管球王国 発売日・バックナンバー

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2,860円
■読者訪問・中京篇「自作とヴィンテージを極める」
自作オーディオとヴィンテージシステムによる音楽再生を極める読者のリスニングルームを訪問します。今回は中京篇です。50年以上のクラフトのキャリアでオリジナルに比肩する仕上がりのエンクロージュアに名ユニットを収めたスピーカーシステムと数多くの管球式アンプを製作される愛知県の読者、WE540AW(陣笠)や蝋管式蓄音機、オルゴールとともに自作の管球式アンプとスピーカーで古き佳き時代のアメリカ音楽を楽しむ静岡県の読者、お二方の登場です。

■本誌執筆者15人が披露する
私のオーディオ遍歴・目指す音
『管球王国』に健筆を振るう15人の執筆者は、オーディオとどう関わり、どのような音を求めて来たのか。オーディオルームの様子と愛聴盤とともに、これまでの長いキャリアとこれから目指すものを披露します。オーディオの愉悦の本質が、そこから見えて来るはずです。

新 忠篤、是枝重治、海老澤 徹、大西正隆、岡田 章、小原由夫、唐木志延夫、小林 昭、小林正信、篠田寛一、高津 修、角田郁雄、土井雄三、傅 信幸、古屋 明

■1930~40年代に活躍したシアター/モニタースピーカーを聴く
新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

72号で訪問した大正時代の蔵を移築した読者リスニングルームで、ウェスタン・エレクトリック(WE)、RCA、モーショグラフ、IPCのシアター用大型スピーカーシステム、ジェンセン、ランシングのフィールド型とパーマネント型のモニターシステムを試聴します。組み合わせるアンプは純正ヴィンテージ機が基本。1930~40年代に活躍したアメリカを代表するシアターシステム、モニターシステムを聴き比べる必読の企画です。

[試聴スピーカー]
RCA PG105、ジェンセンGP807、ジェンセンGF807、モーショグラフM7 System(SE7508)、ランシングIconic 812PM、ランシングIconic 810、IPC 2Way System、WE Wide Range System

[試聴アンプ]
RCA MI1223A、WE 124、モーショグラフMA7505A、モーショグラフTA7467A、ランシングAL、IPC AM1001+AM1025、ノーザン・エレクトリックN41T+WE42+WE43

■「Vintage Analogue」SP(78rpm)用カートリッジ聴き比べ 10モデル試聴 新 忠篤/海老澤 徹/古屋 明
SPレコード用カートリッジを聴き比べます。VL型×1、VR型×3、MM型×1、MC型×4、クリスタル型×1、内外ブランドの計10モデルを試聴します。

[試聴カートリッジ]
デッカMKI、GE RPX047、GE VRII、タンノイVariluctance65、スタントン500A、デンオン102SD、EMT OFS65、オルトフォンA75D、フェアチャイルド220C、ロネットCrystal 65S

■実験工房 管球式ミニアンプ12モデルの聴き比べ テスター=新 忠篤/篠田寛一/佐藤隆一

2台目、3台目のアンプにも相応しい10万円以下を中心とする価格帯の、ハイブリッド型を含む小型管球式アンプ12モデルを試聴します。比較的高能率の現代スピーカー、本誌リファレンスのWEシステム、バックロード箱入り10cmフルレンジの3種のスピーカーシステムで聴き、音の魅力を多角的に探ります。

[試聴アンプ]
テクソルTEC-AMP10B、エレキットTU8100AS、オルトフォンTa-Q7、キャロットワンERNESTOLO EX、イチカワCT322mini、ヤーランドMJ84、バトラーVacuum 6W II、ファルコンサウンドFA50、トライオードRuby、アムトランスTU8200アムトランスヴァージョン、春日無線変圧器KA18PFM、サンバレーSV23D/EF37

■「Private Study/PCMとDSDで聴くLP再生の新境地」角田郁雄
アナログレコードをハイレゾPCMとDSDでファイル化して聴く楽しみを実践します。A/Dコンバーター内蔵フォノイコライザーを用い、D/Aしながら聴くリアルタイム再生や、オーディオ・グレードを追求したNASとネットワークプレーヤーによるファイル試聴で、音の魅力を確かめます。

[試聴システム]
PSオーディオNuWave Phono Converter、PSオーディオDirectStream DAC、スフォルツァートDSP05、リンMAJIK DS、バッファローHA-N1ZS10

■モノ作り探訪「オーディオ・ノート」傅 信幸
オーディオ製品は、作り手の思いが一歩一歩積み重ねられて形になります。測定では汲み取れない音楽表現を求める姿勢が製品に結実するような、真摯な物作りの現場を訪ねます。今号は、求める音を得るためのパーツの自社開発も徹底するオーディオ・ノートを訪問します。

■「ディスクプレーヤーの意義を問う――DSD対応一体型CD/SACDプレーヤー試聴」 小原由夫

デジタルファイル再生に注目が集まる中、DSDとハイレゾPCMに対応する一体型CD/SACDプレーヤーは、ディスクとデジタルファイル再生でどのような音を聴かせるか。デジタル再生を一元化できる一体型プレーヤーの魅力を5モデルの試聴で探ります。

[試聴モデル]
マランツSA14S1、ヤマハCD-S3000、デノンDCD-SX1、ラックスマンD08u、プレイバックデザインズMPS5X

■「デジタル・イコライザーDG58でリスニングルームの特性を測定」常盤 清
JBL4331を原型に、ユニットやエンクロージュアの交換などチューニングで理想のモニターシステムを追求する筆者が。自宅スタジオで、ディジタル・ヴォイシング・イコライザーのアキュフェーズDG58による音場調整を実践し、その効果を実証します。

■マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

是枝重治◎6GT5プッシュプル・ステレオパワーアンプFascination73
かつて大出力の業務用パラレルプッシュプルアンプも存在した水平偏向出力ビーム管6GT5によるプッシュプル・ステレオパワーアンプです。バイアスの深い6GT5をUL接続・固定バイアスで用い、PK分割回路+電圧増幅段でスイングします。どこかWE350Bの味を持つ、毅然とした品格の「本物の音」を聴かせます。

新 忠篤◎WE350B単段プッシュプル・ステレオパワーアンプAP8
プッシュプルアンプでのノンNFBの可能性を試す、高昇圧比の入力トランスを生かしたWE350B単段プッシュプル・ステレオパワーアンプです。NFB量は0dB/2dB/5dBの切り替えが可能です。電圧増幅段付きと一線を画すピュアな表現で、ノンNFBでは濃厚なヴァイオリンが残響に溶け込むような音を聴かせます。

■SPEAKER CRAFT「JBLに着想の〈aquarea103〉」FOSTEX FE103Sol搭載 高津 修
1964年に登場したフォステクスの10cmフルレンジユニットFE103。その発売50周年を記念する限定ユニットFE103Solで、ヴィンテージ愛好家も納得のクラフトスピーカーに挑みます。モチーフは1970年代のJBL機をデザイン・モチーフとする水平無指向型です。今号は工作編をお届けします

■「クラフトマンシップ溢れる真空管とアナログ機器の饗宴」 ミュンヘン ハイエンド オーディオショウ リポート 唐木志延夫
2014年5月にドイツ・ミュンヘンで開催された「HIGH END 2014」のリポートです。出展者数約700とヨーロッパ最大の国際オーディオフェア。管球式アンプ、アナログ機器が盛況です。

■2014夏の注目新製品試聴 テスター=小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄
この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号はカートリッジやプレーやなどアナログ再生機と、スピーカーシステムが充実です。
2,860円
◆ジャズ・オリジナル盤を熱く聴かせる管球アンプ選び テスター=池田晴彦/篠田寛一
管球式アンプでジャズの魅力がいかに引き出せるか。ピアノトリオからビッグバンドまで、ジャズのオリジナル・アナログレコードを多様な出力管/回路構成の管球式アンプで聴き、理想のジャズサウンドを追求します。ジャズに精通するレコード店店主とオーディオ評論家が、それぞれの視点で試聴し語り合います。

[試聴アンプ]
●ピアノ=トライオードTRX-M300、ウエスギU・BROS300●ヴォーカル=フェーズメーションMA1000、オーディオ・ノートSOUGA●トランペット+α=EAR EAR534、クォードQUAD II-Forty、オクターブRE290●サックス+α=サンバレーSV8800SE(KT120仕様)、ラックスマンMQ88u、マッキントッシュMC275VI●ビッグバンド=エアータイトATC2HQ/エアータイトATM3011R、オーディオ・リサーチREFERENCE 5SE/オーディオ・リサーチREFERENCE 250

◆読者訪問「ヴィンテージシステムを極める」 WE/IPC/RCA/MOTIOGRAPH
ヴィンテージシステムによる音楽再生を極める読者のリスニングルームを訪問します。大正12年に建てられた広さ36畳、最大天井高7mの土蔵をリスニングスペースとし、ウェスタン・エレクトリック(WE)4151Aウーファー、ケープハート13インチウーファー、WE597Aトゥイーターをマウントした大型バッフルと、WE555ドライバーを2基装着したWE15Bホーンによるシステムを鳴らす埼玉県の愛好家の登場です。WEと同様、IPC、RCA、モーショグラフなど様々なシステムを自らレストアし、ヴィンテージオーディオの道を邁進される様子をリポートします。

◆実験工房 多極管によるノンNFBアンプの可能性を探る テスター=新 忠篤/岡田 章/佐藤隆一
多極管を出力管とするパワーアンプで、ノンNFB設計によっていかに歪みの少ない魅力的な音が聴けるか。新 忠篤氏の設計によるアンプで試聴し、徹底検証します。

[試聴アンプ]
50EH5プッシュプル・ステレオパワーアンプ、25L6プッシュプル・ステレオパワーアンプAP4、5A6プッシュプル・モノーラルパワーアンプ、350Bシングル・ステレオパワーアンプ、EL34プッシュプル・ステレオパワーアンプAP5、WE205F-WE300Bシングル・モノーラルパワーアンプAP6

◆WE91Bアンプの神髄に迫る 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
ウェスタン・エレクトリック(WE)を代表するシアター用アンプのひとつが、1936年に登場、300A/300Bをシングル構成で用いるWE91Bアンプです。オリジナル機と、91型の再現を目指した現代のアンプの徹底試聴を通して、その魅力の神髄に迫ります。

[試聴アンプ]WE91B Original、P&CエレクトロニクスWE91AMP replica、W.S.I.(ウエスタン サウンド インク)WE91AMP replica、サンバレーLM91A
[試聴スピーカー]WE M5 System

◆「Vintage Analogue」ステレオLP全盛期に活躍した代表的カートリッジを聴く[海外ブランド篇] 新 忠篤/海老澤 徹/古屋 明
1960~80年代のステレオLPレコード全盛時代に活躍したMM型、MC型の代表的カートリッジを試聴し、魅力を探ります。今号は[海外ブランド篇]全14モデル試聴です。

[試聴カートリッジ]
デッカMK I(V/L型)、デッカMK II(V/L型)、デッカMK III(V/L型)、デッカMK IV(SH4E)(V/L型)、シュアーM3D(MM型)、シュアーV15 Type II(MM型)、エラックSTS244-17(MM型)、エラックSTS455E(MM型)、エラックESG794E(MM型)、ADC ADC1 markII(MI型)、スタントン681EEE(MI型)、スタントン881S(MM型)、オルトフォンSPU-GT(MC型)、オルトフォンSL15E(MC型)

◆「Private Sturdy/刷新の自宅リスニングルーム 後篇」角田郁雄

dCS Vivaldiのフルシステム導入や、ディジタル・ヴォイシングイコライザーのアキュフェーズDG58を活用した音場補正など、刷新した自宅リスニングルームでのデジタルとアナログ再生の取り組みを紹介します。

◆「最新アクティヴスピーカーの魅力」傅 信幸
録音スタジオをはじめ多様な場面で活躍するアクティヴ・モニタースピーカーを管球式プリアンプと組み合わせ、“音楽のツボを押さえた鳴らし方”を探ります。プロ業界でリーダー的存在のジェネレック(フィンランド)と、リボン型トゥイーターで知られるアダム(ドイツ)の2ブランド4モデルの試聴です。

[試聴スピーカー]
ジェネレックG One/F One、ジェネレック8050BPM、アダムA7X、アダムS2X

◆「最早、MCに比肩する高解像度――MMカートリッジ9モデル試聴」 小原由夫
MMカートリッジの音の魅力を、構造の独自性などにも着目しながら改めて追求します。

[試聴カートリッジ]
ゴールドリングELEKTRA、シェルターModel 201、オルトフォン2M Blue、シュアーM97XE、クリアオーディオPerformer V2、オーディオテクニカAT100E(VM型)、ナガオカMP110(MP型)、ゴールドリング2300(IM型)、グラドReference Platinum 1(MI型)

◆録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価[第6回] 常盤 清
JBL4331にチューニングを施したモニタースピーカーで、ドライバー375を最大限に生かすウーファーを求め18インチ励磁型のGIPラボラトリーGIP4181A Model2とGIP-W4601Aを試します。JBL 2215Bからウーファーユニットを交換し、音の変化を探ります。

◆マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

新 忠篤◎300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプAP7
高昇圧比の橋本電気製入力トランスを採用し、出力15Wを得る300B単段プッシュプル・モノーラルアンプです。WE274Aで組む電源部整流回路は電解コンデンサーを排して音質向上を図ります。現代の小型スピーカーを、生の声や楽器がストレスなく空間に放たれる、WE「陣笠」に近づいたような音で鳴らします。

大西正隆◎ロフチン・ホワイト型300Bシングル・ステレオパワーアンプHK26
オール・タムラ製新型トランスを採用のロフチン・ホワイト型300Bシングルアンプです。ドライバー段をSRPP回路で組み電源投入時の出力管プレート電流をコントロールします。直結回路の美点を生かして300Bの中高域の美しさを引き出し、奥行きがあり落ち着いた佇まいと大人の品格を感じさせる音が魅力です。

◆「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信 第9回 アー・デー・アイン
フィリップスが1936年に発表、2A3の小型版といった規格を持つ直熱3極管がAD1です。筆者が最良の小型出力管と考えるAD1と、その仲間の構造や魅力を、テレフンケン、ジーメンス、バルボが製造した真空管でひもときます。

◆「ヨーロピアン・トライオード・フェスティバル(ETF)に参加して」守下 廻
2013年11月にベルリンで開催された、自作オーディオ愛好家の祭典「ヨーロピアン・トライオード・フェスティバル(ETF)」をリポートします。コンデンサーではなくコイルを用いるLR型フォノイコライザー設計コンペの報告など、クラフト派は見逃せない現地ルポです。

◆実践ラボラトリー「管球アンプ+現代スピーカーのDSDネイティヴ再生」新 忠篤
真空管増幅回路を持つ高品位なDSD D/Aコンバーターを用い、管球式アンプと最新の国産スピーカーを組み合わせたDSDネイティヴ再生を試します。

◆2014春の注目新製品試聴 テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は老舗ブランド、新進ブランドのパワーアンプが充実です。

真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎U-AUDIO(東京・恵比寿) ◎オーディオリサイクル ユニティ(東京・府中市)
2,933円
◆読者訪問「ヴィンテージを極める」長野/富山/東京篇
ヴィンテージシステムによる音楽再生を極められる読者のリスニングルームを訪問します。ウェスタン・エレクトリック(WE)15Aホーンを用いた3ウェイシステムを組み、ドラム演奏とともに楽しまれる音楽愛好家。かつて壮大なWEシステムを自作アンプで駆動し、現在はドイツに舵を切りクラングフィルムでシステムを構築中の熟練ファン。エレクトロボイス/ジェンセン/WEの3つの銘スピーカーを鳴らす美術家。長野、富山、東京の3名の方々が登場します。

◆大型直熱管アンプの瑞々しく豊潤な世界 10モデル試聴 テスター=高津 修/篠田寛一
845/211/212、300B、2A3-40と、主役級といえる大型直熱3極管を用いるアンプでしか聴けない豊かな音を試聴で探ります。シングル/パラレルシングル/プッシュプル、モノーラル/ステレオと、様々な構成のパワーアンプが描く、瑞々しい音の世界を探求します。
[試聴アンプ]
出力管●845/211=トライオードTRV-P845SE、カトレアthe 富士山VI、エアータイトATM211、オーディオ・ノートKagura 出力管●212=P&Cエレクトロニクス212 Single Stereo Amp、エイフル エイフルオリジナルWE212アンプ 出力管●300B=ファルコンサウンドM103、ウエスギU・BROS300、サンバレーLM86B 出力管●2A3-40=フェーズメーションMA1000

◆WEアンプの原点「205Dシングル」シリーズを聴く 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
1920~30年代に開発されたウェスタン・エレクトリック(WE)の原点ともいえるアンプ6モデルを、WE205Dシングル動作の単段アンプを中心に聴き比べます。試聴用スピーカーは、アンプと同時期に開発されたWE560AW(別名「陣笠」、マグネチック型)をメインに、さらにダイナミック型のWE754Aユニットによるシステムも用意しました。文化遺産ともいえるアンプが聴かせる、味わい深く彫りの深い音を実証します。
[試聴スピーカー]WE560AW(陣笠)、WE754A
[試聴アンプ]WE31A、WE33A、WE25B、WE79A、WE45A、WE34A

◆「Vintage Analogue」 ステレオLP全盛期に活躍した代表的カートリッジを聴く[国内ブランド篇]
新 忠篤/海老澤 徹/古屋 明
1960~80年代のステレオLPレコード全盛時代に活躍したMM型、MC型の代表的カートリッジを試聴し、魅力を探ります。今号は[国内ブランド篇]全12モデル試聴です。
[試聴カートリッジ]
オーディオテクニカAT24、フィデリティリサーチFR6SE、グレースF7/H、グレースF8E、グレースF9D、デノンDL103、フィデリティリサーチFR7、フィデリティリサーチFR7f、グレースf10C、光悦Onyx Gold、SAEC C1、サテンM6-45

◆実験工房 小型アクティヴスピーカー18機種の聴き比べ
テスター=新 忠篤/常盤 清/佐藤隆一
デスクトップも含めたスモールセッティングに適する小型アクティヴスピーカー、民生機/プロ用モニター機18モデルを管球式プリアンプと組み合わせて、小さなボディからいかに濃厚な音が聴けるかを徹底試聴します

[試聴スピーカー]
オーディオテクニカAT-SP102、オラソニックTW-D7OPT、オンキヨーGX70HD2、タイムドメインmini、ソニーSRS-BTX500、ヤマハHS5、ボーズComputer MusicMonitor、JBL Control 2P、アヴァントーンプロActive Mixcube、RCF AYRA 5、ジョーイ・ロスCeramic Speakers、KRK VXT4、KEF X300A、アダムA3X、フォーカルXS-BOOK、フォステクスPX5、クリプトンKS3HQM、ジェネレック6010BPM

◆「Private Sturdy/自宅第2リスニングルームを刷新」角田郁雄
アナログプレーヤーシステム、トランスローターRONDINO FMDの導入と同時にリニューアルした自宅2Fリスニングルームで、デジタルとアナログの理想の再生を追求する角田郁雄氏。新しいシステムの配置と再生の工夫をリポートします。

◆録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価[第5回]常盤 清
JBL4331にチューニングを施し自宅スタジオでモニタリングシステムとして用いる、録音/マスタリングエンジニアの常盤 清氏。現用のラックスキットA3000(KT88版)に代わるリファレンス・アンプを求めて、フロントロード型のアルテック825タイプ特注エンクロージュアに変更したスピーカーシステムで管球式パワーアンプ5モデルを自宅試聴します。
[試聴アンプ]
エアータイトATM2、クォードII-forty、ウエスギU・BROS300、EAR EAR890、オクターブRE290

◆「独自発電機構を持つMCカートリッジ4種試聴」 小原由夫
発電構造の構造に独自の特徴を持つMCカートリッジは、その特徴がキャラクターに表れた、どんな魅力的な音を聴かせるのか。4モデルを試聴します。
[試聴カートリッジ]
音のエジソン 巧、オーディオテクニカAT-ART9、ミューテックLM-H、ダイナベクターTE KAITORA RUA

◆管球式アンプとDSD録音が描く新次元のライヴ・サウンド 井上 鑑/赤川新一/佐藤隆一
存在感のあるシンセサイザーの音を求めてPAに管球式アンプが用いられた、井上 鑑氏の音楽ライヴAkira Inoue DSD Trio[Prophet 3]。DSDで録音されたライヴ・サウンドを本誌試聴室で再現し、演奏者の井上 鑑氏とレコーディング・エンジニアの赤川新一氏自らが、管球式アンプとDSD録音がもたらす音の浸透力を語ります。

◆マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。
新 忠篤◎WE205F-WE300Bシングル・モノーラルパワーアンプAP6
究極のアンプを目指し合計8個のトランス/チョーク類をオール・ファインメットコアで構成し、1920年代WE初期の胸の奥底に沁み入る音を蘇らせるWE205F-WE300Bシングル・モノーラルアンプです。初段管WE205F単段の味わいを、良好な動作点を探り当てたトランス結合の終段管300Bでパワーアップし、音楽へとひたすらに引き込む、解像度と重量感を持つ音を聴かせます。

是枝重治◎ラックマウント型プリアンプFascination71
VU計など意匠に先人の名アンプへの敬意を込め、12AT7による2段増幅部と12AU7の出力部からなるシンプルな回路で組むラックマウント型プリアンプです。トーンコントロールなど豊富な機能を装備し、有線リモコンによる音量調整も可能。甘く馥郁とした香りと深い切れ込みがあり、のびのびと屈託のない開放感と明快な隈取りで、微細な音の襞を描きます。

◆「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信 第8回 KMGとY氏のシステム
今回は読者訪問取材に訪れたドイツ製スピーカー愛好家のシステムを中心に、その詳細を解説します。KMG(カンマームジーク・ゲレーテ)とは、ジーメンスの最高級ラジオグラム。ラジオグラムはラジオ付き電気蓄音機、すなわちレコードプレーヤーとラジオが一体となったシステムです。1936年登場とされるKMGシリーズは、KMG I、II、III、IV A、IV Bの5つのモデルが知られる。II、IIIのスピーカー部は60cmウーファーを用いる3ウェイで、アンプ部は直熱3極管AD1のプッシュプル。史上最高のオーディオ装置の1つに数えられるべきKMGシリーズの歴史と搭載ユニットの詳細をお伝えします。

◆2014冬の注目新製品試聴 テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号はスピーカーシステムとMCカートリッジなどアナログ関連製品が充実です。

◆音遊空間/音楽とオーディオに浸れる極上スポット Cafe 新空間(埼玉県・蓮田市)

◆真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート ◎オーディオ専門店 でんき堂スクェア湘南(神奈川県・藤沢市)
2,933円
■国別[英・独・伊・米・日]真空管アンプとレコードレーベルの音色
テスター=東条碩夫/新 忠篤

管球式アンプから生産国の国柄を反映した音が聴き取れるか――英・独・伊・米・日の5カ国の管球式アンプ・ブランドの代表モデルを試聴します。アンプ設計とレコード制作に深い造詣を持ち、生の演奏も熟知するテスターが、各国を代表的するレコードレーベルや当地で録音されたレコードとCDで、国ごとのアンプに特有の音色の魅力を探ります。

[試聴アンプ]
●英=クォード[QC-twenty four P、QC-twenty four、QUAD II-forty]、EAR[EAR 912、EAR 509II]
●独=アインシュタイン[The Turntable’s Choice II、The Tube II、The Light In The Dark Limited]、オクターブ[Phono Module、HP500SE、MRE220]
●伊=ユニゾンリサーチ[Sinfonia 25th Anniversary model]
●米=マッキントッシュ[C2500、MC275VI]、オーディオ・リサーチ[LS17SE、REFERENCE 75]
●日=ラックスマン[CL38u、MQ88u]、サンバレー[SV310EQ、SV310III、SV91BIII]、ウエスギ[U・BROS2011P、U・BROS2011M]、エアータイト[ATE2、ATM3]、オーディオ・ノート[GE1、Overture]

■実験工房 EL34/6CA7出力管・新旧16種の聴き比べ
テスター=新 忠篤/岡田 章/佐藤隆一

本誌48号以来約5年振りとなる、代表的な5極管EL34/6CA7の比較試聴です。真空管の持ち味をストレートに聴くためにEL34単段プッシュプルパワーアンプを用い、現行管13種、ヴィンテージ管3種を聴き比べます。製造技術の進歩による現行管EL34/6CA7の音質と性能の向上が如実に感じ取れる取材になりました。
[試聴真空管]
●現行管=エレクトロ・ハーモニックスEL34EH、サンバレーPrime EL34、トローナルEL34、JJ E34L、JJ EL34L Blue、PMコンポーネンツEL34/6CA7、ゴールデンドラゴン6CA7/EL34、スヴェトラーナ(Sロゴ)EL34、トライオードEL34、タングソル(ロシア製)EL34、PMコンポーネンツEL34 Premium、ゴールデンドラゴンEL34 Premium、スヴェトラーナ(Cロゴ)EL34
●ヴィンテージ管=シーメンスEL34、松下電器工業EL34、テレフンケンEL34

■究極のWEホーンシステムを聴く
16A/16B(6016A/6116A)ホーンの聴き比べ
新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

1930年に開発されたウェスタン・エレクトリック(WE)16Aホーンは、WE 555レシーバーと組み合わせて用いるシアター用の金属製大型ホーンです。全幅は約270cm。1928年開発の15Aとともに究極のホーンシステムといえる存在で、左右のドライバーから放射された音が両肘を張ったようなホーン内部を通り中央の開口部で合成される独特の構造を持ちます。この16Aホーンに555レシーバー×2基を装着した6016Aシステムと、555レシーバー×4基を装着した6116AシステムをWE製アンプで聴きます。ステレオの試聴ソースを16Aホーンで合成するモノーラル化にも挑戦します。
[試聴スピーカー]WE16A(6016A)Horn System、WE16B(6116A)Horn System
[試聴アンプ]WE7A、WE25B、WE46C、WE41A+42A+43A

■「Vintage Analogue」LP初期のモノーラルカートリッジを聴く
新 忠篤/海老澤 徹/古屋 明

LP初期の魅力的なモノーラルカートリッジを試聴します。ヴァリアブル・リラクタンス型、バランスド・アーマチュア型、MC型と、3種の発電方式の10モデルを聴き比べます。
[試聴カートリッジ]
GE RPX050、GE RPX047、ピカリングD240、グレースF3、フェアチャイルド220A、デンオンPUC3、オルトフォンType A、オルトフォンType B、オルトフォンType C、EMT OFD25

■「管球アンプで聴くポピュラーミュージックの愉しみ」傅 信幸

管球式アンプでポピュラーミュージックの名曲の魅力をいかに発見できるか。傅 信幸氏が、自ら選曲したSACD、ステレオサウンド・リファレンス・レコード『Nobu’s Popular Selection』を厳選した管球アンプでじっくりと聴きます。
[試聴アンプ]トライオードTRV4SELimited+TRV-P845SE、オーディオ・リサーチVSi60、オクターブV110、オーディオ・ノートOverture、エアータイトATE2+ATM211

■「Private Sturdy/私的トーンアーム選び」角田郁雄

自宅導入を決めたアナログプレーヤーシステムにベストマッチするトーンアームを、角田郁雄氏が試聴で探ります。スタティックバランス型とダイナミックバランス型。タイプの異なるトーンアーム4モデルの音の特徴を聴き分けます。
[試聴トーンアーム]●12 inch=SME Series M2-12R、トランスローターTR5012、グラハム・エンジニアリングPHANTOM II Supreme●9 inch=SME Series V
[試聴アナログプレーヤー]トランスローターRONDINO FMD

■マイ・ハンディクラフト

『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

新 忠篤◎EL34単段プッシュプル・ステレオパワーアンプAP5
入力トランスで位相反転するノンNFBのEL34単段・UL接続プッシュプルアンプです。ウェスタン・エレクトリック95Aに範を取る、出力管EL34のカソードから入力トランス2次側の中点に掛けたPFB(ポジティヴ・フィードバック)で、躍動的で心地良い音楽再生を狙います。スピーカーを選ばずに闊達な音を聴かせるアンプです

大西正隆◎KT120プッシュプル・モノーラルパワーアンプHK25
タムラ製作所の新型トランス搭載アンプ第4弾となる、いま話題の高出力管KT120のプッシュプルアンプです。12AU7によるカソードフォロアー回路で前段と出力段との干渉を排し、KT120を固定バイアス動作させる出力段に低インピーダンスで信号を送ります。高解像度で、マイルドさを併せ持つ音が魅力です。

唐木志延夫◎LM3886パラレル駆動ステレオパワーアンプSP01
音質に定評があり世界的にアンプ製作例のあるパワーアンプ専用ICを用い、DCサーボを掛けたパラレル駆動で組み、出力60W+60Wを得る半導体パワーアンプです。プリント基板を採用する製作しやすさも魅力で、高いスピーカー駆動力を持ち、強さを秘めた音を浸み込むような説得力で聴かせます。
「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信

■第7回 ブラットハラーとリッフェル

生に近い音を高い忠実度で再生する「HiFi」。1925年にGEのライスとケロッグが発表したコーン型フルレンジスピーカーの登場で、その技術革新が端緒についたとされていますが、同時期に、GE以外でも研究開発は盛んに行なわれていました。ドイツにおけるHiFi事始めといえる存在の2つの平面スピーカー、「ブラットハラー」と「リッフェル」の歴史と構造をひもときます。

■管球アンプ自作派大集合

自作派の方々にご参加いただき、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、1950年代製造のランジバン101Aアンプのシャーシとトランスを用いてウェスタン・エレクトリック118Aアンプを再現した6L6GCパラレルプッシュプルアンプ、ヤマハNS1000Mをよりよく鳴らすことに焦点を絞ったEL34シングルアンプを製作したおふたりです。

■ルミエール・モノーラルカートリッジ自作キットを組む

ヴィンテージとアナログに強いオーディオ専門店が手掛ける、モノーラル専用MCカートリッジキットを製作します。コイルを自分で巻く仕様で、製作後のメインテナンス性に優れ、コイル線材の変更など発展性も備えたキットです。新 忠篤氏による試聴リポートも掲載。

■2013秋の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/高津 修/角田郁雄/傅 信幸

この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は管球式アンプと、カートリッジやアナログプレーヤーシステムが充実です。

■音遊空間/音楽とオーディオに浸れる極上スポット
NO TRUNKS(東京・国立)

■真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎サウンドピット(名古屋)
◎VINTAGE JOIN(東京・代々木)
2,933円
●管球式プッシュプルアンプの躍動感あふれるサウンド テスター=高津 修/篠田寛一 回路解説=大西正隆
「プッシュプルアンプの理想像」=是枝重治、藤原伸夫

プッシュプル構成の管球式パワーアンプだからこそ聴ける、躍動感のある音があります。エネルギーに満ちたプッシュプルアンプならではの音楽再生の魅力を、300B、EL34、KT88、KT120と直熱管、多極管を交えた様々な管種のアンプで探求します。

[試聴アンプ]
パワーアンプ=トライオードTRV-M88SE、サンバレーSV8800SE、P&C 300B PP Stereo、ラックスマンMQ88u、オーディオ・マエストロFascination67、EAR EAR534、ウエスギU・BROS33 MKII、エアータイトATM2、クォードII-forty、オクターブRE290、オーディオ・リサーチREFERENCE75
インテグレーテッドアンプ=オーディオ・ノートOverture、ナグラ300i

●実験工房 WEスピーカーと管球式アンプによる現代最高のCD/SACDプレーヤー選び
テスター=新 忠篤/東条碩夫/常盤 清

本誌リファレンスのウェスタン・エレクトリック(WE)を核とするスピーカーシステム(高域:WE 594Aドライバー+31Aホーン、低域:ジェンセン L20ウーファー+アルテック 825エンクロージュア)と新 忠篤氏設計300Bシングルアンプで、CD/SACDプレーヤーの最新ハイエンド機11モデルを試聴し、現代のディスクプレーヤーのリファレンスとなり得る音の魅力に迫ります。

[試聴モデル]
アキュフェーズDP550、ガトーオーディオCDD1、EAR Acute 3、ラックスマンD08、マッキントッシュMCD1100、エソテリックK01、マークレビンソンNo512、プレイバックデザインMPS5、emmラボXDS1 V2、ChプレシジョンD1 with dual mono analog out、dCS Vivaldi Transport+dCS Vivaldi DAC

●「Vintage Analogue」稀少価値の高いヴィンテージカートリッジを聴く 新 忠篤/海老澤 徹/古屋 明

往年のモノーラル/ステレオカートリッジから、特に稀少価値の高いモデルをピックアップ。11機種の音を探ります。

[試聴カートリッジ]
モノーラル=フェアチャイルド220A、GE RPX047、ピエール・クレマンE25M、デンオンPUC3、タンノイVariluctance
ステレオ=GE VR1000-7、タンノイVari-Twin、B&O SP14、ピカリングV15/AC2、ADC ADC3、ウェストレックス10A

●10cmフルレンジ・スピーカーのベストサウンドを探る 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

現行ユニットのエレクトロボイスやフォステクス、ヴィンテージユニットのジェンセンやアルテックと、人気の高い10cmフルレンジユニットをいかに“いい音”で鳴らすか。密閉/バスレフの様々なエンクロージュアに収め、現代の管球式アンプと、ウェスタン・エレクトリックやRCAのヴィンテージ管球式アンプとの組合せでベストサウンドを探ります。

[試聴用スピーカー]
現行ユニット=サンバレー mini 825(エレクトロボイス205-8A内蔵)、エレクトロボイス205-8A+WSI製密閉型、フォステクスFE126En+WSI製バスレフ型
ヴィンテージ・ユニット=ジェンセンFX50+WSI製バスレフ型、アルテック405A+WSI製バスレフ型

[試聴用アンプ]
現行アンプ=アムトランスTU879S(エレキット)、サンバレーSV23D/6C6、トライオードRuby、サンハヤトFA50
ヴィンテージ・アンプ=WE KS16617L1、RCA BA3C

●「Private Sturdy/アナログプレーヤーのグレードアップを実証する」角田郁雄

リジッド型とフローティング型。タイプの異なるアナログプレーヤーでエントリーモデルとハイグレードモデルの音の違いを聴きます。さらに、フォノケーブルを交換したりクリーン電源を用いたりすることによる音質グレードアップを実践リポートします。

[試聴アナログプレーヤー]
トランスローターZET1/トランスローターRONDINO FMD、リンMAJIK LP12/リンSONDEK LP12SE11
[試聴クリーン電源]
CSE KP200S、PSオーディオPower Plant 3、アキュフェーズPS520
[試聴フォノケーブル]
ポールスターPS5PTAC/1.2、イケダHBC-MS-5000DR

●「一新したアナログシステムとスピーカー1本によるの新次元のモノーラルLP再生」 小原由夫
最新のモノーラルMCカートリッジと超重量級アナログプレーヤーの導入でモノ盤LPに熱中する小原由夫氏が、通常の結線を変更してスピーカー1本で聴くことで凄みを増す、新次元のモノーラル再生の魅力を解き明かします。

●管球王国・実践ラボラトリー
「DSDネイティヴ再生でLP/SPレコードの音源の滑らかさと強靭な張りを再現」新 忠篤
DSDネイティヴ再生に対応するD/Aコンバーター、マイテック・デジタルStereo192-DSD DAC M、コルグDS-DAC10を用いて、SPとLPレコード盤のDSD音源を、レコード再生に匹敵する滑らかで張りのある音で聴く試みです。

●「瀬川冬樹が、伝えたこと、残したこと」後編 傅 信幸
オーディオが大きく発展した1960年代から80年代初頭にかけて、大きな足跡を残したから評論家、瀬川冬樹氏。大きな影響を受けたという傅 信幸が、氏の功績、「心の奥までにじみ出る言葉」で綴られた数々の評論の魅力を振り返ります。

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

是枝重治◎ラックマウント型6146B・PPパワーアンプFascination69
業務用をイメージさせるEIA規格ラックにマウントした、6L6の流れを汲むビーム送信管6146Bのプッシュプル・モノーラルパワーアンプです。パワーFETと小型大容量コンデンサーによる電源部フィルター回路など、最新部品を生かした合理的な設計で、直熱3極管シングルを思わせる玲瓏で晴れ晴れとした音が魅力です。

新 忠篤◎25L6GTプッシュプル・ステレオパワーアンプAP4
映写室で20cmフルレンジのウェスタン・エレクトリック(WE)TA4189と組み合わせたモニターアンプWE95Aに範を取った、25Vヒーター管25L6GT(RCA)による単段アンプです。高感度スピーカーに照準を合わせた小出力アンプで、オール・ファインメット・コア構成。鳴らし込むほどに芳醇な味わいを聴かせます。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
第6回 ギヤマン球「RE604」
「ギヤマン球」は、美しいガラス細工のようなドイツ古典球の姿を表す呼び名です。数あるドイツの名真空管から、テレフンケンRE604の歴史を構造や特性の変遷を含め詳細に解説します。高級ラジオから小出力の劇場用アンプまで用いられ、初期のクラングフィルムのアンプにも多く採用された直熱3極管です。

●録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価[第4回]常盤 清
JBL4331を原型にユニット構成やネットワークにチューニングを施し自宅スタジオでモニタリングシステムとして用いる、録音/マスタリングエンジニアの常盤 清氏。今号では、長く使い続けたJBL4331オリジナル仕様のエンクロージュアを、フロントロード型のアルテック825タイプ特注エンクロージュアに変更する過程です。

●管球アンプ自作派大集合
自作派の方々にご参加いただき、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は全段バランス回路の300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプ、WE94Dに範を取った全段バランス回路の6V6プッシュプル・モノーラルパワーアンプを製作したおふたりです。

●「キットを組む」アムトランスL-Pad型アッテネーター・キット
定評に定評のあるアムトランスAMRSカーボン抵抗を採用し、音質劣化の少ないL-Pad型アッテネーターを手頃な価格で手に入れられるキットです。製作過程を詳細にリポートします。

●2013夏の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は管球式プリ/パワー/インテグレーテッドアンプが充実です。

●音遊空間/音楽とオーディオに浸れる極上スポット
La Cuji/ラクジ(東京・根津)

●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎ベリーズ・ナピックス(名古屋・大須)
◎小坂井電子(名古屋・大須)
2,933円
■最新管球式プリアンプ16モデルの新境地を聴く 16モデル試聴 テスター=高津 修/篠田寛一 回路解説=大西正隆
プリアンプは、システム全体の音を作る上で大きな役割を果たす、なくてはならない存在です。管球式プリアンプ16モデルが聴かせる新次元の音を、CD/SACD再生と内蔵フォノイコライザーによるアナログレコード再生で徹底追及します。
[試聴アンプ]
サン・オーディオSVC200、P&C Yoshinobu IMADA LCR type Stereo Pre Amplifier、サンバレーSV310III、ルミエールDUCATOII、トライオードTRV4SE Limited、ラックスマンCL38u、小林サウンド工房AKTC1、ウエスギU・BROS28、山本音響工芸CA03L、エアータイトATC3HQ、マッキントッシュC220、レーベンRS28CX、オーロラサウンドCADA、オクターブHP300SE、EAR EAR 912、オーディオ・ノートG70

■実験工房 半導体整流器16種の聴き比べ テスター=新 忠篤/小林 昭/佐藤隆一
「電源チョーク」「電源平滑回路のコンデンサー」「整流管」に続く管球式アンプの電源を研究するシリーズの第4回として、半導体整流器16種を聴き比べます。かつてのダイオードも用意してWE300Bシングルアンプで試聴し、日々進歩が続く半導体整流素子の高性能化が音に与える影響を探ります。
[試聴した半導体整流器]
●シリコンダイオード=ダイオテックセミコンダクターBY133、フェアチャイルド1N4007、フロンティアエレクトロニクスHV03-09、オリジン電気SW05、東芝1S1892、富士電機ERC01-10、インターナショナル10D、ソヴテックSSR ●ファーストリカバリーダイオード=東芝1S2711、日立U07N、A&RラボS20A130f ●ウルトラファーストリカバリーダイオード=パンジットインターナショナルUF2010、ヴィシェイUF4007、ヴィシェイUF5408 ●ショットキーバリアダイオード=ロームSCS105KG ●第2世代シリーズ電源=A&RラボC80A130U VerII

■歴代モニタースピーカーのベストサウンドを探る JBL、ALTEC、WEスピーカーとMcIntosh、marantz、ALTEC、WEアンプ試聴 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
JBL 4320、アルテック612A Monitor、ウェスタン・エレクトリック(WE)753Cという3モデルの歴代スタジオモニターをもっともよい音で鳴らすにはどうすればいいか? それぞれもっとも相性のいいアンプは何か? 試聴テストを通して探ります。
[試聴用スピーカー]
JBL Model 4320、アルテック612A Monitor(604E入り)、WE 753C
[試聴用アンプ]
マランツModel7、マランツModel8B、マッキントッシュC22、マッキントッシュMC275、アルテック1567A、アルテック1570B、ウェスタン・エレクトリック(WE)124、WE 143

■「瀬川冬樹が、伝えたこと、残したこと」 傅 信幸
オーディオが大きく発展した1960年代から80年代初頭にかけて、大きな足跡を残したから評論家、瀬川冬樹氏。大きな影響を受けたという傅 信幸が、氏の功績を振り返ります。

■「Private Sturdy/デュアルモノーラル再生の魅力」角田郁雄
優れたチャンネルセパレーションによるリアルな音場を生み出す、モノーラルコンストラクションのコンポーネントを組み合わせた再生の魅力を、ハイレゾ音源とLPレコードで追求します。
[試聴システム]
パワーアンプ=エアータイトATM211ER、フォノイコライザー=フェーズメーションEA1000、DSD D/Aコンバーター=ティアックUD501、レコードプレーヤーシステム=トランスローターRONDINO FMD、スピーカーシステム=GIPラボラトリーGIP 5006 3Way System

■「先端のアナログシステムで引き出す45回転2枚組重量盤・復刻LPの世界」小原由夫
45回転2枚組重量盤・復刻LPと厳選した先端のアナログシステムがもたらす圧倒的な再現。クォリティの高いディスクでこそ可能な、素直に音楽へと向かわせオーディオの醍醐味を思わせる再生の吸引力を解き明かします。

■管球王国・実践ラボラトリー
「純度の高いLP/SPレコード再生をローコストで実現」 新 忠篤
「音楽プロデューサーの音作りとルームチューニング」 田口 晃×佐藤隆一
システムのセッティングや部屋の環境を整えることでスタジオのような鮮度の高い音を実現できるのか。xrcd制作で知られる音楽プロデューサー田口 晃氏が行なうルームチューニングの本誌試聴室での実践に、音響クリエイターの佐藤隆一氏が立ち会い、目指す音作りについて聞きます。

■マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

那須好男◎VT62シングル・ステレオパワーアンプ
カソードフォロアー回路と同じく低出力インピーダンスの効果を持ちシンプルな回路のカソードチョーク方式を採用する、送信管VT62のシングルアンプです。大型送信管211に通じる透明度の高い澄んだ音で、煌々と輝くフィラメントの光も魅力です。

大西正隆◎EL34シングル・ステレオパワーアンプHK24
タムラ製作所・新型トランスFシリーズ搭載アンプの第3弾となるEL34シングルです。6L6GC、KT88/6550Aなどにも差替え可能で、前段の干渉がないMOSーFETソースフォロアー回路とタムラトランスの素直な特性を活かし、出力管の真の音を描き分けます。

■「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信 第5回 オーディオの夜明けと歴史的録音
19世紀末から20世紀初頭にかけては、G&T盤のヨーゼフ・ヨアヒム、オデオン盤のリリー・レーマンなど、名演奏がレコードとして残された音楽史上重要な時代です。黎明期のオーディオ装置と名演奏家たちの出会い、クラシック音楽黄金期の再生システムの変遷と名録音の数々をひもときます。

■録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価[第3回] 常盤 清
JBL4331を原型にユニット構成やネットワークにチューニングを施してモニタリングシステムとして用いる録音/マスタリングエンジニアの常盤 清氏が、自宅スタジオでJBLを使いこなす道のりをリポートします。今号はJBL 2350からJBL 537-509への中域ホーンの変更を中心に展開します。

■管球アンプ自作派大集合
自作派の方々にご参加いただき、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、SRPP回路で低インピーダンスドライブする直熱5極管47シングルアンプ、定数変更で音質を追求する6V6のMT型高信頼管6005Wシングルアンプを製作したおふたりです。

■国内最多の真空管を収蔵する博物館「電気通信大学UECコミュニケーションミュージアム」訪問記 リポート=岡田 章
歴史的な通信機器や資料を収集、保存、展示する東京・調布市の電気通信大学UECコミュニケーションミュージアムを真空管研究家の岡田 章氏が訪ね、学術研究員の方々の案内のもと、膨大な量と質を誇る真空管を始め、稀少な送受信機や蓄音機の数々の様子をリポートします。

■「キットアンプを組み、アレンジする」P&C 6V6 Single Stereo 最終回
キットを実際に製作し、さらに好みの仕様にアレンジする実践リポートです。題材はP&Cエレクトロニクスのキットアンプ6V6 Single Stereo。最終回の今号は、直熱管シングルアンプから、直熱管45のプッシュプルアンプへ変貌させます。

■2013春の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸
この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は注目スピーカーシステムが充実です。

■音遊空間/音楽とオーディオに浸れる極上スポット
JAZZ喫茶 映画館(東京・白山)

■真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎蓄音機の梅屋(東京・西神田)
◎ジュピターオーディオ(神奈川県・相模原)
2,933円
WE555系を15Aホーンで試聴
2,933円
主な内容
最新フォノイコライザーで聴くアナログの魅力14モデル試聴

――テスター=東条碩夫/篠田寛一 回路解説=篠田寛一
真空管式を中心に、ソリッドステート式も加え、最新のフォノイコライザーによるアナログ再生の魅力を探ります。音楽への愛情に溢れ、レコード再生の長いキャリアを持つクラシック音楽評論家とオーディオ評論家のおふたりによる試聴です。

[試聴アンプ]
サン・オーディオSVPE700CR、サンバレーSV310EQ、クォードQC-twenty four P、エアータイトATE2005、新 忠篤氏設計AKTEQ1、EAR 88PB、ナグラVPS、オーディオ・ノートGE1、オクターブPhono Module、フェーズメーションEA1000、EMT JPA66、ウエスギU・BROS20 〈ソリッドステート式〉オーロラサウンドVIDA、アキュフェーズC27

実験工房 コンデンサー新旧18種の聴き比べ[電源回路篇]――テスター=新 忠篤/小林 昭/佐藤隆一
パワーアンプB電源回路の平滑コンデンサーのメーカーや容量を変えることが、音にどのような影響を与えるかを検証します。205F?300Bシングルアンプを用い、電解/オイル/フィルムコンデンサー18種で、π型平滑回路のチョークコイルの前後の挿入位置や組合せを変更し、実践を通して音質の変化を聴き比べます。
[試聴したコンデンサー]
●電解=スプラグATOM TVA1906(20μF)、スプラグATOM TVA1709(20μF)、スプラグATOM TVA1713(50μF)、スプラグ39D(110μF)、スプラグ53D(220μF)、ニチコン(47μF)、ウェスタン・エレクトリックGA51016(50μF)、ユナイテッド・ケミコン54D174(85μF)、ユニコンLYN(22μF×2)、ユニコンLYN(100μF×2)、キャパシター・テクノロジーFA3(3,000μF)、BCコンポーネンツ(10,500μF)
●フィルム=SEL PMP(20μF)、エアロボックス(28μF)、サン・オーディオ(47μF×2)、アムトランス AMCB(47μF)
●オイル=アリゾナ・キャパシターC50309(0.47μF)、ナイトロニクス(4μF)

WE10~12インチ・フルレンジユニットの魅力を聴く――新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
10~12インチのWEとアルテック製フルレンジユニットを、容積や内部吸音材によるチューニングを変更したキャビネットに収め、ヴィンテージ・パワーアンプとの組合せによる試聴を通して、それぞれのユニットが持つ本来の実力、音の魅力を引き出します。
[試聴ユニット]
WE 754A、WE 728B、WE D173491、アルテック756B
[試聴アンプ]
WE KS16617-L1、WE 124、アルテック1520T

「イケダサウンドの進化を探る」――小原由夫
カンチレバーレス型など革新的なカートリッジ設計でアナログ再生の新しい地平を開拓してきたイケダサウンドラボの音の魅力と今後の製品作りの展望を、ワンブランドの組合せによる試聴と工場取材を通して探ります。
[試聴カートリッジ]
イケダサウンドラボIKEDA 9TT、IKEDA 9TP、IKEDA 9mono、IKEDA 9MUSA・U

管球王国・実践ラボラトリー「英・独・仏の小型ヴィンテージ・スピーカー+アンプ試聴」――佐藤隆一
欧州3カ国=英・独・仏の小型ヴィンテージスピーカーとアンプを組み合わせたシステムで、各国の言語にも由来する音の空気感、心が潤うような響きの表現力を味わいます。
[試聴モデル]
●イギリス=リークMini Sandwich+ロジャースCadet MkIII ●ドイツ=シュルツK12 Studio+ジーメンス6S-ELA 2427C ●フランス=キャバスTYPE121+ジェイソンJ10

「Private Sturdy」角田郁雄
LP盤をデジタルファイル化する魅力
LPレコードの音源をハイレゾリューション・デジタルファイル化し、真空管アンプによる試聴で、楽器の色彩感が増し、音楽の豊かさや余裕までも感じさせるような魅力を味わいます。
[試聴システム]
PSオーディオPerfectWave DAC MK2、ミッチェルエンジニアリングGyroSE-UNV2、サンバレーSV192A/D、フォステクスUR2、アキュフェーズC27

「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」
第3回 オイロダイン・スピーカーの全モデル(後編)――小林正信
初期のトーキーシステムの最高峰として世界を二分したドイツ・クラングフィルム社の歴史と卓越したオーディオ機器をひもとく連載です。1945年登場の初代以降のオイロダイン・スピーカー全モデルを辿る後編です。

マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

新 忠篤◎7695プッシュプル・ステレオパワーアンプAP3
真空管史上後期に登場した高感度ビーム管7695のプッシュプルアンプです。ルンダール製出力トランスやカーボン抵抗など高品質パーツを用い、オートバランス型位相反転回路を採用。音塊が聴き手に向かってくるような手応えと重量感、迫力のある音が魅力です。

大西正隆◎2A3シングル・ステレオパワーアンプHK23
タムラ製作所の新型トランスを出力/電源/チョークに採用するアンプの第2弾。無帰還2A3シングルアンプです。タムラトランスの素直な特性を活かし、直熱管2A3ならではの、小音量でも好バランスな可憐で“真空管らしい音”の中にも実感的な描写を聴かせます。

管球アンプ自作派大集合
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、ドイツの名出力管F2a11プッシュプル・パワーアンプ、大型3極管SV572-3シングル・パワーアンプを製作した、長野県にお住まいのお2人です。連載企画「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」の筆者、小林正信氏のご自宅でフィールド型オイロダインによるアンプ試聴を行ないました。

「キットアンプを組み、アレンジする」P&C 6V6 Single Stereo 第2回
キットを実際に製作し、さらに、多種の多極管に対応するアンプにアレンジするプロセスを前号でリポートしたP&Cエレクトロニクスのキット・アンプ6V6 Single Stereo。今号は、UL接続から3極管接続に変更し、5極管で高電圧ドライブする、さらなるアレンジを実践します。

管球王国・実践ラボラトリー
「DSDディスクに対応のSACDプレーヤーを聴き比べる」新 忠篤
新製品の登場で選択肢が増えた、DSDディスク再生に対応するSACDプレーヤーの音質をリポートします。

「新型トランスの発表で話題のタムラ製作所訪問記」
15年振りにトランスの新シリーズを発売したトランスメーカーの老舗、タムラ製作所を訪問し、開発の狙いとテストルームを取材します。職人的な技術だけに頼らず最新の巻線技術を投入し、定評のクォリティを保ちながら求めやすい価格を実現したクラフトファン待望の新シリーズ・トランス誕生の背景に迫ります。

「クリーンルームで真空管を生産」
――高槻電器工業・岡山工場を訪ねる
直熱3極管300Bの発売に続いて整流管TA274A/Bもラインナップに加え、その高品質と音の良さで評価が高まる真空管メーカー、高槻電器工業。岡山県和気郡にある真空管製造工場の訪問記をお届けします。開発の苦労や高い精度を支える技術力、増幅素子としての真空管の魅力についてお話をうかがいました。

岡山市「オーディオマエストロ」を訪ねる
『管球王国』の人気連載「マイ・ハンディクラフト」での執筆など、オーディオに深い造詣を持ち幅広く活躍される是枝重治氏がオーナーを務める、岡山市の「オーディオマエストロ」を訪問します。オーダーメイド・アンプを始めとする数々のシステムで、音とデザインに“本物”の美を求める是枝氏の世界に触れられるオーディオ専門店です。

2012秋の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号はパワーアンプ新製品に加え、大型プレーヤーシステムなどアナログ関連製品が充実です。

音遊空間/特別篇 JORDAN(岡山・岡山市)
英国ステントリアンの2ウェイスピーカーと是枝重治氏設計の7C5プッシュプルを用いる、岡山市内のジャズ喫茶を訪ねます。

音遊空間/音楽とオーディオに浸れる極上スポット
BAR真空管(東京・赤坂)

真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎アフロオーディオ(神奈川・横浜市)

東京電機大学オーディオ技術研究部「真空管アンプ製作会」を訪ねる
6AQ5シングルアンプを部活で設計・製作した東京電機大学オーディオ技術研究部の「真空管アンプ製作会」を取材しました。
2,933円
主な内容
■直熱3極管シングルアンプの陰影に富む世界 11モデル試聴
――テスター=篠田寛一/高津 修 回路解説=大西正隆

300B、2A3、ヨーロッパ球のPX4、PX25など代表的な直熱3極管を用いた現代のシングルアンプ11モデルを試聴し、真空管アンプの原点ともいえる、シンプルな回路設計がもたらす味わい深い音の世界を探ります。
[試聴アンプ]
〈300B〉ソフトンModel8-300B、トライオードTRV-A300SER-WE300、エイフル エイフルオリジナル300B Single、エアータイトATM300 〈2A3〉アドバンスHC2SE、サンバレーJB 2A3 ver.3、サン・オーディオSV2A3、フェーズメーションPT23A 〈E406N、PX4、PX25〉P&C PX25(E406N)Single Stereo、ヒューガーHG-PX4、カトレアthe・ヨーロッパ

■「英国の美学/ブリティッシュ・スピーカーと真空管アンプ」――傅 信幸

豊かで淑やかな、安らぎのサウンドを紡ぐ、BBCモニターのスピーカーシステム3モデルを、実力のある管球式英国アンプ3モデルで鳴らし、魅力を探ります。
[試聴スピーカーシステム]
スペンドールSP1/2R2、ハーベスSuper HL5、スターリングBBC LS3/6
[試聴アンプ]
オーディオンSilver Night 300B MkIII、クォードQUAD II Classic、EAR EAR V12

■「小粋な管球式アンプが持つ凝縮の音の魅力」――小原由夫

デスクトップにもセッティングしやすく本格派のサブシステムにもふさわしい、様々な出力管種の小型真空管アンプをニアフィールド試聴し、リアリズムに富む再生を探ります。
[試聴アンプ]
テクソルTEC-AMP10、エレキットTU879Sアムトランスヴァージョン、バトラーVacuum6W、イチカワCT322mini、フォーチャンネルSE84i、春日無線変圧器KA24SEG、カトレア6F6 ULアンプ

■「Private Sturdy」角田郁雄
高音質・重量盤LPと最新SACDを管球アンプで聴く格別の愉しみ

DSD音源のみを記録したシングルレイヤーSACDと、アナログ製作プロセスを追求する重量盤LP。活況を呈する高音質メディアを、最新技術が投入された小型スピーカーシステムと管球アンプで聴く愉しみを実践します。
[試聴スピーカーシステム]
ライドーC1.1、マジコQ1
[試聴アンプ]
EAR EAR868PL+EAR509II、エアータイトATE2+ATM211

■録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価(前編)――常盤 清

JBL4331を原型に、ユニットの構成やネットワークに徹底したチューニングを施して自宅モニターシステムとして用いる録音/マスタリングエンジニアの常盤 清氏が、1970年に「オーディオ・ラボ」でキャリアをスタートさせ、仕事の現場でJBLモニターを徹底的に使いこなしてきた道のりを辿ります。

■アルテック8インチ・フルレンジの魅力を聴く――新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

アルテックが1948年に製造した8インチ径ユニット400Bを始め、アルテック8インチ・フルレンジの魅力を試聴で探ります。400Bを鉄箱に入れたアルテック625Monitorほか、618Cタイプ・エンクロージュアとの組合せなど様々なシステムを、ヴィンテージと現代の管球式アンプで鳴らします。
[試聴ユニット]
アルテック400B、アルテック400X、アルテック409B、アルテック755C
[試聴アンプ]
アルテック336A、アルテックA319A、ウェスタン・エレクトリックKS16617-L1、ユニゾンリサーチSimply Italy

■実験工房 電源チョークコイル12モデル聴き比べ テスター=新 忠篤/篠田寛一/小林 昭

真空管アンプの電源部の基幹パーツである平滑用チョークコイルの音質を聴き比べます。現行10種、ヴィンテージ1種の新旧11種のチョークコイルを、電源部を独立させた300Bアンプで試聴します。電源回路はWE274Aを用いた両波整流回路。チョークコイルの前のコンデンサーには電解コンデンサーを用いています。驚くほどの音の変化が確認できました。
[試聴したチョークコイル]
現行=ノグチトランスPMC1018HW、タンゴLC10-200D、橋本電気CC10-200W、アンディクス・オーディオFC12H200、タムラA4004、橋本電気C10-200W、ルンダールLL1673/10H、橋本電気C15-200CH、P&C P241E、P&C C2020、ノグチトランスFMC1025HW
ヴィンテージ=ウェスタン・エレクトリック221 Type(WE124使用チョーク)

■「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」 第2回 オイロダイン・スピーカーの全モデル(前編)――小林正信

初期のトーキーシステムの最高峰として世界を二分したドイツ・クラングフィルム社の歴史と卓越したオーディオ機器をひもとく連載です。第2回は1945年に登場した初代以降のオイロダイン・スピーカー全モデルを辿る前編です。

■マイ・ハンディクラフト

『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

是枝重治◎7C5シングル・ステレオパワーアンプKSM65
堅牢で近代的な構造で高周波特性に優れたロクタル管7C5の超小型シングルアンプです。スクラッチビルド的な愉しみを主眼にシンプルな回路設計とし、「音の出る宝石」を目指してデザインを追求しましました。心地よく聴きやすい音を愉しませます。

新 忠篤◎UX210/10シングル・ステレオインテグレーテッドアンプAP2
1925年にラジオ受信機用の出力管として登場したトリタン球UX210を用い、CR型トーンコントローラーを装備するインテグレーテッド型としたシングルアンプです。近代管にはないUX210の温かな明るい光と、透き通るような音の響きと切れ込みが特徴です。

■管球アンプ自作派大集合

自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、1本1本磨いたビスや突き板でシャーシを美しく仕上げた6J5のプリアンプ、WE86型を手本としCR類を変更しながら15年にわたって音を練り上げた自作1号機の300Bプッシュプルをお持ちいただいた二方の登場です。

■「キットアンプの製作。その後のアレンジ」第1回

P&C 6V6 Single Stereoを組み上げ、多種の多極管対応アンプに変更する

キット・アンプを組み上げ、さらに回路設計にアレンジを施して出力管種や構成の異なるアンプに変化させる愉しみを実践します。第1回は、6V6シングルアンプ・キットの製作プロセスと、多種の多極管アンプへの変更をリポートします。

■2012夏の注目新製品試聴 テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸

この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は大型モノーラル・パワーアンプを始め、管球式アンプが充実です。

■管球王国・実践ラボラトリー 「SPレコード再生入門/SP用カートリッジ聴き比べ」佐藤隆一

RIAAカーブで再生できる1950年代のポップス盤でSPレコードに入門する企画です。入手しやすい価格の専用カートリッッジの音質を聴き比べながら、SPレコードならではの鮮度の高い音を愉しみます。
[試聴モデル]
ナガオカMP11J/SP、オルトフォン2M78、シュアーM78S、ベスタクスVR7SP、グラド78E MONO、オーディオテクニカAT-MONO3/SP

■葉山・cadenzaのキャンドルライト・コンサート

1920年代から50年代、古き佳き時代の音楽と映像を愉しむイベントの模様をリポートします。

■音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット BAR スリーマティーニ(神奈川・横浜市)

■真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート ◎ヒノオーディオ(東京・秋葉原) ◎ハイファイ堂 秋葉原店(東京・秋葉原)
2,933円
主な内容

◆JBLランサー101とアルテック604を
現代アンプ13種で鳴らす
往年の名スピーカーJBL L101と
アルテック“銀箱”を
最新パワーアンプはいかに鳴らすか

――テスター=篠田寛一/高津 修

JBL、アルテックのヴィンテージ米国スピーカーシステムと現代の管球式アンプの組合せで、いかに魅力的な音が聴けるか。直熱3極管から多極管まで多様な出力管、回路形式のパワーアンプを組み合わせ、徹底試聴で探ります。

[試聴アンプ]
〈300B〉エイフルAsano 300B Single、サンバレーSV91BIII、山本音響工芸A09S、〈2A3〉サン・オーディオSV2A3TSX、〈845〉トライオードTRV-P845SE、〈6AS7G〉SDサウンドMA200、〈KT66〉クォードQUAD II-Classic、〈EL34〉ウエスギU・BROS33MKII、〈KT88〉ヒノオーディオHG-KT88S Tango、ラックスマンMQ88u、エアータイトATM2、〈KT90〉EAR EAR 890、〈KT120〉オクターブRE290

◆実験工房
抵抗”新旧14種のブラインド試聴

テスター=新 忠篤/佐藤隆一/小林 昭、「抵抗について」=大西正隆
前号のコンデンサーに続き、アンプ製作に欠かせないパーツである“抵抗”の音質を聴き比べます。現行11種、ヴィンテージ3種の、新旧14種をラインアンプのプレート抵抗に用いてランダムな順番でブラインド試聴し、銘柄や価格の先入観なしに音質をリポートします。
[試聴した“抵抗”]
●現行=タクマン電子(RLF1SJ)、利久電器(RS2B)、KOA(MOS2C)、KOA(MOS3C)、タクマン電子(REY75FY)、イーグローバレッジ[TDO](RSN2SC)、KOA(SPR5C)、タクマン電子(RSBS20)、デール(RS2)、アムトランス(AMRG)、デール(NS5)
●ヴィンテージ=TDO(SN1J)、アーレン・ブラッドレー(カーボン抵抗)、理研電具(リケノームRM2)

◆新連載「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」
第1回 クラングフィルムの設立からオイロダインまで
――小林正信
初期のトーキーシステムの最高峰としてヨーロッパを代表するドイツ・クラングフィルム社。戦後も発展を続け数多くの劇場用システムを供給した同社の卓越したオーディオ機器を、歴史的な考察と実物の取材で探る新連載です。

◆マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

新 忠篤◎可変カーブ型モノーラル・フォノイコライザーAEQ1
モノーラルLP、SP盤を正確なイコライジングで再生するための可変カーブ型フォノイコライザー。重量級アルミボックスで振動対策を入念に施し、電源部は独立。特性に優れた傍熱管5670を用いたノンNFBのCR型で、力強いヴォーカルが愉しめます。

那須好男◎45シングル・ステレオパワーアンプ
音のよさで人気の高い直熱3極管45のシングルアンプです。電源投入時の電圧変動に配慮してSRPP回路と傍熱整流管GZ32を採用した改良ロフティンホワイト回路を採用。シンプルな設計で45を直結ドライブし、端正でヴィヴィッドな音が愉しめます。

大西正隆◎300Bシングル・ステレオパワーアンプ
HK21 MOS-FETを用いたインピーダンス変換のためのバッファー回路を搭載するソースフフォロワー方式の無帰還300Bシングルアンプです。1段増幅ながら低インピーダンス駆動で出力管を充分にドライブし、素直で斬新な300Bアンプの音が愉しめます。

◆「CD/SACDディスク再生の素晴らしさを再探訪」傅 信幸
CDは2012年の秋に30歳を迎えます。デジタル・ファイルミュージックが喧伝される現代に、ディスクでしか聴けない音の充実感、たっぷり感を改めて探ります。
[試聴モデル]
エソテリックK07、K05、D07X、ラックスマンD06

◆「日欧=伝統と革新のカートリッジ試聴/オルトフォンとフェースメーション」小原由夫
欧州老舗ブランド、現代的なアナログ再生を追求する国内ブランドが送り出す意欲的なアッパークラスMCカートリッジの魅力を徹底的に探ります。
[試聴MCカートリッジ]
オルトフォンMC Anna、オルトフォンMC Xpression、フェーズメーションPP1000、フェーズメーションP1G

◆連載「Private Sturdy」角田郁雄
アクティヴな音作りで音楽を楽しむ
フラットに近い特性を得るだけでない、レコードやCDの音を変化させて自分の好みで音楽を楽しむ、イコライザーを使ったアクティヴな音作りを実践します。
[試聴モデル]
アキュフェーズDG48、SPL Model 9738 Qure、コニシス研究所NVKD04、FMアコースティックスFM133

◆“新品未開封”ガラード301稼働から1年
アイドラー/ベルト/ダイレクトと3つの異なる駆動方式のプレーヤーの音
――篠田寛一
未使用未開封の状態で入手した往年の名プレーヤー、ガラード301を本格的に使い始めて約1年が経過した本誌筆者の篠田寛一氏が、ガラード301、テクニクスSP10MkII、トーレンスTD521という、駆動方式の異なる3台のアナログプレーヤーの音の違いをリポートします。

◆WE555ドライバーを現代に復刻
――新 忠篤/常盤 清
振動板のバックチャンバーに取り付けるプレート部がメッシュ状のWE555初期モデルを山形のGIPラボラトリーが復刻し、製作した新型ドライバーGIP555W。デジタルチャンネルデヴァイダーのアキュフェーズDF55によるマルチ駆動も含め、励磁型3ウェイシステムで試聴します。

◆管球アンプ自作派大集合 特別篇
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、長野県松本市の読者のログハウスを訪問する特別篇です。4名の読者にご登場いただき、多様な規格に対応する電源回路と多種ソケットを載せたユニバーサル型のシングルアンプ、ヒーターとバイアスを電池で供給する直熱管3A5によるフォノイコライザーアンプ、大型ホーンスピーカーに合わせて設計したWE205Dシングルアンプを試聴します。

◆読者訪問
マンションでフルオーケストラを愉しむタンノイとキットアンプ愛好家
マンションをリフォームして施工した、音のいい部屋として知られる石井伸一郎氏設計のリスニングルームで、タンノイのスピーカーと管球式キットアンプによるフルオーケストラの再生を愉しむ読者を訪ねます。

◆2012春の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸
この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は新登場の真空管ほか、管球式インテグレーテッドアンプが充実です。

◆管球王国・実践ラボラトリー
「5フィート平方・平面バッフルでの3ウェイ化に挑戦」土井雄三
10インチ径フィールド型ウーファーRCA MI1433、WE555ドライバー+WE 3Aホーン、WE 597Aトゥイーターを組み合わせ、WEのシアター用バッフルを参考に設計した平面バッフルで、低音の量感や奥行き感を備えた3ウェイシステムの構築に挑みます。
「励磁電圧の調整でフィールド型スピーカーを心地よく鳴らす」新 忠篤
励磁電圧を調整することで、家庭のリスニングルームで強いと感じられるフィールド型システムの音質をコントロールするテクニックを実践します。電源回路にコンデンサーを追加することによる音質の変化も探ります。

◆管球王国インタビュー――オクターブ/アンドレアス・ホフマン氏
聞き手=三浦孝仁

◆音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット
ワインバーALTEC(神奈川・横浜市)

◆真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎楽鳴舎(東京・神保町)
◎ISラボ(東京・秋葉原)
2,933円
主な内容
●ウェスタン・エレクトリック755A 20cmフルレンジスピーカーシステム試聴 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
 20cmフルレンジユニットのウェスタン・エレクトリック(WE)755Aを、オリジナルキャビネットである密閉型のWE KS12035を始め4種のキャビネットに収め、ヴィンテージ・アンプとの組合せで、その真価を引き出します。番外編としてJBL製8インチフルレンジユニットD260を内蔵したヴィンテージのポータブル・パワードスピーカー、アンペックス620の魅力も探ります。

[試聴キャビネット] WE KS12035、WE KS19134、W.S.I.618C Type、WE指定サイズ箱
[試聴パワーアンプ] WE 124、WE KS16617L1

●実験工房 コンデンサー新旧24種のブラインド試聴 テスター=新 忠篤/佐藤隆一/小林 昭、コンデンサー解説=大西正隆
 管球式アンプのキーパーツのひとつであるコンデンサーの音質を聴き比べます。現行11種、ヴィンテージ13種の、新旧24種をパワーアンプのカップリング・コンデンサーとして用い、銘柄や価格の先入観なしにランダムな順番でブラインド試聴し、音質をリポートします。
[試聴コンデンサー]
・現行=指月電機製作所(DMES)、日立エーアイシー(MTB)、JantzenAudio(Cross Cap)、VISHAY(MKT1813)、アムトランス(AMCO)、MALLORY(150)、ASC〈American Shizuki Corporation〉(X363)、ASC〈American Shizuki Corporation〉(X335)、HOVLAND(MUSICCAP)、TRT(Dynami Cap!)、Arizona Capacitors(C50309)
・ヴィンテージ=TRW(663UW)、SIEMENS(B5W)、ERO(MKP1845)、SPRAGUE(VitaminQ 196P)、SANGAMO(CPM08A1)、WEST CAP(CPV09A1)、CSC(VITAMINQ 196P)、Cornell Dubilier(PM4P5)、Cornell Dubilier(BLACK CAT PKM6P47)、THE POTTER(NL14556)、SiderrealKaps(EGA7276)、Western Electric(KS14980L25)、Western Electric(D164963)

●タンノイIIILZと現代英国ミドルスピーカーを管球式インテグレーテッドアンプで鳴らす
300B/2A3/6BQ5/6L6GC/KT66/EL34/KT88 アンプ14モデル試聴 テスター=高津 修/和田博巳
 ヴィンテージと現代のUKブランド・ミドルクラススピーカーを、大掛かりになり過ぎない管球式インテグレーテッドがいかに鳴らすか。様々な出力管種、回路設計のアンプで新たな“黄金の組合せ”を探ります。
[試聴アンプ]
・シングル/3パラレル・シングル
〈300B〉アドバンスHC1SE 〈2A3〉フェーズメーションPT23A 〈EL34〉ユニゾンリサーチS6
・プッシュプル/パラレル・プッシュプル
〈300B〉サンバレーSV2300SE 〈6BQ5〉オルトフォンKailas-b2、アコースティックマスターピースAM201 〈6L6GC〉上杉研究所UTY15 〈KT88〉トライオードTRV88SER、オクターブV40SE、カノアー・オーディオTP106VR+ 〈KT66〉クォードII-Classic Integrated 〈EL34〉ラックスマンSQ38u、EAR EAR834Custom、オーディオ・ノートOverture

●Analog World
同一タイトルLP盤新旧聴き比べ 新 忠篤/篠田寛一
 マイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンス、ソニー・ロリンズ、サラ・ヴォーンなど、発売が相次ぐジャズ名盤の復刻LPレコード盤を、同一タイトルの初期オリジナル盤や、かつての国内盤と聴き比べます。

●マイ・ハンディクラフト
 『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

●新 忠篤◎5686プッシュプル・ステレオパワーアンプAP1
 ファインメット・コア使用で入手しやすい価格の小型出力トランスを活用し、GE製高信頼ビーム管5686のUL接続で組むパワーアンプです。少量のNFBで低歪みを実現し、キレがよく晴れやかな音が愉しめます。

●是枝重治◎600Ωライン用管球式コントロールアンプKSP63
 トーンコントロール回路を内蔵し、放送局用フェージングユニットで音量調整を行なうコントロールアンプです。WE86をオリジナル状態で鳴らすことを目指した設計で、パワーアンプをパワフルにドライブします。


●「先端スピーカーを探訪する」傅 信幸
 「小型でベストバリュー」「デザインコンシャス」という2つの視点で選んだ最新スピーカーシステムを管球式アンプで試聴します。
[試聴スピーカー] ソニーSS-NA5ES、B&W PM1、アルベドHL2.2、フランコ・セルブリンAccordo
[試聴アンプ] アコースティックマスターピースAM201、オクターブV70SE、サン・オーディオSV2A3、SV2A3TSX、エアータイトATM300 TAKATSUKI Version、ウエスギU・BROS2011P+U・BROS2011M

●連載「マイ・フェイバリット・シングス」小原由夫
真空管ヘッドフォンアンプの表現力を聴く
 ハイインピーダンス/ローインピーダンス型の2つのヘッドフォンで、真空管を用いたヘッドフォンアンプを試聴し、その駆動力と表現力を探ります。
[試聴アンプ] キャロット・ワンERNESTOLO、ソフトンModel6、春日無線変圧器 KA10SH MKII、サウンドValveX/SE、山本音響工芸HA02、トライオードTRX-HD82、カノアー・オーディオTP10

●連載「Private Sturdy」角田郁雄
デザインとサウンド両面で魅惑するワンブランド・システム
 電源技術に長けた創業者による独創技術が盛り込まれるコード。プロ用レコーダー由来の精密設計が一貫するナグラ。デザイン、サウンド両面で優れた魅力を持つ2つのブランドのシステムを、ワンブランドで組み合わせて試聴します。

●4インチドライバーと組み合わせるコンパクトなウッドホーン登場
 山形のGIPラボラトリーが製作した、横幅約60cmで仕上げたウッドホーンが登場。励磁型3ウェイシステムを組んでバイアンプ駆動し、その魅力を探ります。

●自作派大集合
 自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、オーディオショップP&Cエレクトロニクス主催の自作パワーアンプ聴き比べイベントで入賞した3名の方にご登場いただきます。アンプは、WE349Aプッシュプル、6V6プッシュプル、6EM7シングルです。

●読者訪問 九州・福岡編
 ウェスタン・エレクトリックやロンドン・ウェスタンなどヴィンテージ・システムを愛好する九州の読者のリスニング・ルームを訪問します。

●2012冬の注目新製品試聴 テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
 この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は注目の大出力モノーラル機を始め、パワーアンプが充実です。

●管球王国・実践ラボラトリー
・Chapter1「録音エンジニア設計のパッシヴEQで作るアナログな音」今井年春×佐藤隆一
 録音エンジニアが“アナログな音作り”をポリシーに設計するハンドメイドのパッシヴ・イコライザーで、固定観念にとら
われない、音楽の大切な要素を追求する音質調整を実践します。
・Chapter2「音楽の鮮度を落とさない音量固定型トランス式アッテネーター」新 忠篤
ファインメット・コア採用アッテネータートランスを用いた、ミノムシクリップによる音量手動調整式アッテネーターボックスで、アナログカッティングルームそのままの、鮮度溢れる再生に挑戦します。

●音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット cafe&wine GRAUERS(東京・神保町)

●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎瀬田無線(東京・秋葉原) ◎アートクルー(福岡・福岡市) ◎ハイファイ堂福岡店(福岡・福岡市)
2,933円
【往年のアルテック大型スピーカー試聴】
――新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
ファンの多いアルテックのヴィンテージ大型スピーカーシステムを、いかにいい音で鳴らすか。アルテックやウェスタン・エレクトリックのパワーアンプと、現代パワーアンプで、マッチングの妙を徹底的に探ります。
[試聴スピーカーシステム]
アルテック612A Monitor、アルテック859A Valencia、アルテックMagnificent A7-500WI、アルテック820A Iconic
[試聴パワーアンプ]
●ヴィンテージ・アンプ=アルテック1568A、アルテック1569A、アルテック1570B、アルテック1520T、WE 124、WE 142、WE 143
●現代アンプ=エアータイトATM300 TAKATSUKI Version、クォードII-forty

【実験工房 単段シングルアンプによる直熱管2A3新旧17種の聴き比べ(後編)】
テスター=新 忠篤/篠田寛一、真空管解説=岡田 章
現行管4種とヴィンテージ管4種、計8本の2A3。現行管2種とヴィンテージ管5種、計7種の45。直熱3極管の2本立て聴き比べリポートをお届けします。45は2A3の姉妹球と目された出力管です。試聴には新 忠篤氏製作の単段シングル・パワーアンプを用います。
[試聴真空管]
2A3
●現行管=エレクトロ・ハーモニックス2A3EH-Gold、桂光2A3C、JJ 2A3-40、エミッションラボEML2A3M ●ヴィンテージ管=マルコニー2A3、マツダ2A3、タングソルJAN2A3、シルヴァニア2A3
45
●現行管=フルミュージック45/n、エミッションラボEML45M ●ヴィンテージ管=シルヴァニア45、シルバートーン45、ウォーズ・スーパー・エアライン45、RCA 45、RCA UX245

【出力管種別・最新アンプ徹底試聴】
300B/2A3/845/EL34/KT88の5種による真空管アンプの表現力
テスター=高津 修/篠田寛一
現代の真空管アンプを代表する5種出力管を用いたアンプ14モデルで、出力管の特徴がいかに引き出され、どのような音楽表現が聴けるか、試聴を通して探ります。
[試聴アンプ]
●300B=エアータイトATM300 TAKATSUKI Version、山本音響工芸A09S、ナグラ300i
●2A3=サンバレーSV2300SE、KTエレクトロニクスHK19
●845=サンバレーSV2(2010)、トライオードTRX-M845、フェーズメーションMA1
●EL34=ユニゾンリサーチS6、ウエスギU・BROS33MKII、オーディオ・ノートOverture
●KT88/6550=トライオードTRV88SER、ラックスマンMQ88u、オクターブRE280MKII

【Analog World】
カートリッジ各ブランドの最新代表モデルを聴く
――新 忠篤/篠田寛一
内外を代表するカートリッジ・ブランドの最新/代表モデルを管球式アンプで試聴し、魅力を徹底紹介します。
[試聴カートリッジ]
オーディオテクニカAT-OC9/III、アキュフェーズAC5、フェーズテックP1G、ベンツマイクロRuby Z、マイソニックEminent GL、オーディオノートIO-M、オルトフォンXpression

【マイ・ハンディクラフト】
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。
小林 昭◎46/VT63プッシュプルモノーラルパワーアンプK46の製作
家庭用から軍用、業務用まで幅広く用いられた46/VT63の持ち味を活かすため、負荷分割型位相反転回路を採用し、オールST管、メイドインUS球で統一して組んだパワーアンプ。出力管の自然で優しい音を引き出します。
大西正隆◎KT88プッシュプル・ステレオパワーアンプHK20
初段と直結されたムラード型位相反転段とマルチ・ローカルNFBを採用する出力段で組む、EL34、6L6GCなどの多極管に差し替え可能なKT88プッシュプル・パワーアンプ。基本となるKT88ではダンピングの効いた低域が魅力です。

【「先端スピーカーを探訪する」傅 信幸】
設計者の思いと技術が注ぎ込まれた現代スピーカーを代表する2機種を真空管アンプはいかに鳴らすのか、じっくりと試聴してリポートします。
[試聴スピーカー] マジコQ3、フォーカルSTELLA EUTOPIA EM
[試聴アンプ] オクターブHP500SE+RE130、フェーズメーションCM1000+MA1

◆連載「マイ・フェイバリット・シングス」小原由夫
直熱管アンプに通じる新進の半導体アンプ
直熱管アンプに通じる透明な音を求めて、独創性溢れる新進ブランドのソリッドステート型アンプ、D級アンプの個性を聴きます。
[試聴アンプ]
ソウルノートsa4.0B、エヌモードX-PM10、ファーストワットJ2、オーディオデザインDCP-EF105(ATT)+オーディオデザインDCPW100、スペックRSA-F1

◆連載「Private Sturdy」角田郁雄
アナログ&デジタルの両方に応用できる再生系システムの音質向上テクニック
不要振動を排除するラックの設計やアースの一点集中、クリーン電源の活用など、筆者が実践する、アナログとデジタルのいずれにも応用できる再生系システムの音質向上テクニックを紹介します。

◆20cmウーファー+ドライバーの2ウェイ励磁型スピーカーシステム登場
山形のGIPラボラトリーが製作した、20cmウーファーと2.54cmコンプレッションドライバー+ホーンを組み合わせた2ウェイ励磁型スピーカーシステムを試聴します。

◆自作派大集合・特別編
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は、富山県にお住まいのクラフトファンのリスニングルームを訪ね、ご自身が製作された300Bシングルアンプと、同じオーディオクラブで自作を楽しまれる経験豊かなご友人の300Bプッシュプルアンプを紹介します。

◆P&Cサウンドバトルリポート
ヴィンテージ・ショップP&Cエレクトロニクスが主催し、腕に覚えのあるクラフトファンが集まった「自作管球アンプ鳴き比べ大会」の模様をリポートします。

◆源流から辿る女性ヴォーカルの愉しみ
金子 秀/峰松 啓/新 忠篤
クラシック音楽への深い造詣の一方でポップ音楽に愛情を注ぐ3氏が、ドリス・デイ、ジョー・スタッフォード、ローズマリー・クルーニーなど女性ヴォーカルの魅力を、ポップ音楽の源流を辿りながら語ります。

◆2011秋の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号数多くのスピーカーシステムや注目の管球式アンプなど幅広いジャンルの新製品が満載です。

◆管球王国・実践ラボラトリー
「ヴィンテージ復刻オイルコンの濃厚な味わいのある音」新 忠篤
1960年代のWest Capオイルコンデンサーを超える復刻を目指したオイルコンデンサーを、WE205Fシングルアンプのカップリング用に実際に用い、その魅力をリポートします。

◆◆音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット
bar dAZE(東京・神宮前)

◆真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎ムジカマーニ(埼玉・越谷市)◎サウンドハイツ(千葉・市原市)
2,933円
◆タンノイMonitor Gold 15”と
Vintage Ampのベスト組合せ
新旧の名スピーカー+ヴィンテージのベストサウンドを探る
――新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

鳴らす手応えのある新旧の大型スピーカーにヴィンテージ・アンプを組み合わせ「こんな音で鳴るのか!」と目から鱗が落ちるような美味しい鳴り方を探ります。

[試聴スピーカーシステム]
JBL Project EVEREST DD66000、タンノイCorner York(15インチ・モニターゴールド入り)、クォードESL 2905

[試聴パワーアンプ]
アルテック1569A、アルテック1570B、アルテック1520T、WE 124、WE 142C、WE 143C、WE118A


◆実験工房 単段シングルアンプによる
直熱管2A3新旧17種の聴き比べ(前編)
テスター=新 忠篤/篠田寛一、真空管解説=岡田 章

現行管とヴィンテージ管計17種の直熱3極管2A3を聴き比べ、音質をリポートします。試聴には新 忠篤氏製作の単段シングル・パワーアンプを用い、CDプレーヤーと直結して理想的な条件で真空管の音質差を聴き取ります。前編の今号は、現行管7種と、ヴィンテージ管のオリジナルRCA製、計8種です。

[試聴真空管]
●現行管=ソヴテック2A3、桂光2A3B、クラシック・チャイナ2A3B、ナショナル・エレクトロニクス2A3、トローナル2A3、ゴールデンドラゴン2A3Premium、KR 2A3 ●ヴィンテージ管=RCA 2A3(H型プレート)


◆ウェスタン・エレクトリック・システムを意のままに使いこなす達人
青木英男氏のノウハウの全貌を明かす
――新 忠篤

電解コンデンサーを追放した多段の電源回路を構成するなど独創的なアプローチでウェスタン・エレクトリック(WE)システムを意のままに使いこなす、オーディオの百科事典を思わせるエンジニア、青木英男氏のご自宅を訪問します。無数のパーツに囲まれ、ヴィンテージ・システムとデジタルソースを自在に堪能される様子は圧巻です。


◆「ガラード301」導入記+メインテナンス法
――篠田寛一

未使用未開封の箱入りで入手した希少なガラード301にメインテナンスを施し、ベストとのトーンアームと特注製作したキャビネットを組み合わせ、いつか手にしたいと願った理想のアナログプレーヤーシステムを組み上げた篠田寛一氏。ガラードに精通するプロフェッショナルによるメインテナンスの詳細手順とともに、導入のいきさつをお届けします。


◆欧州ミドルクラス・スピーカー13モデル試聴
テスター=高津 修/篠田寛一

ペア30万~60万円台の、中核ゾーンといえる欧州ブランドのスピーカーシステムを管球式アンプで試聴し、作り手の意思やローカルカラーなど、それぞれの個性を試聴を通して探ります。

[試聴スピーカーシステム]
KEF XQ30、ハーベスHL Compact7 ES3、B&W CM9、フォーカルChorus 826E、エラックFS247SE、スペンドールSP1/2R、ライドーX Monitor、モニターオーディオPlatinum PL100、ALRジョーダンNOTE 5i、タンノイDC8 T、ATC SCM40、リンMAJIK ISOBARIK、ソナス・ファベールLiuto


◆Vintage Analogue
トーンアームとカートリッジの相性・徹底検証
――新 忠篤/篠田寛一/箕口勝善

ダイナミックバランス型/スタティックバランス型のトーンアームと、MC型/MM型のハイコンプライアンス・タイプ/ローコンプライアンス・タイプのカートリッジの組合せを変えながら、従来から唱えられてきたマッチングのセオリーが本当に正しいのか、試聴を通して徹底検証します。

[試聴トーンアーム]
●ダイナミックバランス型=オルトフォンRS309D●スタティックバランス型=SME 3012 SeriesII、オルトフォンAS309S

[試聴カートリッジ]
●MC型=オルトフォンSPU-GT、オルトフォンXpression●MM型=ADC ZLM、シュアーV15 TypeIII


◆リーズナブルで音の良いレコード再生+SPレコード再生の楽しみ
1万円以下のMMカートリッジ×7モデル/SP専用カートリッジ×3モデル 試聴と実践法
――新 忠篤/佐藤隆一

手に入れやすい価格の装置でもアナログレコードから驚くほど良い音が引き出せ、モノーラルLPやSPレコード再生も追求すれば、未知の音楽を聴く愉しみが広がります。78回転に対応する現行アナログプレーヤーを始めとする身近なシステムに新 忠篤氏設計のモノーラル専用フォノイコライザーも加えて試聴し、カートリッジの音質と実践のヒントをお届けします。

[試聴カートリッジ]
●ステレオカートリッジ=シュアーM44G、スタントン500.V3、オーディオテクニカAT10G、オルトフォンOM Pro、ナガオカMP110、グラドPrestige Green 1、ゴールドリングELAN●SP専用カートリッジ=オルトフォンOM 78、ナガオカMP11J/SP、シュアーM78S


◆マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

是枝重治◎6AR6(タングソル)シングル・ステレオパワーアンプKSM61
ウェスタン・エレクトリックが原設計の増幅管6AR6。目にする機会の減った本物のアメリカ球を使ったカソードフォロアー直結シングルアンプです。自然な信号径路を追求し、小型アンプながら力感のある音を実現します。

新 忠篤◎クロスオーバー・ネットワークAN1
WE、アルテック、JBLなどのスピーカーユニットに照準を合わせた3ウェイ・ネットワーク。ファインメット・コアのトランス式アッテネーターとチョークを搭載し、明瞭度が高く彫りの深い音の表情を引き出します。


◆連載「真空管アンプを再び探訪する」傅 信幸
設計者の顔が見える内外ブランドのミドルクラス・アンプ

製品の向こうに設計者の顔が見えるようなオリジナリティを感じさせるミドルクラス管球式アンプ8システムを、インテグレーテッドとセパレートを交えて試聴します。

[試聴アンプ]
ユニゾンリサーチS6、クォードQUADII forty、オーディオ・ノートOverture、トライオードTRX1+TRX-P6L、ラックスマンCL38u+MQ88u、エアータイトATC1+ATM2、ウエスギU・BROS28+U・BROS33MKII、オクターブHP300MKII+RE290


◆連載「マイ・フェイバリット・シングス」小原由夫
バッテリー駆動フォノイコライザー5モデル試聴

バッテリーによるクリーンな電源を活かしたフォノイコライザーならではの、見通しがよく繊細な情報を高密度に展開するLPレコード再生の魅力を探ります。

[試聴フォノイコライザー]
ハイフォニックHA-EQ1、ミュージカル・サラウンディングNova Phonomena、デンセンDP4 Drive、トライゴンAdvance、ナグラBPS


◆連載「Private Sturdy」角田郁雄
手持ちのD/Aコンバーターを活かしてデジタル・ファイルを高音質再生

CDから最高のパフォーマンスが得られるよう回路技術を追求した単体D/Aコンバーター。手持ちのDACを活かしてD/Dコンバーターを組み合わせ、PCやiPad/iPod/iPhoneのデジタル・ファイルミュージックの高音質再生を実践します。

[試聴モデル]
コードQBD76、ワディア521、プレイバックデザインズMPS5、エイプリルミュージックStello U3、ケンブリッジオーディオiD100、ワディア171 iTransport


◆真鍮製ホーン搭載励磁型スピーカーをマルチアンプシステムで鳴らす
山形のGIPラボラトリーが製作した真鍮製の鋳物ホーンを同社製4インチ/2インチのコンプレッション・ドライバーを組み合わせて組んだ2ウェイ/3ウェイシステムを試聴し、デジタル・チャンネルデヴァイダー、アキュフェーズDF55を用いたマルチ駆動も実践します。


◆自作派大集合
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は定電圧、定電流回路を採用する入念な設計の直熱3極管50シングルアンプ、初期LPレコードやSPレコードに対応するフォノイコライザー・プリアンプを製作されたおふたりが登場します。


◆本物を嗜好する趣味人が選んだ「旧くて新しい」コンソール・スタイル
ホームシアターショップ「カデンツァ」が重厚な木製家具に真空管アンプと英国製スピーカーを収めた一体型コンソールを導入した、感度に富んだオーディオファイルを訪問します。デッカ・デコラを彷彿させる家具としての風格を湛えリビングルームに据えられたコンソール・システムは、室内空間とオーディオの和合というテーマに対する「旧くて新しい」回答です。


◆真空管アンプ ブランド・ストーリー
=オーディオ・ノート
銀線の採用などオリジナリティに満ちた管球式アンプで知られるオーディオ・ノート。初の多極管アンプや弩級アナログプレーヤーなど、伝統を踏まえながら体制も新たに精力的な開発を続ける同社の理想の音、物作りのポリシーと、最新コンポーネントの魅力を探ります。


◆2011夏の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/角田郁雄
この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号はブランドの顔となるフラッグシップ・モデル、新採用の出力管に取り組んだモデル、伝統ブランドの意欲作など、注目パワーアンプが目白押しです。


◆管球王国・実践ラボラトリー
「トランスによる絶対位相の反転」佐藤隆一
絶対位相の重要性に着目し、トランスで正相/逆相を反転することによって、自然な空間描写など音楽が持つ本来の情報の再現を試みます。


◆音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット
Vintage sound cafe SPHINX(栃木・宇都宮市)


◆真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎クサカベ(東京・八王子市)◎シュガーレコーズ(東京・武蔵野市)

2,933円
●“トーキー”黎明期の映画を当時のWEサウンドシステムで視聴する
――新 忠篤/上杉尚祺/土井雄三/堀切日出晴
1920年代後半にスタートした“トーキー”黎明期の映画を当時のウェスタン・エレクトリック(WE)サウンドシステムでAV再生し、そのサウンドと映像の魅力を語り合う記念号企画です。ヴァイタフォン方式による『ジャズ・シンガー』や光学録音のフランス映画『巴里の屋根の下』、小津安二郎の初トーキー映画『一人息子』などをDVD、BDで視聴し、トーキー黎明期の映画作品の音と映像が持つ存在感と説得力を体感します。
[試聴システム]
WE 15B Horn System、WE 41+42+43、エアーDX5、エプソンEH-TW4500、スチュワート120インチ・サウンドスクリーンほか
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●FM放送の制作現場を訪ねる――TOKYO FM
40年以上の歴史を持つFM局、TOKYO FMのスタジオとコントロールルームを訪ね、デジタル化、マルチメディア化、さらにインターネット配信が進むラジオ放送の最新の制作現場と音作りの裏側をリポートします。
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●読者訪問「オートグラフとハーツフィールド――対照的な個性の両雄を愛でる」
タンノイとJBL、名門ブランドの頂点に立つ2つのヴィンテージ・スピーカーの際立った個性を、アナログレコードの再生を中心に楽しむ読者のリスニングルームを訪ねます。
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●実験工房 魅惑の12~17cm口径キット・スピーカー9モデル試聴
テスター=新 忠篤/篠田寛一
12cmから17cm口径のフルレンジおよびウーファーを用い、ユニットやエンクロージュアの組合せを変えて愉しむこともできるキット・スピーカー9モデルを試聴します。ユニットのクォリティの高さやスピーカーシステムとしての仕上がりの良さがもたらす音の魅力を探ります。
[試聴スピーカー]
サンバレー・樽オーラトーン、サンバレーmini825、YSCオーディオMONITOR ZERO、横浜ベイサイドネット・プラモキット5、フォステクスFE166En+BK166En/FF165WK+フォステクス推奨箱、ヒューガーRAW-S、パークオーディオDCU-C171PP+DCK171C/DCU-C171W+DCK171C
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●管球式アンプ・ブランドの価値を知る
テスター=高津 修/篠田寛一
老舗から新進メーカーまで、厳選した真空管アンプ・ブランドの回路設計や製作手法、音にいたるまで、他にはない魅力の源泉を試聴を通して解き明かします。
[試聴アンプ]
エアータイトATC1+ATM2、オーディオ・ノートG70+SOUGA、ラックスマンCL38u+MQ88u、オクターブHP500SE+MRE130、フェーズメーションCM1000+MA1、クォードIIClassic Integrated、レイミョーCAT777MKII+PAT777、サン・オーディオSVC1000+SV300BSM、サンバレーSV310III+SV91BIII、トライオードTRX1+TRX-P6L、ユニゾンリサーチS6、山本音響工芸AT03-1A+A09S
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●2011春の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄
(コメント)
この春に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は管球式インテグレーテッドアンプやパッシヴ・アッテネーターの注目モデルが登場します。
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●「真空管アンプを再び探訪する」傅 信幸
ナグラとフェーズメーション
(コメント)
最先端の技術者集団として培ったテクノロジーと物作りのノウハウをオーディオに注ぎ込み真空管アンプとして結実させるブランド、日本のフェーズメーションとスイスのナグラに焦点を当て、最新モデルの魅力を試聴を通して探ります。
[試聴アンプ]
ナグラ300i、フェーズメーションCM1000+MA1
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●連載「Private Sturdy」角田郁雄
クォードESL2805の高分解能サウンドを引き出すセッティング術
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●愛用のスピーカーから目指す音を引き出すための筆者独自のテクニックを解説しながら、管球式アンプとの組合せやクリーン電源の活用を実践、変貌する音の魅力をリポートします。
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●連載「マイ・フェイバリット・シングス」小原由夫
モノ・カートリッジ9機種によるショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲
現行モノーラル専用カートリッジから注目モデルを厳選。ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲の悲壮な曲調をいかに再生できるか、モノーラルLP再生の奥深さに迫ります。
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●真空管アンプ ブランド・ストーリー
=エアータイト
海外でも知名度の高い真空管アンプ・ブランド、エアータイト。「趣味のための、良い物作り」に徹するその魅力を、インタビューと工場訪問、代表モデルの試聴を通して探ります。
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●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

新 忠篤◎6BQ5プッシュプル・パワーアンプAK2
大型ファインメット出力トランスを採用。UL/3結切替えと2段階のNFB調整が可能な6BQ5プッシュプルアンプ。電流帰還が活きた、直熱管アンプのような清澄な音色に、プッシュプルならではの躍動感が加わります。

大西正隆◎STAXヘッドフォン端子付2A3プッシュプル・ステレオパワーアンプHK19
スタックスのヘッドフォン出力端子を装備しスピーカーシステムと切り替えて聴ける2A3プッシュプルアンプ。直熱3極管2A3の柔らかさに精緻なトーンが加わった音、爽快なコンデンサー型ヘッドフォンの音が、1台で愉しめます。
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●「ウェスタンからGIPスピーカーへ5年間の変遷」新 忠篤
本誌レギュラー筆者である新 忠篤氏が、WEを忠実に復刻したGIPラボラトリー製スピーカーの導入を振り返りながら、最新のデジタル・チャンネル・ディバイダーDF55によるマルチ駆動を実践、スピーカーシステムと向き合い音を作り上げる愉しさをリポートします。
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●「ヴィンテージ・デジタル・オーディオ」上野春秋
D/AコンバーターLSIの進化と、それらを用いて今なお愛されるCDプレーヤーの名機の魅力を、現場を知り尽くした設計者がひもときます。
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●復刻ヴィンテージを追求するオーディオショップ「サウンドベース555」
復刻したヴィンテージ・ユニットと、その組合せの妙を提案するオーディオショップを訪ね、魅力を紹介します。
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●自作派大集合 特別篇
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方を伺う連載企画です。今号は特別篇として、自作ネットワークで組んだスピーカーシステムをお使いの読者の自宅を訪ね、最新のデジタル・チャンネル・ディバイダー、アキュフェーズDF55を活かしたマルチ駆動を実践します。
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●管球王国・実践ラボラトリー
「ケーブルやパーツの方向性と音色を確認できるクリップ付きケーブル」佐藤隆一
ミノ虫クリップを用いた、ケーブルやパーツを挟み込んで方向性や音質をチェックできるケーブルの使用法を紹介します。
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●新 忠篤氏制作によるSPレコード名盤の「ガラスCD」登場
セーラー万年筆が創立100周年記念を期し、DSDレコーディングで知られるN&Fとの提携で発売する高品位ハード・ガラスCD。SPレコード盤復刻コレクションとして新 忠篤氏が監修した5枚の製作プロセスとディスク概要を紹介します。
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●音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット Ralph&Sunny(東京・神保町)
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●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎ホーム商会(東京・目黒区)◎ホールトーンシティ横浜(神奈川・横浜市)
2,933円
●実験工房 直熱3極管300B=ウェスタン・エレクトリック年代別から現行管まで22種聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一
製造年代の異なるウェスタン・エレクトリックの5種を含むヴィンテージ管7種、現行管15種を聴き比べます。
[試聴真空管]
◆現行管=エレクトロ・ハーモニックス300BEH Gold、サンバレーPrime 300B Ver.4、クラシック・チャイナ300B、トライオードVintage 300B、JJ 300B、クラシック・チャイナ300BC、オーディオスペース300B-G、ゴールデンドラゴン300B SUPER、ゴールデンドラゴン4-300BC、フルミュージック300B/c、KR KR300B、エミッション・ラボ300B-XLS、KR KR842VHD、フルミュージック300B/SE、高槻電器工業TA300B
◆ヴィンテージ管=セトロン300B、STC 4300A、ウェスタン・エレクトリック(WE)300B[98年製]、WE 300B[81年製]、WE 300B[米国軍用、57年製]、WE 300B[55年製]、WE 300B[刻印、1940年代]

●Vintage Analogue
SME 3009/3012=歴代トーンアームの音質比較
海老澤 徹/新 忠篤/箕口勝善
50年代末にオリジナルモデルが登場した名トーンアームSME。歴代の代表モデルを聴き比べ、音質をリポートします。
[試聴システム]
SME 3009 original、SME 3009 SeriesII、SME 3009/S2 Improved、SME 3009R、SME 3012 SeriesII、SME M2-12R

●Western Electric #6typeスピーカーシステム聴き比べ
新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
1936年に登場したウェスタン・エレクトリック#6システムは、TA7331バッフル+13インチウーファーTA4171、22Aホーン+555 レシーバーの2ウェイ。ウーファーにTA4151Aを用い、597Aトゥイーターを加えた3ウェイで、22AホーンとTA7331バッフルのオリジナルモデル、レプリカモデルの音質を聴き比べます。

●タイプ別・スピーカーの真価を管球式アンプで引き出す
テスター=高津 修/篠田寛一
同軸型/ホーン型/平面型/小型モニター、4タイプの注目スピーカーの音が管球式アンプとの組合せでいかに変貌するか、設計ならではの音を引き出す組合せの妙はあるかを、試聴で徹底的に探ります。
[試聴スピーカー]
◆同軸型=タンノイSterling/SE、ムジークエレクトロニク・ガイザインME100 ◆ホーン型=JBL 4365、GIPラボラトリーGIP5005 SYSTEM ◆平面型=マグネパンMG1.7、クォードQUAD ESL2805 ◆小型モニター=ATC SCM19、B&W 805 Diamond
[試聴アンプ]
サンバレーSV2(2007)、エアータイトATM1S、P&C 45PushPull Stereo MK1、山本音響工芸A09S、クォード IIforty、EAR EAR534、マッキントッシュMC2102、オクターブRE280MKII、エアータイトATM211

●2011冬の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/篠田寛一/高津 修/角田郁雄
この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は管球式インテグレーテッドアンプ、パワーアンプ注目モデルが続々登場です。

●真空管アンプを再び探訪する
傅 信幸
日頃、最新のソリッドステートアンプでB&W Nautilusをマルチアンプ駆動する評論家の傅 信幸氏が、管球式アンプの現在の姿の探求と今日的な発見を求め、管球式インテグレーテッドアンプ6モデルを試聴します。
[試聴アンプ]
アコースティックマスターピースAM201、ラックスマンSQ38u、EAR EAR869 Black、オクターブV70SE、ユニゾンリサーチP70、クォードQUADII Classic Integrated

●新連載「Private Sturdy」角田郁雄バランス伝送によるアナログレコード再生を検証
外来ノイズに強いバランス伝送に対応するフォノイコライザー4モデルを試聴。その効果を実感します。

●連載「マイ・フェイバリット・シングス」第11回 小原由夫
最善の『至上の愛』を求めLP、SACD、デジタルファイルを検証
LPレコード、SACD、96kHz/24ビットのハイレゾファイルを、それぞれ2系統のシステムで聴き、ジョン・コルトレーン『至上の愛』の最良の再生を探ります。

●新・管球アンプキットを「組む」愉しみ
サン・オーディオSV2A3EPX
テスター=高津 修
クラフト初心者でも取り組め、管球式アンプの魅力の奥深さを味わう格好の入口となるキットアンプの製作リポートです。設計コンセプトも優れたキットアンプを厳選し、編集部による組立てプロセスをじっくりとご紹介しクラフトの楽しさと勘所をお伝えします。今号は、タムラ製作所製特注トランス搭載で知られるキットアンプの老舗サン・オーディオから新登場の2A3シングル・モノーラルアンプです。

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者であり熟達した設計者による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を紹介します。
是枝重治◎5933プッシュプル・パワーアンプKSM59
送信機やカッティング設備に使われたトッププレート球807の高信頼管5933のプッシュプルアンプ。プリミティヴな積分補正型回路で優れた中高域の歪率を得て、色彩感豊かで彫りの深い再生を実現します。

●クリフォード・ブラウン&マーキュリー・レーベルの“発掘”プロセスと音の魅力
児山紀芳×常盤 清
80年代に、高音質のデジタル・トランスファーによって黄金期ジャズの未発表音源リリース、コンプリート盤発売と、目覚ましいアーカイヴワークを手掛けたジャズ評論家の児山紀芳氏、エンジニアの常盤 清氏が、音源を再生しながら、“発掘”プロセスとマーキュリー・レーベルの音の魅力を語ります。

●日常を彩るヴィンテージ=オーディオショップ「サウンドクリエイト」
山本浩司
厳選したヴィンテージユニットでオリジナルのスピーカーシステムを組み、最新の再生装置とも組み合わせる。本格派にも手応えがあり生活空間にも溶け込む、ヴィンテージシステムとの新しい付き合い方に焦点を当てます。

●自作派大集合 第54回
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方を伺います。連載です。今号は直熱3極管PX4を用いたオール英国管シングルアンプ、20台以上の自作キャリアが活きた送信管801Aシングルアンプを製作したお2人の登場です。

●管球王国インタビュー「EAR代表 ティム・デ・パラヴィッチーニ」

●管球王国・実践ラボラトリー「SPレコードのDSDファイルをSACDプレーヤーで聴く」新 忠篤
DSDフォーマットによる高音質のデジタルファイルをDVD-Rに収録し、特定のSACDプレーヤーで聴く愉しみの提案です。

●音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット the Foxhole(東京・武蔵野市)

●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート◎アムトランス(東京・秋葉原)◎ウエスタンラボ(埼玉・所沢市)

商品情報・内容

■ オーディオの原点・徹底探求!最新の真空管アンプとウェスタンエレクトリックなど、ヴィンテージ・オーディオの音を聴いて魅力を探求!

オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!

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