーディオ用に多用されたテレフンケンRGN整流管など、ドイツの真空管を紹介します。

●2016春の注目新製品試聴
 テスター=新 忠篤/小原由夫/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
 この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号はカートリッジやフォノイコライザー、プレーヤーなどアナログ関連が充実です。

●音遊空間  KASHIWAGI CAFE(東京・西新宿)
 300B、EL34などのクラフト真空管アンプによる再生と、HOゲージの鉄道模型が楽しめるお店です。
2,860円
●最新プリアンプが聴かせる世界  テスター=高津 修/篠田寛一
プリアンプはシステム全体の音を決める大きな役割を果たします。多彩な設計の管球式プリアンプ最新モデルを、内蔵フォノイコライザーによるアナログレコード再生も交えて試聴します。詳細な回路解説も掲載。それぞれの設計の特徴が表れた音の魅力を明らかにします。
[試聴アンプ]アンディクス・オーディオPRA01CR、春日無線変圧器KA25RK mkII、サン・オーディオSVC200、山本音響工芸CA04、サンバレーSV300LB、ラックスマンCL38u、EAR EAR 834L Deluxe、エアータイトATC2HQ、ウエスギU・BROS280、アコースティック・アーツTUBE-PREAMP II、オーディオ・マエストロFascination711、ナグラJAZZ、マッキントッシュC1100、ジュノンREFERENCE ONE、オーディオ・ノートG70、オクターブHP700、フェーズメーションCA1000、オーロラサウンドSP02

●1940〜70年代に活躍したミドルサイズスピーカーの魅力を探る スター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
1940〜70年代に活躍したブックシェルフ型あるいは中型フロアー型のスピーカーシステムと、それらに相応しいコンパクトな新旧の真空管アンプの組合せで、スピーカーの持ち味を生かした魅力的な音をいかに引き出せるか、実践試聴します。
[試聴スピーカー]RCA MI-1306-1、アルテック849A、エレクトロボイスBaronet、ユニヴァーシティS-3TM、アルテック834A“Monterey”、ジェンセンTR-10U“TRi-ette”、グッドマンAL120、アルテック879A“Santana”
[試聴アンプ]◎ヴィンテージ機=RCA BA3C、RCA MI9335A、リークVarislope Stereo Control Unit+Stereo 20 ◎現行機=トライオード300 Night Black、アコースティックマスターピースAM210、サンバレーSV128B KT120 ver.
●「Vintage Analogue」トーンアームの比較試聴(9-10インチ、ユニバーサル型) テスター=新 忠篤/古屋 明/箕口勝善
新旧合わせて11モデル(ダイナミックバランス型4モデル、スタティックバランス型7モデル)のユニバーサル型トーンアームを比較試聴します。
[試聴トーンアーム]◎ヴィンテージ機=フィデリティ・リサーチFR-64S、SME 3010R Gold、SME 3009/S2 improved、SME 3009 Series II、SME 3009 original、オルトフォンRMG212、オルトフォンSMG212 ◎現行機=イケダIT-345CR1、SME M2-9R、オルトフォンRS212D、オルトフォンAS212S
[リファレンス・プレーヤー]ラックスマンPD171AL(アームレス)
[リファレンス・カートリッジ]シュアーV15 Type II(ヴィンテージ・軽針圧)、フェーズメーションPP1000(現行・中針圧)、オルトフォンSPU-G/GE(ヴィンテージ・重針圧)

●実験工房 300Bシングル用出力トランス15機種の聴き比べ テスター=新 忠篤/高津 修/岡田 章
300Bシングル用出力トランス15機種を試聴ます。出力トランスに直流を流さないパラレルフィード方式を採用する単段パワーアンプによる試聴で、それぞれのストレートな素性を探ります。
[試聴トランス]ノグチトランスPMF10WS、春日無線変圧器KA2535S、染谷電子A86-35K4816S、ノグチトランスFM6WS、タムラF913、エイトリック トランスフォーマーE10-3S、橋本電気H203S、マグネクエストTFA2004、橋本電気H20-3.5U、P&C P809-3k、タンゴXE20S、ルンダールLL1620/80mA、タムラF2007、ノグチトランスFM50WS-3k、イチカワITS20W

●「Private Study/先進機構を持つアナログプレーヤー競演」角田郁雄
独創的な機構を装備し、アナログレコードの高解像度再生が可能な先進のアナログプレーヤーを試聴し、それぞれが持つ独自のキャラクターを探ります。
[試聴プレーヤー]トランスローターZET3+TR5009、オラクルDelphi MkVI Gen-2+ORACLE SME345、バーグマンMagne、テクダスAir Force III+グラハムPhantom ELITE、リードMuse 3C+Reed 3P

●「最新・国産ハイグレード・カートリッジ試聴」小原由夫
先進的で精細な設計・製作技術が投入される国産カートリッジならではの音の魅力を最新モデルの試聴で探ります。設計者の音作りの姿勢もアンケートで明らかにします。
[試聴モデル]オーディオテクニカAT150Sa、ZYX R100EX、シェルターAccord、フェーズメーションPP2000、ミューテックRM-KANDA零(ZERO)、エクセルサウンド悦郎・漆、マイソニックラボSignature Platinum

●「録音の真実 アナログとデジタル」第1回 常盤 清
録音システムの変遷の中、機材をフルに生かすためには様々なテクニックが尽されたアナログとデジタルそれぞれの録音現場での工夫と苦労、エンジニアとしての実体験を常盤 清氏が振り返ります。

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を、試聴インプレッションを交えて紹介します。
 ■是枝重治◎EL84プッシュプル・インテグレーテッドアンプFascination79の製作
往年の英国アンプ、ファーガソン300GRアンプに範を取り、前段と直結のEL84出力段で位相反転動作を行なうインテグレーテッドアンプです。CR/NF型のトーンコントロール搭載で、最大出力は7W+7Wです。タンノイ・オートグラフを浮遊感に満ちた優雅な音で鳴らし、ヴィンテージ大型スピーカーとも絶妙のマッチングを示します。

●プロのスピーカーセッティング術&管球式アンプでスタジオの音は変わるか? 赤川新一×佐藤隆一
一般的な住居の部屋と同じ環境のスタジオでマスタリングやミキシングを行なう録音エンジニアの赤川新一氏に、音響クリエーターの佐藤隆一氏がスピーカー・セッティングのノウハウをインタビューします。管球式アンプでモニタースピーカーの音がいかに変わるかも実践取材。

●ヴィンテージ・レコード店主のアナログ生活 東京・新宿 Hal's(ハルズ)池田晴彦氏
新宿のヴィンテージ・ジャズ・レコードショップHal's(ハルズ)店主の池田晴彦氏に、アルテック820Aのユニットを交換した大型スピーカーを中心とする自宅リスニングルームでのオーディオシステムとレコードの楽しみ方、さらにプロならではのレコードのクリーニング術を聞きます。

●実践ラボラトリー「アナログプレーヤー直結でDSDファイル化」 新 忠篤
アナログレコードプレーヤー直結によるDSDファイル化を実践し、そのメリットと音質を探ります。さらにPCを介在させないSDカードによるDSD再生の魅力を探ります。
[試聴モデル]コルグDS-DAC10R、オンキヨーDAC-HA300、ティアックHA-P90SD

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
オイロパ・クラルトン
ベルリン・オリンピックが開催された1936年にクラングフィルムの劇場用システムの中核だった「オイロパ」が「オイロパ・クラルトン」にモデルチェンジしました。スピーカー部は約1.5mと「オイロパ」から音道が大幅に長くなったホーン2本と1基ずつのドライバー、70cmウーファーで構成される大型システムです。用いられたアンプも含め、これまでほとんど情報のなかったヴィンテージオーディオの頂点のひとつといえるシステムを詳細に解説します。

●『DigiFi』の付録ユニットを2タイプの箱で聴く 篠田寛一
姉妹誌『DigiFi』19、20号付録のフルレンジユニットとスーパートゥイーターを専用エンクロージャア・キットにマウントした2ウェイ・システムの実力を検証します。

●2016冬の注目新製品試聴 テスター=小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は大型パワーアンプ、スピーカーシステムが充実です。
2,860円
直熱管アンプの多彩で奥深い世界  20モデル試聴 300B/2A3/211/845/PX25/50/31/VT25/VT52/VT62
テスター=高津 修/篠田寛一
人気・知名度の高い300Bをはじめ、大型送信管や、ベテランにひそやかに愛好される銘球まで、奥深く幅広い直熱3極管の世界。多彩な出力管種と、シングル/プッシュプル、ステレオ/モノーラルと様々な設計のアンプを試聴し、その音の魅力に迫ります。アンプメーカー、設計者が考える「直熱3極管の魅力の源泉」もリポートします。
[試聴アンプ]
春日無線変圧器KA40FMS、ファルコンサウンドFalcon M1、フェーズメーションMA1000、オーディオ・ノートSOUGA、エアータイトATM300、サンバレーLM91A、ウエスギU・BROS300、KTエレクトロニクスHK27、ナグラ300p、エアータイトATM211、トライオードTRX-M845、ソフトンModel 8-50、サン・オーディオSV-TE/50TSX、カトレアthe・ヨーロッパIII、エイフルAsano PX25/VR40 Single、山本音響工芸A010、チューブワークスVT62ロフチンホワイトシングルステレオアンプ、P&CエレクトロニクスVT25/10 Single Stereo Amp.、新 忠篤氏設計・製作オール直熱管30−31・PPステレオアンプ、小林サウンド工房45/2A3コンパチブル・シングル・ステレオパワーアンプK45SX

WE555をフルレンジホーンで聴く テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
WE555用フルレンジホーンを集めて聴き比べます。今回、英国ウェスタン・エレクトリック(WE)30154メタルホーンを復刻したGIPラボラトリーGIP 30154 Hornが登場。WE KS6368の2本使いや、低域増強用としてWE 728Bを同時にフルレンジ再生する変則2ウェイなど、鳴らし方を工夫し、より良い音を追求します。
[試聴システム]
◎ホーン=WE KS6368、WE 22A replica、WE 22A original、WEロンドン30154 replica(GIP 30154 Horn) ◎レシーバー=WE 555、◎低域増強用スピーカー=WE 728B ◎アンプ=WE41A+42A、WE 124 ◎プリアンプ+フォノイコライザー=アルテック1567A+12864-mod. ◎レコードプレーヤー=RCA BQ-2B+グレイ・リサーチ108Cオイルダンプアーム+GE RPX050

「Vintage Analogue」同一タイトルLP盤 新旧聴き比べ テスター=新 忠篤/高津 修/岡田 章
1932年にRCAが送り出した銘直熱3極2A3。現行生産管9本、ヴィンテージ管8本の計17本をシンプルな設計の単段パワーアンプで試聴し、それぞれの音質を探ります。どのようなアンプ設計で良い音が聴けるのか、2A3の使い方の詳細解説も展開します。
[試聴真空管]
◎現行管=ソヴテック2A3、トローナル2A3、エレクトロ・ハーモニックス2A3 EH Gold、プスヴァン2A3B、ゴールデンドラゴン2A3 Premium、JJエレクトロニック2A3-40、エミッションラボEML2A3 Mesh、エミッションラボEML2A3 Solid、KR 2A3
◎ヴィンテージ管=ユナイテッド・エレクトロン2A3W、ハインツ&カウフマン2A3、マルコニー2A3、レイセオン2A3、RCA 2A3、マツダ2A3、ウェスティングハウス2A3、ナショナル(松下)2A3

実験工房 直熱3極管2A3 現行/ヴィンテージ管17機種の聴き比べ テスター=新 忠篤/高津 修/岡田 章
1932年にRCAが送り出した銘直熱3極2A3。現行生産管9本、ヴィンテージ管8本の計17本をシンプルな設計の単段パワーアンプで試聴し、それぞれの音質を探ります。どのようなアンプ設計で良い音が聴けるのか、2A3の使い方の詳細解説も展開します。
[試聴真空管]
◎現行管=ソヴテック2A3、トローナル2A3、エレクトロ・ハーモニックス2A3 EH Gold、プスヴァン2A3B、ゴールデンドラゴン2A3 Premium、JJエレクトロニック2A3-40、エミッションラボEML2A3 Mesh、エミッションラボEML2A3 Solid、KR 2A3
◎ヴィンテージ管=ユナイテッド・エレクトロン2A3W、ハインツ&カウフマン2A3、マルコニー2A3、レイセオン2A3、RCA 2A3、マツダ2A3、ウェスティングハウス2A3、ナショナル(松下)2A3

モノ作り探訪「TAD」 傅 信幸
作り手の思いがこめられたオーディオ製品が生まれ、ユーザーへと届けられる現場を訪ねます。今号は、1975年に創業し、プロ用と家庭用高級スピーカーで実績を積み重ね、数多くの録音スタジオへの導入でも知られるTAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)のモノ作りの現場を、山形県天童市に訪ねます。

「Private Study/国産ブランドによるデジタル再生・最前線」  角田郁雄
先進の国産コンポーネントで、ディスクメディアとハイレゾ音楽ファイルからいかに豊かな音が引き出せるか。CD/SACDプレーヤーとD/Aコンバーター、ネットワークプレーヤーを試聴します。ファイル再生にはUSB直結が可能なオーディオ用NASを組み合わせます。
[試聴システム]
◎CD/SACDプレーヤー=ラックスマンD08u、エソテリックK01X、TAD TAD-D1000MK2 ◎D/Aコンバーター、ネットワークプレーヤー=アキュフェーズDC37、スフォルツァートDSP05 ◎NAS=バッファローDELA N1Z

オーディオ・ラボでの教え 第5回「音楽をふくよかに包む真空管アンプの音色を発見」 常盤 清
1970年代後半以後、録音機材はアナログからデジタルへの移行期を迎え、筆者の常盤 清氏が当時在籍した日本フォノグラムも、スタジオのシステムを一新していきます。その中で常盤氏が出会ったのが、ソリッドステート型パワーアンプでは得られない音楽性豊かな真空管アンプの音色でした。92年に発売がスタートした『Stereo Sound リファレンス・レコード』マスタリング時のエピソードも交えながら、振り返ります。

マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を、試聴インプレッションを交えて紹介します。

小林 昭◎45/2A3コンパチブル・シングル・ステレオパワーアンプK45SXの製作
前段をハイμ管6N7Gで構成。パラレルフィード方式のトランス結合で出力管45/2A3を強力にドライブし、エネルギーバランスに優れたパワフルな音を聴かせます。セルフバイアス動作の出力管45/2A3の挿し替えにはスイッチ切替えで対応。スタンバイスイッチを装備し希少な真空管の保護にも充分に配慮する設計です。

管球アンプ自作派 リスニング&トーク・セッション
「3台のフォノEQ内蔵一体型アンプでLPレコードの美音を競う」
アンプ自作歴の長いベテランの読者お2人に、フォノイコライザー内蔵インテグレーテッドアンプをご持参いただき、製作の工夫やご苦労、本誌試聴室でのレコード再生の印象を存分に語っていただきます。アンプはCR型EQ回路内蔵の5極管4P55シングルとNF型EQ回路内蔵のビーム管6V6プッシュプルという対照的な設計。聞き手の新 忠篤氏も、連続可変EQ回路内蔵E80Lプッシュプルで参加します。

実践ラボラトリー「自作スイッチBOXでコンパクトなアナログ再生システムを構築」 新 忠篤
クラフトによるスイッチBOXを組み込むことで、コンパクトながら機能が充実した、管球式アンプを核とする音の良いアナログ再生システムを構築します。
[試聴システム]
◎アンプ=アムトランスTU8200TK Modified by Amtrans ◎スピーカーシステム=オーラトーン5C Super Sound Cube、フォステクスGR160 ◎アナログ再生システム=スタントンT.62、シュアーM44G、オーディオテクニカAT-PEQ3

「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
いろいろな戦前の機器
ベルリン・オリンピックの開催が1936年。1938年にはレニ・リーフェンシュタールが監督した記録映画『オリンピア』が公開されました。映画にも登場するのがノイマン製の伝説的なコンデンサーマイクCMV3。その内部には、直熱3極管RE084kと出力トランスが収められています。そのほか、クラングフィルムのトーキー撮影用自動車、1932年頃の初期型「オイロパ」を導入した映画館の断面図など、今号は筆者が収集した戦前のドイツ音響機器にまつわる資料から興味深い写真や図版の数々と、それらの物語を探求します。

2015秋の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は直熱管シングル・パワーアンプ、多極管の大出力パワーアンプやインテグレーテッドアンプなど、管球式アンプが充実です。

SP盤時代の名演集大成「モーツァルト 伝説の録音」第2巻のすべてを聴く——東条碩夫
2,860円
厳選! 最新スピーカーの魅力対決 25機種 テスター=高津 修/角田郁雄

読者訪問=金沢篇

モノーラル再生の魅力・再発見!(WE/ALTEC) テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

「Vintage Analogue」愛聴盤のためのカートリッジ選び 新 忠篤/常盤 清/古屋 明

実験工房 整流管(オクタルベース)18機種の聴き比べ [5V4、5AR4/GZ34、5U4G、274B]
テスター=新 忠篤/高津 修/岡田 章

「Private Study/斬新な先端スピーカーを導入、アナログ再生も進化」角田郁雄

「国産・伝統ブランドのフォノイコライザー/真空管と半導体式の両雄を聴く」小原由夫

オーディオ・ラボでの教え 第4回「歴史的名録音をマスターに忠実に復刻する」 常盤 清

マイ・ハンディクラフト
 新 忠篤 300B-XLS単段シングル・モノーラルパワーアンプAP11の製作
 是枝重治 50シングル・ステレオパワーアンプFascination77の製作

「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」 オイロパ・ユニア(後編) 小林正信

2015夏の注目新製品試聴 テスター=小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸

真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート ◎マツシタハイファイ
2,860円
◆新型真空管が聴かせる闊達な音の世界 11モデル試聴 テスター=高津 修/篠田寛一

2A3-40/300B-XLS/KT90/KT120/KT150 歴史と構造 岡田 章

オリジナル管に対して規格を発展させてパワーを強化し近年に開発された新型真空管を出力管とするアンプが展開する、新型管のポテンシャルと出力の余裕を生かした音の世界を探ります。出力管は2A3-40/300B-XLS/KT90/KT120/KT150の5種。それぞれの歴史と構造の詳細解説とともにお届けします。

[試聴アンプ]
◎2A3-40(JJ-Electronic)=ファルコンサウンドFalcon M1、フェーズメーションMA1000 ◎300B-XLS(Emission Labs)=カトレア革命II、山本音響工芸A09S ◎KT90(Electro-Harmonix)=EAR EAR890 ◎KT120(Tung-Sol)=ウエスギU・BROS120、オクターブMRE220、エアータイトATM3011R ◎KT150(Tung-Sol)=ヤーランドAUKLET-KT150J、サンバレーSV8800SE KT150ver.、オーディオ・リサーチGS150

◆往年のJBLランサー101とD130研究 テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
Part1. JBLランサー101のベストサウンドを探る
Part2. JBL D130を中心に2ウェイシステムを構築

Part1.では、かつて多くのオーディオファンが愛好したJBLランサー101が今どのように聴けるか、オリジナルモデルと進工舎製エンクロージュア入りレプリカモデルで探ります。Part2.は、名ユニットとして知られる38cmフルレンジユニットJBL D130に高域ユニットを追加する2ウェイ化の試みです。アルテック製を含め様々な高域ユニット、ネットワークを用いた2ウェイ構成で広がる音の世界を探求します。試聴アンプはアルテック1567A+アンペックス6516およびウェスタン・エレクトリック124です。

[Part1.]◎試聴スピーカー
JBL Lancer 101(オリジナル)、JBL Lancer 101 repLica(進工舎製エンクロージュア)

[Part2.]◎試聴スピーカー
1)JBL D130+アルテック612エンクロージュア、◎2ウェイ化=2)+JBL 075トゥイーター+JBL N2400ネットワーク、3)+JBL 075トゥイーター+ハイパスフィルター、4)+JBL LE175+ランシング808+アルテックN801-8Aネットワーク、5)+JBL LE175DLH+JBL N1200ネットワーク、6)+JBL 275+JBL 2345+JBL N1200ネットワーク、7)+JBL LE85+JBL 2345+JBL N1200ネットワーク、8)+アルテック802C+アルテック511B+JBL N1200ネットワーク

◆「Vintage Analogue」EMTカートリッジ歴代10モデル聴き比べ 新 忠篤/佐藤隆一/古屋 明
プロ用リファレンス機として絶大な信頼を得ていたEMTブランド。今回は、モノーラルLP用と、現行品を含むステレオLP用の、歴代のEMTカートリッジ10モデルを聴き比べます。リファレンスのプレーヤー+フォノイコライザーには、純正のEMT930+155stと、出力電圧の高いモノーラルのOFS/OFDカートリッジ用にガラード301+SME3012Rおよび昇圧トランスEMT STX20、新 忠篤氏設計フォノイコライザーAKTEQ1を用います。

[試聴カートリッジ]
◎モノーラルLP用=OFS25、OFS15、OFD25、TMD25 ◎ステレオLP用=TSD15、TSD15 SPH、TSD15 SFL、TSD15 SFL、TSD15 SFL N、TSD15 SFL/LZ N

実験工房 新旧直熱3極管の聴き比べ テスター=新 忠篤/常盤 清/岡田 章
欧州で生産される現行の直熱3極管とオリジナルのヴィンテージ管を聴き比べます。試聴真空管は300B/45/PX25/AD1/205Dの5種18銘柄。現行管が8銘柄、ヴィンテージ管が10銘柄です。オリジナルと同規格や拡大規格が存在する現行生産・直熱3極管のポテンシャルを探ります。

[試聴真空管]
◎300B 現行管=KR 300B-Balloon、KR 300B-XLS、エミッションラボEML300B-XLS、JJ 300B ヴィンテージ管=ウェスタン・エレクトリック(WE)300B(刻印)、WE300B(CW)
◎45 現行管=エミッションラボEML45 ヴィンテージ管=RCA 45
◎PX25 現行管=KR PX25 ヴィンテージ管=Mov.PX25
◎AD1 現行管=エミッションラボEML AD1M ヴィンテージ管=テレフンケンAD1、ヴォルヴォ/シーメンスAD1、ヴォルヴォAD1、タングスラムAD1
◎205 現行管=プスヴァンWE205D ヴィンテージ管=WE205F、WE205D

◆「Private Study/新世代スピーカーの能力を管球式アンプで引き出す」角田郁雄
新素材を用いた振動板、不要振動を排除する構造など先端のテクノロジーが凝縮されたスピーカーから現代の管球式アンプでどのような音が引き出せるか。様々な出力管種のアンプを組み合わせて試聴します。

[試聴システム]
◎スピーカーシステム=B&W CM10 S2、ビビッド・オーディオG4 GIYA
◎アンプ=トライオードTRV845SE、オクターブV110、オーディオ・ノートOverture PM2、ウエスギU・BROS2011M、エアータイトATM211、EAR EAR 509II

◆「MC型の音の仕上げとは?ベンツ・マイクロとチューニング・モデル」 小原由夫
カートリッジ専業ブランドのベンツ・マイクロと、ベンツ・マイクロ機にチューニングを施した他ブランドのMCカートリッジを試聴します。ベースモデルの完成度の高さと、チューニングによって変化するMCカートリッジの幅広い個性を探ります。

[試聴MCカートリッジ]
◎スケルトンモデル=ベンツマイクロSLR Gullwing、シューアナログMC SCHEU RUBY3 ◎ボディ付きモデル=ブリンクマンπ、ベンツマイクロLP-S、シュタインミュージックAventurin6

◆モノ作り探訪「エレクトリ」  傅 信幸
作り手の思いが込められたオーディオ製品が生まれ、ユーザーへと届けられる現場を訪ねます。今号は、1964年の創業以来、マッキントッシュ、EMTをはじめ多くのブランドの民生機、プロ機を輸入販売するエレクトリを訪ねます。ユーザーとメーカーからの信頼を得るためのインポーターとしての哲学、多数のヴィンテージ品と向き合うメインテナンスの実際をリポートします。

◆オーディオ・ラボでの教え 第3回「これは紛れもなくオーディオ・ラボの音だ!」 常盤 清
1970年春、録音のプロ集団としてスタートした「オーディオ・ラボ」に1期生として入社した常盤 清氏が最前線で体験したオーディオ全盛期の様子、菅野沖彦氏をはじめ先達から伝えられたオーディオの教えをひもときます。今号は、73年に常盤氏がミキサーとして日本フォノグラムに移籍して以後の、製作技術がアナログからデジタルへと急速に移行する激動期を振り返ります。

◆マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

◆新 忠篤◎AD1単段シングル・モノーラルパワーアンプAP10の製作
真空管の音味がストレートに味わえる設計に徹した欧州の古典管AD1の単段シングルアンプです。逆起電信号の影響を排除し、軽度のPFBや出力段プレートチョークでスピード感のあるサウンドを追求します。聴き手を目掛けて飛んで来るような圧倒的なジャズを聴かせるアンプに仕上がりました。

◆大西正隆◎マランツ♯7型フォノイコライザーアンプHK28の製作
登場から半世紀を経ても存在感を保ちながら、クラフトのハードルが高いマランツ#7型回路を採用するフォノイコライザーアンプです。NFBの安定を確保する時定数を設定。製作しやすい1枚基板で組み、OPアンプ採用のMC入力も装備します。清楚で分解能の高い鮮明な描写力を再現します。
「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信

◆オイロパ・ユニア(前編)
クラングフィルムを代表する劇場用システム「オイロパ」のジュニアモデルにあたる「オイロパ・ユニア」の詳細解説です。オイロパ・ユニアは中規模劇場用のトーキーシステムとして1933年に登場。大型のオイロパと同じブラットハラー型ドライバーを採用しストレートな音を持ち、個人のリスニングルームでも用いやすいドイツ系ヴィンテージオーディオの最高峰ともいえるシステムです。

◆実践ラボラトリー「5670W×10ミニ単段アンプと小型スピーカーのスモールシステム」新 忠篤
出力3Wの単段ミニアンプと、ヘッドフォン出力でボリュウム調整できる小型CDプレーヤー、小型ブックシェルフスピーカーを組み合わせます。逆起電信号の影響を回避した純度の高いスモールシステムを構築する試みです。

◆2015春の注目新製品試聴 テスター=小原由夫/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号はパワーアンプと、MCカートリッジやフォノイコライザーなどアナログ関連製品が充実です。

◆真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎管球美匠(東京・浜松町)
2,860円
カラー口絵 ジャズ・ヴォーカルの神髄を明かす/往年の20cmフルレンジユニット
実験工房=6L6系出力管5種25モデルの聴き比べ
Vintage AnalogueオルトフォンSPUシリーズ/MY HANDICRAFT

ジャズ・ヴォーカルの神髄を
最新管球アンプで明かす 後藤雅洋/篠田寛一

2015 冬の注目新製品試聴  

角田郁雄のPrivate Study 「マルチアンプ駆動の可能性を探る」 

モノ作り探訪「エアータイト」 傅 信幸

「オーディオ・ラボでの教え」 第2回 常盤 清

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
新 忠篤◎KR PX25単段シングル・モノーラルパワーアンプAP9の製作
是枝重治◎5933パラレルPPモノーラルパワーアンプFascination75の製作

実験工房 6L6系出力管5種25モデルの
聴き比べ 新 忠篤/岡田 章/篠田寛一

往年の20cmフルレンジユニット15種を聴く
新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

Vintage Analogue オルトフォンSPUシリーズ
歴代モデル聴き比べ 新 忠篤/佐藤隆一/古屋 明

クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち
「オイロパ」 小林正信

管球王国インフォメーション
2,860円
◆真空管アンプとLP盤で甦るクラシック究極の名盤・名演 テスター=金子 学(ベーレンプラッテ)/高津 修
クラシックの巨匠たちの名盤、歴史に残る名演奏の真の魅力を、管球式アンプと良質なアナログLPレコードとの組合せで引き出します。「ヴァイオリン」「ピアノ」「オペラ・声楽」「フルトヴェングラー」「カラヤン」「優秀録音盤」の6つのテーマで、レコードを選定。演奏と、希少な盤にまつわる蘊蓄を交えながら、多様な出力管種、回路構成のアンプで音源の魅力を浮き彫りにします。
[試聴アンプ]
ユニゾンリサーチTRIODE25、トライオードTRV845SE、クォードQUAD II-Classic Integrated、オーディオ・ノートSOUGA、ウエスギU・BROS2011M、EAR EAR534、マッキントッシュMC75、オクターブRE290、サンバレーSV8800SE、オーディオリサーチREFERENCE 75、エアータイトATM211、フェーズメーションMA1000
WE、Westrex、Mtiograph、ALTEC、Langevin、IPC、RCA、Ampex

◆6L6/807系プッシュプル・パワーアンプの聴き比べ テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
1936年にRCAが開発したビーム管6L6は、米国の業務用パワーアンプに多く用いられ、ヴァリエーションも豊富な出力管です。6L6と、送信管807、WE350Bを用いるヴィンテージ・プッシュプル・パワーアンプ14モデルを聴き比べます。試聴用スピーカーはアルテック604E+612。強力な磁気回路を持つモニタースピーカーを充分にドライブする音を探ります。
[試聴アンプ]
IPC AM1011、IPC AM1001、IPC AM1027、RCA MI9335、IPC AM1026、ランジュバン610A、アルテック1520T、モーショグラフMA7505A、ウェストレックスA16B、WE KS16608-L1、IPC AM1026、アンペックス6516(ピアレス製トランス搭載)、アンペックス6516(GTC製トランス搭載)、WE 142、WE 124
[試聴スピーカー]
アルテック604E+612

◆「Vintage Analogue」フェアチャイルド・カートリッジの魅力を探る 新 忠篤/佐藤隆一/古屋 明
現代の半導体技術の基礎を築くなど多様な製品を輩出し、円盤録音用カッティングシステムや、LPレコードのラッカー原盤プレイバック用などに用いられた高性能MCカートリッジ「220」シリーズなどで知られるフェアチャイルド社。主に1950~60年代に活躍した、フェアチャイルド製カートリッジ9モデルを試聴し、魅力を探ります。
[試聴カートリッジ]
●SP/78rpm用=215A、220C、225C ●モノーラルLP用=215A、220A、225A、XP3 ●ステレオLP用=SM1、SM2

◆実験工房 直熱3極管300B 現行生産管14種の聴き比べ テスター=新 忠篤/岡田 章/篠田寛一
直熱3極管を代表する存在、300Bの現行管14種を聴き比べます。出力管300Bだけを独立電源で動作させ、真空管のシビアな音質評価が可能な単段シングル・パワーアンプで試聴し、高水準の品質を持つ300B現行管の音色の違いを吟味します。
[試聴300B]
曙光電子300B-98、エレクトロ・ハーモニックスEH300B GOLD GRID、JJ 300B/MP、ジェナレックス(Gold Lion)PX300B、サンバレーPrime 300B ver.5、オーディオスペース300B-G、ゴールデンドラゴン300B Super/MP、トライオード300B、ゴールデンドラゴン4-300BC/MP、エミッションラボEML300B、KR 300B-Balloon/MP、プスヴァンWE300B、KR 300BXLS/MP、高槻電器工業TA300B
「Private Study/最高水準のアナログプレーヤーを聴く」角田郁雄
技術、物量とも惜しみなく注ぎ込まれた現代のハイエンド・アナログプレーヤーが聴かせる究極の音の世界を、5モデルの試聴を通してリポートします。
[試聴システム]
ターレスTTT-COMPACT+SIMPLICITYII、クロノスSPARTA TURNTABLE+HELENA、テクダスAir Force Two+グラハムPhantom ELITE、トランスローターTOURBILLON FMD+TR5012、オーディオ・ノートGINGA(Kondo V12搭載)

◆モノ作り探訪「フェーズメーション」傅 信幸
求める音楽表現のために作り手の思いを積み重ねてオーディオ製品として形にする、真摯な物作りの現場を訪ねます。今号は、測定器などの開発で得たトランス技術を生かしてアナログカートリッジや直熱管アンプなど高品位なコンポーネントを生み出すフェーズメーションを訪問します。

◆オーディオ・ラボでの教え 第1回「録音を志すなら、まず再生をやれ!」 常盤 清
1970年春、録音のプロフェッショナル集団としてスタートした「オーディオ・ラボ」に一期生として入社しエンジニアとして歩み始めた常盤 清氏が、最前線で体験したオーディオ全盛期を振り返りながら、菅野沖彦氏や相澤昭八郎氏をはじめ、先達から現場で伝えられた、オーディオに取り組むための金言といえる“教え”をひもときます。(編集部)

◆マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

唐木志延夫◎P&Gフェーダー採用アクティヴ型ボリュウムコントロールボックスSP02の製作
プロ機で著名な英国P&G製スライドフェーダーを用い、ハイエンドアンプにも搭載される高音質オペアンプを組み合わせたアクティヴ型です。レスポンスが速く、明瞭で高解像度の音はモニター用途にも最適です。専用基板で製作の容易さにも配慮し、抵抗値変更による増幅率の調整やオペアンプ交換による音の変化も楽しめます。

【ステレオサウンドストア/StereoSound STORE】で完成品とキットを発売中です

小林 昭◎5933WAプッシュプル・ステレオパワーアンプK59IIIの製作
筆者が高解像で躍動的な音質を見出した6L6系の高信頼管5933WAをUL接続で、用い高いスクリーングリッド電圧で駆動するプッシュプル・ステレオパワーアンプです。トランス類はオール橋本電気製。高域に美しい響きを持つ橋本製出力トランスを生かし、パワフルで優美な音、生々しいジャズや彫りの深いオーケストラ演奏を聴かせます。

【ステレオサウンドストア/StereoSound STORE】で完成品を発売中です

大西正隆◎300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプHK27の製作
プレート損失65Wのカーボンプレート構造GD製4-300BCによるプッシュプルです。12AU7によるバッファー回路で出力管をカソードフォロアー・ドライブし、前段と出力段の相互干渉を排除。トランス類はすべてタムラ製作所製新シリーズを採用。NFBのON/OFFを装備し、高域に煌めきのある落ち着いた小音量再生とパワフルな再生とで、切替えが可能です。

◆「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
ツェットンまでのトーキーシステム
トーキー初期の歴史においても、レコードと同じくドイツが重要な役割を果たし、特に光学式トーキーと劇場用オーディオ機器の性能では世界をリードしました。20世紀初頭に発明されたトーキーの黎明期と、1930年代初頭、クラングフィルム初期のツェットン(ZETTON)システムをひもときます。

◆SPEAKER CRAFT「JBLに着想の〈aquarea103〉」FOSTEX FE103Sol搭載 高津 修
1964年に登場したフォステクスの10cmフルレンジユニットFE103。その発売50周年を記念する限定ユニットFE103Solによるスピーカー製作に挑みます。1970年代のJBL機を意匠のモチーフとする水平無指向型です。今号は前号の設計・工作編に続き、塗装・仕上げ+試聴編です

◆2014秋の注目新製品試聴 テスター=小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は管球式プリアンプ、パワーアンプ、インテグレーテッドアンプとカートリッジ最新モデルが充実です。15インチウーファー搭載・励磁型2ウェイの『管球王国』新リファレンス・モニタースピーカーも登場です。

◆真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎サウンズ ナカムラ(東京・秋葉原)

商品情報・内容

■ オーディオの原点・徹底探求!最新の真空管アンプとウェスタンエレクトリックなど、ヴィンテージ・オーディオの音を聴いて魅力を探求!

オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!

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