• 雑誌:創(つくる)
  • 出版社:創出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日
  • 参考価格:[紙版]770円 [デジタル版]700円
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創(つくる) 2019年9月号 (発売日2019年08月07日)

創出版
【特集】再審をめぐる攻防

◆〈座談会〉……木谷明×白取祐司×江川紹子
 大崎事件再審めぐる最高裁決定の暴挙

◆「竹内景助元死刑囚の長男にインタビュー
 三鷹事件の70年に及ぶ無実を求める...

創(つくる) 2019年9月号 (発売日2019年08月07日)

創出版
【特集】再審をめぐる攻防

◆〈座談会〉……木谷明×白取祐司×江川紹子
 大崎事件再審めぐる最高裁決定の暴挙

◆「竹内景助元死刑囚の長男にインタビュー
 三鷹事件の70年に及ぶ無実を求める...

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目次

【特集】再審をめぐる攻防

◆〈座談会〉……木谷明×白取祐司×江川紹子
 大崎事件再審めぐる最高裁決定の暴挙

◆「竹内景助元死刑囚の長男にインタビュー
 三鷹事件の70年に及ぶ無実を求める闘い……篠田博之

◆主な再審裁判の経過を一挙報告
 再審の“一進一退”と再審法改正……今井恭平

◆布川事件冤罪被害者の証言
 冤罪被害当事者が声をあげなければ……桜井昌司

◆長男が近著で描いた林家の家族とは
 和歌山カレー事件集会に林眞須美死刑囚が寄せたメッセージ


【特集】オウム元死刑囚の妻たち 

◆新實智光の遺品の日記を全て読んでわかったこと
 夫は最期はオウムと決別していた……新實ユリ

◆土谷正実は死をもって償おうと堅く決意していた
 サリン被害者に夫に代わって詫びたい……土谷カナ


◇『皇室タブー』刊行を機に考える
 封印されていた小説の復刻と「皇室タブー」の現状……篠田博之

◇テレビ界も含めて問われているものは大きい
 ジャニーズ事務所と吉本興業の激震

◇死刑確定後、精神的に追いつめられているという
 控訴を取り下げた山田死刑囚の近況


〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 三鷹事件の再審をめぐる親子2代の闘い
月刊 嘲笑の時代 アラブの創造……マッド・アマノ
今月のカラクリ雑誌 ストライクゾーンの広い「仮面ライダー」……今柊二
京都アニメーションを襲ったあまりにも凄惨な事件

〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【飯島勲】……佐高信
言論の覚悟 【新宿梁山泊の芝居のあと現れた人物とは!】……鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 【京アニ事件に思う】……香山リカ
極私的メディア論 【れいわ新選組と安倍首相】……森達也
ナショナリズムという病理 【北方領土交渉をめぐる日露間の駆け引き】……佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 【れいわ新選組の快進撃!!】……雨宮処凛
What`s Going On? 【『東京裁判』 小笠原清】……加藤梅造
大川総裁の月刊『壊』【インディーズ選挙の現場】……大川豊
バカ裁判傍聴記 【超イケメンが恋人に暴行する理由】……阿曽山大噴火

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商品情報・内容

  • 出版社:創出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日

■ メディア批評の総合誌

雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。

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創(つくる) 2019年9月号(2019-08-07発売) の特集を少しご紹介

大崎事件再審めぐる最高裁決定の暴挙
再審をめぐる攻防
P.10~P.23
6月25日に最高裁によって出された大崎事件の再審をめぐる決定が大きな衝撃をもって受け止められています。大方の予想では今度こそ再審開始決定が出るのではとされていたのが、全く逆の内容だったわけですね。そもそも1975年のいわゆる「白鳥決定」によって「疑わしきは被告人の利益に」という原則が再審にも適用されることになり、その後いろいろな経緯を経て、最近、開始決定が出る事件も幾つかあったわけです。再審についての法改正もしなければならないという声も高まっていたこの時期に、今回の大崎事件の決定は冷水を浴びせたわけで、非常に影響が大きいと言われています。今回は、その大崎事件の再審決定と、その持つ意味を議論したいと思います。まず弁護団に属している木谷さんから、今回の決定について説明していただけますか。 木谷 大崎事件は、1979年に鹿児島県大崎町で原口アヤ子さんの義理の弟が自宅横の牛小屋の堆肥の中から遺体となって発見された事件です。アヤ子さんが他2人と共謀して義弟を殺害し、また、もう1人を加えた3人と共謀して死体を遺棄したということで起訴され、有罪判決(懲役10年)が確定しました。
三鷹事件の70年に及ぶ無実を求める闘い
再審をめぐる攻防
P.24~P.31
 7月15日、三鷹市の禅林寺を高見澤昭治弁護士が訪れるのに同行した。その寺の一角に「三鷹事件遭難犠牲者慰霊塔」がある。高見澤さんはそこを訪れたのだった。ちょうど 70年前に、三鷹駅で突然電車が暴走し、6名が死亡、20名が重軽傷を負うという、いわゆる三鷹事件が起きた、その日だった。  三鷹事件が起きた1949年には、下山事件、松川事件と、当時の国鉄に関わる大事件が相次ぎ、戦後の三大謀略事件とも言われている。いずれも真相が明らかになっていないのだが、松川事件では逮捕された者全員が無罪になっている。 三鷹事件も逮捕された10名のうち9名は無罪になったのだが、その残る一人には1955年、死刑が確定している。その竹内景助元死刑囚は1967年、脳腫瘍で獄死してしまうのだが、遺族によって再審請求が行われてきた。高見澤さんは、その再審弁護団の団長だ。  逮捕された10名のうち9名は共産党員で、三大謀略事件とは国鉄に影響力を持っていた共産党を弾圧するために行われたものと言われているのだが、党員でなかった竹内さんだけが有罪となった。
再審の〝一進一退?と再審法改正
再審をめぐる攻防
P.32~P.41
事件発生から40年、無実を叫び続けてきた原口アヤ子氏(92歳)の訴えがよう やく実を結び、裁判やり直し(再審)が実現すると信じられていた大崎事件。最後に立ちはだかったのは、最高裁だった。 鹿児島地裁、福岡高裁宮崎支部が相次いで認めた再審開始を、最高裁第一小法廷(小池裕裁判長)が取り消した(6月25日付)。下級審が再審開始を決定した事案で、事実調べをしない法律審である最高裁が、差し戻しさえせず自判して決定を取り消すなど、前代未聞の出来事である。  一方で、現在の刑事訴訟法による再審制度は、そもそも無実の人を救う力になりえていない、との指摘も根強く、再審法改正の必要を説く声が、市民、法曹、識者、冤罪当事者らから湧き出している。 そうした中でのカウンターである点も気にかかる。  再審をめぐって錯綜する現状を素描した(主な再審裁判は表にもまとめた)。 袴田、名張事件など理不尽な再審請求棄却冤罪事件ばかりを追いかけてきた身として、この1~2年、目まぐるしい事態の動きと、その振幅の大きさに、時として振り回されそうにさえ感じてきた
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