《特集1》深刻不況! 出版界の現実
●〈座談会〉「出版」に未来はあるのか 佐野眞一×植田康夫×清田義昭
■出版界苦境脱出の様々な試み
●出版社まかせから作家が脱却する道 大沢在昌
●新レンタル制が出版の可能性を広げる 三田誠広
●電子出版「今回は本命」の3つの根拠 松田哲夫
〈書店座談会〉書店の活性化なくして出版不況克服はない
茶木則雄×三浦健×鈴木隆×塚本忍
《特集2》出版社の徹底研究
●100周年へ向けた講談社の刷新大作戦 丸山昇
●小学館が進める「社内改革」中間報告 岩本太郎
●集英社『少年ジャンプ』米進出のその後 小池正春
●『バカの壁』大ヒットでも新潮社の苦悩 長岡義幸
●前年の反動?文藝春秋の“書高雑低” 久保隆志
●背水の陣マガジンハウスの大型誌創刊 荒井香織
●〈座談会〉自衛隊イラク派遣報道とメディアの迷走
桂敬一×野中章弘×綿井健陽
●イラクに乗り込んだメディア各社の取材体制 安田純平
●私の「わが家」――祖国・日本と母への思い 柴田燦(「よど号」の娘)
●新連載/おい、ブッシュ・小泉、いい加減にせんかい!
マッド・アマノ
<NEWS EYES>
●武井会長逮捕・盗聴自白……急転回した武富士との闘い
●本誌が2カ月前に報じた「宅間守死刑囚獄中結婚」のその後
●松文館裁判20年ぶりのワイセツ論争に裁判所が下した判決
●広河隆一さんが『DAYS JAPAN』を創刊する理由
●中国集団買春で国際指名手配された3人の社内での評価
創(つくる)の内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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2024年6月号 (2024年05月07日発売)
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