目次
〈座談会〉二極分化が進む出版界の危機的現実
清田義昭×松田哲夫×篠田博之
◇『進撃の巨人』で講談社18年ぶりの晴れ間 丸山昇
◇新本社ビル着工で新たな時代に挑む小学館 久保隆志
◇集英社を牽引する「ジャンプ」ブランド 編集部
◇「本格的な春はまだ」新潮社の新たな試み 長岡義幸
◇ミリオン続出!文藝春秋が試みたこと 編集部
◇アンアン“週刊誌力”とマガジンハウス 編集部
◇堅調!光文社を支える女性誌部門の好調 編集部
スクープ!「黒バス」脅迫事件第3弾
◆「黒子のバスケ」脅迫犯が私に語った衝撃の真相 篠田博之
本人はこの事件を「下流犯罪」と呼び、驚くべき決意を話し出した
◆「はだしのゲン」問題は東京にも飛び火していた 永田浩三
◆マスコミタブー皇室篇 第4回 講談社への街宣攻撃 篠田博之
講談社を右翼団体が猛攻撃した85年の1年前、一枚の写真が掲載された
永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談 第49回 怪しいお金なんて知らない 永六輔 矢崎泰久
<巻頭グラビア>
アマノミクス 中国の月面着陸はスタジオ撮影だった/他 マッド・アマノ
東京Street! 師走の東京 篝一光
今月のカラクリ雑誌 こうきたか! まさに荒技の付録DVD 今柊二
このすばらしき、ろくでもないCMプランナー 電信柱の陰から 福里真一
柳美里 「今日のできごと」 第47回 ストックホルムにて(2)
<連載コラム>
言論の覚悟 「ヘイトスピ―チとの闘い」 鈴木邦男
ナショナリズムという病理 「金日成・金正日主義の形成と張成沢の処刑」 佐藤優
朝日新聞を叱る 第6回 特別篇 朝日新聞についての対話
タレント文化人 筆刀両断 「池田大作」 佐高信
「こころの時代」解体新書 2014年大予想─クローズアップされる「生と死」 香山リカ
極私的メディア論 メディアはどう対峙すべきか 森達也
ドキュメント雨宮☆革命 「生活保護法改正と釜ヶ崎への旅」 雨宮処凛
月刊『壊』 「張成沢氏粛清」 大川豊
バカ裁判傍聴記 「被告人の性癖を切り裂いた裁判官の質問」 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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