管球王国 発売日・バックナンバー

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2,933円
●「極めればシングルアンプ」 パワーアンプ16機種の真価を問う
テスター=篠田寛一/高津 修

出力管の素性が高い純度で表れるシングルアンプは、アンプの原点であると同時に、回路設計やブランドの真価が問われる奥の深い世界です。直熱3極管からビーム管まで多彩な出力管の16モデルを集め、回路設計に対する考察を踏まえながら、音の魅力を徹底的に探ります。

[試聴機種]
出力真空管
45=エイフルAsano45Loftin-White Single、山本音響工芸A08S
2A3=サン・オーディオSV2A3、ファルコンFalcon M1、オーディオ・ノートSOUGA
50/n=ヒューガーHG55S
PX25=P&C PX25 Single Stereo
300B=メロディH300B、エアータイトATM300EH、レイミョーPAT777
EL34=ハニワHAMP05、ウエスギU・BROS32MKII
KT88=トライオードTRV-A88SE
PL519=EAR EAR869
211=エアータイトATM211

●2009夏の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/和田博巳

この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、トランス、アナログプレーヤーなどのニューモデルを試聴。その特徴と音質を検証します。大型送信管による弩級アンプ、ハイエンド国産アナログプレーヤーほか、注目機が目白押しです。

●英国アナログプレーヤー4モデルにグレードアップで磨きを掛ける
テスター=和田博巳

基本性能に優れ、オプションパーツやグレードアップキットの豊富さも魅力の英国製アナログプレーヤー4モデルを集め、アップグレードで再生能力はどのように高まるのか、そのポテンシャルを徹底的に探ります。

[試聴機種]
ノッティンガムアナログスタジオSPACEDECK CLASSIC、ミッチェルエンジニアリングGyroDec-UNV2、ロクサンXERXES20Plus、リンSONDEK LP12

・連載「マイ・フェイバリット・シングス」第5回 小原由夫
73年リリースのロック名盤、ピンク・フロイド『狂気』の希少な初期オリジナル盤と現代の高音質復刻盤LPを、最新カートリッジと伝統的スタイルのカートリッジ5モデルで試聴。マッチングを探りながら、圧倒のアナログ・サウンドを追求します。

[試聴機種]
デノンDL103、オルトフォンSPU Classic G MkII、EMT XSD15SFL、
ライラSkala、マイソニックUltra Eminent BC

●ワイドレンジ・サウンドシステム時代のWEユニットにこだわる
◎WE555の振動板の違いによる音質比較
◎TA8002(TA4151A+555/TA7322)2ウェイシステムを聴く
◎本邦初! 5A System(TA4165フルレンジ+ASO6341Aバッフル)試聴
――新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

製造時期、振動板の違いによるWE555レシーバーの音質比較から、30cmフルレンジのTA4165と2.4m×1.5mの巨大平面バッフルを組み合わせた5Aサウンドシステム試聴まで。いかなるシステムでも至高のサウンドをもたらす、WEの奥深く色褪せない魅力に迫ります。

●EMT製フォノイコライザー・プリアンプJPA66トライアルテスト
テスター=新 忠篤

究極のレコード再生を目指して登場した管球式フォノイコライザーアンプEMT JPA66。長期間のランニング試聴で、SPレコードからRIAA以前の録音カーブに対応する本アンプの能力と音をじっくりと吟味します。

●GIPラボラトリーから大型木製ホーンGIP250登場
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

能楽堂の床板をヒントにした白木の曲げ加工による木製ホーンがGIPラボラトリーから登場。同社のWE594Aドライバーの復刻モデルGIP594Aを用い、励磁型のGIP4181 Model2ウーファーと組み合わせた2ウェイでホーン・システムの新たな魅力に迫ります。

●実験工房 ライン/インターステージトランス14モデル聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一

ラインレベルの信号径路にインターステージトランスを挿入することで、音は格段と魅力的に変わる可能性があります。手に入れやすい価格の現行8モデル、ヴィンテージ6モデルの計14モデルを集め、試聴を通して音味の変化を探ります。

[試聴機種]
タムラTK135、タンゴNC14、ルンダールLL1621/P-P、橋本電気A105、ノグチトランスFM600CT、マグネクエストRIT5、ノグチトランスFM1010N、ジェームスJS2008N ヴィンテージ=ドイツ製NFLU32a、UTC A20、ノーザン・エレクトリックNE175A REPT、WE REP111C、WE REP93C、WE REP119

●Vintage Analogue
モノーラル時代のオルトフォン/EMTカートリッジを聴く
新 忠篤/海老沢 徹/箕口勝善

1948~49年に開発されたオルトフォン最初期のモノーラルMC型カートリッジ、タイプA/B/Cを中心に、そのEMT仕様であるOFD25も加えて試聴し、その革新性を探ります。

[機種]
オルトフォンTypeAD、A25D、B25D、CB25D、C25D、C17E、CG25D、
EMT/オルトフォンOFD25、ESL A25D

・連載 アクティヴオーディオの勧め
第2回 グラフィックイコライザーを有効に活用した、初期LP再生テクニック
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

RIAAカーブに対応したフォノイコライザーを用いながら、グラフィック・イコライザーを加えて音を調整することで、RIAAカーブ統一以前の初期LPを理想的に再生するテクニックを実地に試します。

[試聴機種]
dbx 2231、アキュフェーズDG48

●マイ・ハンディクラフト
・上杉佳郎◎EL34プッシュプル・ステレオパワーアンプTAP34
NFBを知り尽くして設計されたISO製のトランスを活かし、シンプルなムラード型回路を採用するEL34・PPステレオパワーアンプ。オーソドックスさに徹した設計で、スピーカーシステムの個性を高い品位で活かしきる再生を実現します。

・是枝重治◎WE420A小型ライン・プリアンプLLA53
NF型ラックス式トーンコントロール回路と1段P-G帰還型増幅回路を採用。管球式パワーアンプを想定し、回路の合理性を追求した小型ライン・プリアンプ。シャーシサイズの印象を超えた、活き活きとした鳴りっぷりが楽しめます。

・甦る少年時代の「思い出」 コンパクトなサブソニックフィルター 上杉佳郎

・音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット
ロックバー エピタフ(世田谷区)

・真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎ウエスタン サウンド インク(東京・代々木)◎サウンドボックス(東京・調布市)
U-Station21(福岡県福岡市)/オーディオ ギャラリー ベストワン(北海道札幌市)
アンティーク・オーディオ 音の市(滋賀県高島市)

CONTENTS

●カラー口絵
至高のWE/マイ・ハンディクラフト/出力トランス/自作派大集合
管球式アンプの新世界

●2009 春の注目新製品試聴

●管球式アンプの新世界
管球式とソリッドステートアンプの組合せ 篠田寛一/和田博巳

●ニューフェイス・スピーカーが奏でる新時代のサウンド 和田博巳

●小原由夫の 「マイ・フェイバリット・シングス」
管球式D/AコンバーターでダイナミックなCD再生を目指す

●MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎NF/CR型フォノイコライザーアンプTAE5の製作
大西正隆◎ロフチン・ホワイト型300Bシングル・パワーアンプHK17の製作

●至高のWEアンプ WE41-42-43/46アンプ徹底試聴
WE15Bホーンによるシアター用サウンドシステムの最高峰をステレオで聴く
新 忠篤/海老澤 徹/土井雄三

●Vintage Analogue
1970~1980年代に活躍したMM/MI型カートリッジを聴く Part 2
ADC/エンパイア/ピカリング/シュアー/スタントン篇 海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇
ロンドン・ウェスタン・エレクトリック 30213B リプロデューサーセット試聴

●甦る少年時代の「思い出」 サブウーファー用ローパスフィルター 上杉佳郎

●待望のEMT製フォノイコライザーJPA66を聴く 新 忠篤/篠田寛一

●ヴィンテージスピーカー向け新型トゥイーター完成 GIP T2501 新 忠篤/篠田寛一

●新連載 アクティヴ・オーディオの勧め
グラフィック・イコライザー8モデル試聴 新 忠篤/常盤 清

●実験工房 シングル用出力トランス19モデル聴き比べ
新 忠篤設計6BQ5シングルアンプで現行出力トランスを試聴 新 忠篤/篠田寛一

●管球アンプ自作派大集合 小松崎幹雄氏/福田洋明氏 聞き手=新 忠篤

●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップのいま

●管球王国インフォメーション/読者プレゼント

●音遊空間 オーディオと音楽が楽しめる極上スポットガイド JAZZ喫茶 海(埼玉県朝霞市)

●2009冬の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/和田博巳

この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、トランス、レコードプレーヤーなどのニューモデルを試聴。その特徴と音質を検証します。特にフォノイコライザーは、注目機種が目白押しです。


●出力管別=50万円までの管球アンプ徹底試聴
筆者=篠田寛一/和田博巳

管球式アンプ入門にも、メインの1台にもふさわしい、50万円までのインテグレーテッドアンプ、ボリュウム付きパワーアンプ22モデルを代表的な出力管ごとに試聴し、その魅力を紹介します。出力管の特質はどのようなものか、各アンプがそれをいかに引き出しているか、管球式アンプの魅力を一望できる必読企画です。

[試聴機種]
出力管=300B:ヒューガーHG300B James、エイフルAsano 300B Single、サンバレーVP3000SE、
オーディオスペースReference3.1(300B)
出力管=2A3:ファルコンM101、山本音響工芸A011、P&C 45/2A3 Single Stereo
出力管=EL34:サン・オーディオSV-PM200、ハニワHAMP05、サンバレーVP3488SE、
ラックスマンSQ38u、エアータイトATM1S、ユニゾン・リサーチP40
出力管=KT88:カインA55TP、トライオードTRV88SE、メロディSP9、マックトンXMIIA
出力管=6L6:サウンドValve300SE、C.E.C. TUBE53、ウエスギU・BROS30
出力管=6BQ5:ラックスマンSQ-N100、アコースティックマスターピースAM201


●和田博巳が探るアナログの進化
テスター=和田博巳

スイスメイドらしい精妙な音とデザインが支持されるカートリッジブランド、ベンツマイクロ。ニューモデル「Sクラス」の5モデルを試聴し、アナログサウンドの進化をリポートします

[試聴機種]
Cartridge
ベンツマイクロACE SL、GLIDER SL、WOOD SL、SLR Gullwing、LP-S


●連載「マイ・フェイバリット・シングス」第3回 小原由夫

音作りの精鋭が集った80年代のポップス名盤LP『フェイマス・ブルー・レインコート』/ジェニファー・ウォーンズを、フェーズテックのMCカートリッジP3Gで再生。10モデルの昇圧トランスを組み合わせ、いっそうダイナミックな音を追求します。

[試聴機種]
Cartridge
フェーズテックP3G
Step Up Transformer
フェーズテックT3、KTエレクトロニクスHK15、エイフルHashimoto Model HM3、ヒューガーHG2021NL、オルトフォンST80、オーディオテクニカAT2000T、上杉研究所U・BROS5 L、シェルターMODEL411TYPEII、山本音響工芸SUT01、ラックスマンMT88


●マイ・ハンディクラフト

上杉佳郎◎トーンコントローラーTAT1の製作
K-G帰還方式によるロー出力インピーダンスと、優れた電源を用いたノーハム設計を追求したトーンコントローラー。高域、低域のターンオーバー周波数を3段階で切り替え、ソースやリスニング環境に応じた理想の音作りを実現します。

是枝重治◎7695プッシュプル・ステレオパワーアンプの製作
低いB電圧で使え、最適負荷近辺での連続動作にも耐えるタフさを示す全盛期のテレビ用音声出力管7695を、UL接続、高帰還設計で用いたパワーアンプ。怜悧さと鮮明さを備え、スピード感に溢れた厚い低音域再生が愉しめます。

那須好男◎KT66シングル・ステレオパワーアンプの製作
外観の再現性も高いロシア製復刻版KT66による、シンプルで抜けの良い音のパワーアンプ。カソード帰還のみのビーム管接続でシングル動作ながら十分な出力を持ち、SRPPによる電圧増幅段による滑らかに伸びる中高域が魅力です。


●甦る少年時代の「思い出」 アンバランス/バランス・コンバーター 上杉佳郎


●実験工房 20cm口径スピーカーユニット聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一

スピーカーユニットを汎用エンクロージュアにセットして、スピーカーシステムを組むのは、自分の手で音作りを楽しむ近道のひとつ。フルレンジ型、メカニカル2ウェイ型、同軸2ウェイ型の20cm口径ユニット14モデル、ヴィンテージユニット2モデルを集め、音の個性と、エンクロージュアとの相性など使いこなしを探ります。

[試聴機種]
◎現行ユニット:ダイトーボイス(DS200F)、エレクトロボイス(209-8A、409-8E、PRO8A)、フォステクス(FE207E、FF225K、F200A)、シーカ(Z004950)、ベイマ(8XC20)、JBL(Control328C)、ヴォルト(CX220.1)、GIPラボラトリー(GIP4189)◎ヴィンテージユニット:アルテック(409B)、JBL(LE8T)◎エンクロージュア:コイズミ無線(BK4503)、ヒューガー(KB202KIT、KB203)、マツシタハイファイ(BARON)、GIPラボラトリー(BX8C)、ウェスタン サウンド インク(アルテック618Bレプリカ)


●WEアンプの中核―WE86アンプ徹底試聴 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

1934年に登場した、ウェスタン・エレクトリックの86アンプ。フィルム上に音声が記録される光学式トーキーシステムの台頭と軌を一にしてシアターサウンドを支えた86アンプをさまさざまな前置アンプと組み合わせ、ベスト言えるドライブ方法、本来のサウンドを探求します。

[試聴機種]
ウェスタン・エレクトリック1567A+1086A、49+1086A、62+1086A、104+1086A、TA7387+1086A、80+1086A


●Vintage Analogue
英DECCAの歴代カートリッジを聴く
――専用アームで聴くデッカ・カートリッジ
テスター=海老澤 徹/新 忠篤/箕口勝善

音楽性豊かな録音で知られるデッカ/ロンドンレーベルのプレイバックシステムとして用いられたデッカのカートリッジ。歴代LPカートリッジをデッカの専用トーンアームと組み合わせ、そのリアルなサウンドに迫ります。

[試聴機種]
デッカ(MKI、MKII、MKIII、London Cartridge[MKV])


●マルチアンプシステムへの挑戦・第11回
デジタル式チャンネルデヴァイダー/イコライザー徹底研究[実践篇]
テスター=新 忠篤/常盤 清

マルチアンプシステムにトライしたい経験豊かな読者のオーディオルームを訪ね、最新のデジタル方式チャンネル・デバイダーとグラフィック・イコライザーをシステムに組み込み、音はどう変化するか、使いこなしを実践リポートします。

[試聴機種]
アキュフェーズDF45、アキュフェーズDG48


●音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット
Bunca/Hoya-Bunca(新座市/西東京市)
■創刊50号記念企画■
ブランドの特徴とアンプ設計者の主張がひと目でわかる
管球式アンプ選びのための「ブランド50選」
筆者=新 忠篤/篠田寛一/高津 修

『管球王国』は創刊以来、世界の管球式アンプを試聴してきました。その中から50ブランドを選りすぐり、これまでの豊富な取材を活かした代表モデルの紹介に加え、アンケートに回答が寄せられた、各ブランドの音作りのポリシー、得意とする回路構成、今後の新製品の予定など、プロファイルと最新事情をお伝えします。現在の管球式アンプの世界がひと目でわかる保存版企画です。

[掲載ブランド]
エアータイト/アコースティックマスターピース、コンバージェント・オーディオ・テクノロジー、EAR、ラックスマン、マッキントッシュ、オクターブ、クォード、サンバレー、ウエスギ、ユニゾン・リサーチ、山本音響工芸、エステティクス、AH!、オーディオスペース、オーディオ・ノート、カイン、CR、エイフル、エソテリック、ファルコン、グラスマスター、ヒューガー、レーベン、マックトン、メロディ、ナグラ、P&C、フェーズテック、レイミョー、SDサウンド、サウンド/イーエクス・プロ、サン・オーディオ、トライオード、AVF、バランストオーディオテクノロジー、ビオンケリー、カトレア、エレキット、アンサンブル、ハニワ、ホヴランド、KR、ミラード、NS工房、ソフトン、サウンドマイスター、シンセシス、テクノクラフト・オーディオデザイン、W.T.C.


■創刊50号記念鼎談■
日本のオーディオ黎明期を語る 金子 秀/新 忠篤/海老澤 徹
戦前と、戦後間もない日本のオーディオ黎明期。当時の映画館の音、電蓄によるレコード再生、アンプ製作のための部品集めの実際など貴重な経験の数々を、レコード制作の現場と家庭での音楽再生を知り尽くす3氏、金子 秀氏(1947年に日本コロムビア入社し、洋楽部に配属。54年には米国コロムビア留学し、制作はもちろんレコード業界の全般を学ぶ。日本コロムビア洋楽部長、ビクター音楽産業専務を歴任し、現在、日本ウェストミンスター相談役)、新 忠篤氏、海老澤 徹氏がじっくり語り合います。


●読者訪問 ヴィンテージ愛好家の技を聴く=関西篇 リポーター:篠田寛一

●2008秋の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/是枝重治/篠田寛一/高津 修/和田博巳
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、トランス、レコードプレーヤーなどのニューモデルを試聴。新製品の特徴と音質を検証します。セパレートアンプのハイエンドモデルなど注目機種が目白押しです。

●いま再びアナログワールドへ・第6回
BLUE NOTEレーベルの音の魅力を解明する
後藤雅洋/新 忠篤/和田博巳
ジャズ評論家としての活躍も目覚ましい、東京・四谷のジャズ喫茶「いーぐる」店主、後藤雅洋氏をゲストに、ブルーノート・レーベルのアナログ・ディスクを、新旧2つのホーン採用スピーカーシステム、アルテックA7、ジンガリTWENTY1.12で堪能します。初期米国盤/国内のリイシュー盤、モノーラル/ステレオ、多彩なディスクを聴き比べ、ジャズの代表レーベルの音の魅力を解明します。

●マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎NFB式プリアンプTAC6の製作
アンプの理想状態と言える「ハイ入力インピーダンス、ロー出力インピーダンス」をNFBで徹底的に追求したプリアンプ。繊細さや緻密さはもちろん、みずみずしさと高い音楽表現力を兼ね備えた再生が魅力です。

新 忠篤◎CR型モノーラルフォノイコライザーアンプAKTEQ2 monoの製作
RIAA規格統一以前も含め11種のイコライジング特性を内蔵する、直熱管3A5モノーラルフォノイコライザーアンプ。SPや初期LPレコードを正確なイコライジングカーブで再生することによる、驚くほど生々しい音が愉しめます。

大西正隆◎300B無帰還プッシュプルモノーラルパワーアンプHK16の製作
パーマロイ・コア出力トランスを搭載し、12AU7のパラレル接続とP-G帰還で低インピーダンス回路と広帯域にわたるフラットな再生を実現する300B・PPモノーラルパワーアンプ。300Bのブランドの差も克明に描く反応の良さ、素直な音楽再生能力は出色です。

●甦る少年時代の「思い出」 エレクトロニック・クロスオーバー・ネットワーク 上杉佳郎

●連載「マイ・フェイバリット・シングス」第2回 小原由夫
録音エンジニア、ロイ・デュナンのナチュラルな音の神髄を示すシェリー・マンの「マイ・フェア・レディ」。そのモノーラル・アナログ盤の立体的で奥行き感のある再生を、6モデルのフォノイコライザーで追求します。

[試聴機種]
Cartridge
オーディオテクニカ AT33MONO
Phono Equalizer Amp.
サウンドPE100SE、四十七研究所 Model 4712 Phono Cube、
サザーランドPh3D、ラックスマンE1、コードSymphonic、オラクルPH1000

●トーンアーム搭載35~50万円台のアナログプレーヤー選び テスター=和田博巳
アナログ再生の醍醐味を存分に味わうための本命クラスのモデルといえる、50万円台までのトーンアーム一体型プレーヤー6モデルを試聴、セッティングによる変化も含め、音の個性をじっくりと吟味します。

[試聴機種]
VPI Aries Scout、リンMAJIK LP12、アコースティックソリッドSolid Wood MPX System、ミッチェルエンジニアリングGyroSE-TA、トーレンスTD-350/TP-250、ノッティンガムアナログスタジオSPACEDECK CLASSIC

●ヴィンテージ・アンプ聴き比べ・第4回
ウェスタン・エレクトリック篇
新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
1920年代に始まったAMラジオ放送、電機録音によるレコード製作、トーキー映画の上映。これらを生み出したのがウェスタン・エレクトリックの技術力であり、再生側を支えるアンプも多彩なモデルが開発されました。今回は1930年代以後に開発されたアンプに絞って試聴、力感に満ちた音の魅力を紹介します。

[試聴機種]
ウェスタン・エレクトリックD95508、118A、124、142、143、94A、94C

●GIP4189の可能性を探る
材質の異なる4種の後面開放型エンクロージュアとGIP4189との相性は?
新 忠篤/篠田寛一
WEの映写室内用モニターシステムに内蔵された8インチ径励磁型ユニットTA4189の改良・復刻版であるG.I.Pラボラトリー製GIP4189を米松材、スプルース材など4種の材質を用いたエンクロージュアに取り付け、音の変化を探ります。

●Vintage Analogue
1970~80年代に活躍したMM/MI型カートリッジを聴く
PART2 カートリッジのプロファイル篇 海老沢 徹
真に力のある製品だけが生き残った、1970年代から80年代にかけての日本のオーディオ全盛期。当時、輸入された数々の海外製MM/MIカートリッジから選りすぐったブランドの代表機種を試聴します。今回は各モデルのプロファイル紹介篇です。

[機種]
ADC(XLM MKII improved、TRX2)、AKG(P10ED/L)、B&O(MMC4000)、
エラック(STS455E、ESG794E)、エンパイア(4000D/I)、
フィリップス(GP412II、GP422/420III)、 ピカリング(XSV/4000、XUV/4500Q)、
シュアー(M95ED、M97HE、V15TypeIII、V15TypeIV、
V15TypeV、V15TypeVxMR)、スタントン(681EEE、881S)

●実験工房 Vintage Speakerのためのスピーカーケーブル選び
テスター=新 忠篤/篠田寛一
『管球王国』の試聴リファレンスシステム、ウェスタン・エレクトリック594AドライバーとジェンセンL20ウーファーを核とするスピーカーシステム。現行、ヴィンテージ合せ30モデルのスピーカーケーブルによる試聴で、音楽表現力に優れたヴィンテージ・スピーカーの真価を引き出すケーブルを探ります。

[試聴機種]
ビクター(CN-415A)、富士電線(VCT-3.5)、シャークワイヤー(S15102RB)、
バンパイア(V826C、VSC384)、AET (PRIMARY F125)、QED(MICRO)、
ベルデン(Classic18、Classic14、STUDIO497Mk2)、モンスター(XPHP)、
イクソス(XHS253W)、JBL(JSC550)、ブラックロジウム(T50)、
インアクースティック(Cobra4C)、タラ・ラボ(Prism KLARA PS-8N)、
ミュージックスピリット(Steady)、サエク(SPC510)、
スープラ(CLASSIC4.0)、ゾノトーン(6NSP2200S Meister)、オーディオテクニカ(AT-ES1500)、
デノン(AK3000F)、JPSラボ(SUPER BLUE)、アクロリンク(6N-S1052)、
ネイムオーディオ(NAC A5/W)、オヤイデ(ACROSS2000)、
ウェスタン・エレクトリック(絹巻きエナメル被覆線、KS13385L1絹巻き線、
22AWG絹巻き線、16AWG絹巻き線)

●マルチアンプシステムへの挑戦・第10回
デジタル式チャンネルデヴァイダー/イコライザー徹底研究
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清
機能、操作性、音質の進化が著しいデジタル方式のチャンネルデヴァイダーの使いこなしを、同軸2ウェイユニットを用いた反応の良いスピーカーシステムでじっくりと探ります。再生空間に応じた周波数特性の自動補正など、多彩な機能を持つヴォイシング・イコライザーの効果も試します。

[試聴機種]
エレクトロボイスDC-One、アキュフェーズDF45、アキュフェーズDG48
Speaker System
JBL Control 322C+ヒノオーディオKB300A


●管球アンプで明かすコンパクトスピーカーの実力
最新小型スピーカー26モデル徹底試聴 テスター=新 忠篤/和田博巳
☆個性に満ちた高品位なコンパクトスピーカー26機種を厳選し、直熱管とビーム管、2種の管球アンプで徹底試聴します。高感度とはいえない現代の小型スピーカーは小出力アンプでは鳴らしにくいというイメージを一新する、大型システムに勝るとも劣らない新たな魅力を秘めた組合せが見つかるはずです。
○試聴機種
クリプシュRB51、ALR/ジョーダンEntry Si、モニターオーディオRadius90、オルトフォンConcorde205、JBL 4312MII、B&W 685、KEF XQ10、デノンSC-CX303、フォーカルChorus806V、タンノイRevolution Signature DC4、クォード12L2、六本木工学研究所KIT-HE151A、ビクターSX-M3、ソナス・ファベールConcertino Domus、ハーベスMastering Monitor 20、リンKATAN、ヤマハSoavo2、エラックBS243LTD、ピエガTP3、ATC SCM19、BCアコースティックB1、クリプトンKX3P、ウェストレイクオーディオLc4.75、レイオーディオMM10、オーディオベクターMi1 signature

●2008夏の注目新製品試聴 テスター=新 忠篤/小原由夫/是枝重治/篠田寛一/高津 修/和田博巳
☆この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、トランス、レコードプレーヤーなどのニューモデルを試聴。新製品の特徴と音質を検証します。デジタルオーディオプレーヤーの注目機も含め、多彩なラインナップでお届けします。
○試聴機種
・Integrated Amplifier
CAV T88
シンセシスMAGNUM 100RC
ユニゾン・リサーチP40
ミュージカルフィデリティーA1
・Preamplifier
エソテリックC03
・Power Amplifier
サンバレーSV19D
NS工房NS211T
NS工房NS211S
・Phono Equalizer Amp.
トライオードTRV-EQ3SE
プロジェクトTube Box II
プロジェクトTube Box SE II
・Record Player System
プロジェクト6PerspeX
アコースティックソリッドSolid Wood MPX System
トーレンスTD550/AS-309S
・Speaker System
ロジャースLS3/5a
ジンガリTWENTY2.06
ジンガリTWENTY1.12
リンAKURATE242SE
・Digital Audio Player
シンセシスMAGNUS RC
リンSneakey Music DS
・CD Transport
メトロノームT3A Signature
・D/A Converter
レイミョーDAP999EX
メトロノームC3A Signature
・Step Up Transformer
EMT EST10
・Cartridge
オーディオテクニカAT-OC9ML/II
マイソニックラボUltra Eminent BC
・Others
オーディオテクニカAT6106
・TOPICS
ノグチトランスFM-MCT1000
フォーカルElectra1007S

●アナログ再生の“頂点”を目指して テスター=和田博巳
凝縮のハイグレード・プレーヤーが聴かせる新次元のアナログ・サウンド
☆進化の一途を辿る現代のアナログ再生。スマートな筐体から超弩級システムを髣髴させるハイグレードな現代アナログサウンドを聴かせるプレーヤーシステム4モデルの、驚きに満ちた音のクォリティをリポートします。
○試聴機種
オラクルDelphi MkV 25th Anniversary、リンLP12SE、ノッティンガムDais、スパイラルグルーヴSystem SG2 Phantom

新連載「マイ・フェイバリット・シングス」第1回 小原由夫
☆今もっとも気になる、ディスクとオーディオシステムの組合せ。そこに加えることで、さらなる高次元の音をもたらすコンポーネントを、小原由夫氏が探ります。第1回は、夭折した天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの「エドワード・エルガー:チェロ協奏曲」モノーラル盤の、凄絶なほどの再生に挑みます。
○試聴機種
・Cartridge
ベンツマイクロACE MONO
・Phono Equalizer Amp.
ソフトンModel4、EAR834P5、オーディオスペースPHONO-ONE CR、フェーズテックEA-1II、マンレイSTEELHEAD Version2

●いま再びアナログワールドへ・第5回
クラシック再生の奥深い愉しみ 新 忠篤/東条碩夫
☆クラシックを知り尽くした音楽評論家・東条碩夫氏をゲストに迎え、同級生でもある新 忠篤氏とともに、人生を決定づけた若き日のレコードとの付き合いを存分に語っていただきます。再生の難しい古楽器オーケストラの鮮烈な音、モノーラルLP再生のヒントなど、アナログでこそ味わえるクラシックの奥深い魅力をお伝えします。

●マイ・ハンディクラフト
【上杉佳郎 EL34シングル・モノーラルパワーアンプ TAP33の製作】
☆ノンNFB型パワーアンプの第5弾となるTAP33は、3極管接続のEL34を搭載したシングル・ステレオパワーアンプ。2段構成のリップルフィルターでシングル動作ながらノーハムを実現、EL34の個性をストレートに引き出します。楽しさと気品にあふれた音が愉しめます。
【新 忠篤 直熱管3A5イコライザーアンプ AKTEQ1の製作】
☆直熱管3A5による、新氏渾身のフォノイコライザーアンプ。チョークトランスに注目のファインメット・コアを採用、余裕のある電源回路構成で、躍動的なアナログサウンドを奏でます。レコードに収められた情報を極限まで引き出すような克明な再生が魅力です。
【是枝重治 6082プッシュプル・ステレオパワーアンプの製作】
☆マコフスキーがOTLアンプに用いた双3極管6082。6C4を用いたSRPP回路で深いバイアス電圧に対応し、レギュレーター管独特の、透明度が高く清冽で明晰な音を実現します。放熱や誘導ハムの回避に充分に意を払ったモダンなデザインも魅力です。

●甦る少年時代の「思い出」 5円玉を用いた針圧計の製作 上杉佳郎

●実験工房 直熱3極管2A3=現行生産管10種の聴き比べ テスター=新 忠篤/篠田寛一/岡田 章
☆1930年代にRCAによって開発され、直熱3極管ならではの味わい、豊かな低音で愛好家も多い名球2A3。今回は10ブランドの現行管と2モデルのヴィンテージ管を徹底試聴、目覚ましい技術向上で生まれ変わった出力管2A3の、現代のプログラムソースにもマッチする魅力をたっぷりとお伝えします。
○試聴機種
ソヴテック(2A3)、ゴールデンドラゴン(2A3)、エレクトロ・ハーモニクス(2A3 Gold)、ヴァルブアート(2A3)、曙光電子(2A3)、プライムチューブ(2A3 Ver.2)、ゴールデンドラゴン(2A3 Premium)、JJ(2A3-40)、フルミュージック(2A3/n)、エミッション・ラボ(2A3M)、NEC(2A3・ヴィンテージ管)、RCA-JAN(2A3・ヴィンテージ管)

●ウェスタン・エレクトリック製フルレンジ型シアターシステムの最高峰
WE15Bホーン+8B/9Aアンプの臨場感に浸る 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
☆1927年に供給が始まったトーキーシステム「ヴァイタフォン」で活躍した8B/9Aアンプ。WE初期の540A「陣笠」や15A/Bホーンと組み合せ、ウェスタン・エレクトリックのフルレンジ型シアターシステムの最高峰といえる組合せの圧倒的なサウンドを味わいます。

●ウェスタン・エレクトリック製8インチ径フィールド型フルレンジ
WE TA4189とGIP4189 新 忠篤/篠田寛一
☆WEの映写室内用モニターシステムに内蔵された8インチ径励磁型ユニットTA4189。オリジナル・ユニットに加え、その改良・復刻版であるG.I.Pラボラトリー製GIP4189を試聴し、フィールド型でしか聴けない小口径フルレンジユニットとして傑出した音の表現力、躍動感をリポートします。

●Vintage Analogue
1970~80年代に活躍したMM/MI型カートリッジを聴く
PART1 AKG/B&O/ELAC/PHILIPS篇 池田 勇/海老沢 徹/新 忠篤
☆1970年代から80年代にかけての日本のオーディオ全盛期は、数々な製品群から真に力のあるコンポーネントが誕生した時代でもあります。当時の多様な海外製MM/MIカートリッジからブランドを選りすぐり、現代の再生システムと組み合せて試聴し、その魅力を再発見します。49号はヨーロッパ・ブランド篇です。
○試聴機種
AKG(P10ED/L)、B&O(MMC4000)、エラック(STS455E)(ESG794E)、フィリップス(GP412II)(GP422/420III)

●マルチアンプシステムへの挑戦・第9回
最新チャンネルデヴァイダー8機種の聴き比べ テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清
☆デジタル方式のモデルを中心に、機能、操作性、音質の進化が著しいチャンネルデヴァイダー。実勢価格5万円クラスから80万円台まで、スタジオやSRの現場で用いられるプロ機も含めて8機種を集め、マルチアンプシステム実現のためのデヴァイダー選びを実践します。
○試聴機種
ベリンガーULTRADRIVE PRO DCX2496、dbx DriveRack260、アシュレイProtea3.24CL、エレクトロボイスDX38、ブライストン10B、xta DP446、アキュフェーズDF45、クラークテクニックDN9848E

●管球アンプ自作派大集合 聞き手=新 忠雄

●音遊空間 JBS(渋谷)
2,933円
カラー口絵 注目新製品/大型直熱管アンプ/マイ・ハンディクラフト/WE

2008 春の注目新製品試聴
新 忠篤/小原由夫/是枝重治/篠田寛一/高津 修/和田博巳

別格の貫禄を持つ研ぎ澄まされた音
大型直熱3極管アンプ徹底試聴
篠田寛一/高津 修

いま再びアナログワールドへ
日本のフォークミュージック 新 忠篤/岩田由記夫 ゲスト=伊藤正文/富澤睦郎

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎ EL34プッシュプル・モノーラルパワーアンプ TAP32の製作
新 忠篤◎直熱管3A5コントロールアンプ AKTC1の製作
大西正隆◎ CR型フォノイコライザー HK14+MCトランス HK15の製作

甦る少年時代の「思い出」 AMラジオ放送再生用・水平方向無指向性型スピーカー 上杉佳郎

実験工房 EL34/6CA7現行真空管の聴き比べ
新 忠篤/篠田寛一/岡田 章

ウェスタン・エレクトリック系列のヴィンテージアンプ聴き比べ(3)
RCA/IPC篇 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

マルチアンプシステムへの挑戦 第8回
WE594Aに最適なウーファーを探す 新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

ウェスタン・エレクトリック家庭用アンプの原点
WE7A/25Bアンプの可能性 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

Vintage Analogue
池田 勇のこだわり開発ストーリー 池田 勇/海老澤 徹/新 忠篤/篠田寛一

管球アンプ自作派大集合 安藤友一/土屋勝男 聞き手=新 忠篤

管球王国インフォメーション

音遊空間 オーディオと音楽が楽しめる極上スポットガイド
2,933円
主な内容
真空管式/半導体式最新フォノイコライザーを聴く
Phono Equalizer Amplifier 15brands
テスター=篠田寛一/和田博巳

いま最高の「アナログレコード再生」を目指す方のために、最新フォノイコライザーアンプを徹底試聴します。管球式の5機種、ソリッドステート式の9機種、ハイブリッド式の1機種による全15機種は、どんな魅力的なサウンドを聴かせるのか。本特集で、新たなアナログの世界を見つけてください。

○試聴機種
トライゴン(ADVANCE)、オルトフォン(EQA 777)、ベンツマイクロ(PP1/T9)、トライオード(TR-EQ1)、クォード(twenty four P)、リン(LINTO)、山本音響工芸(EQB01)、EAR(EAR 834 P5)、アンフィオン(PHONO 3)、KAB(EQS MK12)、コード(Symphonic)、マックトン(XX305)、フェーズテック(EA1場K)、エステティクス(Rhea)、ゴールドムンド(MIMESIS PH3)

ALTEC、JBLなど1940~60年代の
38cm径フルレンジユニット聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

JBL、アルテック、エレクトロボイス、スティーヴンスなど、1940~60年代に開発された計9機種の38cmスピーカーユニットを集めて試聴。アルテックのパワーアンプ1520Tと1570Bを組み合せながら、「フルレンジ再生の魅力」を検証し、各々の個性を引き出します。

○試聴機種
BL(D101)、JBL(D130)、アルテック(603)、アルテック(415C)、アルテック(420A)、エレクトロボイス(SP15)、エレクトロボイス(LS15)、スティーヴンス(Stephens 101FR)、スティーヴンス(Stephens P52FR)

実験工房 マスタークロック・ジェネレーター聴き比べ
テスター=新 忠篤/三浦 孝仁

デジタルオーディオ再生で重要なカギとなる「マスタークロック」。発振精度を上げることで、CDの音質もグレードアップしていきます。今回は業務機と民生機を合わせて10機種のクロック・ジェネレーターを集めて、その効果のほどを検証。さらにクロック入力をもつCD/SACDプレーヤーとの組合せを行ない、CDの情報を最大限に引き出す方策を探ります。

○試聴記種
<マスタークロック・ジェネレーター>
オルソスペクトラム(CCG525)、ミューテック(MC3)、ルシッド(GENx192)、アポジー(BIG BEN)、ミューテック(iD)、アンテロープ(OCX)、エソテリック(G03X)、オーディオ&デザイン(SyncroGenius HD-pro+)、dCS(Scarlatti Clock)、エソテリック(G0Rb)
<対応CD/SACDプレーヤー>
マランツ(SA11S2)、EMT(986)、ソニー(SCD-DR1)、エソテリック(P05+D05)、dCS(Scarlatti Transport+Scarlatti DAC)、スチューダー(A730)

Vintage Analogue


1970~80年代に登場した日本製プレーヤーシステム 2
往年の日本製プレーヤー5機種の魅力と音質比較
テスター=海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇

「往年の日本製アナログプレーヤー」の聴き比べ第2弾。今回は、パイオニア、デノン、ヤマハ、オーディオクラフト、マイクロの名プレーヤーを取り上げ、それぞれの特徴と音質の魅力を探ります。

○試聴機種
パイオニア(Exclusive P3)、ヤマハ(GT2000)、デノン(DP3500+DP3000)、オーディオクラフト(AR110)、マイクロ(BL999)

いま再びアナログワールドへ・第3回


ジャズを存分に愉しむための良質で手頃な国内盤を聴く
新 忠篤/常盤 清/園田 恭弘/上野 毅

“ジャズ入門編”として、安価で手に入りやすい国内盤を聴きながら、アナログの世界を探訪します。管楽器からヴォーカルものまでをピックアップ。中古レコードの専門家を迎えて、ジャズ中古盤の状況や聴き所などをたっぷり語っていただき、ジャズレコードの愉しさをお伝えします。

マルチアンプシステムへの挑戦・第7回

WE597A&GIP597Aのポテンシャルをマルチアンプ駆動で引き出す
テスター=新 忠篤/篠田 寛一/常盤 清

2WAYのマルチアンプシステム(WE594A+ジェンセンL20)に、ボストウィック型トゥイーターWE597A、GIP597Aを追加する実験を行ない、3ウェイシステムの魅力を探ります。


マイ・ハンディクラフト
◎上杉佳郎
EL34プッシュプル・オルソン型・モノーラルパワーアンプTAP31の製作
ノンNFB型パワーアンプの第3弾となるTAP31は、高性能化を図ったオルソン型・モノーラルパワーアンプ。シーメンス製のEL34や高品位パーツを使い、低歪率と出力16Wのパワーを両立。本格的なπ型フィルター構成でノーハムとしたアンプです。

◎是枝重治
フォノイコライザーアンプPSA1の製作
安定化電源搭載の管球式フォノイコライザーアンプ。名機マランツ♯7の音を範にNF-CR型の回路構成を採用。2段負帰還とカソードフォロアー回路で、多様なイコライザーカーブにも対応。

2008冬の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/篠田寛一/高津 修

この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、プレーヤー、カートリッジなどのニューモデルを試聴。新製品の特徴と音質を検証します。

甦る少年時代の「思い出」 ダンピングファクター・セレクター 上杉佳郎
読者訪問=大阪篇 リポーター:和田博巳
ショールーム&試聴室訪問記=A&M(エアータイト)/サンバレー

2,933円
CONTENTS
2007秋の注目新製品試聴
新 忠篤/小原由夫/高津 修/和田博巳

JBL2大最新作S4600/エベレストDD66000で鳴らす管球式アンプの世界
篠田寛一/和田博巳
Preamplifier/PowerAmplifier/Integrated Amplifier 6Brands

実践的アナログオーディオ
50~60万円台のアナログプレーヤーの中堅6モデルの特色を探る 小原由夫

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎EL34パラレルシングル・モノーラルパワーアンプTAP30の製作
那須好男◎2A3シングル・ステレオパワーアンプ製作

実験工房 2007年度版 300B現行真空管聴き比べ
300B現行真空管15種聴き比べ 新 忠篤/岡田 章/篠田寛一
300B現行管使用の心得 岡田 章

読者訪問 ヴィンテージを極めるVI
米国系スピーカーとWEタイプのラックマウント型アンプにこだわる蒐集家 新 忠篤

WE系フルレンイユニット聴き比べ 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

甦る少年時代の「思い出」 ゲルマニウムダイオード・ラジオ MODEL/2007-15 上杉佳郎

マルチアンプシスエムへの挑戦 第6回
WE555を中心としたマルチアンプシステム研究 新 忠篤/篠田寛一/常磐 清

Vintage Analogue
オルトフォン SPUシリーズとモノーラルMC型徹底解剖 海老澤 徹
オルトフォン SPU/CG25Dに最適な昇圧トランス探し 海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇

いま再びアナログワールドへ
ビートルズ・オリジナル盤&国内LP盤のサウンド検証
新 忠篤/三浦孝仁/佐藤隆一

管球王国インタビュー 「KRオーディオエレクトロニクス」 聞き手=篠田寛一

管球アンプ自作派大集合
関根勇二氏/井上克己氏 聞き手=新 忠篤

自作派のためのメインテナンス&パーツショップ紹介 中山 純

Information/売りたし・買いたし・交換希望

音遊空間 オーディオと音楽が楽しめる極上スポットガイド
2,933円
CONTENTS
カラー口絵
自作派大集合 特別篇/MY HANDICRAFT/ALTEC Amplifier

2007夏の注目新製品試聴
小原由夫/高津 修/和田博巳

JBLエベレストを弩級管球アンプで鳴らす
Preamplifier+PowerAmplifier 9models
篠田寛一/和田博巳

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎CR型フォノイコライザーアンプ TAE4の製作
是枝重治◎プリアンプ KSP45/パワーアンプ KSM45の製作

甦る少年時代の「思い出」 1-V-1ラヂオ MODEL/2007-4-1 上杉佳郎

ウェスタン・エレクトリック系列のヴィンテージアンプ聴き比べ (2)
ALTEC LANSING篇
新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

Vintage Analogue
1980年代以降に登場した日本製ハイエンド・プレーヤーシステム
日本製ハイエンド・プレーヤーの試聴
海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇

実験工房
特別篇 マルチアンプシステムへの挑戦 第5回
JBL/TAD/ALTEC系 現行スピーカーユニット試聴
新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

実験工房 クリーン電源の効果を検証する
アイソレーショントランスとレギュレーター電源
新 忠篤/岡田 章/篠田寛一

いま再びアナログワールドへ
アナログ再生の基本とクラシックレーベルの魅力を語る
新 忠篤/常盤 清

第21回 小原由夫のあなろぐ狂想曲「テクニクスSP10Mk II 導入記」

管球アンプ自作派大集合
堀川浩道氏/武田善徳氏 聞き手=新 忠篤

Information/売りたし・買いたし・交換希望

自作派のためのメインテナンス&パーツショップ紹介 中山 純
2,933円
アナログとCDで聴く管球式プリアンプ
Preamplifier 11 Models
テスター=高津 修/和田博巳
音を決定させる重要なポジションを占めるプリアンプ。最新モデルのパフォーマンスを知るために、厳選された11モデルにスポットを当てて徹底試聴。CDのみならず、フォノイコライザー回路のクォリティもチェック。コントロールセンターとしての存在意義、持てる実力、音の個性とその魅力を探りました。

WEで試聴する最新CDプレーヤー Part1
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

登場後20年以上を経てなお、リファレンス機として実力を持つスチューダー製CDプレーヤーA730。先端のD/A技術を投入した最新モデルは、A730を超えたのか? 次世代のリファレンスプレーヤーを探す試聴を実施。試聴スピーカーにはB&Wに加えてウェスタン・エレクトリック製システムを採用。見逃せない「管球王国」独自のCDプレーヤー試聴レポート第1弾です。

「アルテックA5システム」(オリジナル/第2世代)の徹底研究
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

本邦初のオリジナル「アルテックA5システム」試聴が実現しました。スピーカー前面の面積比で約2倍もある「H110」エンクロージュアを採用した、この巨大なA5システムが果たしてどんな音を聴かせてくれるのか。さらに一般的な「H825」エンクロージュアにオリジナルA5システムのスピーカーユニットを納めた、いわゆる「第2世代A5システム」も、アルテックの歴代パワーアンプ3機種との組合せで試聴します。

実験工房 フルレンジ・スピーカーユニット入門
30cm口径フルレンジユニットの聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

フルレンジユニットというと20cm口径のものが最もバランスがとれていて、使いやすいとされています。しかし、1930~50年代の30cm口径フルレンジ11機種も、ちょっとした工夫次第で20cm口径以上の魅力的なサウンドを聴かせてくれることを発見。この11機種のフルレンジユニットが、それぞれどんな素晴らしい音を聴かせてくれるのか、どのくらい大きな潜在能力を持っているのかを試聴により探ります。

Vintage Analogue
WE9A/Bを聴く
テスター=海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇/杉井真人

WE9A/Bリプロデューサーは、SP~モノーラルLP時代に活躍した業務用の最高級MC型カートリッジ。この試聴には、当時の純正システムであるWE300Aターンテーブルをはじめ、WE5Aアーム、KS10066イコライザー、WE171Aリピーティングコイルという、いわゆる109リプロデューサー・グループを用意。試聴用ソースにも、SPレコードだけでなく、16インチ径の放送局用トランスクリプション・ディスク(タテ振動盤/ヨコ振動盤)やエジソンのダイアモンド・ディスクを使用。その結果は、やはり純正システムならではの充実したもので、中でもタテ振動盤の想像を絶する魅力的なサウンドは圧巻です。

実験工房 特別篇 マルチアンプシステムへの挑戦 第3回
「現代のフィールド型スピーカーG.I.P最新作を鳴らす」
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

画期的な高機能をもつデジタル・チャンネルデヴァイダー「アキュフェーズDF45」。本機を駆使して高感度大型スピーカーをマルチアンプシステムで鳴らす連載の第3回。今回は、現代に誕生したフィールド型スピーカー「G.I.Pラボラトリー815システム」に挑戦。入念な調整によって815のサウンドはどう変化するのか。マルチアンプシステムの調整法もわかりやすく解説します。

2,933円
主な内容
アナログとCDで聴く管球式プリアンプ
Preamplifier 11 Models
テスター=高津 修/和田博巳

音を決定させる重要なポジションを占めるプリアンプ。最新モデルのパフォーマンスを知るために、厳選された11モデルにスポットを当てて徹底試聴。CDのみならず、フォノイコライザー回路のクォリティもチェック。コントロールセンターとしての存在意義、持てる実力、音の個性とその魅力を探りました。

WEで試聴する最新CDプレーヤー Part1
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

登場後20年以上を経てなお、リファレンス機として実力を持つスチューダー製CDプレーヤーA730。先端のD/A技術を投入した最新モデルは、A730を超えたのか? 次世代のリファレンスプレーヤーを探す試聴を実施。試聴スピーカーにはB&Wに加えてウェスタン・エレクトリック製システムを採用。見逃せない「管球王国」独自のCDプレーヤー試聴レポート第1弾です。

「アルテックA5システム」(オリジナル/第2世代)の徹底研究
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

本邦初のオリジナル「アルテックA5システム」試聴が実現しました。スピーカー前面の面積比で約2倍もある「H110」エンクロージュアを採用した、この巨大なA5システムが果たしてどんな音を聴かせてくれるのか。さらに一般的な「H825」エンクロージュアにオリジナルA5システムのスピーカーユニットを納めた、いわゆる「第2世代A5システム」も、アルテックの歴代パワーアンプ3機種との組合せで試聴します。

実験工房 フルレンジ・スピーカーユニット入門
30cm口径フルレンジユニットの聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

フルレンジユニットというと20cm口径のものが最もバランスがとれていて、使いやすいとされています。しかし、1930~50年代の30cm口径フルレンジ11機種も、ちょっとした工夫次第で20cm口径以上の魅力的なサウンドを聴かせてくれることを発見。この11機種のフルレンジユニットが、それぞれどんな素晴らしい音を聴かせてくれるのか、どのくらい大きな潜在能力を持っているのかを試聴により探ります。

Vintage Analogue
WE9A/Bを聴く
テスター=海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇/杉井真人

WE9A/Bリプロデューサーは、SP~モノーラルLP時代に活躍した業務用の最高級MC型カートリッジ。この試聴には、当時の純正システムであるWE300Aターンテーブルをはじめ、WE5Aアーム、KS10066イコライザー、WE171Aリピーティングコイルという、いわゆる109リプロデューサー・グループを用意。試聴用ソースにも、SPレコードだけでなく、16インチ径の放送局用トランスクリプション・ディスク(タテ振動盤/ヨコ振動盤)やエジソンのダイアモンド・ディスクを使用。その結果は、やはり純正システムならではの充実したもので、中でもタテ振動盤の想像を絶する魅力的なサウンドは圧巻です。

実験工房 特別篇 マルチアンプシステムへの挑戦 第3回
「現代のフィールド型スピーカーG.I.P最新作を鳴らす」
テスター=新 忠篤/篠田寛一/常盤 清

画期的な高機能をもつデジタル・チャンネルデヴァイダー「アキュフェーズDF45」。本機を駆使して高感度大型スピーカーをマルチアンプシステムで鳴らす連載の第3回。今回は、現代に誕生したフィールド型スピーカー「G.I.Pラボラトリー815システム」に挑戦。入念な調整によって815のサウンドはどう変化するのか。マルチアンプシステムの調整法もわかりやすく解説します。
2,933円
主な内容
世界の管球アンプ10ブランド試聴
Integrated Amp/Preamp + Power Amp 10 Models
テスター=高津 修/和田博巳

音に明確な個性や主張をもっている真空管アンプの世界。その中で現在注目の10ブランドの定番モデルや最新モデルを集めて試聴を行ないました。新進ブランドの斬新な音、老舗ブランドの熟成された音。どれをとっても個性的な音を鳴らす、世界の管球アンプブランドの魅力をベテランテスターの高津、和田の両氏が検証します。

実験工房 フィールドコイル型フルレンジユニット入門
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

1930年代中頃から製造が開始されたフルレンジユニットのジェンセンA12は、現在でも中古市場での流通が多く、クォリティや価格面からもフィールドコイル型ユニットの入門用として最適です。しかし一方で、多くのユーザーが鳴らし方を模索しています。そこで今回の実験工房では、ジェンセンA12を徹底研究しました。A12の魅力を引き出すための最適なフィールドコイル型の再生方法、さらにアンプ選びや2ウェイ化に挑みます。また、スピーカーの開発に熱い情熱を注いだピーター・L・ジェンセンの生涯や、豊富なヴァリエーションが存在するA12の様々なヴァリエーションを詳細に解説。A12の使いこなしによって、いままでとは一味違う楽しいオーディオの世界が広がります。

実戦的アナログオーディオ
ミドルクラス・フォノイコライザー8モデルを試聴
テスター=小原由夫

入門機を卒業したアナログオーディオファンが、さらなる個性的な世界を楽しむ方法のひとつにミドルクラスのフォノイコライザーがあります。フォノイコライザーの選択は、まさにアナログオーディオならではの醍醐味。20万~30万円クラスのフォノイコライザー8機種の個性的で多彩な音を小原氏が徹底試聴します。

Vintage Analogue
MC型から始まったステレオ初期の日本製カートリッジ
テスター=海老澤 徹/新 忠篤/池田 勇

アナログオーディオファン必見の好評連載企画です。今回は日本製MC型カートリッジを中心にステレオ初期のカートリッジの代表的なモデルを特集します。ステレオLPが登場して間もない頃のカートリッジにもかかわらず、その完成度は驚くほど高いものでした。先人の残した素晴らしい業績を、海老澤氏、新氏、池田氏が大いに語ります。

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎パワーアンプ&スピーカーセレクターA2
EL34シングル・ステレオパワーアンプTAP28
是枝重治◎300Bシングル・ステレオパワーアンプHK12
アンプ自作派に向けて自作のポイントをわかりやすく解説する好評の製作記。上杉氏はパワーアンプ&スピーカーセレクターA2とEL34シングルアンプTAP28の2機種を製作。A2は3組のアンプとスピーカーを自在に切り替えられ、ソースによる使い分けができる便利なセレクター。小~中音量で品位の高い音が楽しめるTAP28はマルチアンプシステムの中/高音用のアンプとしても最適です。大西氏が製作したHK12は300Bシングルのステレオパワーアンプ。300Bの鮮やかな中高域に加えて低域再生も充実させる、全帯域でバランスの良い回路設計となっています。

管球アンプ・キットを「組む」愉しみ
ファルコン EL34シングルパワーアンプ FA105
高津 修
今回はファルコンのキット、FA105を製作。FA105はリーズナブルな価格ながら、プリント基板メーカーのサンハヤトならではのガラスエポキシ材のプリント基板など、高品位なパーツを使用。入門者から上級者まで楽しめるキットです。組立てのポイントから完成後の試聴まで、キットアンプの魅力をお伝えします。
2,933円
主な内容
現行真空管の頂点[300B]最新アンプの実力
300B Single/Push-pull Amplifier 12 Models
テスター=高津 修氏/和田博巳氏

現行真空管で最も人気の高い、300B。今回はその300B真空管を搭載したインテグレーテッドアンプとパワーアンプを徹底試聴しました。動作方式はシングルとプッシュプルで、合わせて12機種。また、現在生産されている最高の真空管との呼び声が高いWE300Bと差し替えての試聴も実施。最新300Bアンプの実力とWE300Bの魅力を、高津、和田の両氏が検証します。

実験工房 マルチアンプシステムへの挑戦
テスター=新 忠篤氏/篠田寛一氏/常盤 清氏

今回の実験工房ではデジタル・チャンネルデヴァイダー、アキュフェーズDF45を使用して、マルチアンプシステムを構築し、ヴィンテージ・スピーカーを鳴らすという新しい手法に挑戦しました。是枝氏がマルチアンプシステムをわかりやすく解説し、テスターの3氏が実際に試行錯誤しながら、マルチアンプシステムを構築していきます。DF45は従来のチャンネルデヴァイダーにはなかった、画期的な機能を搭載しており、新たな可能性を開拓してくれます。眠らせているスピーカーユニットやアンプがある人も必見です。

読者訪問
Tube Sound System 管球アンプに魅せられた愛好家たち
リポーター=篠田寛一氏

管球式アンプを中心にオーディオシステムに取り組む、全国各地の『管球王国』読者を訪ねる好評の企画です。オーディオに寄せる並々ならぬ情熱は本誌読者ならでは。本物志向のオーディオルームを感動的なエピソードとともに篠田氏がリポートします。

WE/ALTEC755シリーズ フルレンジユニット聴き比べ
テスター=新 忠篤氏/篠田寛一氏/土井雄三氏

開発以来30年以上にわたって製造され続けた傑作ユニットでありながら、容易ではないと認識されている20cmフルレンジユニット755シリーズ。その鳴らし方において重要なのが、エンクロージュアの選択です。しかし、公共のアナウンス用として天井や壁に埋め込んで使用された755にはオリジナル・エンクロージュアがほとんど存在しません。そこで、今回はアルテック618Cのレプリカエンクロージュアを、各ユニットの最良の状態を引き出せるようにチューニングして、試聴しました。755シリーズの鳴らし方、追い込み方のヒントをご紹介します。試聴モデルはWE755A、アルテック755A、755B、755C、755E、KS14703の6種類です。

Vintage Analogue
SPレコード初期の鉄針式ピックアップ
テスター=海老澤 徹氏/新 忠篤氏/池田 勇氏

「ヴィンテージ・アナログ」ではこれまでにも「SPレコード再生」を特集してきました。今回はSPレコード初期に使用されていたピックアップにスポットをあてます。SPレコード時代に生きた技術者たちの熱気が伝わってくるような、素晴らしいピックアップの魅力を、海老澤、新、それにイケダカートリッジを製作されている池田 勇氏が語る、アナログファン必見の内容です。

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎フォノイコライザーアンプ TAE3の製作
是枝重治◎EL34プッシュプル・モノーラルパワーアンプKSM41

アンプ自作派に向け、自作のポイントをわかりやすく解説した製作記事。今回は上杉、是枝、両氏が歴史的名作をもとにアレンジを加えました。上杉氏は管球式フォノイコライザーの最高峰、マランツ#7に改良を施したフォノイコライザーアンプTAE3を製作。あらゆる条件下での安定動作を実現しました。また、手持ちのフォノイコライザーと併用できるようフォノイコライザーセレクターを装備しています。是枝氏はデッカ社デコラ電蓄のパワーアンプ部をモノーラルパワーアンプとして再現しました。あでやかで彫りが深く、解像度の高い音質に加え、安全性や美しいデザインも追求したパワーアンプです。

管球王国インタビュー
ノッティンガム アナログ スタジオ-トム・フレッチャー氏
コンティニュウム・オーディオ-マーク・ドーマン氏

聞き手=小原由夫氏

ノッティンガム アナログ スタジオを主宰する“伝説のエンジニア”トム・フレッチャー氏、超弩級アナログプレーヤーを発表したコンティニュウム・オーディオのチーフデザイナー、マーク・ドーマン氏に小原氏がインタビュー。2人のアナログにかける情熱をお伝えします。
2,933円
実験工房・特別編
アルテック「A7」系列の「ヴォイス・オブ・シアター」システムを聴く
テスター=新 忠篤氏/篠田寛一氏/土井雄三氏

数あるスピーカーブランドの中でも、時代を問わず人気の高いのがアルテックです。今回はアルテックの人気の原点といえるA7システムを主題に、シリーズモデルのA6、A7、A8システムと、A7システムの前身となる800システムを試聴する必見の内容です。試聴用アンプには、最適な組合せを目指してアルテック製アンプを用意。時代を超えて輝き続ける名機A7の魅力を、大いに語ります。

実験工房 最新パッシヴ型アッテネーターの実力 11機種を試聴
解説=是枝重治氏、テスター=新 忠篤氏/篠田寛一氏/和田博巳氏

クラフト派から製品愛用者にいたるまで、人気連載の「実験工房」。今回はパッシヴ型アッテネーターにスポットを当てます。アッテネーターの構造と仕組みの解説とあわせて、現行11モデルの試聴を行ないました。是枝氏によるわかりやすい解説と試聴記を通して、パッシヴ型アッテネーターの意外な実力を探ります。

管球式アンプ・ロングセラー機の魅力
Integrated Amp/Power Amp 13 Models
テスター=高津 修氏/和田博巳氏

長い歴史をもつ管球式アンプ。かつての真空管全盛期から数十年を経て、いま再び活況を呈する管球式アンプですが、数ある現行製品のなかでもロングセラーを続ける製品があります。今回はそうした人気ブランドのロングセラーモデル13機種を試聴しました。対象機種は、完成品、キット、またインテグレーテッド、パワーの形式を問わず、いま注目のロングセラー機です。多種多彩で個性的な魅力にあふれたモデルを、高津 修氏と和田博巳氏が徹底検証します。

実戦的アナログオーディオ
いま充実のエントリークラス最新プレーヤー
テスター=小原由夫氏

アナログオーディオの世界がオーディオファイルに見直され、盛り上がりを見せています。今回は、アナログオーディオの世界に新規参入する人、そして再挑戦する人に向けて、エントリークラスのプレーヤーの試聴を実施します。アナログを始めるに適した高い性能と機能を持った6機種が揃いました。入門クラスとはいえ完成度が高く、充実した音を聴かせる最新型プレーヤー。小原由夫氏が、その魅力に迫ります。

管球アンプ・キットを「組む」愉しみ
SDサウンド チューブ・チェッカー TC2
解説=高津 修氏

組立てから完成後の試聴まで、キットの魅力を伝える企画。今回は異色のキット、SDサウンドのチューブ・チェッカーTC2を製作します。TC2はペアチューブ選別のほか、「エージングマシン」としても使用できる便利なアイテムです。ユーザーの知識レベルやテクニックによって、応用範囲が広がる真空管チェッカー。キットの作成から、実際の使いこなしポイントまで、丁寧に解説します。

Vintage Analogue
1950年代の憧れのブランド「フェアチャイルド」の魅力を聴く
テスター=海老澤 徹氏/新 忠篤氏/篠田寛一氏

アナログファン必見の好評連載。今回はアナログ全盛期に活躍したアメリカの名ブランド「フェアチャイルド」を特集します。「フェアチャイルド」はプロ用機器開発をバックボーンにして、先進性に富んだユニークなオーディオ製品を輩出してきました。音質面だけでなく、デザインにもこだわったフェアチャイルドの傑作アナログ機器を試聴し、そのサウンドと伝統を語ります。

MY HANDICRAFT マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎サブソニックフィルター TAF1の製作
大西正隆◎2A3パラレルシングル・モノーラルパワーアンプHK11の製作
那須好男◎5881プッシュプル・ステレオパワーアンプの製作

アンプ自作派に向け、自作のポイントをわかりやすく解説した製作記事。今回は上杉、大西、那須の3氏による力作が揃いました。上杉氏は本編初登場のサブソニックフィルターTAFA1を製作。基本回路には完成度の高い山根式を採用し、アナログ再生では不可避となる超低域の共振による歪みを解消します。大西氏は、2A3プッシュプルの集大成とも言える、モノーラルパワーアンプHK11。パラレルシングル専用出力トランスを搭載するなど、2A3の真価を最大限に発揮させることが狙いです。那須氏は6L6系の高信頼管5881を採用したステレオパワーアンプを製作。中・小型スピーカーを充分に鳴らすパワーを備えたハイコスト・パフォーマンス機です。
2,933円
創刊10周年記念・第2弾 主な内容
「管球王国」は読者の皆様にご愛読いただき、おかげさまで創刊10周年を迎えました。記念号第2弾となるVol.39は、管球王国独自のノウハウを結集した記事が満載です。
「音」で選ぶ管球式キット・アンプⅡ
Integrated Amp/Power Amp 12 Models
テスター=高津 修/和田博巳
38号の「音」で選ぶ 管球式キット・アンプの大好評を受けて、その第2弾として、管球式キット・アンプ12モデルを集めて試聴を行ないました。テスターは、高津 修氏と和田博巳氏のお2人。本誌で『キットを「組む」愉しみ』を連載されている高津氏、本誌38号の企画をきっかけにキット製作にトライした和田氏。お2人の試聴記は、自作のベテラン、初心者を問わずに参考となるはずです。音楽を聴くという楽しみに加えて、自分で作り上げるという大きな楽しみを持つのがキット・アンプです。テスター両氏は、キット・アンプの特徴を見極めて、現代のアンプとしての鋭い視点で試聴を行なっています。クォリティとコストパフォーマンスの高い機種が揃った特別企画。ぜひご覧ください。
創刊10周年記念企画 Part1
往年のアルテック・コンシューマーシステム試聴
テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三/青田 徹
ヴィンテージ・スピーカーとしても多くのファンをもつ、アルテック。多くのシリーズが名スピーカーシステムとして知られており、『管球王国』でも幾度となく特集を組んでいます。本号は、そのなかでも1950~60年代のコンシューマーモデルにスポットを当て、試聴を実施しました。モデル名は820A「ラグーナ」、A7-500WI「マグニフィセント」、834A「モントレー」、835A「モントレーJR」、そして605システムです。さらに、試聴に使用したアンプも1569A、1520T、340A 342B、A339Aと、すべてアルテック製です。アルテックの民生用スピーカーシステム試聴という貴重な内容は、アルテック・ファンの方ならずとも必読です。
創刊10周年記念企画 Part2
高性能出力管の先駆 WE205D研究
テスター=新 忠篤/篠田寛一/岡田 章/杉井真人
真空管初期の出力管でありながら、高性能出力管としていまなお絶大な人気をもつWE205D。そのVT2/WE205シリーズの聴き比べを行ないました。WE205Dは開発された時期が古く、軍事機密として生まれたために資料も少なく、その正確な全貌は知られていません。この球を使いこなすには、充分な知識と経験が必要であるといわれるゆえんです。『管球王国』では、この貴重な真空管の歴史をひもとく解説を載せ、10種のVT2/WE205シリーズ出力管について、聴き比べを行ないました。試聴用アンプとしてWE8B+WE18B、WE25B、WE34A、WE32Aを使用。リファレンススピーカーには、WE594A+WE31A+ジェンセンL20+アルテック825に加えて、さらにWE540AW(通称=陣笠)、WE551+KS6368という豪華な布陣で臨んでいます。真空管の中でも古い歴史を持ちながら、現在も使われているVT2/WE205系出力管の特集記事は、ヴィンテージ愛好家に限らず、管球愛好家すべてが必見の内容となっています。
実験工房 300Bプッシュプル用出力トランス聴き比べ
テスター=新忠篤/篠田寛一/土井雄三
管球式アンプのパーツの中で、真空管と並んで音質を大きく左右するのが出力トランスです。今回の実験工房では、「300Bシングル用出力トランス10モデルの聴き比べ」の続編として、「300Bプッシュプル用出力トランスの聴き比べ」を行ないます。今回聴き比べを行なったトランスは、ソフトン、タンゴ、ルンダール、ジェームズ、WSI、P&C、橋本電気、マグネクエスト、タムラの各製品です。自作を実践されるオーディオ愛好家の方々には、すぐに役に立つ実験報告となっています。
Vintage Analogue
レコード再生における重要アイテム=MC用昇圧トランスを聴く
テスター=海老澤徹/新忠篤/篠田寛一
歴史的なアナログレコード再生機器の魅力を探る連載企画「ヴィンテージ・アナログ」。今回は、普段あまり目立たない存在ながら、とても重要なMCカートリッジ用の昇圧トランスを取り上げます。その歴史についての考察では、トランスに使用される素材が、科学の進歩とともに進化してはいるものの、設計や構造などに関しては、ヴィンテージトランスが劣っていないことがおわかりいただけるでしょう。試聴記では、現行製品のカートリッジからローインピーダンス用とハイインピーダンス用を使用して、合計12モデルのヴィンテージMC用昇圧トランスの試聴を行ないました。『管球王国』ならではのヴィンテージ試聴記を、ぜひお楽しみください。
実験工房・特別編
G.I.Pラボラトリー 7003スピーカーシステムを聴く
テスター=新忠篤/篠田寛一/佐藤隆一
WEのスピーカーシステムを現代に蘇らさんと生まれた高感度大型スピーカー、G.I.Pラボラトリー製システムの最新作を試聴しました。今回のG.I.P 7003は、本誌38号で取り上げたG.I.P7005W-Typeシステムの姉妹機で、シングルウーファー仕様です。現代スピーカーとは大きく異なる魅力を持つ、その俊敏な反応とエネルギッシュなサウンドに、テスターは驚きの声を上げています。その秘められたポテンシャルを引き出すべく行なわれた試聴の様子は、民生用に開発された現代の高感度大型スピーカーシステムに興味のある方にお薦めの内容となっています。
マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎6L6WGC PPステレオパワーアンプTAP27
是枝重治◎KR300BシングルモノーラルパワーアンプKSA39
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オーディオの原点・徹底探求!最新の真空管アンプとウェスタンエレクトリックなど、ヴィンテージ・オーディオの音を聴いて魅力を探求!
オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!

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