目次
◆〈座談会〉……清田義昭×松田哲夫×篠田博之
深刻不況の出版界をめぐる大きな動き
◆『転生したらスライムだった件』『はたらく細胞』大ヒット!
講談社が進める「紙もデジタルも」
◆児童向けの出版で次々と独自の展開
小学館『コナン』『学習まんが』好調
◆「マンガ王国」めぐる新しい動き
集英社のコミック・女性誌・書籍……道田陽一
◆『新潮45』休刊など〝厳冬〟は続くが明るい話題も
新潮社『大家さんと僕』大ヒット……長岡義幸
◆『週刊文春』は一つの局となり、デジタルや書籍出版も
文藝春秋『週刊文春』とデジタル
◆『君たちはどう生きるか』で大躍進
マガジンハウスが進めるデジタル化
◆創刊60周年の『女性自身』が健闘
光文社の週刊誌と女性誌の行方
◇三田佳子さんの次男の薬物事件報告(3)
高橋祐也君の執行猶予付有罪判決の投げた波紋……篠田博之
◇相模原障碍者殺傷事件の真相解明は…
植松聖被告が獄中で書いた小説
◇玉城沖縄県知事の訪米同行取材報告
辺野古基地建設をめぐる安倍政権と沖縄の闘い……横田 一
〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 講談社社屋の垂れ幕に見るマンガ界の変容
月刊 嘲笑の時代 イノシシ・ゴーン/他……マッド・アマノ
今月のカラクリ雑誌 テクノロジーとふだん食べているもの……今柊二
〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【百田尚樹】……佐高信
言論の覚悟 【三島関連のイベントにたくさん出た】……鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 【秋篠宮誕生日会見発言に思う】……香山リカ
極私的メディア論 【『共犯者たち』とメディア】……森達也
ナショナリズムという病理 【ブエノスアイレス日露首脳会談】……佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 【どんどん出てくる医学部入試の女子問題と「#MeToo」】……雨宮処凛
What`s Going On? 【1111原発ゼロ☆国会前集会】……加藤梅造
大川総裁の月刊『壊』【移民問題を考える】……大川豊
バカ裁判傍聴記 【弁護人だけが来てない】……阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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