目次
◆《座談会》変貌する出版界の雑誌の苦境と新書ブーム
植田康夫×清田義昭×松田哲夫
◆『週刊現代』『キング』など試行錯誤が続く
”巨艦”講談社が模索する”活路”とは 丸山昇
◆ 『週刊ポスト』の苦戦など部門ごとに明暗が…
『CanCam』躍進小学館の次の課題 久保隆志
◆海外含めた版権事業などジャンプブランドは強力…
集英社の追い風、マンガ版権事業の拡大 服部みゆき
◆『国家の品格』が220万部越で年間ベスト1に…
絶好調「新潮新書」と新潮社の3本柱 長岡義幸
◆映画の影響で『手紙』が一気にミリオンセラーに…
文庫が大売れ文芸春秋の「書高雑低」 七瀬恭一郎
◆雑誌部門へのテコ入れが功を奏してか…
マガジンハウス9年ぶりの増収増益 久保友美子
◆「デジタルコミック協議会」設立をめぐる背景…
出版界で進むデジタル化の現状 服部みゆき
◆突然の退社劇を経て岸田一郎元編集長が新会社設立…
『LEON』元編集長が『zino』創刊に至る全経緯 長岡義幸
◆「さる高貴なご一家」は封印され劇団は三度の謝罪…
『週刊新潮』が叩いた皇室寸劇右翼の抗議で封印に至る顚末 篠田博之
◆「サンプロ」自主規制に田原総一郎が爆弾発言…
同和行政をめぐるタブーと解放同盟VSメディアの攻防 本誌編集部
◆イトマン事件で名をはせたフィクサーの行方…
”闇の世界の男”許永中が出所・帰国という仰天情報 尾塚野 形
◆北九州市内の小学校の校長が死を選んだ背景は
校長を自殺に追い込んだのはマスコミの「いじめ隠し」報道か 浅野健一
◆連載:ナショナリズムという病理「官僚による官僚批判の意味」 佐藤優
<連載コラム>
◆タレント文化人 筆刀両断!―みのもんた 佐高信
◆言論の覚悟 小日本主義 鈴木邦男
◆「こころの時代」解体新書―日本人は“劣化”しているのか!? 香山リカ
◆極私的メディア論―地デジの読み方 森達也
◆「非国民」のすすめ―教育基本法“改正” 斎藤貴男
◆新世紀オタク清談―代アニの経営危機 唐沢俊一・岡田斗司夫(87.4キロ)
◆ニッポン欲望列島―ある名脇役の人生 本橋信宏
◆大川総裁の月刊『壊』―臓器売買騒動の病院へ行った 大川豊
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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