目次
◆「あいちトリエンナーレ」が残した課題とは
「表現の不自由展・その後」が再開した日、現場を訪れた……篠田博之
◆実行委員の立場から一連の事態を検証
「表現の不自由展・その後」当事者が語る裏事情と美的根拠……アライ=ヒロユキ
◆『遠近を抱えて』と天皇タブー
美術作家が直面した戦後初めての事態……大浦信行
【特集】岡﨑聡子薬物依存との闘い
◆今回の取り組みが人生の転機になるのか
岡﨑聡子、薬物事件裁判報告……篠田博之
◆〈獄中手記〉「あなたのせいで全てを失った」母がつぶやいた
人生には転機がある―そう思った……岡﨑聡子
◇一緒に走ってきた親友からのメッセージ
さよなら、マコちゃん。天才・和田誠へのレクイエム……矢崎泰久
◇10月17日、脅迫容疑で逮捕され、24日に不起訴に
三田佳子さんの次男・高橋祐也君逮捕事件の顛末……篠田博之
◇相模原障害者殺傷事件 まもなく裁判
植松聖被告が面会室で語ったこと……篠田博之
◇第15回死刑囚表現展を終えて
処刑直前に送られてきた応募作品を読む……太田昌国
◇犠牲者の「実名」は必要なのか(3)
京アニ報道をめぐる京都府警の反論……浅野健一
〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 森達也さんの新作映画『i』特別試写会
月刊 嘲笑の時代 金原ドローン式ウィグ……マッド・アマノ
10月8日に展示再開したあいちトリエンナーレ
今月のカラクリ雑誌 『昭和の謎99』が最高だった!……今柊二
〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【高橋洋一】……佐高信
言論の覚悟 【ドキュメンタリー映画「愛国者に気をつけろ!」】……鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 【それは「表現の自由」の問題なのか?】……香山リカ
極私的メディア論 【「i」と即位の礼】……森達也
ナショナリズムという病理 【米露関係悪化と日本へのミサイル配備問題】……佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 【安楽死・尊厳死と福生病院の透析中止事件】……雨宮処凛
What`s Going On? 【松本ロフト・オープニングLIVE 中川五郎】……加藤梅造
大川総裁の月刊『壊』【各地の氾濫決壊現場を訪れた】……大川豊
バカ裁判傍聴記 【違う意味で勘違いされた被告人】……阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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