目次
◆『主婦の友』『ヤングサンデー』『現代』などが次々と休刊……
大型休刊相次ぐ出版社の現状
◆【座談会】
苦境出版界だからこそ問われる編集力 植田康夫×清田義昭×松田哲夫
◆『KING』『現代』など大型誌を休刊に
「創立100周年」講談社の苦渋の選択 丸山昇
◆映画との連動、Web展開など同社の戦略とは
深刻不況の中で小学館の次の戦略 久保隆志
◆ジャンプの権利ビジネスと女性誌のブランド構築
集英社が挑む新たなブランド戦略 道田陽一
◆文芸とノンフィクションの連携とは
新潮社が手がける組織改革の狙い 長岡義幸
◆東野作品の文庫が次々とミリオンセラーに
東野圭吾旋風で文藝春秋の勢い 篠田博之
◆『Hanako』リニューアルで部数倍増
広告減マガジンハウスの試行錯誤 村上麻子
◆街の小さな本屋さんだけでなく大型書店も
転廃業相次ぐ書店業界の激変 長岡義幸
◇知られざる刑務所の日常生活
私がであった堀の中の濃い人たち(下) 笹倉哲平
◇知的障害者の事件にどう取り組むべきか
東金市・女児殺害事件の弁護士から見た真実
◇マ~シ~のリハビリ日記 第5弾
志村けんさんへの手紙とラッツ&スターの仲間たち 田代まさし
◇映画「ポチの告白」監督が語る!
映画は面白くなくてはいけない 高橋玄
<巻頭グラビア>
◇風刺天国〝バカヤロー解散/ビッグスリー・ヴァレー〟 マッド・アマノ
◇東京street! 〝新宿駅 雑踏、遺体、ホームレス〟 篝一光
◇今月のカラクリ雑誌 〝DVD付き雑誌、低価格化の現在〟 今柊二
◇東金市女児殺害事件で逮捕された被疑者の家にあった「お宝」とは
<連載コラム>
◆ 「こころの時代」解体新書〝小泉容疑者の心の闇〟 香山リカ
◆「非国民」のすすめ〝経営者の責任を問え〟 斎藤貴男
◆ナショナリズムという病理〝なにをなすべきか〟 佐藤優
◆検察「裏金」告発の闘いはこれからだ! 〝小室哲哉の逮捕〝 三井環
◆タレント文化人 筆刀両断!〝小林よしのり〟 佐高信
◆言論の覚悟〝「共産党宣言」との再開〟 鈴木邦男
◆極私的メディア論〝きらっといきる〟森達也
◆ドキュメント雨宮☆革命〝日本一安いネットカフェにて〟 雨宮処凛
◆月刊『壊』〝お笑い蟹工船〟 大川豊
◆バカ裁判傍聴記〝捨てる神あれば拾う神あり〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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