目次
“タブー中のタブー”マスコミ官房機密費問題の闇 上杉隆
映画「ザ・コーヴ」めぐる論争
◆7月3日、渋谷・横浜が緊迫
上映中止騒動のその後の経緯 篠田博之
◆公開日の夜、右翼も交え白熱応酬
映画「ザ・コーヴ」公開初日の右翼を交えた怒号激論 鈴木邦男/綿井健陽/安岡卓治/針谷大輔/吉岡逸夫
◆ドキュメンタリー映画とは何なのか
映画「ザ・コーヴ」をめぐるドキュメンタリー論 吉岡忍/野中章弘
◇「こんなこともあり!?」と示された広告の可能性
「白戸家の犬」が勝った選挙の中のもうひとつの選挙 天野祐吉/佐々木宏
◇人々を励まそうと思って逆に励まされ…
生涯一芸能レポーターの「恐縮です!」がん闘病報告 梨元勝
◇反対運動の当事者たちが一堂に会して
「非実在青少年」都条例改定をめぐる大議論 山本直樹/藤本由香里/永山薫/長岡義幸/谷雅志/西沢けいた/兼光ダニエル真
◇本当に今年は「電子書籍元年」なのか
「電子書籍」は果たして出版業界の「黒船」なのか 萩野正昭/落合早苗/植村八潮
◇[グリーンピース裁判]特別寄稿
「クジラ肉裁判」判決間近 税金ドロボーはどっちだ!? 星川淳
<NEWS EYE>
◇ いまだに週刊誌で過熱する「愛子さま不登校」騒動
◇『週刊新潮』が火をつけた大相撲賭博騒動の本質は
◇歯に衣着せぬ辛口対談! 永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
第14回 常識なんて知らない!
◇柳美里の「今日のできごと」 〝キャバクラ〟 柳美里
<巻頭グラビア>
◇風刺天国 〝タコ占い/暴力団専用身体透視装置〟 マッド・アマノ
◇東京street! 〝夏―新宿、渋谷、鎌倉〟 篝一光
◇今月のカラクリ雑誌 〝歴史雑誌と歴史特集雑誌〟 今柊二
◇梨元勝さんの脱帽/鈴木邦男顔面殴打/白戸家選挙CM
<連載コラム>
◇タレント文化人 筆刀両断! 〝田原総一朗ら〟 佐高信
◇言論の覚悟 〝再審請求中!〟 鈴木邦男
◇「こころの時代」解体新書 〝大相撲は生まれ変われるのか〟 香山リカ
◇極私的メディア論 〝ザ・ベストテレビとローカル局〟 森達也
◇ナショナリズムという病理 〝菅直人の政治哲学の欠陥〟 佐藤優
◇ドキュメント雨宮☆革命 〝プレカリアートの反撃カルチャー〟 雨宮処凛
◇大川総裁の月刊『壊』 〝インディーズ参院選〟 大川豊
◇バカ裁判傍聴記 〝音楽の裁判〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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