目次
〈座談会〉検察報道で批判を受けた新聞ジャーナリズムの危機 桂敬一×原壽雄×魚住昭×豊秀一
◇組織のスリム化と外部との提携など
朝日新聞社の大胆な「組織改革」 本誌編集部
◇デジタル化社会への対応も
読売新聞社「総合メディア集団」へ 丸山昇
◇一部地方紙との提携も推進
毎日新聞社の共同通信加盟の狙い 長岡義幸
◇その成功に社運を賭けるというが
日経新聞社の電子版への賭け 君塚靖
◇『テレビナビ』など雑誌は堅調
産経新聞社のデジタル化と雑誌局 道田陽一
◆記者クラブ問題は「会見開放」で解決できない 浅野健一
◆「サンデープロジェクト」打ち切りは僕にとっても大変なことだ 田原総一朗
◆出所の日、母・三田佳子は励ましの言葉をくれた 高橋祐也
○永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
第11回 相撲なんて知らない
○柳美里の「今日のできごと」〝立川談志の落語を聴きました〟 柳美里
○「こころの時代」解体新書 〝小沢・朝青龍。国母が嫌われるワケ〟 香山リカ
○極私的メディア論 〝再犯防止と日本のメディア〟 森達也
○闘いはこれからだ! 〝今こそ国会で検察の裏金追及を!〟 三井環
◆NEWS EYE
「夫・健治氏が語る林眞須美死刑囚の近況」
「廃墟写真盗用裁判の行方」
<巻頭グラビア>
●風刺天国 朝青龍は不燃ゴミ?/小沢潰しの元凶! マッド・アマノ
●東京Street! 闇だまりの街・上野 篝一光
●今月のカラクリ雑誌 編集者が本当にやりたいこと 今柊二
●日本初の本格的電子新聞スタート! 日経新聞電子版発表会見
<連載コラム>
○タレント文化人 筆刀両断! 〝鳩山由紀夫〟 佐高信
○言論の覚悟 〝三島と石原の別れ道〟 鈴木邦男
○ナショナリズムという病理 〝民主党のファッショ化に対抗する砦としての創価学会〟 佐藤優
○ドキュメント雨宮☆革命 〝生活保護を巡る裁判〟 雨宮処凛
○大川総裁の月刊『壊』 〝アダルト見本市2010〟 大川豊
○バカ裁判傍聴記 〝裁判をなめている被告人の話〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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