目次
◇〈座談会〉一極集中化が進む出版界の行方 植田康夫×清田義昭×松田哲夫
◇デジタルや国際化で新たな取り組み
社長交替で加速する講談社の新路線 丸山昇
◇『謎解きは~』がミリオンセラーに
文芸書ヒット続出で小学館に勢い 久保隆志
◇『最強ジャンプ』で幼年誌市場に斬り込み
ジャンプブランドで集英社の攻勢 篠田博之
◇後半「まほかる」ブームで明るさも
“厳冬”新潮社の反転攻勢への準備 長岡義幸
◇文芸書は健闘、『文藝春秋』も話題に
書籍・雑誌ともに文藝春秋の堅調 渡邉一樹
◇コストカットだけでなく売上増も達成
光文社、女性誌好調で黒字に転化 宮田敦文
◇雑誌ブランドを活かしたムックを連発
マガジンハウスの新たな取り組み 篠田博之
◆主犯・松永被告の死刑判決と運命を二分
北九州連続監禁殺害事件緒方純子被告からの手紙 豊田正義
◆緒方純子被告から本紙編集部に届いた手紙
◆琉球新報「非公式オフレコ」報道から学べ
“オフレコ破り”批判の大問題 田中防衛局長暴言報道の検証 浅野健一
◆検察が塀の中にも影響力を行使?
鈴木宗男氏の仮釈放に影落とす検察の存在 今西憲之
◆永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
第29回 病人なんて知らない
<NEWS EYE>
◆千葉日報記者の警察への腕章貸与をめぐる議論
◆週刊誌の雅子妃叩きに東宮医師団反論の波紋
<巻頭グラビア>
◇風刺天国“通天党/私は食道ガンです/喪明けのスカット”マッド・アマノ
◇今日のできごと“震災後”柳美里
◇東京Street!“渋谷・新宿―ー師走の賑わい”篝一光
◇今月のカラクリ雑誌“手帳、カレンダー問題”今柊二
◇渡辺文樹監督VS公安の攻防 上映会前夜に家宅捜索も!
<連載コラム>
◇タレント文化人 筆刀両断!“渡邉恒雄”佐高信
◇言論の覚悟“42年目の「三島超え」”鈴木邦男
◇「こころの時代」解体新書“雅子妃と「新型うつ」・再考”香山リカ
◇ナショナリズムという病理“防衛官僚の抵抗を押え込んだ総理官邸”佐藤優
◇ドキュメント雨宮☆革命“変革の1年になる予感”雨宮処凛
◇大川総裁の月刊『壊』“2012年のキーワードは『選ぶ』だ!”大川豊
◇バカ裁判傍聴記“ケータイで盗撮”阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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