目次
◆〈座談会〉……柴崎繁×清田義昭×長岡義幸
書店が消えるのは文化が消えること
◆日書連事務局長インタビュー
書店がこれから生き残る道は……石井和之
◆本屋さんがなくなっていくのは作家としてすごく悲しい
本屋の娘に生まれた私が思うこと……林真理子
◆昨年惜しまれながら閉店した幸福書房はその後
元店主が語る幸福書房〝閉店後〞……岩楯幸雄
◆書店業界の論客・ジュンク堂書店難波店店長の提言
アマゾンの侵食とリアル書店の反撃……福嶋 聡
◆コミックのデジタル化が急進展するなかで
コミック専門店の相次ぐ閉店事情……長岡義幸
◆本屋さんウォッチャーが最新レポート
ブック・イベントを見て、廻って、思うこと……どむか
◆敢えて大取次でない仕入れルートを確保して運営する書店も
模索する街の書店の独自の取り組み……長岡義幸
◇「あいちトリエンナーレ2019」はどうなる⁉
「表現の不自由展・その後」再開へ向けた最後の攻防……篠田博之
◇〈座談会〉障害者殺傷事件から3年……尾野剛志×大坪寧樹×渡辺一史
相模原事件被害者・尾野一矢さんめぐる大きな取り組み
◇犠牲者の「実名」は必要なのか(続)
「京アニ」事件報道の検証と報道評議会の設立を……浅野健一
◇8・2死刑執行に抗議する
この夏、処刑前日に届いた庄子幸一死刑囚の最後の手紙……菊池さよ子
〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 「表現の不自由展」再開へ向けた作家らの行動
月刊 嘲笑の時代 滝沢クリステル妊娠……マッド・アマノ
あいちトリエンナーレに足を運んでみた一部始終
今月のカラクリ雑誌 SF少年の夢、再び!……今柊二
〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【小泉進次郎】……佐高信
言論の覚悟 【東尋坊の用心棒や恐竜と会う】……鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 【文化庁の愚かすぎる決断に抗議する】……香山リカ
ナショナリズムという病理 【イランとの戦争を回避するトランプ米大統領】……佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 【氷河期世代の採用に1800人】……雨宮処凛
What`s Going On? 【エロと反権力の「脱がせ屋」高須基仁】……加藤梅造
大川総裁の月刊『壊』【千葉県の台風被害に思う】……大川豊
バカ裁判傍聴記 【最高齢の被告人】……阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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