目次
◆光市事件実名本出版差し止め問題の波紋
実名本差し止めで問われたこと 篠田博之
◆実名本の著者と出版側が語った!
実像を描くために実名を掲げた 増田美智子×寺澤有
◆光市事件取材を通じて問われたこと
取材者と取材対象者との関係性 綿井健陽
◇時代遅れの記者クラブ制度を放置してよいのか
民主党政権誕生下での記者会見開放をめぐる攻防 上杉隆
◇記者クラブ制度は崩壊しつつあるのか
もう「NO」とは言えない「会見開放}の奔流 丸山昇
◇話題になった吉祥寺の家を訪ねた!
異能漫画家・楳図かずおが「家」を語る 楳図かずお 辛酸なめ子
◇『死刑でいいです――孤立が生んだ二つの殺人』を出版して
山地悠紀夫――「反省」なく望み通りの死刑執行 池谷孝司
◇母娘問題を人々はどう受け止めたのか
『幸子さんと私』への反響を考える 中山千夏
◇一連の事件を連続幼女誘拐殺害事件という視点から追い続けた記者たちの奮闘の記録
「追跡・足利菅家さん事件」――2年に及んだ調査報道の全貌 清水潔
◇〔対談〕千葉景子法相を選んだ狙いと期待
鳩山民主党政権下で死刑問題はどうなるのか!? 安田好弘×青木理
◇歯に衣着せぬ辛口対談!
永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談 第7回 〝国家なんて知らない〟
◆柳美里の「今日のできごと」 〝小説「オンエア」発売で書店を回る〟 柳美里
◆田代まさしのリハビリ日記 〝のりピー公判の日、志村けんさんと会った〟田代まさし
◆「こころの時代」解体新書 〝加藤和彦氏と「激越型うつ病」〟 香山リカ
◆ナショナリズムという病理 〝民主党一年生議員緒方林太郎氏に見る官僚の罠・上〟 佐藤優
<巻頭グラビア>
◆風刺天国 〝環境より核廃絶だ/皇居前広場をハブ空港に!/他〟 マッド・アマノ
◆東京Street! 〝新宿歌舞伎町の変貌とマレンコフの死〟 篝一光
◆今月のカラクリ雑誌 〝 『テレビナビ』と『TVBros』〟 今柊二
<連載コラム>
◆タレント文化人 筆刀両断! 〝瀬島龍三〟 佐高信
◆言論の覚悟 〝明治精神と全共闘〟 鈴木邦男
◆極私的メディア論 〝リスクとハザード〟 森達也
◆闘いはこれからだ! 第11回 〝千葉法相への要望〟 三井環
◆ドキュメント雨宮☆革命 〝湯浅さんが「国家戦略室」政策参与に〟 雨宮処凛
◆大川総裁の月刊『壊』 〝性エネルギー〟 大川豊
◆バカ裁判傍聴記 〝貝殻喰わす気か!〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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