目次
迫りくる「無縁社会」とどう向き合うのか 板垣淑子
◆被告人が語った動機の背景にあるもの
秋葉原事件・加藤智大被告の“神話化”の危険性 中島岳志
◆逮捕の夜、妹たちは号泣した
田代まさし、再び薬物逮捕の驚愕 篠田博之
◆『帰ってこいマーシー』出版の顛末
田代まさし氏との短い夏 木村浩一郎
◆梨元勝さんが最期まで気にかけた仕事と家族
闘病中も芸能レポートを続けた梨元勝さんの最期 梨元玲子 梨元麻理奈 肥留間正明
◆元祖レポーターのジャーナリズム論
梨元勝さんが語った自主規制との明るい闘い
◆ハイリスク・ローリターンの戦場取材になぜ挑むのか
アフガン拘束事件とジャーナリズムのあり方 常岡浩介×原田浩司×綿井健陽
◆検察内部の腐敗実態を暴く!
証拠改ざん! 明らかになった検察庁の内部腐敗 今西憲之
◆グリーンピース裁判が提起したものとは…
「クジラ肉裁判」敗訴!青森地裁判決の問題点 佐藤潤一 鈴木徹
◆[対談]閉塞状況の中でアナーキーな気分を
大逆事件100年の今年、大杉栄が現代に蘇る 鈴木邦男 中森明夫
永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
第16回 リーダーなんて知らない!
<巻頭グラビア>
◇風刺天国 〝東国原が都知事選に!?/菅不動産/日中観光促進協会〟 マッド・アマノ
◇東京street! 〝渋谷、六本木、浅草〟 篝一光
◇今月のカラクリ雑誌 〝『ワンダーJAPAN』と『横浜ウォーカー』〟 今柊二
◇梨元勝さん「お別れの会」/太地町のイルカ漁/どうしたのマーシー
<連載コラム>
◇「こころの時代」解体新書 〝取調べの可視化でも虚偽自白は防げない〟 香山リカ
◇極私的メディア論 〝上書きされた刑場公開〟 森達也
◇ナショナリズムという病理 〝最高検察庁による国策捜査〟 佐藤優
◇タレント文化人 筆刀両断! 〝蓮舫〟 佐高信
◇言論の覚悟 〝愛国者による「反戦平和」〟 鈴木邦男
◇ドキュメント雨宮☆革命 〝猛暑の中の「子ども置き去り」事件〟 雨宮処凛
◇大川総裁の月刊『壊』 〝暗闇演劇0TOなOTO〟 大川豊
◇バカ裁判傍聴記 〝困った弁護士〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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