目次
◆〈座談会〉水島宏明×砂川浩慶×岩崎貞明
環境激変テレビ界はどこへ行く
◆「よるドラ」「ドラマ10」さらにアニメなど…
若い視聴者獲得狙うNHKの試み
◆ドラマの戦略的な配信などコンテンツ戦略を強化
民放首位走る日本テレビの戦略
◆『NEWS23』のリニューアル、『グッとラック!』スタート
ファミリーコア狙うTBSの課題
◆『月9』ドラマが今期も2桁視聴率を維持
好調「月9」が占うフジテレビの今後
◆『ドクターX』『相棒』さらに『おっさんずラブ』と…
ドラマ、情報番組好調テレビ朝日
◆「何が起こるかわからない」ドキュメンタリーバラエティー
“独自路線”テレビ東京の試行錯誤
■メディアが自己開示することの意味とは
映画『さよならテレビ』と『i』が描いたジャーナリズム……森 達也×阿武野勝彦×土方宏史
◇やまゆり園事件と施設の現実
元利用者家族が語ったやまゆり園と殺傷事件……平野泰史・由香美×吉田美香×渡辺一史
◇冤罪逮捕をメディアはどう報じたのか
再審・滋賀湖東記念病院事件の報道検証……浅野健一
◇活動弁士は今で言えばアニメの声優だ
映画『カツベン!』と語りの文化……周防正行
〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 映画『さよならテレビ』と『i―新聞記者ドキュメント―』
月刊 嘲笑の時代 若桜を見る会 場所:靖国神社……マッド・アマノ
今月のカラクリ雑誌 鉄道の相互直通問題!……今柊二
「再審法改正」市民の会の集会で訴える周防正行監督
〈連載コラム〉
タレント文化人 筆刀両断! 【ビートたけし】……佐高信
言論の覚悟 【僕のドキュメンタリー映画が上映決定】……鈴木邦男
「こころの時代」解体新書 【極私的に今年を振り返る】……香山リカ
極私的メディア論 【木内みどりさんを悼む】……森達也
ナショナリズムという病理 【『イスラム国』(IS)指導者の『中立化』と米大統領選挙】……佐藤優
ドキュメント雨宮☆革命 【東京・高円寺で盛り上がる「再開発反対」運動】……雨宮処凛
What`s Going On? 【『台湾、街かどの人形劇』 楊力州監督】……加藤梅造
大川総裁の月刊『壊』【世界の暗号ワールドカップ】……大川豊
バカ裁判傍聴記 【適当なウソで弄ばれた被告人】……阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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