• 雑誌:創(つくる)
  • 出版社:創出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日
  • 参考価格:[紙版]770円 [デジタル版]700円
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創(つくる) 2019年8月号 (発売日2019年07月08日)

創出版
【特集】川崎・練馬事件の衝撃 
死を覚悟しての犯罪にどう対処するか

◆引きこもりは若者問題といった括り方の誤りも浮き彫りに
 事件の連鎖と引きこもりへの誤解……斎藤 環

◆「家族会」広...

創(つくる) 2019年8月号 (発売日2019年07月08日)

創出版
【特集】川崎・練馬事件の衝撃 
死を覚悟しての犯罪にどう対処するか

◆引きこもりは若者問題といった括り方の誤りも浮き彫りに
 事件の連鎖と引きこもりへの誤解……斎藤 環

◆「家族会」広...

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目次

【特集】川崎・練馬事件の衝撃 
死を覚悟しての犯罪にどう対処するか

◆引きこもりは若者問題といった括り方の誤りも浮き彫りに
 事件の連鎖と引きこもりへの誤解……斎藤 環

◆「家族会」広報担当理事が行政の対応の遅れと誤りを批判
 川崎殺傷事件と引きこもりへの偏見……池上正樹


【特集】相模原障害者殺傷事件3年

◆植松被告に一問一答
 植松聖被告がつづったこの3年間

◆[座談会]やまゆり園など施設の実態は
 相模原事件で語られない施設の現実……井上英夫×渡辺一史×佐久間修


【特集】映画『主戦場』めぐる攻防 
上映中止を求め提訴に至った経緯

◆NY在住のドキュメンタリー映画監督が語る
 米国から見た『主戦場』と慰安婦問題……想田和弘

◆[対談]『主戦場』めぐる応酬で気になることは
 ドキュメンタリーは野蛮だと認識を……森達也×綿井健陽


◇警察署の面会室で本人と話した内容は…
 元体操五輪・岡崎聡子さん薬物逮捕と治療への決意……篠田博之

◇性暴力被害者の特別手記
 生き延びた私に、新しい社会を見せて……池田鮎美

◇寝屋川事件の控訴取り下げ無効の申し立てはどうなる
 山田元被告の死刑めぐる異例展開……篠田博之


〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 『主戦場』めぐる応酬、法廷での対決へ
月刊 嘲笑の時代 「不沈空母」迷言元総理の沈思黙考……マッド・アマノ
今月のカラクリ雑誌 『小学一年生』の付録がスゴかった……今柊二
強行採決から2年! なおも訴え続ける「共謀罪廃止!」

〈NEWS EYE〉
ビートたけし離婚騒動で『週刊新潮』と全面対決!?
吉本興業などの「闇営業」テレビへの激震の行方は…

〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【加瀬英明】……佐高信
言論の覚悟 【松田妙子さんのおかげでいろんな人に会えた】……鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 【「無職」は悪いことなのか】……香山リカ
極私的メディア論 【ピースボートカリブ海クルーズ1】……森達也
ナショナリズムという病理 【ホルムズ海峡付近におけるタンカー攻撃事件】……佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 【選挙前に平成で深刻化した貧困に迫る】……雨宮処凛
What`s Going On? 【ソーラーシェアリングと地域循環型の社会】……加藤梅造
大川総裁の月刊『壊』【川崎殺傷事件と引きこもり】……大川豊
バカ裁判傍聴記 【検察官、裁判官の法廷でのメンツ】……阿曽山大噴火

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商品情報・内容

  • 出版社:創出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日

■ メディア批評の総合誌

雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。

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創(つくる) 2019年8月号(2019-07-08発売) の特集を少しご紹介

川崎・練馬事件の衝撃
死を覚悟して大量殺傷を行う犯罪にどう対処するのか
P.14~P.29
川崎市の登戸駅近くで起きた殺傷事件の現場に行ってきた。事件から数日たっていたが、現場にはたくさんの花や飲み物などが手向けられ、手を合わせる人が次々とやってくる。小さな子どもたちを狙ってやったと思われる犯行の凄惨さに多くの市民が衝撃を受けたのだろう。  容疑者が現場で自殺したことで詳しい真相は今後どこまで明らかになるかわからない。理不尽に子どもを殺され、しかもなぜそうしたかの容疑者の動機もわからないまま事件が幕引きになってしまうことに不安や憤りを感じる人は多い。事件現場を訪れる人が絶えないのは、そうした現実に対する社会の側のやりきれない思いの現われだと思う。  事件の後、「拡大自殺」という言葉がマスコミに広がった。精神科医・片田珠美さんの著書名からとったもので、片田さん自身も今回テレビに何度か登場した。
『主戦場』めぐる攻防
ついに提訴に至った『主戦場』めぐる激しい攻防
P.68~P.84
日本ではタブーになっていると言ってもよい慰安婦問題をテーマにしたドキュメンタリー映画『主戦場』が反響を呼び、上映が拡大している。右派とリベラル派双方の主張を取り上げながら、日本が再軍備への道を走っていることに警告を発した映画だ。  映画の反響が拡大するにつれて、映画に登場している右派の人たちは、大学院の卒業制作だと聞いて協力したのに騙だまされたなどと批判を展開した。  5月30日に、映画に出演した藤岡信勝、藤木俊一、山本優美子の3氏が記者会見を行い、映画を批判。ケント・ギルバート、櫻井よしこ、加瀬英明、トニー・マラーノ氏ら7人による共同声明「映画『主戦場』の上映差し止めを求める」が発表された。  それに対抗する形で6月3日には、ミキ・デザキ監督、配給会社・東風の代表、弁護士が会見を行い、反論した。上映中止を求める動きが起きたこともあって、後者の会見は立ち見が出る状況となった。
相模原障害者殺傷事件3年
P.30~P.49
相模原障害者殺傷事件の植松聖被告にもう2年ほど毎月のように接見してきた。最近2回ほどは『こんな夜更けにバナナかよ』の著者であるノンフィクションライターの渡辺一史さんと一緒に行っている。その渡辺さんと拘置所の待合室で雑談をした時、安楽死の話になった。6月2日に放送されたNHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」が大きな反響を呼んでいる時期だったからだ。  難病に苦しんで安楽死を望んだ女性が海外へ行って実際に安楽死するまでを追ったもので、映像のリアリティは圧倒的だった。ただ気になったのは、葛藤があまり描かれず、全体として安楽死を推奨する番組になっている印象を受けたことだ。渡辺さんも「あれじゃ安楽死のPRですよね」と言っていた。 この話を持ち出すのはほかでもない。植松被告と2年間接してきて、人間の生や死、あるいは人間という存在について考えることが多いからだ。
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