目次
【特集】宮﨑勤死刑執行!
◆12年間、関わってきた者として疑問を呈す
宮崎勤死刑囚に突如執行の衝撃 篠田博之
◆終身刑創設は歯止めになるか
死刑拡大に何としても歯止めを 安田好弘
◆幻聴を訴え、光市母子事件への感想をつづった
宮﨑勤死刑囚、最期の獄中手記 宮﨑勤
◆仔細に検証すると様々な事実が浮かび上がる
宮崎死刑囚からの300余通の手紙 本誌編集部
◆宮﨑勤と加藤智大のどこが同じでどこが違うのか
秋葉原無差別殺傷事件と宮﨑勤の死刑執行 香山リカ
◇6月26日、黒羽刑務所を3年半ぶりに出所!
出所した田代まさしが語った「刑務所は地獄の日々だった」
◇人気マンガ家はなぜ敢えて出版社を訴えたのか
『少年サンデー』を告発した「金色のガッシュ!!」雷句誠氏に訊く 七瀬恭一郎
◇予想外のブームになった背景と売れ方を検証する
ブームの『蟹工船』は実際、どのくらい売れているのか 長岡義幸
◇奈良少年調書事件で逮捕された精神科医の証言
なぜ私は奈良少年調書を見せたのか 崎濱盛三
◇判決前日に異例の取材目的面会が許可されたが
光市元少年の取材をめぐる日本テレビVS弁護団の紛糾 浅野健一
<巻頭グラビア>
◇柳美里の「今日のできごと」〝エイトビート〟 柳美里
◇風刺天国〝後期高齢者/居酒屋タクシー/他〟 マッド・アマノ
◇東京Street! 〝副都心線と新宿2丁目〟 篝一光
◇今月のカラクリ雑誌〝アイドル雑誌とその対策〟 今柊二
◇宮﨑勤死刑囚がイメージした「還りたい自分」とは
<連載コラム>
◇「非国民」のすすめ〝死刑執行と裁判員制度〟 斎藤貴男
◇ナショナリズムという病理〝秋葉原無差別殺傷事件と死刑執行〟 佐藤優
◇ドキュメント雨宮☆革命〝G8サミットと万国のプレカリアート(アキバ犯人含む)〟雨宮処凛
◇タレント文化人 筆刀両断!〝瀬戸内寂聴〟 佐高信
◇言論の覚悟〝街宣と辻説法〟 鈴木邦男
◇極私的メディア論〝警察官に職質された〟 森達也
◇逆視逆考〝『自動車絶望工場』体験記〟 綿井健陽
◇オタク論!〝プライベートの充実ってなんなのさ〟 唐沢俊一×岡田斗司夫
◇月刊『壊』〝秋葉原通り魔事件〟 大川豊
◇バカ裁判傍聴記〝新幹線の中のスリ〟 阿曽山大噴火
<NEWS EYE>
映画「靖国」自主上映運動広がる
サイパンの三浦和義さん正念場
朝日新聞社『論座』今秋休刊の情報
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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